JP5559933B2 - 照明用操作装置、およびこの照明用操作装置を備えた照明システム - Google Patents
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Description
本発明は、調光と調色とが可能である照明装置とともに用いられ、照明装置に対して光量と光色とを指示する操作が行われる照明用操作装置、およびこの照明用操作装置を備えた照明システムに関するものである。
従来から、調光が可能である照明装置に対して、光量(実際の指示は、調光レベル)を指示する操作を行う調光操作器が種々提案されている。日本国特許公開2009−301811号公報(以下、特許文献1と呼ぶ)に記載された調光操作器は、面接触式の入力センサを備えた入力手段と、入力手段からの入力レベル情報を表示する表示手段とを備えている。
特許文献1に記載された調光操作器は、具体的には、入力手段としてスイッチを構成する検出電極と、表示手段としてLEDのような表示要素とを複数個ずつ基板に備える。入力手段は、複数のモードが選択可能であって、たとえば、検出電極が配列されているセンサパターン操作領域に沿って指を移動させると、照明装置の調光レベルを変化させることができるようにしてある。また、表示要素は、指の移動により設定された調光レベルを表すように点灯する。
ところで、近年、発光ダイオードを光源に用いる照明装置が種々提案されている。この種の照明装置としては、調光だけではなく調色も行える製品も販売されている。この種の照明装置に特許文献1に記載された調光操作器を流用するとすれば、1台の照明装置に対して、調光用と調色用との2個の操作器が必要になる。この場合、利用者にとっては、調光用と調色用との操作器を区別しにくく、しかも、両方の操作器の表示要素を見なければ設定した光量と光色とを確認できないという不便がある。
本発明は、照明装置の光量と光色との両方を指示する際に、操作部位がわかりやすく、しかも指示内容を1つの表示で確認できるようにした照明用操作装置、およびこの照明用操作装置を備えた照明システムを提供することを目的とする。
本発明に係る照明用操作装置は、上記目的を達成するために、操作プレートの表面に沿って互いに交差する方向に配列され異なる光出力で点灯される第1群の複数個の表示素子および異なる発光色で点灯される第2群の複数個の表示素子と、表示素子に一対一に対応付けて操作プレートに配列された複数個の操作入力部と、操作入力部により第1群の表示素子から所望の光出力が選択され第2群の表示素子から所望の発光色が選択されると、第1群の表示素子と第2群の表示素子との交差点に位置する選択表示素子を、選択された光出力および発光色で点灯させ、かつ選択表示素子の光出力および発光色に対応する光量および光色を照明装置に指示する処理部とを備えることを特徴とする。
さらに詳しくは、この照明用操作装置は、複数個の操作入力部を備えた操作プレートと、操作入力部に一対一に対応付けて操作プレートの表面に沿って配列され光出力と発光色とが可変である複数個の表示素子と、操作入力部が操作を検出したときに、表示素子の光出力と発光色との表示状態を指示し、かつ表示素子の光出力と発光色とに応じて照明装置に光量および光色の制御を指示する照明制御信号を出力する処理部とを備え、表示素子は、操作プレートの表面に沿って第1の方向に配列された第1群と、操作プレートの表面に沿って第1の方向と交差する第2の方向に配列された第2群とを有し、第1群と第2群の表示素子は1個を選択表示素子として共用しており、処理部は、第1群の表示素子をそれぞれ異なる光出力で点灯させ、第2群の表示素子をそれぞれ異なる発光色で点灯させる機能と、第1群に対応する操作入力部の1個が操作を検出したときに、当該操作入力部に対応する表示素子の光出力が選択表示素子の光出力となるように第1群の表示素子の光出力を変更する機能と、第2群に対応する操作入力部の1個が操作を検出したときに、当該操作入力部に対応する表示素子の発光色が選択表示素子の発光色となるように第2群の表示素子の発光色を変更する機能と、選択表示素子の光出力および発光色に対応する照明制御信号を出力する機能とを有することを特徴とする。
この照明用操作装置において、第1群の表示素子と第2群の表示素子とは中央で交差することが好ましい。
この照明用操作装置において、操作プレートは、表示素子ごとの対応部位に誘電体からなる透光性の窓部材がそれぞれ嵌め込まれた複数個の窓孔が形成され、操作入力部は、接触または接近による操作を検出する静電容量型のセンサであって、センサは、窓部材と表示素子との間に配置されかつ表示素子ごとの光を透過させる複数のセンサ電極を備えることが好ましい。
本発明に係る照明システムは、上記の照明用操作装置と、この照明用操作装置によって光量および光色が指示される照明装置とを備えたことを特徴とする。
本発明の構成によれば、照明装置の光量と光色との両方を指示する際に、操作部位がわかりやすく、しかも指示内容を1つの表示で確認できるという効果がある。また、タッチパネルを用いる必要がないから、比較的低コストで提供することができる。
本発明の好ましい実施形態をさらに詳細に記述する。本発明の他の特徴および利点は、以下の詳細な記述および添付図面に関連して一層良く理解されるものである。
実施形態の照明用操作装置を示す正面図である。
同上の断面図である。
同上のブロック図である。
同上の要部断面図である。
同上の動作説明図である。
実施形態の照明システムを示す図である。
本実施形態の照明用操作装置10は、調光と調色との両方が可能である照明装置60とともに用いられ、照明装置60の光量と光色とを指示する機能を備える。また本実施形態の照明システムは、照明用操作装置10と照明装置60とを備える。
本実施形態の照明用操作装置10は、図2に示すように、建物のような造営物の壁面51に取り付けられる器体40(図では後部を省略している)を備える。器体40は、壁面51に形成した開口52に後部を挿入する形態を例示するが、全体が壁面51から露出する形態であってもよい。器体40を壁に固定する技術は、壁スイッチや壁コンセントのような配線器具と同様の技術を用いればよく、要旨ではないのでここでは詳述しない。また、どちらの形態の器体40を用いる場合でも壁面51から露出する部位の厚み寸法は、前面の寸法(図1のように正対したときの縦辺や横辺の寸法)に比較して十分に小さくなるように形成される。
本実施形態の照明用操作装置10は、照明装置60に対して有線信号で指示を与える構成を採用し、商用電源のような外部電源を用いる。なお、照明用操作装置10は、器体40に電源を内蔵する構成を採用してもよいし、赤外線や電波によるワイヤレス信号により照明装置60に指示を与える構成を採用してもよい。ワイヤレス信号を用いる場合は、器体40の全体が壁面51から露出する形態を採用し、壁面51に対して着脱可能に取り付けるのが望ましい。また、照明用操作装置10は、照明器具とセットで用いるリモコン装置であってもよい。
器体40の前端部であって壁面51から露出する部位には、操作プレート41が設けられる。器体40は、合成樹脂成形品であって、操作プレート41は、図1に示すように、前面の外周縁が正方形である前面板411を備える。前面板411は、前面の中央部が周部よりも後方に後退し、前面が滑らかな凹面を形成している。ここに、図1、図2に示した器体40の形状は一例であり、他の形状の器体40を採用してもよい。たとえば、操作プレート41は、前面の外周縁が長方形や円形など正方形以外の形状であってもよい。たとえば、操作プレート41は、正対視で四角形状の凹面に限らず、正対視で円形状の凹面にすれば、四角形状の場合の凹面の端辺が突出しなくなるので、部屋内の障害物移動時に引っ掛かって破損するおそれを低減できる。
ところで、照明用操作装置10は、図3に示すように、操作入力を受け付ける複数の操作入力部1と、複数の動作状態が選択可能であり操作入力部1の入力操作を受けて動作状態が遷移する処理部2と、処理部2の動作状態の遷移を提示する表示部3とを備える。操作入力部1と処理部2と表示部3とは、器体40に取り付けられる。
操作プレート41の前面板411は、規則的に配列された多数個の窓孔412を有し、各窓孔412には透光性を有する窓部材413が嵌め込まれている(図2参照)。窓部材413は、無色透明または拡散透過性を有した白色であることが望ましく、前端部が凸曲面であって後端面が平面である砲弾型に形成される。窓部材413の中間部は、円筒状に形成されており、窓孔412の内周面に固定される。さらに、図4に示すように、窓孔412において窓部材413の前端部に対応する部位は、前方に向かって開口径を広げるテーパ状に形成されている。この理由は後述する。
図1に示す操作プレート41は、縦一列に並ぶ複数個(図では7個)の窓孔412と、横一列に並ぶ複数個(図では7個)の窓孔412とを備える。また、縦方向に並ぶ窓孔412と横方向に並ぶ窓孔412とは、中央の窓孔412を共有し、全体として十字形をなすように配置されている。ここで、中央の窓孔412の開口径は、残りの窓孔412の開口径よりも幾分大きく(たとえば、1[mm]大きく)するのが望ましい。
器体40の内部には、各窓孔412に対応する位置に表示部3を構成する表示素子30(31,32)がそれぞれ配置される。各表示素子30は、可変色の発光ダイオードであって、器体40の中に収納された基板に実装される。各表示素子30の発光ダイオードは、照明装置60が発光可能な光色を再現できることが好ましい。照明装置60が、一般的な照明で用いられている光色(昼光色・昼白色など)で点灯可能な構成の場合、各表示素子30の発光ダイオードは、たとえば、色温度が2500〜7500[K]の範囲で可変であればよい。
各発光ダイオード(表示素子30)は、たとえば、互いに異なる色(たとえば赤,青,緑)で発光する複数のLEDチップを含む。この場合、各LEDチップの光量比を調節することで、表示素子30の光色を変化させることができる。
発光ダイオードが赤緑青(RGB)の3色を混色させた混色光を出力する場合は、黒体輻射線(黒体放射軌跡)の上で色温度を表現することができる。ただし、表示素子30は、実際には、黒体輻射線を完全に再現する必要はなく、色温度の目安を得ることができればよい。したがって、表示素子30は、2色を混色させた混色光を出力する発光ダイオードであって、混色光が黒体輻射線に近似する直線上で変化するように2色が選択されていてもよい。なお、表示素子30が3色を混色させる混色光を出力する場合、赤緑青の3色で色相の全体(赤青緑の3色で作成可能な色度座標上の色の全体)を表現してもよい。以下の説明では、表示素子30として3色を混色させる発光ダイオードを用いる場合を想定して説明する。
以下では、操作プレート41の縦方向に並ぶ窓孔412に対応して配置された表示素子31を第1群と呼び、操作プレート41の横方向に並ぶ窓孔412に対応して配置された表示素子32を第2群と呼ぶ。すなわち、複数個の表示素子30は、第1の方向(図1の縦方向)に配列された第1群の複数個の表示素子31と、第1の方向と交差する第2の方向(図1の横方向)に配列された第2群の複数個の表示素子32とを含む。第1群の表示素子31と第2群の表示素子32とは、中央の1個の表示素子を選択表示素子33として共用する。すなわち、表示素子群の中央に配置された選択表示素子33は、第1群と第2群との両方に属することになる。
ところで、操作プレート41における前面板411の背面には、複数個のセンサ電極111が各窓孔412に対応する位置にそれぞれ配置される。また、各センサ電極111は各窓孔412の開口に重複するように配置される。さらに、各センサ電極111は、シート状の金属板により形成されている。センサ電極111において、少なくとも窓孔412に重複する部位は、光が透過するように、多数個の微小な網目のような孔を有したメッシュ状に形成されている。したがって、表示素子30から出力された光は、センサ電極111を通過し、窓部材413を通して操作プレート41の前面側から視認可能になる。ここに、窓孔412が上述のようにテーパ状であり、しかも、窓部材413の前端部が凸曲面であるから、表示素子30の出力光を広範囲から視認可能になる。なお、センサ電極111は、補強のために透明な合成樹脂シートによって裏打ちされていることが好ましい。また、センサ電極111は、一般的なITO膜(ITO:酸化インジウムスズ)による透明電極により構成されていてもよい。
上述のように、センサ電極111が窓孔412に重複しているから、センサ電極111の面積を比較的大きくとりながらも、隣接する窓孔412に対応する位置に配置された各一対のセンサ電極111の間が比較的大きく引き離される。つまり、窓孔412に重複するセンサ電極111を用い、窓孔412の開口に重複する部位をメッシュ状に形成しているから、隣接する窓孔412に対応するセンサ電極111の距離を確保しながらも、センサ電極111の面積を比較的大きくとることができる。なお、窓孔412の間隔を広くとれる場合は、窓孔412の周囲を囲むリング状のセンサ電極111を用いてもよい。
図3に示すように、センサ電極111はセンサ回路112に接続され、センサ電極111とセンサ回路112とにより操作入力部1としてのセンサ11が構成される。センサ回路112は、器体40に収納された基板(図示せず)に実装されている。このセンサ11が操作入力部1として機能する。上述のように、センサ11の複数個のセンサ電極111が、表示素子30に一対一に対応付けて配置されている。従って、複数個の操作入力部1は、表示素子30に一対一に対応付けて操作プレート41に配列されていることになる。センサ回路112の動作は種々提案されており、たとえば、CSA(CapSense Successive Approximation)方式やCSD(CapSense Sigma-Delta)方式が用いられる。
この種のセンサ11は、静電容量型であって、接触または接近による操作を検出する。すなわちセンサ11は、タッチセンサ又は近接センサにより構成されている。ここで、本実施形態のセンサ電極111は、窓孔412の開口に重複するように配置され、かつ窓孔412には窓部材413が配置されている。また、窓部材413は合成樹脂成形品あるいはガラスのような誘電体により形成される。したがって、指を窓部材413に接触させるか否かによって、センサ電極111の周囲の静電容量を比較的大きく変化させることができる。
センサ11は、窓部材413に指が接触するか否かを検出するように感度が設定され、隣接する複数のセンサ電極111が窓部材413への指の接近を同時に検出することが防止されている。すなわち、個々のセンサ電極111が独立して指を検出するようにセンサ11の感度が設定されている。なお、センサ11の感度はセンサ回路112において調節される。センサ11が、上述した方式を採用している場合、スイッチングのオンオフの周期を変化させるか、クロック信号の周期を変化させることにより感度が調節される。
センサ回路112は、センサ11が指を検知すると一定幅のパルスを検知信号として出力する。つまり、センサ11が指を検知したことをトリガに用い、パルスを検知信号として出力する。なお、検知信号として発生させるパルスの個数は、一定個数であり1ないし数個に設定される。
ところで、器体40に収納された基板(図示せず)には、センサ回路112のほかに、処理部2を構成する回路が実装される。ここで処理部2は、表示素子30の点灯状態を制御する。本実施形態の処理部2は、第1群の表示素子31をそれぞれ異なる光出力で点灯させ、第2群の表示素子32をそれぞれ異なる発光色で点灯させる機能を有している。また処理部2は、照明装置60に対して光量および光色を指示する。
処理部2は、センサ11から検知信号を受け取る信号処理回路20、表示素子30の点灯状態を制御する表示制御回路21、照明装置60に光量と光色との指示内容を含む照明制御信号を出力する出力制御回路22を備える。信号処理回路20は、表示制御回路21と出力制御回路22とに指示を与える。また、信号処理回路20は、マイコン、FPGA、PICのようにプログラムにより動作するデバイスを用いて構成される。
表示素子30の点灯状態は、光出力と発光色とにより表される。ここに、「発光色」は、色温度の意味で用いているが、色相であってもよい。信号処理回路20は、センサ11のセンサ回路112から出力される検知信号に応じて、表示制御回路21に表示制御信号を与える。表示制御信号は、表示素子30の光出力と発光色とを指示する情報を含む。表示制御回路21は、信号処理回路20から表示制御信号を受け取ると、表示素子30の給電経路に挿入されたスイッチング素子(図示せず)のオンオフを制御することにより、表示素子30の点灯状態を制御する。
表示素子30は3色を混色させた混色光を出力するから、表示制御回路21は、表示素子30ごとに3個ずつのスイッチング素子を備える。表示制御回路21は、信号処理回路20からの表示制御信号に応じて、3個のスイッチング素子のオンデューティを制御し、表示素子30の発光色および光出力を調節する。また、信号処理回路20は、表示素子30ごとの光出力および発光色を、センサ11のセンサ回路112から出力される検知信号に応じて表示制御回路21に指示する。
ところで、信号処理回路20は、第2群の個々の表示素子32については、互いに異なる発光色を指示する。特に本実施形態の信号処理回路20は、第2群の個々の表示素子32については、色温度が異なるように発光色を指示する。図1に示す構成例は、第2群の表示素子32を7個備えているから、信号処理回路20には7色の発光色に対応したデータが設定される。ここに、各発光色のデータは、表示素子32の発光色を決める3色の混合比である。いま、発光色が「c」であって、混合比が「r:g:b」であるとすると、発光色と混合比とを組にした(c,r:g:b)というデータが、信号処理回路20にあらかじめ7種類設定されることになる。また本実施形態では、選択表示素子33を除く第2群の各表示素子32は、光出力が一定であって光出力が変更されることはない。
したがって、信号処理回路20は、第2群の個々の表示素子32に対して、光出力を一定にし、互いに異なる色温度を指示する表示制御信号を出力する。本実施形態では、第2群の個々の表示素子32の色温度は、初期状態では左から右に向かって低くなるように設定される。この状態で、いずれかの窓部材413に指が触れると(すなわち、いずれかの窓部材413に指が触れたことが、センサ電極111を介して検知されると)、信号処理回路20は、選択表示素子33の発光色を、指が触れた窓部材413に対応する表示素子32の発光色へと変更すると同時に、各表示素子32の発光色を循環的にシフトさせる。すなわち処理部2は、第1群の表示素子31に対応する操作入力部1の1個が操作を検出したときに、この操作入力部1に対応する表示素子31の光出力が選択表示素子33の光出力となるように、第1群の表示素子31の光出力を変更する機能を有している。
この動作を図5を用いて説明する。窓部材413に指を触れる前に、第2群の表示素子32の発光色が図5Aの順で並んでいたとする。図5において[1]…[7]の符号は、それぞれ異なる発光色を示している。この状態において、左から2番目の発光色(つまり、[2])に対応する窓部材413に指を触れると、図5Bのように、選択表示素子33の発光色が[2]になるように、各表示素子32の発光色を循環的にシフトさせる。すなわち、選択表示素子33の発光色[2]に対して、右側の表示素子32の発光色を[3][4][5]にし、左側の表示素子32の発光色を[6][7][1]にする。
同様にして、図5Bの状態において、右から3番目の発光色(つまり、[3])に対応する窓部材413に指を触れると、図5Cのように、選択表示素子33の発光色が[3]になる。このとき同時に、第2群の表示素子32の発光色は、循環的にシフトして、[7][1][2][3][4][5][6]になる。なお、図5A,5Bにおいて、下向き矢印で指を触れた位置を示している。
このように、第2群の表示素子32については、発光色の配列を環状とし、指が触れて選択された発光色を選択表示素子33の位置に移動させ、この移動に伴って発光色の配列を回転させていることと等価である。
すなわち本実施形態の処理部2は、第2群の表示素子32の個数に対応した数の、複数の発光色のデータを有している。また処理部2(信号処理回路20)は、これら複数の発光色のデータの並び順(以下、色並び順データAと称する)を記憶している。処理部2は、複数個の第2群の表示素子32に対して、上記の色並び順データAに従って発光色を指示する。
そして処理部2は、第2群の表示素子32に対応する操作入力部1の1個が操作を検出したとき(すなわち、あるセンサ電極111によって操作が検出されたとき)には、この表示素子32に対応する発光色のデータを読み出す。そして、読み出した発光色のデータを、選択表示素子33用のデータとして設定する。また処理部2は、残りの第2群の表示素子32に対しては、選択表示素子33に対して設定された発光色のデータを基準とし上記の色並び順データAに従って、発光色を決定する。処理部2は、第2群の表示素子32を、決定した発光色でそれぞれ発光させる。
一方、第1群の表示素子31については光出力を異ならせてある。信号処理回路20は、第1群の個々の表示素子31に対して、発光色を等しくし、互いに異なる光出力を指示する表示制御信号を出力する。また、第1群の表示素子31の発光色は、選択表示素子33の発光色になる。つまり、信号処理回路20は、第1群の個々の表示素子31については、発光色を決める3色の混合比を選択表示素子33における3色の混合比と等しくし、かつ光出力が互いに異なるように表示制御信号を生成する。
第1群の個々の表示素子31の光出力は、初期状態では下から上に向かって大きくなるように設定される。この状態で、いずれかの窓部材413に指が触れると、信号処理回路20は、指が触れた窓部材413に対応する表示素子31の光出力を選択表示素子33の光出力にすると同時に、各表示素子31の光出力を循環的にシフトさせる。この動作は、第2群の表示素子32について発光色を変化させる動作と同様である。すなわち処理部2は、第2群の表示素子32に対応する操作入力部1の1個が操作を検出したときに、この操作入力部1に対応する表示素子32の発光色が選択表示素子33の発光色となるように、第2群の表示素子32の発光色を変更する機能を有している。
ここに、第1群の表示素子31は、第2群の表示素子32の発光色が反映されるが、第2群の表示素子32は、選択表示素子33を除いて第1群の表示素子31の光出力の変化とは無関係に一定の光出力で点灯する。したがって、第2群の表示素子32による発光色の識別性に変化が生じることがなく、発光色を識別しやすい表示が可能になる。
信号処理回路20は、選択表示素子33の点灯状態(光出力と発光色)に対応した照明制御信号を出力するように出力制御回路22に指示する。出力制御回路22は、信号処理回路20からの指示を受けて、選択表示素子33の点灯状態で示されている光出力と発光色との指示内容を含む照明制御信号を照明装置60に出力する。すなわち処理部2は、選択表示素子33の光出力および発光色に対応する照明制御信号を出力する機能を有している。詳しくは、処理部2は、選択表示素子33の現在の発光色に対応する光色および選択表示素子33の現在の光出力に対応する光量を指示する照明制御信号を、照明装置60に出力する。
上述したように、第1群の表示素子31に対応する窓部材413に指を触れることにより照明装置60の光量(調光レベル)が指示され、第2群の表示素子32に対応する窓部材413に指を触れることにより照明装置60の光色が指示される。しかも、第1群の表示素子31と第2群の表示素子32とが共用している選択表示素子33の点灯状態(光出力および発光色)に、選択した光出力および発光色が反映されるから、選択した内容を容易に確認することができる。すなわち、本実施形態の照明用操作装置10によれば、照明装置60の光量と光色とを指示する際に、操作部位がわかりやすく、しかも指示内容を1つの表示で確認できるという効果がある。
また、本実施形態の照明用操作装置10によれば、照明装置60の光出力および発光色を選択する際、表示素子31,32で光色および光量を確認しながら選択することができる。従って、第1群の表示素子31と第2群の表示素子32の両方がない操作装置(たとえば、表示素子がなくボタンスイッチだけを備えた操作スイッチ)や、第1群の表示素子31と第2群の表示素子32のうちの一方しかない操作装置に比べて、所望の点灯状態を容易に選択することができる。
ここに、第2群の表示素子32から発光色を選択すると、第1群の表示素子31の発光色も変化するのに対して、第1群の表示素子31から光出力を選択しても第2群の表示素子32の光出力は変化しない。したがって、操作手順としては、第2群の表示素子32から発光色を選択し、その後、第1群の表示素子31から光出力を選択するのが好ましい。ただし、信号処理回路20は、操作の順序にかかわらず選択した内容を選択表示素子33に反映させる。したがって、第1群の表示素子31から光出力を選択した後に、第2群の表示素子32から発光色を選択してもよく、また、第1群の表示素子31から光出力を選択する操作と、第2群の表示素子32から発光色を選択する操作との一方のみを行ってもよい。
上述した構成例は、窓孔412の配列(表示素子31,32の配列)として、十字形を採用しているが、交差点を生じる配列であれば、たとえば、L字状、T字状、X字状などであってもよい。いずれの配列であっても、交差点に選択表示素子33が位置し、一方の直線上に第1群の表示素子31が配置され、他方の直線上に第2群の表示素子32が配置されていればよい。なお、光出力を複数段階で表す第1群の表示素子31と、発光色を複数段階で表す第2群の表示素子32との配列の向きにとくに制限はない。ただし、人の認知上は、第1群の表示素子31が縦方向に並ぶほうが認識しやすくなると考えられる。
なお本実施形態では、図1に示すように、第1の線(図1の横方向に延びる仮想的な線;図示せず)に沿って第1群の表示素子31が配列され、第2の線(図1の縦方向に延びる仮想的な線;図示せず)に沿って第2群の表示素子32が配列され、これら第1の線と第2の線とが、操作プレート41の中央で交差している。そして、第1群の表示素子31と第2群の表示素子32とに共有される選択表示素子33が、操作プレート41の中央に位置している。従って、選択表示素子33の状態を一目で確認することができる。
さらに、第1群の表示素子31と第2群の表示素子32とは、必ずしも一直線上に配列しなくてもよく、位置が1次元の情報として扱える配列であれば、適宜の曲線上に配列してもよい。要するに、第1群と第2群とは分岐や循環のない線上であれば配列することが可能である。
また、上述した構成例は、第1群の表示素子31から選択された光出力が第2群の表示素子32に反映されないようにしているが、第1群の表示素子31から選択された光出力が第2群の表示素子32に反映されるようにしてもよい。この場合、光出力の上限付近と下限付近とでは、発光色の視覚上での差が少なくなることを、第2群の表示素子32の点灯状態で認識できるようになる。また、第2群の表示素子32によって発光色を選択する際、実際に照明装置60から出力される発光色/光出力を表示素子32で確認しながら、照明装置60の発光色を選択することができるという効果がある。
操作入力部1は、上述した構成例では、センサ11(タッチセンサまたは近接センサ)により実現されているが、操作入力部1は、ゴム弾性を有する押釦を備えた小型の押釦スイッチ(いわゆる、ラバースイッチ)を用いてもよい。この場合、表示素子31,32からの光が押釦を透過する構成とする。
なお、選択表示素子33以外の第1群の表示素子31については、表示素子31に対応する窓部材413に指が触れても、光出力をシフトさせなくてもよい。つまり処理部2は、選択表示素子33以外の表示素子31の光出力は、初期状態のまま変更しなくてもよい。たとえば、図1に示すように7個の表示素子31を備えた構成の場合、処理部2は、選択表示素子33以外の6個の表示素子31を互いに異なる光出力で点灯させ、選択表示素子33を、これら6個の表示素子31のうちの一つと同じ光出力で点灯させてもよい。この場合、選択表示素子33の光出力は、上記6個の表示素子31のうちの一つに対応する窓部材413に指が触れたときに、この表示素子31の光出力へと変更される。
また、信号処理回路20は、必ずしも、全ての第2群の表示素子32に対して異なる発光色を指示する必要があるわけではない。信号処理回路20は、2以上の第2群の表示素子32が同一の発光色となるように、発光色を指示してもよい。
また、第1群の表示素子31の光出力は、「0」を含んでもよい(つまり、第1群の表示素子31のうちの一つの光出力が、「0(即ち、消灯)」であってもよい)。光出力が「0」の表示素子31が選択された場合、処理部2は、消灯を指示する照明制御信号を照明装置60へと出力する。
照明用操作装置10は、操作入力部1(即ち表示素子31)とは別に、照明装置60の点灯/消灯を切り換えるためのスイッチを備えていてもよい。
なお、本明細書中の「発光ダイオード」という言葉は、有機発光ダイオード(いわゆる有機EL素子)を含む。
本発明を幾つかの好ましい実施形態について記述したが、この発明の本来の精神および範囲、即ち請求の範囲を逸脱することなく、当業者によって様々な修正および変形が可能である。
Claims (5)
- 操作プレートの表面に沿って互いに交差する方向に配列され異なる光出力で点灯される第1群の複数個の表示素子および異なる発光色で点灯される第2群の複数個の表示素子と、
前記表示素子に一対一に対応付けて前記操作プレートに配列された複数個の操作入力部と、
前記操作入力部により前記第1群の前記表示素子から所望の光出力が選択され前記第2群の前記表示素子から所望の発光色が選択されると、前記第1群の前記表示素子と前記第2群の前記表示素子との交差点に位置する選択表示素子を選択された光出力および発光色で点灯させ、かつ前記選択表示素子の光出力および発光色に対応する光量および光色を照明装置に指示する処理部とを備えることを特徴とする照明用操作装置。 - 複数個の操作入力部を備えた操作プレートと、前記操作入力部に一対一に対応付けて前記操作プレートの表面に沿って配列され光出力と発光色とが可変である複数個の表示素子と、前記操作入力部が操作を検出したときに前記表示素子の光出力と発光色との表示状態を指示しかつ前記表示素子の光出力と発光色とに応じて照明装置に光量および光色の制御を指示する照明制御信号を出力する処理部とを備え、
前記表示素子は、前記操作プレートの表面に沿って第1の方向に配列された第1群と、前記操作プレートの表面に沿って前記第1の方向と交差する第2の方向に配列された第2群とを有し、前記第1群と前記第2群の前記表示素子は1個を選択表示素子として共用しており、
前記処理部は、前記第1群の前記表示素子をそれぞれ異なる光出力で点灯させ、前記第2群の前記表示素子をそれぞれ異なる発光色で点灯させる機能と、前記第1群に対応する前記操作入力部の1個が操作を検出したときに、当該操作入力部に対応する前記表示素子の光出力が前記選択表示素子の光出力となるように前記第1群の前記表示素子の光出力を変更する機能と、前記第2群に対応する前記操作入力部の1個が操作を検出したときに、当該操作入力部に対応する前記表示素子の発光色が前記選択表示素子の発光色となるように前記第2群の前記表示素子の発光色を変更する機能と、前記選択表示素子の光出力および発光色に対応する前記照明制御信号を出力する機能とを有することを特徴とする照明用操作装置。 - 前記第1群の前記表示素子と前記第2群の前記表示素子とは中央で交差することを特徴とする請求項1又は2記載の照明用操作装置。
- 前記操作プレートは、前記表示素子ごとの対応部位に誘電体からなる透光性の窓部材がそれぞれ嵌め込まれた複数個の窓孔が形成され、
前記操作入力部は、接触または接近による操作を検出する静電容量型のセンサであって、
前記センサは、前記窓部材と前記表示素子との間に配置されかつ前記表示素子ごとの光を透過させる複数のセンサ電極を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の照明用操作装置。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載の照明用操作装置と、この照明用操作装置によって光量および光色が指示される前記照明装置とを備えた照明システム。
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