JP2009110692A - 無電極放電灯を備えた照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】電磁ノイズの放射が少なく、しかも高出力可能な無電極放電灯を備えた照明器具の提供を目的とする。
【解決手段】無電極放電灯1と、照明器具本体10とを備えている。無電極放電灯1は、ループ状のバルブ2と、リング状のコア31、32と、誘導コイル4とを備えている。照明器具本体10は、導電性を有する傘体11を備え、この傘体11は、バルブ2の内側に形成された貫通孔を両側方側から覆うように配設されることによって、バルブ2から発生する電磁ノイズを吸収可能としている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ループ状のバルブに封入された放電ガスを電磁誘導により励起発光させる蛍光灯や殺菌灯などの無電極放電灯を備えた照明器具に関するものである。
従来から、バルブに封入された放電ガスを電磁誘導により励起発光させる無電極放電灯が知られている。又、無電極放電灯として、球形状のバルブを用いたものと、ループ状のバルブを用いたものとがある。球形状のバルブを用いたものにおいては、球形状バルブ自身のサイズが大きくなりすぎるなどの問題点から、2000Lm(200W程度)までの出力が上限とされている。しかし、ループ状のバルブを用いた場合には、バルブ内に放電を発生させるために閉磁路を持つコアを使用して誘導電界を供給している利点がある。そのため、灯周辺に導体が近接した場合や、複数を並べて使用した場合でも、電気特性は変化することがない。その結果、ループ状のバルブを用いた無電極放電灯を使用することで、2000Lm(200W程度)以上の高出力可能な照明器具を実現することが可能となる。
このようなループ状のバルブを用い無電極放電灯として、例えば放電ガスが封入されたループ状のバルブと、このバルブが挿通されたリング状のコアと、コアに巻回された誘導コイルと、高周波電源を含みコイルに接続された点灯回路と、電力を供給する口金とを備えたものが提案されている(特許文献1参照)。
特開2003−109548号公報
しかし、この特許文献1に記載のものにおいては、ループ状のバルブがアンテナと同様の働きをするため、電磁ノイズが発生し、その電磁ノイズが主にバルブの一側方側から他側方側に貫通するようにバルブの内側にバルブによって形成された貫通孔から、その貫通孔の中心軸方向に放射される。そのため、実使用に困難を伴うという問題点がある。尚、球形状のバルブを使用した場合、上記のループ状のバルブの場合に比べて電磁ノイズが少なく実用性も高まるが、上述のように、2000Lmを超える高出力のものを実現することが困難である。
本発明は、電磁ノイズの放射が少なく、しかも高出力可能な無電極放電灯を備えた照明器具の提供を目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の請求項1は、ループ状のバルブが挿通したリング状のコアに誘導コイルが巻回され、その巻回された誘導コイルに高周波電流を流すことにより、前記バルブに封入された放電ガスを電磁誘導によって励起発光させる無電極放電灯を備えた照明器具であって、前記バルブの一側方側から他側方側に貫通するようにそのバルブの内側にバルブによって区画形成された貫通孔をその両側方側から覆うように配設された導電性を有する傘体が設けられていることを特徴とする無電極放電灯を備えた照明器具を提供するものである。
請求項2のように、前記傘体の軸方向の一端側には、電灯保持部材が設けられ、前記無電極放電灯は、前記コアと前記傘体とが熱伝達可能に接続されるようにして前記電灯保持部材に保持されていることが好ましい。
請求項3のように、前記無電極放電灯を、複数個有し、前記無電極放電灯のバルブは、夫々、前記貫通孔同士が対向するように配設されていることが好ましい。
請求項4のように、前記無電極放電灯を、n個(nは3以上の整数)有し、前記無電極放電灯のバルブは、夫々、バルブの軸を含む平面によりほぼ正n角柱を形成するように、配設されていることが好ましい。
請求項5のように、前記無電極放電灯を、複数個有し、前記複数個の無電極放電灯は、夫々のバルブから生じる電磁ノイズの位相にずれを起こすように、夫々の誘導コイルに電流が印加されるよう構成されていることが好ましい。
請求項1によれば、無電極放電灯として、ループ状のバルブが挿通したリング状のコアに誘導コイルが巻回されたものを用いるため、球形状のバルブを使用した場合よりも高出力可能なものにできる。
又、導電性を有する傘体を、バルブの一側方側から他側方側に貫通するようにバルブの内側に形成された貫通孔を、その両側方側から覆うように配設するため、その貫通孔からその両側方側に放射される電磁ノイズを傘体で吸収できる。これにより、電磁ノイズの放射を抑えることができ、電磁ノイズの放射の少ないものにできる。
請求項2によれば、無電極放電灯を、コアと傘体とを熱伝達可能に接続するようにして、傘体の軸方向の一方側に設けた電灯保持部材に保持しているため、コアから生じる熱を傘体から放出でき、放熱を促進できる。
請求項3によれば、無電極放電灯のバルブは、貫通孔同士が対向するように配設されているため、各バルブから生じる電磁ノイズ同士が互いに打ち消し合って減衰し電磁ノイズを弱めることができる。これにより、より効率良く、電磁ノイズを抑えることができる。
請求項4によれば、n個からなる無電極放電灯のバルブは、夫々、バルブの軸を含む平面によりほぼ正n角柱を形成するように、配設されているため、各バルブから生じる電磁ノイズ同士が互いに打ち消し合って減衰し電磁ノイズを弱めることができる。これにより、より効率良く、電磁ノイズを抑えることができる。
請求項5によれば、n個の無電極放電灯は、夫々のバルブから生じる電磁ノイズの位相にずれを起こすように夫々の誘導コイルに電流が印加されるため、夫々のバルブから生じる電磁ノイズが打ち消し合って減衰し電磁ノイズを更に弱めることができる。これにより、より一層、効率良く電磁ノイズを抑えることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、第1実施形態の無電極放電灯を備えた照明器具の概略図、図2は、図1の平面図である。
本発明の無電極放電灯を備えた照明器具100は、無電極放電灯1と、照明器具本体10と、それらの無電極放電灯1とノイズ吸収部材10とを取り付けた取付部材5とを備えている。
無電極放電灯1は、バルブ2と、カプラ部3と、誘導コイル4とを備えている。バルブ2は、ガラス等の透光性材料からなる管状のものから構成されている。この実施形態のバルブ2は、平行に並べられたほぼ真っ直ぐな長尺状の一対の第1直管部21及び第2直管部22と、それらの直管部21、22より長さの短いU字状(湾曲状)の一対の第1湾曲管部23及び第2湾曲管部24とから構成されており、これらによって、全体形状が、閉じたループ状(閉ループ状)のものであって、上下方向の長さが左右方向の長さよりも長い細長状のものとされている。
また、それらの第1直管部21、第2直管部22、第1湾曲管部23及び第2湾曲管部24とにより囲まれるようにして、バルブ2の内側にバルブ2の一側方側(図の前方側)から他側方側(図の後方側)に貫通するように区画された細長状の貫通孔9が形成されている。又、上記第1湾曲管部23には、最冷部25が備えられている。
バルブ2の内面には、図示しないが、蛍光体が塗布されている。また、このバルブ2の内部には、不活性ガス、金属蒸気等の放電ガスが封入されている。不活性ガスとしては、例えばネオン、アルゴン、クリプトン、キセノンが挙げられる。また、金属蒸気としては、例えば水銀、ナトリウム、カドミウム、亜鉛等を挙げることができる。
カプラ部3は、2つの同一構成を採る第1コア31及び第2コア32を備えている。これらの第1コア31及び第2コア32は、フェライト材(MnZn)から構成されている。又、第1コア31及び第2コア32は、バルブ2の第1直管部21、第2直管部22の夫々の径よりも径大な孔33を有するリング状のものからなる。
そして、このように構成された第1コア31は、孔33にバルブ2の第1直管部21が挿通されるようにして、バルブ2における第1直管部21の一端側(図1の下端側)に配設されている。一方、第2コア32は、孔33に第2直管部22が挿通されるようにして、第2直管部22の一端側に配設されている。
誘導コイル4は、第1コア31及び第2コア32の夫々の一部に、巻回されている。尚、誘導コイル4の巻き数および巻き方向は、バルブ2内に放電が発生し維持し得るように設定されている。
照明器具本体10は、傘体11と、傘体11の一端側(図1の下側)に配設された無電極放電灯1を保持する電灯保持部材15(図2に図示)と、無電極放電灯1の図の下側に配設された点灯機構部12とを備えている。
傘体11は、アルミニウム、鉄などの金属製の導電性を有するものから構成され、図1の上方側(他端側)に行くに従い漸次径が大きくなり、その上端に光照射口14を備えている。又、この実施形態の傘体11の内面は、バルブ2からの光を受けて光照射口14側に反射するとともに、バルブ2から生じる電磁ノイズを吸収する。
尚、図1では、説明の都合上、傘体11を透して内側の無電極放電灯1を現しているが、傘体11は不透明なものであり、実際は傘体11の内側の無電極放電灯1は傘体11によって覆い隠されている(後述の図3、図4、図7において同じである。又、後述のケーシング12aも同様である)。
電灯保持部材15は、金属製の板状のものから構成されている。そして、電灯保持部材15は、傘体11から図の下方側に一体的に延設された円筒状のケーシング12aの内周壁に、その左右の両端が当接するようにしてボルト等の固定手段によって固定されている。
点灯機構部12は、高周波電源を含み誘導コイル4と接続された点灯回路16、更には、図示しないが電源コード等を備えている。
次に、取付部材5について説明する。この実施形態の取付部材5は、取付本体片51と挟持片52との2つの金属製板状の弾性を有するものから構成されている。取付本体片51は、ほぼU字状を呈しており、内周側に、第1コア31及び第2コア32を保持している。
挟持片52は、第1コア31及び第2コア32を保持した取付本体片51に、両端が係止され、その係止に際して、第1コア31及び第2コア32を押圧し、これにより、取付本体片51と挟持片52とで第1コア31及び第2コア32を挟持している。
そして、このように構成された取付部材5は、第1コア31及び第2コア32を挟持した状態で、取付本体片51の両端側に設けられた固定片53が電灯保持部材15に固定ボルト7(図示せず)によって固定され、この固定によって、無電極放電灯1が照明器具本体10の電灯保持部材15に保持される。
そして、この保持状態では、無電極放電灯1のバルブ2の長手方向が傘体13の軸方向にほぼ合致し、上述のバルブ2の内側にバルブ2の一側方側から他側方側に貫通するようにバルブ2によって区画形成された貫通孔9のその両側方、即ち、貫通孔9の中心軸方向(図2のX―X)の両側を、貫通孔9の上端から下端に至る全体に渡って傘体13に覆われた状態になっている。
以上のように構成された照明器具100は、照明器具本体10の点灯機構部12から、無電極放電灯1の誘導コイル4に電圧が印加されると、その電圧により誘導コイル4の周りに電磁場が発生し磁界が形成される。また、その磁界はバルブ2内に閉ループの電界を生成する。そして、この電界は、バルブ2内に放電を生成して放電電流を流し、これにより、バルブ2が点灯する。
その際、バルブ2から放射ノイズが発生し、主に上記貫通孔9の中心軸方向(図2のX―X)に放射される。しかし、その中心軸方向の両側が傘体13に覆われているため、放射ノイズが傘体13に当たって吸収される。又、バルブ2からの光の内、傘体13の方向に照射されたものは、傘体13に当たって光照射口14側に反射され、光照射口14から前方に照射される。これにより、傘体13によって放射ノイズが吸収されて弱められると共に、バルブ2からの光を効率的に照射できる。
又、無電極放電灯1の第1コア31及び第2コア32と、金属製の傘体13とが、金属製の取付部材5、金属製の電灯保持部材15、および金属製のケーシング12aを介して接続されているため、第1コア31及び第2コア32に生じる熱を効果的に傘体13から放熱できる。
尚、上記第1実施形態では、2つの第1コア31と第2コア32とを設けるとともに、それらを保持した2つの取付部材5によって無電極放電灯1を照明器具本体10に固定しているが、この形態のものに限らず、例えば図3に示すようにコア131を1つだけ設けるとともに、そのコア131を保持した1つの取付部材5によって無電極放電灯1を照明器具本体10に固定したものとし、あるいは、コアおよび取付部材を3つ以上設けたものから構成しても良く、適宜変更できる。
次に、第2実施形態について、図4〜図7に基づいて説明する。第2実施形態の照明器具200は、2つの無電極放電灯201を備えている。
又、照明器具本体10は、無電極放電灯201を夫々、保持する2つの電灯保持部材215を備えている。この第2実施形態における各無電極放電灯201は、先の第1実施形態のものと同構成を採っている。
電灯保持部材215は、夫々、先の第1実施形態のものとほぼ同構成を採っており、ケーシング12a内に、ほぼ平行に並べられるようにしてケーシング12aの内周壁に当接した状態で取り付けられている。
そして、これらの電灯保持部材215に、夫々、無電極放電灯201が、先の第1実施形態と同様に、取付部材5を介して保持されている。そして、この保持状態では、2つの無電極放電灯201のバルブ2の内側に形成された貫通孔9同士が対向し、前後に重ね合わされている。第3実施形態のその他は、先の第1実施形態のものと同じ構成を採っている。
このように構成された第2実施形態の照明器具200においては、各バルブ2から放射ノイズが発生し、主に各バルブ2の内側に形成された貫通孔9の中心軸方向(図5のX―X)に放射されるが、その際、貫通孔9同士が対向しているため、バルブ2から生じる電磁ノイズ同士が互いに打ち消し合って減衰し電磁ノイズが弱まる。これにより、各バルブ2から生じる電磁ノイズの強さの2倍以下にでき、より効率良く、電磁ノイズを抑えることができる。
尚、この第2実施形態では、2つの無電極放電灯201を備えたものとしているが、3つ以上の無電極放電灯201を備えたものとしても良い。詳しくは、例えば図6に示すように、3つの無電極放電灯201を、夫々のバルブ2の内側に形成された貫通孔9を合わせるようにして配設する。
又、上記第2実施形態において、無電極放電灯201を交互に、バルブ2内を流れる放電電流の向きが反対になるようにすることが好ましく、特に偶数個の無電極放電灯201から構成する場合に好ましい。
こうすることにより、互いに隣接する2つの無電極放電灯201のバルブ2から生じる電磁ノイズを、互いに180°ずれた位相である逆位相のものにでき、バルブ2から生じる電磁ノイズ同士が互いに打ち消し合って減衰し、電磁ノイズを弱めることができる。尚、バルブ2を流れる放電電流の方向は、誘導コイル4の巻き方向又は誘導コイル4に流す電流の向きによって設定できる。
次に、第3実施形態について、図7、図8に基づいて説明する。第3実施形態の照明器具300は、3つの無電極放電灯301を備えている。
又、照明器具本体10は、無電極放電灯301を夫々、保持する3つの電灯保持部材315を備えている。この第3実施形態における各無電極放電灯301は、先の第1実施形態のものと同構成を採っている。
電灯保持部材315も、夫々、先の第1実施形態のものとほぼ同構成を採っている。そして、この第3実施形態では、電灯保持部材315は、隣接するもの同士のなす角がほぼ同じになるようにケーシング12aの内周壁に当接した状態で取り付けられている。
そして、これらの電灯保持部材315に、夫々、無電極放電灯301が、先の第1実施形態と同様に、取付部材5を介して保持されている。そして、この保持状態では、3つの無電極放電灯301は、夫々のバルブ2の軸2aを含む平面2b同士のなす内角αが等しく、それらの平面2bによってほぼ正3角柱が形成されるように配設されている。第3実施形態のその他は、先の第1実施形態のものと同じ構成を採っている。
このように構成された第3実施形態の照明器具300においては、各バルブ2から放射ノイズが発生し、主に各バルブ2の内側に形成された貫通孔9の中心軸方向(図2のX―X)に放射されるが、その際、貫通孔9の中心軸が一点に集中するため、バルブ2から生じる電磁ノイズ同士が互いに打ち消し合って減衰し電磁ノイズが弱まる。これにより、各バルブ2から生じる電磁ノイズの強さの3倍以下にでき、より効率良く、電磁ノイズを抑えることができる。
尚、この第3実施形態では、3つの無電極放電灯301を備えたものとしているが、4つ以上の無電極放電灯301を備えたものとしても良い。詳しくは、n個(nは3以上の整数)の無電極放電灯301から構成する。そして、隣接する2つのバルブの軸を含む平面のなす内角αが180°―(360°/n)となるようにして、それらの平面によってほぼ正n角柱が形成されるように配設する。こうすることにより、各バルブの内側に形成された貫通孔の中心軸一点に集まり、バルブ2から生じる電磁ノイズ同士が互いに打ち消し合って減衰し電磁ノイズを弱めることができる。
また、第3実施形態において、並べたn個の無電極放電灯を、夫々のバルブから生じる電磁ノイズの位相にずれを起こすように、夫々の誘導コイルに電流を印加するのが好ましい。例えば上記平面によってほぼ正n角柱を形成するように配設したn個の無電極放電灯を、順次に、360°/nだけ位相がずれるように、誘導コイルに電流を印加する。
こうすることにより、バルブ2に形成される合成電磁界をほぼ0にすることができ、電磁ノイズを更に弱めることができる。尚、位相をずらすには、例えばn個の無電極放電灯誘導コイルに、制御手段によって電流を印加するタイミングを順次遅らせることによって行うことができる。
尚、第2実施形態において、このように電磁ノイズの位相にずれをこすように夫々の誘導コイルに電流を印加するようにしても良く、これにより、バルブ2から生じる電磁ノイズ同士が打ち消し合って減衰し電磁ノイズを弱めることができる。
尚、上記第1〜第3実施形態では、傘体11の内面を、軸方向の一端側に行くに従い漸次径が大きくなるとともに、軸方向の一端側に湾曲した湾曲面を有するものにしているが、例えば傘体11の内面は、軸方向の一端側に行くに従い漸次径が大きくなるテーパー状の面としても良い。又、傘体11の内面における軸方向に直角な断面形状を、上記実施形態では、円形状に形成しているが、多角形のものであっても良く、適宜変更できる。
本発明の第1実施形態の無電極放電灯を備えた照明器具の概略斜視図である。 図1の平面図である。 第1実施形態において、他の無電極放電灯を用いた照明器具の概略斜視図である。 本発明の第2実施形態の無電極放電灯を備えた照明器具の概略斜視図である。 図4の平面図である。 第2実施形態において、3つの無電極放電灯を用いた場合の平面図である。 本発明の第3実施形態の無電極放電灯を備えた照明器具の概略斜視図である。 図7の平面図である。
符号の説明
100、200,300 照明器具
1、201、301 無電極放電灯
4 誘導コイル
11 傘体
31、32 コア

Claims (5)

  1. ループ状のバルブが挿通したリング状のコアに誘導コイルが巻回され、その巻回された誘導コイルに高周波電流を流すことにより、前記バルブに封入された放電ガスを電磁誘導によって励起発光させる無電極放電灯を備えた照明器具であって、
    前記バルブの一側方側から他側方側に貫通するように、そのバルブの内側にバルブによって区画形成された貫通孔を、その両側方側から覆うように配設された導電性を有する傘体が設けられていることを特徴とする無電極放電灯を備えた照明器具。
  2. 前記傘体の軸方向の一端側には、電灯保持部材が設けられ、
    前記無電極放電灯は、前記コアと前記傘体とが熱伝達可能に接続されるようにして前記電灯保持部材に保持されていることを特徴とする請求項1記載の無電極放電灯を備えた照明器具。
  3. 前記無電極放電灯を、複数個有し、
    前記無電極放電灯のバルブは、夫々、前記貫通孔同士が対向するように配設されていることを特徴とする請求項1又は2記載の照明器具。
  4. 前記無電極放電灯を、n個(nは3以上の整数)有し
    前記無電極放電灯のバルブは、夫々、バルブの軸を含む平面によりほぼ正n角柱を形成するように配設されていることを特徴とする請求項1又は2記載の照明器具。
  5. 前記無電極放電灯を、複数個有し、
    前記複数個の無電極放電灯は、夫々のバルブから生じる電磁ノイズの位相にずれを起こすように、夫々の誘導コイルに電流が印加されるよう構成されていることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の照明器具。
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