JP2009110811A - 面状照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】導光板の入光面に配置させるLEDの数を増加しても、発熱に伴う発光効率の低下を抑制できるとともに、配線回りを簡素化できる面状照明装置を提供する。
【解決手段】箱型のケース20の2つの収容部29に、2つのLEDパッケージ10がそれぞれ収容されている。LEDパッケージ10は、絶縁基板12に実装されたLEDチップ14を一体に覆う透光性封止部16から構成されている。絶縁性基板12の裏面側には、ケース20に設けられた貫通孔22を介してヒートシンク30が近接して配置されている。また、FPC40は、2本の基配線部42と、枝配線部44と、端子部46とから構成されている。2つの基配線部42は、ケース20の上側面部21bおよび下側面部21cにそれぞれ貼着されている。そして、枝配線部44をケース20の開口部23側からケース30の内部に引き回すことによって、端子部46が絶縁性基板12の実装面に接続されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、LED(発光ダイオード)を光源に使用したサイドライト方式の面状照明装置に関し、特に、比較的表示領域の大きい液晶表示パネル用のバックライトに適した面状照明装置に関するものである。
薄型であること等に特徴を有する液晶表示パネルは、自ら発光しないことから、画像を表示するには照明手段が必要となる。この照明手段としては、光源を導光板の側面(入光面)に配置した所謂サイドライト方式の面状照明装置が、薄型化に有利であることから、携帯電話等の小型携帯情報機器の分野を中心に広く採用されている。そして、導光板の入光面に配置される光源としては、小型化および低消費電力化等に優れたLEDが多用されている。
近時では、LEDを光源としたサイドライト方式の面状照明装置の高性能化に伴い、その適用分野は広がりを見せ、カーナビゲーション用またはノートパソコンもしくはデスクトップパソコン用等の比較的表示領域の大きい液晶表示パネル(以下、中型液晶表示パネルという)にも適用されつつある。
このように、LEDを光源としたサイドライト方式の面状照明装置を中型液晶表示パネルに適用するには、照明領域の拡大に対応して、導光板の入光面に配置するLEDの個数を増加させるか、LEDに供給する電流を大きくして1個当りのLEDの発光量を大きくする必要がある。LEDの個数を増加させる手段としては、従来の1つのパッケージに1つのLEDチップ(ベアチップ)を配置して構成された光源に代えて、1つのパッケージに複数のLEDチップを近接配置して構成された光源を用いることが検討されている。
1つのパッケージに複数のLEDチップを配置して構成された光源として、例えば、図12に示す線状照明装置70が知られている。線状照明装置70は、白色に塗装された絶縁性基板71上に実装された複数(3個)のLEDチップ72を透光性封止樹脂73で樹脂封止して構成されている。また、絶縁性基板71の両端部には、白色樹脂により形成されたハウジング(枠体)74が取り付けられている。そして、絶縁性基板71にはリード線が接続され、このリード線を介して絶縁性基板71に設けられた配線パターンからLEDチップ72に電力が供給されるように構成されている(特許文献1参照)。
特開2004−165124号公報
ところで、導光板の入光面に沿って比較的多くのLEDを互いに近接して配置させた場合には、LEDチップの発光にともなう発熱によってLEDチップの温度が上昇し、LEDの発光効率が低下するとともにLEDの製品寿命が短くなるという問題があった。また、複数のLEDチップからなる単位光源を導光板の入光面に沿って複数配置させた場合には、LEDに電力を供給する配線回りが複雑になることから、装置を組み立てる際に断線等に十分に注意を払う必要があり、装置の組み立て作業性が低下することが懸念された。
そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、導光板の入光面に沿って配置させるLEDチップの数を多くした場合であっても、LEDチップから発生する熱を効率的に外部に放出可能な構成とするともに、配線回りを簡素化して各構成部材をコンパクトにまとめた構成とすることにより、装置の組み立て作業性に優れ、高効率で耐久性および信頼性に優れた面状照明装置を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の面状照明装置は、絶縁性基板の一方の面上に、透光性封止部で覆われたLEDと、該LEDを駆動するための配線とが設けられた複数のLEDパッケージと、入光面に沿って前記LEDパッケージが配置される導光板と、前記LEDパッケージと前記導光板の入光面側部とを収納するケースと、前記LEDパッケージにおける前記絶縁性基板の他方の面に隣接して配置されるヒートシンクと、前記ケースの外部に配置される基配線部と、該基配線部に接続されるとともに、前記ケースにおける開口部の、透光性封止部の前方部から外れた位置から、前記ケースの内部に引き回すことによって、前記絶縁性基板の前記一方の面に端子部を介して電気的に接続される枝配線部とが形成されたフレキシブルプリント基板とを備えることを特徴とするものである。
本発明によれば、一方の面(実装面)にLEDチップが実装された絶縁性基板の他方の面(裏面)に、ヒートシンクを隣接して配置させる構成としたことから、LEDチップの発光にともなって発生する熱をヒートシンクにより効率的に外部に放出させることができる。これにより、LEDチップに大きな電流を流すことができるとともに、LEDチップの寿命を延ばすことができる。また、絶縁性基板の裏面にはLEDに電力を供給するための配線部材が一切存在しない構成とするために、配線部材としてフイルム状のフレキシブルプリント基板(以下、FPCという)をケースの開口部側から収納部内に引き回すことによって、絶縁性基板の実装面に接続させる構成とした。これにより、絶縁性基板の裏面の全面に対してヒートシンクを隣接して配置することができ、放熱経路を最大限に確保することができる。
また、FPCを、基配線部と、本基配線部に接続する枝配線部と、本枝配線部に接続する端子部とから構成し、基配線部をケースの外部に配置させるとともに、端子部を介して絶縁性基板の実装面に接続させる枝配線部をケース内に収める構成とした。これにより、配線回りが簡素化され、装置の組み立て作業性を向上させることができる。また、枝配線部を、ケース開口部の、透光性封止部の前方部から外れた位置から引き回す構成としたことから、LEDパッケージから発せられた光のFPCによる光の吸収を抑制することができる。また、FPCの基材(例えば、ポリイミド樹脂など)による光の吸収が抑制されるため、発光スペクトルが変化されることなく、LEDパッケージから発せられた光を導光板に導くことができる。
そして、上記の構成とすることにより、各構成部材をケースを中心としてコンパクトにまとめることができ、この点によっても装置の耐久性および信頼性を向上させることができる。
また、本発明の請求項2に記載の面状照明装置は、本発明の請求項1に記載の面状照明装置において、前記ヒートシンクは、基板部に一体化された複数の突起部を有し、該複数の突起部が前記ケースの背面部に形成された複数の貫通孔のそれぞれに挿入されていることを特徴とするものであり、各LEDパッケージに対応してヒートシンクを隣接して配置させる好適な形態を示すものである。
また、本発明の請求項3に記載の面状照明装置は、本発明の請求項1または2に記載の面状照明装置において、前記フレキシブルプリント基板は、互いに略平行に延びる一対の基配線部と、該一対の基配線部を連結する枝配線部と、該枝配線部の略中間部に接続する端子部とを有し、前記一対の基配線部は、前記ケースの上側面部および下側面部を挟むように配置されていることを特徴とするものである。
本発明によれば、FPCを構成する一対(2本)の基配線部をケースの側面(上側面部および下側面部)の外面を挟むように配置する構成としたことから、FPCをケースに沿って確実に固定させることができる。また、配線パターンが形成された面が必然的にケースの外面と対向して固定されることから、配線パターンがFPCの基材で覆われた状態となり、配線パターンが外部に露出することはない。これにより、外部の部材等と接触することによって発生する配線パターンの損傷が抑制される。さらに、FPCの端子部が、互いに略平行に配置された2本の基配線部に連結する枝配線部によって支持されることから、端子部を絶縁性基板に半田接続する際の端子部の位置が定まり易くなる。これにより、FPCの端子部をLEDパッケージのパッドに半田付けする際の作業性を向上させることができる。
また、本発明の請求項4に記載の面状照明装置は、本発明の請求項1から3のいずれか1項に記載の面状照明装置において、前記ケースの上側面部または下側面部には、前記枝配線部を位置決めするための凹部が形成されていることを特徴とするものである。
本発明によれば、ケースにFPCの基配線部に接続する枝配線部を位置決めするための凹部が形成されていることから、ケースに対するFPCの位置合わせが容易となり、装置の組み立て作業性を向上させることができる。
また、本発明の請求項5に記載の面状照明装置は、本発明の請求項1から4のいずれか1項に記載の面状照明装置において、前記ケースの上側面部または下側面部の内面には、前記ケースの開口部側から背面部側に延びる、前記枝配線部を収容するための溝が形成されていることを特徴とするものである。
本発明によれば、ケースの内面に形成された溝にFPCの枝配線部を収めることによって、導光板の入光面側部をケースに隙間なく嵌合させることができる。これにより、LEDチップから発せられた光のケース外への漏れを確実に抑制することができる。
また、本発明の請求項6に記載の面状照明装置は、本発明の請求項1から5のいずれか1項に記載の面状照明装置において、前記ヒートシンクと前記絶縁性基板とは、導電性接着剤で接合されていることを特徴とするものである。
本発明によれば、LEDチップを実装した絶縁性基板の裏面にはFPC等の配線部材が存在しない構成としたことから、LEDパッケージを構成する絶縁性基板の裏面とヒートシンクとの接合に、導電性を有する接着剤を用いることができる。導電性接着剤は、熱伝導性に優れていることから、LEDチップから発生する熱をヒートシンクがより効率的に吸収することができる。
また、本発明の請求項7に記載の面状照明装置は、本発明の請求項1から6のいずれか1項に記載の面状照明装置において、前記絶縁性基板の他方の面には、光の反射率が高い金属材料が成膜されていることを特徴とするものである。
本発明によれば、絶縁性基板の裏面に、光の反射性能に優れた金属材料を成膜したことから、導光板側から絶縁性基板側に向かって逆行する光を金属膜にて導光板側に反射させることができ、照明光として有効利用することができる。これにより、照明輝度を向上させることができる。
また、本発明の請求項8に記載の面状照明装置は、本発明の請求項7に記載の面状照明装置において、前記ヒートシンクと前記絶縁性基板とは、半田付けされていることを特徴とするものである。
本発明によれば、LEDチップを実装した絶縁性基板の裏面に金属材料が成膜されていることから、絶縁性基板とヒートシンクとを、熱伝導性に優れた半田により接合することができる。これにより、LEDチップから発生する熱をより効率的にヒートシンクに吸収させることができるとともに、ヒートシンクと絶縁性基板とを確実に結合させことができる。
また、本発明の請求項9に記載の面状照明装置は、本発明の請求項1から8のいずれか1項に記載の面状照明装置において、前記ケースには、前記導光板の入光面と前記LEDパッケージの透光性封止部の先端面との間に所定の隙間が形成されるように、前記導光板の位置決め用の段部が形成されていることを特徴とするものである。
本発明によれば、ケースに導光板の位置決め用の段部を設けたことにより、導光板を機械的に位置決めすることができる。また、導光板の入光面とLEDパッケージを構成する透光性封止部の先端面(発光面)との間に所定の隙間が形成されるように位置決め用の段部を設けたことから、LEDチップの発光にともなって発生する熱の導光板への伝熱が遮断され、熱による導光板(入光プリズム)の変形を抑制することができる。なお、本発明においては、導光板の入光面側部がケースで覆われていることから、導光板の入光面と透光性封止部の先端面との間に所定の隙間を設けても、外部に光が漏れること抑制することができる。
また、本発明の請求項10に記載の面状照明装置は、本発明の請求項1から9のいずれか1項に記載の面状照明装置において、前記ケースには、前記LEDパッケージの側方に傾斜面が形成されていることを特徴とするものである。
本発明によれば、前記LEDパッケージの透光性封止部から側方に漏れた光を、ケースに形成された傾斜面にて導光板側に反射させることができ、照明光として有効利用することができる。これにより、照明輝度を向上させることができる。
また、本発明の請求項11に記載の面状照明装置は、本発明の請求項1から10のいずれか1項に記載の面状照明装置において、前記ケースと前記ヒートシンクとは、インサートモールド成形により一体化されていることを特徴とするものである。
本発明によれば、ケースとヒートシンクとが一体に成形されていることから、装置を組み付ける際の部品点数が低減され、組み立て作業性をより向上させることができる。
また、本発明の請求項12に記載の面状照明装置は、本発明の請求項1から11のいずれか1項に記載の面状照明装置において、前記ヒートシンクが、前記導光板と前記ケースとを覆う金属フレームと一体化されていることを特徴とするものである。
本発明によれば、導光板およびケースを覆う筐体としての金属フレームとヒートシンクとを一体化させたことから、LEDチップから発生した熱がヒートシンクを介して面積の広い金属フレームに伝達される。これにより、放熱面積が広くなり、放熱性を向上させることができる。
また、本発明の請求項13に記載の面状照明装置は、本発明の請求項1から12のいずれか1項に記載の面状照明装置において、前記LEDチップが、直列配線されていることを特徴とするものである。
本発明によれば、各LEDを直列駆動させるように配線したことから、LEDチップに電力を供給するFPC等の配線を最小限で構成することができる。これにより、FPCひいては面状照明装置の耐久性および信頼性をより向上させることができる。
また、本発明の請求項14に記載の面状照明装置は、本発明の請求項1から13のいずれか1項に記載の面状照明装置において、前記ケースの下側面部を、前記導光板の入光面と対向する側端面に向かって延ばすことによって、前記下側面部に前記導光板を保持する座部が設けられていることを特徴とするものである。
本発明によれば、ケースに導光板全体を保持するハウジングフレームの機能を持たせることができる。
以下、本発明の一実施形態を添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る面状照明装置の一例を示す分解斜視図である。面状照明装置1は、複数(2個)のLEDパッケージ10と、ケース20と、ヒートシンク30と、FPC40と、導光板50と、反射シート60と、拡散シート62と、2枚のプリズムシート64,65とを備えている。
以下では、初めに構成部材ごとの構成を中心に説明し、その後に各構成部材が組み付けられた状態での構成(全体構成)について詳しく説明する。
(各構成部材の構成)
LEDパッケージ10は、図2(A),(B)に示すように、長方形状の絶縁性基板12と、絶縁性基板12の一方の面である実装面12aに直線状に配置され実装された3個のLEDチップ14と、3個のLED14を一体に覆う略直方体形状の透光性封止部16とを備えている。この場合、透光性封止部16の先端面16aが主な発光面となる。絶縁性基板12の実装面12a側の両端部には、外部からLEDチップ14に電力を供給するための一対のパッド18(以下、LEDパッケージのパッド18ともいう)が露出している。一対のパッド18間には、3個のLEDチップ14を直列に接続する配線が形成されている。なお、配線方式としては、並列配線も可能であるが、本実施形態では配線を最小限で構成できる直列配線としている。
絶縁性基板12は、熱伝導性に優れたセラミクス材料(例えば、アルミナセラミクスなど)を用いて形成されている。アルミナセラミクス基板は、熱伝導率が20〜30W/mK程度あり、金属アルミの熱伝導率237W/mKに比べると小さいが、電気絶縁性が高い樹脂材料の熱伝導率に比べ2桁程度大きい絶縁性基板である。なお、アルミナセラミクスなどのセラミクス材料は光の透過率が大きいため、絶縁性基板12に十分な光の反射機能を持たせる必要がある場合には、絶縁性基板12の実装面12aとは反対側の面(裏面)12bに、光の反射率の大きい金属材料(例えば、銀、アルミニウムなど)を成膜するのが好ましい。
LEDチップ14には、青色光(410nmから480nm)を発光する青色LEDが用いられている。また、透光性封止部16は、透光性材料(例えば、シリコーン樹脂など)から形成され、透光性材料内には、青色LEDが発光する青色光を受けて黄色成分の光を発光する黄色蛍光体が分散されている。すなわち、青色LEDが発光する青色光と、黄色蛍光体が発光する黄色光とを混色させることによって所定の白色光が得られるように、透光性封止部16が構成されている。なお、透光性封止部16には、拡散粒子(例えば、酸化チタンなど)が分散されていてもよい。
ケース20は、高反射材(例えば、TiOなど)の微粉末を高密度で混合した高耐熱性絶縁樹脂(例えば、液晶ポリマーなど)を用いて成形されている。ケース20は、図3(A),(B),(C)に示すように、横長の箱型形状をしており、横断面および縦断面ともに略コ字形状をしている。すなわち、ケース20は、箱の底面に相当する横長の長方形状をした背面部21aと、背面部21aの上下両端から起立する横長の長方形状をした上側面部21bおよび下側面部21cと、背面部21aの左右両端から起立する右側面部21dおよび左側面部21eとを備えている。なお、4つの側面部21b〜21eの先端側で構成される開口部23は、後述する導光板50の入光面側部50bが嵌入または挿入可能な形状をしている。
ケース20の背面部21aには、複数(2つ)の貫通孔22が設けられている。貫通孔22の形状は、後述するヒートシンク30の突起部34が挿入可能な形状である。また、本実施形態では、上側面部21bおよび下側面部21cの開口部23側には、厚み方向に貫通する4つの凹部24aがそれぞれに形成されている。そして、上側面部21bおよび下側面部21cの内面(互いに対向する面)には、凹部24aの底辺部24aaから背面部21aに向かって延びる溝24bが形成されている。溝24bの断面形状は、溝24b内に後述するFPC40の枝配線部44を収納できる程度の大きさの断面形状である。また、上側面部21bの4つの凹部24aと、下側面部21cの4つの凹部24aとは、上面視略重なる位置にそれぞれ設けられている。同様に、上側面部21bの4本の溝24bと、下側面部21cの4本の溝24bとは、それぞれ上面視略重なる位置にそれぞれ設けられている。そして、各溝24bは、貫通孔22と後述する傾斜面27a〜27dとの間に位置する背面部21aと略垂直に交わるように配置されている。
また、本実施形態では、ケース20の右側面部21dおよび左側面部21eの内側には、それぞれ上側面部21b側から下側面部21c側に延びる段部26a,26bと、段部26a,26bと背面部21aとをつなぐ傾斜面27a,27bとが形成されている。段部26a,26bは、導光板50を位置決めするためのものであり、傾斜面27a,27bは、LEDパッケージ30の側方に漏れた光を導光板50に向けて反射させるためのものである。傾斜面27a,27bの背面部21aに対する傾斜角度は、本実施形態の例では45°であり、2つの傾斜面27a,27bは、導光板50に向かって広がるように形成されている。
また、右側面部21dと左側面部21eとの中間位置には、仕切り部28が形成されている。仕切り部28は、上側面部21b側から下側面部21c側に延びる段部26cと、段部26cの左右端辺と背面部21aとをつなぐ2つの傾斜面27c,27dとから構成されている。そして、一対をなす傾斜面27aと傾斜面27cとの間に、一方のLEDパッケージ30を収納する一方の収納部29が形成され、一対をなす傾斜面27bと傾斜面27dとの間に、他方のLEDパッケージ30を収納する他方の収納部29が形成されている。
また、3つの段部26a、26b、26cは、同一仮想平面状上に配置されるように構成されている。そして、その位置は、凹部24aの底辺部24aaの位置よりも背面部21a寄りである(図3(B)参照)。
ヒートシンク30は、図4(A),(B)に示すように、熱伝導性のよい金属材料(例えば、銅、アルミニウムなど)から構成され、本実施形態では、略直方体形状をした2つの突起部34と、複数(2つ)の突起部34をつなぐ略直方体形状をした基板部32とを備えている。基板部32には、放熱フィンが設けられていてもよい。なお、2つの突起部34は、ケース20の背面部21aに形成された2つの貫通孔22にそれぞれ配置されるものである。
FPC40は、図5にその展開形状を示すように、互いに略平行に延びる横長の長方形状をした一対(2本)の基配線部42(42a,42b)と、2本の基配線部42を略垂直につなぐ細線状、すなわち基配線部よりも幅の狭い4本の枝配線部44(44a〜44d)と、各枝配線部44の略中央部にそれぞれ形成された4つの端子部46(46a〜46d)(以下、FPCの端子部46ともいう)とから構成されている。4つの端子部46a〜46dのうち、端子部46aと端子部46bとが一方の対をなし、端子部46cと端子部46dとが他方の対をなすように構成されている。具体的には、各対をなす端子部46a,46bおよび端子部46c,46dは、互いに相手側を向く方向に、各枝配線部44a〜44dから略垂直に突き出すように構成されている。
また、FPC40には、図示していない所定の直列配線パターンが一方の面に形成されている。そして、本実施形態では、2本の基配線部42のうち一方の基配線部42aに配線が施されている。なお、2つのLEDパケージ10をそれぞれ独立に駆動させるために、基配線部42aに一方のLEDパッケージ10用の配線を施し、基配線部42bに他方のLEDパケージ10用の配線を施すように構成してもよい。
また、基配線部42には、液晶表示パネルの制御回路と電気的に接続するための端子(図示せず)が設けられている。
導光板50は、図1に示すように、略矩形平板状をした透明樹脂(例えば、ポリカーボネートなど)により成形されている。導光板50の一側面(入光面)50aには、入光プリズム(図示せず)が形成されている。入光プリズムは、LEDパッケージ10から出射された光が、所定の広がり角をもって導光板50内を伝搬するようにするためのものである。また、導光板50の下面には、LEDパッケージ10から導光板50内に入射した光を散乱させて導光板50の上面(出射面)から出射させるための光路変換手段(図示せず)が形成されている。
反射シート60は、図1に示すように、導光板50の下面側に配置され、同下面の略全面を覆う大きさに構成されている。反射シート60は、導光板50の下面から漏れ出した光を導光板50に戻す機能を有するものである。
また、拡散シート62およびプリズムシート64,65は、図1に示すように、導光板50の上面側に配置され、同上面の略全面を覆う大きさに構成されている。拡散シート62は、導光板50から出射した光を拡散して輝度を均一にする機能を有するものであり、プリズムシート64,65は、拡散シート62により輝度が均一化された光の2軸方向の視野角度分布を調整する機能を有するものである。なお、これらの光学シート類は、照明装置に対して要求される仕様に応じて適宜選択されるものである。
(全体構成)
次に、各構成部材を組み付けた状態での面状照明装置1の全体構成について、図6および図7を参照して詳しく説明する。なお、図6は面状照明装置1の要部を示す横断面図であり、図7は面状照明装置1の要部を示す縦断面図である。
2つのLEDパッケージ10は、絶縁性基板12の実装面12aがケース20の開口部23側を向くようにしてケース20の2つの収納部29にそれぞれ配置されている。また、ヒートシンク30の2つの突起部34が、ケース20の背面部21aに設けられている2つの貫通孔22にそれぞれ挿入されている。そして、2つのLEDパッケージ10とヒートシンク30とは、各絶縁性基板12の裏面12bとヒートシンク30の突起部34の上端面34a(図4(B)参照)とを対向させるようにして、隣接して配置させている。ここで、本発明における「隣接して配置」とは、絶縁性基板12とヒートシンク30とを密着して配置させる場合以外に、絶縁性基板12とヒートシンク30との間に僅かな隙間を介在させて配置させる場合、および、絶縁性基板12とヒートシンク30との間に空気以外の物質を介在させて配置させる場合も含むものである。
この点、本実施形態では、ヒートシンク30への熱の伝導性を向上させるために、絶縁性基板12の裏面12bと、ヒートシンク30の突起部34の上端面34aとを、熱伝導性のよい接着剤で接合している。熱伝導性のよい接着剤としては、熱伝導率に優れた導電性接着剤(例えば、銀粉を混合させたエポキシ系接着剤など)が好ましい。また、半田を用いて両面を接合してもよい。絶縁性基板12の裏面12bに、前記の光の反射率の大きい金属材料が成膜されている場合には、半田接合が容易に行える。
FPC40は、図7および図8に示すように、FPC40を構成する一対(2つ)の基配線部42a,42bを、ケース20の上側面部21bおよび下側面部21cの外面(内面の反対側の面)にそれぞれ貼り付けることによって、ケース20に固定されている。この場合、FPC40の配線パターンが形成された面は必然的にケース20の外面と対向することになり、配線パターンはFPC40を構成する基材で覆われた構成となる。なお、基配線部42a,42bは、他の部材、例えばヒートシンク30に固定することも可能である。
また、FPC40の基配線部42a,42bから前方(ケース20の開口部23側)に向かって略垂直に延びる枝配線部44a〜44dは、ケース20の上側面部21bおよび下側面部21cにそれぞれ4つずつ設けられている凹部24aにて折り返されている。そして、枝配線部44a〜44dは、上側面部21b側および下側面部21cの内面にそれぞれ4つずつ設けられた溝24bに沿ってケース20の背面部21a側に向かって配置されている。さらに、枝配線部44a〜44dは、背面部21aの手前で背面部21aと平行になるように向きが変えられている。このように枝配線部44a〜44dをケース20の内部に配置することによって、枝配線部44a〜44dの略中央部に設けられた端子部46a〜46dが、LEDパッケージ10の実装面12aに設けられたパッド18と向かい合う。そして、FPCの端子部46がLEDパッケージのパッド38に半田付けされることによって、両者は電気的に接続されるとともに接合されている。
上記のようにFPC40の枝配線部44をケース20の内部に配置させた場合には、ケース20の開口部22側から見ると、各枝配線部44は対応する透光性封止部16の長手方向の両端から外れた位置(枝配線部44が透光性封止部16に重ならない位置)に配置されることになる。本発明では、このように枝配線部44をケース20の内部へ引き回す、ケース20の開口部23側における位置を、「透光性封止部の前方部から外れた位置」という。
導光板50は、その入光面側部50bがケース20の内部に開口部23側から嵌入または挿入されている。そして、入光面50aをケース20の段部26a,26b,26cに突き当てることによって位置決めされている。このとき、導光板50の入光面50aとLEDパッケージ10の透光性封止部16の先端面(発光面)16aとの間に一定の隙間Sが生じるように、段部26a,26b,26cの位置が設定されている。
反射シート60、拡散シート62およびプリズムシート64,65は、導光板50の下面および上面にそれぞれ積層配置されている。
(作用・効果)
次に、本発明における面状照明装置1の作用・効果について説明する。
面状照明装置1は、LEDパッケージ10から発せられた光を、導光板50の入光面50aから導光板50内に入射させ、その光を導光板50の内部を伝播させつつ導光板50の上面から均一に出射させるものである。
本発明では、LEDパッケージ10と導光板50の入光面側部50bとを、箱型形状をした光反射機能を有するケース20の内部に収納させたことから、LEDパッケージ10から発せられた光を効率的に導光板50に導くことができる。なお、LEDパッケージ10を構成する透光性封止部16の側方に漏れ出した光は、ケース20に反射面27a〜27dを設けることにより、その反射面27a〜27dにて導光板50の入光面50a側に反射させ、照明光として有効利用することができる。また、導光板50側からLEDパッケージ10側に向かって逆行する光は、LEDパッケージ10を構成する絶縁性基板12の裏面12bに光の反射率の大きい金属材料を反射膜として設けることにより、その反射膜にて導光板50側に反射させ、照明光として有効利用することができる。
また、本発明では、LEDチップ14を実装する絶縁性基板12の裏面12bに直接ヒートシンクを隣接して配置させる構成としたことから、LEDチップ14の発光にともなって発生する熱をヒートシンクが吸収することができ、LEDチップ14の温度上昇を抑制することができる。これにより、LEDチップに比較的大きな電流を流すことができるとともに、LEDチップの寿命を延ばすことができる。さらに、LEDパッケージ10に電力を供給するFPC40を、絶縁性基板12の実装面12a側に配置させることにより、絶縁性基板12の裏面32bには配線部材を一切設けない構成としたことから、絶縁性基板10の裏面12bとヒートシンク30とを、半田を含む熱伝導性に優れた導電性接着剤を用いて接合することができる。これにより、より放熱性を向上させることができる。
また、本発明では、LEDパッケージ10に電力を供給するFPC40を、基配線部42と、基配線部42から延びる細線状の枝配線部44と、枝配線部に接続する端子部46とから構成している。そして、基配線部をケース20の外部に配置させるとともに、基配線部42と端子部46とをつなぐ枝配線部44を、ケース20の開口部23側からケース20の内部に引き込むようにして、FPCの端子部46をLEDパッケージ10(絶縁性基板12)の両端部に形成されたパッド18に接続させている。これにより、枝配線部44をケース20の内部に収めることができ、装置の組み立て作業時における断線のおそれがなくなる。また、配線回りが整然と簡素化され、装置の組み立て作業性を向上させることができる。
この場合、FPC40がLEDパッケージ10の前方(出射方向)にも存在することになるが、FPC40の枝配線部44をLEDパッケージ10の透光性封止部16の前方部から外れた位置(本実施形態では、絶縁性基板32の前方部からも離れた位置)に配置させることにより、LEDパッケージ10から出射する光のFPC40による吸収、およびそれにともなう発光スペクトルの変化が抑制される。
また、基配線部42を、互いに略平行に配置された一対(2本)の基配線部42(42a,42b)から構成するともに、2本の基配線部42を略垂直に連結する枝配線部44(44a〜44d)の略中央部に端子部46(46a〜46d)を設ける構成とすることができる。そして、一方の基配線部42aをケース20の上側面部21bの外面に貼り付け、他方の基配線部42bを下側面部21cの外面に貼り付けることができる。これにより、FPCの端子部46の、基配線部42の長手方向に対する変位が拘束されることから、FPCの端子部46の位置が定まり易くなる。この結果、FPCの端子部46をLEDパッケージのパッド18に位置合わせする作業が容易になり、FPCの端子部46をLEDパッケージのパッド18に半田付けする際の作業性を向上させることができる。また、ケース20の上下側面部21a,21bの形状と概ね相似して面積の広い基配線部42a,42bを、ケース20の上側面部21bおよび下側面部21cの外面に貼り付けることにより、FPC40をケース20に確実に固定することができる。また、このとき、配線パターンが形成された面が必然的にケースの外面に対向して固定されることから、配線パターンはFPC40を構成する基材により覆われた状態となり、配線パターンの損傷を抑制することができる。
また、ケース20の上側面部21b側または下側面部21cに凹部24aを設け、その凹部24aにFPC40の枝配線部44を配置する構成とすることにより、FPC40の位置決めが容易になる。また、上側面部21b側または下側面部21cの内面側に、枝配線部44を収容するための溝24bを設けた場合には、導光板50とケース40とを隙間なく嵌合することが可能となり、隙間からの光漏れを確実に防止することができる。
また、ケース20に導光板50の位置決め用の段部26a、26b、26cを設け、導光板50の入光面50aとLEDパッケージ10を構成する透光性封止部16の先端面16aとの間に所定の隙間を設けるように構成することができる。これにより、LEDチップ14から発生する熱の導光板50への伝達を抑制することができる。この結果、導光板50の入光面50aに形成されている入光プリズムの変形を抑制することができる。なお、導光板50とLEDパッケージ10との間に隙間を設ける構成とした場合には、LEDパッケージ10から出射する光がその隙間から漏れるおそれがある。しかし、本実施形態では、導光板50の入光面側部50bを光反射機能を有するケース20内に配置させていることから、隙間から漏れ出した光は、ケース20にて反射され、照明光として有効利用することができる。
(その他の実施形態)
以上、本発明の好ましい一実施形態について説明したが、実施の形態については上記に限定されるものではない。
例えば、ケース20とヒートシンク30とは、インサートモールド成形により一体成形されていてもよい。
また、電磁遮蔽のために面状照明装置1を金属フレーム(筐体)で覆う構成とする場合には、図9に示すように、ヒートシンク30を金属フレーム69と一体化させてもよい。ヒートシンク30と金属フレーム69との一体化は、ヒートシンク30と金属フレーム69とを溶接および接着などで接合して行なうことができる。また、金属フレーム69を構成する光源側の折り曲げ部に、例えばプレス加工によって突起部34を形成することにより、金属フレーム69にヒートシンク30を一体的に設ける構成としてもよい。これにより、LEDパッケージ10から発生する熱を、ヒートシンク30を介して面積の大きい金属フレーム69に逃がすことができる。この結果、放熱面積が大きくなり、ヒートシンク40の吸放熱性をより向上させることができる。
また、ケース20の貫通孔22は、LEDパッケージ10の個数に対応して散在させて設ける必要はなく、連続した一つの貫通孔として設けるようにしてもよい。
また、ヒートシンク30の突起部34の上端面34aと、LEDパッケージ10の絶縁性基板12の裏面12bとは、必ずしも接着固定する必要はない。例えば、突起部34の上端面34aと絶縁性基板12の裏面12bとの間に、接着性を有しない熱伝導性のよい物質を介在させるようにしてもよい。この場合には、絶縁性基板12の裏面12bの両端(熱伝導性のよい物質が存在しない部位)を、ケース20の背面部21aに接着固定するとよい。
また、図10に示すように、ケース20の下側面部21cの先端側(開口部23側)を導光板50の入光面50aと対向する側端面に向かって突き出させて、導光板50を載置する枠状または平面状の座部68を設けることにより、導光板50全体を収容するためのハウジングフレームの機能を有する構成としてもよい。
また、図11に示すように、ケース20の上側辺部21bおよび下側辺部21cの先端内側に段部21bb,21ccを設け、本段部21bb,21ccに反射シート60、拡散シート62およびプリズムシート64,65のそれぞれの一端側を挿入させる構成としてもよい。これにより、光学シート類も含めて、ケース20に各構成部材を一体化させることができる。
さらに、FPC40を構成する基配線部42の本数は2本に限定されるものではなく、1本であってもよい。すなわち、図5に示すFPC40の展開形状において、基配線部42bおよび枝配線部44の約下半分をカットした構成である。この場合には、1本の基配線部42がケース20の上側辺部21bまたは下側辺部21cのいずれか一方に固定されることになる。基配線部42が2本で構成されている場合と比べて、FPC40を構成する部材が約半分で足りる利点がある。
また、一つのLEDパッケージ10に実装されるLEDチップ14の数およびケース20内に配置されるLEDパッケージ10の数も、上記実施形態に限定されるものではなく、LED1個当りの光量、照明領域の大きさ、および要求される照明輝度に応じて適宜選択されるものである。また、LEDチップ14の種類についても、上記実施形態に限定されるものではない。
さらに、ケース20の設けられる凹部24a、溝24b、段部26a〜26cおよび傾斜面27a〜27dについては、適宜選択して適用されるものである。絶縁性基板12の裏面12bに成膜される金属反射膜についても同様である。
本発明の実施形態に係る面状照明装置の全体構成を示す分解斜視図である。 本発明の実施形態に係るLEDパッケージを示す図であり、(A)は正面図、(B)は上面図である。 本発明の実施形態に係るケースを示す図であり、(A)は正面図、(B)は横断面図、(C)は縦断面図である。 本発明の実施形態に係るヒートシンクを示す図であり、(A)は正面図、(B)は上面図である。 本発明の実施形態に係るFPCの展開図である。 本発明の実施形態に係る面状照明装置を組み付けた状態における要部を示す横断面図である。 本発明の実施形態に係る面状照明装置を組み付けた状態における要部を示す縦断面図である。 本発明の実施形態に係るFPCとLEDパッケージとの接合部分を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るヒートシンクの変形例を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るケースの変形例を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るケースの他の変形例を示す縦段面図である。 従来の線状照明装置を示す斜視図である。
符号の説明
1:面状照明装置、10:LEDパッケージ、12:絶縁性基板、14:LEDチップ、16:透光性封止部、18:パッド、20:ケース、21a:背面部、21b:上側面部、21c:下側面部、22:貫通孔、23:開口部、24a:凹部、24b:溝、26a〜26c:段部、27a〜27d:傾斜面、29:収納部、30:ヒートシンク、32:基板部、34:突起部40:FPC、42(42a,42b):基配線部、44(44a〜44d):枝配線部、46(46a〜46d):端子部、50:導光板、50a:入光面、入光面側部:50b

Claims (14)

  1. 絶縁性基板の一方の面上に、透光性封止部で覆われたLEDと、該LEDを駆動するための配線とが設けられた複数のLEDパッケージと、
    入光面に沿って前記LEDパッケージが配置される導光板と、
    前記LEDパッケージと前記導光板の入光面側部とを収納するケースと、
    前記LEDパッケージにおける前記絶縁性基板の他方の面に隣接して配置されるヒートシンクと、
    前記ケースの外部に配置される基配線部と、該基配線部に接続されるとともに、前記ケースにおける開口部の、透光性封止部の前方部から外れた位置から、前記ケースの内部に引き回すことによって、前記絶縁性基板の前記一方の面に端子部を介して電気的に接続される枝配線部とが形成されたフレキシブルプリント基板とを備えることを特徴とする面状照明装置。
  2. 前記ヒートシンクは、基板部に一体化された複数の突起部を有し、該複数の突起部が前記ケースの背面部に形成された複数の貫通孔のそれぞれに挿入されていることを特徴とする請求項1に記載の面状照明装置。
  3. 前記フレキシブルプリント基板は、互いに略平行に延びる一対の基配線部と、該一対の基配線部を連結する枝配線部と、該枝配線部の略中間部に接続する端子部とを有し、前記一対の基配線部は、前記ケースの上側面部および下側面部を挟むように配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の面状照明装置。
  4. 前記ケースの上側面部または下側面部には、前記枝配線部を位置決めするための凹部が形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の面状照明装置。
  5. 前記ケースの上側面部または下側面部の内面には、前記ケースの開口部側から背面部側に延びる、前記枝配線部を収容するための溝が形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の面状照明装置。
  6. 前記ヒートシンクと前記絶縁性基板とは、導電性接着剤で接合されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の面状照明装置。
  7. 前記絶縁性基板の他方の面には、光の反射率が高い金属材料が成膜されていることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の面状照明装置。
  8. 前記ヒートシンクと前記絶縁性基板とは、半田付けされていることを特徴とする請求項7に記載の面状照明装置。
  9. 前記ケースには、前記導光板の入光面と前記LEDパッケージの透光性封止部の先端面との間に所定の隙間が形成されるように、前記導光板の位置決め用の段部が形成されていることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の面状照明装置。
  10. 前記ケースには、前記LEDパッケージの側方に傾斜面が形成されていることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の面状照明装置。
  11. 前記ケースと前記ヒートシンクとは、インサートモールド成形により一体化されていることを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の面状照明装置。
  12. 前記ヒートシンクが、前記導光板と前記ケースとを覆う金属フレームと一体化されていることを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の面状照明装置。
  13. 前記LEDチップが、直列配線されていることを特徴とする請求項1から12のいずれか1項に記載の面状照明装置。
  14. 前記ケースの下側面部を、前記導光板の入光面と対向する側端面に向かって延ばすことによって、前記下側面部に前記導光板を保持する座部が設けられていることを特徴とする請求項1から13のいずれか1項に記載の面状照明装置。
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