JP2009110732A - 端子台 - Google Patents

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Abstract

【課題】ハウジングが端子台取付部材に水平面に対して傾斜した形で取り付けられたときに、電線を伝ってハウジング内に侵入する水等を排出することでトラッキングを起こすことを防止できる端子台を提供することにある。
【解決手段】端子台1は、電線(図示せず)が挿入される電線挿入口24を備えた樹脂製のハウジング2と、2個の端子部34と負荷接続端子部33とが一直線上に配置され連結片32aにより連結された導電金具32とを備える。そして、ハウジング2内にはハウジング2の周壁と仕切壁12a,12bとで囲まれた3つの収納室13a,13b,13cそれぞれに導電金具31,32,32が配設され、導電金具32の負荷接続端子部(端子部)33を覆う負荷端子台部(第1の端子台部)5には導電金具32の連結片32aを覆う連結部43dと連続する形で傾斜壁30aが形成され、傾斜壁30aに、水抜き孔37が2つ穿設されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、照明器具などに用いられる端子台に関するものである。
従来から、電線に弾接して鎖錠する鎖錠片を有する端子部をハウジング内に収納し、ハウジングに設けた電線挿入口から挿入される電線を鎖錠片に接続するようにした端子台が提案されている(特許文献1参照)。
ここにおいて、上述の特許文献1に開示された端子台1’は、図8に示すように、一面(図8の上面)が開放された樹脂製のボディ10’とボディ10’の開口側からボディ10’の周壁外周を囲む形に覆着される樹脂製のカバー20’とを結合することによりハウジング2’が形成されるものであり、電線挿入口24’を通してハウジング2’内に導入された電線に弾接して鎖錠する鎖錠片35d’を有する端子部34’と、ハウジング2’の周壁のうち電線挿入口24’の開口面を形成する導入壁23b’とは交差する傾斜壁23a’に配置され電線の鎖錠状態を解除させる解除用レバー部25’とを備えている。また、端子台1’のカバー20’は、一面(図8の上面)に電源端子台部3’,4’と負荷端子台部5’が順に配列した構造を有している。そして、負荷端子台部5’の上面は段差がなく電源端子台部4’の傾斜壁23a’の一端から連続した平面30’で構成されている。
特許第3608419号公報
しかしながら、図8に示すような構成の端子台1’では、端子台1’を図9に示すように、傾斜天井に取り付けられた器具本体Eに水平面に対して傾斜した形で取り付けられたときに、端子台1’に接続した電線C3を伝ってハウジング2’内に水等が侵入し、ハウジング2’内に浸入した水等が原因で端子台1’がトラッキングによる絶縁破壊を起こす恐れがあった。
本願発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、ハウジングが端子台取付部材に水平面に対して傾斜した形で取り付けられたときに、電線を伝ってハウジング内に侵入する水等を排出することでトラッキングを起こすことを防止できる端子台を提供することにある。
請求項1の発明は、電線が挿入される電線挿入口を備えた樹脂製のハウジングと、電線挿入口を通してハウジングに導入された電線に弾接して鎖錠する鎖錠片を有する少なくとも2個の端子部が一直線上に配置され連結片により連結された複数の導電金具とを備え、ハウジング内にはハウジング内を複数の収納室に仕切るための仕切壁が突設されハウジングの周壁と仕切壁とで囲まれた複数の収納室それぞれに導電金具が配設され、ハウジングの導電金具の長手方向の端部に位置する端子部を覆う第1の端子台部と導電金具の他の端子部を覆う第2の端子台部とのうち第1の端子台部には導電金具の連結片を覆う連結部と連続する形で傾斜壁が形成され、当該傾斜壁に、ハウジング内に侵入する水を排出するための水抜き孔が少なくとも1つ穿設されてなることを特徴とする。
この発明によれば、ハウジングが端子台取付部材に水平面に対して傾斜した形で取り付けられたときに、電線を伝ってハウジング内に進入した水等は第1の端子台部に形成された傾斜壁に穿設された水抜き孔から排出されることにより、端子台がトラッキングを起こすことを防止することができる。また、水抜き孔を傾斜壁に形成するので、水抜き孔をハウジングの底面に対して直交する垂直壁に形成する場合に比べて、樹脂製のハウジング用の成形金型の構造を簡易にでき、当該成形金型を壊れにくいものとすることができる。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記傾斜壁の途中に段部を設けることにより前記傾斜壁を2段に形成したことを特徴とする。
この発明によれば、樹脂製のハウジング用の成形金型の構造を簡易にでき、当該成形金型を壊れにくいものとすることができる。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2の発明において、前記傾斜壁に穿設された前記水抜き孔が矩形状であることを特徴とする。
この発明によれば、水抜き孔の形状が矩形状であるため樹脂製のハウジング用の成形金型の構造を簡易にでき、かつ、当該樹脂製のハウジングに使用すべき樹脂の量を少なくすることができる。
請求項4の発明は、請求項1乃至3の発明において、前記傾斜壁に穿設された前記水抜き孔は、前記導電金具の投影領域に位置することを特徴とする。
この発明によれば、前記導電金具の長手方向の端部に位置する前記端子部における電線の鎖錠状態を前記第1の端子台部の前記傾斜壁に穿設された水抜き孔から目視で確認することができる。
請求項5の発明は、請求項1乃至4の発明において、前記導電金具の長手方向の前記一端側に位置する前記端子部は、前記ハウジングの底面に沿って配置された主片と、主片の一端側を折曲し前記ハウジングの前記周壁に沿って形成され、前記第1の端子台部に設けられた前記電線挿入口に対応した部位に前記電線挿入口から挿入される電線が導入される導入孔が穿設された立上片と、前記鎖錠片であって導入孔の前記傾斜壁に近い方の一端側に連続し主片に近づくほど立上片から離れるように傾斜した前記鎖錠片とを備え、前記傾斜壁は、前記鎖錠片の先端部が過大に変位するのを防止する過可動防止部を兼ねていることを特徴とする。
この発明によれば、前記導電金具の長手方向の端部に位置する前記端子部に接続された電線の鎖錠状態を解除するときに前記第1の端子台部に形成された前記傾斜壁が過可動防止部を兼ねており、前記鎖錠片の一部と当接することにより当該先端部が過大に変位するのを阻止するので、前記端子部が破壊するのを防止することができる。
請求項6の発明は、請求項5の発明において、前記傾斜壁は、前記鎖錠片の先端部を前記端子部が破壊しない最大可動範囲まで変位させたときに前記鎖錠片の一部が当接するように形成されてなることを特徴とする。
この発明によれば、前記導電金具の長手方向の端部に位置する前記端子部を覆う前記第1の端子台部に形成された前記傾斜壁は、前記鎖錠片の前記先端部を前記端子部が破壊しない最大可動範囲まで可動させたときに前記鎖錠片の一部に当接するので、前記端子部に接続することができる電線の最大外周径を前記鎖錠片の当該最大可動範囲に対応した大きさ以下に規制することができる。
請求項1の発明によれば、ハウジングが端子台取付部材に水平面に対して傾斜した形で取り付けられたときに、電線を伝ってハウジング内に進入した水等は第1の端子台部に形成された傾斜壁に穿設された水抜き孔から排出されることにより、端子台がトラッキングを起こすことを防止することができる。
本実施形態の端子台1の基本構成を図1乃至図6に示す。
ハウジング2は、一面(図1の上面)が開放された樹脂製のボディ10と、一面(図1の下面)が開放されたボディ10の開口側からボディ10の周壁外周を囲む形に覆着される樹脂製のカバー20とを結合して形成される。ボディ10の周壁外側面には5箇所に組立爪11が突設され、カバー20の周壁には各組立爪11それぞれに嵌合する組立孔21が5箇所に形成され、組立爪11を組立孔21に嵌合させることにより、ボディ10とカバー20とが結合される。ハウジング2には2つの電源端子台部(第2の端子台部)3,4と負荷端子台部(第1の端子台部)5とが順に配列されている。なお、2つの電源端子台部3,4のうちの一方は電源からの電線を接続するために設けられ、他方は送り配線用の電線を接続するために設けられている。通常は電源端子台部3に電線C1(図3参照)を接続し、電源端子台部4に送り配線用の電線C2(図3参照)を接続する。
ボディ10は長方形の1つの角部を矩形状に切欠した形状の底面を有する薄箱状に形成されている。つまり、ボディ10は直方体の一面に突部を突設した形状に形成されており、この突部が負荷端子台部5に対応する部分になる。ボディ10の内部空間は長手方向(負荷端子台部5の突出方向)に延長された2枚の仕切壁12a,12bによって3つの収納室13a〜13cに仕切られている。一方の仕切壁12aはボディ10の幅方向において負荷端子台部5を突設している側と残りの側とを仕切るように設けられ、他方の仕切壁12bは負荷端子台部5を突設している側の内部空間を幅方向において2分するように設けられている。つまり、仕切壁12aとボディ10の周壁とに囲まれる収納室13aと、両仕切壁12a,12bの間の収納室13bと、仕切壁12bとボディ10の周壁とに囲まれる収納室13cとが形成される。また、収納室13b,13cには、ボディ10の長手方向において負荷端子台部5に対応する部分と残りの部分とを仕切る仕切台14も設けられている。
カバー20の周壁はボディ10の周壁外周に沿った形で形成されており、カバー20においてボディ10の開口部を覆う底板には、各電源端子台部3,4が形成されており、各電源端子台部3,4は、負荷端子台部5から離れる向きにおいて突出量が多くなるように傾斜した傾斜壁23aと当該傾斜壁23aにおける負荷端子台部5から遠いほうの一端縁に連続し負荷端子台部5から離れる向きにおいて突出量が少なくなるように傾斜した導入壁23bとを有する。また、電源端子台部3,4の間には連結部43cが形成され、電源端子台部4と負荷端子台部5との間には連結部43dが形成されており、各連結部43c,43dは、電源端子台部3,4の傾斜壁23a及び導入壁23bが突出した側にボディ10の底面と略平行する第1の水平面23c,第2の水平面23dを有する。ここで、各連結部43c,43dは、第1の水平面23c,第2の水平面23dと直交する方向の厚さがハウジング2の他の部分における同方向の厚さに比べて薄く形成されている。各導入壁23bには、電線C1,C2を挿入するための3個の電線挿入口24が開口する。ここで、各電源端子台部3,4には、傾斜壁23aから導入壁23bに亘って解除用レバー部25をカバー20に対して可動自在とするための長孔41が貫設されている。そして、解除用レバー部25が、当該長孔41それぞれに解除用レバー部25の長手方向の一端部と導入壁23bとが長孔41において負荷端子台部5側と反対側の一端部で連続する形で形成されている。ここで、端子台1は、図7に示すような傾斜天井に取り付けられた照明器具の器具本体Eやプリント基板(図示せず)等の端子台取付部材にボディ10の底面が当接する形で取り付けられる。つまり、ボディ10の底面が端子台取付部材への取付面E1となる。
ここで、2つの電源端子台部3,4に設けられた電線挿入口24,24には、図2に示すように、上述の電源に接続される電線C1或いは送り配線用の電線C2が接続される。
また、図6に示すように、負荷端子台部5の先端面には2個の電線挿入口15,15がハウジング2の短手方向に並設されている。また、負荷端子台部5の先端面には突台部29が突設されており、突台部29には、電線挿入口15,15の並設方向に解除孔29a,29aが穿設されている。解除孔29aの機能については後述する。なお、電線挿入口15には電線C3(図3参照)が接続される。
更に、図3乃至図6に示すように、カバー20の長手方向の両側の外側面には、ボディ10との結合時にボディ10の底面よりも突出する取付脚26,26が設けられている。ここで、一方の取付脚26はカバー20の負荷端子台部5に対応する部分の外側面に設けられ、他方の取付脚26はカバー20の他の外側面の略中央部に設けられている。取付脚26はそれぞれ先端ほど互いの距離を小さくするように形成された一対の脚片27,27を備え、各脚片27,27の先端部には互いの距離を大きくする向き及びカバー20から離れる向きに突出するフック27aが形成されている。各一対の脚片27,27に設けた両フック27a,27aの外側面は先端側ほど互いの距離を小さくするようにボディ10の底面に対して傾斜している。
なお、ハウジング2は、図7に示すように、照明器具の器具本体Eに貫設した取付孔(図示せず)にフック27aを挿入することによって、器具本体Eにハウジング2の取付面E1を当接させた形で器具本体Eに取り付けることができる。
接地用の導電金具31は、電線挿入口24を通してハウジング2に導入された電線C1,C2に弾接して鎖錠する鎖錠片35dを有する2個の端子部34,34が連結片31aにより連結され2個の端子部34,34が一直線上に配置された形状を有している。また、端子部34,34の間の連結片31aには接地片36が設けられており、接地片36はボディ10とカバー20とが結合したときにボディ10の周壁に設けた切欠溝10bを通してボディ10の裏面側に突出する。なお、2個の端子部34,34に鎖錠された電線C1,C2は、端子台1の電源端子台部3,4が配列された一面側からドライバ等の解除用具Dを解除操作部25bに押し当てて、解除操作部25bを傾斜壁23aと直交する方向で変位させることにより電線C1,C2の鎖錠状態が解除される。
一方、電圧用の導電金具32は、2個の端子部34,34と電線挿入口15を通してハウジング2に導入される電線C3に弾接して鎖錠する鎖錠片33dを有する端子部(以下、負荷接続端子部という)33とが連結片32aにより連結されて一直線上に配置された形状を有する。つまり、電圧用の導電金具31の長手方向の端部に負荷接続端子部33が位置することになる。また、各収納室13b,13cに配置される電圧用の導電金具32,32は、仕切壁13bを対称面としたときにボディ10の短手方向で略対称となるように形成されている。ここで、電線挿入口15を通してハウジング2内に導入される電線C3の挿入方向は電圧用の導電金具32の長手方向と略一致する。
ここで、負荷接続端子部33は、ボディ10の底面に沿って配置され一端部が連結片32aと連続して形成された主片33aの他端部を折曲してなる立上片33bと、立上片33bに穿設された矩形状の導入孔33cと、導入孔33cの主片33aから離れた一辺に基端部33eが連続して設けられた鎖錠片33dとから構成される。ここで、鎖錠片33dは、主片33aに近づくほど立上片33bから離れるように傾斜した形で設けられている。電線C3が導入孔33cに対して電圧用の導電金具32の長手方向から挿入され、当該電線C3に鎖錠片33dの先端部33fが弾接することによって電線C3が負荷接続端子部33に鎖錠される。なお、電線C3の鎖錠状態を解除するには上述の解除孔29aに適当な解除用治具を挿入すればよい。
ところで、図1に示すように、ボディ10に設けた収納室13aには接地用の導電金具31が収納され、収納室13b,13cにはそれぞれ電圧用の導電金具32,32が収納される。そして、ボディ10の開口側からボディ10の周壁外周を囲む形にカバー20が覆着される。このとき、電源端子台部3,4が導電金具32の端子部34,34を覆い、負荷端子台部5が導電金具32の負荷接続端子部33を覆うことになる。そして、連結部43c,43dそれぞれが導電金具32の連結片32a,32aを覆うことになる。
上述の負荷端子台部5は、第2の水平面23dから電源端子台部3,4の傾斜壁23a及び導入壁23bの突出方向と同じ方向へ突出した側に、第2の水平面23dと平行な段部30c,30dを有している。そして、段部30c及び段部30dは、電源端子台部3,4側から順に配列している。ここで、段部30cと第2の水平面23dとの間には、2箇所に負荷端子台部5の突出方向に突出量が多くなる形で傾斜壁30a,30aが形成され、段部30cと段部30dとの間に傾斜壁30bが形成されている。つまり、負荷端子台部5の第2の水平面23d側に傾斜壁30a,30bが2段に形成されている。ここで、傾斜壁30a,30aには矩形状の水抜き孔37,37が穿設されている。しかして、端子台1が図7に示すように、器具本体Eに対して傾斜した形で取り付けられたときに、ハウジング2内に電線C3を伝って侵入する水等が水抜き孔37,37を通して排出されるので、端子台1がトラッキングを起こし絶縁破壊することを防止することができる。
また、本実施形態の端子台1では、負荷端子台部5に穿設された水抜き孔37は矩形状であり、当該水抜き孔37は段部30cと第2の水平面23dとの間に負荷端子台部5の突出方向に突出量が多くなる形で傾斜した傾斜壁30aに穿設されている。従って、例えば第2の水平面23dと段部30dとの間をボディ10の底面に対して直交する面で形成し、当該垂直な面内に円弧形状の水抜き孔を穿設する場合に比べて樹脂製のハウジング2用の成形金型の構造を簡易にすることができ、当該成形金型を壊れにくいものとすることができる。更に、樹脂製のハウジング2に使用する樹脂の量を少なくすることができる。
また、負荷端子台部5の傾斜壁30a,30aに穿設された水抜き孔37,37は導電金具32,32の投影領域に位置している。しかして、電線挿入口15,15に挿入された電線C3,C3(図3参照)の負荷接続端子部33における鎖錠状態を水抜き孔37,37から目視で確認することができる。
また、本実施形態の端子台1では、電線C3の鎖錠状態を解除するときには鎖錠片33dの先端部33fが基端部33eを支軸として負荷端子台部5の傾斜壁30bに近づく方向に変位させる。ここで、傾斜壁30bは、鎖錠片35dの先端部33fを変位させていくと鎖錠片35dの一部に当接することで、先端部33fの変位するのを阻止する過可動防止部を兼ねている。しかして、電線挿入口15に挿入された電線C3(図3参照)の鎖錠状態を解除するときに鎖錠片33dの先端部33fが過大に変位することにより負荷接続端子部33が破壊されるのを防止することができる。
また、負荷端子台部5の形状は、負荷接続端子部33の鎖錠片33dの先端部33fを負荷接続端子部33が破壊しない最大可動範囲まで変位させたときに鎖錠片35dの一部が傾斜壁30bに当接するように形成されているので、負荷端子台部5の電線挿入口15に挿入することができる電線C3(図3参照)の最大外周径を前記最大可動範囲に対応した大きさ以下のものに制限することができる。
本実施形態の端子台を示す分解斜視図である。 同上を示す平面図である。 同上を示す正面図である。 同上を示す下面図である。 同上を示す左側面図である。 同上を示す右側面図である。 同上の使用状態を示す図である。 従来例を示す斜視図である。 同上の使用状態を示す図である。
符号の説明
1 端子台
2 ハウジング
3,4 電源端子台部(第2の端子台部)
5 負荷端子台部(第1の端子台部)
12a,12b 仕切壁
13a,13b,13c 収納室
24 電線導入口
30a,30b 傾斜壁
30c,30d 段部
31 接地用の導電金具
32 電圧用の導電金具
31a,32a 連結片
33 端子部(負荷接続端子部)
33a 主片
33b 立上片
33c 導入孔
33d 鎖錠片
33e 基端部
33f 先端部
34 端子部
37 水抜き孔
43c,43d 連結部

Claims (6)

  1. 電線が挿入される電線挿入口を備えた樹脂製のハウジングと、電線挿入口を通してハウジングに導入された電線に弾接して鎖錠する鎖錠片を有する少なくとも2個の端子部が一直線上に配置され連結片により連結された複数の導電金具とを備え、ハウジング内にはハウジング内を複数の収納室に仕切るための仕切壁が突設されハウジングの周壁と仕切壁とで囲まれた複数の収納室それぞれに導電金具が配設され、ハウジングの導電金具の長手方向の一端側に位置する端子部を覆う第1の端子台部と導電金具の他の端子部を覆う第2の端子台部とのうち第1の端子台部には導電金具の連結片を覆う連結部と連続する形で傾斜壁が形成され、当該傾斜壁に、ハウジング内に侵入する水を排出するための水抜き孔が少なくとも1つ穿設されてなることを特徴とする端子台。
  2. 前記傾斜壁の途中に段部を設けることにより前記傾斜壁を2段に形成したことを特徴とする請求項1記載の端子台。
  3. 前記傾斜壁に穿設された前記水抜き孔が矩形状であることを特徴とする請求項1または2記載の端子台。
  4. 前記傾斜壁に穿設された前記水抜き孔は、前記導電金具の投影領域に位置することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の端子台。
  5. 前記導電金具の長手方向の前記一端側に位置する前記端子部は、前記ハウジングの底面に沿って配置された主片と、主片の一端側を折曲し前記ハウジングの前記周壁に沿って形成され、前記第1の端子台部に設けられた前記電線挿入口に対応した部位に前記電線挿入口から挿入される電線が導入される導入孔が穿設された立上片と、前記鎖錠片であって導入孔の前記傾斜壁に近い方の一端側に連続し主片に近づくほど立上片から離れるように傾斜した前記鎖錠片とを備え、前記傾斜壁は、前記鎖錠片の先端部が過大に変位するのを防止する過可動防止部を兼ねていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の端子台。
  6. 前記傾斜壁は、前記鎖錠片の先端部を前記端子部が破壊しない最大可動範囲まで変位させたときに前記鎖錠片の一部が当接するように形成されてなることを特徴とする請求項5記載の端子台。
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