JP4930414B2 - 記録媒体処理装置 - Google Patents

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本発明は、記録媒体処理装置に関し、より詳細には、例えばICチップ等の記憶素子を搭載したICカードや携帯電話機等の記録媒体が通信可能領域に保持された場合に、該記録媒体との間で所定の処理が実施されることにより、該処理に応じて算出されたポイント情報を管理するようにした記録媒体処理装置に関する。
近年、例えばICチップを搭載したICカードや携帯電話機等の記録媒体に電子マネーに関する情報を記録し、この記録媒体に記録された電子マネーを用いて商品の購入やサービスの提供に関する決済処理を行う電子決済システムが普及している。
このような電子決済システムにおいては、電子マネーチャージ機と称される記録媒体処理装置が用意されており、この記録媒体処理装置を通じて、投入された金銭に対応する入金情報(電子マネー)を記録媒体にチャージ(積み増し)する処理を行うようにしている(例えば、特許文献1参照)。
一方、上記電子決済システムにおいては、決済処理やチャージ処理において予め決められたポイント(ポイント情報)を付与し、付与されたポイントの累積値が所定値を超えた場合に、該累積値の一部を活用して特典が得られるようにしたものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−036466号公報 特開2006−350471号公報
ところで、上述のような電子決済システムにおいて付与されるポイント情報は、年毎や付与後一定期間後に消失してしまうのが一般的である。このようにポイント情報を消失してしまうことは、ポイントの累積値の早期運用を促進させるものの、必ずしも集客力の増大に結びついていないのが現状である。特に、近年、当該期間内に取得したポイント情報が一定期間経過後であっても消失されることが免除される特例期間(サービス期間)を設けて集客力の増大を図ることが知られている。しかしながら、このようにサービス期間を設ける場合には、かかるサービス期間内での実施に対してしか与えられておらず、依然として集客力の増大に結びついていないのが現状である。
本発明は、上記実情に鑑みて、集客力の向上を図ることができる記録媒体処理装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の請求項1に係る記録媒体処理装置は、通信可能領域に保持された記録媒体との間で所定の処理が実施された場合に、該処理に応じて算出されたポイント情報を管理するポイント管理手段を備えた記録媒体処理装置において、前記ポイント管理手段は、予め決められ、かつ期間内に取得したポイント情報が一定期間経過後に消失されることが免除される特例期間内に前回の処理が実施された場合、今回の処理の実施日にかかわらず今回の処理に応じて算出されたポイント情報に、前回の処理に応じて算出されたポイント情報を加算処理して管理することを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係る記録媒体処理装置は、上述した請求項1において、前記ポイント管理手段は、今回の処理の実施日が前記特例期間後の場合には、前記加算処理したポイント情報を前回の処理により算出されたものとして管理することを特徴とする。
本発明によれば、ポイント管理手段が、予め決められ、かつ期間内に取得したポイント情報が一定期間経過後に消失されることが免除される特例期間内に前回の処理が実施された場合、今回の処理の実施日にかかわらず今回の処理に応じて算出されたポイント情報に、前回の処理に応じて算出されたポイント情報を加算処理して管理するので、かかる特例期間が既に経過した後であっても、特例期間に実施されて取得されたポイント情報を有効に活用することが可能になる。しかも特例期間に取得されたポイント情報は、ポイント情報を使用しない限り消失してしまう虞れがないので、利用者は、必要なときにポイント情報を活用することが可能になる。これにより、特例期間を必要に応じて複数回設定等することにより、その都度利用者による利用が見込まれ、集客力の向上を図ることができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る記録媒体処理装置の好適な実施の形態について詳細に説明する。尚、以下の実施の形態においては、記録媒体処理装置の一例として電子マネーチャージ機について説明する。
図1及び図2は、それぞれ本発明の実施の形態である電子マネーチャージ機(記録媒体処理装置)を簡略して示したものである。ここで例示する電子マネーチャージ機は、入金操作が行われた場合にICチップを搭載した記録媒体であるICカードや携帯電話機(以下ではこれらの記録媒体を単に「マネーカード」と称して説明する)に対して、非接触通信により電子マネー情報の読み書き処理を行うものである。本実施の形態では、特に、紙幣を用いた現金決済によるチャージ処理の他、クレジットカードを用いたクレジット決済によるチャージ処理やデビットカードを用いたデビット決済によるチャージ処理が可能なものを例示している。尚、以下においては便宜上、これらクレジットカードやデビットカードを総称する場合に「決済カード」とし、決済カードによる決済を総称する場合に「カード決済」として説明を行う。
図からも明らかなように、電子マネーチャージ機は、本体キャビネット1及び前扉2を備えている。本体キャビネット1は、鋼材を適宜組み合わせることにより前面が開口した箱状に構成したものである。前扉2は、本体キャビネット1の前面開口1aを開閉するように本体キャビネット1の一側部に配設したもので、閉動作させた場合に本体キャビネット1の前面開口1aを完全に閉塞することが可能である。
これら本体キャビネット1と前扉2との間には、前扉施錠手段3が設けてある。前扉施錠手段3は、前扉2によって本体キャビネット1の前面開口1aを閉塞した状態において施錠した場合に前扉2の開放移動を阻止するものである。図には明示しないが、前扉施錠手段3としては、キー操作によってキーシリンダを動作させることで施錠/解錠することができるものを適用することができる。
前扉2の前面には、表示部4、入力部5、紙幣挿入口6、決済カード挿入口7、印字出力口8及びマネーカード載置台9が設けてある。表示部4は、利用者等に対して各種案内表示を行うためのもので、例えば液晶パネルによって構成してある。入力部5は、電子マネーチャージ機に対して各種情報を入力するためのもので、例えば押ボタンスイッチ及びキーボードを備えて構成してある。尚、本実施の形態では、上述した表示部4としてタッチパネル式のものを適用しており、このタッチパネルを入力部5として各種の情報を入力することも可能である。
紙幣挿入口6は、現金決済のための紙幣を挿入するための開口であり、また決済カード挿入口7は、カード決済に用いるクレジットカードやデビットカードを挿入するための開口である。印字出力口8は、図示せぬプリンタによって印字された記録紙を排出するためのものである。マネーカード載置台9は、電子マネー情報のチャージ対象となるマネーカードを載置するための台状部である。このマネーカード載置台9は、その上面が後述するリーダライタの通信可能領域になるように構成してある。尚、図2中の符号20は、紙幣挿入口6から挿入された紙幣を収容するための金庫である。
図3は、上述した電子マネーチャージ機の制御系を示すブロック図である。図3に示すように、電子マネーチャージ機は、通信処理部11、入金処理部12、リーダライタ13及び主制御部100を備えている。
通信処理部11は、インターネットや専用回線を介して電子マネーサーバ200、クレジットサーバ300、デビットサーバ400と接続され、これらのサーバ装置200,300,400との間においてデータの送受信処理を行うものである。
入金処理部12は、利用者によって入金操作された場合にその入金情報を主制御部100に送信するものである。図には明示していないが、本実施の形態では、紙幣鑑別器及び決済カード読取機を備えて入金処理部12が構成してある。この入金処理部12では、例えば紙幣挿入口6から紙幣が挿入された場合、挿入された紙幣の真偽及び金種を鑑別し、鑑別結果を現金入金情報として主制御部100に送信する。一方、決済カード挿入口7から決済カードが挿入され、かつ入力部5を通じて入金額が指定された場合には、決済カードの記録情報を読み取り、この読取結果に入力部5からの入金額を含めてカード入金情報として主制御部100に送信する。
リーダライタ13は、マネーカードがマネーカード載置台9に載置された場合に、マネーカードに搭載されたICチップとの間において非接触通信によりデータの読み取り及び書き込みを行うものである。
主制御部100は、予め与えられたプログラムに従って処理を行い、入金処理部12、通信処理部11、入力部5、リーダライタ13からの入力情報に応じて電子マネーチャージ機の動作を統括的に制御するものである。この主制御部100は、操作設定部101、読み書き制御部102、チャージ処理部103、履歴管理部104及びポイント管理部105を備えている。
操作設定部101は、予め設定した条件に従って操作者毎に実施可能となる操作を設定し、これを選択メニューとして表示部4に表示するものである。
読み書き制御部102は、リーダライタ13を通じてマネーカードに記録されたデータの読み取りを行う一方、リーダライタ13を通じてデータの書き込みを行うものである。より詳細には、読み書き制御部102は、メモリ110に予め記憶された特定の認証鍵を用いてマネーカードにアクセスし、このアクセスが許容された場合に、リーダライタ13を通じてマネーカードに記録されたデータの読み取りを行うものである。
チャージ処理部103は、入金処理部12から入金情報が与えられ、かつ読み書き制御部102を通じてマネーカード載置台9にマネーカードが載置されたことを確認した場合、上述したサーバ装置200,300,400との間において適宜処理を実施し、電子マネーサーバ200からのチャージ許可に従って入金額に応じた電子マネー情報をマネーカードに積み増しすべく、読み書き制御部102に対して書き込み指令を送信するものである。
具体的には、マネーカード載置台9にマネーカードが載置された状態で入金処理部12から現金入金情報が与えられた場合、チャージ処理部103は、電子マネーサーバ200に対してチャージ要求を送信し、電子マネーサーバ200からのチャージ許可を待つ。この間、電子マネーチャージ機からチャージ要求を受信した電子マネーサーバ200では、チャージ要求に含まれるマネーカードの識別情報に基づいてマネーカードが正規のものであるか否かが判断され、正規のものであると判断した場合、チャージ要求の送信元である電子マネーチャージ機に対してチャージ許可を送信することになる。
これに対してマネーカード載置台9にマネーカードが載置された状態で入金処理部12からカード入金情報が与えられた場合、チャージ処理部103は、決済カードの発行元であるサーバ装置300,400に対して決済要求を送信し、電子マネーサーバ200からのチャージ許可を待つ。この間、電子マネーチャージ機から決済要求を受信したサーバ装置300,400では、入金処理部12との間において認証処理が実施される。認証によって正規の決済カードによる決済要求であると判断した場合には、サーバ装置300,400から電子マネーサーバ200に対してチャージ要求が送信される。サーバ装置300,400からチャージ要求を受信した電子マネーサーバ200では、先と同様、チャージ要求に含まれるマネーカードの識別情報に基づいてマネーカードが正規のものであるか否かが判断され、正規のものであると判断した場合、決済要求の送信元である電子マネーチャージ機に対してチャージ許可を送信することになる。
履歴管理部104は、読み書き制御部102の実施したマネーカードに対する読み書き処理の履歴、及び入金処理部12を通じて取得した入金の履歴を含む履歴データをメモリ110に順次格納するものである。
ポイント管理部105は、詳細は後述するが、対象となる所定処理、例えばチャージ処理等でのポイント情報を予め決められたプログラムに従って算出し、ポイント情報の管理処理を行うためのものである。
図4は、上述した電子マネーチャージ機の主制御部100において所定のサイクルタイム毎に繰り返し実施される処理の内容を示したフローチャートである。以下、この図を参照しながら電子マネーチャージ機の動作について説明する。
上述した電子マネーチャージ機では、図示せぬ電源が投入されると、まず、主制御部100の操作設定部101によって利用者のための操作群が設定され、この操作群に含まれる操作が操作メニューとして表示部4に表示される(ステップS1)。この結果、電子マネーチャージ機の利用者は、表示部4に表示された操作メニューから自身の所望とする操作を選択し、入力部5を通じてこれを指示することができるようになる。
操作メニューを表示した主制御部100は、利用者からの操作入力の有無を監視し、チャージ処理が選択された場合(ステップS2:Yes)、チャージ処理を実施する(ステップS3)。
図5は、図4に示したチャージ処理の処理内容を示すフローチャートである。このチャージ処理において主制御部100のチャージ処理部103は、予め設定された時間が経過するまでの間、読み書き制御部102を通じてリーダライタ13によりマネーカード載置台9にマネーカードが載置されているか否かを判断する(ステップS301,ステップS302)。尚、上記ステップS2においてチャージ処理が選択された場合には、チャージ処理を開始する旨の表示を行うととともにマネーカードをマネーカード載置台9に載置させる操作を促すための表示を行うことが好ましい。
予め設定された時間が経過するまでの間に、マネーカード載置台9にマネーカードが載置されない場合、あるいはリーダライタ13を通じてマネーカードが載置されていることを検出できなかった場合、主制御部100は、手順をリターンして今回の処理を終了する(ステップS301:No→ステップS302:Yes)。
マネーカード載置台9にマネーカードが載置されたことを検出すると(ステップS301:Yes)、主制御部100は、読み書き制御部102を通じてリーダライタ13によりマネーカードに対して記録情報の読み取りを実施し(ステップS303)、読み書きが可能なマネーカードか否かを判断する(ステップS304)。
ここで、マネーカードに対する記録情報の読み取りには、該マネーカードが記憶する各種情報、すなわち残高情報や、履歴情報、ポイント情報等についても記録情報として読み取るものである。リーダライタ13によって読み書きを実施できないと判断した場合、主制御部100は、手順をリターンして今回の処理を終了する(ステップS304:No)。
一方、リーダライタ13によって読み書きが可能なものと判断した場合、すなわちマネーカード載置台9に載置されたマネーカードが正常なものであると判断した場合(ステップS304:Yes)、主制御部100は、表示部4に入金を行うための画面を表示し(ステップS305)、その後、予め設定された時間が経過するまでの間、入金待ちとなる(ステップS306,ステップS307)。設定時間までに入金操作が行われなかった場合、主制御部100は、手順をリターンして今回の処理を終了する(ステップS306:No→ステップS307:Yes)。
これに対して設定時間までに利用者によって入金操作が行われ、これに伴って入金処理部12から入金情報が与えられると、主制御部100は、チャージ処理部103を通じて入金情報を適宜処理することにより、サーバ装置200,300,400に対してチャージ(決済)要求を送信し(ステップS308)、その後、サーバ装置200,300,400からの応答受信待ちとなる(ステップS309)。
サーバ装置200,300,400から受信した応答がチャージ許可であった場合(ステップS309:Yes→ステップS310:Yes)、主制御部100は、ポイント管理部105を通じてポイント情報管理処理を実行する(ステップS311)。
図6は、図5に示したポイント情報管理処理の処理内容を示すフローチャートである。このポイント情報管理処理において主制御部100のポイント管理部105は、上記ステップS308〜ステップS310の処理の結果に応じて、予め決められたプログラムに基づいて今回のチャージ処理でのポイント情報(例えば200ポイント)を算出する(ステップS311a)。
今回のチャージ処理でのポイント情報を算出した主制御部100のポイント管理部105は、上記ステップS303で読み取った履歴情報から前回の処理(ここではチャージ処理とする)の実施日が予め決められた特例期間内であるか否かを確認する(ステップS311b)。
ここで、特例期間とは、当該期間内に取得したポイント情報が一定期間経過後に消失されることが免除されるような特別な期間のことをいう。このような特例期間については、メモリ110等に予め記憶されているものとする。前回のチャージ処理の実施日が特例期間内にない場合(ステップS311b:No)、主制御部100のポイント管理部105は、手順をリターンして今回の処理を終了する。
一方、前回のチャージ処理の実施日が特例期間内である場合(ステップS311b:Yes)、主制御部100のポイント管理部105は、今回のチャージ処理の実施日が上記特例期間内であれば、加算処理(イ)を実施する(ステップS311c:Yes→ステップS311d)。ここで、加算処理(イ)は、前回のチャージ処理で算出されたポイント情報、すなわち上記ステップS303で読み取ったポイント情報(例えば300ポイント)を今回算出したポイント情報、すなわちステップS311aで算出したポイント情報(例えば200ポイント)に加算し、更に加算して得られたポイント情報(例えば500ポイント)を今回の実施日に算出されたものとする処理である。かかる加算処理(イ)を実施した主制御部100は、その後に手順をリターンして今回の処理を終了する。
ところで、前回のチャージ処理の実施日が特例期間内であって、主制御部100のポイント管理部105は、今回のチャージ処理の実施日が上記特例期間後であれば、加算処理(ロ)を実施する(ステップS311c:No→ステップS311e)。ここで、加算処理(ロ)は、前回のチャージ処理で算出されたポイント情報、すなわち上記ステップS303で読み取ったポイント情報(例えば300ポイント)を今回算出したポイント情報、すなわちステップS311aで算出したポイント情報(例えば200ポイント)に加算し、更に加算して得られたポイント情報(例えば500ポイント)を前回の実施日に算出されたものとする処理である。かかる加算処理(ロ)を行った主制御部100は、その後に手順をリターンして今回の処理を終了する。
このようにしてポイント情報管理処理を実施した主制御部100は、チャージ処理部103を通じて読み書き制御部102に書き込み指令を送信し、入金額分を積み増した電子マネー情報、並びにポイント情報をマネーカードに書き込む処理を実施する(ステップS312)。この書込処理について詳述すると、主制御部100は、ポイント情報管理処理において加算処理(イ)を行った場合、今回のチャージ処理の実施日の日付、及び加算したポイント情報をマネーカードに書き込む処理を実施する。またポイント情報管理処理において加算処理(ロ)を行った場合、前回のチャージ処理の実施日、今回のチャージ処理の実施日、及び加算したポイント情報をマネーカードに書き込む処理を実施する。上述したように加算したポイント情報は前回のチャージ処理の実施日に算出したものとしてマネーカードに書き込む処理を実施する。更にポイント情報管理処理において加算処理(イ)及び加算処理(ロ)を行わずにポイント情報の算出だけを行った場合には、今回のチャージ処理の実施日に日付、及び算出したポイント情報をマネーカードに書き込む処理を実施する。
尚、サーバ装置200,300,400からの応答がチャージ許可でない場合(ステップS309:Yes→ステップS310:No)、主制御部100は、手順をリターンして今回の処理を終了する。
上述した一連の処理が終了すると、主制御部100は、履歴管理部104を通じて履歴データの更新処理を実施する(ステップS313)。具体的には、ステップS313において主制御部100は、上述したように読み書き制御部102の実施したマネーカードに対する読み書き処理の履歴、及び入金処理部12を通じて取得した入金の履歴をメモリ110の履歴データに順次追加する処理を実施する。履歴管理部104を通じた履歴データの更新処理を終了した主制御部100は、手順をリターンする。
以上説明したように、上記電子マネーチャージ機によれば、主制御部100のポイント管理部105が、前回のチャージ処理が特例期間内に実施された場合、今回のチャージ処理の実施日にかかわらず今回のチャージ処理に応じて算出されたポイント情報に、前回のチャージ処理に応じて算出されたポイント情報を加算処理して管理するので、かかる特例期間が既に経過した後であっても、特例期間に実施されて取得されたポイント情報を有効に活用することが可能になる。しかも特例期間に取得されたポイント情報は、ポイント情報を使用しない限り消失してしまう虞れがないので、利用者は、必要なときにポイント情報を活用することが可能になる。これにより、特例期間を必要に応じて複数回設定等することにより、その都度利用者による利用が見込まれ、集客力の向上を図ることが可能になる。
上記電子マネーチャージ機によれば、主制御部100のポイント管理部105が、今回のチャージ処理の実施日が特例期間後の場合には、加算処理(ロ)を行って得られたポイント情報を前回のチャージ処理の実施日に算出されたものとして管理するので、特例期間後のチャージ処理の実施で取得したポイント情報についても特例期間に取得したポイント情報と同等の取り扱いを受けることができ、これによっても集客力の向上を図ることが可能になる。
尚、上述した実施の形態では、所定処理の一例としてチャージ処理について説明したが、本発明ではチャージ処理に限られるものではなく、決済処理等の様々な処理を対象としてポイント情報の算出及び加算を行っても構わない。
また、上述した実施の形態では、非接触通信によってデータの読み書き処理を行うものを例示しているが、必ずしも非接触通信によってデータの読み書き処理を行うものである必要はない。
以上のように、本発明に係る記録媒体処理装置は、所定の通信可能領域に保持されたマネーカードに対して、投入された金銭に対応する入金情報を付与するのに有用である。
本発明の実施の形態である電子マネーチャージ機(記録媒体処理装置)を簡略して示す斜視図である。 図1に示した電子マネーチャージ機において前扉を開放移動させた状態を示す斜視図である。 図1に示した電子マネーチャージ機の制御系を示すブロック図である。 図3に示した主制御部が実施する処理内容を示すフローチャートである。 図4に示したチャージ処理の処理内容を示すフローチャートである。 図5に示したポイント情報管理処理の処理内容を示すフローチャートである。
符号の説明
4 表示部
13 リーダライタ
100 主制御部
102 読み書き制御部
103 チャージ処理部
105 ポイント管理部
110 メモリ

Claims (2)

  1. 通信可能領域に保持された記録媒体との間で所定の処理が実施された場合に、該処理に応じて算出されたポイント情報を管理するポイント管理手段を備えた記録媒体処理装置において、
    前記ポイント管理手段は、予め決められ、かつ期間内に取得したポイント情報が一定期間経過後に消失されることが免除される特例期間内に前回の処理が実施された場合、今回の処理の実施日にかかわらず今回の処理に応じて算出されたポイント情報に、前回の処理に応じて算出されたポイント情報を加算処理して管理することを特徴とする記録媒体処理装置。
  2. 前記ポイント管理手段は、今回の処理の実施日が前記特例期間後の場合には、前記加算処理したポイント情報を前回の処理により算出されたものとして管理することを特徴とする請求項1に記載の記録媒体処理装置。
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