JP2009120246A - 複数連接型容器 - Google Patents

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Kenji Yokota
健二 横田
Soichiro Kawanishi
聡一郎 川西
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KAWANISHI KK
YOKOTA TOHOKU KK
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Abstract

【課題】ミシン目の位置が多少ずれてしまったとしても、容器を切り離した際に鋭利な突起が形成されてしまうという事態を好適に回避することができる複数連接型容器を提供する。
【解決手段】それぞれ上縁に鍔部3を有する複数の容器2が横方向に繋がった状態に成形されたプラスチック製の複数連接型容器1において、隣接する容器2,2の鍔部3,3同士がミシン目4を介して接続され、隣接する容器2,2間の鍔部3,3の突き合わせ部分に形成される切欠最奥部5から内側へ向かって所定長の切込6が形成されていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、豆腐をはじめとする食品、或いは、その他の商品の包装に適したプラスチック製の容器に関し、特に、複数の容器が横方向に繋がった状態で成形され、必要に応じて適宜切り離すことができるように構成された複数連接型容器に関する。
豆腐は、プラスチック製の容器に収容された状態で販売されることが多い。豆腐用の容器としては、上縁に所定幅の鍔部を有するものが一般的であり、この種の容器を用いれば、原料(豆乳と苦汁)を充填した後、上面にプラスチックフィルムを被せ、鍔部とプラスチックフィルムとを接着(例えば、ヒートシール)することによって、豆腐を好適に密封することができる。
かかる容器によってパックされる豆腐の量は、従来は「1丁」分、或いは、その半分(半丁分)とすることが主流であったが、最近では、より小さい容器が使用され、より少量(例えば、1/3丁分、或いは、1/4丁分)にて個装される傾向にある。そして、そのような「小さい容器」としては、多様なニーズに対応できるように、また、取り扱い時の利便性を考慮して、複数個が横方向に繋がった状態のものが使用されることがある。
登録実用新案第3061966号公報
複数個が繋がった状態の容器(複数連接型容器)は、通常、隣接する容器の鍔部同士がミシン目を介して接続されており、必要に応じて簡単に切り離すことができるようになっている。但し、そのような構造の複数連接型容器においては、次のような問題がある。
この種のプラスチック製の容器は、一般に、原料となるプラスチックの板を加熱しながらプレスすることによって器状の部分と上縁の鍔部とからなる形状に成形し、鍔部の輪郭形状を画定するために、鍔部の外周部分に所定形状の打抜刃を当てて不要な部分を切り落とし、最後に、隣接する複数の容器間の鍔部の中央に間欠的な形状の刃を当ててミシン目を形成する、という方法によって製造されているが、鍔部の輪郭形状を画定する打抜刃と、ミシン目を形成する間欠的形状の刃は、鍔部に対して同時に当てることができないため、打抜刃によって画定された鍔部の輪郭形状に対し、ミシン目の位置がずれてしまうことがあり、鍔部の輪郭形状によっては、容器毎に切り離した際に、一方の鍔部に鋭利な突起が形成されてしまうことがある。
例えば、図5及び図6に示すように、各容器32の平面形状が矩形状で、容器32毎に切り離した際に、鍔部33の四つの角部33aがいずれも90°の円弧形状となるような輪郭の複数連接型容器31の場合、図7に示すようにミシン目34の位置が中心(隣接する容器32,32間の鍔部33,33の突き合わせ部分に形成される切欠最奥部35の位置)からずれてしまうと、切り離した際に鋭利な突起39が形成されてしまうことがあり(図8参照)、非常に危険である。
本発明は、このような従来の問題を解決すべくなされたものであって、ミシン目の位置が多少ずれてしまったとしても、容器を切り離した際に鋭利な突起が形成されてしまうという事態を好適に回避することができる複数連接型容器を提供することを目的とする。
本発明の複数連接型容器は、それぞれ上縁に鍔部を有する複数の容器が横方向に繋がった状態に成形されたプラスチック製の容器において、隣接する容器の鍔部同士がミシン目を介して接続され、隣接する容器間の鍔部の突き合わせ部分に形成される切欠最奥部から内側へ向かって所定長の切込が形成されていることを特徴としている。
尚、それらの切込は、3〜5mmの範囲で設定されていることが好ましく、ミシン目は、一方の切込と、その反対側の切込の間の領域内に形成されていることが好ましい。
また、かかる複数連接型容器を製造に際しては、鍔部の輪郭形状を画定するとき、輪郭を打ち抜くだけでなく、同時に切込を形成することができる打抜刃を使用することが好ましい。
本発明によれば、容器の切り離しに利用されるミシン目の位置が、製造工程において生じた何らかの要因によって、多少ずれてしまったとしても、容器を切り離した際に鋭利な突起が形成されてしまうという事態を好適に回避することができる。
以下、添付図面に沿って、本発明を実施するための最良の形態について説明する。図1は、本発明に係る複数連接型容器1の平面図であり、図2は、その一部の拡大図(図1において破線の円で囲った部分の拡大図)である。図1に示されているように、この複数連接型容器1は、複数の容器2が横方向に繋がった状態となっている。そして、隣接する容器2,2の鍔部3,3同士がミシン目4を介して接続されており、必要に応じて簡単に切り離すことができるようになっている。また、各容器2の平面形状は矩形状で、容器2毎に切り離した際に、鍔部3の四つの角部3aがいずれも90°の円弧状となるような輪郭形状となっている。
尚、この複数連接型容器1は、隣接する容器2,2間の鍔部3の突き合わせ部分に形成される切欠最奥部5から内側へ向かって切込6が形成されている。この切込6の長さLは、本実施形態においてはいずれも4mmに設定されているが、この長さに限定されるものではなく、3〜5mmの範囲で任意に設定することができる。
そして、ミシン目4は、一方の切込6と、その反対側の切込6の間の領域内(切込6の内側端部6a,6a間)に形成されている。このため、ミシン目4の位置が中心(隣接する容器2,2間の鍔部3,3の突き合わせ部分に形成される切欠最奥部5の位置)からずれてしまったとしても、容器2毎に切り離した際に、鋭利な突起が形成されてしまうという事態(図8参照)を好適に回避することができる。
この点について具体的に説明すると、図3に示すように、ミシン目4の位置が中心(隣接する容器2,2間の鍔部3,3の突き合わせ部分に形成される切欠最奥部5の位置)からずれてしまった場合であっても、図4に示すように、問題なく容器2毎に切り離すことができ、図8に示したような鋭利な突起が形成されることはない。
かかる効果が期待できるのは、本実施形態の複数連接型容器1において、切欠最奥部5から内側へ向かって所定長さの切込6が形成されているからである。この切込6が存在することにより、容器2の切り離しのための鍔部3の破断が、鍔部3の円弧状の角部3aから離れた位置で行われることになるからである。また、ミシン目4の端部が、鍔部3の円弧状の角部3aまで達していないこと(上述の通りミシン目4は、一方の切込6と、その反対側の切込6の間の領域内、より詳細には、切込6の内側端部6a,6a間に形成されている。)も、かかる効果(容器2の切り離しの際に、鋭利な突起が形成されることが防止されるという効果)の導出に寄与している。
尚、切込6の形成は、鍔部3の輪郭形状を画定するために使用される打抜刃によって形成されること、換言すれば、鍔部3の輪郭形状を画定する際には、輪郭を打ち抜くだけでなく、同時に切込6を形成できるような打抜刃を使用することが好ましい。この場合、鍔部3の輪郭に対して、切込6の位置がずれてしまうことを回避することができる。
また、本実施形態においては、鍔部3の角部3aは90°の円弧形状となっているが、必ずしもかかる形状に限定されるものではなく、角部がいわゆるベベル形状である場合等、切り離しの際に鋭利な突起が形成される可能性があるどのような形状の角部を有する容器に対しても、好適に適用することができる。
また、本実施形態においては、複数の容器2が横方向へ一直線上に繋がっている複数連接型容器1について説明したが、必ずしもかかる構成の複数連接型容器に限定されるものではなく、n列×n列(n≧2)のマトリックス状に繋がった状態の複数連接型容器に適用することもできる。
本発明に係る複数連接型容器1の平面図。 図1の複数連接型容器1の部分拡大図。 図1の複数連接型容器1において、ミシン目4の位置がずれてしまった状態を示す図。 図3の複数連接型容器1を、ミシン目4に沿って容器2毎に切り離した状態を示す図。 従来の複数連接型容器31の平面図。 図5の複数連接型容器31を、ミシン目34に沿って容器32毎に切り離した状態を示す図。 図5の複数連接型容器31において、ミシン目34の位置がずれてしまった状態を示す図。 図7の複数連接型容器31を、ミシン目34に沿って容器32毎に切り離した状態を示す図。
符号の説明
1,31:複数連接型容器、
2,32:容器、
3,33:鍔部、
3a,33a:角部、
4,34:ミシン目、
5,35:切欠最奥部、
6:切込、
6a:内側端部、
39:突起、

Claims (4)

  1. それぞれ上縁に鍔部を有する複数の容器が横方向に繋がった状態に成形されたプラスチック製の容器であって、
    隣接する容器の鍔部同士がミシン目を介して接続され、
    隣接する容器間の鍔部の突き合わせ部分に形成される切欠最奥部から内側へ向かって所定長の切込が形成されていることを特徴とする複数連接型容器。
  2. 前記切込が、3〜5mmの範囲で設定されていることを特徴とする、請求項1に記載の複数連接型容器。
  3. 前記ミシン目が、一方の切込と、その反対側の切込の間の領域内に形成されていることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の複数連接型容器。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の複数連接型容器の製造方法であって、
    前記鍔部の輪郭形状を画定する際に、輪郭を打ち抜くだけでなく、同時に前記切込を形成することができる打抜刃を使用することを特徴とする複数連接型容器の製造方法。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61202363A (ja) * 1985-03-01 1986-09-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd カセツト式磁気記録再生装置
JP2007186260A (ja) * 2005-12-14 2007-07-26 House Foods Corp プラスチック容器
JP2008044650A (ja) * 2006-08-17 2008-02-28 Yamada Kosakusho:Kk 食品等の小分け容器、その打ち抜き方法及び打ち抜き装置

Patent Citations (3)

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