JP2009110912A - 調光操作器及び調光システム - Google Patents

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紗耶香 西角
Kazuaki Itami
和章 伊丹
Masatoshi Naoe
政俊 直江
Akinori Imahashi
章徳 今橋
Osamu Nakajima
修 中島
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Abstract

【課題】メンテナンス作業及び部品管理を軽減できるとともに、構成の簡素化が可能な調
光操作器及び調光システムを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、複数種の調光操作モードに設定可能な操作器本体10と、前記調
光操作モードを選択可能な調光操作モード選択手段13と、面操作式の入力センサから構
成され、操作情報が入力される入力手段12と、入力手段12から入力された操作情報を
選択されている所定の調光操作モードに応じた調光制御信号として送出する調光制御信号
出力手段18とを具備する調光操作器である。
【選択図】図2

Description

本発明は、面操作式の入力センサから構成された入力手段を備えた調光操作器及びそれを用いた調光システムに関する。
従来、スタジオや劇場等の演出空間の照明に対し、調光制御を行う場合、調光卓の操作面に設けられたフェーダ、エンコーダ、スイッチ等の操作子を用いて操作を行っている。これら操作子は、レバーやアーム式、また、ベルト式であったりして、操作面から摘み等が突出し、さらに、その構成は、機構部品からなっている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
特開2005−268108号公報 特開2004−127722号公報(図3、図10等)
しかしながら、特許文献1及び特許文献2に示すようなものにあっては、機構部品から構成されているため、可動部品の交換や定期的なメンテナンス作業が必要となり、また、部品点数が多くなることから部品管理も煩雑になる問題点があった。さらに、フェーダ、エンコーダ、スイッチ等は、その調光制御の機能が異なるため、構成も異なり、それぞれに応じた個別の操作子を設ける必要があり、構成の簡素化が困難であるという問題点も抱えていた。
そこで、本発明は、上記問題点を解消すべくなされたもので、メンテナンス作業及び部品管理を軽減できるとともに、構成の簡素化が可能な調光操作器及び調光システムを提供することを目的とする。
請求項1に記載の調光操作器は、複数種の調光操作モードに設定可能な操作器本体と;前記調光操作モードを選択可能な調光操作モード選択手段と;面操作式の入力センサから構成され、操作情報が入力される入力手段と;入力手段から入力された操作情報を選択されている所定の調光操作モードに応じた調光制御信号として送出する調光制御信号出力手段と;を具備することを特徴とする。面操作式の入力センサは、静電容量式のスイッチが適するが、抵抗式、光式等のセンサを用いてもよい。また、面操作式の入力センサには、指等を操作面に触れてタッチ操作が必要なセンサばかりでなく、指等をセンサに近接することによって静電容量等を変化させるものを含む。
請求項2に記載の調光操作器は、入力手段と並設するように調光レベル表示部を有し、この調光レベル表示部は各調光操作モードに応じて表示方法が可変することを特徴とする。
請求項3に記載の調光操作器は、請求項1又は請求項2に記載の調光操作器において、入力手段はタッチ領域を有し、そのタッチ領域は直線状に複数列設けられていることを特徴とする。
請求項4に記載の調光操作器は、請求項3に記載の調光操作器において、入力手段のタッチ領域には、タッチ領域を摺動可能な操作パッドが設けられていることを特徴とする。
請求項5に記載の調光操作器は、請求項3に記載の調光操作器において、入力手段のタッチ領域は、非平面状に構成されていることを特徴とする。非平面状とは、例えば、凸部、凹部、溝、階段状、波状等を含み、指で触れた場合に節度感をもたらす態様をいう。
請求項6に記載の調光システムは、請求項1乃至請求項5のいずれか一に記載の調光操作器と;調光制御可能な照明負荷と;調光操作器から調光制御信号を受けて対応する照明負荷の調光を行う調光器と;を具備することを特徴とする。
本発明によれば、メンテナンス作業及び部品管理を軽減できるとともに、構成の簡素化が可能な調光操作器及び調光システムを提供することができる。
以下、本発明の調光操作器及び調光システムの第1の実施形態について図1乃至図3を参照して説明する。図1は、調光システムを示すブロック構成図、図2は、調光操作器の操作面を示す正面図、図3は、調光操作器を示すブロック構成図である。図1において、調光室に設置された調光操作器10を示す。調光操作器10は、本体に複数の入力手段を有し、この入力手段から入力された操作情報を例えば、DMX信号として調光機器室に設置された調光盤20に送出する。DMX信号は、米国劇場技術協会(USITT)が規格化した演出分野等に用いられるディジタル信号であり、調光制御用の調光信号の規格として用いられるDMX512を示している。なお、この調光制御信号の伝送は、有線による場合であっても、無線による場合であってもよい。
調光盤20には、複数の調光器20−1〜20−nが設けられており、これら調光器20−1〜20−nには、調光電源が供給されている。各調光器20−1〜20−nには、それぞれスポットライト等の照明負荷30−1〜30−nが接続されている。照明負荷30−1〜30−nは、スタジオや舞台に設置されて、演出照明を行うものであり、調光器20−1〜20−nから調光制御信号によって制御された調光電圧が供給される。
次に、図2において、操作面11は、パネル状に形成されており、面操作式の入力センサから構成された入力手段12−1〜12−4と調光操作モード選択手段13−1〜13−3とを備えている。面操作式の入力センサは、静電容量式のスイッチであり、表面を樹脂コーティングした例えば、4列の直線状のタッチ領域14−1〜14−4が形成されている。なお、入力手段12−1〜12−4は、勿論、4個設けることに限定されるものではない。タッチ領域14−1〜14−4の下面には、多数のスイッチが直線状に配設されており、タッチ領域14−1〜14−4を介して指等が近接又は接触すると微弱な静電容量の変化として検出する。また、タッチ領域14−1〜14−4の傍らにはLED等の表示要素から構成された調光レベル表示部15−1〜15−4が設けられている。この表示部15−1〜15−4は、タッチ領域14−1〜14−4を指でなぞる等で入力した入力操作情報のレベルを表示するものである。各入力手段12−1〜12−4は、前記調光盤20の調光器20−1〜20−nと1対1(又は1対n)の関係で対応付けられている。
調光操作モード選択手段13−1〜13−3は、タッチ式スイッチから構成されており、フェーダ機能、エンコーダ機能、タッチスイッチ機能が選択できるようになっている。概略的に、ここでは、フェーダ機能は、明るさを徐々に変えて調光し、所望の明るさを保持する機能をいい、エンコーダ機能は、既設定の調光レベルを操作の開始点として明るさをアップ/ダウンして微調整の調光をする機能をいい、タッチスイッチ機能は、所定の選択した明るさでオン/オフして、いわゆるフラッシングして調光する機能をいう。調光操作モード選択手段13−1〜13−3の近傍には、モードの選択状態を表示するLED等から構成された表示部16−1〜16−3が設けられている。
次に、図3において、調光操作器10は、入力手段12−1〜12−4、制御手段17、調光制御信号出力手段18及び調光操作モード選択手段13−1〜13−3を備えている。入力手段12−1〜12−4は、プリント基板上に実装された静電容量式の多数のスイッチ及びこのスイッチの出力を検出して、検出信号を送出する検出回路19を含んでいる。この入力手段12−1〜12−4は、制御手段17に接続されている。制御手段17は、中央演算処理装置又はFPGA(Field Programmable Gate Array)等から構成され、調光操作器10全般の信号処理を行う機能を有する。そして、制御手段17は、調光制御信号出力手段18に接続されている。調光制御信号出力手段18は、制御手段17から信号を受け、DMX信号を出力する。また、制御手段17には、調光操作モード選択手段13−1〜13−3が接続されている。調光操作モード選択手段13−1〜13−3で所定のモードが選択されると、制御手段17は、その選択されたモードに応じて、入力手段12−1〜12−4から入力された操作情報を演算処理し、その処理結果データを調光制御信号出力手段18に送る。
次に、以上のように構成された調光操作器及び調光システムの動作を説明する。まず、フェーダ機能により入力手段12−1を操作して調光を行う場合を仮定する。フェーダ機能の調光操作モード選択手段13−1を選択し、すなわち、オペレータがタッチ式スイッチを押圧する。すると、この選択状態を示す表示部16−1が点灯するとともに、図3に示すように、調光操作モード選択手段13−1からモード選択信号が制御手段17に送られる。制御手段17は、フェーダ機能のモードであることを認識し、入力手段12−1〜12−4からの操作情報の待機状態となる。
ここで、オペレータが指で入力手段12−1のタッチ領域14−1を下方から上方へなぞるように接触させてスライドさせると、この指の移動軌跡に応じて静電容量式のスイッチがオン/オフされ、このオン/オフ情報を検出回路19が検出し、検出信号を制御手段17へ送る。制御手
段17は、スイッチのオン/オフ情報から操作位置及び操作方向を判定し、つまり、調光レベル及び明るさを上昇させるのか、下降させるのかを判定演算し、その結果である調光制御データを調光制御信号出力手段18へ送信する。因みに、タッチ領域14−1の下端位置が調光レベル0であり、上端位置が100%として128階調の設定がされている。すなわち、フェード機能によって、調光レベル0〜100%の範囲で128階調の調光制御ができるようになっている。また、現時点の調光レベルを分かりやすくするため、指の移動軌跡に追随して調光レベル表示部15−1のLED等の表示要素が点灯するようになっている。
タッチ領域14−1を指で下方から上方へなぞるようにスライドさせているので、明るさは徐々に上昇するように動作する。そして、タッチ領域14−1から指を離すと、その位置を検出回路19が検出し、その位置に対応した調光レベルを保持するようになっている。また、上記とは逆に、指で入力手段12−1のタッチ領域14−1を上方から下方へなぞるように接触させてスライドさせると、同様に制御手段17は、スイッチのオン/オフ情報から操作位置及び操作方向を判定し、調光制御データを調光制御信号出力手段18へ送信し、明るさを徐々に下降するように動作する。
調光制御信号出力手段18は、調光制御データに基づいてDMX信号を出力する。この調光制御信号は、調光盤20の調光器20−1に伝送され、この調光器20−1から調光電圧が照明負荷30−1に供給され、照明負荷30−1が調光制御される。
次に、エンコーダ機能により入力手段12−1を操作して調光を行う場合を仮定する。上述のフェーダ機能と同様な部分については、省略又は簡略化して説明する。まず、エンコーダ機能の調光操作モード選択手段13−2を選択し、タッチ式スイッチを押圧する。すると、この選択状態を示す表示部16−2が点灯するとともに、調光操作モード選択手段13−2からモード選択信号が制御手段17に送られ、制御手段17は、エンコーダ機能のモードであることを認識し、入力手段12−1〜12−4からの操作情報の待機状態となる。
エンコーダ機能は、既設定の調光レベルを操作の開始点として明るさをアップ/ダウンする機能であるため、オペレータは、例えば、指で入力手段12−1のタッチ領域14−1の中央部を上から下へ又は下から上へ所定回数なぞるように、既存のベルト式エンコーダの操作と同様な要領で操作する。この指の移動軌跡に応じて静電容量式のスイッチがオン/オフされ、このオン/オフ情報を検出回路19が検出し、検出信号を制御手段17へ送る。この場合、調光レベル表示部15−1は、指の移動方向に応じて、LED等の表示要素が高速に点滅する。つまり、指を上から下へ操作させたときは、表示部15−1のLED等の表示要素は上端から下端へ点灯状態を変移する。一方、指を下から上へ操作させたときは、表示部15−1のLED等の表示要素は下端から上端へ点灯状態を変移する。
制御手段17は、スイッチのオン/オフ情報から操作移動量及び操作方向を判定演算し、つまり、既設定の調光レベルから明るさの度合いをどの程度変えるのかを判定演算し、その結果である調光制御データを調光制御信号出力手段18へ送信する。調光制御信号出力手段18からのDMX信号に基づいて、調光電圧が照明負荷30−1に供給され、照明負荷30−1が調光制御される。
続いて、タッチスイッチ機能により入力手段12−1を操作して調光を行う場合を仮定する。上述の各機能と同様な部分については、省略又は簡略化して説明する。まず、タッチスイッチ機能の調光操作モード選択手段13−3を選択し、タッチ式スイッチを押圧する。表示部16−3が点灯するとともに、調光操作モード選択手段13−3からモード選択信号が制御手段17に送られ、制御手段17は、タッチスイッチ機能のモードであることを認識し、入力手段12−1〜12−4からの操作情報の待機状態となる。
タッチスイッチ機能は、選択した明るさでオン/オフして調光する機能である。オペレータが指で入力手段12−1のタッチ領域14−1の特定の調光レベル位置に触れると、静電容量式のスイッチがオンされ、このオン情報を検出回路19が検出し、制御手段17へ送る。このとき、調光レベル表示部15−1は、特定の調光レベル位置の表示要素が点滅する。
制御手段17は、スイッチのオン情報から操作位置を判定演算し、調光レベル位置に対応する調光制御データを調光制御信号出力手段18へ送信し、結果的に所定調光レベルで照明負荷30−1を点灯する。一方、指をタッチ領域14−1から離すと、調光レベル表示部15−1の表示要素が消灯し、操作情報が入力されていない状態になるので照明負荷30−1は消灯する。したがって、このモードでは、選択した調光レベル(明るさ)で、照明負荷30−1が点灯/消灯の調光制御がなされることとなる。
なお、入力手段12−2〜12−4は、それぞれ1対1で調光器20−2〜20−n及び照明負荷30−2〜30−nと対応しており、入力手段12−2〜12−4への操作情報の入力により上述と同様に照明負荷30−2〜30−nの調光制御が可能である。
本実施形態の説明において、タッチ式スイッチの操作として押圧と記載しているが、タッチ領域に指が直接触れない状態である近接状態でもタッチ式スイッチは反応することができるので、タッチ領域を指で触れる場合や指を近接させるような場合でも、タッチ式スイッチの所望の操作が可能となっている。
以上のように本実施形態によれば、入力手段12−1〜12−4を面操作式の入力センサから構成したので、機構部品がなく、従来に比し、可動部品の交換やメンテナンス作業が軽減できる。また、部品点数も減少することができ、部品管理の点においても有利となる。さらに、調光操作モード選択手段13−1〜13−3によって、モードを選択することができ、この場合、入力手段12−1〜12−4は、共用できるので構成の簡素化が可能となる。そのうえ、選択されたモードに応じて、調光レベル表示部15−1〜15−4の表示方法が変わるので、複数種のモードをひとつの入力手段12−1〜12−4で共用して使用してもモードの状態が認識し易く、モードを誤認することを防ぐことができ、操作性の向上を図ることができる。操作面11には、突起物がないので操作がし易く、片手で複数のタッチ領域14−1〜14−4を同時的に操作することも可能である。さらにまた、入力手段12−1〜12−4のタッチ領域14−1〜14−4は、直線状に複数列設けられているので、操作がシンプルで、同時的な操作がし易い利点がある。
なお、本実施形態で取り挙げた調光操作モードは、一例に過ぎない。他のモードを適用してもよい。また、例えば、フェーダ機能とエンコーダ機能においてのみ入力手段を共用し、タッチスイッチ機能は別個に入力手段を構成するような態様も許容する。さらに、調光レベル表示部は、各調光操作モードに応じて、色を変えて表示するようにしたり、液晶表示部で構成するようにしてもよい。色を変える場合は、例えば、フェーダ機能では、赤色の点灯表示、エンコーダ機能では、緑色の点灯表示、タッチスイッチ機能では、青色の点灯表示の如きである。この場合は、視覚的に各モードの状態が認識し易い効果が期待できる。液晶表示部で構成する場合は、各モードに応じて、文字で表示したり、識別マークで表示したりすることができる。
次に、本発明の調光操作器の第2の実施形態について図4を参照して説明する。図4(a)は、調光操作器の操作面を示す正面図、図4(b)は、図4(a)のA−A線に沿う入力手段の一部断面図である。なお、第1の実施形態と同一又は相当部分には同一符号を付し、重複した説明は省略する。本実施形態では、入力手段12−1〜12−4のタッチ領域14−1〜14−4に操作パッド40−1〜40−4を設けたものである。
操作パッド40−1〜40−4は、断面台形状であり、合成樹脂で形成されている。操作パッド40−1〜40−4は、柔軟性を有しており、折り曲げられて、タッチ領域14−1〜14−4の上面から底部に拡大する溝41に嵌合されて、取り外し自在に取着されている。操作パッド40−1〜40−4は、この取着状態では、タッチ領域14−1〜14−4を円滑に摺動可能になっている。ここで、操作情報を入力するには、この操作パッド40−1〜40−4を指でタッチ領域14−1〜14−4上を滑らせて行う。これによって、静電容量式のスイッチがオン/オフされる。
本実施形態によれば、第1の実施形態の効果に加え、操作パッド40−1〜40−4を指で操作するので、操作がし易く、操作性の向上が期待できる。また、表示部15−1〜15−4の表示と相俟って、操作パッド40−1〜40−4の位置により調光レベルを視覚的に確認し易く、特に、前回操作した位置の確認が容易で操作性の向上を期待できる。さらに、操作パッド40−1〜40−4は、取り外し可能であるため、操作性の自由度を高めることができる。
次に、本発明の調光操作器の第3の実施形態について図5及び図6を参照して説明する。図5は、調光操作器の操作面の入力手段を模式的に示す正面図、図5は、動作を示すフローチャートである。なお、第1の実施形態と同一又は相当部分の重複した説明は省略する。図5において、面操作式の入力センサから構成された入力手段52が示されている。この入力手段52には、タッチ領域54が形成されている。入力手段52は、リング形のタッチセンサ型ロータリエンコーダ52−1と、そのリング内に配設されたタッチセンサスイッチ52−3を備えている。ロータリエンコーダ52−1の外周には、調光レベルを示す目盛が表示されている。
このような構成において、基本的な操作、動作態様を説明する。(1)ロータリエンコーダ52−1の円周上を指でスライドする。この場合は、調光レベルを徐々に任意のレベルに設定することができる。(2)タッチセンサスイッチ52−3を操作し、すなわち、タッチセンサスイッチ52−3に触れ、その後、ロータリエンコーダ52−1の円周上の任意の調光レベルの位置に触れる。この場合は、選択した任意の調光レベルで照明負荷を点灯できる。(3)タッチセンサスイッチ52−3に触れ、その後、ロータリエンコーダ52−1の円周上の任意の調光レベルの位置に触れ、任意の調光レベルで照明負荷を点灯した後、ロータリエンコーダ52−1の円周上を指で時計方向又は反時計方向にスライドする。これは、(2)の操作の後、ロータリエンコーダ52−1の円周上をスライドする操作を付加したものである。この場合は、既設定の任意の調光レベルを操作の開始点として調光レベルをアップ/ダウンできる。
本実施形態では、上記3つの調光操作モードに設定可能であり、この場合、タッチセンサスイッチ52−3が調光操作モード選択手段に該当している。
次に、図6におけるフローチャートを参照して動作を説明する。ここで、リング内センサは、タッチセンサスイッチ52-3を指称し、リング形センサは、ロータリエンコーダ52−1を指称する。出力値は、照明負荷の明るさを決定する値、エンコーダ値は、ロータリエンコーダ52−1から読込んだ値、エンコーダ前回値は、ロータリエンコーダ52−1で値の差分を算出するための前回読込んだ値である。
まず、リング内センサが操作されたか、すなわち、ONされているか否かを判断する(S1)。ONされていない場合は、リング形センサがONされているか否かを判断する(S2)。ONされている場合は、エンコーダ値を読込む(S3)。その後、読込んだエンコーダ値をエンコーダ前回値に設定する(S4)。そして、再度リング形センサがONされているか否かを判断し(S5)、ONされている場合は、エンコーダ値を読込み(S6)、エンコーダ値が変化
したか否かを判断する(S7)。変化した場合は、出力値を算出する(S8)(上記(1)の動作態様)。
次に、エンコーダ値をエンコーダ前回値に設定し(S9)、S5に戻る。一方、リング内センサがONされている場合(S1)は、一定時間内にリング形センサがONされているか否かを判断し(S10)、ONされている場合には、エンコーダ値読み込み(S11)、エンコーダ値を出力値として設定する(S12)(上記(2)の動作態様)。続いて、S4に進み、前記と同様なルーチンでリング形センサの操作状態を判断して、出力値を設定する(S7、S8等)(上記(3)の動作態様)。 以上のように本実施形態によれば、第1の実施形態と同様な効果を奏することができる。
次に、本発明の調光操作器の第4の実施形態について図7乃至図9を参照して説明する。図7乃至図9は、調光操作器の操作面を示す斜視図である。なお、第1の実施形態と同一又は相当部分には同一符号を付し、重複した説明は省略する。
(実施例1)図7において、本実施例では、入力手段12−1〜12−4のタッチ領域14−1〜14−4を側面が弧状の凸部Aとして構成したものである。したがって、例えば、フェーダ機能の場合に、指で下方から上方へなぞるように接触させてスライドさせると、一番高い位置が調光レベル50%であることが指の感触で認識することができ、視覚によらずに調光レベルを認識でき、操作性を向上することが可能となる。
(実施例2)図8において、本実施例では、入力手段12−1〜12−4のタッチ領域14−1〜14−4を溝状に形成し、その溝内に、溝を横切る複数の突起Pを設けたものである。したがって、この場合も指で突起Pの感触を認識することができ、視覚によらず突起Pの位置を感覚でつかむことができ、調光レベルを認識でき、操作性を向上することが可能となる。
(実施例3)図9において、本実施例では、前記実施例2と同様に入力手段12−1〜12−4のタッチ領域14−1〜14−4を溝状に形成したものであるが、その溝内に、複数のドット状の突起Dを設けたものである。したがって、指で突起Dの感触を認識することができ、前記各実施例と同様な効果を得られる。
本発明の調光システムの第1の実施形態を示すブロック構成図である。 同調光操作器の操作面を示す正面図である。 同調光操作器を示すブロック構成図である。 同調光操作器の第2の実施形態の操作面を示す正面図である。 同調光操作器の第3の実施形態の入力手段を模式的に示す正面図である。 同動作を示すフローチャートである。 同調光操作器の第4の実施形態(実施例1)の操作面を示す斜視図である。 同調光操作器の第4の実施形態(実施例2)の操作面を示す斜視図である。 同調光操作器の第4の実施形態(実施例3)の操作面を示す斜視図である。
符号の説明
10・・・調光操作器、 12−1〜12−4・・・入力手段、
13−1〜13−3・・・調光操作モード選択手段、
15−1〜15−4・・・調光レベル表示部、
18・・・調光制御信号出力手段、 20−1〜20−n・・・調光器、
30−1〜30−n・・・照明負荷

Claims (6)

  1. 複数種の調光操作モードに設定可能な操作器本体と;前記調光操作モードを選択可能な調光操作モード選択手段と;面操作式の入力センサから構成され、操作情報が入力される入力手段と;入力手段から入力された操作情報を選択されている所定の調光操作モードに応じた調光制御信号として送出する調光制御信号出力手段と;を具備することを特徴とする調光操作器。
  2. 前記入力手段と並設するように調光レベル表示部を有し、この調光レベル表示部は各調光操作モードに応じて表示方法が可変することを特徴とする請求項1に記載の調光操作器。
  3. 前記入力手段はタッチ領域を有し、そのタッチ領域は直線状に複数列設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の調光操作器。
  4. 前記入力手段のタッチ領域には、タッチ領域を摺動可能な操作パッドが設けられていることを特徴とする請求項3に記載の調光操作器。
  5. 前記入力手段のタッチ領域は、非平面状に構成されていることを特徴とする請求項3に記載の調光操作器。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか一に記載の調光操作器と;調光制御可能な照明負荷と;調光操作器から調光制御信号を受けて対応する照明負荷の調光を行う調光器と;を具備することを特徴とする調光システム。
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