JP2009111715A - スイッチング回路およびスイッチング方法 - Google Patents

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    • H04L47/56Queue scheduling implementing delay-aware scheduling
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Abstract

【課題】内部でのデータの滞留の影響を緩和したスイッチング回路およびスイッチング方法を提供する。
【解決手段】タイミング制御手段は、並列に入力した複数のデータを受信し、同一の出力先のデータが同一タイミングに複数存在することがなくなるように、複数のデータのタイミングを調整する。多重手段は、タイミング制御手段にてタイミングを調整された複数のデータに、出力先毎に定められた直交符号を乗算した後、同一タイミングのデータ同士を多重することにより多重信号を生成する。分離手段は、多重信号に、出力先毎の直交符号を乗算することにより、多重信号から出力先毎のデータを抽出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、入力したデータを複数の出力先に振り分けるスイッチング技術に関する。
通信システムを構成する多くの通信装置には、入力したデータを出力先に振り分けるスイッチング回路が搭載されている(特許文献1参照)。例えば、W−CDMA(Wideband−Code Division Multiple Access)のようなディジタル携帯電話の通信システムの基地局はスイッチング回路を備え、スイッチング回路によって、入力したパケットをそれぞれの出力先に振り分ける処理を行う。
この種のスイッチング回路には、小型のパケットを大量に処理することのできる高いスループット能力と、それを低コストで実現することが要求される。また、この種のスイッチング回路には、短時間に集中してバースト的に入力されるパケットを処理することが要求される。
特開平10−13867号公報
スイッチング回路への入力チャネル数が多くなれば、それだけ多数のパケットが同時にスイッチング回路に入力する可能性が高くなる。複数のパケットが同時にスイッチング回路に入力することを以下「バースト入力」という。
パケットのスイッチングのようなベースバンド処理では、回路の動作速度によって出力の最大スループットが決まるため、出力スループットを上げるのには限界がある。一般的なスイッチング回路は、バースト入力したパケットを一時的に内部RAM(Random Access Memory)に格納し、順次処理して、出力先に出力する。そのため、入力チャネル数が多く、バースト入力の発生するようなネットワークの通信装置ではパケットを内部RAMにパケットが滞留した状態が生じる。
バースト入力するパケット数が多くなれば、パケットが内部RAMに滞留する時間が長くなり、スイッチング回路によるパケットの遅延時間が増大する。また、パケットの滞留によってRAM領域が不足すると、パケットを入力できないためロックアウト状態となって遅延が更に増大したり、内部RAMがオーバーフローしたりする可能性がある。ロックアウトやオーバーフローを防止するために内部RAMを大容量にすれば、それに伴って回路規模が増大し、装置のコストが上昇する。
本発明の目的は、内部でのデータの滞留の影響を緩和したスイッチング回路およびスイッチング方法を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明のスイッチング回路は、
並列に入力した複数のデータを受信し、同一の出力先のデータが同一タイミングに複数存在することがなくなるように、前記複数のデータのタイミングを調整するタイミング制御手段と、
前記タイミング制御手段にてタイミングを調整された複数の前記データに、出力先毎に定められた直交符号を乗算した後、同一タイミングのデータ同士を多重することにより、多重信号を生成する多重手段と、
前記多重信号に、出力先毎の前記直交符号を乗算することにより、前記多重信号から前記出力先毎のデータを抽出する分離手段と、を有している。
また、本発明のスイッチング方法は、
並列に入力した複数のデータを受信し、同一の出力先のデータが同一タイミングに複数存在することがなくなるように、前記複数のデータのタイミングを調整し、
タイミングを調整した複数の前記データに、出力先毎に定められた直交符号を乗算した後、同一タイミングのデータ同士を多重することにより、多重信号を生成し、
前記多重信号に、出力先毎の前記直交符号を乗算することにより、前記多重信号から前記出力先毎のデータを抽出する。
本発明によれば、複数の入力するデータを直交符号の相関特性を利用して多重し、並列的に処理して複数に振り分けるので、データがバースト的に入力しても内部に滞留するデータ量が低減され、遅延やメモリ容量の増大など、滞留の影響を緩和することができる。
本発明を実施するための形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施形態によるスイッチング回路の構成を示すブロック図である。図1を参照すると、スイッチング回路10は、タイミング制御部11、多重部12、および分離部13を有している。スイッチング回路10には複数の入力線14と複数の出力線15があり、複数の入力線14から入力したパケットをスイッチングし、複数ある中の所望の出力線15にする。
複数の入力線14から入力するパケットのタイミングは互いに非同期である。また、同じ出力先に出力すべきパケットが複数の入力線14から入力することがある。さらに、同一の出力先に出力すべきパケットが複数の入力線14から同時に入力することもある。
タイミング制御部11は、複数の入力線14から入力するパケットのタイミングを同期させるとともに、同一の出力先のパケットが同一タイミングに複数存在しないようになるようにパケットのタイミングを調整する。
多重部12は、タイミング制御部11にてタイミングを調整されたパケットに、出力先毎に定められた直交符号を乗算した後、同一タイミングのパケット同士を多重することにより、多重信号を生成する。例えば、パケットに直交符号を乗算して得られた複数の信号を合成すればよい。直交符号は互いに直交する符号であり、出力先毎の全ての直交符号が互いに直交する。直交符号の例としてGold符号やWalsh−Hadamard符号がある。
分離部13は、多重部12にてパケットが多重された多重信号に、出力先毎の直交符号を乗算することにより、多重信号から出力先毎のパケットを抽出し、抽出したパケットを、そのパケットの抽出に用いた直交符号に対応する出力先の出力線15から出力する。
図2は、本実施形態によるスイッチング回路の動作を示すフローチャートである。図2を参照すると、スイッチング回路10は、複数の入力線14から入力するパケットのタイミングを同期させるとともに、同一タイミングに同一の出力先のパケットが複数存在しないようにパケットのタイミングを調整する(ステップ1001)。
続いて、スイッチング回路10は、タイミングを調整したパケットに、出力先毎に定められた直交符号を乗算した後、同一タイミングのパケットを多重する(ステップ1002)。さらに、スイッチング回路10は、パケットを多重した信号に、出力先毎の直交符号を乗算することにより、出力先毎のパケットを抽出し、抽出したパケットを出力先に対応する出力線15から出力する(ステップ1003)。
以上説明したように、本実施形態のスイッチング回路10は、複数の入力線14から入力するパケットのタイミングを同期させるとともに、同一の出力先に出力すべきパケットが同一のタイミングに無いようにパケットのタイミングを調整し、各パケットにその出力先に対応する直交符号を乗算して多重する。さらに、スイッチング回路10は、パケットが多重された信号に直交符号を乗算することにより出力先毎のパケットを抽出し、出力先に対応する出力線15から出力する。したがって、本実施形態によれば、複数の入力線14から入力するパケットを直交符号の相関特性を利用して多重し、並列的に処理して複数の出力線15に振り分けるので、パケットのバースト入力が生じたときに内部に滞留するパケット数が低減され、遅延やメモリ容量の増大など、パケットの滞留の影響を緩和することができる。
本実施形態の具体的な実施例について説明する。本実施例としてはW−CDMA移動通信システムの基地局に備えられる時空間符号化スイッチング回路を例示する。
図3は、本実施例の時空間符号化スイッチング回路の構成を示すブロック図である。本実施例の時空間符号化スイッチング回路112は、入力チャネル数が(x+1)であり、出力チャネル数が(y+1)である。
図3を参照すると、時空間符号化スイッチング回路112は、パケット入力タイミング制御部107および直交符号化スイッチングメモリ部111を有している。パケット入力タイミング制御部107は、図1のタイミング制御部11に対応する。直交符号化スイッチングメモリ部111は図1の多重部12および分離部13に対応する。
時空間符号化スイッチング回路112には、(x+1)個の受信FIFO(First In First Out)101〜103、(y+1)個の外部IF変換回路113〜115、および(x+1+y+1)個の直交符号設定レジスタ104〜106が接続されている。
CH0〜xの入力パケットは不図示のSerDes(serializer/de−serializer)回路によってデシリアライズされて受信FIFO 101〜103に入力される。各受信FIFO 101〜103では、外部クロックから内部クロックへの乗り換えが行われる。クロックの乗り換えにより内部クロックに同期されたパケットはパケット入力タイミング制御部107へ入力される。
パケット入力タイミング制御部107は、各チャネルの受信FIFO 101〜103からのパケットのタイミングを管理し、制御する。具体的には、パケット入力タイミング制御部107は、複数のチャネルの受信FIFO 101〜103からのパケットを互いに同期させる。また、パケット入力タイミング制御部107は、同一のタイミングに同一の出力先の複数のパケットがあれば、それらパケット同士のタイミングがずれるようにパケットのタイミングを制御する。パケット入力タイミング制御部107からのパケットは直交符号多重化メモリ部111へ入力される。
直交符号多重化メモリ部111には外部の直交符号設定レジスタ104〜106に設定された直交符号が入力されている。直交符号設定レジスタ104〜106は、例えば、書き込みおよび読み出しが可能なRAMで構成されており、直交符号の値を自由に設定することができる。例えば、Gold符号やWalsh−Hadamard符号のような直交符号を、同時に使用されるチャネルの数や、符号長に対応させたメモリのバス幅に応じて自由に設定してもよい。直交符号設定レジスタ104〜106の直交符号の値を任意に設定することにより、柔軟かつ自由な出力先の選択が可能である。
直交符号設定レジスタ104〜106には多重用レジスタと分離用レジスタが含まれている。直交符号多重化メモリ部111は、各入力チャネルに対応する多重用レジスタから入力される直交符号を、各入力チャネルのパケット(InCH0 108〜InCHx 110)に乗算した後に、直交符号が乗算された各入力チャネルのパケットを多重し、得られた多重信号を蓄積する。さらに、直交符号多重化メモリ部111は、蓄積した多重信号に、分離用レジスタから入力される直交符号を乗算することにより、各出力チャネルに出力すべきパケットを多重信号から抽出する。
直交符号化スイッチングメモリ部111で抽出された各出力チャネルのパケットは、外部IF変換回路113〜115を介して出力される。
図4は、本実施例のパケット入力タイミング制御部の構成を示すブロック図である。パケット入力タイミング制御部107は、(x+1)個のパケットヘッダ検出部201〜203と、(x+1)個のバス幅変換/同期化FIFO 204〜206と、タイミング調整部207と、Writeアドレス制御208と、(x+1)個のインターリーブ用DPRAM 209〜211とを有している。
受信FIFO 101〜103からパケット入力タイミング制御部107に入力されたパケットは、バス幅変換/同期化FIFO 204〜206と、パケットヘッダ検出部201〜203とに入力される。
バス幅変換/同期化FIFO 204〜206において、入力チャネル間のパケットのタイミングが同期化され、またパケットのバス幅が統一される。パケットのバス幅を統一するのは、それ以降の回路において、パケットを共通のバス幅で扱うことができるようにするためである。
パケットヘッダ検出部201〜203は、各チャネルのパケットのヘッダ情報からパケットの出力先を検出し、各チャネルのパケットの出力先情報をタイミング制御部207へ通知する。
タイミング制御部207は、バス幅変換/同期化FIFO 204〜206からのパケットを、インターリーブ用DPRAM209〜211に書き込むときの書き込みアドレスを規定するタイミング情報を生成し、Writeアドレス制御部208に通知する。タイミング制御部207は、パケットヘッダ検出部201〜203から通知された出力先情報を参照することにより、同一のタイミングに同一の出力先のパケットがあるか否かを監視しており、監視結果に基づいてタイミング情報を生成する。
同一のタイミングに同一の出力先のパケットがないときには、タイミング制御部207は、バス幅変換/同期化FIFO204〜206から出力されたタイミング関係を維持するようなタイミング情報を生成する。
同一のタイミングに同一の出力先のパケットがあることを検出すると、タイミング制御部207は、それらのパケットのタイミングを互いにずらすようなタイミング情報を生成する。
Writeアドレス制御部208は、タイミング調整部207から通知されたタイミング情報に基づいて、インターリーブ用DPRAM(Dual−ported RAM)209〜211へWriteアドレス情報を出力する。Writeアドレス情報は、同一のタイミングにある同一の出力先のパケットが互いに異なるタイミングに相当するアドレスに書き込まれるようなアドレス値となっている。
バス幅変換/同期化FIFO 204〜206から出力されたパケットがインターリーブ用DPRAM209〜211へ書き込まれるときのWriteアドレスはWriteアドレス情報によって指定される。これにより、インターリーブ用DPRAM 209〜211内では、同一タイミングに相当するアドレスに同一出力先のパケットがない状態となる。
インターリーブ用DPRAM 209〜211からアドレスの若い順番にデータを読み出すことにより、インターリーブ用DPRAM209〜211から、同一タイミングに同一出力先のパケットが存在しない状態でパケットが読み出される。
図5は、本実施例の直交符号化スイッチングメモリ部の構成を示すブロック図である。図5を参照すると、直交符号化スイッチングメモリ部111は符号化乗算器301〜303、多重回路304、RAM305、および復号乗算器306〜308を有している。
パケット入力タイミング制御部107でタイミングを調整された各チャネルのパケットのそれぞれは符号化乗算器301〜303に入力される。符号化乗算器301〜303は、入力されたパケットを、直交符号設定レジスタ104〜106に含まれている多重用レジスタ309から入力された直交符号を乗算することにより拡散する。
多重回路304は、符号化乗算器301〜303にて直交符号と乗算された各パケットを多重し、得られた多重信号をRAM305に書き込む。RAM305には、各チャネルのパケットが多重された状態で蓄積される。RAM305から出力された多重信号は復号乗算器306〜308に入力される。
RAM305は、出力側のスループットが入力側の速度を下回っている場合に、バースト的に入力したパケットを滞留させるためのメモリである。出力側のスループットが入力側の速度を上回っている場合にはRAM305は不要である。
分離用レジスタ310には、パケットが所望の出力チャネルから出力されるように出力先の直交符号が設定されている。復号乗算器306〜308は、RAM305から入力された多重信号に、直交符号設定レジスタ104〜106に含まれている分離用レジスタ310から入力された直交符号を乗算することにより、その直交符号に対応する出力先のパケットを抽出する。多重信号から所望の出力先のパケットを抽出することにより、スイッチングが実現される。
なお、スイッチングにおいて入力チャネルと出力チャネルが1対1で対応するという条件を満たせば、多重用レジスタ309と分離用レジスタ310とを固定的に共用にすることができる。その場合、共用のレジスタの値を固定的に入力チャネルのパケットの拡散処理(符号化乗算器301〜303)と出力チャネルのパケットの逆拡散処理(復号乗算器306〜308)の両方に提供すればよい。
また、複数の出力先のパケットが混在して同一の入力チャネルから入力される場合、多重用レジスタ309は、例えば、各直交符号が設定されたレジスタを、パケットのタイミングに同期して切り替えて選択し、選択したレジスタの値を符号化乗算器301〜303に提供する構成であってもよい。また、他の例として、多重用レジスタ309は、符号化乗算器301〜303に提供する値を、パケットのタイミングに同期して変化させる構成であってもよい。
各復号乗算器306〜308で抽出されたパケットは、外部IF変換回路113〜115に入力される。外部IF変換回路113〜115は、入力されたパケットを、外部インターフェースに合わせてフォーマット変換した後に出力する。
複数の入力チャネルのパケットが多重された状態でRAM305に蓄積され、多重信号から各出力チャネルのパケットが並列の復号乗算器306〜308にて抽出されるので、バースト入力があってもRAM305に滞留させるデータ量が増加することはなく、遅延が増大することはない。
次に、本実施例の時空間符号化スイッチング回路の動作を詳しく説明する。
図3を参照すると、まず、デシリアライズされたパケットが各入力チャネルから受信FIFO 101〜103に入力される。各受信FIFO 101〜103においてクロックの乗り換えが行われる。受信FIFO 101〜103からのパケットはパケット入力タイミング制御部107へ入力される。
図4を参照すると、受信FIFO 101〜103からのパケットは、パケットヘッダ検出部201〜203と、バス幅変換/同期化FIFO 204〜206へ入力される。
パケットヘッダ検出部201〜203では、入力されたパケットのヘッダ情報からパケットの出力先が検出され、出力先情報がタイミング調整部207へ通知される。タイミング調整部207では、同一タイミングに同一出力先のパケットがあることが検出されると、それらのパケットのタイミングをずらすようなタイミング情報がWriteアドレス制御部208に通知される。
Writeアドレス制御部208では、各チャネルのタイミング情報から、パケットを格納するインターリーブ用DPRAM 209〜211のアドレスを示すWriteアドレス情報が生成される。生成されたWriteアドレス情報はインターリーブ用DPRAM 209〜211へ入力される。
パケット入力タイミング制御部107へ入力されるパケットは、外部クロックから内部クロックへ乗り換えは済んでいるが、チャネル間でパケットのタイミングが同期しておらず、パケットの先頭位置が揃っていない。バス幅変換/同期化FIFO 201〜203は、チャネル間のバス幅を統一すると共に、パケットのタイミングを同期させる。全てのパケットのバス幅を統一させ、タイミングを同期させるために、パケット長の短いパケットには空データを挿入する。空データは例えばALL0である。
バス幅変換/同期化FIFO 201〜203の動作の一例について説明する。図6は、バス幅変換/同期化FIFO 201〜203の動作例を説明するための図である。ここでは内部RAM(不図示)のバス幅が128ビットに設定してあるとする。入力するパケットのパケット長はパケット毎に異なっているので、直交符号との乗算や多重化の処理を同期して行うために、チャネル間でタイミングを同期させるとともにバス幅を統一させる。図6の例では、CH0のパケットはパケット長=5、CH1のパケットはパケット長=2である。CH0とCH1はともにバス幅が8ビットである。
CH0のパケットのデータ量は40ビットである。そこで128ビットのうちの40ビットにはパケットデータが格納され、残りの88ビットには空データが挿入される。また、CH1のパケットのデータ量は16ビットである。そこで128ビットのうちの16ビットにはパケットデータが格納され、残りの112ビットには空データが挿入される。CH0のパケットとCH1のパケットは、図6に示されているように、同期した状態で格納される。
バス幅変換/同期化FIFO 204〜206から出力された各チャネルのパケットはWriteアドレス制御部208で生成されたWriteアドレス情報に従ってインターリーブ用DPRAM 209〜211のそれぞれへ格納される。
図7Aは、本実施例の対比対象として、入力したパケットを内部RAMに格納し、順次処理して出力する構成を採用した場合のスイッチング回路の動作例を示す概念図である。図7Bは、本実施例の構成を採用した場合のスイッチング回路の動作例を示す概念図である。図7A,7Bでは、パケットを表現した四角形の中に、出力チャネルの番号を示す数字が記載されている。
図7Aのスイッチング回路では、RAMへの入力前にパケットのタイミング調整を行っていないため、同一タイミングに同一出力先のパケットがあると、RAM内にパケットの滞留が発生する(A1〜A3)。一方、図7Bのスイッチング回路では、RAMへの入力前にパケットのタイミング調整をするので、同一タイミングに同一出力先のパケットが入力してもRAM内にパケットの滞留は発生しない。
図5に示した直交符号多重化スイッチングメモリ部111は、チャネル間のパケットの同期が取れ、かつ同一タイミングに同一出力先のパケットが無い状態でパケットを受信し、そのままのチャネル間のタイミング関係を維持したままで直交符号を乗算し、多重化してRAM305に書き込む。入力側と出力側のどちらにおいても各チャネルのパケット処理が並列的に進行するので、1パケット分の滞留でスイッチング処理を行うことができる。
図8Aは、本実施例の対比対象として、入力したパケットを内部RAMに格納し、順次処理して出力する構成を採用した場合のスイッチング回路の動作例を示す概念図である。図8Bは、本実施例の構成を採用した場合のスイッチング回路の動作例を示す概念図である。図8A,8Bでは、パケットを表現した四角形の中に、入力チャネルの番号を示す数字が記載されている。図8Bにおいて、複数の数字が記載されているのは、複数の入力チャネルからのパケットが多重されていることを示す。
図8Aのスイッチング回路では、各入力チャネルからのパケットは入力順にRAMへ書き込まれる。そのため、バースト入力時にオーバーフローしないようにするためには、一定時間に到来する最大数のパケットを蓄積できるだけの記憶容量がRAMに必要となる(B1)。また、入力順にRAMに書き込まれたパケットを、そのままの順序で直列的に処理するので、出力段で遅延が発生する(B2)。
一方、図8Bのスイッチング回路では、複数チャネルのパケットが多重された状態で、RAMへの格納やスイッチング処理が行われるので、RAMは1チャネル分の記憶容量が済み、また処理時間も1チャネル分で済む(C1)。
また、図8Aのスイッチング回路では、チャネル間でRAM領域の使用率に偏りが生じる可能性がある。使用率に偏りが生じるとRAMの利用効率が低下する。一方、図8Bのスイッチング回路では、複数のチャネルのパケットを多重してRAMに格納するので、チャネル間のパケット量の偏りによってRAM領域内に使用率の偏りが生じることがない。また、RAM領域を増大させることなく、かつ処理時間を長くすることなく、入力チャネル数を増加させることができる。
本実施形態によるスイッチング回路の構成を示すブロック図である。 本実施形態によるスイッチング回路の動作を示すフローチャートである。 本実施例の時空間符号化スイッチング回路の構成を示すブロック図である。 本実施例のパケット入力タイミング制御部の構成を示すブロック図である。 本実施例の直交符号化スイッチングメモリ部の構成を示すブロック図である。 バス幅変換/同期化FIFO 201〜203の動作例を説明するための図である。 本実施例の対比対象として、入力したパケットを内部RAMに格納し、順次処理して出力する構成を採用した場合のスイッチング回路の動作例を示す概念図である。 本実施例の構成を採用した場合のスイッチング回路の動作例を示す概念図である。 本実施例の対比対象として、入力したパケットを内部RAMに格納し、順次処理して出力する構成を採用した場合のスイッチング回路の動作例を示す概念図である。 本実施例の構成を採用した場合のスイッチング回路の動作例を示す概念図である。
符号の説明
10 スイッチング回路
11 タイミング制御部
12 多重部
13 分離部
14 入力線
15 出力線
101〜103 受信FIFO
104〜106 直交符号設定レジスタ
107 パケット入力タイミング制御部
111 直交符号化スイッチングメモリ部
112 時空間符号化スイッチング回路
113〜115 外部IF変換回路
201〜203 パケットヘッダ検出部
204〜206 バス幅変換/同期化FIFO
207 タイミング調整部
208 Writeアドレス制御
209〜211 インターリーブ用DPRAM
301〜303 符号化乗算器
304 多重回路
305 RAM
306〜308 復号乗算器
309 多重用レジスタ
310 分離用レジスタ

Claims (13)

  1. 並列に入力した複数のデータを受信し、同一の出力先のデータが同一タイミングに複数存在することがなくなるように、前記複数のデータのタイミングを調整するタイミング制御手段と、
    前記タイミング制御手段にてタイミングを調整された複数の前記データに、出力先毎に定められた直交符号を乗算した後、同一タイミングのデータ同士を多重することにより、多重信号を生成する多重手段と、
    前記多重信号に、出力先毎の前記直交符号を乗算することにより、前記多重信号から前記出力先毎のデータを抽出する分離手段と、を有するスイッチング回路。
  2. 前記タイミング制御手段は、前記複数のデータのタイミングを調整するとき、並列の複数の前記データのタイミングを同期させる、請求項1に記載のスイッチング回路。
  3. 前記多重手段は、前記タイミング制御手段でタイミング調整された複数の前記データの各々に前記直交符号を乗算する複数の第1の乗算器と、前記複数の乗算器の出力を合成する前記多重信号を生成する多重回路とを有し、
    前記分離手段は、前記直交符号を前記多重信号に乗算する複数の第2の乗算器を有する、請求項1または2に記載のスイッチング回路。
  4. 直交符号を任意に設定することができ、設定された前記直交符号を前記第1の乗算器および前記第2の乗算器に供給する直交符号設定レジスタを更に有する、請求項3に記載のスイッチング回路。
  5. 前記データは可変長のパケットであり、
    前記タイミング制御手段は、前記複数のデータのタイミングを調整するときに、必要に応じて空データを付加することによって前記パケットのバス幅を統一する、請求項1から4のいずれか1項に記載のスイッチング回路。
  6. 前記タイミング制御手段は、
    複数の前記データを指定されたアドレスに書き込み、書き込まれた複数の前記データを同期してアドレス順に読み出すデュアルポート記憶手段と、
    同一タイミングにあった同一出力先のデータ同士が異なるタイミングで読み出されるように、前記デュアルポート記憶手段に前記データを書き込むアドレスを指定するアドレス制御手段と、を有する請求項1から5のいずれか1項に記載のスイッチング回路。
  7. 前記データは可変長のパケットであり、
    前記タイミング制御手段は、前記パケットのヘッダに基づいて出力先を判断する、請求項1から6のいずれか1項に記載のスイッチング回路。
  8. 前記多重手段で生成された前記多重信号を一時的に蓄積した後、順次、前記分離手段に供給するデータ滞留用記憶手段を更に有する、請求項1から7のいずれか1項に記載のスイッチング回路。
  9. 並列に入力した複数のデータを受信し、同一の出力先のデータが同一タイミングに複数存在することがなくなるように、前記複数のデータのタイミングを調整し、
    タイミングを調整した複数の前記データに、出力先毎に定められた直交符号を乗算した後、同一タイミングのデータ同士を多重することにより、多重信号を生成し、
    前記多重信号に、出力先毎の前記直交符号を乗算することにより、前記多重信号から前記出力先毎のデータを抽出する、スイッチング方法。
  10. 前記複数のデータのタイミングを調整するとき、並列の複数の前記データのタイミングを同期させる、請求項9に記載のスイッチング方法。
  11. 前記データは可変長のパケットであり、
    前記複数のデータのタイミングを調整するときに、必要に応じて空データを付加することによって前記パケットのバス幅を統一する、請求項9または10に記載のスイッチング方法。
  12. 複数の前記データを指定されたアドレスに書き込み、書き込まれた複数の前記データを同期してアドレス順に読み出すデュアルポート記憶手段を用い、同一タイミングにあった同一出力先のデータ同士が異なるタイミングで読み出されるように、前記デュアルポート記憶手段に前記データを書き込むアドレスを指定することにより、前記複数のデータのタイミングを調整する、請求項9から11のいずれか1項に記載のスイッチング方法。
  13. 前記データは可変長のパケットであり、前記パケットのヘッダに基づいて出力先を判断する、請求項9から12のいずれか1項に記載のスイッチング方法。
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