JP2009118666A - 車両用流体供給装置 - Google Patents

車両用流体供給装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009118666A
JP2009118666A JP2007290098A JP2007290098A JP2009118666A JP 2009118666 A JP2009118666 A JP 2009118666A JP 2007290098 A JP2007290098 A JP 2007290098A JP 2007290098 A JP2007290098 A JP 2007290098A JP 2009118666 A JP2009118666 A JP 2009118666A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
flow path
cooling
working fluid
cooling flow
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007290098A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomohito Murata
智史 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2007290098A priority Critical patent/JP2009118666A/ja
Priority to PCT/IB2008/002861 priority patent/WO2009060276A2/en
Publication of JP2009118666A publication Critical patent/JP2009118666A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K5/00Casings; Enclosures; Supports
    • H02K5/04Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof
    • H02K5/20Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof with channels or ducts for flow of cooling medium
    • H02K5/203Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof with channels or ducts for flow of cooling medium specially adapted for liquids, e.g. cooling jackets

Abstract

【課題】本発明は、車両用流体供給装置に関し、ポンプによる供給通路を通じた作動流体の供給をモータ回転数の変化にかかわらず過不足なく実現することにある。
【解決手段】リザーバから作動流体を汲み上げてモータ回転数に応じた圧力で吐出するポンプと、ポンプの吐出した作動流体をモータ又はモータに連結する減速機へ導く、ポンプの下流で互いに分岐された、潤滑液体としての作動流体を減速機へ導く潤滑流路と、冷却液体としての作動流体をモータへ導く複数の冷却流路と、を有する供給通路と、を備える車両用流体供給装置において、複数の冷却流路のうち少なくとも一つにリリーフバルブを設ける。そして、そのリリーフバルブに、モータ回転数が所定値未満であるときにその冷却流路を遮断させ、モータ回転数が所定値以上であるときにその冷却流路を導通させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用流体供給装置に係り、特に、モータ回転数に応じた圧力で作動流体を吐出するポンプと、その作動流体をモータ又はモータに連結する減速機へ導く供給通路と、を備える車両用流体供給装置に関する。
従来、作動流体を吐出するポンプと、その作動流体をモータへ導く供給通路と、を備える車両用流体供給装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この装置は、また、供給通路の流通抵抗を可変する可変絞りを備えており、その可変絞りの流通抵抗を作動流体や冷却水の温度に応じて変化させる。具体的には、作動流体や冷却水の温度が低いときにその流通抵抗が増すようにする。このため、かかる装置によれば、作動流体の粘性が高くなることに起因した、作動流体の流動エネルギにより回転するモータの動力損失を低減することができる。
特開昭62−142819号公報
ところで、作動流体を吐出するポンプには、その駆動スピードがモータの回転数に応じて変わるものがある。この場合、そのモータ回転数に応じて、モータへ供給される作動流体の圧力が大きく変動されるものとすると、低速時に作動流体の圧力が不足してモータへの作動流体の供給が不可能になる事態が生じ、或いは、高速時に作動流体の圧力が過大となって各部位に過剰な負荷がかかる事態が生ずる。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、ポンプによる供給通路を通じた作動流体の供給をモータ回転数の変化にかかわらず過不足なく実現することが可能な車両用流体供給装置を提供することを目的とする。
上記の目的は、リザーバから作動流体を汲み上げてモータ回転数に応じた圧力で吐出するポンプと、前記ポンプの吐出した作動流体をモータ又は減速機へ導く供給通路と、を備える車両用流体供給装置であって、モータ回転数に応じて、前記供給通路の流路面積を変化させる流路面積変更手段を備える車両用流体供給装置により達成される。
この態様の発明において、供給通路の流路面積は、モータ回転数に応じて変化される。このため、ポンプがリザーバから汲み上げた作動流体をモータ回転数に応じた圧力で吐出しても、供給通路を通じてモータ又は減速機へ流れる作動流体の圧力がモータ回転数に応じて大きく変動されることは抑制される。従って、本発明によれば、ポンプによる供給通路を通じた作動流体の供給をモータ回転数の変化にかかわらず過不足なく実現することができる。
尚、上記した車両用流体供給装置において、前記供給通路は、複数設けられており、前記流路面積変更手段は、モータ回転数に応じて、すべての前記供給通路のうち有効な前記供給通路の数を変えることにより前記流路面積を変化させることとすればよい。
この態様の発明によれば、供給通路の流路面積は、モータ回転数に応じて、複数の供給通路のうち有効な供給通路の数が変わることにより変化されるので、ポンプがリザーバから汲み上げた作動流体をモータ回転数に応じた圧力で吐出しても、供給通路を通じてモータ又は減速機へ流れる作動流体の圧力がモータ回転数に応じて大きく変動されることは抑制される。従って、本発明によれば、ポンプによる供給通路を通じた作動流体の供給をモータ回転数の変化にかかわらず過不足なく実現することができる。
また、上記した車両用流体供給装置において、前記流路面積変更手段は、モータ回転数が高いほど、すべての前記供給通路のうち有効な前記供給通路の数を多くすることにより前記流路面積を大きくすることとすればよい。
この態様の発明によれば、供給通路の流路面積は、モータ回転数が高いほど、複数の供給通路のうち有効な供給通路の数が多くなることにより大きくされるので、ポンプがリザーバから汲み上げた作動流体をモータ回転数に応じた圧力で吐出しても、供給通路を通じてモータ又は減速機へ流れる作動流体の圧力がモータ回転数に応じて大きく変動されることは抑制される。従って、本発明によれば、ポンプによる供給通路を通じた作動流体の供給をモータ回転数の変化にかかわらず過不足なく実現することができる。
また、上記した車両用流体供給装置において、前記供給通路は、前記ポンプの下流で互いに分岐された、潤滑液体としての作動流体を減速機へ導く潤滑流路と、冷却液体としての作動流体をモータへ導く複数の冷却流路と、を有し、前記流路面積変更手段は、モータ回転数に応じて、すべての前記冷却流路のうち有効な前記冷却流路の数を変えることにより前記冷却流路全体の流路面積を変化させることとすればよい。
この態様の発明によれば、複数ある冷却流路全体の流路面積は、モータ回転数に応じて、複数の冷却流路のうち有効な冷却流路の数が変わることにより変化されるので、ポンプがリザーバから汲み上げた作動流体をモータ回転数に応じた圧力で吐出しても、冷却流路を通じてモータへ流れる冷却液体の圧力がモータ回転数に応じて大きく変動されることは回避される。従って、本発明によれば、ポンプによる供給通路を通じた冷却液体のモータへの供給をモータ回転数の変化にかかわらず過不足なく実現することができる。
また、上記した車両用流体供給装置において、前記流路面積変更手段は、複数の前記冷却流路のうち少なくとも一つに設けられた、該冷却流路内に作用する流体圧力が所定値未満であるときに該冷却流路を遮断し、該冷却流路内に作用する流体圧力が所定値以上であるときに該冷却流路を導通するリリーフバルブであることとすればよい。
この態様の発明によれば、冷却流路内に作用する流体圧力に応じてリリーフバルブの切り替えが行われるので、ポンプがリザーバから汲み上げた作動流体をモータ回転数に応じた圧力で吐出しても、冷却流路を通じてモータへ流れる冷却液体の圧力がモータ回転数に応じて大きく変動されることは回避される。従って、本発明によれば、ポンプによる供給通路を通じた冷却液体のモータへの供給をモータ回転数の変化にかかわらず過不足なく実現することができる。
また、上記した車両用流体供給装置において、前記潤滑流路に設けられた、径の比較的小さな小径絞りと、前記リリーフバルブの設けられた前記冷却流路とは異なる前記冷却流路に設けられた、径の比較的大きな大径絞りと、を備えることとしてもよい。
この態様の発明によれば、大径絞りを介してモータへ供給する冷却液体を多量としかつ小径絞りを介して減速機へ供給する潤滑液体を少量とすることができると共に、その潤滑液体の減速機への供給をリリーフバルブの開閉位置に影響を受けることなく実現することができる。
更に、上記した車両用流体供給装置において、複数の前記冷却流路に対応して設けられた、モータから熱を奪った冷却液体を冷却する複数の冷却器を備えることとしてもよい。
この態様の発明によれば、モータの発する熱量はモータ回転数が高くなるほど比例して増加することとなるが、モータ回転数に応じて冷却液体を冷却する冷却器の数を増減することができるので、モータ回転数に応じた冷却能力を確保することができ、モータを冷却する冷却液体の温度を適温に維持することができる。
本発明によれば、ポンプによる供給通路を通じた作動流体の供給をモータ回転数の変化にかかわらず過不足なく実現することができる。
以下、図面を用いて、本発明の具体的な実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施例である車両用流体供給装置10の構成図を示す。図2は、本実施例の車両用流体供給装置10を備えるモータ12の断面図を示す。図3は、本実施例の車両用流体供給装置10において作動流体が流れる流路を車両外側から見た際の斜視図を示す。また、図4は、本実施例の車両用流体供給装置10において作動流体が流れる流路を車両内側から見た際の要部斜視図を示す。本実施例の車両用流体供給装置10は、車両の有する車輪を駆動するためにその車輪に取り付けられるモータ12やそのモータ12に連結する減速機14へ作動流体を導くための装置である。
本実施例において、モータ12は、ロータ20と、ステータ22と、を備えている。ロータ20及びステータ22は、金属製のモータケース24内に収容されている。モータケース24には、ロータ20及びステータ22を収容可能な内部空間が形成されている。モータケース24には、その内部空間にロータ20及びステータ22が収容された状態で、外側(図2における左側)から円盤状のモータケースカバー26がボルト締結される。ロータ20は、モータケース24及びモータケースカバー26にモータ支持軸受28,30を介して回転可能に支持された回転軸32の外周に固定されている。ロータ20は、回転軸32と一体で回転する。
ステータ22は、内部にロータ20を収容可能に円筒状に形成されており、その内壁とロータ20の外壁とが径方向に所定距離離間するように配置される。ステータ22は、円筒外壁に設けられた突出部においてモータケース24に取り付け固定されている。ステータ22は、ステータコアと、そのステータコアに巻回されるコイル34と、を有している。コイル34は、エナメル被覆線により構成され、或いは、樹脂により樹脂モールドされてステータコアに固定支持されている。
ステータ22のコイル34の軸方向端部(コイルエンド)34a,34bは、コイルエンドカバー36a,36bにより外側から覆われている。コイルエンドカバー36a,36bは、周方向に並んだすべてのコイルエンド34a,34bを覆うように略円環状に形成されており、具体的には、コイルエンド34a,34bを軸方向外側及び径方向外側から覆う形状を有している。また、コイルエンドカバー36a,36bは、少なくとも空気のものよりも高い所定の熱伝導率を有する絶縁部材により構成されている。
コイルエンドカバー36a,36bはそれぞれ、モータケースカバー26がモータケース24にボルト締結された後に、ステータ22のコイルエンド34aとモータケース24との間又はコイルエンド34bとモータケースカバー26との間に介在される部材である。コイルエンドカバー36a,36bは、コイルエンド34a,34bやモータケース24又はモータケースカバー26にボルトや接着で取り付け固定され、或いは、コイルエンド34aとモータケース24との間若しくはコイルエンド34bとモータケースカバー26との間で挟持される部材である。
モータ12の回転軸32には、遊星歯車機構などの減速機14が連結されている。減速機14には、車両の有する車輪が連結されている。モータ12は、電力が供給されることにより、減速機14を介して車輪に伝達する回転駆動力を発生する。減速機14は、モータ12から伝達された回転駆動力を所定の減速比で車輪に伝達する。
また、本実施例において、車両には、上記したモータ12を冷却する冷却液体としての作動流体、及び、上記した減速機14を潤滑する潤滑液体としての作動流体を供給する車両用流体供給装置10が搭載されている。車両用流体供給装置10は、モータ12及び減速機14へ作動流体を導く供給通路40を備えている。供給通路40は、モータ12のコイルエンド34a,34bへ冷却液体としての作動流体を導く冷却流路42と、減速機14の相対回転部位へ潤滑液体としての作動流体を導く潤滑流路44と、を有している。
供給通路40の上流側(すなわち、冷却流路42の上流側及び潤滑流路44の上流側)は、ポンプ46に連通されている。すなわち、冷却流路42と潤滑流路44とは、ポンプ46の下流の分岐点Aで互いに分岐されている。ポンプ46は、減速機14の回転軸に設けられており、モータ12の回転に伴う減速機14の回転により高圧の作動流体を供給通路40の冷却流路42及び潤滑流路44へ圧送するように作動する回転ポンプである。ポンプ46の回転数は、モータ12の回転数すなわち減速機14の回転数に比例する。
ポンプ46には、サクションポート48及びストレーナ50を介して、作動流体が溜まるリザーバ52が連通されている。この作動流体は、モータ12から発せられる熱を奪う機能と共に、減速機14を潤滑する潤滑性を有するオイルである。ポンプ46は、リザーバ52から作動流体を汲み上げてその作動流体を高圧で冷却流路42及び潤滑流路44へ供給する。
潤滑流路44は、減速機14の回転軸に沿うように筒状の形状を有していると共に、その外面部に径方向や軸方向に向けて空いた吹き出し口44aを有している。この吹き出し口44aは、減速機14の回転軸と軸受とが接する空間に開口している。このため、潤滑流路44に供給された作動流体は、吹き出し口44aから減速機14の回転軸と軸受との間の空間へ吐出される。
また、冷却流路42は、ポンプ46に連通する流路54と、その流路54の下流側に連通する複数(本実施例では2つ)の流路56,58と、を有している。冷却流路56,58は、冷却流路42と潤滑流路44との分岐点Aの下流(分岐点B)で互いに分岐されている。
冷却流路56は、分岐点Bからその下流へ向けて順に設けられる、下方から上方へ向けて直線的に延びる直線路56aと、直線路56aに連通し、モータ12の回転軸32を中心にして周方向に並んだコイルエンド34bに沿うように略円環形状を有する円環状路56bと、直線路56aに連通し、モータ12の回転軸32の軸方向に直線的に延びる半円筒形状を有する半円筒路56cと、半円筒路56に連通し、モータ12の回転軸32を中心にして周方向に並んだコイルエンド34aに沿うように略円環形状を有する円環状路56dと、を有している。
円環状路56bは、コイルエンドカバー36bの表面(具体的には、その軸方向外側の面)に形成された溝により構成され、コイルエンドカバー36bの溝とコイルエンド34bの内壁との間に囲まれる空間からなり、コイルエンド34bとコイルエンドカバー36bとの間に形成されている。円環状路56dは、コイルエンドカバー36aの表面(具体的には、その軸方向外側の面)に形成された溝により構成され、コイルエンドカバー36aの溝とコイルエンド34aの内壁との間に囲まれる空間からなり、コイルエンド34aとコイルエンドカバー36aとの間に形成されている。また、半円筒路56cは、唯一つ設けられており、円環状路56bと円環状路56dとを接続し、円環状路56b内の作動流体を円環状路56d内へ導く役割を有している。
また、冷却流路58は、分岐点Bからその下流へ向けて順に設けられる、モータ12の回転軸32を中心にして周方向に並んだコイルエンド34bに沿うように略円環形状を有する円環状路58aと、円環状路58aに連通し、モータ12の回転軸32の軸方向に直線的に延びる半円筒形状を有する半円筒路58bと、モータ12の回転軸32を中心にして周方向に並んだコイルエンド34aに沿うように略円環形状を有する円環状路58cと、を有している。
円環状路58aは、コイルエンドカバー36bの表面(具体的には、その径方向外側のフランジ面)に形成された溝により構成され、コイルエンドカバー36bの溝とコイルエンド34bの内壁との間に囲まれる空間からなり、コイルエンド34bとコイルエンドカバー36bとの間に形成されている。円環状路58cは、コイルエンドカバー36aの表面(具体的には、その径方向外側のフランジ面)に形成された溝により構成され、コイルエンドカバー36aの溝とコイルエンド34aの内壁との間に囲まれる空間からなり、コイルエンド34aとコイルエンドカバー36aとの間に形成されている。また、半円筒路58bは、3つ設けられており、それぞれ円環状路58aと円環状路58cとを接続し、円環状路58a内の作動流体を円環状路58c内へ導く役割を有している。
冷却流路58内の分岐点B近傍には、リリーフバルブ60が配設されている。リリーフバルブ60は、上流側の冷却流路58内に作用する流体圧力が所定値未満である場合にその冷却流路58を遮断し、その流体圧力が所定値以上である場合にその冷却流路58を導通する弁である。尚、この所定値は、予め所定低速域での圧力確保と所定高速域での過大圧防止との関係を考慮して定められている。
また、冷却流路56の分岐点B近傍には、絞り62が設けられている。この絞り62の径は、所定低速域でもポンプ46から圧送された作動流体が直線路56a内を下方から上方へ登って円環状路56bの頂点に達し、かつ、何れのモータ回転域でも単位時間当たりの流量がコイルエンド34a,34bを適正に冷却するのに必要な量に達するように設定されている。更に、潤滑流路44の分岐点A近傍にも、絞り64が設けられている。この絞り64の径は、何れのモータ回転域でも単位時間当たりの流量が減速機14を適正に潤滑するのに必要な量に達するように設定されている。
尚、上記したリリーフバルブ60が冷却流路58を遮断する所定低速域において、冷却流路56の絞り62を通過する作動流体の量と潤滑流路44の絞り64を通過する作動流体の量とは、両者間の径の比に応じた比率になり、それぞれモータ回転数(減速機回転数)すなわちポンプ46から圧送される作動流体の圧力に応じた量となる。尚、減速機14を適正に潤滑するのに必要な作動流体の量は比較的少量であり、一方、モータ12を適正に冷却するのに必要な作動流体の量は比較的多量であるので、上記した冷却流路56の絞り62の径は、潤滑流路44の絞り64の径よりも大きくなるように設定されている。
冷却流路42の途中(具体的には、冷却流路56の半円筒路56c及び冷却流路58の半円筒路58b)には、冷却器としてのヒートパイプ66,68が設けられている。ヒートパイプ66は、冷却流路56の一つの半円筒路56cに対応して設けられ、また、ヒートパイプ68は、冷却流路58の3つの半円筒路58bに対応して設けられている。ヒートパイプ66,68は、空冷等による熱交換により、その上流側の冷却流路42内を流通してモータ12の発する熱を奪った冷却液体としての作動流体を冷却する。
冷却流路42(=冷却流路56,58)の下流側及び潤滑流路44の下流側は共に、上記したリザーバ52に連通している。冷却流路42を流通した冷却液体としての作動流体及び潤滑流路44を流通した潤滑液体としての作動流体はそれぞれ、その出口から排出された後にリザーバ52に戻される。
尚、冷却流路42(例えば冷却流路56のみ)の途中には、分岐路70の入口が連通されている。この分岐路70の出口は、モータ支持軸受28に向けて開口されている。この場合には、リザーバ52から冷却流路42に導かれた冷却液体の一部が分岐路70に供給されてモータ支持軸受28に吐出される。そして、モータ支持軸受28に向けて吐出された冷却液体は、そのモータ支持軸受28を潤滑した後に重力により落下してリザーバ52に戻される。
以下、本実施例のモータ12の車両用流体供給装置10における動作について説明する。
本実施例の車両用流体供給装置10において、リザーバ52に溜まった作動流体は、ポンプ46の回転により汲み上げられ、ストレーナ50及びサクションポート48を通ってポンプ46の下流側の供給通路40に吐出される。供給通路40に吐出される作動流体の圧力は、ポンプ46の回転数(尚、このポンプ回転数と、ポンプ46を回転させる駆動力を与えるモータ12の回転数や減速機14の回転数(すなわち、車速)とは等価である。)に比例したものとなる。
供給通路40に作動流体が吐出されると、その作動流体の一部は潤滑流路44に供給されると共に、その他は冷却流路42に供給される。この場合、潤滑流路44に流れる作動流体の流量及び冷却流路42に流れる作動流体の流量はそれぞれ、ポンプ46の回転数が高いほど大きくなる。尚、ポンプ46の下流側かつリリーフバルブ60の上流側の供給通路40内の流体圧力が所定値未満であってリリーフバルブ60により冷却流路58が遮断されているときは、冷却流路42に供給された作動流体はすべて冷却流路56側に流れる。このとき、潤滑流路44に流れる作動流体の流量と冷却流路42に流れる作動流体の流量との比は、絞り62の径と絞り64の径との比に一致したものとなる。
潤滑流路44に供給された作動流体は、潤滑液体として吹き出し口44aから減速機14の相対回転部位へ導かれてその相対回転部位を潤滑する。そしてその後は、リザーバ52に戻される。従って、本実施例においては、リザーバ52の作動流体がポンプ46の回転すなわちモータ12の駆動回転により汲み上げられて潤滑流路44を通って減速機14の相対回転部位へ導かれるので、減速機14を潤滑することが可能となる。
尚、減速機14の相対回転部位へ導かれる作動流体の圧力は、ポンプ46の回転数すなわち減速機14の回転数に比例したものとなる。従って、本実施例においては、減速機14を潤滑する作動流体の量はその回転数に応じた量となるので、減速機14の潤滑をその回転数に対応して適切に行うことが可能となる。
また、冷却流路42に供給された作動流体は、流路54を経由して冷却流路56,58に導かれる。冷却流路56に導かれた作動流体は冷却液体として直線路56aを下方から上方へ押し上げられた後、円環状路56b、半円筒路56c、及び円環状路56dを流通しながら、また、冷却流路58に導かれた作動流体は冷却液体として円環状路58a、半円筒路58b、及び円環状路58cを流通しながら、モータ12のコイルエンド34a,34bに接しつつモータ12の発する熱を奪って吸収する。そして、冷却流路56,58の出口に達した冷却液体は、排出されてリザーバ52に戻される。従って、本実施例においては、リザーバ52の作動流体がポンプ46の回転すなわちモータ12の駆動回転により汲み上げられて冷却流路42を通ってモータ12のコイルエンド34a,34bへ導かれて循環されるので、モータ12を冷却することが可能となる。
尚、ポンプ46の回転数が比較的低く(すなわちモータ12の回転数が比較的低く)ポンプ46の下流側かつリリーフバルブ60の上流側の供給通路40内の流体圧力が所定値未満であるためにリリーフバルブ60によって冷却流路58が遮断されているときは、冷却流路42に供給された作動流体は、冷却流路58側に流れず、そのすべてが冷却流路56側に流れる。この場合、モータ12のコイルエンド34a,34bへ導かれる作動流体が流れる冷却流路42は、冷却流路56のみである。
一方、ポンプ46の回転数が比較的高く(すなわちモータ12の回転数が比較的高く)ポンプ46の下流側かつリリーフバルブ60の上流側の供給通路40内の流体圧力が所定値以上であるためにリリーフバルブ60によって冷却流路58が導通されているときは、冷却流路42に供給された作動流体は、冷却流路56と冷却流路58との双方に流れる。この場合、モータ12のコイルエンド34a,34bへ導かれる作動流体が流れる冷却流路42は、冷却流路56と冷却流路58との双方である。
このように、本実施例においては、ポンプ46の回転数(モータ12の回転数や減速機14の回転数と等価)に応じて、冷却流路42の流路56,58のうちリザーバ52からポンプ46を経由して作動流体をモータ12へ供給できる有効な流路56,58の数を変えて、冷却流路42全体の有効な流路面積を変化させることができる。具体的には、ポンプ46の回転数が比較的低いときは、流路56のみを有効とし、冷却流路42全体の有効な流路面積を小さくし、一方、ポンプ46の回転数が比較的高いときは、流路56,58の双方を有効とし、冷却流路42全体の有効な流路面積を大きくすることができる。
かかる構成によれば、ポンプ46の吐出圧が回転数の増大によって比例的に大きくなっても、冷却流路56,58に流れる作動流体の圧力がすべての区間で比例的に大きくなることはなく、リリーフバルブ60の開放圧を過ぎればその増大傾向はその開放圧を過ぎる前よりも鈍くなり、ポンプ46の吐出圧の範囲に比べて、冷却流路56,58に流れる作動流体の圧力の範囲は制限されることとなる。すなわち、ポンプ46がリザーバ52から汲み上げた作動流体をモータ回転数に応じた圧力で吐出しても、冷却流路42を通じてモータ12へ流れる作動流体の圧力がモータ回転数に応じて大きく変動されることは抑制される。
このため、本実施例の車両用流体供給装置10によれば、モータ12或いはポンプ46の高速回転域(すなわち車両の高速走行領域)においても冷却流路42に作用する作動流体の圧力が過大となるのを防止することができ、その流路42の各部位に過剰な負荷がかかるのを抑止することができる。また、高速回転域において冷却流路42に作用する作動流体の圧力が過大となるのを防止するうえで、有効な冷却流路56,58の数を変え、有効な流路面積を変えることとすれば、低速回転域において冷却流路42の流路56に作用する作動流体の圧力を十分に大きく確保することができる。
この点、本実施例においては、高速回転域において冷却流路42に作用する作動流体の圧力が過大となるのを防止するのに、冷却流路42側の絞り62の径をその条件を満たす程度に大きくすることは不要であると共に、また、低速回転域において冷却流路42の流路56に作用する作動流体の圧力上昇を十分に確保するのに、冷却流路42側の絞り62の径をその条件を満たす程度に小さくすることは不要であり、これにより、絞り62の径を可変することは不要である。
従って、本実施例の車両用流体供給装置10によれば、絞り62の径を可変することなく、低速回転域において冷却流路42の流路56に作用する作動流体の圧力を十分に大きく確保しつつ、高速回転域において冷却流路42に作用する作動流体の圧力が過大となるのを防止することが可能となっており、ポンプ48による冷却流路42を通じた作動流体の供給をポンプ回転数すなわちモータ回転数の変化にかかわらず過不足なく実現することが可能となっている。
また、本実施例において、上記した機能を実現するためのリリーフバルブ60の設けられた流路58とは異なる流路56には、径の比較的大きな径62が設けられており、また、潤滑流路44には、径の比較的小さな径64が設けられている。かかる構成によれば、モータ12を冷却すべく供給する冷却液体を多量とし、かつ、減速機14を潤滑すべく供給する潤滑液体を小量とすることができる。
そして、上記したリリーフバルブ60は、供給通路40が冷却流路42と潤滑流路44とに分岐された後の下流側においてその冷却流路42の2つの流路56,58のうちの一方の流路58に設けられている。かかる構成によれば、潤滑流路44を介して減速機14へ潤滑液体を供給するのに、リリーフバルブ60の開閉に伴うその潤滑液体の圧力変動を抑制することができる。従って、本実施例の車両用流体供給装置10によれば、潤滑流路44を介した減速機14への作動流体の供給をリリーフバルブ60の開閉位置に影響を受けることなくポンプ回転数すなわちモータ回転数にほぼ比例した量だけ行うことができる。
ここで、モータ12の発熱量は、その回転数に比例するものであって、その回転数が高くなるほど比例して増加する。この点、冷却液体を用いてモータ12を冷却するうえでは、モータ回転数に比例した量の冷却液体をそのモータ12に導くことが適切である。これに対して、本実施例においては、モータ回転数が高くなるほど、モータ12に導かれる冷却液体の圧力が増大すると共に、また、その圧力が所定値を超えると、モータ12に冷却液体を導く冷却流路42のうち実際にその冷却液体をモータ12へ導くことのできる有効な流路56,58の数が増え、有効な流路面積が増大して、冷却液体の量が増える。従って、本実施例の車両用流体供給装置10によれば、モータ12を冷却する能力をモータ回転数に応じたものとすることが可能となっている。
更に、本実施例においては、冷却流路42の流路56に冷却液体が流れると、モータ12から熱を奪ったその冷却液体が半円筒路56cを流れる際にヒータパイプ66の熱交換により冷却される。また、冷却流路44の流路58に冷却液体が流れると、モータ12から熱を奪ったその冷却液体が半円筒路58bを流れる際にヒータパイプ66とは別のヒータパイプ68の熱交換により冷却される。この点、低速回転域では、モータ12から熱を奪った冷却液体の冷却は一つのヒータパイプ66のみにより行われる一方、高速回転域では、モータ12から熱を奪った冷却液体の冷却は一つのヒータパイプ66と3つのヒータパイプ68とにより行われ、低速回転域のときよりも、冷却液体を冷却するヒータパイプの数が増加される。
従って、本実施例の車両用流体供給装置10によれば、モータ回転数すなわちポンプ回転数に応じて、実際に冷却液体を冷却することのできるヒートパイプ66,68の数を増減することができ、この際、その有効なヒートパイプ66,68の数の増減を、作動流体をモータ12へ導くことのできる有効な流路56,58の数の増減と同期させることができる。このため、モータ12から熱を奪った冷却液体の冷却をモータ回転数に応じて行うことができ、その冷却液体を冷却する冷却能力をモータ回転数に応じたものとすることができ、モータを冷却する冷却液体の温度を適温に維持することが可能となっている。
尚、本実施例において、冷却流路42には、分岐路70が連通されている。この分岐路70の出口は、モータ支持軸受28に向けて開口されている。この場合、冷却流路42に供給された冷却液体の一部は、分岐路70に供給される。分岐路70に供給された冷却液体は、モータ支持軸受28に向けて供給される。そして、モータ支持軸受28に向けて供給された冷却液体は、その後リザーバ52に戻される。
かかる構成によれば、モータ12のモータ支持軸受28を潤滑するのに、モータ12に冷却液体を導く冷却流路42とは別に、リザーバ52から潤滑液体を導く専用の通路を設けることは不要である。すなわち、リザーバ52から冷却流路42に導かれた冷却液体について、一部をモータ12を冷却するために用いかつその他をモータ支持軸受28を潤滑するために用いるので、それぞれ別個にリザーバ52から作動流体を導く構成を設けることは不要であって、モータ12から発せられる熱を奪うための冷却液体の一部を用いてモータ支持軸受28を潤滑することができる。従って、本実施例によれば、モータ12に冷却液体を導きかつモータ支持軸受28に潤滑液体を導くための構成を簡素に実現することが可能となっている。
尚、上記の実施例においては、リリーフバルブ60が特許請求の範囲に記載した「流路面積変更手段」に、潤滑流路44と冷却流路42の流路56,58とが特許請求の範囲に記載した「供給通路」に、絞り62が特許請求の範囲に記載した「大径絞り」に、絞り64が特許請求の範囲に記載した「小径絞り」に、ヒートパイプ66,が特許請求の範囲に記載した「冷却器」に、それぞれ相当している。
ところで、上記の実施例においては、冷却流路42を2つの流路56,58に分岐することとしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、3つ以上の流路に分岐することとしてもよい。この場合、リリーフバルブ60は流路ごとに設けることとし、その開放圧はそれぞれ異ならせることとしてもよい。かかる変形例においては、低速回転域における圧力確保と高速回転域における過大圧の防止との両立を更に向上させることができる。
また、上記の実施例においては、ヒートパイプ66を冷却流路56の一つの半円筒路56cに対応して一つ設け、ヒートパイプ68を冷却流路58の3つの半円筒路58bに対応して3つ設けることとしているが、ヒートパイプ66の数やヒートパイプ68の数はこれらに限定されるものではなくその他の数とすることとしてもよい。
本発明の一実施例である車両用流体供給装置の構成図である。 本実施例の車両用流体供給装置を備えるモータの断面図である。 本実施例の車両用流体供給装置において作動流体が流れる流路を車両外側から見た際の斜視図である。 本実施例の車両用流体供給装置において作動流体が流れる流路を車両内側から見た際の要部斜視図である。
符号の説明
10 車両用流体供給装置
12 モータ
40 供給通路
42,56,58 冷却流路
44 潤滑流路
46 ポンプ
52 リザーバ
60 リリーフバルブ
62,64 絞り
66,68 ヒータパイプ

Claims (7)

  1. リザーバから作動流体を汲み上げてモータ回転数に応じた圧力で吐出するポンプと、前記ポンプの吐出した作動流体をモータ又はモータに連結する減速機へ導く供給通路と、を備える車両用流体供給装置であって、
    モータ回転数に応じて、前記供給通路の流路面積を変化させる流路面積変更手段を備えることを特徴とする車両用流体供給装置。
  2. 前記供給通路は、複数設けられており、
    前記流路面積変更手段は、モータ回転数に応じて、すべての前記供給通路のうち有効な前記供給通路の数を変えることにより前記流路面積を変化させることを特徴とする請求項1記載の車両用流体供給装置。
  3. 前記流路面積変更手段は、モータ回転数が高いほど、すべての前記供給通路のうち有効な前記供給通路の数を多くすることにより前記流路面積を大きくすることを特徴とする請求項2記載の車両用流体供給装置。
  4. 前記供給通路は、前記ポンプの下流で互いに分岐された、潤滑液体としての作動流体を減速機へ導く潤滑流路と、冷却液体としての作動流体をモータへ導く複数の冷却流路と、を有し、
    前記流路面積変更手段は、モータ回転数に応じて、すべての前記冷却流路のうち有効な前記冷却流路の数を変えることにより前記冷却流路全体の流路面積を変化させることを特徴とする請求項2又は3記載の車両用流体供給装置。
  5. 前記流路面積変更手段は、複数の前記冷却流路のうち少なくとも一つに設けられた、該冷却流路内に作用する流体圧力が所定値未満であるときに該冷却流路を遮断し、該冷却流路内に作用する流体圧力が所定値以上であるときに該冷却流路を導通するリリーフバルブであることを特徴とする請求項4記載の車両用流体供給装置。
  6. 前記潤滑流路に設けられた、径の比較的小さな小径絞りと、
    前記リリーフバルブの設けられた前記冷却流路とは異なる前記冷却流路に設けられた、径の比較的大きな大径絞りと、
    を備えることを特徴とする請求項5記載の車両用流体供給装置。
  7. 複数の前記冷却流路に対応して設けられた、モータから熱を奪った冷却液体を冷却する複数の冷却器を備えることを特徴とする請求項4乃至6の何れか一項記載の車両用流体供給装置。
JP2007290098A 2007-11-07 2007-11-07 車両用流体供給装置 Pending JP2009118666A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007290098A JP2009118666A (ja) 2007-11-07 2007-11-07 車両用流体供給装置
PCT/IB2008/002861 WO2009060276A2 (en) 2007-11-07 2008-10-28 Fluid supply apparatus for vehicle

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007290098A JP2009118666A (ja) 2007-11-07 2007-11-07 車両用流体供給装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009118666A true JP2009118666A (ja) 2009-05-28

Family

ID=40513941

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007290098A Pending JP2009118666A (ja) 2007-11-07 2007-11-07 車両用流体供給装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2009118666A (ja)
WO (1) WO2009060276A2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8601804B2 (en) 2011-08-10 2013-12-10 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Power generating apparatus of renewable energy type
US8684682B2 (en) 2011-04-05 2014-04-01 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Power generating apparatus of renewable energy type
CN111981091A (zh) * 2020-09-09 2020-11-24 广东工业大学 一种四电机驱动fase赛车的轮边减速器

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103629098B (zh) * 2012-08-28 2016-02-17 上海汽车集团股份有限公司 电子水泵的性能测试装置及其测试方法
FR3066334B1 (fr) * 2017-05-10 2019-05-03 Renault Sas Systeme de refroidissement a huile d'une machine electrique

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0186461U (ja) * 1987-11-27 1989-06-08
JPH0898464A (ja) * 1994-09-27 1996-04-12 Aisin Aw Co Ltd 電気自動車用駆動装置の油圧回路
JP2003102147A (ja) * 2001-09-26 2003-04-04 Nissan Motor Co Ltd モータの冷却装置
JP2003250247A (ja) * 2002-02-22 2003-09-05 Nissan Motor Co Ltd モータの冷却装置
JP2006312353A (ja) * 2005-05-06 2006-11-16 Toyota Motor Corp 車両の制御装置
JP2006353051A (ja) * 2005-06-20 2006-12-28 Nissan Motor Co Ltd 電動機の冷却装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3989258B2 (ja) * 2002-02-04 2007-10-10 本田技研工業株式会社 ジェット推進艇の冷却システム
JP4661482B2 (ja) * 2005-09-20 2011-03-30 トヨタ自動車株式会社 車両用パワートレーン機器の冷却潤滑装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0186461U (ja) * 1987-11-27 1989-06-08
JPH0898464A (ja) * 1994-09-27 1996-04-12 Aisin Aw Co Ltd 電気自動車用駆動装置の油圧回路
JP2003102147A (ja) * 2001-09-26 2003-04-04 Nissan Motor Co Ltd モータの冷却装置
JP2003250247A (ja) * 2002-02-22 2003-09-05 Nissan Motor Co Ltd モータの冷却装置
JP2006312353A (ja) * 2005-05-06 2006-11-16 Toyota Motor Corp 車両の制御装置
JP2006353051A (ja) * 2005-06-20 2006-12-28 Nissan Motor Co Ltd 電動機の冷却装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8684682B2 (en) 2011-04-05 2014-04-01 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Power generating apparatus of renewable energy type
US8601804B2 (en) 2011-08-10 2013-12-10 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Power generating apparatus of renewable energy type
CN111981091A (zh) * 2020-09-09 2020-11-24 广东工业大学 一种四电机驱动fase赛车的轮边减速器

Also Published As

Publication number Publication date
WO2009060276A2 (en) 2009-05-14
WO2009060276A3 (en) 2009-10-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101597425B1 (ko) 냉각된 회전자 샤프트를 갖는 전기 기계
US8169110B2 (en) Oil cooled motor/generator for an automotive powertrain
US7944106B2 (en) Apparatus for cooling and lubricating an off-axis motor/generator in a transmission having two motor/generators
US9197115B2 (en) Electric machine cooling
JP4450050B2 (ja) モータの冷却構造
JP2022547280A (ja) 油水二重冷却の電気駆動アセンブリ及び新エネルギー自動車
JP2009118666A (ja) 車両用流体供給装置
JP7347074B2 (ja) モータユニット
CN104246309A (zh) 具有油交换的驱动单元
JP2012060785A (ja) 車両用駆動装置の冷却構造
JP4973167B2 (ja) コイル冷却装置
CN105637741B (zh) 电动机
JP2014045586A (ja) 回転電機
JP7456382B2 (ja) モータユニット
JP2015116900A (ja) 車輪用駆動装置
JP2017118688A (ja) モータ
JP2019161899A (ja) 回転電機の冷却システムおよび回転電機の冷却方法
CN102777316B (zh) 液压马达、液压马达装置以及搭载了液压马达装置的建设机械
CN104329399B (zh) 具有改善的轴承润滑的缓速器
JP4501667B2 (ja) 車両駆動装置
US10876620B2 (en) Vacuum driven hydraulic balance system
WO2017141867A1 (ja) モータの冷却構造
JP7021986B2 (ja) 回転電機の冷却システム
CN109104029B (zh) 汽车电机冷却系统及汽车电机
CN214888767U (zh) 电机总成的冷却系统和电机总成、混合动力汽车

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090902

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090915

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100126