JP2007280683A - バックライト装置およびそれを用いた液晶表示装置 - Google Patents

バックライト装置およびそれを用いた液晶表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】導光板に対する光源部品を適正な位置に保つことにより、液晶パネルの輝度のばらつきをなくすとともに、省スペース化を図るバックライト装置およびそれを用いた液晶表示装置を提供する。
【解決手段】導光板31の側面に設けられた光入射面311に、可撓性を有するフレキシブル配線基板35に配設されたLED36からの光が入射するバックライト装置において、光入射面311側に弾性力が付与されるように、フレキシブル配線基板35の一部に、導光板31の厚み方向に屈曲されている屈曲部が形成されている。この屈曲部は、例えば、フレキシブル配線基板35の一部をU字状に屈曲させたU字状部352として形成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、バックライト装置およびそれを用いた液晶表示装置に関し、より詳細には、フレキシブル配線基板に光源部品を配設するとともに、その光源部品を導光板の光入射面に容易に位置決めするためのバックライト装置およびそれを用いた液晶表示装置に関する。
従来から、透過型または半透過型の液晶パネルには、その背面にバックライト装置が設けられている。このバックライト装置には、大別して、光拡散板などの下に光源部品を設ける直下型と、導光板の側面に光源部品を設けるサイドライト(エッジライト)型とがある。サイドライト型のバックライト装置は、直下型のバックライト装置と比べて、導光板の側面に光源部品を設ける構成であるため、薄型化が可能であり、特に、携帯電話、PDAなどの携帯用の端末装置に広く用いられている。
このサイドライト型のバックライト装置に用いられる光源部品として、従来では、冷陰極管が使用されてきたが、更なる小型化、薄型化、長寿命化を目的として、冷陰極管の代わりに、発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)が広く採用されるようになっている。
図8は、従来からのLEDを用いたサイドライト型のバックライト装置を備えた液晶表示装置の一例を示す図面である。図8(a)は、従来からの液晶表示装置を正面から見た図面であり、図8(b)は、図8(a)中に示した切断線A−A´に沿って切断した液晶表示装置の断面図である。
図8に示すように、液晶表示装置50は、液晶パネル60とバックライト装置70とを備えている。液晶パネル60は、互いに対向する一対の基板である対向基板(カラーフィルタ基板)およびTFTアレイ基板と、対向基板およびTFTアレイ基板の間に狭持された液晶層と、対向基板の上面およびTFTアレイ基板の下面に設けられた互いに対向する偏光板とを含んでいる。バックライト装置70は、液晶パネル60を均一に照射するための導光板71を含んでおり、この導光板71の上面には、液晶パネル60の輝度を高める2枚のプリズムシートが、導光板71の下面には、反射板が設けられている。
また、バックライト装置70は、光源部品であるLED72と、LED72が配設されたフレキシブル配線(FPC:flexible printed circuit)基板73とを含んでいる。LED72は、導光板71の側面に設けられた光入射面711に、LED72からの光が入射するようにFPC基板73に配設されている。LED72は、LED72からの光を正確かつ効率よく液晶パネル60に導くために、導光板71とLED72との位置関係が予め決められた状態になるようにFPC基板73に配設されている。
しかしながら、液晶表示装置50の製造工程において、バックライト装置70を組み上げていく際、液晶表示装置50毎に、導光板71とLED72との位置関係のばらつきが生じることにより、液晶パネル60の輝度にばらつきが生じるという問題がある。この問題が生じる原因として、次の2つの原因が考えられる。
まず第1に、LED72を配設したFPC基板73をバックライト装置70に装着する際、または、導光板71をバックライト装置70に装着する際、FPC基板73または導光板71の装着位置がずれてしまうことがある。このため、導光板71とLED72との位置関係にばらつきが生じることがある。それゆえ、液晶パネル60の輝度にばらつきが生じる。そして、第2に、FPC基板73にLED72を例えば半田により配設(実装)する際、LED72が半田に浮いて動くことがある。このため、例えば、図9に示すように、LED72がFPC基板73に対してずれてしまい、LED72からの光は、導光板71の光入射面711に適切に入射されなくなる。それゆえ、液晶パネル60の輝度にばらつきが生じる。
上記の第1の問題を解決するため、特許文献1には、FPC基板に切り欠きを形成するとともに、フレームにリブを形成する構成が開示されている。FPC基板を撓ませて、FPC基板の切り欠きをフレームのリブに係合させると、FPC基板に配設されたLEDは、導光板の側面に設けられた光入射面に対向するようになる。これにより、LEDと導光板との位置決めが容易になり、液晶パネルの輝度のばらつきを抑制することができる。
また、上記の第2の問題を解決するため、特許文献2には、LEDをFPC基板に配設するとともに、FPC基板の一部を導光板の幅方向(高さ方向)に対してU字状の切り込みを形成している構成が開示されている。FPC基板は、このU字状の切り込みを押し広げようとすると、その逆方向に弾性力を有する。この弾性力により、LEDが導光体の端部を押圧するようになる。これにより、LEDと導光板との位置決めが容易になり、液晶パネルの輝度のばらつきを抑制することができる。なお、特許文献3は、FPC基板をS字状に形成する構成が開示されている。特許文献4は、FPC基板をU字状に折り曲げ、フロント金属フレームとバックライトユニット周縁部との間に収納する構成が開示されている。特許文献5は、FPC基板をU字状に折り畳む構成が開示されている。
特開2004−258236号公報(第1図−第6図) 特開2002−196330号公報(第1図−第4図) 特開平11−191662号公報(第1図−第2図) 特開2000−267072号公報(第1図−第3図) 特開2002−76559号公報(第1図−第3図)
しかしながら、特許文献1または特許文献2に開示された構成であっても、以下のような問題を生じる。
特許文献1は、FPC基板の切り欠きをフレームのリブに係合させることにより、LEDと導光板との位置決めを行っている。このため、特許文献1では、上述の第1の問題を解決することはできるが、上述の第2の問題を解決することはできない。
特許文献2は、FPC基板の一部を導光板の幅方向に対してU字状の切り込みを形成している。すなわち、このU字状の切り込みは、導光板に対して、平面的に形成されている。このため、導光板とLEDとの間の空間は、FPC基板のU字状の切り込みで占有されてしまう。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、導光板に対する光源部品を適正な位置に保つことにより、液晶パネルの輝度のばらつきをなくすとともに、省スペース化を図るバックライト装置およびそれを用いた液晶表示装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明におけるバックライト装置は、導光板の側面に設けられた光入射面に、可撓性を有するフレキシブル配線基板に配設された光源部品からの光が入射するバックライト装置において、前記光入射面側に弾性力が付与されるように、前記フレキシブル配線基板の一部に前記導光板の厚み方向に屈曲されている屈曲部が形成されていることを特徴とする。
上記目的を達成するために本発明における液晶表示装置は、上記本発明におけるバックライト装置と、前記バックライト装置の前面に設けられる液晶パネルとを備えることを特徴とする。
以上のように、本発明のバックライト装置およびそれを用いた液晶表示装置は、導光板の側面に設けられた光入射面側に弾性力が付与されるように、フレキシブル配線基板の一部に導光板の厚み方向に屈曲されている屈曲部が形成されている。このため、本発明のバックライト装置およびそれを用いた液晶表示装置によれば、導光板に対する光源部品を適正な位置に保つことにより、液晶パネルの輝度のばらつきをなくすとともに、省スペース化を図ることができるという効果を奏する。
上記目的を達成するために本発明におけるバックライト装置は、導光板の側面に設けられた光入射面に、可撓性を有するフレキシブル配線基板に配設された光源部品からの光が入射するバックライト装置において、前記光入射面側に弾性力が付与されるように、前記フレキシブル配線基板の一部に前記導光板の厚み方向に屈曲されている屈曲部が形成されていることを特徴とする。
このため、本発明のバックライト装置によれば、従来の構成のように、屈曲部を、導光板の幅方向に屈曲させず、導光板の厚み方向に屈曲させているため、省スペース化を図ることができる。この結果、導光板に対する光源部品を容易に適正な位置に保つことができる。
上記本発明におけるバックライト装置においては、前記光源部品が、前記フレキシブル配線基板の幹線部から突出して形成された光源部品配設部に配設され、前記光源部品配設部と前記幹線部との間に前記屈曲部が形成されており、前記屈曲部からの前記光入射面側への弾性力により、前記光源部品が前記光入射面に押圧されている態様とするのが好ましい。この態様によれば、光源部品がフレキシブル配線基板の幹線部から突出して形成された光源部品配設部に配設され、かつ前記光源部品配設部と前記幹線部との間に前記屈曲部が形成されているので、例えば、光源部品配設部が複数設けられており、それぞれの光源部品配設部に対してそれぞれの光源部品が設けられている場合、前記屈曲部からの前記光入射面側への弾性力により、前記光源部品が前記光入射面に押圧される。これにより、光源部品配設部に対するそれぞれの光源部品の配設位置にばらつきがあったとしても、光源部品毎に、導光板に対して適正な位置に保つことができる。
上記本発明におけるバックライト装置においては、前記屈曲部の幅は、前記光源部品配設部の幅よりも狭い態様とするのが好ましい。この態様によれば、屈曲部を容易に屈曲させることができる。
上記本発明におけるバックライト装置においては、前記屈曲部は、前記フレキシブル配線基板の一部をU字状に屈曲させて形成されている態様とするのが好ましい。この態様によれば、より簡単な構成で、U字状のフレキシブル配線基板からの伸びようとする弾性力を光入射面側に付与させることができる。
上記本発明におけるバックライト装置においては、前記屈曲部は、前記フレキシブル配線基板の一部をW字状に屈曲させて形成されている態様とするのが好ましい。この態様によれば、より簡単な構成で、W字状のフレキシブル配線基板からの伸びようとする弾性力を光入射面側に付与させることができる。
上記本発明におけるバックライト装置においては、前記屈曲部における前記導光板の厚み方向の長さは、前記光源部品における前記導光板の厚み方向の長さよりも短い態様とするのが好ましい。この態様によれば、より簡単な構成で、光入射面側により強い弾性力を付与させることができる。
上記本発明におけるバックライト装置においては、前記フレキシブル配線基板の厚みが0.2mm以下である態様とするのが好ましい。この態様によれば、容易に、フレキシブル配線基板の一部を、例えば、上記のように、U字状またはW字状に屈曲させて形成させることができる。
上記本発明におけるバックライト装置においては、前記光源部品は、発光ダイオードである態様とするのが好ましい。この態様によれば、バックライト装置の小型化、薄型化、長寿命化を図ることができる。
上記目的を達成するために本発明における液晶表示装置は、上記本発明におけるバックライト装置と、前記バックライト装置の前面に設けられる液晶パネルとを備えることを特徴とする。このため、本発明の液晶表示装置においても、上記本発明におけるバックライト装置と同様に、従来の構成のように、屈曲部を、導光板の幅方向に屈曲させず、導光板の厚み方向に屈曲させているため、省スペース化を図ることができる。この結果、導光板に対する光源部品を容易に適正な位置に保つことができ、液晶パネルの輝度のばらつきをなくすことができる。
以下、本発明のより具体的な実施の一形態について、図1ないし図7に基づいて説明する。
すなわち、本発明の実施の形態における液晶表示装置1は、図1に示すように、例えば、携帯電話やPDAなどの携帯用の端末装置に用いられるものであって、液晶パネル2と、この液晶パネル2を均一に照射するバックライト装置3と、液晶パネル2およびバックライト装置3を収納する筐体4とを備えている。なお、図1(a)は、液晶表示装置を正面から見た図面、図1(b)は、図1(a)中に示した切断線A−A´に沿って切断した液晶表示装置の断面図である。また、本発明の液晶表示装置は、携帯用の端末装置に限らず、テレビなどの据え置き型の液晶表示装置、ファックス機器、デジタルカメラなどの電子機器にも幅広く適用できることは勿論である。
液晶パネル2は、TFT(Thin Film Transistor)アレイ基板21、対向基板としてのカラーフィルタ基板22、FPC基板23、上偏光板24および下偏光板25を含んでいる。
TFTアレイ基板21は、透明なガラス基板上に、スイッチング素子であるTFTがマトリクス状に形成された基板である。カラーフィルタ基板22は、透明なガラス基板上に、例えば、赤、緑、青の3色のフィルタ層が形成された基板である。TFTアレイ基板21は、カラーフィルタ基板22より突出した額縁部211を有している。額縁部211の上にはFPC基板23が設けられている。FPC基板23は、額縁部211に設けられた図示しないドライバ回路と、このドライバ回路を制御する図示しない制御回路などを接続する可撓性を有する基板である。なお、TFTアレイ基板21とカラーフィルタ基板22との間には、図示しない液晶層が狭持されている。
上偏光板24は、液晶層からの楕円偏光を直線偏光として通過させる光学フィルムであって、カラーフィルタ基板22の上面に設けられている。また、下偏光板25は、後述するバックライト装置3からの光を直線偏光として通過させる光学フィルムであって、TFTアレイ基板21の下面に設けられている。
バックライト装置3は、導光板31、第1のプリズムシート32、第2のプリズムシート33、反射板34、FPC基板35およびLED36を含んでいる。
導光板31は、導光板31の側面に設けられた光入射面311に、後述するLED36からの光を入射し、入射された光を導光板31の光反射面で多方向へ反射させ、反射された光を光出射面から均一な光として液晶パネル2側に出射するものである。第1のプリズムシート32および第2のプリズムシート33は、導光板31から出射された光の輝度を向上させるものであって、導光板31の上面にそれぞれ設けられている。反射板34は、LED36からの光を液晶パネル2側の方向に向けて反射させるものであって、導光板31の下面に設けられている。なお、図1では、導光板31は、厚さを均一にして示しているが、光入射面311側から幅方向に沿って厚みを小さくするようにしてもよいし、逆に、光入射面311側から幅方向に沿って厚みを大きくするようにしてもよい。
FPC基板35は、ポリイミドフィルムやポリエステルフィルムなどを用いたベースフィルムの片面または両面に銅箔などの導体配線パターンをキャスト法やラミネート法などで形成し、この導体配線の上に絶縁性フィルムを形成した可撓性を有する基板である。FPC基板35は、LED配設部351(光源部品配設部)と、U字状部352(屈曲部)と、幹線部353とから構成されている。幹線部353は、図1に示すように、L字形状に形成され、その一端が、液晶パネル2のFPC基板23と同方向へ引き出されている。LED配設部351は、幹線部353において導光板31の光入射面311に沿って延伸する部分から、光入射面311側へ突出して島状に形成され、それぞれにLED36が搭載される。U字状部352は、LED配設部351と幹線部353との間に設けられ、FPC基板35を、導光板31の厚み方向(図1では反射板34側の方向)に断面U字状に屈曲させて形成されている。幹線部353は、後述する筐体4の側壁41に接着剤などの接着手段を用いて固定されている。このため、LED配設部351は、U字状部352からの伸びようとする弾性力により、光入射面311側に弾性力が付与されるようになる。また、U字状部352の幅は、屈曲し易いように、LED配設部351の幅よりも狭く形成されている。なお、U字状部352は、導光板31の厚み方向に屈曲させているので、導光板31の幅方向に屈曲させるよりも、空いたスペースを効率よく利用することができる。
光源部品としてのLED36は、光入射面311側に一列に並べてFPC基板35のLED配設部351の上に配設されている。LED36は、FPC基板35において電源ラインを形成する配線を介して電力が供給され、これによって点灯する。LED36は、ディップ型のLEDであってもよいが、ディップ型のLEDは実装のためにFPC基板35にスルーホールを形成する必要がある。そこで、本発明の実施形態におけるLED36では、FPC基板35への取り付けの容易性を考慮して、表面実装型のLEDが用いられている。なお、図1では、説明の便宜上、LED36が3個それぞれLED配設部351に配設されている場合を例示しているが、当然ながら、液晶表示装置1の用途に応じて、LED36が1個のみ配設されていてもよいし、複数個配設されていてもよい。
筐体4は、樹脂または金属のフレームにより形成されており、液晶パネル2とバックライト装置3とを側壁41を挟んで収納している。これにより、本発明の実施形態における液晶表示装置1が構成される。
続いて、屈曲部としてのFPC基板35におけるU字状部352について、図2に基づき詳細に説明する。なお、図2は、U字状部352を拡大して示した図面である。
図2に示すように、FPC基板35は、導光板31の厚み方向に断面U字状に屈曲させて形成されているU字状部352を有している。また、幹線部353は、側壁41に接着剤などの接着手段を用いて固定されている。このため、U字状部352により、LED配設部351に配設されたLED36は、図2の矢印Bに示す方向、すなわち、導光板31の光入射面311側に弾性力が付与されるようになる。なお、FPC基板35は、屈曲させ易いように、厚さは0.2mm以下であることが好ましい。
また、U字状部352における導光板31の厚み方向の長さ(撓み量H)は、LED配設部351に配設されたLED36が光入射面311側に弾性力を付与されるように設定されていればよいが、次のように設定されていると好ましい。すなわち、本発明の実施形態において、撓み量Hは、LED36における導光板31の厚み方向の長さ(LED36の高さL)よりも短く設定されている。一般に、LED36の高さLは、1mm程度であるため、撓み量Hは、1mm以下に設定されている。このように形成すると、LED配設部351に配設されたLED36は、光入射面311側に、より強い弾性力を付与されるようになる。
また、LED配設部351に配設されたLED36が光入射面311側に弾性力を付与するように形成されていれば、上記のようなU字状部352の代わりに、図3に示すように、断面W字状に屈曲させて形成されているW字状部354を有していてもよい。W字状部354においても、上記のU字状部352と同様、W字状部354における導光板31の厚み方向の長さ(撓み量H)は、LED36の高さLよりも短く設定されていることが好ましい。なお、LED配設部351に配設されたLED36が光入射面311側に弾性力が付与されるような構成であれば、上記のようなU字状部352、W字状部354に代えて、例えば、バネ状のように形成してもよい。すなわち、弾性力を付与できる形状であれば、任意の形状とすることができる。
次に、FPC基板35をバックライト装置3に組み込む際の組み込み方法について、図4および図5に基づき詳細に説明する。なお、図4は、FPC基板35にU字状部352を形成するための折り目を付けた図面、図5は、FPC基板35にW字状部354を形成するための折り目を付けた図面である。
図4に示すように、FPC基板35に、第1の折り目355、第2の折り目356および第3の折り目357を形成する。そして、第1の折り目355および第3の折り目357を導光板31の一方の厚み方向、すなわち、液晶パネル2側に屈曲させるとともに、第2の折り目356を導光板31の他方の厚み方向、すなわち、反射板34側に屈曲させる。このように屈曲させると、図2に示すように、導光板31の厚み方向に断面U字状に屈曲して形成されたU字状部352が形成される。そして、U字状部352を形成したFPC基板35をバックライト装置3に組み込む。
また、図5に示すように、FPC基板35に、第1の折り目358、第2の折り目359、第3の折り目360、第4の折り目361および第5の折り目362を形成する。そして、第1の折り目358、第3の折り目360および第5の折り目362を導光板31の一方の厚み方向、すなわち、液晶パネル2側に屈曲させるとともに、第2の折り目359および第4の折り目361を導光板31の他方の厚み方向、すなわち、反射板34側に屈曲させる。このように屈曲させると、図3に示すように、導光板31の厚み方向に断面W字状に屈曲して形成されたW字状部354が形成される。そして、W字状部354を形成したFPC基板35をバックライト装置3に組み込む。
上記の構成において、導光板31の側面に設けられた光入射面311に対するLED36を適正な位置に調整する前と後とを、図6および図7に基づき詳細に説明する。なお、図6および図7は、U字状部352を例として説明するが、W字状部354であっても、同様の効果を得ることができるのは勿論である。
図6に示すように、FPC基板35のLED配設部351は、第1のLED配設部351a、第2のLED配設部351bおよび第3のLED配設部351cを有しており、それぞれのLED配設部351の上に、第1のLED36a、第2のLED36bおよび第3のLED36cが配設されている。ここで、第1のLED36aは、第1のLED配設部351aに配設(実装)される際、第1のLED配設部351aに対して実装のずれが生じているものとする。なお、第2のLED36bおよび第3のLED36cは、第2のLED配設部351bおよび第3のLED配設部351cに対して実装のずれが生じていないものとする。
ここで、図7に示すように、FPC基板35の一部をそれぞれ屈曲させて、第1のU字状部352a、第2のU字状部352bおよび第3のU字状部352cを形成すると、光入射面311側にそれぞれ伸びようとする弾性力が付与されるようになる。このため、光入射面311に、LED配設部351に配設されたLED36が接触するようになる。すなわち、第1のLED36aは、第1のLED配設部351aに対して実装のずれが生じているが、第1のU字状部352aの伸びようとする弾性力により、光入射面311に接触するようになる。また、第2のLED36bまたは第3のLED36cにおいても、第2のU字状部352bまたは第3のU字状部352cの伸びようとする弾性力により、光入射面311に接触するようになる。それゆえ、LED36と光入射面311との位置関係にばらつきが生じず、バックライト装置3の輝度が均一となり、液晶パネル2の輝度にばらつきが生じることもない。
以上に述べたように、本発明の実施形態におけるバックライト装置3およびそれを用いた液晶表示装置1においては、導光板31の側面に設けられた光入射面311に、可撓性を有するFPC基板35に配設されたLED36からの光が入射するバックライト装置3において、この光入射面311側に弾性力が付与されるように、FPC基板35の一部が導光板31の厚み方向に屈曲されている屈曲部が形成されている。これにより、従来の構成のように、導光板31の高さ方向に屈曲させず、導光板31の厚み方向に屈曲させているため、省スペース化を図ることができる。その結果、導光板31に対するLED36を容易に適正な位置に保つことができ、液晶パネル2の輝度のばらつきをなくすとともに、省スペース化を図ることができる。
なお、本発明の実施形態では、FPC基板をU字状またはW字状に屈曲させて形成させた例について説明したが、一方の屈曲部をU字状に屈曲させるとともに、他方の屈曲部をW字状に屈曲させて形成させてもよい。また、一つの屈曲部をU字状に屈曲させるとともに、W字状に屈曲させて形成させてもよい。
また、本発明の実施形態では、FPC基板をU字状またはW字状に屈曲させて形成させた後に、その屈曲させたFPC基板をバックライト装置に組み込む例について説明したが、FPC基板をバックライト装置に組み込んだ後に、FPC基板をU字状またはW字状に屈曲させて形成させてもよい。また、FPC基板を屈曲させる方法は、バックライト装置を組み込む作業者が手作業により行ってもよいし、屈曲機のような機械などで自動的に屈曲させてもよい。
さらに、本発明の実施形態では、導光板の一つの側面に設けられた光入射面にLEDからの光が入射する例について説明したが、導光板の複数の側面に設けられた光入射面にLEDからの光が入射するようにしてもよい。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
以上のように、本発明は、導光板に対する光源部品を容易に適正な位置に保つことができ、液晶パネルの輝度のばらつきをなくすとともに、省スペース化を図ることができるバックライト装置およびそれを用いた液晶表示装置などに適用できる。
図1(a)は、本発明の実施の形態における液晶表示装置を正面から見た図、図1(b)は、図1(a)中に示した切断線A−A´に沿って切断した液晶表示装置の断面図である。 上記液晶表示装置のバックライト装置において、屈曲部(U字状部)を拡大して示した図である。 上記液晶表示装置のバックライト装置において、屈曲部(W字状部)を拡大して示した図である。 フレキシブル配線基板に図2における屈曲部(U字状部)を形成するための折り目を付けた図である。 フレキシブル配線基板に図3における屈曲部(W字状部)を形成するための折り目を付けた図である。 上記バックライト装置の導光板の側面に設けられた光入射面に対する光源部品を適正な位置に調整する前の図である。 上記バックライト装置の導光板の側面に設けられた光入射面に対する光源部品を適正な位置に調整した後の図である。 図8(a)は、従来からの液晶表示装置を正面から見た図、図8(b)は、図8(a)中に示した切断線A−A´に沿って切断した液晶表示装置の断面図である。 上記従来の液晶表示装置のバックライト装置における発光部品とフレキシブル配線基板とが実装のずれを生じていることを示した図である。
符号の説明
1 液晶表示装置
2 液晶パネル
3 バックライト装置
31 導光板
311 光入射面
35 フレキシブル配線基板
351 LED配設部(光源部品配設部)
352 U字状部(屈曲部)
353 幹線部
354 W字状部(屈曲部)
36 LED(光源部品)

Claims (9)

  1. 導光板の側面に設けられた光入射面に、可撓性を有するフレキシブル配線基板に配設された光源部品からの光が入射するバックライト装置において、
    前記光入射面側に弾性力が付与されるように、前記フレキシブル配線基板の一部に前記導光板の厚み方向に屈曲されている屈曲部が形成されていることを特徴とするバックライト装置。
  2. 前記光源部品が、前記フレキシブル配線基板の幹線部から突出して形成された光源部品配設部に配設され、
    前記光源部品配設部と前記幹線部との間に前記屈曲部が形成されており、
    前記屈曲部からの前記光入射面側への弾性力により、前記光源部品が前記光入射面に押圧されている請求項1に記載のバックライト装置。
  3. 前記屈曲部の幅は、前記光源部品配設部の幅よりも狭い請求項2に記載のバックライト装置。
  4. 前記屈曲部は、前記フレキシブル配線基板の一部をU字状に屈曲させて形成されている請求項1〜3のいずれか一項に記載のバックライト装置。
  5. 前記屈曲部は、前記フレキシブル配線基板の一部をW字状に屈曲させて形成されている請求項1〜3のいずれか一項に記載のバックライト装置。
  6. 前記屈曲部における前記導光板の厚み方向の長さは、前記光源部品における前記導光板の厚み方向の長さよりも短い請求項1〜5のいずれか一項に記載のバックライト装置。
  7. 前記フレキシブル配線基板の厚みが0.2mm以下である請求項6に記載のバックライト装置。
  8. 前記光源部品は、発光ダイオードである請求項1〜7のいずれか1項に記載のバックライト装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載のバックライト装置と、
    前記バックライト装置の前面に設けられる液晶パネルとを備える液晶表示装置。
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