JP2003042272A - オイルストレイナ - Google Patents
オイルストレイナInfo
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- JP2003042272A JP2003042272A JP2001229497A JP2001229497A JP2003042272A JP 2003042272 A JP2003042272 A JP 2003042272A JP 2001229497 A JP2001229497 A JP 2001229497A JP 2001229497 A JP2001229497 A JP 2001229497A JP 2003042272 A JP2003042272 A JP 2003042272A
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- Japan
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- filter
- bypass valve
- oil
- oil strainer
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- Pending
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/04—Features relating to lubrication or cooling or heating
- F16H57/0402—Cleaning of lubricants, e.g. filters or magnets
- F16H57/0404—Lubricant filters
Landscapes
- Check Valves (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
- Filtration Of Liquid (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 オートマチックトランスミッション等に使用
されるオイルストレイナの提供。 【解決手段】 流出口4を有するアッパーケース1と、
流入口5を有するロアケース2と、アッパーケース1と
ロアケース2間に挾持されてメインフィルタ6を支持す
る樹脂製の中間フレーム3とから成り、ボディ本体の内
部にオイルのメイン流路A1とバイパス流路A2とを連
通状態をもって形成したオイルストレイナであって、中
間フレーム3の一部に上記メインフィルタ6よりも目の
粗いバイパスフィルタ7を一体に形成して、該バイパス
フィルタ7の下流側に圧力差で開閉するバイパスバルブ
8を配置することにより、バイパスバルブ8側に大きな
ダストがはさまって、バイパスバルブ8自体の機能を害
する恐れがないと共に、濾過効率も頗る向上する。
されるオイルストレイナの提供。 【解決手段】 流出口4を有するアッパーケース1と、
流入口5を有するロアケース2と、アッパーケース1と
ロアケース2間に挾持されてメインフィルタ6を支持す
る樹脂製の中間フレーム3とから成り、ボディ本体の内
部にオイルのメイン流路A1とバイパス流路A2とを連
通状態をもって形成したオイルストレイナであって、中
間フレーム3の一部に上記メインフィルタ6よりも目の
粗いバイパスフィルタ7を一体に形成して、該バイパス
フィルタ7の下流側に圧力差で開閉するバイパスバルブ
8を配置することにより、バイパスバルブ8側に大きな
ダストがはさまって、バイパスバルブ8自体の機能を害
する恐れがないと共に、濾過効率も頗る向上する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のオートマ
チックトランスミッション等に使用されるオイルストレ
イナの改良に関するものである。
チックトランスミッション等に使用されるオイルストレ
イナの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種オイルストレイナとして、
実開平2−50558号公報に示すものが存する。該従
来のオイルストレイナは、具体的には図示しないが、そ
のボディ本体を流出口を有するアッパーケースと流入口
を有するロアケースとで構成し、該ボディ本体の内部を
オイルのメイン流路とバイパス流路とに区画して、前者
のメイン流路内には、上下に一対のフェルト状フィルタ
を組み込んだフィルタ組立体を配置し、後者のバイパス
流路内には、上下に金網状フィルタとバイパスバルブを
組み込んだバルブ組立体を配置する構成となっている。
実開平2−50558号公報に示すものが存する。該従
来のオイルストレイナは、具体的には図示しないが、そ
のボディ本体を流出口を有するアッパーケースと流入口
を有するロアケースとで構成し、該ボディ本体の内部を
オイルのメイン流路とバイパス流路とに区画して、前者
のメイン流路内には、上下に一対のフェルト状フィルタ
を組み込んだフィルタ組立体を配置し、後者のバイパス
流路内には、上下に金網状フィルタとバイパスバルブを
組み込んだバルブ組立体を配置する構成となっている。
【0003】そして、エンジンが駆動している時には、
一般に、油温が高く粘度が低い状態となっているので、
オイルパン内のオイルは、ロアケースの流入口からボデ
ィ本体のメイン流路内に導かれ、そこでフェルト状フィ
ルタでダストが捕捉されて、アッパーケースの流出口へ
と吸い込まれることとなり、又、冬期のようにオイルの
油温が低くて粘度が高い時には、フェルト状フィルタの
通油抵抗により、アッパーケースの流出口に作用する吸
込負圧が大きくなるので、バイパス流路に配置されてい
るバルブ組立体のバイパスバルブが開いて、オイルパン
内のオイルは、ロアケースの流入口からボディ本体のバ
イパス流路内に導かれ、そこで金網状フィルタでダスト
を捕捉して、同様に、アッパーケースの流出口へと吸い
込まれることなる。
一般に、油温が高く粘度が低い状態となっているので、
オイルパン内のオイルは、ロアケースの流入口からボデ
ィ本体のメイン流路内に導かれ、そこでフェルト状フィ
ルタでダストが捕捉されて、アッパーケースの流出口へ
と吸い込まれることとなり、又、冬期のようにオイルの
油温が低くて粘度が高い時には、フェルト状フィルタの
通油抵抗により、アッパーケースの流出口に作用する吸
込負圧が大きくなるので、バイパス流路に配置されてい
るバルブ組立体のバイパスバルブが開いて、オイルパン
内のオイルは、ロアケースの流入口からボディ本体のバ
イパス流路内に導かれ、そこで金網状フィルタでダスト
を捕捉して、同様に、アッパーケースの流出口へと吸い
込まれることなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来のオイル
ストレイナにあっては、アッパーケースの流出口に作用
する吸込負圧の大きさに応じて、メイン流路とバイパス
流路を切り換え使用することにより、オートマチックト
ランスミッション等に対するオイルの供給を十分に確保
できることとなるが、反面、バイパス流路側に配置され
るバルブ組立体においては、その金網状フィルタが下流
側に位置しバイパスバルブが上流側に位置する関係で、
比較的に大きなダストを含むオイルが濾過される前にバ
イパスバルブを通過することとなるので、この大きなダ
ストが通過中に、バイパスバルブにはさまり、バイパス
バルブ自体の機能を害する恐れがあった。
ストレイナにあっては、アッパーケースの流出口に作用
する吸込負圧の大きさに応じて、メイン流路とバイパス
流路を切り換え使用することにより、オートマチックト
ランスミッション等に対するオイルの供給を十分に確保
できることとなるが、反面、バイパス流路側に配置され
るバルブ組立体においては、その金網状フィルタが下流
側に位置しバイパスバルブが上流側に位置する関係で、
比較的に大きなダストを含むオイルが濾過される前にバ
イパスバルブを通過することとなるので、この大きなダ
ストが通過中に、バイパスバルブにはさまり、バイパス
バルブ自体の機能を害する恐れがあった。
【0005】又、油温が上昇すれば、バイパス流路は即
座に閉塞されることとなるが、金網状フィルターで捕捉
されたダストはバイパスバルブ上に落下して、同様に、
バイパスバルブ自体の機能を害する恐れもあった。
座に閉塞されることとなるが、金網状フィルターで捕捉
されたダストはバイパスバルブ上に落下して、同様に、
バイパスバルブ自体の機能を害する恐れもあった。
【0006】更に、従来のオイルストレイナにあって
は、メイン流路とバイパス流路が隔壁により完全に独立
して区画されているので、金網状フィルタが下流側に位
置しバイパスバルブが上流側に位置する構造と相俟っ
て、バイパス流路側で捕捉されたダストをメイン流路側
で捕捉することができなかった。
は、メイン流路とバイパス流路が隔壁により完全に独立
して区画されているので、金網状フィルタが下流側に位
置しバイパスバルブが上流側に位置する構造と相俟っ
て、バイパス流路側で捕捉されたダストをメイン流路側
で捕捉することができなかった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、斯かる従来の
オイルストレイナが抱える課題を有効に解決するために
開発されたもので、請求項1記載の発明は、流出口を有
するアッパーケースと、流入口を有するロアケースと、
アッパーケースとロアケース間に挾持されてメインフィ
ルタを支持する樹脂製の中間フレームとから成り、ボデ
ィ本体の内部にオイルのメイン流路とバイパス流路とを
連通状態をもって形成したオイルストレイナであって、
中間フレームの一部に上記メインフィルタよりも目の粗
いバイパスフィルタを一体に形成して、該バイパスフィ
ルタの下流側に圧力差で開閉するバイパスバルブを配置
する構成を採用した。
オイルストレイナが抱える課題を有効に解決するために
開発されたもので、請求項1記載の発明は、流出口を有
するアッパーケースと、流入口を有するロアケースと、
アッパーケースとロアケース間に挾持されてメインフィ
ルタを支持する樹脂製の中間フレームとから成り、ボデ
ィ本体の内部にオイルのメイン流路とバイパス流路とを
連通状態をもって形成したオイルストレイナであって、
中間フレームの一部に上記メインフィルタよりも目の粗
いバイパスフィルタを一体に形成して、該バイパスフィ
ルタの下流側に圧力差で開閉するバイパスバルブを配置
する構成を採用した。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1を前提と
して、上記バイパスバルブは、弾性薄板で成形されて、
その基端部が中間フレーム側に固定され、自由端部が圧
力差で撓んで上下方向に変形する構成を採用した。
して、上記バイパスバルブは、弾性薄板で成形されて、
その基端部が中間フレーム側に固定され、自由端部が圧
力差で撓んで上下方向に変形する構成を採用した。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1を前提と
して、上記バイパスバルブは、弾性薄板で成形されて、
その両端部が中間フレーム側にスライド可能に支承さ
れ、中央部が圧力差で撓んで上下方向に変形する構成を
採用した。
して、上記バイパスバルブは、弾性薄板で成形されて、
その両端部が中間フレーム側にスライド可能に支承さ
れ、中央部が圧力差で撓んで上下方向に変形する構成を
採用した。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項1を前提と
して、上記バイパスバルブは、弾性薄板で成形されて、
その周縁部が中間フレーム側に固定され、中央部に連続
して形成された螺旋状の切れ目で、当該中央部が圧力差
で螺旋状の切れ目に沿って上下方向に変形する構成を採
用した。
して、上記バイパスバルブは、弾性薄板で成形されて、
その周縁部が中間フレーム側に固定され、中央部に連続
して形成された螺旋状の切れ目で、当該中央部が圧力差
で螺旋状の切れ目に沿って上下方向に変形する構成を採
用した。
【0011】依って、請求項1記載の発明にあっては、
バイパス流路が開放された状態においては、その上流側
にバイパスフィルタが位置し、その下流側にバイパスバ
ルブが位置する関係で、先ず、オイルに含まれる比較的
大きなダストを上流側のバイパスフィルタで捕捉した
後、次いで、濾過されたオイルがバイパスバルブを通過
することとなるので、バイパスバルブ側に大きなダスト
がはさまって、バイパスバルブ自体の機能を害する恐れ
がない。
バイパス流路が開放された状態においては、その上流側
にバイパスフィルタが位置し、その下流側にバイパスバ
ルブが位置する関係で、先ず、オイルに含まれる比較的
大きなダストを上流側のバイパスフィルタで捕捉した
後、次いで、濾過されたオイルがバイパスバルブを通過
することとなるので、バイパスバルブ側に大きなダスト
がはさまって、バイパスバルブ自体の機能を害する恐れ
がない。
【0012】又、油温が上昇すれば、バイパスバルブで
バイパス流路を即座に閉塞するので、バイパスフィルタ
で捕捉された大きなダストは落下することとなるが、ボ
ディ本体内でメイン流路とバイパス流路は連通して、完
全に独立して区画されていないので、上記落下したダス
トは、今度は、メイン流路側に流れ込んで、メインフィ
ルタで捕捉されることとなるので、濾過効率も頗る向上
する。
バイパス流路を即座に閉塞するので、バイパスフィルタ
で捕捉された大きなダストは落下することとなるが、ボ
ディ本体内でメイン流路とバイパス流路は連通して、完
全に独立して区画されていないので、上記落下したダス
トは、今度は、メイン流路側に流れ込んで、メインフィ
ルタで捕捉されることとなるので、濾過効率も頗る向上
する。
【0013】請求項2記載の発明にあっては、バイパス
バルブの中間フレームに対する固定作業が容易となると
共に、中間フレームの型構造も簡素化され、且つ、オイ
ルストレイナ自体の部品点数も削減できる。
バルブの中間フレームに対する固定作業が容易となると
共に、中間フレームの型構造も簡素化され、且つ、オイ
ルストレイナ自体の部品点数も削減できる。
【0014】請求項3記載の発明にあっては、バイパス
流路が開放される状態の下では、バイパスバルブの両端
部のスライドを得て、バイパスバルブの中央部が隆起す
るように上方へ変形することとなるので、バイパスフィ
ルタは、その中央部から両側に向けて順次開かれて、通
油量が十分に確保されると共に、バイパスフィルタの全
面積が均一に作用して、バイパスフィルタの寿命を延ば
すことが可能となる。
流路が開放される状態の下では、バイパスバルブの両端
部のスライドを得て、バイパスバルブの中央部が隆起す
るように上方へ変形することとなるので、バイパスフィ
ルタは、その中央部から両側に向けて順次開かれて、通
油量が十分に確保されると共に、バイパスフィルタの全
面積が均一に作用して、バイパスフィルタの寿命を延ば
すことが可能となる。
【0015】請求項4記載の発明にあっては、バイパス
流路が開放される状態の下では、バイパスバルブの中央
部が螺旋状の切れ目に沿って中心から周縁に向かって上
方へ変形することとなるので、バイパスフィルタは、そ
の中央部から周縁に向けて順次開かれて、通油量が十分
に確保されると共に、バイパスフィルタの全面積が均一
に作用して、バイパスフィルタの寿命を延ばすことが可
能となる。
流路が開放される状態の下では、バイパスバルブの中央
部が螺旋状の切れ目に沿って中心から周縁に向かって上
方へ変形することとなるので、バイパスフィルタは、そ
の中央部から周縁に向けて順次開かれて、通油量が十分
に確保されると共に、バイパスフィルタの全面積が均一
に作用して、バイパスフィルタの寿命を延ばすことが可
能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示する各好適な
実施の形態に基づいて詳述すれば、第一実施の形態に係
るオイルストレイナは、図1に示す如く、流出口4を有
するアッパーケース1と、流入口5を有するロアケース
2と、アッパーケース1とロアケース2の対向する周縁
間に挾持されて目の細かいメインフィルタ6を支持する
樹脂製の中間フレーム3とから成り、そのボディ本体の
内部にオイルのメイン流路A1とバイパス流路A2とを
連通状態をもって形成する構成を前提としている。
実施の形態に基づいて詳述すれば、第一実施の形態に係
るオイルストレイナは、図1に示す如く、流出口4を有
するアッパーケース1と、流入口5を有するロアケース
2と、アッパーケース1とロアケース2の対向する周縁
間に挾持されて目の細かいメインフィルタ6を支持する
樹脂製の中間フレーム3とから成り、そのボディ本体の
内部にオイルのメイン流路A1とバイパス流路A2とを
連通状態をもって形成する構成を前提としている。
【0017】そして、第一実施の形態にあっては、これ
に加えて、上記樹脂製の中間フレーム3の一部に上記メ
インフィルタ6よりも目の粗い格子状のバイパスフィル
タ7を一体に形成して、該バイパスフィルタ7の下流側
にアッパーケース1の流出口4に作用する吸込負圧に応
じて開閉するバイパスバルブ8を配置することを特徴と
するものである。
に加えて、上記樹脂製の中間フレーム3の一部に上記メ
インフィルタ6よりも目の粗い格子状のバイパスフィル
タ7を一体に形成して、該バイパスフィルタ7の下流側
にアッパーケース1の流出口4に作用する吸込負圧に応
じて開閉するバイパスバルブ8を配置することを特徴と
するものである。
【0018】該バイパスバルブ8は、例えば、ばね鋼・
ばね用ステンレスなどの金属薄板、フッ素系樹脂、フッ
素系ゴム等の耐熱性と耐油性を併せ持った材料で矩形状
に成形されて、図2にも示す如く、その耳片9付き基端
部8aを中間フレーム3のバイパスフィルタ7の周縁に
設けられたL字状を呈する一対の固定壁10に嵌着する
ことにより、基端部8a側が中間フレーム3に固定さ
れ、自由端部8b側が吸込負圧に応じて撓みながら上下
方向に変形する構成となっている。尚、図中、11は位
置決めピンである。
ばね用ステンレスなどの金属薄板、フッ素系樹脂、フッ
素系ゴム等の耐熱性と耐油性を併せ持った材料で矩形状
に成形されて、図2にも示す如く、その耳片9付き基端
部8aを中間フレーム3のバイパスフィルタ7の周縁に
設けられたL字状を呈する一対の固定壁10に嵌着する
ことにより、基端部8a側が中間フレーム3に固定さ
れ、自由端部8b側が吸込負圧に応じて撓みながら上下
方向に変形する構成となっている。尚、図中、11は位
置決めピンである。
【0019】依って、第一実施の形態の下で、例えば、
エンジンが駆動している時には、油温が高く粘度が低い
状態となっているので、オイルパン内のオイルは、ロア
ケース2の流入口5からボディ本体のメイン流路A1内
に導かれ、そこでメインフィルタ6でダストが捕捉され
て、アッパーケース1の流出口4へと吸い込まれること
なるが、この状況下では、図3の鎖線で示す如く、バイ
パス流路A2はバイパスバルブ8の下方への変形で閉塞
されている。
エンジンが駆動している時には、油温が高く粘度が低い
状態となっているので、オイルパン内のオイルは、ロア
ケース2の流入口5からボディ本体のメイン流路A1内
に導かれ、そこでメインフィルタ6でダストが捕捉され
て、アッパーケース1の流出口4へと吸い込まれること
なるが、この状況下では、図3の鎖線で示す如く、バイ
パス流路A2はバイパスバルブ8の下方への変形で閉塞
されている。
【0020】又、冬期のようにオイルの油温が低くて粘
度が高い時には、メインフィルタ6の通油抵抗により、
吸込負圧が大きくなので、今度は、図3の実線で示す如
く、バイパスバルブ8の自由端部8bが上方に変形し
て、バイパス流路A2を開放する結果、オイルパン内の
オイルは、ロアケース2の流入口5からボディ本体のバ
イパス流路A2内に導かれて、そこでバイパスフィルタ
7でダストを捕捉して、アッパーケース1の流出口4へ
と吸い込まれることなる。
度が高い時には、メインフィルタ6の通油抵抗により、
吸込負圧が大きくなので、今度は、図3の実線で示す如
く、バイパスバルブ8の自由端部8bが上方に変形し
て、バイパス流路A2を開放する結果、オイルパン内の
オイルは、ロアケース2の流入口5からボディ本体のバ
イパス流路A2内に導かれて、そこでバイパスフィルタ
7でダストを捕捉して、アッパーケース1の流出口4へ
と吸い込まれることなる。
【0021】しかし、第一実施の形態にあっては、従来
のものと異なり、バイパス流路A2に関しては、その上
流側にメインフィルタ6よりも目の粗いバイパスフィル
タ7が位置し、その下流側にバイパスバルブ8が位置す
る関係で、バイパス流路A2が開放される時には、先
ず、オイルパン内のオイルに含まれる比較的大きなダス
トがバイパスフィルタ7で捕捉された後、次に、濾過さ
れたオイルがバイパスバルブ8を通過することとなるの
で、従来のように、バイパスバルブ8に大きなダストが
はさまって、バイパスバルブ8自体の機能を害する心配
がない。
のものと異なり、バイパス流路A2に関しては、その上
流側にメインフィルタ6よりも目の粗いバイパスフィル
タ7が位置し、その下流側にバイパスバルブ8が位置す
る関係で、バイパス流路A2が開放される時には、先
ず、オイルパン内のオイルに含まれる比較的大きなダス
トがバイパスフィルタ7で捕捉された後、次に、濾過さ
れたオイルがバイパスバルブ8を通過することとなるの
で、従来のように、バイパスバルブ8に大きなダストが
はさまって、バイパスバルブ8自体の機能を害する心配
がない。
【0022】又、油温が上昇すれば、バイパスバルブ8
が下方に変形して、バイパス流路A2を即座に閉塞する
こととなるので、バイパスフィルタ7で捕捉されたダス
トは落下することとなるが、第一実施の形態にあって
は、ボディ本体内でメイン流路A1とバイパス流路A2
とは連通して、完全に独立して区画されていないので、
上記捕捉されたダストは、今度は、メイン流路A1側に
流れ込んで、目の細かいメインフィルタ6で捕捉される
こととなるので、濾過効率も頗る向上する。
が下方に変形して、バイパス流路A2を即座に閉塞する
こととなるので、バイパスフィルタ7で捕捉されたダス
トは落下することとなるが、第一実施の形態にあって
は、ボディ本体内でメイン流路A1とバイパス流路A2
とは連通して、完全に独立して区画されていないので、
上記捕捉されたダストは、今度は、メイン流路A1側に
流れ込んで、目の細かいメインフィルタ6で捕捉される
こととなるので、濾過効率も頗る向上する。
【0023】その上、特に、第一実施の形態にあって、
バイパスバルブ8を中間フレーム3側に固定する場合に
は、バイパスバルブ8の基端部8aを湾曲させながらそ
の耳片9を対応する固定壁10に嵌め込むだけで、バイ
パスバルブ8を固定することができるので、固定作業が
容易となると共に、中間フレーム3の型構造も簡素化さ
れ、且つ、オイルストレイナ自体の部品点数も削減でき
ることとなる。
バイパスバルブ8を中間フレーム3側に固定する場合に
は、バイパスバルブ8の基端部8aを湾曲させながらそ
の耳片9を対応する固定壁10に嵌め込むだけで、バイ
パスバルブ8を固定することができるので、固定作業が
容易となると共に、中間フレーム3の型構造も簡素化さ
れ、且つ、オイルストレイナ自体の部品点数も削減でき
ることとなる。
【0024】次に、第二実施の形態に係るオイルストレ
イナを説明すると、該第二実施の形態のものも、基本的
には、第一実施の形態をそのまま踏襲するものである
が、異なるところは、バイパスフィルタ7の下流側に配
されるバイパスバルブ8に下記のものを使用した点にあ
る。
イナを説明すると、該第二実施の形態のものも、基本的
には、第一実施の形態をそのまま踏襲するものである
が、異なるところは、バイパスフィルタ7の下流側に配
されるバイパスバルブ8に下記のものを使用した点にあ
る。
【0025】第二実施の形態で供されるバイパスバルブ
8も、同じく、上記した耐熱性と耐油性を併せ持った材
料で矩形状に成形されるものであるが、特徴とするとこ
ろは、図4に示す如く、その両端部8cに対の関係にあ
るスリット12をそれぞれ形成すると共に、該各スリッ
ト12の中間部に規制長孔13を個々に形成する構成と
なっている。
8も、同じく、上記した耐熱性と耐油性を併せ持った材
料で矩形状に成形されるものであるが、特徴とするとこ
ろは、図4に示す如く、その両端部8cに対の関係にあ
るスリット12をそれぞれ形成すると共に、該各スリッ
ト12の中間部に規制長孔13を個々に形成する構成と
なっている。
【0026】又、このバイパスバルブ8の採用に伴い、
当該バイパスバルブ8を固定する中間フレーム3に対し
ては、バイパスフィルタ7の周縁に上記各対の関係にあ
るスリット12にスライド可能に係入する4個の外れ防
止ピン14を設けると共に、該各外れ防止ピン14の中
間部に上記規制長孔13にスライド可能に係入するスト
ッパーピン15を設けて、その両端部8cを中間フレー
ム3側にスライド可能に支承することにより、中央部が
吸込負圧の大きさに応じて上下方向に変形できる構成と
なっている。
当該バイパスバルブ8を固定する中間フレーム3に対し
ては、バイパスフィルタ7の周縁に上記各対の関係にあ
るスリット12にスライド可能に係入する4個の外れ防
止ピン14を設けると共に、該各外れ防止ピン14の中
間部に上記規制長孔13にスライド可能に係入するスト
ッパーピン15を設けて、その両端部8cを中間フレー
ム3側にスライド可能に支承することにより、中央部が
吸込負圧の大きさに応じて上下方向に変形できる構成と
なっている。
【0027】依って、第二実施の形態の下でも、油温が
高く粘度が低い時には、オイルパン内のオイルは、ロア
ケース2の流入口5からボディ本体のメイン流路A1内
に導かれて、そこでメインフィルタ6でダストが捕捉さ
れて、アッパーケース1の流出口4へと吸い込まれるこ
ととなり、又、逆に、オイルの油温が低くて粘度が高い
時には、メインフィルタ6の通油抵抗により、吸込負圧
が大きくなるので、図5に示す如く、バイパス流路A2
に配されているバイパスバルブ8が開いて、オイルパン
内のオイルは、ロアケース2の流入口5からボディ本体
のバイパス流路A2内に導かれて、そこでバイパスフィ
ルタ7でダストを捕捉して、アッパーケース1の流出口
4へと吸い込まれることとなる。
高く粘度が低い時には、オイルパン内のオイルは、ロア
ケース2の流入口5からボディ本体のメイン流路A1内
に導かれて、そこでメインフィルタ6でダストが捕捉さ
れて、アッパーケース1の流出口4へと吸い込まれるこ
ととなり、又、逆に、オイルの油温が低くて粘度が高い
時には、メインフィルタ6の通油抵抗により、吸込負圧
が大きくなるので、図5に示す如く、バイパス流路A2
に配されているバイパスバルブ8が開いて、オイルパン
内のオイルは、ロアケース2の流入口5からボディ本体
のバイパス流路A2内に導かれて、そこでバイパスフィ
ルタ7でダストを捕捉して、アッパーケース1の流出口
4へと吸い込まれることとなる。
【0028】しかし、第二実施の形態にあって、バイパ
ス流路A2が開放される状態の下では、ストッパーピン
15が規制長孔13の逆側の端縁に当接するまで、バイ
パスバルブ8がスライドして、バイパスバルブ8の中央
部が隆起するように上方へ変形することとなるので、バ
イパスフィルタ7は、その中央部から両側に向けて順次
開かれて、通油量が十分に確保されると共に、バイパス
フィルタ7の全面積が均一に作用して、バイパスフィル
タ7の寿命を延ばすことが可能となる。
ス流路A2が開放される状態の下では、ストッパーピン
15が規制長孔13の逆側の端縁に当接するまで、バイ
パスバルブ8がスライドして、バイパスバルブ8の中央
部が隆起するように上方へ変形することとなるので、バ
イパスフィルタ7は、その中央部から両側に向けて順次
開かれて、通油量が十分に確保されると共に、バイパス
フィルタ7の全面積が均一に作用して、バイパスフィル
タ7の寿命を延ばすことが可能となる。
【0029】最後に、第三実施の形態に係るオイルスト
レイナを説明すると、該第三実施の形態も、第二実施の
ものと同様に、基本的には、第一実施の形態をそのまま
踏襲するものであるが、異なるところは、やはり、バイ
パスフィルタ7の下流側に配されるバイパスバルブ8に
下記のものを使用した点にある。
レイナを説明すると、該第三実施の形態も、第二実施の
ものと同様に、基本的には、第一実施の形態をそのまま
踏襲するものであるが、異なるところは、やはり、バイ
パスフィルタ7の下流側に配されるバイパスバルブ8に
下記のものを使用した点にある。
【0030】第三実施の形態に供されるバイパスバルブ
8も、同じく、耐熱性と耐油性を併せ持った材料で矩形
状に成形されるものであるが、特徴とするところは、図
6に示す如く、その中央部に螺旋状の切れ目16を連続
して形成して、吸込負圧の大きさに応じて、当該中央部
をその螺旋状の切れ目16に沿って上下方向に変形させ
る構成を採用している。
8も、同じく、耐熱性と耐油性を併せ持った材料で矩形
状に成形されるものであるが、特徴とするところは、図
6に示す如く、その中央部に螺旋状の切れ目16を連続
して形成して、吸込負圧の大きさに応じて、当該中央部
をその螺旋状の切れ目16に沿って上下方向に変形させ
る構成を採用している。
【0031】又、このバイパスバルブ8の採用に伴い、
当該バイパスバルブ8を固定する中間フレーム3に対し
ては、バイパスフィルタ7の対向する周縁にL字状を呈
する一対の固定壁10を設けると共に、該各固定壁10
の内側中央にバイパスバルブ8の対向する周縁部に設け
られた凹部17に係合する凸部18を設けて、バイパス
バルブ8を位置決めピン11の規制を受けるまで、各固
定壁10内に挿入することにより、上記バイパスバルブ
8を中間フレーム3側に固定できる構成となっている。
当該バイパスバルブ8を固定する中間フレーム3に対し
ては、バイパスフィルタ7の対向する周縁にL字状を呈
する一対の固定壁10を設けると共に、該各固定壁10
の内側中央にバイパスバルブ8の対向する周縁部に設け
られた凹部17に係合する凸部18を設けて、バイパス
バルブ8を位置決めピン11の規制を受けるまで、各固
定壁10内に挿入することにより、上記バイパスバルブ
8を中間フレーム3側に固定できる構成となっている。
【0032】依って、第三実施の形態の下でも、油温が
高く粘度が低い時には、オイルパン内のオイルは、ロア
ケース2の流入口5からボディ本体のメイン流路A1内
に導かれて、そこでメインフィルタ6でダストが捕捉さ
れて、アッパーケース1の流出口4へと吸い込まれるこ
ととなり、又、逆に、オイルの油温が低くて粘度が高い
時には、メインフィルタ6の通油抵抗により、吸込負圧
が大きくなって、バイパス流路A2に配されているバイ
パスバルブ8が開くので、オイルパン内のオイルは、ロ
アケース2の流入口5からボディ本体のバイパス流路A
2内に導かれて、そこでバイパスフィルタ7でダストを
捕捉して、アッパーケース1の流出口4へと吸い込まれ
ることとなる。
高く粘度が低い時には、オイルパン内のオイルは、ロア
ケース2の流入口5からボディ本体のメイン流路A1内
に導かれて、そこでメインフィルタ6でダストが捕捉さ
れて、アッパーケース1の流出口4へと吸い込まれるこ
ととなり、又、逆に、オイルの油温が低くて粘度が高い
時には、メインフィルタ6の通油抵抗により、吸込負圧
が大きくなって、バイパス流路A2に配されているバイ
パスバルブ8が開くので、オイルパン内のオイルは、ロ
アケース2の流入口5からボディ本体のバイパス流路A
2内に導かれて、そこでバイパスフィルタ7でダストを
捕捉して、アッパーケース1の流出口4へと吸い込まれ
ることとなる。
【0033】しかし、第三実施の形態にあって、バイパ
ス流路A2が開放される状態にあっては、図7に示す如
く、バイパスバルブ8の中央部が螺旋状の切れ目16に
沿って中心から徐々に周縁に向かって上方に変形するこ
ととなるので、バイパスフィルタ7は、その中央部から
周縁に向けて順次開かれて、通油量が十分に確保される
と共に、バイパスフィルタ7の全面積が均一に作用し
て、バイパスフィルタ7の寿命を延ばすことが可能とな
る。
ス流路A2が開放される状態にあっては、図7に示す如
く、バイパスバルブ8の中央部が螺旋状の切れ目16に
沿って中心から徐々に周縁に向かって上方に変形するこ
ととなるので、バイパスフィルタ7は、その中央部から
周縁に向けて順次開かれて、通油量が十分に確保される
と共に、バイパスフィルタ7の全面積が均一に作用し
て、バイパスフィルタ7の寿命を延ばすことが可能とな
る。
【0034】尚、各実施の形態におけるバイパスバルブ
8は、所定の負圧が加わった時に初めて開弁するよう
に、その自由状態では、図示する如く、第一実施の形態
にあっては下向きの湾曲形状と、第二実施の形態にあっ
ては上向きの湾曲形状と、第三実施の形態にあっては逆
円錐ばね形状となして、夫々の組み付け時に、中間フレ
ーム3のシール面に密着し、所謂初期荷重をもった状態
となるように、自由状態の形状を決定することが好まし
い。
8は、所定の負圧が加わった時に初めて開弁するよう
に、その自由状態では、図示する如く、第一実施の形態
にあっては下向きの湾曲形状と、第二実施の形態にあっ
ては上向きの湾曲形状と、第三実施の形態にあっては逆
円錐ばね形状となして、夫々の組み付け時に、中間フレ
ーム3のシール面に密着し、所謂初期荷重をもった状態
となるように、自由状態の形状を決定することが好まし
い。
【0035】
【発明の効果】以上の如く、本発明は、上記構成の採用
により、バイパス流路が開放された状態においては、そ
の上流側にバイパスフィルタが位置し、その下流側にバ
イパスバルブが位置する関係で、先ず、オイルに含まれ
る比較的大きなダストを上流側のバイパスフィルタで捕
捉した後、次いで、濾過されたオイルがバイパスバルブ
を通過することとなるので、バイパスバルブ側に大きな
ダストがはさまって、バイパスバルブ自体の機能を害す
る恐れがない。
により、バイパス流路が開放された状態においては、そ
の上流側にバイパスフィルタが位置し、その下流側にバ
イパスバルブが位置する関係で、先ず、オイルに含まれ
る比較的大きなダストを上流側のバイパスフィルタで捕
捉した後、次いで、濾過されたオイルがバイパスバルブ
を通過することとなるので、バイパスバルブ側に大きな
ダストがはさまって、バイパスバルブ自体の機能を害す
る恐れがない。
【0036】又、油温が上昇すれば、バイパスバルブで
バイパス流路を即座に閉塞するので、バイパスフィルタ
で捕捉された大きなダストは落下することとなるが、ボ
ディ本体内でメイン流路とバイパス流路は連通して、完
全に独立して区画されていないので、上記落下したダス
トは、今度は、メイン流路側に流れ込んで、メインフィ
ルタで捕捉されることとなるので、濾過効率も頗る向上
する。
バイパス流路を即座に閉塞するので、バイパスフィルタ
で捕捉された大きなダストは落下することとなるが、ボ
ディ本体内でメイン流路とバイパス流路は連通して、完
全に独立して区画されていないので、上記落下したダス
トは、今度は、メイン流路側に流れ込んで、メインフィ
ルタで捕捉されることとなるので、濾過効率も頗る向上
する。
【図1】本発明の第一実施の形態に係るオイルストレイ
ナを分解して示す斜視図である。
ナを分解して示す斜視図である。
【図2】バイパス流路側の構造を分解して示す要部斜視
図である。
図である。
【図3】バイパス流路が開閉された状態を示す説明図で
ある。
ある。
【図4】第二実施の形態に係るオイルストレイナのバイ
パス流路側の構造を分解して示す要部斜視図である。
パス流路側の構造を分解して示す要部斜視図である。
【図5】バイパス流路が開放された状態を示す説明図で
ある。
ある。
【図6】第三実施の形態に係るオイルストレイナのバイ
パス流路側の構造を分解して示す要部斜視図である。
パス流路側の構造を分解して示す要部斜視図である。
【図7】バイパス流路が開放された状態を示す説明図で
ある。
ある。
1 アッパーケース
2 ロアケース
3 中間フレーム
4 流出口
5 流入口
6 メインフィルタ
7 バイパスフィルタ
8 バイパスバルブ
8a 基端部
8b 自由端部
8C 両端部
9 耳片
10 固定壁
11 位置決めピン
12 スリット
13 規制長孔
14 外れ防止ピン
15 ストッパーピン
16 切れ目
17 凹部
18 凸部
A1 メイン流路
A2 バイパス流路
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 3H058 AA15 BB03 BB25 BB33 CA02
CA20 CA22 CC05 CD23 EE03
EE18
3J063 AA02 AC04 BA11 CA01 CD70
XD03 XE04 XF21
4D064 AA23 BM22 BM34
Claims (4)
- 【請求項1】 流出口を有するアッパーケースと、流入
口を有するロアケースと、アッパーケースとロアケース
間に挾持されてメインフィルタを支持する樹脂製の中間
フレームとから成り、ボディ本体の内部にオイルのメイ
ン流路とバイパス流路とを連通状態をもって形成したオ
イルストレイナであって、中間フレームの一部に上記メ
インフィルタよりも目の粗いバイパスフィルタを一体に
形成して、該バイパスフィルタの下流側に圧力差で開閉
するバイパスバルブを配置したことを特徴とするオイル
ストレイナ。 - 【請求項2】 上記バイパスバルブは、弾性薄板で成形
されて、その基端部が中間フレーム側に固定され、自由
端部が圧力差で撓んで上下方向に変形することを特徴と
する請求項1記載のオイルストレイナ。 - 【請求項3】 上記バイパスバルブは、弾性薄板で成形
されて、その両端部が中間フレーム側にスライド可能に
支承され、中央部が圧力差で撓んで上下方向に変形する
ことを特徴とする請求項1記載のオイルストレイナ。 - 【請求項4】 上記バイパスバルブは、弾性薄板で成形
されて、その周縁部が中間フレーム側に固定され、中央
部に連続して形成された螺旋状の切れ目で、当該中央部
が圧力差で螺旋状の切れ目に沿って上下方向に変形する
ことを特徴とする請求項1記載のオイルストレイナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001229497A JP2003042272A (ja) | 2001-07-30 | 2001-07-30 | オイルストレイナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001229497A JP2003042272A (ja) | 2001-07-30 | 2001-07-30 | オイルストレイナ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003042272A true JP2003042272A (ja) | 2003-02-13 |
Family
ID=19061836
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001229497A Pending JP2003042272A (ja) | 2001-07-30 | 2001-07-30 | オイルストレイナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003042272A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009115045A (ja) * | 2007-11-09 | 2009-05-28 | Shu Bunsan | 改良弁装置を有する空気圧縮機 |
JP2013047564A (ja) * | 2011-07-27 | 2013-03-07 | Toyota Boshoku Corp | 流体フィルタ |
JP2016131972A (ja) * | 2015-01-20 | 2016-07-25 | フィルトラン・エルエルシー | 二重ひだ状パックを有するフィルタ |
US10012118B2 (en) | 2013-01-31 | 2018-07-03 | Filtran Llc | Filter with dual pleat pack |
US10130903B2 (en) | 2013-01-31 | 2018-11-20 | Filtran Llc | Filter with dual pleat pack |
US11826682B2 (en) | 2021-08-24 | 2023-11-28 | Filtran Llc | Flow control elements and fluid apparatus including the same |
-
2001
- 2001-07-30 JP JP2001229497A patent/JP2003042272A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009115045A (ja) * | 2007-11-09 | 2009-05-28 | Shu Bunsan | 改良弁装置を有する空気圧縮機 |
JP2013047564A (ja) * | 2011-07-27 | 2013-03-07 | Toyota Boshoku Corp | 流体フィルタ |
US9084950B2 (en) | 2011-07-27 | 2015-07-21 | Toyota Boshoku Kabushiki Kaisha | Fluid filter |
US10012118B2 (en) | 2013-01-31 | 2018-07-03 | Filtran Llc | Filter with dual pleat pack |
US10130903B2 (en) | 2013-01-31 | 2018-11-20 | Filtran Llc | Filter with dual pleat pack |
US10753241B2 (en) | 2013-01-31 | 2020-08-25 | Filtran Llc | Filter with dual pleat pack |
JP2016131972A (ja) * | 2015-01-20 | 2016-07-25 | フィルトラン・エルエルシー | 二重ひだ状パックを有するフィルタ |
KR101735475B1 (ko) * | 2015-01-20 | 2017-05-29 | 필트란, 엘엘씨 | 이중의 주름 팩 요소을 구비한 필터 |
US11826682B2 (en) | 2021-08-24 | 2023-11-28 | Filtran Llc | Flow control elements and fluid apparatus including the same |
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