JP2009116741A - 飛び出し警告システム及び飛び出し警告方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】精度のよい飛び出し警告を行う。
【解決手段】飛び出し警告システム100においては、携帯端末3の位置検知基地局2を交差点等飛び出し事故の発生しやすい箇所付近に設置し、各位置検知基地局2が検知した携帯端末3の位置情報を収集する位置検知サーバ1と、VICS基地局5を通じて自動車61の車載装置6にVICS情報を送信するVICSサーバ4との間を通信可能とする。そして、交差点等に設けた基準点7及び携帯端末3の位置から、携帯端末3の所持者が交差点等に接近していると判定した場合に、交差点等付近のVICS基地局5から車載装置6に向けて飛び出し警告を発信する。交差点等を走行中の自動車61の車載装置6は、飛び出し警告を受信し、自ら(自動車61)が携帯端末3(通行者)に接近しそうであれば、運転者に対して飛び出し警告を出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車の運転者に通行者の接近を通知し、飛び出しの警告を行う飛び出し警告システムに関する。
GPS(Global Positioning System)機能付き携帯電話の位置情報をカーナビゲーションシステムに送信することによって、携帯電話を所持する人の飛び出しを予測し、運転者に警告する技術が提案されている(特許文献1参照)。
特開2006−178833号公報
しかしながら、GPSを使用した場合、位置検知精度がさほど高くないため誤って警告が出されることが多く、また、ビル陰等ではGPSの電波を受信しにくいためそのような場所からの飛び出しには対応できない。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、精度のよい飛び出し警告を行うことにある。
上記課題を解決するために、本発明は、飛び出し警告システムであって、通行者の所持する携帯端末と、前記携帯端末から電波を受信する基地局と、前記携帯端末の位置データを蓄積するサーバと、自動車に搭載された車載装置と、を備え、前記基地局が、前記電波に基づいて前記携帯端末の位置データを生成して前記サーバに送信し、前記サーバが、前記基地局から前記携帯端末の位置データを受信して時系列位置データとして記憶し、前記時系列位置データに基づいて、所定時間内に前記携帯端末と、所定の基準位置との間の距離が所定値以内になると判定した場合に、前記携帯端末の位置データを前記車載装置に送信し、前記車載装置が、前記サーバから前記携帯端末の位置データを受信し、所定の測位手段により当該車載装置の位置データを取得し、前記車載装置の位置データ及び前記携帯端末の位置データに基づいて、所定時間内に前記車載装置と、前記携帯端末との間の距離が所定値以内になると判定した場合に、飛び出し警告メッセージを前記自動車の運転者に向けて発信することを特徴とする。
この構成によれば、携帯端末を所持する通行者が、所定の基準位置(例えば、交差点付近)に接近し、かつ、車載装置を搭載した自動車及び当該通行者が接近した場合に、当該自動車の運転者にメッセージを発信するので、精度のよい飛び出し警告を行うことができる。
また、本発明は、飛び出し警告システムであって、前記サーバが、前記時系列位置データから、前記携帯端末の移動方向を計算し、前記車載装置に送信し、前記車載装置が、前記サーバから前記携帯端末の移動方向を受信し、当該車載装置の位置データから当該車載装置の移動方向を計算し、前記携帯端末の移動方向と、当該車載装置の移動方向とのなす角度が所定値以上である場合に前記飛び出し警告メッセージを警告として発信し、前記角度が所定値未満である場合に前記飛び出し警告メッセージを注意として発信することを特徴とする。
この構成によれば、危険度のレベルに応じて飛び出し警告のメッセージを別にすることによって、運転者に求めるべきアクションを段階分けできるので、運転者にやさしく適切な警告を行うことができる。
また、本発明は、飛び出し警告システムであって、警告の前記飛び出し警告メッセージが、ブザー又は赤色発光の点滅であり、注意の前記飛び出し警告メッセージが、チャイムであることを特徴とする。
また、本発明は、飛び出し警告システムであって、前記自動車が通る車道付近に予め設置されたVICS(Vehicle Information and Communication System)基地局を備え、前記サーバが、前記基地局のある地域を管轄するVICS基地局に前記携帯端末の位置データを送信し、前記VICS基地局が、前記サーバから前記携帯端末の位置データを受信し、前記車道に向けて発信することを特徴とする。
この構成によれば、サーバが携帯端末の位置データを自動車の車載装置に送信するに際して、既存のVICS基地局を介するので、低コストに効率よく飛び出し警告を実現することができる。
また、本発明は、飛び出し警告システムであって、前記所定の基準位置が、歩道上で、かつ、横断歩道の近傍に設けられることを特徴とする。
この構成によれば、歩道上、かつ、横断歩道の近傍を携帯端末接近の基準位置とするので、携帯端末を所持する通行者が歩道から横断歩道に飛び出しそうな場合に、自動車の運転者に対して警告することができる。
なお、本発明は、飛び出し警告方法を含む。その他、本願が開示する課題及びその解決方法は、発明を実施するための最良の形態の欄、及び図面により明らかにされる。
本発明によれば、精度のよい飛び出し警告を行うことができる。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための最良の形態を説明する。本発明の実施の形態に係る飛び出し警告システムにおいては、携帯端末(例えば、アクティブタグ)の位置検知基地局を交差点等飛び出し事故の発生しやすい箇所付近に設置し、各位置検知基地局が検知した携帯端末の位置情報を収集する位置検知サーバと、VICS(Vehicle Information and Communication System)基地局を通じて自動車の車載装置にVICS情報を送信するVICSサーバとの間を通信可能とする。そして、交差点等に設けた基準点及び携帯端末の位置から、携帯端末を所持する通行者が交差点等に接近していると判定した場合に、交差点等付近のVICS基地局から車載装置に向けて飛び出し警告を発信する。交差点等を走行中の自動車の車載装置は、飛び出し警告を受信し、自ら(自動車)が携帯端末(通行者)に接近しそうであれば、運転者に対して飛び出し警告を出力する。この飛び出し警告システムは、位置検知システム及びVICSを組み合わせたものであり、インフラ協調型ITS(Intelligent Transport Systems)の一つであると言える。
≪システムの構成と概要≫
図1は、飛び出し警告システムの構成を示す図である。飛び出し警告システム100は、位置検知サーバ(サーバ)1、位置検知基地局(基地局)2(2a、2b)、携帯端末3(3a、3b)、VICSサーバ(サーバ)4、VICS基地局5及び車載装置6を備える。位置検知サーバ1、位置検知基地局2、VICSサーバ4及びVICS基地局5は、IP(Internet Protocol)通信網であるネットワーク10を介して相互に通信可能である。実際の通信経路は、「位置検知基地局2→位置検知サーバ1→VICSサーバ4→VICS基地局5」のルート又はその逆ルートである。携帯端末3は、最寄りの位置検知基地局2と無線通信を行う。車載装置6は、最寄りのVICS基地局5と無線通信を行う。なお、位置検知基地局の符号は、総称する場合には「2」という数字を使用し、個々の基地局を特定する場合には「2a」のように数字とアルファベット小文字の組み合わせを使用する。携帯端末3についても同様である。
位置検知サーバ1は、携帯端末3から電波を受信することにより当該携帯端末3の位置を検知した位置検知基地局2から、その端末位置データを受信し、時系列に記憶する。また、前記端末位置データに基づいて、交差点付近に設定された基準点(所定の基準位置)7と、携帯端末3との間の距離を計算し、時系列に記憶する。そして、記憶した時系列端末位置データから、携帯端末3の移動速度を推定し、その推定速度及び基準点7との距離から、所定時間(例えば、3秒)以内に携帯端末3が基準点7に達すると推定した場合に、携帯端末3の位置を含む飛び出し警告情報をVICSサーバ4に送信する。
位置検知基地局2は、飛び出し事故の多い交差点(例えば、信号のない交差点)付近や少し離れた場所等に設置され、通行者が所持する携帯端末3の発信する電波を受信し、その電波から携帯端末3の位置する方向及び携帯端末3との間の距離を検知する。次に、検知した方向及び距離並びに自局位置から、携帯端末3の位置を計算する。そして、計算した端末位置データを位置検知サーバ1に送信する。なお、位置は、(緯度、経度)で表されるものとする。位置検知基地局2は、例えば、アクティブタグの基地局等によって実現される。
携帯端末3は、位置検知基地局2が受信すべき電波(位置検知用の高周波信号)を自ら放射するものであり、例えば、通行者が所持するアクティブタグや携帯電話やPDA(Personal Digital Assistant)等によって実現される。なお、携帯端末3は、逆に位置検知基地局2から自動車61の動きに関する情報(例えば、自動車61が交差点に接近中)を受信し、通行者向けに出力する携帯電話やPDAであってもよい。位置検知基地局2が携帯端末3の方向及び距離を検知する方法としては、例えば、特開2006−23261号公報に開示された技術を用いることができる。
VICSサーバ4は、VICS基地局5からVICS情報を受信し、記憶する一方、位置検知サーバ1から通行者に関する飛び出し警告情報(位置検知基地局2のID、携帯端末3の現在位置及び移動方向)を受信し、当該飛び出し警告に係る位置検知基地局2を含む地域を管轄するVICS基地局5に飛び出し警告データ(携帯端末3の現在位置及び移動方向)を送信する。VICS基地局5は、飛び出し事故の多い交差点の近く等に設置され、VICSサーバ4から飛び出し警告データを受信し、車道を通過する自動車61に向けて発信する。自動車61に搭載された車載装置6は、VICS基地局5から飛び出し警告データを受信した場合、受信した飛び出し警告データやカーナビゲーションシステムのGPS情報等に基づいて、当該飛び出し警告に係る携帯端末3と所定時間(例えば、3秒)以内に接近すると推定したときに、運転者に対して音声や表示等によって警告や注意のメッセージを発信する。
基準点7は、歩道上で、かつ、横断歩道の近傍に設けられる。基準点7の一例として、通行者が横断する車道の領域(横断歩道)の中心線上に設ける。図1に示すように2つの横断歩道が直交するように設定されている場合には、2つの横断歩道の中心線の交点を基準点7とする。そして、携帯端末3から基準点7までの距離に基づいて、基準点7に到達するまでの時間を計算し、飛び出し警告の判定に用いる。
なお、位置検知基地局2及びVICS基地局5は、交差点の近くだけではなく、例えば、交通量や人通りは少ないが、交通事故の多い箇所や、信号のない横断歩道や、夜になると見通しが悪くなる箇所等に設置されることによって、飛び出し警告は、より効果的となる。
≪装置の構成≫
図2は、位置検知サーバの構成を示す図である。位置検知サーバ1は、通信部11、表示部12、入力部13、処理部14及び記憶部15を備える。通信部11は、ネットワーク10を介して位置検知基地局2やVICSサーバ4とIP通信を行う部分であり、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。表示部12は、処理部14からの指示によりデータを表示する部分であり、例えば、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)等によって実現される。入力部13は、オペレータがデータ(例えば、基準点7の緯度、経度)を入力する部分であり、キーボードやマウス等によって実現される。処理部14は、各部間のデータの受け渡しを行うととともに、位置検知サーバ1全体の制御を行うものあり、CPU(Central Processing Unit)が所定のメモリに格納されたプログラムを実行することによって実現される。記憶部15は、処理部14からデータを記憶したり、記憶したデータを読み出したりするものであり、フラッシュメモリやハードディスク装置等の不揮発性記憶装置によって実現される。なお、位置検知基地局2、携帯端末3、VICSサーバ4、VICS基地局5及び車載装置6も同様の構成を有するものとする。
≪データの構成≫
図3は、位置検知サーバ1の記憶部15に記憶される端末位置情報15Aの構成を示す図である。端末位置情報15Aは、位置検知サーバ1が位置検知基地局2から受信した端末位置データ(位置検知基地局2のID、携帯端末3のID、緯度、経度)に従って作成され、飛び出し警告情報を送信するか否かの判定及び飛び出し警告情報の設定に用いられる。
端末位置情報15Aは、VICS基地局ID15A1、位置検知基地局ID15A2、携帯端末ID15A3及び端末位置15A4を含むレコードから構成される。VICS基地局ID15A1は、文字通りVICS基地局5に固有のIDである。位置検知基地局ID15A2は、VICS基地局5による管轄の下にある位置検知基地局2に固有のIDである。例えば、図2に示すように、位置検知基地局ID15A2が20001及び20002の位置検知基地局2(2a及び2b)は、VICS基地局ID15A1が10001のVICS基地局5の管轄下にある。VICS基地局ID15A1及び位置検知基地局ID15A2は、VICS基地局5及び位置検知基地局2の設置状態に応じて予め設定される。
携帯端末ID15A3は、位置検知基地局2が検知した携帯端末3に固有のIDである。図2の位置検知基地局ID15A2及び携帯端末ID15A3の欄は、ID=20001の位置検知基地局2a(図1参照)がID=30001の携帯端末3aを検知し、ID=20002の位置検知基地局2bがID=30002の携帯端末3bを検知したことを示す。位置検知基地局ID15A2及び携帯端末ID15A3は、位置検知サーバ1が位置検知基地局2から受信した端末位置データに含まれる。端末位置15A4は、携帯端末3の位置を示すものであり、具体的には、南北距離、緯度、東西距離及び経度が、現在、1秒前、2秒前、3秒前、・・・ごとに設定される。なお、携帯端末3からの電波の受信履歴により、現在、1秒前、2秒前、3秒前、・・・には、データが設定されない欄も存在する。南北距離は、携帯端末3から基準点7までの距離のうち、南北方向の成分を示し、携帯端末3及び基準点7の緯度の差から計算される。東西距離は、携帯端末3から基準点7までの距離のうち、東西方向の成分を示し、携帯端末3及び基準点7の経度の差から計算される。緯度、経度は、位置検知サーバ1が位置検知基地局2から受信した端末位置データに含まれる。なお、基準点7の緯度、経度は予め入力部13から取得され、記憶部15に設定され、処理部14から随時参照できるものとする。
≪システムの処理≫
続いて、飛び出し警告システム100の処理について説明する。
図4は、位置検知サーバ1及び位置検知基地局2の処理を示すフローチャートである。まず、位置検知基地局2が携帯端末3の存在を検知したか否かを判定する(S401)。具体的には、携帯端末3の発信する、携帯端末IDを含む電波を受信したか否かによる。携帯端末3を検知しない場合には(S401のNO)、定期的に判定を繰り返す(S401)。
携帯端末3を検知した場合には(S401のYES)、位置検知基地局2が携帯端末3の位置を検知し、位置検知サーバ1が当該携帯端末3の位置により端末位置情報15Aを更新する(S402)。具体的には、位置検知基地局2が携帯端末3から受信した電波により当該携帯端末3の方向及び距離を検知し、その方向、距離及び自らの緯度、経度から携帯端末3の緯度、経度を計算する。そして、予め記憶している自ら(位置検知基地局2)のID、受信した携帯端末3のID、計算した緯度及び経度を含む端末位置データを位置検知サーバ1に送信する。一方、位置検知サーバ1は、位置検知基地局2から端末位置データを受信し、記憶部15に格納されている端末位置情報15Aのうち、対応するVICS基地局ID15A1、位置検知基地局ID15A2及び携帯端末ID15A3のレコードを特定し、そのレコードの端末位置15A4のうち、緯度及び経度を更新する。そして、その緯度及び経度と、予め記憶している基準点7の緯度及び経度との差分をそれぞれ計算し、さらに緯度の差分から南北距離を算出し、更新し、経度の差分から東西距離を算出し、更新する。ここでいう「更新」とは、端末位置情報15Aの端末位置15A4において、現在、1秒前、2秒前、・・・の欄に設定されている値をそれぞれ1秒前、2秒前、3秒前、・・・の欄にずらし、更新値を現在の欄に設定することである。
次に、位置検知サーバ1は、携帯端末3の移動速度及び加速度を計算する(S403)。具体的には、端末位置15A4の南北距離及び東西距離の時間的変化(時系列位置データ)から、速度及び加速度それぞれの南北成分と東西成分を算出する。ただし、通行者の走る速度には限界があるので、それを考慮した上で携帯端末3の移動速度及び加速度を求める。続いて、携帯端末3の現在の南北距離、東西距離、移動速度及び加速度から所定時間(本実施形態では、3秒とする)後の位置(南北距離及び東西距離)を計算する(S404)。そして、携帯端末3は3秒以内に基準点7に到達するか否かを判定する(S405)。具体的には、計算した3秒後の位置である南北距離及び東西距離が基準点7との距離を示すので、その南北距離及び東西距離が所定値以下であるか否かによる。この判定により、携帯端末3を所持する通行者が同じ現在位置にいたとしても、正に横断歩道に飛び出しそうとしている人なのか、又は、通常の速度で歩いている人なのかを見分けることができる。3秒以内に基準点7に到達しない場合には(S405のNO)、携帯端末3を検知したか否かの判定に戻る(S401)。
携帯端末3が3秒以内に基準点7に到達する場合には(S405のYES)、位置検知サーバ1は、携帯端末3の現在位置及び3秒後の位置からその移動方向を計算する(S406)。そして、携帯端末3を検知した位置検知基地局2のID、携帯端末3の現在位置及び移動方向を含む飛び出し警告情報をVICSサーバ4に送信する(S407)。その後、携帯端末3を検知したか否かの判定に戻る(S401)。
なお、S401において複数の携帯端末3を検知した場合、その検知した携帯端末3ごとにS402〜S407の処理が行われる。
ここで、VICSサーバ4は、位置検知サーバ1から飛び出し警告情報を受信した場合、飛び出し警告情報を参照し、その位置検知基地局2のある地域を管轄するVICS基地局5に対して、携帯端末3の現在位置及び移動方向を含む飛び出し警告データを送信する。VICS基地局5は、VICSサーバ4から飛び出し警告データを受信し、車道に向かって発信する。
図5は、車載装置6の処理を示すフローチャートである。まず、車載装置6は、VICS基地局5から飛び出し警告データを受信したか否かを判定する(S501)。VICS基地局5は交差点の近くに設置されているので、車載装置6がVICS基地局5から発信される飛び出し警告データを受信したということは、車載装置6の搭載されている自動車61が交差点に接近していることを意味する。飛び出し警告データを受信していなければ(S501のNO)、定期的に判定を繰り返す(S501)。
飛び出し警告データを受信していれば(S501のYES)、車載装置6は、カーナビゲーションシステムのGPS情報や自動車61の速度情報(例えば、車速パルス)等を基にして自動車61の移動速度及び加速度を計算する(S502)。次に、カーナビゲーションシステムのGPS情報による自動車61の現在位置、計算した移動速度及び加速度から、3秒後の自動車61の位置を計算する(S503)。そして、自動車61が3秒以内に携帯端末3に接近するか否かを判定する(S504)。具体的な判定は、飛び出し警告データに含まれる携帯端末3の現在位置から移動方向に線を伸ばした場合に、3秒後の自動車61の位置を中心とする半径αの円を貫通するか否かによる。αは、測位誤差やVICS情報の送信間隔を考慮したときのマージンの値である。3秒以内に携帯端末3に接近しなければ(S504のNO)、飛び出し警告データを受信したか否かの判定に戻る(S501)。
自動車61が3秒以内に携帯端末3に接近すれば(S504のYES)、車載装置6は、カーナビゲーションシステムのGPS情報による自動車61の位置の時系列データから自動車61の移動方向を計算する(S505)。そして、携帯端末3と自動車61の移動方向のなす角度が90度より小さい所定角度(本実施形態では、例えば70度)以上か否かを判定する(S506)。この所定角度の値は、注意メッセージを発信するのか、警告メッセージを発信するのかを判定する基準であり、道路や交差点の形状、携帯端末3を所持する通行者の進行方向の誤差等を考慮して設定する。
角度が70度以上でなければ(S506のNO)、自動車61とほぼ平行して又は鋭角の方向に通行者(例えば、携帯端末3bの所持者)が移動している場合、その通行者は自動車61の運転者から見え易いと思われるので、運転者に対して飛び出し注意メッセージを発信する(S507)。例えば、チャイムを鳴らして注意を喚起する。また、「(右側に、又は、左側に)人がいます!」等の注意表示を行う。一方、角度が70度以上であれば(S506のYES)、塀やビル等の存在により見通しがきかず、通行者(例えば、携帯端末3aの所持者)が見えないことが多いので、運転者に対して飛び出し警告メッセージを発信する(S508)。例えば、チャイムの代わりにブザーを鳴らしたり、赤色の発光を点滅させたりして、警告の意を伝達する。また、「(右から、又は、左から)飛び出し危険!」等の警告表示を行う。飛び出し注意メッセージや飛び出し警告メッセージを発信した後は、再び、飛び出し警告情報の受信判定を行う(S501)。
図4及び図5により説明した飛び出し警告システム100の処理のうち、飛び出し警告を行う条件について整理すると、まず、図4のS405に示したように、携帯端末3を所持する通行者が交差点(基準点7)に近付かなければ、警告はしない。また、当該通行者が交差点に近付いた場合に、VICS基地局5が飛び出し警告データを発信したとしても、自動車61がVICS基地局5付近を通過しなければ、飛び出し警告データを受信できないので、警告はしない。さらに、自動車61が通過して飛び出し警告データを受信したとしても、図5のS504に示したように、自動車61が携帯端末3に接近しなければ、警告はしない。このように、
[1]携帯端末3を所持する通行者が交差点(基準点7)に近付く。
[2]自動車61がVICS基地局5付近を通過する。
[3]自動車61が携帯端末3に接近する。
という各条件をすべて満たす場合に警告を行うので、飛び出し警告を精度のよいものにすることができる。
以上本発明の実施の形態について説明したが、図1に示す飛び出し警告システム100内の各装置(サーバ、基地局、端末等)を機能させるために、各装置の処理部(CPU)で実行されるプログラムをコンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録し、その記録したプログラムをコンピュータに読み込ませ、実行させることにより、本発明の実施の形態に係る飛び出し警告システムが実現されるものとする。なお、プログラムをインターネット等のネットワーク経由でコンピュータに提供してもよいし、プログラムが書き込まれた半導体チップ等をコンピュータに組み込んでもよい。
以上説明した本発明の実施の形態によれば、携帯端末3を所持する通行者が、自動車61と衝突する可能性のある所定箇所(例えば、交差点)に接近し、かつ、車載装置6を搭載した自動車61及び当該通行者が接近した場合に、自動車61の運転者にメッセージを発信するので、精度のよい飛び出し警告を行うことができる。次に、携帯端末3及び自動車61の移動方向のなす角度、すなわち、危険度のレベルに応じて飛び出し警告メッセージ又は飛び出し注意メッセージを出力することによって、運転者に求めるべきアクションを段階分けできるので、運転者にやさしく適切な警告を行うことができる。そして、位置検知サーバ1が携帯端末3の位置データを自動車61の車載装置6に送信するに際して、既存のVICSサーバ4及びVICS基地局5を介するので、低コストに効率よく飛び出し警告を実現することができる。
≪その他の実施の形態≫
以上、本発明を実施するための最良の形態について説明したが、上記実施の形態は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明はその趣旨を逸脱することなく変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物も含まれる。例えば、以下のような実施の形態が考えられる。
(1)上記実施の形態では、位置検知サーバ1が携帯端末3の現在位置及び移動方向を計算し、VICSサーバ4に送信するように記載したが、位置検知サーバ1が端末位置情報15Aの端末位置15A4をVICSサーバ4に送信し、VICSサーバ4が端末位置15A4の時系列データから携帯端末3の現在位置及び移動方向を計算してもよい。
(2)上記実施の形態では、車載装置6がS504において自動車61が3秒以内に携帯端末3に接近するか否かの判定に、携帯端末3の現在位置及び移動方向を用いるように記載したが、携帯端末3の3秒後の位置を用いるようにしてもよい。この場合、車載装置6は、位置検知サーバ1からVICS経由で携帯端末3の3秒後の位置を受信するか、又は、携帯端末3の現在位置、移動速度及び加速度を受信し、それらのデータ値から携帯端末3の3秒後の位置を計算する。そして、携帯端末3の3秒後の位置+マージンαの範囲に、自動車61が3秒以内に到達するか否かを判定する。
飛び出し警告システム100の構成を示す図である。 位置検知サーバ1の構成を示す図である。 位置検知サーバ1の記憶部15に記憶される端末位置情報15Aの構成を示す図である。 位置検知サーバ1及び位置検知基地局2の処理を示すフローチャートである。 車載装置6の処理を示すフローチャートである。
符号の説明
100 飛び出し警告システム
1 位置検知サーバ(サーバ)
2 位置検知基地局(基地局)
3 携帯端末
4 VICSサーバ(サーバ)
5 VICS基地局
6 車載装置
7 基準点(所定の基準位置)
10 ネットワーク

Claims (10)

  1. 通行者の所持する携帯端末と、
    前記携帯端末から電波を受信する基地局と、
    前記携帯端末の位置データを蓄積するサーバと、
    自動車に搭載された車載装置と、
    を備え、
    前記基地局は、
    前記電波に基づいて前記携帯端末の位置データを生成して前記サーバに送信し、
    前記サーバは、
    前記基地局から前記携帯端末の位置データを受信して時系列位置データとして記憶し、
    前記時系列位置データに基づいて、所定時間内に前記携帯端末と、所定の基準位置との間の距離が所定値以内になると判定した場合に、前記携帯端末の位置データを前記車載装置に送信し、
    前記車載装置は、
    前記サーバから前記携帯端末の位置データを受信し、
    所定の測位手段により当該車載装置の位置データを取得し、
    前記車載装置の位置データ及び前記携帯端末の位置データに基づいて、所定時間内に前記車載装置と、前記携帯端末との間の距離が所定値以内になると判定した場合に、飛び出し警告メッセージを前記自動車の運転者に向けて発信する
    ことを特徴とする飛び出し警告システム。
  2. 請求項1に記載の飛び出し警告システムであって、
    前記サーバは、
    前記時系列位置データから、前記携帯端末の移動方向を計算し、前記車載装置に送信し、
    前記車載装置は、
    前記サーバから前記携帯端末の移動方向を受信し、
    当該車載装置の位置データから当該車載装置の移動方向を計算し、
    前記携帯端末の移動方向と、当該車載装置の移動方向とのなす角度が所定値以上である場合に前記飛び出し警告メッセージを警告として発信し、前記角度が所定値未満である場合に前記飛び出し警告メッセージを注意として発信する
    ことを特徴とする飛び出し警告システム。
  3. 請求項2に記載の飛び出し警告システムであって、
    警告の前記飛び出し警告メッセージは、ブザー又は赤色発光の点滅であり、
    注意の前記飛び出し警告メッセージは、チャイムである
    ことを特徴とする飛び出し警告システム。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の飛び出し警告システムであって、
    前記自動車が通る車道付近に予め設置されたVICS(Vehicle Information and Communication System)基地局を備え、
    前記サーバは、前記基地局のある地域を管轄するVICS基地局に前記携帯端末の位置データを送信し、
    前記VICS基地局は、前記サーバから前記携帯端末の位置データを受信し、前記車道に向けて発信する
    ことを特徴とする飛び出し警告システム。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の飛び出し警告システムであって、
    前記所定の基準位置は、歩道上で、かつ、横断歩道の近傍に設けられる
    ことを特徴とする飛び出し警告システム。
  6. 通行者の所持する携帯端末と、
    前記携帯端末から電波を受信する基地局と、
    前記携帯端末の位置データを蓄積するサーバと、
    自動車に搭載された車載装置と、
    を備えたコンピュータシステムが行う飛び出し警告方法であって、
    前記基地局が、前記電波に基づいて前記携帯端末の位置データを生成して前記サーバに送信するステップと、
    前記サーバが、前記基地局から前記携帯端末の位置データを受信して時系列位置データとして記憶するステップと、
    前記サーバが、前記時系列位置データに基づいて、所定時間内に前記携帯端末と、所定の基準位置との間の距離が所定値以内になると判定した場合に、前記携帯端末の位置データを前記車載装置に送信するステップと、
    前記車載装置が、前記サーバから前記携帯端末の位置データを受信するステップと、
    前記車載装置が、所定の測位手段により当該車載装置の位置データを取得するステップと、
    前記車載装置が、当該車載装置の位置データ及び前記携帯端末の位置データに基づいて、所定時間内に前記車載装置と、前記携帯端末との間の距離が所定値以内になると判定した場合に、飛び出し警告メッセージを前記自動車の運転者に向けて発信するステップと、
    を含むことを特徴とする飛び出し警告方法。
  7. 請求項6に記載の飛び出し警告方法であって、
    前記サーバが、前記時系列位置データから、前記携帯端末の移動方向を計算し、前記車載装置に送信するステップと、
    前記車載装置が、前記サーバから前記携帯端末の移動方向を受信するステップと、
    前記車載装置が、当該車載装置の位置データから当該車載装置の移動方向を計算するステップと、
    前記車載装置が、前記携帯端末の移動方向と、当該車載装置の移動方向とのなす角度が所定値以上である場合に前記飛び出し警告メッセージを警告として発信し、前記角度が所定値未満である場合に前記飛び出し警告メッセージを注意として発信するステップと、
    をさらに含むことを特徴とする飛び出し警告方法。
  8. 請求項7に記載の飛び出し警告方法であって、
    警告の前記飛び出し警告メッセージは、ブザー又は赤色発光の点滅であり、
    注意の前記飛び出し警告メッセージは、チャイムである
    ことを特徴とする飛び出し警告方法。
  9. 請求項6ないし請求項8のいずれか一項に記載の飛び出し警告方法であって、
    前記コンピュータシステムは、前記自動車が通る車道付近に予め設置されたVICS基地局を備え、
    前記サーバが、前記基地局のある地域を管轄するVICS基地局に前記携帯端末の位置データを送信するステップと、
    前記VICS基地局が、前記サーバから前記携帯端末の位置データを受信し、前記車道に向けて発信するステップと、
    をさらに含むことを特徴とする飛び出し警告方法。
  10. 請求項6ないし請求項9のいずれか一項に記載の飛び出し警告方法であって、
    前記所定の基準位置は、歩道上で、かつ、横断歩道の近傍に設けられる
    ことを特徴とする飛び出し警告方法。
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