JP2009114983A - 弁構造及びポンプ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】搭載される装置又は装置自体が小型化された場合においても、適切に流体の逆流を防止すること。
【解決手段】内部にポンプ室8が形成されるケーシングと、ポンプ室8に通じる流路(吸入流路4a、吐出流路5a)に設置され流体の逆流を防止する吐出側逆止弁71及び吸入側逆止弁72と、上記ケーシング内に配置され吐出側逆止弁71及び吸入側逆止弁72を保持する保持部材24とを備えるポンプ装置において、保持部材24に吐出側逆止弁71及び吸入側逆止弁72を保持する軸24e、24fを設ける一方、逆止弁7に、軸24e、24fに嵌め込まれる軸受け部71a、72aと、軸受け部71a、72aから外側に延出し流路を遮蔽する鍔部71b、72bとを設けたことを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、弁構造及びポンプ装置に関し、特に、小型電子機器用の燃料電池等における流体の逆流の防止に好適な弁構造及びポンプ装置に関する。
従来、小型電子機器用の燃料電池におけるメチルアルコールなどの流体の逆流を防止する逆止弁を備えるポンプ装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。このポンプ装置は、ケーシング内に流体を吸入又はケーシング内から流体を吐出する際に当該流体の逆流を防止する逆止弁を備えており、当該逆止弁は、吸入孔又は吐出孔を遮蔽する傘部から延出する軸部において、逆止弁保持部材に形成された保持孔に保持されている。
特開2005−163547号公報
しかしながら、上述したようなポンプ装置においては、装置自体が小型化すると、逆止弁における軸部が細くなり、吸入孔又は吐出孔を遮蔽する傘部が受ける流体の流れに耐えられず、適切に流体の逆流を防止することができないという問題がある。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、搭載される装置又は装置自体が小型化された場合においても、適切に流体の逆流を防止することができる弁構造及びポンプ装置を提供することを目的とする。
本発明の弁構造は、ポンプ室に通じる流路に設置され流体の逆流を防止する逆止弁を備え、前記逆止弁に、当該逆止弁を保持する軸に嵌め込まれる軸受け部と、前記軸受け部から外側に延出し前記流路を遮蔽する鍔部とを設けたことを特徴とする。
上記弁構造によれば、逆止弁を保持する軸を軸受け部に嵌め込んだ状態で逆止弁が保持されることから、従来のように軸部で逆止弁を保持する場合と比べて逆止弁に発生するふらつきを防止することができるので、搭載される装置が小型化された場合においても、適切に流体の逆流を防止することが可能となる。
上記ポンプ装置は、内部にポンプ室が形成されるケーシングと、前記ポンプ室に通じる流路に設置され流体の逆流を防止する逆止弁と、前記ケーシング内に配置され前記逆止弁を保持する保持部材とを備え、前記保持部材に前記逆止弁を保持する軸を設ける一方、前記逆止弁に、前記軸に嵌め込まれる軸受け部と、前記軸受け部から外側に延出し前記流路を遮蔽する鍔部とを設けたことを特徴とする。
上記ポンプ装置によれば、逆止弁を保持する保持部材に設けた軸を軸受け部に嵌め込んだ状態で逆止弁が保持されることから、従来のように軸部で逆止弁を保持する場合と比べて逆止弁に発生するふらつきを防止することができるので、装置自体が小型化された場合においても、適切に流体の逆流を防止することが可能となる。
上記ポンプ装置においては、前記軸を前記保持部材における反対側の各面から延出するように設けることが好ましい。この場合には、逆止弁を保持する軸が保持部材における反対側の各面に設けられることから、逆止弁を保持する位置を広く確保することができるので、設計上の自由度を確保することが可能となる。
特に、上記ポンプ装置においては、前記軸に保持される一対の前記逆止弁の前記鍔部が、当該軸の軸方向と直交する方向において一部重なる位置に前記軸を設けることが好ましい。この場合には、逆止弁の鍔部が、軸方向と直交する方向において一部重なる位置に軸が設けられることから、軸方向と直交する方向のスペースを削減することができるので、ポンプ装置を小型化することが可能となる。
上記ポンプ装置においては、前記ケーシングの内壁部で前記保持部材に保持された状態の前記逆止弁の移動を規制することが好ましい。この場合には、保持部材に保持された状態の逆止弁の移動が規制されるので、逆止弁のふらつきが効果的に防止され、より適切に流体の逆流を防止することが可能となる。また、ケーシングの内壁部で逆止弁の移動が規制されるので、特別な規制部材を用意することなく簡単な構成で逆止弁の移動を規制することが可能となる。
本発明によれば、逆止弁を保持する保持部材に設けた軸を軸受け部に嵌め込んだ状態で逆止弁が保持されることから、従来のように軸部で逆止弁を保持する場合と比べて逆止弁に発生するふらつきを防止することができるので、搭載される装置又は装置自体が小型化された場合においても、適切に流体の逆流を防止することが可能となる。
以下、本発明の一実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。なお、以下においては、適宜、本発明に係る弁構造及びポンプ装置を、小型電子機器用の燃料電池におけるメチルアルコールなどの流体を供給する燃料供給ポンプ装置に適用する場合について説明するが、これに限定されるものではなく、小型化が要請されるポンプ装置であれば、いかなるポンプ装置にも適用することが可能である。
図1は、本発明の一実施の形態に係る弁構造を有するポンプ装置1の外観斜視図である。図2は、本実施の形態に係るポンプ装置1の内部構造を説明するための断面を示す斜視図である。図3は、本実施の形態に係るポンプ装置1の内部構造を説明するための断面図である。なお、図2及び図3は、本実施の形態に係るポンプ装置1の中央部における断面を示している。
図1に示すように、本実施の形態に係るポンプ装置1は、例えば、供給される流体の吸入及び吐出を行うポンプ本体2と、本ポンプ装置1が搭載される装置の制御部の制御の下、ポンプ本体2を駆動するポンプ駆動機構3とが連結されて構成されている。
ポンプ本体2は、特に図2及び図3に示すように、吸入流路4aが形成された吸入ノズル4及び吐出流路5aが形成された吐出ノズル5が一体に形成された第1ケーシング21と、ポンプ駆動機構3の一端が固定されると共にその内部にダイアフラム6を収容する第2ケーシング22と、第1ケーシング21と第2ケーシング22とを連結するためのジョイント部材23と、吸入流路4a及び吐出流路5aへの流体の逆流を防止する逆止弁7を保持する保持部材24とを含んで構成されている。なお、第1ケーシング21、第2ケーシング22及びジョイント部材23により本ポンプ装置1のケーシングが構成される。
保持部材24を収容した状態の第1ケーシング21と、ダイアフラム6を収容した状態の第2ケーシング22とを、両者の内部に配設したジョイント部材23によって連結することにより、第1ケーシング21と第2ケーシング22とが一体化し、ジョイント部材23とダイアフラム6との間の空間にポンプ室8が形成される。第1ケーシング21と第2ケーシング22とは、例えば、ジョイント部材23の一部を溶接することで連結される。なお、第1ケーシング21の内部において、当該第1ケーシング21の内壁と保持部材24との間には第1スペーサ部材9が配置され、ジョイント部材23と保持部材24との間には第2スペーサ部材10が配置されている。これらは第1ケーシング21の内部における密閉性を確保するために配置されたものである。
ポンプ駆動機構3は、上述した制御部からの制御信号に応じて駆動する駆動モータ31と、駆動モータ31が有する駆動軸31aの回転を減速する減速機構32と、減速機構32により減速された回転運動を直線運動に変換する変換機構33とを含んで構成されている。駆動モータ31が取り付けられた減速機構32及び変換機構33が第2ケーシング22内に配設され、減速機構32の一部が第2ケーシング22に固定されることで、ポンプ駆動機構3がポンプ本体2に連結されている。変換機構33におけるポンプ本体2側に設けられた係合軸33aは、ダイアフラム6の凹部の内部で当該ダイアフラム6と係合している。駆動モータ31の駆動制御により係合軸33aを軸方向に移動させることで、ダイアフラム6の往復運動が実現され、ポンプ室8の内部圧力が制御可能に構成されている。なお、ポンプ駆動機構3の構成については、これに限定されるものではなく、適宜変更が可能である。ダイアフラム6を往復運動させて、ポンプ室8の内部圧力を制御できれば、いかなる構成であっても良い。
図4は、本実施の形態に係るポンプ装置1のポンプ本体2の分解斜視図である。図5は、本実施の形態に係るポンプ装置1が有する保持部材24を拡大した側面図である。図4に示すように、ポンプ本体2においては、第1ケーシング21と第2ケーシング22との内部空間に、第1スペーサ部材9、逆止弁7(吐出側逆止弁71及び吸入側逆止弁72)を保持した保持部材24、第2スペーサ部材10、ジョイント部材23、並びに、ダイアフラム6が配設される。
保持部材24には、図4に示す左方側及び右方側に円形状を有する凹部24a、24b(図4において凹部24bは不図示、図5参照)が形成されている。凹部24a、24bは、それぞれ吐出側逆止弁71及び吸入側逆止弁72の外形に応じた円形状を有している。凹部24a、24bの内部には、凹部24a、24bの内周よりも小さな径の円環形状を有するリブ部24c、24d(図4においてリブ部24dは不図示、図5参照)が設けられている。そして、これらのリブ部24c、24dの中央には、軸部24e、24f(図4において軸部24fは不図示、図5参照)が設けられている。
一方、保持部材24において、凹部24a、24bの反対側の面には、それぞれスリット部24g、24h(図4においてスリット部24gは不図示、図5参照)が形成されている。スリット部24gは、リブ部24cの内側部分の一部と連通しており、吐出流路5aの一部を構成している。スリット部24hは、リブ部24dの内側部分の一部と連通しており、吸入流路4aの一部を構成している。
吐出側逆止弁71は、例えば、シリコンゴムやブチルゴム等の弾性体から形成されており、軸部24eに嵌め込まれる軸受け部71a(図4に不図示、図5参照)と、この軸受け部71aから外側に延出する鍔部71bとを有している。鍔部71bは、リブ部24cの径よりも僅かに大きく、凹部24aの内周よりも僅かに小さい径を有している。従って、吐出側逆止弁71が軸受け部71aにおいて軸部24eに嵌め込まれた状態で鍔部71bは、スリット部24gに繋がる吐出流路5aを遮蔽可能に構成されている。
同様に、吸入側逆止弁72は、例えば、シリコンゴムやブチルゴム等の弾性体から形成されており、軸部24fに嵌め込まれる軸受け部72aと、この軸受け部72aから外側に延出する鍔部72bとを有している。鍔部72bは、リブ部24dの径よりも僅かに大きく、凹部24bの内周よりも僅かに小さい径を有している。従って、吸入側逆止弁72が軸受け部72aにおいて軸部24fに嵌め込まれた状態で鍔部72bは、スリット部24hに繋がる吸入流路4aを遮蔽可能に構成されている。
なお、図5に示すように、軸部24e、24fは、保持部材24における反対側の面から相反する方向に延出している。このように軸部24e、24fを保持部材24における反対側の各面に設けることにより、吐出側逆止弁71及び吸入側逆止弁72を保持する位置を広く確保し、設計上の自由度を確保できるようにしている。そして、これらの軸部24e、24fは、それぞれ吐出側逆止弁71、吸入側逆止弁72を保持した状態において、双方の鍔部71b、72bが軸部24e、24fの軸方向と直交する方向において一部重なる位置に設けられている。このように鍔部71b、72bが、軸部24e、24fの軸方向と直交する方向において一部重なる位置に軸部24e、24fを設けることにより、軸部24e、24fの軸方向と直交する方向のスペースを削減することができるので、ポンプ装置1を小型化することが可能となる。
第1スペーサ部材9は、例えば、ゴム材料で成型され、保持部材24の凹部24aに対応する円形状の開口部91と、スリット部24hに対応する概して矩形状の開口部92を有している。第1ケーシング21内に保持部材24と共に組み込まれた状態において、開口部91が凹部24aに対応する位置に配置され、開口部92がスリット部24hに対応する位置に配置される。このため、第1スペーサ部材9が流体の吸入流路4a及び吐出流路5aを遮蔽することはない。
同様に、第2スペーサ部材10は、例えば、ゴム材料で成型され、保持部材24の凹部24bに対応する円形状の開口部101と、スリット部24gに対応する概して矩形状の開口部102を有している。第1ケーシング21内に保持部材24と共に組み込まれた状態において、開口部101が凹部24bに対応する位置に配置され、開口部102がスリット部24gに対応する位置に配置される。このため、第2スペーサ部材10が流体の吸入流路4a及び吐出流路5aを遮蔽することはない。
ジョイント部材23における保持部材24側の面には、第2スペーサ部材10の開口部101と係合する概して円形状の係合部23aと、開口部102と係合する1対の突出片23bと、これらの周囲に第2スペーサ部材10を収容する収容溝23cとが形成されている。係合部23aには、吸入側逆止弁72の先端部を受け入れると共に、当該吸入側逆止弁72の移動を規制する概して円形状の凹部23dが形成されている(図3参照)。また、この凹部23dの近傍に、ダイアフラム6側の面にまで貫通した一対の貫通孔23eが形成されている。また、1対の突出片23bの内側には、同じくダイアフラム6側の面にまで貫通した貫通孔23fが形成されている。これらの貫通孔23e及び貫通孔23fは、それぞれ流体の吸入流路4a及び吐出流路5aを形成している。
なお、図4には示していないが、第1ケーシング21の内壁には、ジョイント部材23と同様に、第1スペーサ部材9の開口部91と係合する概して円形状の係合部21aと、この係合部21a内で吐出側逆止弁71の先端部を受け入れると共に、当該吐出側逆止弁71の移動を規制する概して円形状の凹部21bとが形成されている(図3参照)。図3に示すように、本ポンプ装置1が組み立てられると、吐出側逆止弁71及び吸入側逆止弁72の先端部が、それぞれ凹部21b及び凹部23dでその移動が規制されることから、後述するようにポンプ室8の内部圧力が変わった場合においても、吐出側逆止弁71及び吸入側逆止弁72の鍔部71b、72bのみが動作して吐出流路5a及び吸入流路4aを開閉することとなる。
次に、上記構成を有するポンプ装置1における流体の吸入動作及び吐出動作について図3〜図5を参照しながら説明する。本ポンプ装置1を搭載する装置の制御部からの制御信号に応じて駆動モータ31が駆動し、係合軸33aを図3に示す右方側に移動させると、ダイアフラム6が同図に示す右方側に引っ張られて変形する。このダイアフラム6の変形により、ポンプ室8の容積が増加してポンプ室8の圧力が低下し、吸入側逆止弁72の鍔部72bの外周部が保持部材24のリブ部24dから離間する。その結果、外部の流体が、吸入流路4aから第1スペーサ部材9の開口部92と、保持部材24のスリット部24hと、ジョイント部材23の貫通孔23eとを介してポンプ室8に流入する。
このとき、ポンプ室8内の圧力低下は、吐出流路5aにおける圧力をポンプ室8内の圧力より高くするので、吐出側逆止弁71の鍔部71bの外周部が保持部材24のリブ部24cに当接してスリット24gへの流路を遮蔽して、吐出流路5aに流体が存在する場合に、流体が逆流してポンプ室8に流入することを防止可能となっている。
そして、ポンプ室8に流入された流体は、ポンプ駆動機構3により係合軸33aを図3に示す左方側に移動させることにより吐出される。この場合、ダイアフラム6が同図に示す左方側に引っ張られて変形する。このダイアフラム6の変形により、ポンプ室8の容積が減少してポンプ室8の圧力が増加し、吐出側逆止弁71の鍔部71bの外周部が保持部材24のリブ部24cから離間する。その結果、ポンプ室8に流入した流体が、保持部材24のスリット部24gを介して吐出流路5aから吐出される。
このとき、ポンプ室8内の圧力の増加により、吸入側逆止弁72の鍔部72bの外周面が保持部材24のリブ部24dに当接してスリット24hへの流路が遮蔽されるので、吸入流路4aへ流体が逆流することを防止可能となっている。
そして、ポンプ駆動機構3により駆動方向が切り替えられることにより流体の吸入及び吐出を連続して行うことが可能となる。
このように本実施の形態に係る弁構造及びこの弁構造を備えたポンプ装置1によれば、吐出側逆止弁71及び吸入側逆止弁72を保持する保持部材24に設けた軸部24e、24fを軸受け部71a、72aに嵌め込んだ状態で吐出側逆止弁71及び吸入側逆止弁72が保持されることから、従来のように軸部で逆止弁を保持する場合と比べて吐出側逆止弁71及び吸入側逆止弁72に発生するふらつきを防止することができるので、装置自体が小型化された場合においても、適切に流体の逆流を防止することが可能となる。
また、本実施の形態に係るポンプ装置1においては、第1ケーシング21及び第2ケーシング22から成るケーシングの内壁部で保持部材24に保持された状態の吐出側逆止弁71及び吸入側逆止弁72の移動を規制している。これにより、保持部材24に保持された状態の吐出側逆止弁71及び吸入側逆止弁72に発生するふらつきが効果的に防止されるので、より適切に流体の逆流を防止することが可能となる。また、ケーシングの内壁部で吐出側逆止弁71及び吸入側逆止弁72の移動が規制されるので、特別な規制部材を用意することなく簡単な構成で吐出側逆止弁71及び吸入側逆止弁72の移動を規制することが可能となる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されず、種々変更して実施することが可能である。上記実施の形態において、添付図面に図示されている大きさや形状などについては、これに限定されず、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更することが可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することが可能である。
本発明の一実施の形態に係る弁構造を有するポンプ装置の外観斜視図である。 上記実施の形態に係るポンプ装置の内部構造を説明するための断面を示す斜視図である。 上記実施の形態に係るポンプ装置の内部構造を説明するための断面図である。 上記実施の形態に係るポンプ装置のポンプ本体の分解斜視図である。 上記実施の形態に係るポンプ装置が有する保持部材を拡大した側面図である。
符号の説明
1 ポンプ装置
2 ポンプ本体
21 第1ケーシング
21a 係合部
21b 凹部
22 第2ケーシング
23 ジョイント部材
23a 係合部
23b 突出片
23c 収容溝
23d 凹部
23e 貫通孔
24 保持部材
24a、24b 凹部
24c、24d リブ部
24e、24f 軸部
24g、24h スリット部
3 ポンプ駆動機構
31 駆動モータ
32 減速機構
33 変換機構
4 吸入ノズル
4a 吸入流路
5 吐出ノズル
5a 吐出流路
6 ダイアフラム
7 逆止弁
71 吐出側逆止弁
71a 軸受け部
71b 鍔部
72 吸入側逆止弁
72a 軸受け部
72b 鍔部
8 ポンプ室
9 第1スペーサ部材
10 第2スペーサ部材

Claims (5)

  1. ポンプ室に通じる流路に設置され流体の逆流を防止する逆止弁を備え、前記逆止弁に、当該逆止弁を保持する軸に嵌め込まれる軸受け部と、前記軸受け部から外側に延出し前記流路を遮蔽する鍔部とを設けたことを特徴とする弁構造。
  2. 内部にポンプ室が形成されるケーシングと、前記ポンプ室に通じる流路に設置され流体の逆流を防止する逆止弁と、前記ケーシング内に配置され前記逆止弁を保持する保持部材とを備え、前記保持部材に前記逆止弁を保持する軸を設ける一方、前記逆止弁に、前記軸に嵌め込まれる軸受け部と、前記軸受け部から外側に延出し前記流路を遮蔽する鍔部とを設けたことを特徴とするポンプ装置。
  3. 前記軸を前記保持部材における反対側の各面から延出するように設けたことを特徴とする請求項2記載のポンプ装置。
  4. 前記軸に保持される一対の前記逆止弁の前記鍔部が、当該軸の軸方向と直交する方向において一部重なる位置に前記軸を設けたことを特徴とする請求項3記載のポンプ装置。
  5. 前記ケーシングの内壁部で前記保持部材に保持された状態の前記逆止弁の移動を規制したことを特徴とする請求項2から請求項4のいずれかに記載のポンプ装置。
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