JP2001309951A

JP2001309951A - ベッド

Info

Publication number: JP2001309951A
Application number: JP2001101492A
Authority: JP
Inventors: Joakim Fiedler; フイードラーヨアキム
Original assignee: PROTON CARETEC AB
Current assignee: PROTON CARETEC AB
Priority date: 2000-03-31
Filing date: 2001-03-30
Publication date: 2001-11-06
Also published as: EP1138226A3; SE522228C2; EP1138226A2; SE0001154D0; SE0001154L

Abstract

(57)【要約】【課題】ベッドが車輪によって支持され且つそれによっ
て移動可能である位置と、ベッドが堅固な支持要素によ
って支持される位置とに調節可能な車輪及び、調節が簡
単且つ容易で、非常に信頼性がある車輪移動装置を有す
る、ベッドを提供すること。【解決手段】家庭介護ベッド型のベッドが、支持要素
（２４）によって、床面（２６）でしっかりと支持され
る位置と、ベッドが車輪（２８）によって床面（２６）
に接し、それによってベッドが、床面上を移動可能な位
置とを調節可能である。支持要素（２４）並びに車輪
（２８）が、角度調節要素（１２）の下方端部分に配置
されて、支持要素（２４）及び車輪（２８）を、要素
（１２）の角位置を調節することによって、床面（２
６）に接する位置から、またその位置へ移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明が属する技術分野】本発明は、家庭介護ベッド型
のベッドに関連するものであり、ベッドは、支持要素に
よって床面上にしっかり配置された位置と、ベッドが車
輪によって床面に接し、それによってベッドが床面上を
移動することが可能な位置とを、調節可能である。

【０００２】

【従来の技術】従来から知られているように、この種類
の家庭介護ベッドは、ベッドのフレームに接続された車
輪及び、脚を備え、車輪は回転可能にベッドフレームに
接続された要素に、回転可能にジャーナル軸受けされ、
要素はベッドが個々の車輪と脚によって支持される位置
から、またその位置へ車輪を動かすため、垂直方向に移
動可能である。ベッドフレームに接続され且つ車輪を支
持する可動要素は、入れ子式要素、トルグ継手機構、揺
動可能要素などによって、構成され得る。車輪を作動位
置へ、またその位置から移動させる従来装置は、複雑
で、調節が難しく、信頼性がない。前記種類の家庭介護
ベッドは、高い信頼性を有し、調節が簡単であることが
非常に重要である、さもないと事故が容易に起こり得
る。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ベッ
ドが車輪によって支持され且つそれによって移動可能で
ある位置と、ベッドが堅固な支持要素によって支持され
る位置とに調節可能な車輪を有し、その場合に車輪を移
動させる装置は、調節が簡単且つ容易で、非常に信頼性
があるベッドを提供することである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明によるベッドは、支持要素並びに車輪が、角
度調節要素の下方端部分に配置され、支持要素及び車輪
が、前記要素の角位置を調節することによって、支持要
素及び車輪を、床面に接する位置へまたその位置から移
動することを特徴とする。

【０００５】

【本発明の実施の形態】この種のベッドは、固定位置と
可動位置との間で調節することが非常に簡単であり、ま
た事故を防ぐのに高い信頼性がある。

【０００６】好ましくは、車輪は、角度調節要素を調節
して、ベッドのレスト面が床面に対して上向きに移動さ
れるようにすることによって、床面とその接する位置へ
適切に移動させる。本発明によるベッドでは、支持要素
が床面に接する適所にある時、角度調節要素の角位置を
調節することによって、レスト面の高位置を、床面に対
して調節することができる。

【０００７】角度調節要素は、Ｕ形フレームと、脚とし
て設計された四個の角度調節要素を形成するシャンク
と、一個の支持要素と、脚として形成された角調節要素
の個々の自由端部分に配置された一個の車輪によって、
適切に構成される。

【０００８】好ましくは、Ｕ形フレームが、脚として設
計された角度調節要素において、バーによってベッド５
に回動接続されており、バーはそれらの端部が、ベッド
フレームに回動接続され且つ、その中心部分に前記脚が
各々に回動接続される。Ｕ形フレームは、それらのウエ
ブ部分で、脚として形成された要素の角位置を調節する
調節装置に接続される。調節装置は、回転ネジと、ネジ
と共働するナットによって、適切に構成され、且つＵ形
フレームのウエブ部分に接続される。好ましくはネジ
が、モーターによって適切に駆動される。

【０００９】角度調節要素は、それらの端部分に適切な
アーチ形要素を有しており、アーチ形要素は、一方の端
部分に支持要素を有し、その他方の端部に車輪を支持す
る。支持要素は、角度調節要素の端部分に回動接続され
て、支持要素が床面に接する時に、角度調節要素の角位
置とは無関係に、支持面を床面に適切に接触させる。

【００１０】

【実施例】本発明によるベッドの実施例を、添付図面を
参照して以下で、より詳しく説明する。

【００１１】図１に示された、本発明によるベッドは、
端部４を具備したベッドフレーム２と、側方支持部６
と、マットレス８を有している。ベッドフレーム２は、
二個のＵ形支持部１０によって支持され、そのシャンク
はベッドの四個の脚１２を形成している。脚１２は、そ
の中心部分で、二個のＵ形トグル１６のシャンク１４に
回動接続されている。シャンク１４の自由端部は、ベッ
ドフレーム２に回動接続されている。

【００１２】シャンクによってベッドの脚１２を形成す
る、二個のＵ形支持部１０のウエブ部分１８は、ベッド
フレームに移動可能な方法で、接続されており、その方
法は脚１２の角位置を調節することが可能である。Ｕ形
支持部１０のウエブ部分１８が、個々に一個のナットを
備える。ウエブ部分１８のナットは、一個の回転ネジに
接続され、これらのネジは、ベッドフレームの底部で、
長手方向に延びるビーム２０に回転ジャーナル軸受けさ
れている。ビーム２０におけるネジは、個々に一個のモ
ーター２２に接続されており、モーターがビーム２０に
おけるネジを適切に回転させて、Ｕ形支持部１０のウエ
ブ部分に接続されたナットを、ビームの長手方向に移動
させ、Ｕ形支持部のシャンクを形成する脚１２の角位置
を変えるようになっている。

【００１３】脚１２の角位置の調節は、支持要素２４に
よって、床面２６でしっかりと支持される位置と、ベッ
ドが車輪によって床面２６に接し、それによってベッド
が床面上で移動可能な位置とのに、ベッドを調節するこ
とを目的としている。

【００１４】図５で最も明確に示されているように、支
持要素２４及び車輪２８は、アーチ形要素３０によっ
て、脚１２の自由端に接続されており、アーチ形要素
は、一方の端部で支持要素２４を支持し、その他方の端
部で、垂直シャフトの周囲を回転可能な保持器３２によ
って、車輪２８を支持している。モーター２２によっ
て、ビーム２０におけるネジを回転させ、それによって
脚１２の上方ウエブ部分を、フレーム１０のウエブ部分
１８に接続されているナットによって、水平方向に動か
し、脚１２の角位置を変え、そして支持要素２４または
車輪２８が、角位置により床面２６に接する。図１、２
及び４において、脚１２は、支持要素２４が床面２６上
に配置する様な角位置にあり、それによって床面上でベ
ッドをしっかりと支持する。図３によると、ホイール２
８が床面２６に接するような角位置にあって、ベッドが
床面上を移動できるようになっている。

【００１５】支持要素２４が床面２６に接する時、ベッ
ドを起こしたり、下げたりすることが、ベッドを使用す
る人が制御できる制御装置によって、行うことができ
る。しかし脚を車輪２８が床面２６に接する位置へ移動
させることは、この制御手段によってではなく、ベッド
の端部に配置された制御装置によってのみ行うことがで
き、前記制御装置は、ベッドにいる人には利用できな
い。

【００１６】本発明によるベッドの記載した構造は、ベ
ッドが、固定位置と移動可能位置の間を制御することが
容易であり、それと同時にベッドが故意でなく、可動位
置すなわち車輪２８が床面２６に接する位置に移ること
に関して、大きな安全性を有する。

【００１７】本発明は、請求項の範囲内で変形すること
ができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】床面に接する支持要素を備えた本発明によるベ
ッドの斜視図

【図２】端部、側方支持部及びマットレスを除いた図１
によるベッドの側面図であり、ベッドが床面上に支持要
素で支持されている。

【図３】床面に接する車輪で支持された図２によるベッ
ド

【図４】床面上に支持要素によって支持された、下げた
位置のベッド

【図５】ベッドにおける脚の一つの下方端部分の拡大図

【符号の説明】

２ベッドフレーム４端部６側方支持部８マットレス１０Ｕ形支持部１２脚１４シャンク１６トグル２０ネジ２２モーター２４支持要素２６床面２８車輪３０アーチ形要素３２保持器

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】家庭介護ベッド型のベッドであり、ベッ
ドは、ベッドが支持要素（２４）によって、床面（２
６）でしっかりと支持される位置と、ベッドが車輪（２
８）によって床面（２６）に接して、それによってベッ
ドが、床面上を移動可能な位置とに調節可能でであり、
支持要素（２４）並びに車輪（２８）が、角度調節要素
（１２）の下方端部分に配置され、支持要素及び車輪
を、前記要素（１２）の角位置を調節することによっ
て、床面に接する位置から、またその位置へ移動させる
ことを特徴とするベッド。
【請求項２】車輪（２８）が、角度調節可能要素の角
位置を調節することによって、床面に接する位置へ適切
に移動されて、ベッドのレスト面を床面（２６）に対し
て上げる
【請求項３】支持要素（２４）が床面（２６）に接す
る時、ベッドのレスト面の高位置は、角度調節要素（１
２）による角度の調節によって、床面（２６）に対し調
節可能であることを特徴とする請求項１または２に記載
のベッド。
【請求項４】角調節要素（１２）が、二個のＵ形フレ
ーム（１０）と、四個の脚として設計された角調節要素
を形成するＵ形フレームのシャンクとによって構成さ
れ、一個の支持要素（２４）及び一個の車輪（２８）
が、脚として設計された個々の角度調節要素（１２）の
自由端部分に配置されることを特徴とする請求項１〜３
のいずれか一項に記載のベッド。
【請求項５】Ｕ形フレーム（１０）は、脚として設計
されたそれらの角度調節要素（１２）において、バー
(１４)によってベッドに回動接続され、バーはその端部
がベッドフレーム（２）に回動接続され且つ、各脚（１
２）にはその中心部で回動接続されており、そしてＵ形
フレーム（１０）は、そのウエブ部分において、脚とし
て設計された要素(１２)の角度調節するため、Ｕ形フレ
ームを揺動させる、調節装置に接続されることを特徴と
する請求項４に記載のベッド。
【請求項６】調節装置が、回転ネジ及びネジと共働す
るナットによって構成され、且つＵ形フレーム（１０）
のウエブ部分（１８）に接続されることを特徴とする請
求項５に記載のベッド。
【請求項７】ネジが、モーター(２２)によって適切に
駆動されることを特徴とする請求項６に記載のベッド。
【請求項８】ネジ及びモーター（２２）が、ベッドの
長手方向に延びるビームに配置されることを特徴とする
請求項６または７に記載のベッド。
【請求項９】角度調整要素（１２）が、その端部分
に、アーチ形要素（３０）を有し、アーチ形要素が、一
方の端部分で支持要素（２４）を支持し、その他方の端
部分で車輪（２８）を支持することを特徴とする請求項
１〜８のいずれか一項に記載のベッド。
【請求項１０】支持要素（２４）が、角度調節要素
（１２）の端部分に回動接続されて、支持要素が床面
（２６）に接する時、角度調節要素の角度位置とは無関
係に、床面と支持面を接触させることを特徴とする請求
項１〜９のいずれか一項に記載のベッド。