JP2009114124A5 - 新規化合物デヒポキサンチニルフタロシン及びその製造方法 - Google Patents

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Figure 2009114124
Figure 2009114124

Claims (13)

  1. 下記式[1]で表される新規化合物。
    Figure 2009114124
  2. 下記式[2]で表される新規化合物。
    Figure 2009114124
  3. フタロシンに、フタロシン脱ヒポキサンチン酵素またはフタロシンを脱ヒポキサンチン化する活性を持つ組換え酵素と還元剤とを添加し、水または緩衝液存在下で反応させることを特徴とする請求項1記載の新規化合物の製造方法。
  4. メナキノンの新規生合成経路を持つ微生物である、放線菌Streptomyces coelicolor A3(2)株のメナキノン生合成遺伝子である配列番号4の塩基配列(オープン・リーディング・フレームSCO4326)に相当するオーソログ遺伝子の破壊株を作成し、該破壊株がメナキノン非存在下で成育しないことを確認した後に、該破壊株をメナキノン存在下で培養することを特徴とする請求項2記載の新規化合物の製造方法。
  5. 上記メナキノンの新規生合成経路を持つ微生物が、放線菌またはThermus属の菌である請求項4記載の新規化合物の製造方法。
  6. メナキノンの新規生合成経路を持つ微生物である、放線菌Streptomyces coelicolor A3(2)株のメナキノン生合成遺伝子である配列番号2の塩基配列(オープン・リーディング・フレームSCO4327)に相当するオーソログ遺伝子の破壊株を作成し、該破壊株がメナキノン非存在下で成育しないことを確認した後に、該破壊株をメナキノン存在下で培養することを特徴とするフタロシンの製造方法。
  7. 請求項2記載の新規化合物に、該新規化合物から1,4-ナフトキノン-6-カルボン酸を生成する活性を持つ酵素または組換え酵素を添加し、水または緩衝液存在下で反応させることを特徴とする1,4-ナフトキノン-6-カルボン酸の製造方法。
  8. メナキノンの新規生合成経路を持つ微生物を含む培地中に、請求項1記載の新規化合物、請求項2記載の新規化合物、フタロシン、及び1,4-ナフトキノン-6-カルボン酸から選ばれる1種又は2種以上を添加することにより、メナキノンの新規生合成経路を持つ微生物のメナキノンの生産量を増加させることを特徴とするメナキノンの製造方法。
  9. 上記メナキノンの新規生合成経路を持つ微生物が、放線菌またはThermus属の菌である請求項8項記載のメナキノンの製造方法。
  10. メナキノンの新規生合成経路に特異的な阻害剤の探索方法であって、請求項1記載の新規化合物、請求項2記載の新規化合物、フタロシン、及び1,4-ナフトキノン-6-カルボン酸から選ばれる1種の構造類似物質を合成し、合成した構造類似物質をメナキノンの新規生合成経路を持つ微生物に添加し、該構造類似物質が該微生物の増殖阻害活性を示すことを確認し、該構造類似物質をメナキノンの新規生合成経路に特異的な阻害剤と同定することを特徴とするメナキノンの新規生合成経路に特異的な阻害剤の探索方法。
  11. 上記メナキノンの新規生合成経路を持つ微生物が、放線菌またはThermus属の菌である請求項10項記載のメナキノンの新規生合成経路に特異的な阻害剤の探索方法。
  12. メナキノンの新規生合成経路に特異的な阻害剤の探索方法であって、請求項1記載の新規化合物、請求項2記載の新規化合物、フタロシン、及び1,4-ナフトキノン-6-カルボン酸から選ばれる1種の構造類似物質を合成し、合成した構造類似物質がフタロシン脱ヒポキサンチン酵素の阻害活性を示すことを確認し、該構造類似物質をメナキノンの新規生合成経路に特異的な阻害剤と同定することを特徴とするメナキノンの新規生合成経路に特異的な阻害剤の探索方法。
  13. メナキノンの新規生合成経路に特異的な阻害剤の探索方法であって、請求項1記載の新規化合物、請求項2記載の新規化合物、フタロシン、及び1,4-ナフトキノン-6-カルボン酸から選ばれる1種の構造類似物質を合成し、合成した構造類似物質が請求項2記載の新規化合物から1,4-ナフトキノン-6-カルボン酸を生成する活性を持つ酵素の阻害活性を示すことを確認し、該構造類似物質をメナキノンの新規生合成経路に特異的な阻害剤と同定することを特徴とするメナキノンの新規生合成経路に特異的な阻害剤の探索方法。
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JP5305615B2 (ja) * 2006-06-05 2013-10-02 株式会社Adeka メナキノンの新規生合成経路に関与するタンパク質の遺伝子群を利用したメナキノンの製造方法

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