JP2009115045A - 改良弁装置を有する空気圧縮機 - Google Patents

改良弁装置を有する空気圧縮機 Download PDF

Info

Publication number
JP2009115045A
JP2009115045A JP2007291419A JP2007291419A JP2009115045A JP 2009115045 A JP2009115045 A JP 2009115045A JP 2007291419 A JP2007291419 A JP 2007291419A JP 2007291419 A JP2007291419 A JP 2007291419A JP 2009115045 A JP2009115045 A JP 2009115045A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston
cylinder housing
seal ring
valve device
air compressor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007291419A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5230995B2 (ja
Inventor
Wen-San Jou
周文三
Original Assignee
Shu Bunsan
周 文三
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shu Bunsan, 周 文三 filed Critical Shu Bunsan
Priority to JP2007291419A priority Critical patent/JP5230995B2/ja
Publication of JP2009115045A publication Critical patent/JP2009115045A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5230995B2 publication Critical patent/JP5230995B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Compressor (AREA)

Abstract

【課題】ピストンロッドがシリンダハウジングに対して傾斜した状態においても、シリンダハウジング及びピストン間を適切に気密シールする。
【解決手段】空気圧縮機が、シリンダハウジング12、加圧空気を発生するためにシリンダハウジング内を往復動作で摺動するように移動するピストン30、及びピストン内に係合したシールリング80を有し、シールリングは、上部分内に形成された外側環状溝を有し、それにより、外側環状リブを形成し、シールリングの外側環状リブは、ピストンから外へ延出し、それにより、シリンダハウジングの内周面に摺動可能に係合して、ピストンがシリンダハウジングに対して傾斜する時でも、シリンダハウジング及びピストン間を気密シールできるようにする。シールリングは、ピストンのベース部材及び上側カバー部材間に保持される。
【選択図】図2

Description

本発明は、空気圧縮機、特に、ピストン及びシリンダハウジング間の摺動係合を容易にするとともに、空気が弁装置を通って流れる、又はシリンダハウジングに対して流出入するのを効果的に制御する改良弁装置を有する空気圧縮機に関する。
一般的な空気圧縮機は、ベースに取り付けられた、又は固定されたシリンダハウジングであって、その内部に摺動可能に配置されたピストンを有するシリンダハウジングと、ベースに固定されて、シリンダハウジングのピストンを往復動作で作動又は駆動するようにシリンダハウジングのピストンに結合されたモータとを有する。
これらの一般的な空気圧縮機では、ピストンがピストンロッドに固定されるか、又はそれに取り付けられており、ピストンロッドと一緒に移動し、したがって、ピストンロッドをモータによって偏心部材を介して回転または駆動する時、シリンダハウジングに対して傾斜するであろう。しかしながら、ピストンがシリンダハウジングの底又は外端部へ移動する時、ピストンロッドがシリンダハウジングに対して傾斜した状態のため、シールリングはシリンダハウジングから離れることがあり、それにより、シリンダハウジング及びピストン間を適切に気密シールするためにシールリングが使用されないであろう。
米国特許第2,792,790号明細書 米国特許第5,655,887号明細書 米国特許第6,059,542号明細書 米国特許第6,200,110号明細書
本発明は、空気圧縮機用の従来のピストンの上記欠点を軽減及び/又は回避するために行われた。
本発明の主たる目的は、ピストン及びシリンダハウジング間の摺動結合を容易にするとともに、空気が弁装置を通って流れる、又はシリンダハウジングに対して流出入するのを効果的に制御する改良弁装置を有する空気圧縮機を提供することである。
本発明のさらなる目的及び利点は、添付の図面を適切に参照しながら以下に与えられた詳細な説明を注意深く読むことから明らかになるであろう。
図面を、最初に図1〜図3を参照すると、本発明による空気圧縮機は、プレート11を有する支持ベース10と、プレート11上に設けられるか、それから延出し、好ましくはプレート11と一体成形されたシリンダハウジング12とを備える。シリンダハウジング12は、その内部に形成されたチャンバ13であって、その内部にピストン30を摺動可能に受け取るチャンバ13(図2、図3)を有し、また、熱放散の目的などのために、それから側方又は半径方向外向きに延びる1つ又は複数のフィン14(図1)を有する。ピストン30は、それから延出した延長又はピストンロッド31を有し、加圧空気を発生するためにシリンダハウジング12のチャンバ13内を往復動作で摺動可能である。
シリンダハウジング12は、その上部から上向き又は外向きに延出した出口管15であって、シリンダハウジング12のチャンバ13から加圧空気を受け取るために、シリンダハウジング12のチャンバ13と連通している区画室16を内部に形成した出口管15を有する。ばね式逆止め弁17(図2、図3)を出口管15内に配置して、出口管15及びシリンダハウジング12間に形成された、又は設けられた弁座18に係合させてもよい。シリンダハウジング12及び出口管15内の空気圧力が**の時に加圧空気を逃がすために、逃がし弁又は安全弁(図示せず)などをさらに設けて、出口管15に取り付けてもよい。
したがって、ばね式逆止め弁17を使用して、加圧空気がシリンダハウジング12のチャンバ13から出口管15の区画室16内へ流れるだけであるように制限し、加圧空気が出口管15の区画室16からシリンダハウジング12のチャンバ13内へ逆流することを防止するようにしてもよい。出口管15の区画室16を閉塞又は密閉するため、また出口管15の区画室16内にばね式逆止め弁17を安定的に保持するために、キャップ19をねじ付け係合などで出口管15の外端部すなわち自由端部に取り付けてもよい。
シリンダハウジング12には、出口管15から外向きに延出して、出口管15の区画室16から加圧空気を受け取るために出口管15の区画室16と連通している1つ又は複数のダクト20、21、22、23がさらに設けられている。ダクト20、21、22、23は、加圧空気の供給を必要とするさまざまな種類の設備に結合されてもよい。シリンダハウジング12及び/又は出口管15内の空気圧力が所定圧力を超えた時に加圧空気を逃がし、それにより、シリンダハウジング12及び/又は出口管15の過剰加圧及び破損を防止するために、たとえば、逃がし弁24を設けてダクトの1つ20に取り付けてもよい。
シリンダハウジング12及び/又は出口管15内の空気圧力を検出して示すために、圧力計25を設けて他のダクト21に取り付けてもよい。ノズル26を設けて別のダクト22に取り付けて、加圧空気をシリンダハウジング12のチャンバ13及び出口管15の区画室16から、加圧空気の供給を必要とするさまざまな設備へノズル26で供給できるようにしてもよい。
ダクト20、21、22、23を出口管15に設ける、又はそれから延出させることにより、追加的又は特殊な結合部材又は工具を用いないで、逃がし弁24及び圧力計25及びノズル26を出口管15にダクト20、21、22、23で簡単且つ容易に取り付ける、又は結合することができることに注目されたい。ダクト20、21、22、23を使用する必要がない時、ダクト20、21、22、23を選択的に密閉又は閉塞するために、1つ又は複数の蓋(図示せず)をさらに設けて、ダクト20、21、22、23のいずれかにねじ付け係合などによって取り付ける、又は固定してもよい。
歯車40が、1つ又は複数の軸受け(図示せず)及びシャフト41でプレート11の下部分に回転可能に取り付けられており、また、その内部に形成されて周縁ケーシング44によって画定された空間43であって、その内部に偏心部材45(図1、図2)を受け取って固定する空間43を有する。偏心部材45は、締結具(図示せず)などで歯車40に固定されてもよく、したがって、歯車40と一緒に回転してもよく、また、ピストン30を作動させる、すなわちシリンダハウジング12に対して往復動作でピストン30を移動させるために、偏心部材から延出してピストン30のピストンロッド31に結合されたクランク又は偏心ピン47を有する。
モータ50を締結具(図示せず)などでプレート11の上部分15に取り付ける、又は固定してもよく、それは、プレート11を貫通して延びるスピンドル52(図2)を有し、また、そのスピンドル52に固定されるとともに歯車40と噛み合ったピニオン53を有し、それにより、歯車40をモータ50によってピニオン53を介して回転すなわち駆動し、したがって、ピストン30を偏心部材45及び偏心ピン47によって作動させる、すなわちシリンダハウジング12に対して往復動作で移動させることができる。循環または換気空気を発生するために、ファン装置54をさらに設けてモータ50に結合し、モータ50によって回転または駆動されるようにしてもよい。
作用を説明すると、図2及び図3に示すように、ピストン30は、モータ50によってピニオン53、歯車40、偏心部材45及び偏心ピン47を介して作動されられる、すなわちシリンダハウジング12に対して往復動作で移動させられ、それにより、加圧空気を発生し、その加圧空気を出口管15内へ流し、次にダクト20、21、22、23のいずれかまたはすべてを通して流出させることができ、したがって、シリンダハウジング12及び/または出口管15内の空気圧力を圧力計25によって検出して示すことができ、加圧空気の供給を必要とする設備へ加圧空気をノズル26で供給することができ、且つ/又はシリンダハウジング12及び/又は出口管15が過剰加圧された時、逃がし弁24を介して加圧空気を逃がすことができる。
図4〜図8に示すように、ピストン30は、その内部に空気通路32が形成されて、空気がピストン30の空気通路32を通って流れることができるように配置されている。ばねブレード又は弁装置60が、1つ又は複数の締結具62でピストン30の一方側又は第1側34に取り付けられた、又は固定された一方側又は第1側61を有し、また、ピストン30の空気通路32の閉塞又は密閉を行うように付勢するのに適するとともに、空気がピストン30の空気通路32を通って流れるのを制御するのに適した弾性を有する。上記構造は一般的であり、さらなる詳細を説明しない。
弁装置60は、その一方側又は第1側61に形成された小孔63(図4)をさらに有し、それにより、ピストン30から上方へ延出したペグ33を受け取って、弁装置60をピストン30に留め付ける、又は位置決めできるようにしており、また、弁装置60は、弁装置60の開口63と反対の、すなわちそれから遠位の位置で弁装置60の第2側65に形成された開口64を有する。弁装置60は、弾性金属又は鋼材料で形成されており、ピストン30の空気通路32の閉塞及び選択的開放を行って、ピストン30の空気通路32がばねブレード又は弁装置60によって部分的に開放されると同時に、空気がピストン30を通って流れることができるように、ピストン30に対して屈曲するように押し付けられてもよい。
ピストン30は、弁装置60に係合してそれの位置決め及び/又は留め付けを行うために、ピストン30の第1側34から上方へ延出したバー35を有し、また、ピストン30の第2側38から上方へ延出してバー35と反対の位置にある制限手段又は装置37をさらに有し、また、好ましくは、ピストン30の空気通路32がバー35と制限手段又は装置37との間に形成されて位置付けられるように構成される。制限装置37は、弁装置60の開口64を貫通して延出する(図5〜図7)。
制限装置37は、それから延出する延長部分又は耳39を有し、耳は、バー35から離れる向きに延出又は面し、好ましくはピストン30の上面に平行であり、また弁装置60の第2側65の上方に延びて位置し、それにより、弁装置60の第2側65に係合し、したがって、弁装置60の第2側65がピストン30に対して屈曲又は移動するのを制限して、弁装置60の第2側65が、弁装置60の第1側61に対して過剰に屈曲又は変形することを防止できるようにする。
別法では、制限装置37が、弁装置60の開口64にはまることなく、弁装置60の外側に延出して位置してもよく、延長部分又は耳39も、弁装置60の内方へ延出して弁装置60の第2側65の上方に位置し、それにより、弁装置60の第2側65に係合して、弁装置60の第2側65がピストン30に対して屈曲又は移動するのを制限し、したがって、弁装置60の第2側65が弁装置60の第1側61に対して過剰に屈曲又は変形することを防止できるようにする。
弁装置60は、その内部に形成された内側弧状スロット66をさらに有し、それにより、弁装置内に外周ブレード構成部分又は第1ブレード構成部分67、及び内側ばねブレード又は第2ブレード構成部分68を形成し、また、その内側弧状スロット66を第1ブレード構成部分67及び第2ブレード構成部分68間に位置付けることができるようにしている。ピストン30の空気通路32の付勢及び閉塞を行うとともに、空気がピストン30の空気通路32を通って流れるのを制御するために、内側又は第2ブレード構成部分68は、ピストン30の空気通路32より大きい面積を有する。
弁装置60は、その他方側又は第2側65内に形成される、又は設けられる1つ又は複数の、たとえば2つの結合構成部分69をさらに有し、これらは第1ブレード構成部分67及び第2ブレード構成部分68間に結合されて、第1ブレード構成部分67及び第2ブレード構成部分68を互いに結合するとともに、第2ブレード構成部分68の弾性又は移動行程を増加させるようにする。別法として、図11に示すように、弁装置60は、その内部に形成される内側弧状スロット、及びその内部に形成される外周ブレード構成部分又は第1ブレード構成部分及び内側ばねブレード又は第2ブレード構成部分を全く有しなくてもよく、また、ピストン30の空気通路33の閉塞及び選択的な開放を行うために、やはり弁装置60を使用してもよい。
作用を説明すると、図5〜図7に示すように、第1ブレード構成部分67の、又は弁装置60の他方側又は第2側65をピストン30の上面から離れるように移動させる、又は弾発させてもよく、また、弁装置60の第2ブレード構成部分68を弁装置60の第1ブレード構成部分67から離れるようにさらに移動させる、又は弾発させてもよく、それにより、ピストン30に適当且つ選択的に係合し、また、ピストン30の空気通路32を開放可能且つ選択的に閉塞し、また、空気がピストン30の空気通路32を通って流れるのを効果的に制御するために、弁装置60の第2ブレード構成部分68が、ピストン30の上面から離れるように移動又は弾発するためのより良好な可動性又は弾性を有することができる。改良弁装置60は、同時係属中の米国出願に開示され、出願されている。
図4〜図8に示すように、ピストン30は好ましくは、ベース部材70を有し、周囲壁71がそれから上方へ延出して、外周肩部72、及びその内部の、ピストン30の空気通路32と連通している内側区画室73を形成しており、また、ピストン30は、ベース部材70の上方に位置してその上に係合する上側カバー部材75を有し、膨出部分76がそれから下方に延出して、ベース部材70の内側区画室73内に係合し、接着剤、圧力ばめ係合、締結具又はラッチ(図示せず)などで、又は溶接処理によってベース部材70に固定されるようになっている。別法として、上側カバー部材75及びベース部材70を互いに一体状に形成してもよい。
上側カバー部材75からは、ペグ33、バー35及び制限装置37が延出することができ、ピストン30の空気通路32を上側カバー部材75及びベース部材70の両方に貫設し、それにより、空気が空気通路32と、ピストン30の上側カバー部材75及びベース部材70の両方を通って流れるようにしてもよい。上側カバー部材75には、膨出部分76の周囲に形成して設けられて、ベース部材70に向かって下方へ延出し、それにより、後述するシールリング80の位置決め及び留め付けを行う周囲フラップ77(図6〜図10)をさらに設けてもよい。
シールリング80は、ピストン30のベース部材70の周囲壁71上又はその周囲に係合するとともに、ピストン30のベース部材70の外周肩部72に係合し、それにより、シールリング80をピストン30の上側カバー部材75とベース部材70との間に安定的に留め付けて保持することができる。シールリング80は、その上部分内に形成された内側環状溝81及び外側環状溝82を有し、それにより、内側環状リブ83、中間環状リブ84及び外側環状リブ85を形成又は画定して、上側カバー部材75の周囲フラップ77がシールリング80の内側環状溝81内にはまって、シールリング80をピストン30に固定的に留め付けて保持できるようにすることが好ましい。
したがって、外側環状リブ85は、シールリング80の外周部分から上方及び外方へ自由に延出し、それにより、ピストン30の外周部分から外へわずかに延出して、シリンダハウジング12の内周面90に弾性的且つ効果的に係合するようになっている(図2、図3、図9、図10)。シールリング80の外側環状リブ85は、その上部分内に形成された、また好ましくはシールリング80の底面87に平行である平坦面86を有し(図8)、さらに、その上部外側部分に形成されて、その平坦面86の横に、又は隣接して形成された傾斜面88を有する。
別法として、図12に示すように、上記上側カバー部材75は、前記上側カバー部材75の一方側又は第1側から上方へ延出した1つ又は複数のキャッチ331を有してもよく、また上記弁装置60は、上記上側カバー部材75のキャッチ331を受け取るために、1つ又は複数の穴631を有してもよい。
作用を説明すると、図9及び図10に示すように、モータ50、ピニオン53、歯車40及び偏心ピン47によってピストン30をシリンダハウジング12内で強制的に往復動作で移動又は摺動させる時、ピストン30はシリンダハウジング12に対してわずかに傾斜することがある。ピストン30から外へわずかに延出している外側環状リブ85は、シリンダハウジング12の内周面90に摺動可能に係合することができ、それにより、ピストン30がシリンダハウジング12に対してわずかに傾斜する時でも、ピストン30及びシリンダハウジング12間を適切に気密シールすることができる。
したがって、本発明による空気圧縮機は、空気が弁装置を通って流れる、又はシリンダハウジングに対して流出入するのを効果的に制御する改良弁装置を有する。
本発明による空気圧縮機の斜視図である。 空気圧縮機の、図1の2−2線に沿った部分断面図である。 空気圧縮機の動作を示す、図2と同様な別の部分断面図である。 空気圧縮機のピストン及び弁部材を示す部分分解図である。 空気圧縮機のピストン及び弁部材を示す斜視図である。 空気圧縮機の、図5の6−6線に沿った断面図である。 空気圧縮機の動作を示す、図6と同様な部分断面図である。 空気圧縮機用の改良シールリングを示す拡大部分断面図である。 空気圧縮機用の改良シールリングの動作を示す概略的な拡大平面図である。 空気圧縮機用の改良シールリングのさらなる動作を示す、図9と同様であるが別の概略的な拡大平面図である。 空気圧縮機のピストン及び弁部材の別の構造を示す、図4と同様な部分拡大図である。 空気圧縮機のピストン及び弁部材を示す別の実施形態の斜視図である。
符号の説明
12 シリンダハウジング
30 ピストン
70 ベース部材
75 上側カバー部材
80 シールリング
82 外側環状溝
85 外側環状リブ
90 シリンダハウジングの内周面

Claims (5)

  1. 支持プレート(11)と、
    前記支持プレート(11)上に設けられて、内周面によって画定されたチャンバを内部に形成しているシリンダハウジング(12)と、
    前記シリンダハウジング(12)の前記チャンバ内に摺動可能に受け取られたピストン(30)であって、それから延出したピストンロッド(31)を有するピストン(30)と、
    前記ピストン(30)に取り付けられて、前記ピストン(30)を前記シリンダハウジング(12)に対して圧縮行程で移動させる時、前記ピストン(30)の空気通路を選択的に閉塞し、前記ピストンを前記シリンダハウジング(12)に対して戻り行程で移動させる時、前記ピストン(30)の空気通路を開放するようにする弁装置(60)と、
    前記支持プレート(11)に取り付けられて、圧縮空気を発生するために、前記ピストン(30)を前記シリンダハウジング(12)に対して往復動作で移動させるモータ(50)と、
    前記ピストン(30)に取り付けられたシールリング(80)であって、その上部分内に形成された外側環状溝(82)を有し、それにより、外側環状リブ(85)を形成しており、前記シールリング(80)の前記外側環状リブ(85)は、前記ピストン(30)から外方へ張り出しており、それにより、前記シリンダハウジング(12)の前記内周面に摺動可能に係合して、前記ピストン(30)が前記シリンダハウジング(12)に対して傾斜する時でも、前記シリンダハウジング(12)と前記ピストン(30)の間を気密にシールできるようにする、シールリング(30)
    を備える空気圧縮機。
  2. 前記ピストン(30)は、ベース部材(70)と、前記ベース部材(70)の上方に位置してその上に係合する上側カバー部材(75)とを有し、それにより前記シールリング(80)を前記ピストン(30)の前記ベース部材(70)及び前記上側カバー部材(75)間に保持するようにした、請求項1に記載の空気圧縮機。
  3. 前記ピストン(30)の前記ベース部材(70)は、それから上方へ延出する周囲壁(71)であって、外周肩部、及びその内部の内側区画室を形成する周囲壁(71)を有し、前記ピストン(30)の前記上側カバー部材(75)は、それから下方に延出して前記ベース部材(70)の前記内側区画室内に嵌合する膨出部分(76)を有し、前記上側カバー部材(75)は、前記ベース部材(70)に向かって延出する周囲フラップをさらに有し、前記シールリング(80)は、その上部分内に形成された内側環状溝(81)及び外側環状溝(82)を有し、それにより、内側環状リブ(83)、中間環状リブ(84)、及び傾斜面を有する外側環状リブ(85)を形成しており、前記上側カバー部材(75)の前記周囲フラップ(77)は、前記シールリング(80)の前記内側環状溝(81)内に嵌り、それにより、前記シールリング(80)を前記ピストン(30)に固定的に留め付けて保持できるようにしており、前記シールリング(80)の前記外側環状リブ(85)の前記傾斜面は、前記シリンダハウジング(12)の前記内周面に係合する、請求項2に記載の空気圧縮機。
  4. 前記シールリング(80)の前記外側環状リブ(85)は、その上部分に形成されて前記傾斜面に隣接して形成された上側平坦面(86)を有する、請求項3に記載の空気圧縮機。
  5. 前記弁装置(60)は、前記ピストン(30)に取付けられた第1側(61)と、前記第1側(61)と反対側の第2側(65)とを有しており、前記弁装置(60)はさらに、その前記第2側(65)内に形成された開口(64)を有し、またその内部に形成された内側弧状スロット(66)を有し、それにより、第1ブレード構成部分(67)及び第2ブレード構成部分(68)を形成するとともに、前記内側弧状スロット(66)が前記第1ブレード構成部分(67)及び前記第2ブレード構成部分(68)間に位置するようにしており、前記ピストン(30)は、前記上側カバー部材(75)から張出して前記弁装置(60)の前記開口(64)を貫通する制限装置(37)を有し、前記制限装置(37)は、それから延出して前記弁装置の前記第2側(65)の上方に位置する耳(39)をさらに有し、それにより、前記弁装置(60)の前記第2側(65)が前記ピストン(30)に対して屈曲又は移動するのを制限するようにした、請求項1に記載の空気圧縮機。
JP2007291419A 2007-11-09 2007-11-09 改良されたシールリングを有する空気圧縮機 Expired - Fee Related JP5230995B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007291419A JP5230995B2 (ja) 2007-11-09 2007-11-09 改良されたシールリングを有する空気圧縮機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007291419A JP5230995B2 (ja) 2007-11-09 2007-11-09 改良されたシールリングを有する空気圧縮機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009115045A true JP2009115045A (ja) 2009-05-28
JP5230995B2 JP5230995B2 (ja) 2013-07-10

Family

ID=40782436

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007291419A Expired - Fee Related JP5230995B2 (ja) 2007-11-09 2007-11-09 改良されたシールリングを有する空気圧縮機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5230995B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011012603A (ja) * 2009-07-02 2011-01-20 Max Co Ltd 多段圧縮機及び高圧対応のロッキングピストン
JP2012026370A (ja) * 2010-07-23 2012-02-09 Max Co Ltd ロッキングピストンのシール構造
JP2012251455A (ja) * 2011-06-01 2012-12-20 Kps Kogyo Kk 圧縮機
JP2012251454A (ja) * 2011-06-01 2012-12-20 Kps Kogyo Kk 圧縮機
JP2013253698A (ja) * 2013-07-22 2013-12-19 Max Co Ltd 高圧対応のロッキングピストン
JP2014139442A (ja) * 2014-03-24 2014-07-31 Max Co Ltd 多段圧縮機
JP2015048762A (ja) * 2013-08-30 2015-03-16 日立オートモティブシステムズ株式会社 往復動圧縮機
JP2015206365A (ja) * 2014-04-22 2015-11-19 周 文三 空気圧縮機
JP2022163707A (ja) * 2021-04-14 2022-10-26 文三 周 空気圧縮機のシリンダーのピストン体

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5527599A (en) * 1978-08-16 1980-02-27 Lucas Industries Ltd Piston and cylinder type pump assembly
JPS5560465U (ja) * 1978-10-23 1980-04-24
JPS59206687A (ja) * 1983-05-10 1984-11-22 Nippon Denso Co Ltd 往復動圧縮機
JPS6415783U (ja) * 1987-07-20 1989-01-26
US6200110B1 (en) * 1999-03-01 2001-03-13 Wen San Chou Air compressor
JP2003042272A (ja) * 2001-07-30 2003-02-13 Piolax Inc オイルストレイナ
JP2005344570A (ja) * 2004-06-01 2005-12-15 Sumitomo Rubber Ind Ltd 小型簡易コンプレッサ装置
JP2006123879A (ja) * 2004-09-30 2006-05-18 Hitachi Ltd マスタシリンダ
JP2006266256A (ja) * 2005-02-28 2006-10-05 Hitachi Ltd 揺動型圧縮機
JP2007502737A (ja) * 2003-08-18 2007-02-15 コンチネンタル・テベス・アーゲー・ウント・コンパニー・オーハーゲー 特に車両液圧ブレーキシステム用のシリンダー

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5527599A (en) * 1978-08-16 1980-02-27 Lucas Industries Ltd Piston and cylinder type pump assembly
JPS5560465U (ja) * 1978-10-23 1980-04-24
JPS59206687A (ja) * 1983-05-10 1984-11-22 Nippon Denso Co Ltd 往復動圧縮機
JPS6415783U (ja) * 1987-07-20 1989-01-26
US6200110B1 (en) * 1999-03-01 2001-03-13 Wen San Chou Air compressor
JP2003042272A (ja) * 2001-07-30 2003-02-13 Piolax Inc オイルストレイナ
JP2007502737A (ja) * 2003-08-18 2007-02-15 コンチネンタル・テベス・アーゲー・ウント・コンパニー・オーハーゲー 特に車両液圧ブレーキシステム用のシリンダー
JP2005344570A (ja) * 2004-06-01 2005-12-15 Sumitomo Rubber Ind Ltd 小型簡易コンプレッサ装置
JP2006123879A (ja) * 2004-09-30 2006-05-18 Hitachi Ltd マスタシリンダ
JP2006266256A (ja) * 2005-02-28 2006-10-05 Hitachi Ltd 揺動型圧縮機

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011012603A (ja) * 2009-07-02 2011-01-20 Max Co Ltd 多段圧縮機及び高圧対応のロッキングピストン
TWI500851B (zh) * 2009-07-02 2015-09-21 Max Co Ltd Multi-stage compressor and swing piston
JP2012026370A (ja) * 2010-07-23 2012-02-09 Max Co Ltd ロッキングピストンのシール構造
JP2012251455A (ja) * 2011-06-01 2012-12-20 Kps Kogyo Kk 圧縮機
JP2012251454A (ja) * 2011-06-01 2012-12-20 Kps Kogyo Kk 圧縮機
JP2013253698A (ja) * 2013-07-22 2013-12-19 Max Co Ltd 高圧対応のロッキングピストン
JP2015048762A (ja) * 2013-08-30 2015-03-16 日立オートモティブシステムズ株式会社 往復動圧縮機
JP2014139442A (ja) * 2014-03-24 2014-07-31 Max Co Ltd 多段圧縮機
JP2015206365A (ja) * 2014-04-22 2015-11-19 周 文三 空気圧縮機
JP2022163707A (ja) * 2021-04-14 2022-10-26 文三 周 空気圧縮機のシリンダーのピストン体
JP7389842B2 (ja) 2021-04-14 2023-11-30 文三 周 空気圧縮機のシリンダーのピストン体
US11905945B2 (en) 2021-04-14 2024-02-20 Wen-San Chou Piston of air compressor

Also Published As

Publication number Publication date
JP5230995B2 (ja) 2013-07-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009115045A (ja) 改良弁装置を有する空気圧縮機
US7462018B2 (en) Air compressor having stable configuration
US7240642B2 (en) Air compressor having changeable structure
EP2930361B1 (en) Air compressor
US20070264140A1 (en) Air compressor having improved valve device
US20070264139A1 (en) Air compressor having stabilized structure
US6648612B2 (en) Oil-free air compressor
US7819636B2 (en) Air pump with improved air intake control structure
KR200387141Y1 (ko) 안정된 구성을 가지는 공기 압축기
US20070264141A1 (en) Air compressor having improved valve device
JP6055864B2 (ja) 空気圧縮機装置
JP5748106B2 (ja) 流体ポンプ
US20070077157A1 (en) Air compressor having improved valve device
JP5389349B2 (ja) 改良された弁体を有する空気圧縮機
US20130078119A1 (en) Bearing arrangement for air compressor
KR100880303B1 (ko) 공기 압축기
US20080237510A1 (en) Valve device for air compressor
EP1693568B1 (en) Air compressor having stable configuration
JP2007309175A (ja) 改良された弁装置を有する空気圧縮機
KR20150090228A (ko) 공기압축기 구조
KR100880304B1 (ko) 공기 압축기
EP1852609B1 (en) Air compressor
JP2007309173A (ja) 可変構造を有する空気圧縮機
US20140286804A1 (en) Air compressor having buffering compartment
EP1852608B1 (en) Air compressor having changeable structure

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101026

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120718

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120726

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121010

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130307

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130321

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160329

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5230995

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees