JP2009113933A - エレベーター装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、パネルの撓みによる乗客の不安感や不快感を一掃し、空気調節用の空気の給排による乗客の不快感をなくすことができるエレベーター装置を提供することにある。
【解決手段】本発明は、かご室6を構成する外側パネル4と内側パネル7間の空間12をかご室6に連通する通気路(13)を、内側パネル7の下部に設けると共に、内側パネル7と外側パネル4とで形成される空間12内に気圧制御手段9からの空気を給排するように構成したのである。このように構成したので、仮に、かご室6内と昇降路間に気圧差が生じても、外側パネル4の撓みは内側パネル7にほとんど影響しないので、乗客に不安感や不快感与えることはなくなる。また、気圧調節用の空気を空間12に給排するようにしたので、かご室6内の乗客に空気が直接当たることはなくなり、しかも、空気の給排音は空間12内で減衰されるので、乗客に不快感を与えることはなくなる。
【選択図】図1

Description

本発明は建築構造物に設けた昇降路内に乗かごを昇降させてなるエレベーター装置に係り、特に、超高層の建築構造物に設けた昇降路内を高速で乗かごを昇降させるに好適なエレベーター装置に関する。
近年、高層の建築構造物に設けた高速で乗かごを昇降させるエレベーター装置においては、上階では下階よりも気圧が低いために階床の高さによって気圧が変化する。一方、高速で昇降するエレベーター装置の中には乗かごのかご室内の気密性を高めて昇降時のかご室内外への空気の給排により、耳詰まり、耳の違和感の低減を図っているものもある。このようなエレベーター装置では高速で階床位置が変わる乗かごのかご室内と昇降路との間には気圧差が生じ、乗かごを構成するパネル(側板)が気圧差によってかご室の内側や外側に撓み、このパネルの撓みによって乗客に不安感や不快感を与えたり、気圧差による耳詰まりを起こさせたりすることになる。
そこで、特許文献1に示すように、パネルを外側パネルと内側パネルとの二重構造にし、二重構造の空間部とかご室内の気圧を乗かごの昇降に合わせて調節するエレベーター装置が既に提案されている。
特開2002−96983号公報
上記特許文献1に開示のエレベーター装置によれば、パネル(側板)を二重構造とすることで気圧差により撓むのは外側に位置する外側パネルのみであり、内側に位置する内側パネルには撓みが生じないので、乗客に与える不安感や不快感は解消される。そして、耳詰まりに関しては、階床高さに応じてかご室内の気圧を変化させているので、解消することができる。
しかしながら、かご室内の気圧を調節するために、かご室内に空気を直接給排させているので、かご室内の乗客に気圧調節用の空気が直接当たることがあり、また空気の給排音がかご室内に響き、乗客に不快感を与える問題が新たに発生する。
本発明の目的は、パネルの撓みによる乗客の不安感や不快感を一掃し、空気調節用の空気の給排による乗客の不快感をなくすことができるエレベーター装置を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、かご室を構成する外側パネルと内側パネルとの間に形成される空間を前記かご室に連通する通気路を、前記内側パネルの下部に設けると共に、前記内側パネルと前記外側パネルとで形成される空間内に気圧制御手段からの空気を給排するように構成したのである。
上記構成とすることで、仮に、かご室内と昇降路間に気圧差が生じても、撓むのは昇降路に面する外側パネルのみでその内側に位置する内側パネルには撓みが生じないので、外側パネルの撓みに対して乗客に不安感や不快感与えることはなくなる。また、気圧調節用の空気を外側パネルと内側パネルとの間に給排するようにしたので、かご室内の乗客に気圧調節用の空気が直接当たることはなくなり、しかも、空気の給排音は外側パネルと内側パネル間の空間内で減衰されるので、乗客に不快感を与えることはなくなる。
このように本発明によれば、外側パネルの撓みによる乗客の不安感や不快感を一掃し、空気調節用の空気の給排による乗客の不快感をなくすことができるエレベーター装置を得ることができる。
以下本発明によるエレベーター装置の第1の実施の形態を、図1に基づいて説明する。
まず、本発明のエレベーター装置に用いられる乗かご1は、図示しないかご枠に支持された床板2と、この床板2の周囲に固定された外側巾木3と、この外側巾木3の上に立設された外側パネル4と、前記床板2の外側巾木3の内側に固定された内側巾木5と、この内側巾木5の上方に複数のスペーサSを介して立設されてかご室6を形成する内側パネル7と、前記外側パネル4の上部を塞ぐ天井板8と、外側パネル4で囲まれた周囲の一部に形成した出入口(図示せず)を開閉するかごドア(図示せず)と、前記かご室6の内部の気圧を調節する気圧制御手段9とを備えている。
かご室6を形成する内側パネル7は、その上下端部をコ字状に折り曲げて折り曲げ端部にナット10を溶接などで固定し、外側パネル4の上下端部にボルト11で固定し、外側パネル4との間に空間12を形成している。また、内側パネル7の下端には通気孔13を形成しており、この通気孔13と、前記スペーサSによって確保された内側パネル7と内側巾木5との隙間とで、かご室6と空間12とを連通する通気路を形成している。
前記気圧制御手段9は、乗かご1が位置する昇降路内の気圧を検出してかご室6内の気圧を設定する制御装置14と、この制御装置14からの気圧設定指令により空気をかご室6内に給排する可逆可変回転ブロア等の圧力調整装置15と、圧力調整装置15からの空気を給排する給排管16とを有し、前記給排管16は、前記空間12の上方部から空気を給排するように接続されている。
尚、前記空間12は、かご室6の周りに連続して形成してもよく、隔壁面単位毎に複数形成してもよい。ただ、空間6を複数形成する場合には、気圧制御手段9の設置数を最小限とするために、圧力調整装置15からの給排管16を分岐して各空間12内に連通させたり、各空間12間を連通させる孔や管を設けたりすることで対応することが望ましい。
また、前記天井板3のかご室6内に面する側には、乗客がいるときに点灯し、乗客がいないときには消灯あるいは減光する等の照明装置17が設けられている。
上記構成の乗かご1において、例えば高速で乗かご1を上昇させた場合、高速で階床位置が変わる乗かご1のかご室6内と昇降路との間には気圧差が生じ、かご室6内の圧力P1と昇降路内の圧力Poとの関係は、Po<P1となる。このため、外側パネル4は、破線に示すように、外側に撓んで変形する。この変形は、数mm〜10mm前後になるので、仮に、乗客が直接変形した外側パネル4にもたれかかると、変形を感じるので不安感を抱く。しかしながら、外側パネル4の内側には内側パネル7があり、空間12内の圧力とかご室6内の圧力は通気孔13等からなる通気路によって同圧力P1となっているので、内側パネル7には差圧による変形は生じず乗客に不安感は発生することはない。尚、外側パネル4は天井板8や外側巾木3に支持されている上下端部に固定されているので、差圧による変形は、上下端部にはほとんど発生せず、したがって外側パネル4の上下端部に固定された内側パネル7の上下端部にも差圧による変形はほとんど発生しない。
一方、乗かご1の下降運転時には、かご室6内の圧力P1と昇降路内の圧力Poとの関係は、Po>P1となって、外側パネル4は内側に向かって変形するが、内側パネル7が変形しないのは上述の通りである。
さらに、上昇運転時には、かご室6内の空気を通気孔13等からなる通気路及び空間12を経由して給排管16及び圧力調整装置15から排気することで、昇降路との気圧差を可能な限り解消させることができるので、乗客の耳詰まり現象を防止することができる。また、下降運転時には、圧力調整装置15及び給排管16から空間12及び通気孔13等からなる通気路を経由してかご室6内に、矢印で示すように、空気Qを供給することで、昇降路との気圧差を可能な限り解消させることができるので、乗客の耳詰まり現象を防止することができる。
ところで、かご室6内に空気Qを供給するに際し、かご室6内に直接空気を供給せず、空間12や通気孔13等からなる通気路を経由して内側パネル7の下方から供給しているので、かご室6内の乗客に供給空気が直接当たることはなくなり、しかも、空気の給排音は空間12内で減衰されるので、乗客に不快感を与えることはない。
さらに、本実施の形態によれば、内側パネル7の上下端部にナット10が固定されているので、内側パネル7の取り付け作業は、外側パネル4と天井板8を設置した後に搬入し、外側パネル4の外側からボルト11をナット10にねじ込むことで容易に取り付けることができる。
図2は、本発明によるエレベーター装置の第2の実施の形態を示すものであり、図1の符号と同じ符号は同一構成部材を示すので、再度の詳細な説明は省略する。
本実施の形態において、第1の実施の形態と異なる構成は、かご室6を形成する内側パネル7が幅方向に複数分割されていることと、照明装置17Aが内側パネル7の内法よりも外側に位置する構成である。このため、内側パネル7の高さ寸法は小さくなり、内側パネル7の上端部の外側パネル4への取り付け位置も照明装置17Aの高さ分、低い位置になる。
本実施の形態においても、基本的構成は第1の実施の形態と同じであるので、第1の実施の形態と同等の作用効果を奏することができる。
図3は、本発明によるエレベーター装置の第3の実施の形態を示すものであり、図1の符号と同じ符号は同一構成部材を示すので、再度の詳細な説明は省略する。
本実施の形態において、第1の実施の形態と異なる構成は、外側パネル4と内側パネル7との間の空間12内に防音材18を充填した点である。尚、空間内に防音材18を隙間なく充填した場合、かご室6内への空気の給排ができなくなるので、空気の流通抵抗が少ない多孔質性の通気性防音材とすることが望ましい。
本実施の形態によれば、第1の実施の形態と同じ作用効果を奏することができるほか、空気の給排に発生する送風音(給排音)をさらに低くすることができる。
図4は、本発明によるエレベーター装置の第4の実施の形態を示すものであり、図1の符号と同じ符号は同一構成部材を示すので、再度の詳細な説明は省略する。
本実施の形態において、第1の実施の形態と異なる構成は、内側パネル7の下端部の固定位置である。
即ち、外側巾木3と内側巾木5を第1の締結手段19で連結し、内側巾木5にスペーサSを介して内側パネル7の下端部を第2の締結手段20で固定したのである。したがって、外側パネル4と内側パネル7の組立は、前もって内側パネル7と内側巾木5を第2の締結手段20で連結しておき、その後、外側パネル4の外側から、上部はボルト11で、下部は内側巾木5を外側巾木3に第1の締結手段のボルトで締結するのである。
本実施の形態によれば、第1の実施の形態と同じ作用効果を奏することができるほか、内側巾木5を床板2に固定していないので、内側パネル7と一体化してかご室6内に搬入して組み立てることができる。
図5は、本発明によるエレベーター装置の第5の実施の形態を示すものであり、図1の符号と同じ符号は同一構成部材を示すので、再度の詳細な説明は省略する。
本実施の形態において、第1の実施の形態と異なる構成は、外側パネル4と内側パネル7の下端部を共通の巾木21に固定した点である。したがって、外側パネル4と内側パネル7の組立は、予め外側パネル4の下端部を巾木21に固定し、その後、内側パネル7の上端部をボルト11によって、内側パネル7の下端部をボルト及びナットによる第3の締結手段によって外側パネル4の外側から夫々固定するのである。
本実施の形態によれば、第1の実施の形態と同じ作用効果を奏することができるほか、外側パネル4及び内側パネル7の下端部を支持する巾木21が同じとなるので、部品数を低減することができる。
図6は、本発明によるエレベーター装置の第6の実施の形態を示すもので、乗かご1の出入口23に対して左右の側面24A,24Bと背面25を図1〜図6に示すように、複数の外側パネル4と内側パネル7とで二重構成とし、出入口23に隣接する左右の前面26A,26Bは単数の内側パネル7Aのみの一重構成としたのである。
即ち、乗かご1の左右の前面26A,26Bに立設する内側パネル7Aは、行き先操作盤27や非常呼び出しスイッチ28などを支持する補強部材によって全体が補強されており、また、前面26A,26Bの内側パネル7の巾寸法L1は、左右の側面24A,24Bと背面25の巾寸法L2,L3に比較して1/3〜1/4程度で、しかも変形量は巾寸法の3乗になるので1/9〜1/16と極端に小さくなる。
したがって、出入口23に隣接する左右の前面26A,26Bには、単数の内側パネル7のみの一重構成で十分であり、それ以外を二重構成にしたのである。
さらに本実施の形態においては、乗かご1のかご室6内の気密性を高める工夫が施されている。即ち、かご室6内の気密を保持する外側パネル4は、連結部におけるボルト締結位置から離れた位置に僅かながら隙間が生じる。これら隙間が存在すると、空気が差圧によって自由に貫流してしまうので、かご室6内の気圧調節に即応性が欠ける問題がある。そのため本実施の形態においては、外側パネル4同士の連結部を全長(全高)に亘ってシール部材29で外側から覆って接着し、また、外側パネル4と内側パネル7Aとの接続部を全長(全高)に亘ってシール部材30で外側から覆って接着して機密性を保持するようにしたのである。
ところで、通常、気密保持を行う際、外側パネル4及び外側パネル4と内側パネル7Aの締結面にシール部材を挟み込むか貼り付けするが、その場合、シール部材の厚みと潰し代を考慮して外側パネル4及び内側パネル7Aの幅寸法を設計する必要がある。しかしながら、シール部材の厚みや潰し代の管理は困難であり、作業者によって潰し代が異なってくる。
この点、本実施の形態によれば、締結面を避けた位置で、シール部材29,30を貼り付けて覆っているので、外側パネル4及び内側パネル7Aの幅寸法はシール部材の厚みと潰し代を考慮する必要はなく、作業者によって潰し代がばらつくこともなくなる。
尚、シール部材29,30を貼り付けによって締結面を覆うようにしたが、シール部材29,30の固定は、ビス止め等周知の固定構造でよく、気圧差に耐えられる程度のものでよい。
本実施の形態を図1〜図5の構成と組合わせることで、第1の実施の形態と同等の作用効果を有するほか、かご室6の気密性を高めて構成を簡単化した乗かご1を得ることができる。
本発明によるエレベーター装置の第1の実施の形態を示す乗かごの縦断概略正面図。 本発明によるエレベーター装置の第2の実施の形態を示す図1相当図。 本発明によるエレベーター装置の第3の実施の形態を示す図1相当図。 本発明によるエレベーター装置の第4の実施の形態を示す図1相当図。 本発明によるエレベーター装置の第5の実施の形態を示す図1相当図。 本発明によるエレベーター装置の第6の実施の形態を示す乗かごの横断平面図。
符号の説明
1…乗かご、2…床板、3…外側巾木、4…外側パネル、5…内側巾木、6…かご室、7…内側パネル、8…天井板、9…気圧制御手段、12…空間、13…通気孔、14…制御装置、15…圧力調整装置、16…給排管、18…防音材、24A,24B…側面、25…背面、26A,26B…前面、30…シール部材。

Claims (10)

  1. 昇降路を昇降する乗かごを有し、乗かごが、床板と、この床板の周囲から上方に立設された複数の外側パネルと、この外側パネルの上部を塞ぐ天井板と、前記外側パネルに対して間隔を空けて内側に設置された内側パネルと、この内側パネルと前記外側パネルとの間の空間を前記内側パネルで囲まれたかご室内に連通する通気路と、前記かご室内の気圧を調節するために空気を給排する気圧制御手段とで構成されたエレベーター装置において、前記内側パネルと前記外側パネルとの間の空間内に前記気圧制御手段からの空気を給排するように構成したことを特徴とするエレベーター装置。
  2. 昇降路を昇降する乗かごを有し、乗かごが、床板と、この床板の周囲から上方に立設された複数の外側パネルと、この外側パネルの上部を塞ぐ天井板と、前記外側パネルに対して間隔を空けて内側に設置された内側パネルと、この内側パネルと前記外側パネルとの間の空間を前記内側パネルで囲まれたかご室内に連通する通気路と、前記かご室内の気圧を調節するために空気を給排する気圧制御手段とで構成されたエレベーター装置において、前記通気路は前記内側パネルの下部に設けられ、かつ、前記内側パネルと前記外側パネルとの間の空間内に前記気圧制御手段からの空気を給排するように構成したことを特徴とするエレベーター装置。
  3. 昇降路を昇降する乗かごを有し、乗かごが、床板と、この床板の周囲から上方に立設された複数の外側パネルと、この外側パネルの上部を塞ぐ天井板と、前記外側パネルに対して間隔を空けて内側に設置された内側パネルと、この内側パネルと前記外側パネルとの間の空間を前記内側パネルで囲まれたかご室内に連通する通気路と、前記かご室内の気圧を調節するために空気を給排する気圧制御手段とで構成されたエレベーター装置において、前記内側パネルは前記外側パネルの上下端部に固定されていると共に、前記通気路は前記内側パネルの下部に設けられ、かつ、前記内側パネルと前記外側パネルとの間の空間内に前記気圧制御手段からの空気を給排するように構成したことを特徴とするエレベーター装置。
  4. 昇降路を昇降する乗かごを有し、乗かごが、床板と、この床板の周囲から上方に立設された複数の外側パネルと、この外側パネルの上部を塞ぐ天井板と、前記外側パネルに対して間隔を空けて内側に設置された内側パネルと、この内側パネルと前記外側パネルとの間の空間を前記内側パネルで囲まれたかご室内に連通する通気路と、前記かご室内の気圧を調節するために空気を給排する気圧制御手段とで構成されたエレベーター装置において、前記内側パネルと前記外側パネルとの間の空間に通気性防音材を設置すると共に、前記内側パネルは前記外側パネルの上下端部に固定し、前記通気路は前記内側パネルの下部に設けられ、かつ、前記内側パネルと前記外側パネルとの間の空間内に前記気圧制御手段からの空気を給排するように構成したことを特徴とするエレベーター装置。
  5. 前記内側パネルの下端部は、前記床板に固定した巾木を介して前記外側パネルの下端部に固定されていることを特徴とする請求項1,2,3又は4記載のエレベーター装置。
  6. 昇降路を昇降する乗かごを有し、乗かごが、床板と、この床板の周囲から上方に立設された複数の外側パネルと、この外側パネルの上部を塞ぐ天井板と、前記外側パネルに対して間隔を空けて内側に設置された内側パネルと、この内側パネルと前記外側パネルとの間の空間を前記内側パネルで囲まれたかご室内に連通する通気路と、前記かご室内の気圧を調節するために空気を給排する気圧制御手段とで構成されたエレベーター装置において、前記内側パネルの下部と前記床板との間に第1の巾木を設置し、前記通気路を前記内側パネルの下部と前記第1の巾木との間に形成し、前記内側パネルと前記外側パネルとの間の空間に通気性防音材を設置すると共に、前記内側パネルは前記外側パネルの上下端部に固定し、かつ、前記内側パネルと前記外側パネルとの間の空間内に前記気圧制御手段からの空気を給排するように構成したことを特徴とするエレベーター装置。
  7. 前記複数の外側パネルは、夫々連結手段によって連結されており、隣接する外側パネルの連結部の隙間はシール部材によって塞がれていることを特徴とする請求項1,2,3,4,5又は6記載のエレベーター装置。
  8. 前記外側パネルは、第2の巾木を介して前記床板に固定されていることを特徴とする請求項1,2,3,4,5又は6記載のエレベーター装置。
  9. 昇降路を昇降する乗かごを有し、乗かごが、床板と、この床板の周囲から上方に立設された複数の外側パネルと、この外側パネルの上部を塞ぐ天井板と、前記外側パネルに対して間隔を空けて内側に設置された内側パネルと、この内側パネルと前記外側パネルとの間の空間を前記内側パネルで囲まれたかご室内に連通する通気路と、前記かご室内の気圧を調節するために空気を給排する気圧制御手段とで構成されたエレベーター装置において、前記内側パネルの下部と前記外側パネルの下部とは共通の巾木を介して前記床板に固定し、前記通気路を前記内側パネルの下部と前記巾木との間に形成し、前記内側パネルと前記外側パネルとの間の空間に通気性防音材を設置すると共に、前記内側パネルは前記外側パネルの上下端部に固定し、かつ、前記内側パネルと前記外側パネルとの間の空間内に前記気圧制御手段からの空気を給排するように構成したことを特徴とするエレベーター装置。
  10. 前記複数の外側パネルは、夫々連結手段によって連結されており、隣接する外側パネルの連結部の隙間はシール部材によって塞がれていることを特徴とする請求項9記載のエレベーター装置。
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