JP2009113736A - カメラ取り付け構造、カメラ取り付け方法および車両の外装パネル部品 - Google Patents

カメラ取り付け構造、カメラ取り付け方法および車両の外装パネル部品 Download PDF

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Abstract

【課題】車載カメラの小型化への対応を容易にしつつ、ケーブル回りにおける耐負荷強度を十分に確保できるようにする。
【解決手段】車両の外装を構成する外装パネル部品に、車載カメラの取り付けのためのブラケット部を配設する。そして、前記ブラケット部は、前記車載カメラの撮像モジュールが装着固定されるモジュール装着部40と、前記車載カメラのコネクタプラグが装着固定されるコネクタ装着部50と設け、前記モジュール装着部40に前記撮像モジュールが装着固定され、かつ、前記コネクタ装着部50に前記コネクタプラグが装着固定されると、前記車載カメラのコネクタレセプタクルとコネクタプラグとの間の接続が確保されるように構成する。
【選択図】図3

Description

本発明は、車載カメラを車両に取り付けるためのカメラ取り付け構造、カメラ取り付け方法および車両の外装パネル部品に関する。
近年、死角センサ用、バックモニタ用、その他の様々な用途のために、車両に取り付けられて用いられる車載カメラが広く普及しつつある。
従来の車載カメラは、当該車載カメラのカメラ本体(撮像素子を含むモジュール部分)が、車両の外装を構成する外装パネル部品に、当該カメラ本体を支持する取り付け部材を介して、ネジ等の締結具により装着固定される。そして、カメラ本体で得た撮像信号が、当該カメラ本体に接続するケーブル(ハーネス)を介して伝送されるとともに、これらカメラ本体とケーブルとの間がコネクタによって挿抜可能に接続されるものが一般的である(例えば、特許文献1、2、3参照)。つまり、カメラ本体は取り付け部材にネジ等の締結具で装着固定されるが、当該カメラ本体に接続するコネクタおよび当該コネクタから延びるケーブルについては、これらコネクタおよびケーブルがカメラ本体へ接着剤等で直接固着されたり、例えば図20(a)に示すようにケーブル101と一体成型した剛性のある樹脂部材によるコネクタ102がカメラ本体103にネジ止めされたり、あるいは図20(b)および(c)に示すようにコネクタ104に設けられたラッチタイプ等のロック構造105を利用してカメラ本体103に固定されるようになっており、取り付け部材ではなくカメラ本体103に対して固定されるようになっている。
特開2005−347243号公報 特開2006−327243号公報 特開2007−1334号公報
ところで、最近では、車載カメラに対して、小型化が強く望まれている。
しかしながら、従来のカメラ取り付け構造では、コネクタおよびケーブルがカメラ本体に対して固定されるので、ある程度の固定強度を得るために、カメラ本体との間に接着スペース、ネジ止めスペース、その他のスペースを十分に確保する必要が生じてしまい、結果として小型化への対応が困難になるおそれがある。
さらには、コネクタおよびケーブルがカメラ本体に対して固定されるので、例えば挿抜作業時や車両装着状態時等にケーブルに過大な負荷が加わると、その影響がコネクタやカメラ本体等にまで及んでしまうおそれがあり、耐負荷強度の点で難がある。この点については、コネクタやカメラ本体等の構成部材の補強や厚肉化等によって対応することも考えられる。ところが、構成部材の補強や厚肉化等は、小型化への対応を困難にする要因となり得ることから好ましくない。
そこで、本発明は、小型化への対応を容易にしつつ、ケーブル回りにおける耐負荷強度を十分に確保することのできるカメラ取り付け構造、カメラ取り付け方法および車両の外装パネル部品を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために案出されたカメラ取り付け構造である。すなわち、車載カメラを車両に取り付けるためのカメラ取り付け構造であって、前記車載カメラは、レンズおよび撮像素子を有してなる撮像モジュールと、当該撮像モジュールに形成されたコネクタレセプタクルと、当該コネクタレセプタクルに対して挿抜可能に形成されたコネクタプラグと、当該コネクタプラグと接続して前記撮像モジュールで得た信号の伝送を行うケーブルと、を備えており、前記車両の外装を構成する外装パネル部品には、前記車載カメラの取り付けのためのブラケット部が配設されるとともに、前記ブラケット部は、前記撮像モジュールが装着固定されるモジュール装着部と、前記コネクタプラグが装着固定されるコネクタ装着部と、を有しており、前記モジュール装着部に前記撮像モジュールが装着固定され、かつ、前記コネクタ装着部に前記コネクタプラグが装着固定されると、前記コネクタレセプタクルと前記コネクタプラグとの間の接続が確保されるように構成されていることを特徴とする。
上記構成のカメラ取り付け構造では、撮像モジュールがブラケット部のモジュール装着部に装着固定されるだけでなく、当該撮像モジュールのコネクタレセプタクルに対して挿抜可能なコネクタプラグについても、当該ブラケット部のコネクタ装着部に装着固定されるようになっている。したがって、撮像モジュールとコネクタプラグとを接着やネジ止め等によって固定しなくても、すなわち撮像モジュールとコネクタプラグとの間に接着やネジ止め等のためのスペースを確保しなくても、十分なコネクタプラグの固定強度が得られる。しかも、撮像モジュールとは別個に、コネクタプラグがブラケット部のコネクタ装着部に装着固定されるので、例えばそのコネクタプラグから延びるケーブルに過大な負荷が加わっても、これをコネクタ装着部が受け止めることになり、その負荷の影響が撮像モジュール等にまで及んでしまうことがない。
本発明によれば、撮像モジュールとコネクタプラグとの間に接着やネジ止め等のためのスペースを確保しなくても、十分なコネクタプラグの固定強度が得られるので、当該スペースを必要とする場合に比べて、コネクタ部分の接続構造の簡素化が可能になるとともに、小型化への対応が非常に容易になる。しかも、ケーブルへの負荷をコネクタ装着部が受け止めるので、当該ケーブル回りにおける耐負荷強度を十分に確保することができ、さらにはそのことを通じて小型化への対応容易化を一層推進させることも実現可能となる。
以下、図面に基づき本発明に係るカメラ取り付け構造、カメラ取り付け方法および車両の外装パネル部品について説明する。
本発明は、車載カメラを車両に取り付けるためのものである。
ここで、「車載カメラ」とは、車両に取り付けられた状態で用いられるカメラ装置の総称であり、その用途や取り付け箇所が限定されるものではない。すなわち、車載カメラは、死角センサ用、バックモニタ用、その他の様々な用途のために用いられるものであり、そのために車両のサイド部、フロント部若しくはバック部に取り付けられて用いられるものである。
また、「車両」とは、主に道路交通法上の車、特に4輪自動車のことをいう。ただし、これに限定されるものではなく、汽車や電車等の車体(鉄道車両)、建設機械のうち自走するもの(建設車両)、農業機械のうち自走するもの(農業車両)等についても、ここでいう「車両」に含むものとする。
なお、以下の説明では、バックモニタ用として4輪自動車のライセンスプレート用リアガーニッシュ部分(以下、単に「リアガーニッシュ」という。)に取り付けられたバックカメラを例に挙げて説明する。
先ず、車載カメラそのものについて説明する。
図1は、車載カメラの概略構成の一例を示す説明図である。
車載カメラは、大別すると、図1(a)〜(c)に示す撮像モジュール10と、図1(d)〜(e)に示すケーブル部20と、図示しない信号処理部と、を備えて構成されている。
撮像モジュール10は、画像の撮像に必要となるレンズおよび撮像素子を有してなるものである。さらに詳しくは、レンズおよび撮像素子(ただし、いずれも不図示)と、これらが搭載されるベース部11と、これらを覆うカバー部12と、を備えて構成されている。なお、レンズおよび撮像素子については、従来と同様に、CCD(Charge Coupled Device)素子等といった公知技術によるものを利用すればよいため、ここではその詳細な説明を省略する。
これらのうち、ベース部11には、詳細を後述するように、撮像モジュール10の装着固定のために用いられる凸形状の爪部13が、例えば当該ベース部11の側端縁の周上四箇所に振り分けられるように設けられている。ただし、その形状や形成位置等は、撮像モジュール10の装着固定が可能であれば、特に限定されるものではない。
また、ベース部11の裏面側、すなわち撮像モジュール10の背面側には、撮像素子との電気的接続が確保されているコネクタレセプタクル14が形成されている。コネクタレセプタクル14は、後述するケーブル部20のコネクタプラグ21と合わせて、一つのコネクタを構成するものである。つまり、コネクタレセプタクル14は、一つのコネクタのうち、機器本体に取り付けられる側のコネクタ部分に相当する。なお、図例では、コネクタレセプタクル14の側が、ピン状の端子を有している場合を示しているが、これは特に限定されるものではなく、ソケット状に形成されていても構わない。また、端子数についても同様である。
ケーブル部20は、撮像モジュール10で得た撮像信号を信号処理部へ伝送するためのものである。そのために、ケーブル部20は、コネクタレセプタクル14に対して挿抜可能に形成されたコネクタプラグ21と、当該コネクタプラグ21と接続して撮像モジュール10で得た撮像信号の伝送を行うケーブル22と、を備えて構成されている。
これらのうち、コネクタプラグ21は、コネクタレセプタクル14と合わせて、一つのコネクタを構成するものである。つまり、コネクタプラグ21は、一つのコネクタのうち、ケーブル22に取り付けられる側のコネクタ部分に相当する。なお、端子形状や端指数等については、コネクタレセプタクル14に対して挿抜可能であれば、特に限定されるものではない。
また、コネクタプラグ21には、詳細を後述するように、当該コネクタプラグ21の装着固定のために用いられる凸形状の爪部23が、例えば当該コネクタプラグ21の側端縁の対向する二箇所に設けられている。ただし、その形状や形成位置等は、コネクタプラグ21の装着固定が可能であれば、特に限定されるものではない。
信号処理部は、ケーブル部20を介して受け取った撮像信号に対して、必要に応じて所定の信号処理(A/D変換やゲイン調整等)を行うものである。なお、信号処理部が行う信号処理やそのために必要となる回路構成等については、従来と同様に公知技術によるものを利用すればよいため、ここではその詳細な説明を省略する。
続いて、以上のような車載カメラの取り付け箇所となるリアガーニッシュについて説明する。
リアガーニッシュは、車両の外装を構成する外装パネル部品の一つであり、車種毎にデザインされて成型される樹脂モールド部品等からなるものである。ただし、ここで例に挙げて説明するリアガーニッシュは、上述した構成の車載カメラ、特に当該車載カメラにおける撮像モジュール10およびコネクタプラグ21の取り付けのために、以下に述べるように構成されている。
図2はリアガーニッシュの概略構成例を示す説明図であり、図3はその要部構成の一例を示す説明図である。
図2に示すように、リアガーニッシュ30には、車載カメラの取り付けのための開口31が配設されているとともに、その開口31の配設箇所の背面側に当該車載カメラの取り付けのためのブラケット部32が配設されている。そして、そのブラケット部32は、リアガーニッシュ30の一部として、当該リアガーニッシュ30と一体に成型されている。つまり、リアガーニッシュ30は、その一部分に、車載カメラの取り付けのためのブラケット部32を備えているのである。
ブラケット部32は、図3に示すように、撮像モジュール10が装着固定されるモジュール装着部40と、コネクタプラグ21が装着固定されるコネクタ装着部50と、を有して構成されている。これらの各装着部40,50は、いずれも、リアガーニッシュ30と一体成型されていることから、当該リアガーニッシュ30と同様に樹脂モールドによって形成されている。
モジュール装着部40は、撮像モジュール10の装着固定のために、当該撮像モジュール10のベース部11が載置される基台部41と、当該撮像モジュール10のコネクタレセプタクル14との干渉を回避するための逃げ部42と、撮像モジュール10のベース部11に設けられた各爪部13に対応するように基台部41からリアガーニッシュ30の正面側に向けて突設された四つの受け部43とを有しており、各受け部43における凹形状部分がそれぞれに対応する爪部13(凸形状部分)と係合し得るように構成されている。なお、受け部43は、その弾性変形による撓みを利用して爪部13との係合または係合解除を行う、いわゆるスナップ式のラッチ(はずれ止め)を構成するものであればよく、その形状や大きさ等が特に限定されるものではない。また、形成数についても、爪部13の形成数に対応し、かつ、撮像モジュール10の装着固定が可能であればよく、互いに対向する二箇所以上に形成されていればよい。
コネクタ装着部50は、コネクタプラグ21の装着固定のために、逃げ部42の配設箇所の背面側に形成された当該コネクタプラグ21を挿入し得る筒状の保持部51と、当該コネクタプラグ21に設けられた各爪部23に対応するように当該保持部51に形成された2つの受け部52とを有しており、各受け部52における凹形状部分がそれぞれに対応する爪部23(凸形状部分)と係合し得るように構成されている。なお、この受け部52についても、モジュール装着部40における受け部43と同様に、スナップ式のラッチを構成するものであればよく、その形状や大きさ等が特に限定されるものではない。また、形成数についても、爪部23の形成数に対応し、かつ、コネクタプラグ21の装着固定が可能であればよく、互いに対向する二箇所以上に形成されていればよい。
以上のような構成のリアガーニッシュ30、特に当該リアガーニッシュ30が備えるブラケット部32および当該ブラケット部32における受け部43,52は、当該リアガーニッシュ30および当該ブラケット部32を一工程の成型加工で形成し得る形状を有しているものとする。詳しくは、ブラケット部32および受け部43,52は、一対の雄型および雌型のみによって成型し得るように、当該雄型および当該雌型の抜き方向に沿って投影した場合に重複する箇所が存在しないような形状を有している。さらに具体的には、このような形状を実現するために、開口31の大きさに対応して(略合致するように)ブラケット部32が形成され、逃げ部42の大きさに対応して(略合致するように)保持部51が形成されている。また、受け部43には、その付根部分に切り欠き部44が形成されており、これと同様に、受け部52の付根部分にも切り欠き部53が形成されている。
ここで、以上のようなリアガーニッシュ30に、車載カメラの撮像モジュール10およびコネクタプラグ21を取り付ける場合の手順について説明する。
図4〜図6は、車載カメラ取り付け手順の一具体例を示す説明図である。
車載カメラ取り付けにあたっては、先ず、図4に示すように、コネクタ装着部50へのコネクタプラグ21の装着固定を行う。すなわち、コネクタ装着部50における筒状の保持部51の一端縁側から、すなわち当該保持部51が形成する開口部分54から、コネクタプラグ21を当該保持部51内に挿入する。そして、コネクタプラグ21における爪部23を、コネクタ装着部50における受け部52と係合させる。これにより、コネクタプラグ21は、コネクタ装着部50の保持部51内に装着固定されることになる。
その後は、図5に示すように、モジュール装着部40への撮像モジュール10の装着固定を行う。すなわち、リアガーニッシュ30の正面側から開口31内に、撮像モジュール10を挿入する。そして、撮像モジュール10における爪部13を、モジュール装着部40における受け部43と係合させる。これにより、撮像モジュール10は、モジュール装着部40の基台部41上に載置された状態で装着固定されることになる。
このとき、コネクタ装着部50には、コネクタプラグ21が装着固定されている。したがって、モジュール装着部40に撮像モジュール10を装着固定すると、これに応じて、当該撮像モジュール10におけるコネクタレセプタクル14と、コネクタ装着部50に装着固定されたコネクタプラグ21との間で、端子同士が嵌合して互いに電気的に接続されることになる。つまり、ブラケット部32は、モジュール装着部40に撮像モジュール10が装着固定され、かつ、コネクタ装着部50にコネクタプラグ21が装着固定されると、コネクタレセプタクル14とコネクタプラグ21との間の接続が確保されるように構成されているのである。
以上のような手順を経ることで、図6に示すように、リアガーニッシュ30に、車載カメラの撮像モジュール10およびコネクタプラグ21が取り付けられる。
なお、取り付けに際して、コネクタプラグ21は保持部51の開口部分54から挿入され、撮像モジュール10はリアガーニッシュ30の正面側から挿入されるので、それぞれの挿入方向は互いに直交することになる。つまり、撮像モジュール10をモジュール装着部40に装着する際の装着方向と、コネクタプラグ21をコネクタ装着部50に装着する際の装着方向とは、互いに異なる方向となるように構成されているのである。
ところで、撮像モジュール10の装着固定は、上述したように、爪部13と受け部43との係合を利用して行っている。したがって、爪部13と受け部43とのそれぞれに案内となる傾斜面を形成しておけば、専用の工具等を要することなく、いわゆるワンタッチで、当該装着固定を行い得るようになる。
これに対して、撮像モジュール10のモジュール装着部40からの抜去については、以下に述べるような治具を用いて行うことが考えられる。撮像モジュール10の装着固定の確実化という観点からは、当該撮像モジュール10が容易に外れる可能性があることは好ましくなく、また撮像モジュール10のメンテナンス時の作業性という観点からは、当該撮像モジュール10の取り外しが困難であることは好ましくないからである。
図7は、モジュール取り外し治具の一具体例を示す説明図である。
図7(a)に示すように、モジュール取り外し治具60としては、板状の金属部材をチャンネル状(コの字状)に折り曲げてなり、端縁部分に、案内となる傾斜部61と、爪部13に対応して設けられた切り欠き部62と、を有するものが考えられる。
このようなモジュール取り外し治具60を用いて撮像モジュール10の抜去を行う場合には、先ず、図7(b)および(c)に示すように、リアガーニッシュ30の正面側からモジュール取り外し治具60を挿入する。これにより、モジュール装着部40では、図7(d)〜(f)に示すように、受け部43が外側に向けて押されて撓み(図中矢印A参照)、当該受け部43と撮像モジュール10における爪部13との係合状態が解除されることになる。その状態で、モジュール取り外し治具60を引き抜けば、当該モジュール取り外し治具60と共に、撮像モジュール10がモジュール装着部40から抜去されることになる。
このようなモジュール取り外し治具60を用いることで、爪部13と受け部43との係合部分の形状を、撮像モジュール10が容易には外れない形状となるように構成しつつ、その場合であっても撮像モジュール10のモジュール装着部40からの抜去作業の容易性を確保することが可能となる。
次に、車載カメラおよびリアガーニッシュの他の構成例を説明する。
図8〜図12は、リアガーニッシュの要部構成の他の例を示す説明図である。
図に示す構成例では、撮像モジュール10の側に凹形状の受け部15が設けられ(図8中B部参照)、モジュール装着部40の側に当該受け部15と係合する凸形状部分を有する爪部45が設けられている点で(図9中C部参照)、上述した構成例の場合とは異なる。ただし、爪部45と受け部15との係合を利用して撮像モジュール10の装着固定を行う点は、上述した構成例の場合と同様である。
このことは、爪部13,45および受け部15,43が、撮像モジュール10とブラケット部32におけるモジュール装着部40とのどちらに設けられていてもよいことを意味する。つまり、撮像モジュール10と、ブラケット部32におけるモジュール装着部40とは、いずれか一方に爪部13,45が設けられているとともに、他方に当該爪部13,45と係合する受け部15,43が設けられており、これらが互いに係合することによって撮像モジュール10がモジュール装着部40に装着固定されるように構成されていればよい。
また、図に示す構成例では、ケーブル部20におけるケーブル延出方向が、上述した構成例の場合とは異なる。すなわち、コネクタレセプタクル14に対するコネクタプラグ21の挿抜方向に沿った方向にケーブル22が延出している点で(図8参照)、挿抜方向と延出方向とが略直交する上述した構成例の場合とは異なる。
このことから、ブラケット部32におけるコネクタ装着部50には、コネクタプラグ21が挿入される保持部51に、ケーブル22の延出方向に対応した逃げ部55が形成されている(図10参照)。なお、コネクタプラグ21の挿入方向については、上述した構成例の場合と同様である。
さらに、図に示す構成例においても、ブラケット部32および当該ブラケット部32における爪部45は、リアガーニッシュ30および当該ブラケット部32を一工程の成型加工で形成し得る形状を有しているものとする。具体的には、ブラケット部32のモジュール装着部における基台部41には、爪部45における凸形状部分の突出量に応じた切り欠き部46が形成されている(図10参照)。
以上のような構成例においても、既に説明した構成例の場合と同様に、撮像モジュール10およびコネクタプラグ21が装着固定されるブラケット部32が、リアガーニッシュ30の一部として当該リアガーニッシュ30と一体に成型されている。そして、モジュール装着部40に撮像モジュール10が装着固定され、かつ、コネクタ装着部50にコネクタプラグ21が装着固定されると、コネクタレセプタクル14とコネクタプラグ21との間の接続が確保されるようになっている(図11および図12参照)。
なお、ここでは、モジュール装着部40に撮像モジュール10を装着固定するための係合部分(すなわち、爪部45および受け部15)での凹凸関係(図12中D部参照)が、既に説明した構成例とは逆である場合を例に挙げたが、このことはコネクタ装着部50にコネクタプラグ21を装着固定するための係合部分での凹凸関係についても同様のことがいえる。つまり、コネクタプラグ21と、ブラケット部32におけるコネクタ装着部50とは、いずれか一方に爪部が設けられているとともに、他方に当該爪部と係合する受け部が設けられており、これらが互いに係合することによってコネクタプラグ21がコネクタ装着部50に装着固定されるように構成されていればよい。
次に、車載カメラおよびリアガーニッシュのさらに他の構成例を説明する。
図13〜図15は、リアガーニッシュの要部構成のさらに他の例を示す説明図である。
図13に示すように、ここで説明する構成例は、上述した構成例と同様に(例えば図12参照)、撮像モジュール10における凹形状の受け部15と、凸形状部分を有する爪部47との係合を利用して、当該撮像モジュール10の装着固定を行うが、その受け部15と係合する爪部47が、ブラケット部32におけるモジュール装着部40とは別体で設けられている点で、上述した構成例の場合とは異なる。
さらに詳しくは、図14(a)に示すように、薄板状の金属部材に曲げ加工を施すことにより、矩形枠状の対向辺部分のそれぞれに爪部47が形成されてなる補助部材48が形成されているとともに、ブラケット部32におけるモジュール装着部40には、その補助部材48の爪部47が形成されていない対向辺部分が嵌合する溝部49が形成されている。そして、図14(b)に示すように、補助部材48の爪部47が形成されていない対向辺部分が溝部49に嵌合することによって、その補助部材48が有する爪部47が、上述した構成例における爪部45(例えば図10参照)と同様の機能を果たすことになる。
したがって、図15に示すように、以上のような構成例においても、上述した構成例の場合(例えば図8〜12参照)と同様、ブラケット部32におけるモジュール装着部40に撮像モジュール10を装着すると、爪部47と受け部15との係合によって、当該に撮像モジュール10が固定されることになる。つまり、リアガーニッシュ30の一部として当該リアガーニッシュ30と一体に成型されているブラケット部32に、撮像モジュール10およびコネクタプラグ21が装着固定されるとともに、その装着固定によりコネクタレセプタクル14とコネクタプラグ21との間の接続が確保されるようになっている
しかも、ここで例に挙げた構成例では、爪部47がモジュール装着部40とは別体で設けられているため、当該モジュール装着部40の形状の簡素化が実現可能となる。また、別体であることから、例えば爪部47が破損した場合であっても、補助部材48の交換により、容易かつ柔軟に対応することが実現可能となる。さらには、補助部材48の形成材料や形成板厚等の選択によっては、爪部47による係合状態の保持力(撮像モジュール10の装着固定力)を適宜調整することも実現可能となる。
ところで、上述したいずれの構成例の場合においても、ブラケット部32は、リアガーニッシュ30の一部として、当該リアガーニッシュ30と一体に成型されている。すなわち、ブラケット部32は、リアガーニッシュ30から取り外し得るものではない。
その一方で、車載カメラの取り付けは、リアガーニッシュ30が装着される全ての車両が必要としているとは限らない。すなわち、当該リアガーニッシュ30が装着された車両の中には、車載カメラの取り付けを必要としないものも存在し得る。
これらのことから、当該リアガーニッシュ30におけるブラケット部32の形成箇所には、以下に述べるような外装カバーを装着することが考えられる。
図16は、外装カバーの一具体例を示す説明図である。
図例の外装カバー71は、車載カメラの取り付けを行わない場合に、ブラケット部32の形成箇所を塞ぐように覆う、いわゆるメクラ蓋として機能するものである。そのために、当該外装カバー71は、リアガーニッシュ30の外装部分と同色かつ面一となるパネル部分を有するように構成されている。この外装カバー71のリアガーニッシュ30への装着は、当該リアガーニッシュ30への撮像モジュール10の装着固定と同様に、爪部と受け部との係合を利用するスナップ式のラッチ(はずれ止め)を用いてワンタッチで行い得るようにすることが考えられる。
また、外装カバーは、車載カメラの取り付けを行わない場合のみならず、当該車載カメラの取り付けを行う場合に装着するものであってもよい。
図17は、外装カバーの他の具体例を示す説明図である。
図例の外装カバー72は、車載カメラの取り付けを行う場合に装着するものである。そのために、当該外装カバー72は、撮像モジュール10が有するレンズのみを露出させるための開口73が形成されているとともに、当該開口73以外の部分がリアガーニッシュ30の外装部分と同色に構成されている。このような外装カバー72の装着によって、車載カメラの取り付けを行う場合であっても、当該車載カメラの存在、特に当該車載カメラを構成する撮像モジュール10の存在を、目立たないものとすることが可能となる。なお、この外装カバー72のリアガーニッシュ30への装着は、上述した具体例の場合と同様に、スナップ式のラッチを用いてワンタッチで行い得るようにすることが考えられる。
このように、車載カメラの取り付けを行う場合に外装カバー72が装着されるときには、その外装カバー72に、以下に述べるような変形移動抑止手段を形成することも考えられる。変形移動抑止手段とは、撮像モジュール10を装着固定するための受け部43または爪部45が弾性変形により撓んで爪部13または受け部15との係合箇所が移動していしまうのを抑止して、当該撮像モジュール10がモジュール装着部40から外れてしまうのを未然に防止するためのものである。
図18および図19は、変形移動抑止手段の一具体例を示す説明図である。
図18に示すように、変形移動抑止手段としては、外装カバー72の裏面側から突出するように形成されたリブ形状部73が挙げられる。このリブ形状部73は、撮像モジュール10を装着固定するための受け部43に対応するように、例えば四箇所に形成されている。
このようなリブ形状部73を有する外装カバー72をリアガーニッシュ30に装着すると、当該外装カバー72の装着状態では、図19(a)〜(c)に示すように、各リブ形状部73がそれぞれの受け部43に対応して、当該受け部43の外側に位置することになる。すなわち、各リブ形状部73は、受け部43が外側に向けて撓んでしまうのを抑止する位置に配される(図中E部参照)。
したがって、リブ形状部73を有する外装カバー72をリアガーニッシュ30に装着した状態では、図19(d)に示すように、各受け部43が外側に向けて撓もうとしても(図中矢印F参照)、いずれの受け部43についてもリブ形状部73によってその撓みが抑止されることになるので、結果として撮像モジュール10がモジュール装着部40から外れてしまうのが防止されることになる。
以上のように、本実施形態で説明した各構成例によるリアガーニッシュ30を用いて車載カメラの取り付けを行うカメラ取り付け構造およびカメラ取り付け方法では、いずれの構成例の場合においても、当該リアガーニッシュ30に形成されたブラケット部32に、車載カメラを構成する撮像モジュール10が直接装着されることになるので、当該装着に際して他の取り付け部材等を要することがない。そして、そのブラケット部32はリアガーニッシュ30と一体成型されたものであるため、当該リアガーニッシュ30の形状が異なれば、当該ブラケット部32の形状も異なるものとすることができる。すなわち、様々な車種に対応する場合であっても、ブラケット部32が一体成型されたリアガーニッシュ30だけを車種別に用意すればよく、撮像モジュール10については各車種に共通で用いることができる。
したがって、例えばカメラ取り付けの需要増に伴って様々な車種への対応が要求される状況下においても、ブラケット部32が一体成型されたリアガーニッシュ30を車種別に用意すれば、他の取り付け部材等を要することなく、各車種への車載カメラの車両への取り付けを行い得るようになるので、従来のようにカメラ製造側と車両の製造側等とでの重複作業(例えば、車種別の部品設計、製造、管理等)が不要となり、当該重複作業が必要な場合に比べて作業効率が大幅に改善する。しかも、車種別対応についての汎用性確保も容易となる。
つまり、本実施形態で説明したカメラ取り付け構造およびカメラ取り付け方法によれば、これまで車種ごとにデザインされていた車種別の固有取り付け部材等を無くし、カメラ固定(ブラケット部32)機能をリアガーニッシュ30に持たせることで、カメラ固定機能を車両の外装パネル部品に纏めて車載カメラの標準化および簡素化をすることができるので、部品、カメラ生産、流通および取り付け作業の効率化が図れ、車載カメラの取り付け需要増にも適切かつ柔軟に対応することができるようになる。
さらには、本実施形態で説明したカメラ取り付け構造およびカメラ取り付け方法を採用することにより、車両設計初期段階より車載カメラの取り付けスペースを確保することができ、無理なく車載カメラの配置レイアウトをすることが可能となる。その上、車載カメラの標準化を通じて、当該車載カメラの品質の安定化や部品点数削除(=コストダウン)も期待できるようになる。
また、本実施形態で説明した各構成例によるリアガーニッシュ30を用いて車載カメラの取り付けを行うカメラ取り付け構造およびカメラ取り付け方法では、いずれの構成例の場合においても、リアガーニッシュ30と一体成型されたブラケット部32が、撮像モジュール10が装着固定されるモジュール装着部40と、コネクタプラグ21が装着固定されるコネクタ装着部50とを有しており、モジュール装着部40に撮像モジュール10が装着固定され、かつ、コネクタ装着部50にコネクタプラグ21が装着固定されると、コネクタレセプタクル14とコネクタプラグ21との間の電気的接続が確保されるように構成されている。すなわち、撮像モジュール10がブラケット部32のモジュール装着部40に装着固定されるだけでなく、当該撮像モジュール10のコネクタレセプタクル14に対して挿抜可能なコネクタプラグ21についても、当該ブラケット部32のコネクタ装着部50に装着固定されるようになっている。
したがって、本実施形態で説明したカメラ取り付け構造およびカメラ取り付け方法によれば、撮像モジュール10とコネクタプラグ21とを接着やネジ止め等によって固定しなくても、すなわち撮像モジュール10とコネクタプラグ21との間に接着やネジ止め等のためのスペースを確保しなくても、十分なコネクタプラグ21の固定強度が得られるので、当該スペースを必要とする場合に比べて、コネクタ部分の接続構造の簡素化が可能になるとともに、小型化への対応が非常に容易になる。しかも、撮像モジュール10とは別個に、コネクタプラグ21がブラケット部32のコネクタ装着部50に装着固定されるので、例えばそのコネクタプラグ21から延びるケーブル22に過大な負荷が加わっても、これをコネクタ装着部50が受け止めることになり、その負荷の影響が撮像モジュール10等にまで及んでしまうことがなく、ケーブル回りにおける耐負荷強度を十分に確保することができ、さらにはそのことを通じて小型化への対応容易化を一層推進させることも実現可能となる。
つまり、本実施形態で説明したカメラ取り付け構造およびカメラ取り付け方法では、撮像モジュール10のモジュール装着部40への装着固定と、コネクタプラグ21のコネクタ装着部50への装着固定とを別個に行い、それぞれが装着固定されるとコネクタレセプタクル14とコネクタプラグ21との間の電気的接続が確保される、いわゆる二重ロック構造を採っているので、車両の車体内でのケーブル耐負荷強度が当該二重ロック構造を採っていない従来構造に比べて大幅に改善されることになる。また、二重ロック構造を採用することにより、撮像モジュール10からコネクタロック構造を削除することが可能となるため、撮像モジュール10におけるケーブル接続構造部分の小型化、すなわち車載カメラにおける撮像モジュール10本体の小型化が可能となる。
さらには、本実施形態で説明したように、撮像モジュール10のモジュール装着部40への装着固定とは別に、コネクタプラグ21がコネクタ装着部50に装着固定されるように構成すれば、カメラ搭載、非搭載に関わらずにコネクタプラグ21をコネクタ装着部50に装着固定しておくこと、すなわちブラケット部32にケーブル部20を組み込んでおくことが実現可能となり、車載カメラの後付け作業を行う場合であっても、撮像モジュール10の追加と外装カバー71,72の変更のみで対応することができ、その結果として当該後付け作業を簡素化することができる。
しかも、本実施形態で説明したカメラ取り付け構造では、撮像モジュール10とコネクタプラグ21との二重ロック構造において、当該撮像モジュール10をモジュール装着部40に装着する際の装着方向と、当該コネクタプラグ21をコネクタ装着部50に装着する際の装着方向とが、互いに異なる方向となるように構成されている。さらに具体的には、それぞれの装着方向が互いに略直交するように構成されている。したがって、例えば撮像モジュール10を装着する際にコネクタプラグ21への負荷が発生しても、その負荷をコネクタ装着部50の保持部51が受け止めることになり、コネクタプラグ21の装着方向に沿って作用することがないので、それぞれの装着方向が一致する場合に比べて、ケーブル回りにおける耐負荷強度を十分に確保する上で非常に好適なものとなる。
また、本実施形態で説明したカメラ取り付け構造では、撮像モジュール10が爪部13,45と受け部15,43との係合を利用してモジュール装着部40に装着固定されるように構成されており、コネクタプラグ21についても爪部23と受け部52との係合を利用してコネクタ装着部50に装着固定されるように構成されている。したがって、それぞれの装着固定が、専用の工具等を要することなく、いわゆるワンタッチで行い得るようになり、当該装着固定のための作業の容易化および効率化を図る上で非常に有効である。しかも、当該装着固定のために、ネジ止めスペース等を確保する必要もないので、スペース確保が必要な場合に比べて、小型化への対応も非常に容易化する。
また、本実施形態で説明したカメラ取り付け構造では、車載カメラの取り付けのために形成されたブラケット部32および当該ブラケット部32における爪部13,45または受け部15,43,52が、リアガーニッシュ30およびブラケット部32を一工程の成型加工で形成し得る形状を有するように構成されている。したがって、複数工程の成型加工を必要とする場合に比べて、リアガーニッシュ30の生産効率向上および部品コスト削減を図ることが容易となる。
また、本実施形態で説明したように、ブラケット部32に装着固定された撮像モジュール10を覆う外装カバー72が装着される場合に、受け部43または爪部45に対する変形移動抑止手段としてのリブ形状部73が当該外装カバー72に形成されていれば、当該リブ形状部73が受け部43または爪部45の撓みを抑止して、撮像モジュール10がモジュール装着部40から外れてしまうのが防止することになるので、例えば車両走行等によって振動が加わる場合であっても、その影響で撮像モジュール10が外れて撮像不具合を起こしてしまうのを未然に防止することができるので、車載カメラとしての信頼性確保が図れるようになる。
なお、本実施形態では、本発明の好適な実施具体例を説明したが、本発明はその内容に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
例えば、本実施形態では、ブラケット部32がリアガーニッシュ30と一体成型されている場合を例に挙げて説明したが、当該一体成型は必須な構成ではなく、これらが別部品として構成され、ネジ等の締結具を用いて取り付けられる場合であっても、モジュール装着部40の装着固定とコネクタプラグ21の装着固定とをそれぞれ別個に行い、それぞれが装着固定されるとコネクタレセプタクル14とコネクタプラグ21との間の電気的接続が確保される、二重ロック構造を採用することによって、ケーブル回りにおける耐負荷強度確保およびそのことを通じた小型化への対応容易化等を実現することが可能である。
また、本実施形態では、車載カメラとして車両のリアガーニッシュ30に取り付けられるバックカメラを例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、他の外装パネル部品に取り付けられる車載カメラについても、本実施形態の場合と全く同様に本発明を適用可能であることは勿論である。
車載カメラの概略構成の一例を示す説明図である。 リアガーニッシュの概略構成例を示す説明図である。 リアガーニッシュの要部構成の一例を示す説明図である。 車載カメラ取り付け手順の一具体例を示す説明図(その1)である。 車載カメラ取り付け手順の一具体例を示す説明図(その2)である。 車載カメラ取り付け手順の一具体例を示す説明図(その3)である。 モジュール取り外し治具の一具体例を示す説明図である。 リアガーニッシュの要部構成の他の例を示す説明図(その1)である。 リアガーニッシュの要部構成の他の例を示す説明図(その2)である。 リアガーニッシュの要部構成の他の例を示す説明図(その3)である。 リアガーニッシュの要部構成の他の例を示す説明図(その4)である。 リアガーニッシュの要部構成の他の例を示す説明図(その5)である。 リアガーニッシュの要部構成のさらに他の例を示す説明図(その1)である。 リアガーニッシュの要部構成のさらに他の例を示す説明図(その2)である。 リアガーニッシュの要部構成のさらに他の例を示す説明図(その3)である。 外装カバーの一具体例を示す説明図である。 外装カバーの他の具体例を示す説明図である。 変形移動抑止手段の一具体例を示す説明図(その1)である。 変形移動抑止手段の一具体例を示す説明図(その2)である。 従来のケーブル回りの接続構造の具体例を示す説明図である。
符号の説明
10…撮像モジュール、13…爪部、14…コネクタレセプタクル、15…受け部、20…ケーブル部、21…コネクタプラグ、22…ケーブル、23…爪部、30…リアガーニッシュ、32…ブラケット部、40…モジュール装着部、43…受け部、45,47…爪部、48…補助部材、50…コネクタ装着部、52…受け部、72…外装カバー、73…リブ形状部

Claims (6)

  1. 車載カメラを車両に取り付けるためのカメラ取り付け構造であって、
    前記車載カメラは、レンズおよび撮像素子を有してなる撮像モジュールと、当該撮像モジュールに形成されたコネクタレセプタクルと、当該コネクタレセプタクルに対して挿抜可能に形成されたコネクタプラグと、当該コネクタプラグと接続して前記撮像モジュールで得た信号の伝送を行うケーブルと、を備えており、
    前記車両の外装を構成する外装パネル部品には、前記車載カメラの取り付けのためのブラケット部が配設されるとともに、
    前記ブラケット部は、前記撮像モジュールが装着固定されるモジュール装着部と、前記コネクタプラグが装着固定されるコネクタ装着部と、を有しており、
    前記モジュール装着部に前記撮像モジュールが装着固定され、かつ、前記コネクタ装着部に前記コネクタプラグが装着固定されると、前記コネクタレセプタクルと前記コネクタプラグとの間の接続が確保されるように構成されている
    ことを特徴とするカメラ取り付け構造。
  2. 前記撮像モジュールと前記モジュール装着部は、一方に爪部が設けられているとともに、他方に当該爪部と係合する受け部が設けられており、当該爪部と当該受け部との係合によって前記撮像モジュールが前記モジュール装着部に装着固定されるように構成されており、
    前記コネクタプラグと前記コネクタ装着部は、一方に爪部が設けられているとともに、他方に当該爪部と係合する受け部が設けられており、当該爪部と当該受け部との係合によって前記コネクタプラグが前記コネクタ装着部に装着固定されるように構成されている
    ことを特徴とする請求項1記載のカメラ取り付け構造。
  3. 前記撮像モジュールを前記モジュール装着部に装着する際の装着方向と、前記コネクタプラグを前記コネクタ装着部に装着する際の装着方向とが、互いに異なる方向となるように構成されている
    ことを特徴とする請求項2記載のカメラ取り付け構造。
  4. 前記ブラケット部並びに当該ブラケット部の前記モジュール装着部および前記コネクタ装着部における前記爪部または前記受け部は、一工程の成型加工で形成し得る形状を有している
    ことを特徴とする請求項2記載のカメラ取り付け構造
  5. 車載カメラを車両に取り付けるためのカメラ取り付け方法であって、
    前記車載カメラを、レンズおよび撮像素子を有してなる撮像モジュールと、当該撮像モジュールに形成されたコネクタレセプタクルと、当該コネクタレセプタクルに対して挿抜可能に形成されたコネクタプラグと、当該コネクタプラグと接続して前記撮像モジュールで得た信号の伝送を行うケーブルと、を備えて構成し、
    前記車両の外装を構成する外装パネル部品に、前記車載カメラの取り付けのためのブラケット部を配設しておくとともに、
    前記ブラケット部を、前記撮像モジュールが装着固定されるモジュール装着部と、前記コネクタプラグが装着固定されるコネクタ装着部と、を有して構成しておき、
    前記モジュール装着部への前記撮像モジュールの装着固定と、前記コネクタ装着部への前記コネクタプラグの装着固定とによって、前記コネクタレセプタクルと前記コネクタプラグとが互いに接続されるようにする
    ことを特徴とするカメラ取り付け方法。
  6. 車両の外装を構成する外装パネル部品であって、
    レンズおよび撮像素子を有してなる撮像モジュールと、当該撮像モジュールに形成されたコネクタレセプタクルと、当該コネクタレセプタクルに対して挿抜可能に形成されたコネクタプラグと、当該コネクタプラグと接続して前記撮像モジュールで得た信号の伝送を行うケーブルと、を備えて構成される車載カメラの取り付けのためのブラケット部が配設されるとともに、
    前記ブラケット部は、前記撮像モジュールが装着固定されるモジュール装着部と、前記コネクタプラグが装着固定されるコネクタ装着部と、を有しており、
    前記モジュール装着部に前記撮像モジュールが装着固定され、かつ、前記コネクタ装着部に前記コネクタプラグが装着固定されると、前記コネクタレセプタクルと前記コネクタプラグとの間の接続が確保されるように構成されている
    ことを特徴とする車両の外装パネル部品。
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