JP2009111141A - プリント配線基板およびそれを備えた発光装置 - Google Patents

プリント配線基板およびそれを備えた発光装置 Download PDF

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Abstract

【課題】発光素子が不点灯になったり、輝度が低下するのを抑制することが可能なプリント配線基板を提供する。
【解決手段】このプリント配線基板10では、素子搭載部121a、122a、123aおよびワイヤーボンディング部120bは、LED素子20、21および22を封止する封止樹脂30が配置される樹脂封止領域10dの内側に位置するように配置されている。素子搭載部121a、122aおよび123aには、接続部121c、122cおよび123cのそれぞれの延長線上に配置され、接続部121c、122cおよび123cの延びる方向とそれぞれ交差する方向に延びるスリット部121d、122dおよび123dが形成されている。ワイヤーボンディング部120bには、接続部120cの延長線上に配置され、接続部120cの延びる方向と交差する方向に延びるスリット部120eが形成されている。
【選択図】図2

Description

この発明は、プリント配線基板およびそれを備えた発光装置に関し、特に、発光素子が搭載されるプリント配線基板およびそれを備えた発光装置に関する。
従来、発光素子が搭載されるプリント配線基板を備えた発光装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
図7は、上記特許文献1に開示された表示器(発光装置)の回路基板(プリント配線基板)の構造を示した表面図である。上記特許文献1には、図7に示すように、回路基板(プリント配線基板)210と、回路基板210の主表面側に搭載される発光素子220および221と、発光素子220および221を封止する樹脂(封止樹脂)230とを備えた表示器(発光装置)201が開示されている。
この表示器201では、回路基板210は、樹脂製の基材211と、基材211の主表面側に形成され、金属層からなる配線パターン(金属配線)212とによって構成されている。そして、配線パターン212は、発光素子220が搭載される導電性パターン212aと、発光素子220にワイヤーボンド線(金属線)250を介して接続されるとともに、発光素子221が搭載される導電性パターン212bと、発光素子221にワイヤーボンド線250を介して接続される導電性パターン212cとを含んでいる。
導電性パターン212aは、素子搭載部212dと、素子搭載部212dに接続され樹脂封止領域210aの外側に引き出された配線部212eとからなる。導電性パターン212bは、スルーホール213を介して基材211の裏面側に形成された図示しない配線パターンに接続されている。導電性パターン212cは、ワイヤーボンディング部212fと、ワイヤーボンディング部212fに接続され樹脂封止領域210aの外側に引き出された配線部212gとからなる。
また、導電性パターン212aの素子搭載部212d、導電性パターン212b、および、導電性パターン212cのワイヤーボンディング部212fには、Auめっきなどが施されており、樹脂230は、Auめっき部分を覆うように形成されている。
特開2000−214803号公報
ところで、一般的に、樹脂の金属に対する接着力は、例えば樹脂の樹脂に対する接着力に比べて小さい。また、樹脂230が回路基板210から剥離する場合、通常、樹脂230(樹脂封止領域210a)の最外周部分を起点として、樹脂230が回路基板210から剥離する。
したがって、上記特許文献1の表示器201では、素子搭載部212dと配線部212eとの接続部分212hや、ワイヤーボンディング部212fと配線部212gとの接続部分212iなどを起点として、樹脂230が回路基板210から剥離する。そして、樹脂230(樹脂封止領域210a)の最外周部分から内側に向かって樹脂230の剥離が進行すると、発光素子220および221がそれぞれ素子搭載部212dおよび導電性パターン212bから剥離したり、ワイヤーボンド線250が断線するという不都合がある。このため、発光素子220および221が不点灯になったり、輝度が低下するという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の目的は、発光素子が不点灯になったり、輝度が低下するのを抑制することが可能なプリント配線基板およびそれを備えた発光装置を提供することである。
上記目的を達成するために、この発明の第1の局面によるプリント配線基板は、樹脂を主成分とする基材と、基材の一方面側に形成された第1金属配線および第2金属配線とを備え、第1金属配線は、発光素子が搭載される素子搭載部と、素子搭載部に接続された第1配線部とを含み、第2金属配線は、発光素子に接続された金属線がワイヤーボンディングされるワイヤーボンディング部と、ワイヤーボンディング部に接続された第2配線部とを含み、素子搭載部およびワイヤーボンディング部は、発光素子を封止する封止樹脂が配置される樹脂封止領域の内側に位置するように配置され、素子搭載部には、第1配線部の延長線上に配置され、第1配線部の延びる方向と交差する方向に延びる第1スリット部が形成され、ワイヤーボンディング部には、第2配線部の延長線上に配置され、第2配線部の延びる方向と交差する方向に延びる第2スリット部が形成されている。
この第1の局面によるプリント配線基板では、上記のように、素子搭載部に、第1配線部の延長線上に配置され、第1配線部の延びる方向と交差する方向に延びる第1スリット部を形成し、ワイヤーボンディング部に、第2配線部の延長線上に配置され、第2配線部の延びる方向と交差する方向に延びる第2スリット部を形成することによって、第1スリット部および第2スリット部において、封止樹脂を、樹脂を主成分とする基材と接着させることができる。すなわち、樹脂の樹脂に対する接着力は、樹脂の金属に対する接着力に比べて大きいので、第1スリット部および第2スリット部におけるプリント配線基板(基材)に対する封止樹脂の接着力を、プリント配線基板の第1金属配線および第2金属配線(素子搭載部、第1配線部、ワイヤーボンディング部および第2配線部)に対する封止樹脂の接着力よりも大きくすることができる。これにより、第1配線部や第2配線部を起点として、封止樹脂(樹脂封止領域)の最外周部分から内側に向かって封止樹脂が剥離する場合にも、第1スリット部および第2スリット部により、封止樹脂の剥離が進行するのを抑制することができる。その結果、発光素子が素子搭載部から剥離したり、金属線が断線するのを抑制することができるので、発光素子が不点灯になったり、輝度が低下するのを抑制することができる。
また、第1の局面によるプリント配線基板では、上記のように、素子搭載部およびワイヤーボンディング部を、発光素子を封止する封止樹脂が配置される樹脂封止領域の内側に位置するように配置することによって、封止樹脂(樹脂封止領域)の最外周部分が第1金属配線および第2金属配線上に配置されるのを抑制することができる。すなわち、剥離の起点となる封止樹脂の最外周部分のうちのほとんどの部分を、基材と接着させることができる。これにより、封止樹脂がプリント配線基板から剥離するのを抑制することができる。
上記第1の局面によるプリント配線基板において、好ましくは、第1配線部の幅方向の第1スリット部の長さは、第1配線部の配線幅よりも大きく、第2配線部の幅方向の第2スリット部の長さは、第2配線部の配線幅よりも大きい。このように構成すれば、第1配線部や第2配線部を起点として、封止樹脂(樹脂封止領域)の最外周部分から内側に向かって封止樹脂が剥離する場合にも、第1スリット部および第2スリット部により、封止樹脂の剥離が進行するのを、効果的に抑制することができる。
上記第1の局面によるプリント配線基板において、好ましくは、第1スリット部は、第1配線部と発光素子との間に配置され、第2スリット部は、第2配線部と金属線との間に配置されている。このように構成すれば、第1配線部や第2配線部を起点として、封止樹脂(樹脂封止領域)の最外周部分から内側に向かって剥離する場合にも、第1スリット部および第2スリット部により、封止樹脂の剥離が発光素子および金属線に向かって進行するのを抑制することができる。これにより、発光素子が素子搭載部から剥離したり、金属線が断線するのを、より抑制することができる。その結果、発光素子が不点灯になったり、輝度が低下するのを、より抑制することができる。
上記第1の局面によるプリント配線基板において、好ましくは、素子搭載部およびワイヤーボンディング部は、コーナー部が曲線状に形成されている。このように構成すれば、プリント配線基板が例えば湾曲することにより、プリント配線基板から封止樹脂を剥離させるように力が生じた場合に、素子搭載部およびワイヤーボンディング部のコーナー部が直線状に形成されている場合に比べて、素子搭載部およびワイヤーボンディング部から封止樹脂を剥離させる力が、素子搭載部およびワイヤーボンディング部のコーナー部に集中するのを抑制することができる。これにより、封止樹脂がプリント配線基板(素子搭載部およびワイヤーボンディング部)から剥離しやすくなるのを抑制することができる。
上記第1の局面によるプリント配線基板において、好ましくは、第1スリット部および第2スリット部は、それぞれの両端部が曲線状に形成されている。このように構成すれば、プリント配線基板が例えば湾曲することにより、プリント配線基板から封止樹脂を剥離させるように力が生じた場合に、第1スリット部および第2スリット部の両端部が直線状に形成されている場合に比べて、素子搭載部およびワイヤーボンディング部から封止樹脂を剥離させる力が、第1スリット部および第2スリット部の両端部に集中するのを抑制することができる。これにより、封止樹脂がプリント配線基板(素子搭載部およびワイヤーボンディング部)から剥離しやすくなるのを抑制することができる。
上記第1の局面によるプリント配線基板において、好ましくは、素子搭載部およびワイヤーボンディング部を合わせた領域は、略円形状に形成され、素子搭載部の第1スリット部、および、ワイヤーボンディング部の第2スリット部を合わせた領域は、略円周状に形成されている。このように構成すれば、素子搭載部およびワイヤーボンディング部を合わせた領域の外周に沿って第1スリット部および第2スリット部を配置することができるので、第1スリット部および第2スリット部により、封止樹脂(樹脂封止領域)の最外周部分から内側に向かって封止樹脂の剥離が進行するのを、効果的に抑制することができる。
上記第1の局面によるプリント配線基板において、好ましくは、基材は、可撓性を有するとともに、細長形状に形成されており、第1配線部は、基材の長手方向における素子搭載部の端部から所定の距離を隔てて、素子搭載部に接続され、第2配線部は、基材の長手方向におけるワイヤーボンディング部の端部から所定の距離を隔てて、ワイヤーボンディング部に接続されている。このように構成すれば、封止樹脂との接着力が比較的小さい第1配線部および第2配線部を、プリント配線基板が長手方向に沿って湾曲する場合に最も負荷がかかる部分(基材の長手方向における素子搭載部の端部、および、ワイヤーボンディング部の端部)から離れた状態で配置することができる。これにより、プリント配線基板が長手方向に沿って湾曲する場合に、封止樹脂がプリント配線基板から剥離するのを、より抑制することができる。
上記第1の局面によるプリント配線基板において、好ましくは、素子搭載部およびワイヤーボンディング部を含み、第1の方向に沿って配置された複数の第1領域と、複数の第1領域の間に配置された第2領域とをさらに備え、第2領域における基材の第1の方向と直交する第2の方向の幅は、第1領域における基材の第2の方向の幅よりも小さい。このように構成すれば、素子搭載部およびワイヤーボンディング部を含む第1領域の強度を、第2領域の強度よりも大きくすることができる。すなわち、プリント配線基板が湾曲する場合にも、素子搭載部およびワイヤーボンディング部が湾曲するのを抑制することができる。これにより、プリント配線基板が湾曲する場合にも、封止樹脂とプリント配線基板(素子搭載部およびワイヤーボンディング部)との接着部分に負荷がかかるのを抑制することができる。その結果、封止樹脂がプリント配線基板から剥離するのをより抑制することができる。
上記第1の局面によるプリント配線基板において、好ましくは、素子搭載部およびワイヤーボンディング部の他方面側を覆うように、基材の他方面側に形成された第3金属配線をさらに備える。このように構成すれば、素子搭載部およびワイヤーボンディング部が形成された領域におけるプリント配線基板の強度を大きくすることができる。これにより、プリント配線基板が湾曲する場合にも、素子搭載部およびワイヤーボンディング部が湾曲するのを抑制することができるので、封止樹脂がプリント配線基板(素子搭載部およびワイヤーボンディング部)から剥離するのを抑制することができる。
この発明の第2の局面による発光装置は、請求項1〜9のいずれか1項に記載のプリント配線基板と、プリント配線基板に搭載される発光素子と、発光素子を封止する封止樹脂とを備える。このように構成すれば、発光素子が不点灯になったり、輝度が低下するのを抑制することが可能な発光装置を得ることができる。
以上のように、本発明によれば、発光素子が不点灯になったり、輝度が低下するのを抑制することが可能なプリント配線基板およびそれを備えた発光装置を容易に得ることができる。
図1は、本発明の一実施形態による発光装置を支持部材に取り付けた状態を示した斜視図である。図2〜図6は、図1に示した本発明の一実施形態による発光装置のプリント配線基板の構造を示した図である。図1〜図6を参照して、本発明の一実施形態による発光装置1の構造について説明する。
本発明の一実施形態による発光装置1は、図1に示すように、半円柱形状の支持部材50の表面上に湾曲した状態で取り付けられている。
また、発光装置1は、図2に示すように、可撓性を有するプリント配線基板10と、プリント配線基板10の主表面側に配置された複数のLED(Light Emitting Diord)素子20、21および22と、LED素子20、21および22を封止する略半球形状の封止樹脂30とによって構成されている。なお、LED素子20、21および22は、本発明の「発光素子」の一例である。
プリント配線基板10は、図2および図4に示すように、ガラスエポキシ樹脂を主成分とし可撓性を有する細長形状の基材11と、基材11の主表面側に形成されたCuなどの金属層からなる配線層12(図2参照)と、基材11の主表面側を覆うように形成された樹脂を主成分とするレジスト13(図2参照)と、基材11の裏面側に形成されたCuなどの金属層からなる配線層14(図4参照)と、基材11の裏面側を覆うように形成された樹脂を主成分とするレジスト15(図4参照)とを含んでいる。なお、配線層14は、本発明の「第3金属配線」の一例である。また、主表面側および裏面側は、それぞれ、本発明の「一方面側」および「他方面側」の一例である。
プリント配線基板10は、A方向に沿って配置された複数の硬質部10aと、複数の硬質部10aの間に配置された可撓部10bとによって構成されている。また、複数の硬質部10aの間には、プリント配線基板10のB方向の両端から内側に向かって延びる一対の切り欠き部10cが形成されている。このため、可撓部10bにおける基材11のA方向に直交するB方向の幅(=W1)(図2参照)は、硬質部10aにおける基材11のB方向の幅(=W2)(図2参照)よりも小さい。なお、硬質部10aは、本発明の「第1領域」の一例であり、可撓部10bは、本発明の「第2領域」の一例である。また、A方向は、本発明の「基材の長手方向」および「第1の方向」の一例であり、B方向は、本発明の「第2の方向」の一例である。
配線層12は、図2に示すように、共通電極として機能する配線部120と、配線部120から所定の間隔を隔てて形成された3つの配線部121、122および123とを含んでいる。なお、配線部120は、本発明の「第2金属配線」の一例であり、配線部121、122および123は、本発明の「第1金属配線」の一例である。
配線部120は、複数の硬質部10aおよび複数の可撓部10bに連続した状態で形成された主部120aと、硬質部10aに形成されたワイヤーボンディング部120bと、主部120aおよびワイヤーボンディング部120bを接続する接続部120cとによって構成されている。なお、接続部120cは、本発明の「第2配線部」の一例である。
主部120aの可撓部10bにおける部分には、A方向に延びる複数のスリット部120dが形成されている。
ワイヤーボンディング部120bは、図3に示すように、コーナー部が曲線状に形成されており、ワイヤーボンディング部120bと接続部120cとが接続している部分も、曲線状に形成されている。
ここで、本実施形態では、ワイヤーボンディング部120bには、3つのスリット部120eが形成されている。この3つのスリット部120eのうちの中央のスリット部120eは、接続部120cの延長線上に配置されているとともに、接続部120cの延びる方向(B方向)と交差する方向に延びるように形成されている。なお、スリット部120eは、本発明の「第2スリット部」の一例である。
また、本実施形態では、接続部120cの幅方向(A方向)のスリット部120eの長さ(=L1)は、接続部120cの配線幅L2よりも大きくなるように形成されている。
また、接続部120cの延長線上に配置されたスリット部120eは、接続部120cと、ワイヤーボンディング部120bに接続された後述するAuワイヤー40との間に配置されている。また、3つのスリット部120eのそれぞれの両端部は、曲線状に形成されている。なお、Auワイヤー40は、本発明の「金属線」の一例である。
また、接続部120cは、ワイヤーボンディング部120bのA方向の中央部に接続されている。すなわち、接続部120cは、ワイヤーボンディング部120bのA方向(基材11の長手方向)の端部から所定の距離を隔てた位置に接続されている。
3つの配線部121、122および123は、複数の硬質部10aのそれぞれに形成されている。また、3つの配線部121、122および123は、互いに所定の間隔を隔てて形成されている。
配線部121は、LED素子20が搭載された素子搭載部121aと、電極部121bと、素子搭載部121aおよび電極部121bを接続する接続部121cとによって構成されている。なお、接続部121cは、本発明の「第1配線部」の一例である。素子搭載部121aに搭載されたLED素子20は、Auワイヤー40により、一方の電極が配線部120のワイヤーボンディング部120bに接続されているとともに、他方の電極が素子搭載部121aに接続されている。
素子搭載部121aは、コーナー部が曲線状に形成されており、素子搭載部121aと接続部121cとが接続している部分も、曲線状に形成されている。
また、本実施形態では、素子搭載部121aには、スリット部121dが形成されている。このスリット部121dは、接続部121cの延長線上に配置されているとともに、接続部121cの延びる方向と交差する方向に延びるように形成されている。なお、スリット部121dは、本発明の「第1スリット部」の一例である。
また、本実施形態では、接続部121cの幅方向のスリット部121dの長さL3は、接続部121cの配線幅L4よりも大きくなるように形成されている。
また、スリット部121dは、接続部121cとLED素子20との間で、かつ、接続部121cと素子搭載部121aに接続されたAuワイヤー40との間に配置されている。また、スリット部121dの両端部は、曲線状に形成されている。
また、接続部121cは、素子搭載部121aのA方向(基材11の長手方向)の端部から所定の距離を隔てた位置に接続されている。
配線部122は、LED素子21が搭載された素子搭載部122aと、電極部122bと、素子搭載部122aおよび電極部122bを接続する接続部122cとによって構成されている。なお、接続部122cは、本発明の「第1配線部」の一例である。素子搭載部122aに搭載されたLED素子21は、Auワイヤー40により、一方の電極(表面電極)が配線部120のワイヤーボンディング部120bに接続されている。また、LED素子21の他方の電極(裏面電極)は、導電性を有する固定部材(図示せず)により、素子搭載部122aに接続されている。
素子搭載部122aは、コーナー部が曲線状に形成されており、素子搭載部122aと接続部122cとが接続している部分も、曲線状に形成されている。
また、本実施形態では、素子搭載部122aには、スリット部122dが形成されている。このスリット部122dは、接続部122cの延長線上に配置されているとともに、接続部122cの延びる方向(B方向)と交差する方向に延びるように形成されている。なお、スリット部122dは、本発明の「第1スリット部」の一例である。
また、本実施形態では、接続部122cの幅方向(A方向)のスリット部122dの長さL5は、接続部122cの配線幅L6よりも大きくなるように形成されている。
また、スリット部122dは、接続部122cとLED素子21との間に配置されている。また、スリット部122dの両端部は、曲線状に形成されている。
配線部123は、LED素子22が搭載された素子搭載部123aと、電極部123bと、素子搭載部123aおよび電極部123bを接続する接続部123cとによって構成されている。なお、接続部123cは、本発明の「第1配線部」の一例である。素子搭載部123aに搭載されたLED素子22は、Auワイヤー40により、一方の電極が配線部120のワイヤーボンディング部120bに接続されているとともに、他方の電極が素子搭載部123aに接続されている。
素子搭載部123aは、コーナー部が曲線状に形成されており、素子搭載部123aと接続部123cとが接続している部分も、曲線状に形成されている。
また、本実施形態では、素子搭載部123aには、スリット部123dが形成されている。このスリット部123dは、接続部123cの延長線上に配置されているとともに、接続部123cの延びる方向と交差する方向に延びるように形成されている。なお、スリット部123dは、本発明の「第1スリット部」の一例である。
また、本実施形態では、接続部123cの幅方向のスリット部123dの長さL7は、接続部123cの配線幅L8よりも大きくなるように形成されている。
また、スリット部123dは、接続部123cとLED素子22との間で、かつ、接続部123cと素子搭載部123aに接続されたAuワイヤー40との間に配置されている。また、スリット部123dの両端部は、曲線状に形成されている。
また、接続部123cは、素子搭載部123aのA方向(基材11の長手方向)の端部から所定の距離を隔てた位置に接続されている。
そして、LED素子20、21および22は、電極部121b、122bおよび123bにそれぞれ所定の電圧が印加されることにより個別に制御される。
また、配線部120のワイヤーボンディング部120bと、3つの素子搭載部121a、122aおよび123aとを合わせた領域は、略円形状に形成されている。
また、スリット部120e、121d、122dおよび123dを合わせた領域は、ワイヤーボンディング部120bと、3つの素子搭載部121a、122aおよび123aとを合わせた領域の外周に沿って、略円周状に形成されている。
レジスト13は、基材11の主表面側に形成された配線層12を覆うように形成されている。また、レジスト13には、円形状の開口部13aが形成されており、開口部13aの内部には、略円形状に形成される配線部120のワイヤーボンディング部120bと、3つの素子搭載部121a、122aおよび123aとが配置されている。また、レジスト13の開口部13aの内部に位置する配線部120、121、122および123の部分には、Auめっきが施されている。
封止樹脂30は、エポキシ樹脂などからなり、配線部120のワイヤーボンディング部120bと、3つの素子搭載部121a、122aおよび123aとを覆うように形成されている。また、封止樹脂30は、配線部120のワイヤーボンディング部120bと、3つの素子搭載部121a、122aおよび123aとを合わせた領域よりも大きく形成されている。すなわち、ワイヤーボンディング部120bと、3つの素子搭載部121a、122aおよび123aとを合わせた領域は、封止樹脂30が配置された樹脂封止領域10dの内側に位置するように配置されている。これにより、封止樹脂30の最外周部分のうちのほとんどの部分(接続部120c、121c、122cおよび123c上に配置された部分以外の部分)は、基材11と接着している。なお、封止樹脂30(樹脂封止領域10d)は、レジスト13上にまで拡がるように形成されていてもよい。
また、図4に示すように、基材11(プリント配線基板10)の裏面側に形成された配線層14は、基材11に形成されたスルーホール11aを介して、基材11の主表面側に形成された配線層12(図2参照)と接続されている。これにより、配線層14は、共通電極として機能する。
また、図3および図5に示すように、配線層14(図5参照)は、硬質部10aにおいて、封止樹脂30が形成された樹脂封止領域10d(図3参照)の裏面側を覆うように形成されている。これにより、樹脂封止領域10dよりも小さいワイヤーボンディング部120bと3つの素子搭載部121a、122aおよび123aとは、裏面側が配線層14により覆われる。具体的には、硬質部10aにおける配線層14のA方向の配線幅(=W3)(図5参照)は、樹脂封止領域10dのA方向の配線幅(=W4)(図3参照)よりも大きい。また、硬質部10aにおける配線層14のB方向の配線幅(=W5)(図5参照)は、樹脂封止領域10dのB方向の配線幅(=W6)(図3参照)よりも大きい。
また、図4に示すように、可撓部10bにおける配線層14のB方向の配線幅(=W7)は、硬質部10aにおける配線層14のB方向の配線幅(=W5)よりも小さい。
また、可撓部10bにおける配線層14の部分には、A方向に延びる複数のスリット部14aが形成されている。
レジスト15は、基材11の裏面側に形成された配線層14全体を覆うように形成されている。
この発光装置1では、図6に示すように、プリント配線基板10は、半円柱形状の支持部材50の表面上に取り付けられた状態では、上方から見て、硬質部10aが略直線状に形成される一方、可撓部10bは湾曲する。
本実施形態では、上記のように、素子搭載部121a、122aおよび123aに、接続部121c、122cおよび123cのそれぞれの延長線上に配置され、接続部121c、122cおよび123cの延びる方向とそれぞれ交差する方向に延びるスリット部121d、122dおよび123dを形成することによって、スリット部121d、122dおよび123dにおいて、封止樹脂30を、樹脂を主成分とする基材11と接着させることができる。また、ワイヤーボンディング部120bに、接続部120cの延長線上に配置され、接続部120cの延びる方向(B方向)と交差する方向に延びるスリット部120eを形成することによって、スリット部120eにおいて、封止樹脂30を、樹脂を主成分とする基材11と接着させることができる。すなわち、樹脂の樹脂に対する接着力は、樹脂の金属に対する接着力に比べて大きいので、スリット部121d、122d、123dおよび120eにおけるプリント配線基板10(基材11)に対する封止樹脂30の接着力を、プリント配線基板10の配線層12(素子搭載部121a、122a、123a、接続部121c、122c、123c、ワイヤーボンディング部120bおよび接続部120c)に対する封止樹脂30の接着力よりも大きくすることができる。これにより、接続部121c、122c、123cおよび120cを起点として、封止樹脂30(樹脂封止領域10d)の最外周部分から内側に向かって封止樹脂30が剥離する場合にも、スリット部121d、122d、123dおよび120eにより、封止樹脂30の剥離が進行するのを抑制することができる。その結果、LED素子20、21および22が素子搭載部121a、122aおよび123aから剥離したり、Auワイヤー40が断線するのを抑制することができるので、LED素子20、21および22が不点灯になったり、輝度が低下するのを抑制することができる。
また、本実施形態では、ワイヤーボンディング部120b、素子搭載部121a、122aおよび123aを、樹脂封止領域10dの内側に位置するように配置することによって、封止樹脂30(樹脂封止領域10d)の最外周部分が配線部120、121、122および123上に配置されるのを抑制することができる。すなわち、剥離の起点となる封止樹脂30の最外周部分のうちのほとんどの部分を、基材11と接着させることができる。これにより、封止樹脂30がプリント配線基板10から剥離するのを抑制することができる。
また、本実施形態では、スリット部120e、121d、122dおよび123dのそれぞれの長さ(L1、L3、L5、L7)を、接続部120c、121c、122cおよび123cのそれぞれの配線幅(L2、L4、L6、L8)よりも大きくしている。これにより、接続部120c、121c、122cおよび123cを起点として、封止樹脂30(樹脂封止領域10d)の最外周部分から内側に向かって封止樹脂30が剥離する場合にも、スリット部120e、121d、122dおよび123dより、封止樹脂30の剥離が進行するのを、効果的に抑制することができる。
また、本実施形態では、スリット部121d、122dおよび123dを、それぞれ、接続部121cとLED素子20との間、接続部122cとLED素子21との間、および、接続部123cとLED素子22との間に配置し、かつ、中央のスリット部120eを、接続部120cとワイヤーボンディング部120bに接続されたAuワイヤー40との間に配置している。これにより、接続部121c、122c、123cおよび120cを起点として、封止樹脂30(樹脂封止領域10d)の最外周部分から内側に向かって剥離する場合にも、スリット部121d、122d、123dおよび120eにより、封止樹脂30の剥離がLED素子20、21、22およびAuワイヤー40に向かって進行するのを抑制することができる。このため、LED素子20、21および22が素子搭載部121a、122aおよび123aから剥離したり、Auワイヤー40が断線するのを、より抑制することができる。その結果、LED素子20、21および22が不点灯になったり、輝度が低下するのを、より抑制することができる。
また、本実施形態では、素子搭載部121a、122a、123aおよびワイヤーボンディング部120bのコーナー部を、曲線状に形成している。これにより、プリント配線基板10を湾曲させることにより、プリント配線基板10から封止樹脂30を剥離させるように力が生じた場合に、素子搭載部121a、122a、123aおよびワイヤーボンディング部120bのコーナー部が直線状に形成されている場合に比べて、素子搭載部121a、122a、123aおよびワイヤーボンディング部120bから封止樹脂30を剥離させる力が、素子搭載部121a、122a、123aおよびワイヤーボンディング部120bのコーナー部に集中するのを抑制することができる。その結果、封止樹脂30がプリント配線基板10(素子搭載部121a、122a、123aおよびワイヤーボンディング部120b)から剥離しやすくなるのを抑制することができる。
また、本実施形態では、スリット部121d、122d、123dおよび120eのそれぞれの両端部を、曲線状に形成している。これにより、プリント配線基板10を湾曲させることにより、プリント配線基板10から封止樹脂30を剥離させるように力が生じた場合に、スリット部121d、122d、123dおよび120eの両端部が直線状に形成されている場合に比べて、素子搭載部121a、122a、123aおよびワイヤーボンディング部120bから封止樹脂30を剥離させる力が、スリット部121d、122d、123dおよび120eの両端部に集中するのを抑制することができる。その結果、封止樹脂30がプリント配線基板10(素子搭載部121a、122a、123aおよびワイヤーボンディング部120b)から剥離しやすくなるのをより抑制することができる。
また、本実施形態では、素子搭載部121a、122a、123aおよびワイヤーボンディング部120bを合わせた領域を、略円形状に形成するとともに、スリット部121d、122d、123dおよび120eを合わせた領域を、略円周状に形成することによって、素子搭載部121a、122a、123aおよびワイヤーボンディング部120bを合わせた領域の外周に沿ってスリット部121d、122d、123dおよび120eを配置することができる。これにより、スリット部121d、122d、123dおよび120eにより、封止樹脂30(樹脂封止領域10d)の最外周部分から内側に向かって封止樹脂30の剥離が進行するのを、より効果的に抑制することができる。
また、本実施形態では、接続部121cおよび123cを、素子搭載部121aおよび123aのA方向の端部から所定の距離を隔てて、素子搭載部121aおよび123aにそれぞれ接続するとともに、接続部120cを、ワイヤーボンディング部120bのA方向の端部から所定の距離を隔てて、ワイヤーボンディング部120bに接続している。これにより、封止樹脂30との接着力が比較的小さい接続部121c、123cおよび120cを、プリント配線基板10をA方向に沿って湾曲させる場合に最も負荷がかかる部分(素子搭載部121a、123aおよびワイヤーボンディング部120bのA方向の端部)から離れた状態で配置することができる。その結果、プリント配線基板10をA方向に沿って湾曲させる場合に、封止樹脂30がプリント配線基板10から剥離するのを、より抑制することができる。
また、本実施形態では、可撓部10bにおける基材11のB方向の幅W1を、硬質部10aにおける基材11のB方向の幅W2よりも小さくすることによって、硬質部10aの強度を、可撓部10bの強度よりも大きくすることができる。すなわち、プリント配線基板10を湾曲させる場合にも、素子搭載部121a、122a、123aおよびワイヤーボンディング部120bが湾曲するのを抑制することができる。これにより、プリント配線基板10を湾曲させる場合にも、封止樹脂30とプリント配線基板10(素子搭載部121a、122a、123aおよびワイヤーボンディング部120b)との接着部分に負荷がかかるのを抑制することができる。その結果、封止樹脂30がプリント配線基板10から剥離するのをより抑制することができる。
また、本実施形態では、素子搭載部121a、122a、123aおよびワイヤーボンディング部120bの裏面側を覆うように、基材11の裏面側に配線層14を設けることによって、素子搭載部121a、122a、123aおよびワイヤーボンディング部120bが形成された領域におけるプリント配線基板10(硬質部10a)の強度を大きくすることができる。これにより、プリント配線基板10を湾曲させる場合にも、素子搭載部121a、122a、123aおよびワイヤーボンディング部120bが湾曲するのを抑制することができるので、封止樹脂30がプリント配線基板10から剥離するのを抑制することができる。
また、本実施形態では、基材11の主表面側に配線層12を設けるとともに、基材11の裏面側に配線層14を設けることによって、基材11の、例えば主表面側のみに1層の配線層を設ける場合に比べて、プリント配線基板10の放熱性を向上させることができる。
また、本実施形態では、可撓部10bにおける配線層14のB方向の配線幅(=W7)を、硬質部10aにおける配線層14のB方向の配線幅(=W5)よりも小さくすることによって、硬質部10aの強度を、可撓部10bの強度よりも大きくすることができる。これにより、可撓部10bを湾曲しやすくすることができるとともに、樹脂封止領域10dを含む硬質部10aが湾曲するのを抑制することができる。その結果、プリント配線基板10が湾曲した状態においても、封止樹脂30がプリント配線基板10から剥離するのを抑制することができる。
また、本実施形態では、可撓部10bにおける配線層12および14に、A方向に沿って延びるスリット部120dおよび14aをそれぞれ形成することによって、可撓部10bにおける配線層12および14のB方向の幅を実質的に小さくすることができるので、可撓部10bの強度を小さくすることができる。これにより、可撓部10bをより湾曲しやすくすることができるので、硬質部10aが湾曲するのをより抑制することができる。
また、本実施形態では、基材11にスルーホール11aを設け、配線層12と配線層14とを接続することによって、配線層14を、共通電極として用いることができるとともに、プリント配線基板10の放熱性を、より向上させることができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、プリント配線基板を、湾曲した状態で用いた例について示したが、プリント配線基板を、湾曲しない状態(平面状態)で用いてもよい。
また、上記実施形態では、プリント配線基板に、ガラスエポキシ樹脂からなる基材を用いた例について示したが、本発明はこれに限らず、プリント配線基板に、ガラスエポキシ樹脂以外の、例えばポリイミドやその他の材料からなる基材を用いてもよい。
また、上記実施形態では、発光素子としてLED素子を用いた例について示したが、本発明はこれに限らず、LED素子以外の発光素子を用いてもよい。
また、上記実施形態では、基材の主表面側および裏面側に金属配線をそれぞれ1層ずつ設けた例について示したが、本発明はこれに限らず、基材の裏面側に金属配線を設けなくてもよいし、基材の主表面側および裏面側に2層以上の金属配線を設けてもよい。
また、上記実施形態では、プリント配線基板に切り欠き部を設けた例について示したが、本発明はこれに限らず、プリント配線基板に切り欠き部を設けず、プリント配線基板を、略長方形状に形成してもよい。
また、上記実施形態では、プリント配線基板を細長形状に形成した例について示したが、本発明はこれに限らず、プリント配線基板を細長形状以外の、例えば正方形状に形成してもよい。
また、上記実施形態では、素子搭載部のスリット部、および、ワイヤーボンディング部のスリット部を合わせた領域を、略円周状に形成した例について示したが、本発明はこれに限らず、素子搭載部のスリット部、および、ワイヤーボンディング部のスリット部を合わせた領域を、円周状以外の形状に形成してもよい。
また、上記実施形態では、素子搭載部およびワイヤーボンディング部のコーナー部をそれぞれ曲線状に形成した例について示したが、本発明はこれに限らず、素子搭載部およびワイヤーボンディング部のコーナー部を曲線状に形成しなくてもよい。
また、上記実施形態では、素子搭載部のスリット部、および、ワイヤーボンディング部のスリット部のそれぞれの両端部を曲線状に形成した例について示したが、本発明はこれに限らず、素子搭載部のスリット部、および、ワイヤーボンディング部のスリット部のそれぞれの両端部を曲線状に形成しなくてもよい。
また、上記実施形態では、プリント配線基板にスルーホールを設けて、基材の主表面側の配線層と裏面側の配線層とを接続した例について示したが、本発明はこれに限らず、プリント配線基板にスルーホールを設けなくてもよい。
本発明の一実施形態による発光装置を支持部材に取り付けた状態を示した斜視図である。 図1に示した本発明の一実施形態による発光装置のプリント配線基板の構造を示した表面図である。 図1に示した本発明の一実施形態による発光装置のプリント配線基板の詳細構造を示した表面拡大図である。 図1に示した本発明の一実施形態による発光装置のプリント配線基板の構造を示した裏面図である。 図1に示した本発明の一実施形態による発光装置のプリント配線基板の詳細構造を示した裏面拡大図である。 図1に示した本発明の一実施形態による発光装置が支持部材に取り付けられた状態を上方から見た図である。 特許文献1に開示された表示器(発光装置)の回路基板(プリント配線基板)の構造を示した表面図である。
符号の説明
1 発光装置
10 プリント配線基板
10a 硬質部(第1領域)
10b 可撓部(第2領域)
10d 樹脂封止領域
11 基材
14 配線層(第3金属配線)
20、21、22 LED素子(発光素子)
30 封止樹脂
40 Auワイヤー(金属線)
120 配線部(第2金属配線)
120b ワイヤーボンディング部
120c 接続部(第2配線部)
120e スリット部(第2スリット部)
121、122、123 配線部(第1金属配線)
121a、122a、123a 素子搭載部
121c、122c、123c 接続部(第1配線部)
121d、122d、123d スリット部(第1スリット部)
L1、L3、L5、L7 長さ
L2、L4、L6、L8 配線幅
W1、W2 幅

Claims (10)

  1. 樹脂を主成分とする基材と、
    前記基材の一方面側に形成された第1金属配線および第2金属配線とを備え、
    前記第1金属配線は、発光素子が搭載される素子搭載部と、前記素子搭載部に接続された第1配線部とを含み、
    前記第2金属配線は、前記発光素子に接続された金属線がワイヤーボンディングされるワイヤーボンディング部と、前記ワイヤーボンディング部に接続された第2配線部とを含み、
    前記素子搭載部および前記ワイヤーボンディング部は、前記発光素子を封止する封止樹脂が配置される樹脂封止領域の内側に位置するように配置され、
    前記素子搭載部には、前記第1配線部の延長線上に配置され、前記第1配線部の延びる方向と交差する方向に延びる第1スリット部が形成され、
    前記ワイヤーボンディング部には、前記第2配線部の延長線上に配置され、前記第2配線部の延びる方向と交差する方向に延びる第2スリット部が形成されていることを特徴とするプリント配線基板。
  2. 前記第1配線部の幅方向の前記第1スリット部の長さは、前記第1配線部の配線幅よりも大きく、
    前記第2配線部の幅方向の前記第2スリット部の長さは、前記第2配線部の配線幅よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載のプリント配線基板。
  3. 前記第1スリット部は、前記第1配線部と前記発光素子との間に配置され、
    前記第2スリット部は、前記第2配線部と前記金属線との間に配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載のプリント配線基板。
  4. 前記素子搭載部および前記ワイヤーボンディング部は、コーナー部が曲線状に形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のプリント配線基板。
  5. 前記第1スリット部および前記第2スリット部は、それぞれの両端部が曲線状に形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のプリント配線基板。
  6. 前記素子搭載部および前記ワイヤーボンディング部を合わせた領域は、略円形状に形成され、
    前記素子搭載部の第1スリット部、および、前記ワイヤーボンディング部の第2スリット部を合わせた領域は、略円周状に形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のプリント配線基板。
  7. 前記基材は、可撓性を有するとともに、細長形状に形成されており、
    前記第1配線部は、前記基材の長手方向における前記素子搭載部の端部から所定の距離を隔てて、前記素子搭載部に接続され、
    前記第2配線部は、前記基材の長手方向における前記ワイヤーボンディング部の端部から所定の距離を隔てて、前記ワイヤーボンディング部に接続されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のプリント配線基板。
  8. 前記素子搭載部および前記ワイヤーボンディング部を含み、第1の方向に沿って配置された複数の第1領域と、前記複数の第1領域の間に配置された第2領域とをさらに備え、
    前記第2領域における前記基材の前記第1の方向と直交する第2の方向の幅は、前記第1領域における前記基材の前記第2の方向の幅よりも小さいことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のプリント配線基板。
  9. 前記素子搭載部および前記ワイヤーボンディング部の他方面側を覆うように、前記基材の他方面側に形成された第3金属配線をさらに備えることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載のプリント配線基板。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載のプリント配線基板と、
    前記プリント配線基板に搭載される発光素子と、
    前記発光素子を封止する封止樹脂とを備えることを特徴とする発光装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019016728A (ja) * 2017-07-10 2019-01-31 パナソニックIpマネジメント株式会社 発光装置、照明装置、及び、実装基板

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