JP2009111066A - プリント配線基板 - Google Patents
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Abstract
【課題】 通気孔の無い一層のドームスイッチシートを貼り付けても、通気孔を確保する事のできるプリント配線基板を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明のプリント配線基板は、ドームスイッチシートを貼り付ける対象となる基板であって、プリント配線基板表面に幾何的な模様を塗布され、塗布された模様がドームスイッチの通気孔を形成している。
【選択図】 図1
【解決手段】 本発明のプリント配線基板は、ドームスイッチシートを貼り付ける対象となる基板であって、プリント配線基板表面に幾何的な模様を塗布され、塗布された模様がドームスイッチの通気孔を形成している。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ドームスイッチ用の通気孔構造を持つプリント配線基板に関する。
携帯電話に代表される薄型の電子機器のスイッチは、ドーム型の金属を接点とするものが多い。またドーム型の金属接点は、粘着面をもつ薄いシートに接着され、位置を固定されているものが多く知られている。以下、このシートをドームスイッチシートと呼称する。ドームスイッチシートにはスイッチ押下時にドーム内部の空気を外に逃がす為、通気孔が必要である。通気孔を確保する為の最も簡単な方法を図4に示す。図4(13)はドームスイッチシート、(14)は通気孔、(15)はドーム型接点である。図4はドーム端部のシートに孔(14)を空ける方法を示している。しかしこの方法には、ドームスイッチシート表面からの粉塵、水滴を中に通し易く、接点不良になり易いという問題がある。また人が触るスイッチの近くに孔があることによって、静電気が内部の接点に飛び易いという問題を有している。
上記の問題に対して、特開2001-35305号公報では図5のようにドーム型の金属接点を固定するシート図5(16)の下に通気孔を形成するためのシート図5(17)を配置している。二層シートの上層(16)は、孔が無く、粉塵、水滴、静電気の侵入を防ぐ役割を持つ。二層シートの下層(17)は、ドーム接点内部の空気をシート端まで誘導する通気孔(18)を構成する役割を持つ。
また、特開2001-319539号公報では、図6のように、ドームスイッチシートの粘着部(19)を筋状に形成し、粘着部間(20)に空気を通すことによって、一層で上記の問題を解決している。
特開2001-35305号公報
特開2001-319539号公報
前述してきた発明では、特開2001-35305号公報の場合、2層構造を形成するためにシート材料が余計に必要である。また特開2001-319539号公報の場合、ドーム型の金属接点の径に合わせて、筋状の接着部の幅を調整する手間が必要である。この様なドームスイッチシート作製の材料、手間の増加を解決する為、通気孔の無い一層のドームスイッチシートを貼り付けても、通気孔を確保する事のできるプリント基板を提供することを目的とする。
本発明のプリント基板は、ドームスイッチシートを貼り付ける対象となる基板であって、プリント基板表面に幾何的な模様を塗布され、塗布された模様がドームスイッチの通気孔を形成していることを特徴とする。
本発明によれば、通気孔の無い一層のドームスイッチシートを貼り付けても、通気孔を確保する事のできるプリント配線基板を提供することが出来る。
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明のプリント基板において塗布する模様を、基板に回路記号を印刷するシルクによって形成した例である。図1は、プリント基板表面を上方より見た図である。図1(1)は基板本体、(2)はドームスイッチ用の接点、(3)(4)はシルクによって形成されたドームスイッチ用の通気孔構造である。(2)のドームスイッチ用接点はカーボン、または金属メッキで作られる事が一般的である。(3)(4)のシルク模様は、(3)のようにドームスイッチ用接点間をつなぐ様に形成されても、(4)のように他のドームスイッチ用接点とは接続されていなくても良い。但し(3)(4)の端は、貼られるべきドームスイッチシートの端またはドームスイッチシートの端よりも外側に無くてはならない。図2はドームスイッチ用接点を基板上方から見た図である。図2(5)はドームスイッチ用接点を形成する金属メッキ、またはカーボン、(6)は通気孔を形成するシルク、(7)が空気の流れである。図2において、(5)のドームスイッチ用接点の上に覆い被さるドーム型接点が押されると、(6)のシルクで形成される壁の間を(7)のように空気が逃げる事が出来る。
図3は図2の(8)の線で基板を切った断面図であり、ドームスイッチシートを貼った状態を示している。図3(9)はドームスイッチシート、(10)はシルク、(11)は基板本体である。基板(11)上に形成されたシルク(10)は、壁を形成しドームスイッチシート(9)を支える構造を有しており、通気孔(12)を形成している。このとき、シルク(10)の幅および厚みはドームスイッチシートの材質に合わせて、ドームスイッチシートがたわんでも基板に触れない幅、厚みである必要がある。
上記の様に、シルクの塗布によって壁を形成する事により、特別な工程を要さず通気孔を形成する事ができる。またその基板に貼り付けるドームスイッチシートは、一層でドーム型接点を固定するだけのものでよい。
Claims (1)
- ドームスイッチシートを貼り付ける対象となるプリント配線基板であって、
前記プリント配線基板表面に幾何的な模様を塗布され、塗布された模様がドームスイッチの通気孔を形成していることを特徴とするプリント配線基板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007280410A JP2009111066A (ja) | 2007-10-29 | 2007-10-29 | プリント配線基板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007280410A JP2009111066A (ja) | 2007-10-29 | 2007-10-29 | プリント配線基板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009111066A true JP2009111066A (ja) | 2009-05-21 |
Family
ID=40779254
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007280410A Pending JP2009111066A (ja) | 2007-10-29 | 2007-10-29 | プリント配線基板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009111066A (ja) |
-
2007
- 2007-10-29 JP JP2007280410A patent/JP2009111066A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20100201 |
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RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20100630 |