JP2009112762A - 脳活性化訓練装置及び脳活性化訓練方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 スイングベッドを上下方向に角度3度から20度の範囲内で、1度当たりの移動時間を0.3秒から1.5秒とすることにより、脳を活性化することができる脳活性化訓練装置及び脳活性化訓練方法を提供する。
【解決手段】 基台にローラーを設け、該ローラー上に底面を円弧状に形成してなるスイングベッドを設けてなる脳活性化訓練装置及び脳活性化訓練方法。
【選択図】図1
【解決手段】 基台にローラーを設け、該ローラー上に底面を円弧状に形成してなるスイングベッドを設けてなる脳活性化訓練装置及び脳活性化訓練方法。
【選択図】図1
Description
本発明は、体を制御しようとする運動神経(反射神経)等に刺激を与えることにより、軽度の認知症等の主に脳の活性化を行うことのできる脳活性化訓練装置及び脳活性化訓練方法に関するものである。
従来の技術として、ベッド本体上面の一端側に、仰向けになった状態で両足を交互に上下させる一対の下肢運動用足載せ台が配置されているベッドであって、該ベッド本体は該足載せ台を含む一部が別体構造となっており、該別体となった部分は、残る部分に対して昇降又は回動可能に設置されているものであることを特徴とするベッド形運動器具がある。(特許文献1参照)
また、別の従来技術として、ベッド部と、前記ベッド部の周囲を取り囲み、その形態を変えることで前記ベッド部の面積を変化させる枠体と、前記ベッド部を支持し、前記ベッド部の床面からの高さを調整するための高さ調整手段とを備えたベッドがある。(特許文献2参照)
特開2006−263051号公報 特願平8−531615号公報
上記前者においては、ベッド本体上面の一端側に、仰向けになった状態で両足を交互に上下させる一対の下肢運動用足載せ台が配置されているベッドであって、該ベッド本体は該足載せ台を含む一部が別体構造となっており、該別体となった部分は、残る部分に対して昇降又は回動可能に設置されている。これを列車などの座席とすることも可能であるので、旅行者血栓症の予防ができるし、使用者本人が力をいれることによって筋肉を伸縮させるものではないので、従来の運動器具の多くがそうであったような「辛さ」をほとんど感じなくて済むもので、ベッドという意味では同様であるが、目的・機能・効果が、本発明とは異なるものである。
また、上記後者においても成人まで使用することのできる乳幼児用のベッドにおいて、子供の成長時期に、適宜親の愛情や親との絆とを感じ取ることのできるベッドを提供するものであり、本発明と異なる目的・機能・効果を有するものである。
本発明は、このような従来の構成が有するものでなく、新たなものであり、スイングベッドを上下方向に角度3度から20度の範囲内で、1度当たりの移動時間を0.3秒から1.5秒とすることにより、脳を活性化することができる脳活性化訓練装置及び脳活性化訓練方法を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成する手段として、基台にローラーを設け、該ローラー上に底面を円弧状に形成してなるスイングベッドを設けてなる。
ローラーを基台の上部に複数個設けてなる。
スイングベッドをローラーに対して着脱自在に形設すべく、支持具を設けてなる。
スイングベッドを所要の角度に停止する停止具を設けてなる。
ローラーに駆動部を設けてある。
スイングベッドを、上方向に角度3度から20度の範囲で斜状に形成する。
スイングベッドを、下方向に角度3度から20度の範囲で斜状に形成する。
スイングベッドを1度斜状する時間を0.3秒から1.5秒とすることを特徴とする。
ローラーを基台の上部に複数個設けてなる。
スイングベッドをローラーに対して着脱自在に形設すべく、支持具を設けてなる。
スイングベッドを所要の角度に停止する停止具を設けてなる。
ローラーに駆動部を設けてある。
スイングベッドを、上方向に角度3度から20度の範囲で斜状に形成する。
スイングベッドを、下方向に角度3度から20度の範囲で斜状に形成する。
スイングベッドを1度斜状する時間を0.3秒から1.5秒とすることを特徴とする。
脳活性化訓練装置において、
1)、ローラーに底面を円弧状に形成してなるスイングベッドにより、小さな力でもスイングすることができ、作業者の負担が少ない。
2)、スイングベッドを支持具にて着脱自在に設けることにより、持ち運びや移動が簡便にできる。
3)、停止部により、所要の角度で停止することができ、確実なスイング動作を行うことができる。
4)、ローラーに駆動部を設けることにより、自動的にスイング動作を行うことができる。
脳活性化訓練方法において、
1)、上下方向に角度3度から20度の範囲でスイングベッドを斜状に形成するため、患者の脳の活性度に合わせて作業を行うものである。
2)、1度斜状にする時間を0.3秒から1.5秒とすることにより、ゆっくりした動きが脳に刺激を与え、よって、脳を活性させることができる。
1)、ローラーに底面を円弧状に形成してなるスイングベッドにより、小さな力でもスイングすることができ、作業者の負担が少ない。
2)、スイングベッドを支持具にて着脱自在に設けることにより、持ち運びや移動が簡便にできる。
3)、停止部により、所要の角度で停止することができ、確実なスイング動作を行うことができる。
4)、ローラーに駆動部を設けることにより、自動的にスイング動作を行うことができる。
脳活性化訓練方法において、
1)、上下方向に角度3度から20度の範囲でスイングベッドを斜状に形成するため、患者の脳の活性度に合わせて作業を行うものである。
2)、1度斜状にする時間を0.3秒から1.5秒とすることにより、ゆっくりした動きが脳に刺激を与え、よって、脳を活性させることができる。
1は、脳活性化訓練装置である。
2は、箱型の基台である。
3は、ローラーで、中央ローラー3a、右ローラー3b、左ローラー3cからなり、各々ローラー本体3a1・3b1・3c1に、溝3a1a・3b1a・3c1aを形設してある。
4は、上記ローラー3上に設けてなるスイングベッドで、底面Tを円弧状に形成したベッド本体4aの両端に握部4bを設けると共に、底面Tの2箇所に上記溝3a1a・3b1a・3c1aに係合するレール4cを突設してある。
また、ベッド本体4aの上面に、水平状のマットレス4dを設けてある。
5は、上記スイングベッド4のレール4cに取り付けてなる停止具で、スイングベッド4を所要に角度に停止すべく、コの字形の本体5aに固定ボルト5bを螺設してなるものである。
なお、上記レール4cの側面に所要角度(上下方向5度から15度)の目盛Mを表示してなるものである。
さらに、別の形態として、各ローラー3a・3b・3cの少なくとも1つにモニター等による駆動部(図示せず)を設け、コントローラー(図示せず)にて自動的にスイング動作を行うのも一考である。
2は、箱型の基台である。
3は、ローラーで、中央ローラー3a、右ローラー3b、左ローラー3cからなり、各々ローラー本体3a1・3b1・3c1に、溝3a1a・3b1a・3c1aを形設してある。
4は、上記ローラー3上に設けてなるスイングベッドで、底面Tを円弧状に形成したベッド本体4aの両端に握部4bを設けると共に、底面Tの2箇所に上記溝3a1a・3b1a・3c1aに係合するレール4cを突設してある。
また、ベッド本体4aの上面に、水平状のマットレス4dを設けてある。
5は、上記スイングベッド4のレール4cに取り付けてなる停止具で、スイングベッド4を所要に角度に停止すべく、コの字形の本体5aに固定ボルト5bを螺設してなるものである。
なお、上記レール4cの側面に所要角度(上下方向5度から15度)の目盛Mを表示してなるものである。
さらに、別の形態として、各ローラー3a・3b・3cの少なくとも1つにモニター等による駆動部(図示せず)を設け、コントローラー(図示せず)にて自動的にスイング動作を行うのも一考である。
つぎに、脳活性化訓練装置1を使用した脳活性化訓練方法について述べる。
1)、脳活性化訓練装置1のマットレス4d上に横になる。(使用者S)
2)、停止具5の固定ボルト5bを緩め、使用者Sに対する所要の角度(目盛M)の位置にて固定ボルト5bを締め付けて固定する。
3)、この状態で、スイングベッド4の両側(あるいは片側)に作業者(図示せず)が立ち、握部4bを握ってスイングベッド4を斜状に移動させる。
4)、このとき、1度(上下方向とも)斜状にする時間を0.3秒から1.5秒とし、ゆっくりとした動きが脳に刺激を与え、体を制御しようとすることにより脳を活性化させる。
5)、1)から4)を繰り返す脳活性化訓練方法である。
なお、駆動部を使用する場合は、自動的にスイング動作を行うものである。
1)、脳活性化訓練装置1のマットレス4d上に横になる。(使用者S)
2)、停止具5の固定ボルト5bを緩め、使用者Sに対する所要の角度(目盛M)の位置にて固定ボルト5bを締め付けて固定する。
3)、この状態で、スイングベッド4の両側(あるいは片側)に作業者(図示せず)が立ち、握部4bを握ってスイングベッド4を斜状に移動させる。
4)、このとき、1度(上下方向とも)斜状にする時間を0.3秒から1.5秒とし、ゆっくりとした動きが脳に刺激を与え、体を制御しようとすることにより脳を活性化させる。
5)、1)から4)を繰り返す脳活性化訓練方法である。
なお、駆動部を使用する場合は、自動的にスイング動作を行うものである。
上記脳活性化訓練方法は、上方向3度Kから20度K1の間K2にて移動させる。
また、下方向3度Kaから20度K1aの間K2aにて移動させる。
つまり、3度から20度の範囲内で、使用者Sの状態に合わせて行うものである。
また、下方向3度Kaから20度K1aの間K2aにて移動させる。
つまり、3度から20度の範囲内で、使用者Sの状態に合わせて行うものである。
なお、脳活性化訓練装置の構造において、停止具の形態等は、同様な機能を有するものであれば、特に限定するものではない。
脳活性化訓練方法においては、使用者の状態に応じて行うものである。
脳活性化訓練方法においては、使用者の状態に応じて行うものである。
1−−−−脳活性化訓練装置
2−−−−基台
3−−−−ローラー
3a−−−中央ローラー
3a1−−中央ローラー本体
3a1a−溝
3b−−−右ローラー
3b1−−右ローラー本体
3b1a−溝
3c−−−左ローラー
3c1−−左ローラー本体
3c1a−溝
4−−−−スイングベッド
4a−−−ベッド本体
4b−−−握部
4c−−−レール
4d−−−マットレス
5−−−−停止具
5a−−−本体
5b−−−固定ボルト
T−−−−底面
B−−−−目盛
K−−−−上方向3度
K1−−−上方向20度
K2−−−上方向3度から20度の間
Ka−−−下方向3度
K1a−−下方向20度
K2a−−下方向3度から20度の間
S−−−−使用者
2−−−−基台
3−−−−ローラー
3a−−−中央ローラー
3a1−−中央ローラー本体
3a1a−溝
3b−−−右ローラー
3b1−−右ローラー本体
3b1a−溝
3c−−−左ローラー
3c1−−左ローラー本体
3c1a−溝
4−−−−スイングベッド
4a−−−ベッド本体
4b−−−握部
4c−−−レール
4d−−−マットレス
5−−−−停止具
5a−−−本体
5b−−−固定ボルト
T−−−−底面
B−−−−目盛
K−−−−上方向3度
K1−−−上方向20度
K2−−−上方向3度から20度の間
Ka−−−下方向3度
K1a−−下方向20度
K2a−−下方向3度から20度の間
S−−−−使用者
Claims (8)
- 基台にローラーを設け、該ローラー上に底面を円弧状に形成してなるスイングベッドを設けてなる脳活性化訓練装置。
- ローラーを基台の上部に複数個設けてなることを特徴とする請求項1記載の脳活性化訓練装置。
- スイングベッドをローラーに対して着脱自在に形設すべく、支持具を設けてなることを特徴とする請求項1又は2記載の脳活性化訓練装置。
- スイングベッドを所要の角度に停止する停止具を設けてなることを特徴とする請求項1、2又は3記載の脳活性化訓練装置。
- ローラーに駆動部を設けてなることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の脳活性化訓練装置。
- スイングベッドを、上方向に角度3度から20度の範囲で斜状に形成することを特徴とする脳活性化訓練方法。
- スイングベッドを、下方向に角度3度から20度の範囲で斜状に形成することを特徴とする請求項6記載の脳活性化訓練方法。
- スイングベッドを1度斜状する時間を0.3秒から1.5秒とすることを特徴とする請求項6又は7記載の脳活性化訓練方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007317694A JP2009112762A (ja) | 2007-11-08 | 2007-11-08 | 脳活性化訓練装置及び脳活性化訓練方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007317694A JP2009112762A (ja) | 2007-11-08 | 2007-11-08 | 脳活性化訓練装置及び脳活性化訓練方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2009112762A true JP2009112762A (ja) | 2009-05-28 |
Family
ID=40780563
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007317694A Pending JP2009112762A (ja) | 2007-11-08 | 2007-11-08 | 脳活性化訓練装置及び脳活性化訓練方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009112762A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5548851B1 (ja) * | 2013-05-21 | 2014-07-16 | 木原工業株式会社 | 脳活性化訓練及び血行並びにリンパ液行促進装置 |
CN109452792A (zh) * | 2018-11-09 | 2019-03-12 | 合肥全爱家居制造有限公司 | 一种具有自动摇晃功能的沙发 |
WO2022005072A1 (ko) * | 2020-06-30 | 2022-01-06 | 천영호 | 수면 효과 향상을 위한 침대 |
-
2007
- 2007-11-08 JP JP2007317694A patent/JP2009112762A/ja active Pending
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