JP2009110369A - 入金処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】入金情報の書き込みが失敗となる事象を減少させることにより、入金に関するトラブルを減少させることができる入金処理装置を提供すること。
【解決手段】所定の通信可能領域に保持された記録媒体100との間で情報の読み出しおよび書き込みを行うリーダライタ20を備え、これを通じて投入された金銭に対応する入金情報を付与するようにした電子マネーチャージ機1において、所定時間内に記録媒体100に入金情報の書き込みができなかった場合、あるいは記録媒体100に入金情報の書き込みが行われたか否かが不明の場合には、リーダライタ20を通じて記録媒体100から情報の読み出しを行い、記録媒体100が書込指令の対象となる記録媒体100と一致すること、並びに記録媒体100に書込指令での入金情報が与えられていないことを確認した上で、リーダライタ20を通じて再度書き込みを行うものである。
【選択図】 図3

Description

本発明は、入金処理装置に関するものであり、より詳細には、所定の通信可能領域に保持された記録媒体に対して、投入された金銭に対応する入金情報を付与する入金処理装置の改良に関する。
近年、非接触ICカード、あるいは携帯電話等の記録媒体に電子マネー(貨幣価値情報)を記録しておき、この記録媒体に記録した電子マネーを用いて商品の購入、サービスの提供に関する決済を行うシステムが普及している。
この種の記録媒体においては、記録した電子マネーの残高が少なくなると、商品の購入、サービスの提供に関する決済ができなくなるので、記録媒体に電子マネーをチャージ(積み増し)する必要がある。この電子マネーのチャージには、投入された金銭に対応する入金情報(電子マネー)を記録媒体に対して付与(チャージ)する電子マネーチャージ機と称されるような入金処理装置が広く一般に用いられている。
このような入金処理装置では、読出指令あるいは書込指令が与えられることにより、所定の通信可能領域に保持された記録媒体との間で情報の読み出しおよび書き込みを行う読み書き手段であるリーダライタを備えている。このリーダライタに対して入金情報の書込指令を与えることにより、通信可能領域に保持された記録媒体に対して入金情報の書き込むを行うようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−36466号公報
ところで、上述したような入金処理装置においては、入金情報の書込指令が与えられたリーダライタ(読み書き手段)が、通信可能領域に保持された記録媒体に対して入金情報の書き込みを行うが、記録媒体の保持の仕方、例えば記録媒体のかざし方等により、リーダライタが予め決められた所定時間内に記録媒体に書き込みができなかった場合、あるいは記録媒体に入金情報の書き込みが行われたか否かが不明の場合がある。このような場合に、上記入金処理装置では、一律に書込処理を中断して、入金情報の書き込みが失敗したものとして未了扱いにしてエラーメッセージ等を発するようにしていた。
記録媒体の保持の仕方により、上記所定時間内に記録媒体に書き込みができないことや、記録媒体に入金情報の書き込みが行われたか否かが不明となることは、散見される事象である。
従って、リーダライタが予め決められた所定時間内に記録媒体に書き込みができなかった場合、あるいは記録媒体に入金情報の書き込みが行われたか否かが不明の場合には、一律に入金情報の書き込みが失敗したものとして取り扱っていたのでは、未了扱いとなる記録媒体の増大を招来し、入金に関するトラブルが増大してしまう虞れがある。
本発明は、上記実情に鑑みて、入金情報の書き込みが失敗となる事象を減少させることにより、入金に関するトラブルを減少させることができる入金処理装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の請求項1に係る入金処理装置は、所定の通信可能領域に保持された記録媒体との間で情報の読み出しおよび書き込みを行う読み書き手段を備え、前記通信可能領域に保持された記録媒体に対して、前記読み書き手段を通じて投入された金銭に対応する入金情報を付与するようにした入金処理装置において、入金情報の書込指令を与えられた読み書き手段が予め決められた所定時間内に記録媒体に書き込みができなかった場合、あるいは記録媒体に入金情報の書き込みが行われたか否かが不明の場合には、前記読み書き手段を通じて通信可能領域に保持された記録媒体から情報の読み出しを行い、該記録媒体が前記書込指令の対象となる記録媒体と一致すること、並びに該記録媒体に書込指令での入金情報が与えられていないことを確認した上で、前記読み書き手段を通じて再度書き込みを行うことを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係る入金処理装置は、上述した請求項1において、前記読み書き手段に対して読出指令あるいは書込指令を与える制御手段を備え、前記読み書き手段は、前記制御手段から入金情報の書込指令が与えられた場合において、予め決められた所定時間内に、前記通信可能領域に記録媒体が保持されているか否かが検出できなかったとき、あるいは前記通信可能領域に保持されていると検出した記録媒体が書込指令の対象となる記録媒体と一致しなかったときは、時間切れである旨のタイムアウト情報を前記制御手段に送出する一方、通信可能領域に保持された記録媒体に対して入金情報の書き込みを行って該記録媒体より応答がないときは、書き込みが行われた否かが不明である旨の書込不明情報を前記制御手段に送出するものであり、前記制御手段は、前記読み書き手段からタイムアウト情報もしくは書込不明情報が与えられた場合には、前記読み書き手段を通じて通信可能領域に保持された記録媒体から情報の読み出しを行い、該記録媒体が前記書込指令の対象となる記録媒体と一致すること、並びに該記録媒体に書込指令での入金情報が与えられていないことを確認した上で、前記読み書き手段に書込指令を与えて再度書き込みを行うことを特徴とする。
本発明の入金処理装置によれば、入金情報の書込指令を与えられた読み書き手段が予め決められた所定時間内に記録媒体に書き込みができなかった場合、あるいは記録媒体に入金情報の書き込みが行われたか否かが不明の場合には、読み書き手段を通じて通信可能領域に保持された記録媒体から情報の読み出しを行い、該記録媒体が書込指令の対象となる記録媒体と一致すること、並びに該記録媒体に書込指令での入金情報が与えられていないことを確認した上で、読み書き手段を通じて再度書き込みを行うので、記録媒体のかざし方等により、所定時間内に記録媒体に書き込みができないことや、記録媒体に入金情報の書き込みが行われたか否かが不明となっても再度書き込みを行って、書き込みが失敗して未了扱いとなる記録媒体の数を減少させることができる。従って、入金情報の書き込みが失敗となる事象を減少させることにより、入金に関するトラブルを減少させることができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照しながら、本発明に係る入金処理装置の好適な実施の形態について詳細に説明する。尚、以下の実施の形態においては、入金処理装置の一例として電子マネーチャージ機について説明する。
図1は、本発明の実施の形態における電子マネーチャージ機(入金処理装置)が適用される電子マネーチャージシステムの構成を示すブロック図である。ここに例示する電子マネーチャージ機1は、現金決済による電子マネーのチャージ(以下、「現金チャージ」という)、クレジット会社(金融機関)から与えられた信用(与信)による電子マネーのチャージ(以下、「クレジットチャージ」という)、銀行口座(金融機関)の預貯金による電子マネーのチャージ(以下「デビットチャージ」という)を可能とするものである。
現金チャージは、投入された現金(例えば、紙幣)に相当する入金情報(電子マネー)を非接触ICカードで構成されたマネーカード、あるいは非接触ICチップが搭載された携帯電話等の記録媒体100(図3参照)にチャージするもので、電子マネーの代金は即時決済される。
クレジットチャージは、予めクレジット会社により与えられた与信限度(信用限度)の限度内で電子マネーを記録媒体100にチャージするもので、電子マネーの代金はクレジット会社によって立て替えられ、立て替えられた電子マネーの代金は後日決済される。尚、クレジットチャージにおいて、利用者の認証には、クレジットカードが用いられる。
デビットチャージは、銀行口座の預貯金残高の範囲内で電子マネーを記録媒体100にチャージするもので、電子マネーの代金は即時決済される。尚、デビットチャージにおいて、利用者の認証には、デビットカード(キャッシュカード)が用いられる。
図1に示すように、本発明の実施の形態である電子マネーチャージ機1は、専用線、ネットワーク(LAN)、あるいは広域ネットワーク(WAN)を経由して、クレジット会社のクレジットサーバ2、銀行のデビットサーバ3、電子マネー運営会社の電子マネーサーバ4に接続されている。そして、現金チャージの場合には、電子マネーチャージ機1と電子マネーサーバ4との間で情報が送受信され、クレジットチャージの場合には、電子マネーチャージ機1とクレジットサーバ2との間、クレジットサーバ2と電子マネーサーバ4との間、電子マネーサーバ4と電子マネーチャージ機1との間で情報が送受信される。また、デビットチャージの場合には、電子マネーチャージ機1とデビットサーバ3との間、デビットサーバ3と電子マネーサーバ4との間、電子マネーサーバ4と電子マネーチャージ機1との間で情報が送受信される。
図2は、図1に示した電子マネーチャージ機の構成を簡略して示す斜視図である。ここに例示する電子マネーチャージ機1は、本体キャビネット10および外扉11を備えている。本体キャビネット10は、鋼材を適宜組み合わせることにより構成した装置本体で、前面が開口した箱形形状を有している。外扉11は、本体キャビネット10の前面開口を閉塞するに足りる大きさを有したもので、開閉動作することにより本体キャビネット10の前面開口を開閉するものである。
本体キャビネット10と外扉11との間には、外扉施錠手段12が設けてある。外扉施錠手段12は、キー孔からキーを挿入して操作した場合に施解錠の切り替えが可能となるものある。この外扉施錠手段12は、施錠状態において本体キャビネット10に対する外扉11の開成移動を阻止する一方、解錠状態において本体キャビネット10に対する外扉11の開成移動を許容するように構成してある。
外扉11の前面には、表示部13、入力部14、紙幣挿入口15、カード挿入口16およびリーダライタ20が設けてある。表示部13は、利用者に操作を案内するとともに、必要な情報を表示する部分であり、例えば液晶パネルにより構成してある。入力部14は、電子マネーチャージ機1が必要とする情報を入力するためのもので、入金や取消等の押釦部141や暗証番号等を入力するためのテンキー部142を有している。また、表示部13に表示される領域(例えば、チャージ金額表示領域等の各種情報表示領域)も入力部14を構成することがある。
紙幣挿入口15は、利用者が紙幣を挿入するための開口である。この紙幣挿入口15を通じて挿入された紙幣は、金銭処理機17(図3参照)においてその金種が識別され、その後、本体キャビネット10の内部に配設された金庫(図示せず)に収容されることになる。また、紙幣挿入口15は、金銭処理機17において識別できなかった紙幣を返送するための紙幣返却口としても機能する。
カード挿入口16は、利用者がクレジットカードやデビットカードを挿入するための開口である。このカード挿入口16を通じて挿入されたクレジットカードやデビットカードは、図示しない送受信部を通じて識別情報等の送受信が行われる。また、カード挿入口16は、送受信部を通じて識別情報等の送受信が行われたクレジットカードやデビットカードのカード返却口としても機能する。
リーダライタ20は、所定の通信可能領域に保持された記録媒体100であるマネーカードや携帯電話との間で識別情報および残高情報を送受信するためのものである。
図3は、上述した電子マネーチャージ機の制御系を示すブロック図である。尚、図3においては、本発明の特徴部分を実施するのに必要なものだけを示している。この図3において、電子マネーチャージ機1は、上記リーダライタ20と主制御部30とを備えている。
リーダライタ20は、所定の通信可能領域に保持された記録媒体100との間で情報の読み出しおよび書き込みを行う読み書き手段であり、通信部21、リード部22、ライト部23、R/W記憶部24およびR/W比較部25を備えている。
通信部21は、所定の通信可能領域に保持された記録媒体100との間で情報の送受信を行うためのものである。リード部22は、上記通信可能領域に保持された記録媒体100に格納してある情報の読み出しを行うためのものである。ライト部23は、上記通信可能領域の保持された記録媒体100に対して情報の書き込みを行うためのものである。R/W記憶部24は、リーダライタ20の処理に必要な種々の情報を記憶するためのものである。R/W比較部25は、詳細は後述するが、書込処理の際に相互認証を行って取得した記録媒体100の固有の識別情報と、R/W記憶部24に格納してある読出処理の際に相互認証を行って取得した記録媒体100の固有の識別情報とが一致するか否かを比較するものである。
主制御部30は、電子マネーチャージ機の動作を統括的に制御する制御手段であり、通信処理部31、指令部32、比較部33および記憶部34を備えている。
通信処理部31は、図1にも示したクレジットサーバ2、デビットサーバ3、あるいは電子マネーサーバ4との間で情報の送受信を行うためのものである。指令部32は、電子マネーチャージ機1の各部に対して各種指令を送出するものである。より具体的に説明すると、入金情報が与えられた場合には、リーダライタ20に対して入金情報の書込指令を送出し、リーダライタ20から後述するタイムアウト情報や書込不明情報が与えられた場合には、該リーダライタ20に対して読出指令を送出し、リーダライタ20から書込失敗情報が与えられた場合には、表示部13に書込失敗メッセージを表示させる旨の指令を送出し、リーダライタ20から書込成功情報が与えられた場合、あるいはリーダライタ20に対象となる入金情報が格納されていることが確認できた場合には、表示部13に書込成功メッセージを表示させる旨の指令を送出するものである。
比較部33は、詳細は後述するが、リーダライタ20から読出情報が与えられた場合に、該読出情報に含まれる記録媒体100の固有の識別情報と、入金情報の書込指令の対象となる記録媒体100の固有の識別情報とが一致するか否かの比較を行うものである。記憶部34は、主制御部30の処理に必要な種々の情報を記憶するためのものである。
図4は、リーダライタが実施する読出処理の処理内容を示すフローチャートであり、図5は、主制御部が実施する書込指令処理の処理内容を示すフローチャートであり、図6は、リーダライタが実施する書込処理の処理内容を示すフローチャートである。これら図4〜図6を参照しながら、電子マネーチャージ機1の動作について説明する。
読出処理におけるリーダライタ20は、通信部21を通じて所定の通信可能領域に記録媒体100が保持されていることが確認されれば(ステップS101:Yes)、該記録媒体100との間で相互認証を行い(ステップS102)、その後にリード部22を通じて該記録媒体100に格納してある情報の読み出しを行う(ステップS103)。ここで、相互認証した情報、並びに読み出した情報は、R/W記憶部24に適宜記憶される。
情報の読み出しを行ったリーダライタ20は、かかる読出情報を主制御部30に送出して(ステップS104)、手順をリターンさせて今回の処理を終了する。尚、読出情報に含まれる情報は、主制御部30の記憶部34にも適宜記憶される。
このような読出処理がリーダライタ20で実施された後、金銭処理機17より紙幣挿入口15を通じて投入された金銭に関する入金情報、あるいは通信処理部31を通じてクレジットサーバ2、デビットサーバ3または電子マネーサーバ4より入金情報が与えられた場合には、主制御部30は書込指令処理を、並びにリーダライタ20は書込処理を実施する。以下に書込指令処理および書込処理について説明する。
書込指令処理における主制御部30は、指令部32を通じて上述した読出処理を実施したリーダライタ20に入金情報の書込指令を送出し(ステップS201)、リーダライタ20からの応答待ちとなる。
一方、書込処理におけるリーダライタ20は、主制御部30よりの入金情報の書込指令が与えられた場合には(ステップS301:Yes)、通信部21を通じて所定の通信可能領域に記録媒体100が保持されているか否かを確認し、予め決められた設定時間内に記録媒体100が保持されたことが確認できなければ(ステップS302:No,ステップS303:Yes)、時間切れである旨のタイムアウト情報を主制御部30に送出する(ステップS304)。かかるタイムアウト情報を送出したリーダライタ20は、その後に手順をリターンさせて今回の処理を終了する。
予め決められた設定時間内に記録媒体100が保持されたことが確認された場合には(ステップS302:Yes)、リーダライタ20は、該記録媒体100との間で相互認証を行う(ステップS305)。相互認証を行ったリーダライタ20は、かかる相互認証を行った際に取得した記録媒体100の固有の識別情報と、R/W記憶部24に記憶してある上述の読出処理で相互認証を行った際に取得した記録媒体100の固有の識別情報とが一致するか否かをR/W比較部25を通じて比較し、予め決められた設定時間内に一致することが確認できなければ(ステップS306:No,ステップS307:Yes)、上述したタイムアウト情報を主制御部30に送出する(ステップS304)。かかるタイムアウト情報を送出したリーダライタ20は、その後に手順をリターンさせて今回の処理を終了する。
予め決められた設定時間内に一致することが確認された場合には(ステップS306:Yes)、リーダライタ20は、ライト部23を通じて記録媒体100に入金情報の書き込みを行い、該記録媒体100からの応答待ち、すなわち入金情報の書き込み終了の応答待ちとなる(ステップS308)。
入金情報の書き込みを行った結果、記録媒体100からの応答がなければ(ステップS309:No)、リーダライタ20は、書き込みが行われた否かが不明である旨の書込不明情報を主制御部30に送出する(ステップS310)。かかる書込不明情報を送出したリーダライタ20は、その後に手順をリターンさせて今回の処理を終了する。
一方、入金情報の書き込みを行った結果、記録媒体100からの応答があれば(ステップS309:Yes)、リーダライタ20は、書き込みが失敗であるか否かを確認する(ステップS311)。より詳細には、リーダライタ20は、記録媒体100からの応答に含まれる情報に書き込みを行った入金情報が含まれているか否かを確認する。その結果、入金情報が含まれていない場合には、書き込みが失敗であるとして、入金情報の書き込みが失敗した旨の書込失敗情報を主制御部30に送出し(ステップS311:Yes,ステップS312)、その後に手順をリターンさせて今回の処理を終了する一方、入金情報が含まれている場合には、書き込みが成功であるとして、入金情報の書き込みが成功した旨の書込成功情報を主制御部30に送出し(ステップS311:No,ステップS313)、その後に手順をリターンさせて今回の処理を終了する。
上記ステップS201でリーダライタ20に入金情報の書込指令を送出して、該リーダライタ20からの応答待ちとなっていた主制御部30は、リーダライタ20よりタイムアウト情報、もしくは書込不明情報が与えられたか否かを確認し(ステップS202)、いずれの情報も与えられておらず、書込失敗情報が与えられた場合には(ステップS202:No,ステップS203:Yes)、指令部32を通じて表示部13に書込失敗メッセージを表示させる旨の指令を送出し、表示部13に入金情報の書き込みが失敗したことを表示させて(ステップS204)、その後に手順をリターンさせて今回の処理を終了する。
これによれば、電子マネーチャージ機1の利用者は、表示部13の表示により入金(現金チャージ、クレジットチャージ、デビットチャージ)が失敗したことが容易に理解できる。このような書き込みが失敗した旨を表示する場合には、その旨の証明書(レシート)を利用者に発行しても構わないし、入金自体を取り消すような処理を行っても構わない。入金自体を取り消した場合には、投入された金額等は利用者に返却されることになる。
タイムアウト情報、もしくは書込不明情報のいずれの情報も与えられておらず、書込失敗情報が与えられていない場合、すなわち書込成功情報が与えられた場合には(ステップS202:No,ステップS203:No)、指令部32を通じて表示部13に書込成功メッセージを表示させる旨の指令を送出し、表示部13に入金情報の書き込みが成功したことを表示させて(ステップS205)、その後に手順をリターンさせて今回の処理を終了する。
これによれば、電子マネーチャージ機1の利用者は、表示部13の表示により入金(現金チャージ、クレジットチャージ、デビットチャージ)が成功したことが容易に理解できる。
一方、タイムアウト情報、もしくは書込不明情報が与えられた場合には(ステップS202:Yes)、主制御部30は、指令部32を通じてリーダライタ20に読出指令を送出し(ステップS206)、該リーダライタ20からの応答待ちとなる。このような読出指令が与えられたリーダライタ20は、上述したようなステップS101〜ステップS104の読出処理を行うことになる。
そして、リーダライタ20より読出情報が与えられた場合には(ステップS207:Yes)、主制御部30は、比較部33を通じて読出情報に含まれる記録媒体100の固有の識別情報と、入金情報の書込指令の対象となる記録媒体100の固有の識別情報とが一致するか否かの比較を行う(ステップS208)。より詳細には、主制御部30は、比較部33を通じて、記憶部34に記憶してある記録媒体100の固有の識別情報、すなわち入金情報の書込指令の対象となる記録媒体100の固有の識別情報と、ステップS206の指令に基づいて実施された読出処理でリーダライタ20より与えられた読出情報に含まれる記録媒体100の固有の識別情報とが一致するか否かを比較する。
その結果、一致しない場合には(ステップS208:No)、主制御部30は、指令部32を通じて表示部13に書込失敗メッセージを表示させる旨の指令を送出し、表示部13に入金情報の書き込みが失敗したことを表示させて(ステップS204)、その後に手順をリターンさせて今回の処理を終了する。
一方、一致する場合には(ステップS208:Yes)、主制御部30は、指令部32を通じて読出情報にステップS201で送出した入金情報が含まれているか否かを確認し(ステップS209)、該入金情報が含まれている場合には(ステップS209:Yes)、表示部13に書込成功メッセージを表示させる旨の指令を送出し、表示部13に入金情報の書き込みが成功したことを表示させて(ステップS205)、その後に手順をリターンさせて今回の処理を終了する。
上記ステップS209において読出情報に入金情報が含まれていない場合には(ステップS209:No)、主制御部30は、手順をステップS201に戻して、上述した処理を繰り返すことになる。
これによれば、電子マネーチャージ機1は、入金情報の書込指令を与えられたリーダライタ20が予め決められた所定時間内に記録媒体100に書き込みができなかった場合、あるいは記録媒体100に入金情報の書き込みが行われたか否かが不明の場合には、すなわちリーダライタ20からタイムアウト情報もしくは書込不明情報が与えられた場合には、主制御部30が、リーダライタ20を通じて通信可能領域に保持された記録媒体100から情報の読み出しを行い、該記録媒体100が書込指令の対象となる記録媒体100と一致すること、並びに該記録媒体100に書込指令での入金情報が与えられていないことを確認した上で、リーダライタ20に書込指令を与えて再度書き込みを行うことになる。
以上説明したように、本発明の実施の形態における電子マネーチャージ機1によれば、リーダライタ20からタイムアウト情報もしくは書込不明情報が与えられた場合には、主制御部30が、リーダライタ20を通じて通信可能領域に保持された記録媒体100から情報の読み出しを行い、該記録媒体100が書込指令の対象となる記録媒体100と一致すること、並びに該記録媒体100に書込指令での入金情報が与えられていないことを確認した上で、リーダライタ20に書込指令を与えて再度書き込みを行うので、記録媒体100のかざし方等により、所定時間内に記録媒体100に書き込みができないことや、記録媒体100に入金情報の書き込みが行われたか否かが不明となっても再度書き込みを行って、書き込みが失敗して未了扱いとなる記録媒体100の数を減少させることができる。従って、入金情報の書き込みが失敗となる事象を減少させることにより、入金に関するトラブルを減少させることができる。
以上のように、本発明に係る入金処理装置は、所定の通信可能領域に保持された記録媒体に対して、投入された金銭に対応する入金情報を付与するのに有用である。
本発明の実施の形態における電子マネーチャージ機(入金処理装置)が適用される電子マネーチャージシステムの構成を示すブロック図である。 図1に示した電子マネーチャージ機の構成を簡略して示す斜視図である。 電子マネーチャージ機の制御系を示すブロック図である。 リーダライタが実施する読出処理の処理内容を示すフローチャートである。 主制御部が実施する書込指令処理の処理内容を示すフローチャートである。 リーダライタが実施する書込処理の処理内容を示すフローチャートである。
符号の説明
1 電子マネーチャージ機
10 本体キャビネット
11 外扉
13 表示部
20 リーダライタ
21 通信部
22 リード部
23 ライト部
24 R/W記憶部
25 R/W比較部
30 主制御部
31 通信処理部
32 指令部
33 比較部
34 記憶部
100 記録媒体

Claims (2)

  1. 所定の通信可能領域に保持された記録媒体との間で情報の読み出しおよび書き込みを行う読み書き手段を備え、前記通信可能領域に保持された記録媒体に対して、前記読み書き手段を通じて投入された金銭に対応する入金情報を付与するようにした入金処理装置において、
    入金情報の書込指令を与えられた読み書き手段が予め決められた所定時間内に記録媒体に書き込みができなかった場合、あるいは記録媒体に入金情報の書き込みが行われたか否かが不明の場合には、前記読み書き手段を通じて通信可能領域に保持された記録媒体から情報の読み出しを行い、該記録媒体が前記書込指令の対象となる記録媒体と一致すること、並びに該記録媒体に書込指令での入金情報が与えられていないことを確認した上で、前記読み書き手段を通じて再度書き込みを行うことを特徴とする入金処理装置。
  2. 前記読み書き手段に対して読出指令あるいは書込指令を与える制御手段を備え、
    前記読み書き手段は、前記制御手段から入金情報の書込指令が与えられた場合において、予め決められた所定時間内に、前記通信可能領域に記録媒体が保持されているか否かが検出できなかったとき、あるいは前記通信可能領域に保持されていると検出した記録媒体が書込指令の対象となる記録媒体と一致しなかったときは、時間切れである旨のタイムアウト情報を前記制御手段に送出する一方、通信可能領域に保持された記録媒体に対して入金情報の書き込みを行って該記録媒体より応答がないときは、書き込みが行われた否かが不明である旨の書込不明情報を前記制御手段に送出するものであり、
    前記制御手段は、前記読み書き手段からタイムアウト情報もしくは書込不明情報が与えられた場合には、前記読み書き手段を通じて通信可能領域に保持された記録媒体から情報の読み出しを行い、該記録媒体が前記書込指令の対象となる記録媒体と一致すること、並びに該記録媒体に書込指令での入金情報が与えられていないことを確認した上で、前記読み書き手段に書込指令を与えて再度書き込みを行うことを特徴とする請求項1に記載の入金処理装置。
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