JP2009109771A - 電子写真用トナーのキャリアとその製造方法、電子写真用現像剤、及び画像形成方法 - Google Patents
電子写真用トナーのキャリアとその製造方法、電子写真用現像剤、及び画像形成方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009109771A JP2009109771A JP2007282457A JP2007282457A JP2009109771A JP 2009109771 A JP2009109771 A JP 2009109771A JP 2007282457 A JP2007282457 A JP 2007282457A JP 2007282457 A JP2007282457 A JP 2007282457A JP 2009109771 A JP2009109771 A JP 2009109771A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carrier
- toner
- mass
- image
- fine particles
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Developing Agents For Electrophotography (AREA)
Abstract
【解決手段】芯材の表面を、少なくとも結着樹脂と微粒子とを含む被覆層で被覆した電子写真用トナーのキャリアであって、
前記芯材表面に、前記結着樹脂及び結着樹脂の前駆体のうち少なくともいずれかと、球径換算での体積平均粒子径がDvの微粒子と、溶剤とを含む被覆液を塗布して、下記式(1)の関係を満足する平均膜厚hの被覆層を有する被覆粒子を形成する第一工程と、
前記被覆粒子を、攪拌羽を有さない攪拌装置によって攪拌して表面処理する第二工程を含む製造方法により製造されたことを特徴とする電子写真用トナーのキャリア。
Dv/h≦0.3 ・・・式(1)
【選択図】なし
Description
本発明は、芯材の表面を、少なくとも結着樹脂と微粒子とを含む被覆層で被覆した電子写真用トナーのキャリアであって、
前記芯材表面に、前記結着樹脂及び結着樹脂の前駆体のうち少なくともいずれかと、球径換算での体積平均粒子径がDvの微粒子と、溶剤とを含む被覆液を塗布して、下記式(1)の関係
Dv/h≦0.3 ・・・式(1)
を満足する平均膜厚hの被覆層を有する被覆粒子を形成する第一工程と、
前記被覆粒子を、攪拌羽を有さない攪拌装置によって攪拌して表面処理する第二工程を含む製造方法により製造されたことを特徴とする電子写真用トナーのキャリアである。
Dv/h≦0.3 ・・・式(1)
を満たしていることを特徴とする電子写真用トナーのキャリアの製造方法である。
|T6h(%)−T0h(%)|≦30(%) ・・・式(2)
の条件を満たすことを特徴とする前記電子写真用トナーのキャリアの製造方法である。
ただし、前記式(2)中、T0h(%)は、前記被覆液を調製した直後における波長550nmの光の透過率を表す。T6h(%)は、被覆液を調製した直後から6時間静置した後の波長550nmの光の透過率を表す。
本発明のキャリアは、芯材の表面を、少なくとも結着樹脂と微粒子とを含む被覆層で被覆した電子写真用トナーのキャリアであって、前記芯材表面に、前記結着樹脂及び結着樹脂の前駆体のうち少なくともいずれかと、球径換算での体積平均粒子径がDvの微粒子と、溶剤とを含む被覆液を塗布して、下記式(1)の関係
Dv/h≦0.3 ・・・式(1)
を満足する平均膜厚hの被覆層を有する被覆粒子を形成する第一工程と、前記被覆粒子を、攪拌羽を有さない攪拌装置によって攪拌して表面処理する第二工程を含む製造方法により製造された電子写真用トナーのキャリアである。
本発明のキャリアの芯材としては、特に制限はなく、電子写真用二成分キャリアとして公知のものに使用されている芯材の中から目的に応じて適宜選択することができ、例えば、フェライト、マグネタイト、鉄、ニッケルなどが好適に挙げられる。また、近年著しく進む環境面への配慮から、フェライトであれば、従来の銅−亜鉛系フェライトではなく、例えば、Mn系フェライト、Mn−Mg系フェライト、Mn−Mg−Srフェライト、銅−亜鉛フェライト、リチウム系フェライト等を用いることが好適である。
被覆層は、芯材表面に、被覆液を塗布して形成できる。被覆液は、結着樹脂及び該結着樹脂の前駆体の少なくともいずれかと、微粒子と、溶剤とを少なくとも含み、更に必要に応じてアミノシランカップリング剤その他の成分を含有してなる。
結着樹脂としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、スチレン、アクリル樹脂、アクリロニトリル、ビニルアセテート、ビニルアルコール、塩化ビニル、ビニルカルバゾール、ビニルエーテル等を含む架橋性共重合物;オルガノシロキサン結合からなるシリコーン樹脂又はその変性品(例えばアルキッド樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン、ポリイミド等による変性品);ポリアミド;ポリエステル;ポリウレタン;ポリカーボネート;ユリア樹脂;メラミン樹脂;ベンゾグアナミン樹脂;エポキシ樹脂;アイオノマー樹脂;ポリイミド樹脂、又はこれらの誘導体などが挙げられる。
結着樹脂としては、アクリル樹脂が芯材及び被覆層に含有される微粒子との密着性が強く脆性が低いので、被覆層の剥離に対して非常に優れた性質を持ち、被覆層の削れ及び剥がれといった劣化が発生し難く好ましい。さらに、アクリル樹脂は、被覆層を安定的に維持することが可能であると共に、強い接着性により芯材と被覆層を強固に密着することができ、導電性粒子など被覆層中に含有する粒子を強固に保持することができる。特に、被覆層の膜厚よりも大きな粒径を有する粒子の保持には、強力な効果を発揮することができる。
ただし、前記式(3)中、R1〜R3は、互いに同一であってもよいし、異なっていてもよく、炭化水素基及びその誘導体の少なくともいずれかを表し、X1は縮合反応基を表し、a及びbは整数を表す。
<微粒子>
前記微粒子は、被覆層の厚みに対して、適切な含有量、粒子径を選択することにより、被覆層の強度を著しく向上させることができる。
本発明の電子写真用トナーのキャリアの製造方法は、少なくとも結着樹脂と微粒子とを含む被覆層で被覆する。その際に、前記結着樹脂及び結着樹脂の前駆体のうち少なくともいずれかと、微粒子と、溶剤とを含む被覆液を、前記芯材表面に塗布して被覆粒子を形成する第一工程と、前記被覆粒子を、攪拌羽を有さない攪拌装置によって攪拌して表面処理する第二工程とを有しており、第一工程において形成された前記被覆粒子の被覆層の平均膜厚hは、前記微粒子の球径換算での体積平均粒子径Dvとの間に、下記式(1)の関係
Dv/h≦0.3 ・・・式(1)
を満たしている。
|T6h(%)−T0h(%)|≦30(%) ・・・式(2)
を満たすことが好ましい。ただし、前記式(2)中、T0h(%)は、前記被覆液を調製した直後における波長550nmの光の透過率を表す。T6h(%)は、被覆液を調製した直後から6時間静置した後の波長550nmの光の透過率を表す。
第一工程における被覆液の塗布方法としては、特に制限はなく、従来公知の方法が使用でき、芯材表面に前記被覆液を噴霧法又は浸漬法等の手段で塗布する方法が挙げられる。このようにして被覆液を塗布された芯材を加熱することによって、被覆液の重合反応を促進させ被覆層とすることが好ましい。
Dv/h≦0.3 ・・・式(1)
を満たすようにしておくことによって、後述の第二工程における表面処理を速やかにかつ確実に進行させることが出来る。ここで、Dvは微粒子の球形換算での体積平均粒径であり、hは被覆粒子の被覆層の膜厚である。
第二工程においては、第一工程で得られた被覆粒子を、内部に攪拌羽を有さない攪拌装置を用いて攪拌し、被覆粒子の表面処理を行う。この表面処理により、被覆粒子の被覆層表面に突き出ている微粒子を脱離させ、被覆層が均一化され、キャリアのトナーとの混合、攪拌におけるキャリア表面の削れや剥離を防ぐことができる。なお、攪拌羽を有さない攪拌装置を用いて攪拌する理由は、攪拌羽による激しい攪拌をすると、被覆粒子の被覆層が過剰に摩耗してかえって正常なキャリアを製造できないからである。
前記キャリアの体積抵抗は、対数表示で10(logΩ・cm)以上16(logΩ・cm)以下が好ましく、11(logΩ・cm)以上15(logΩ・cm)以下がより好ましい(体積抵抗の対数表示は、例えば、15(logΩ・cm)は1015(Ω・cm)を表す。以下、体積抵抗は対数表示とする。)。
R=Log[r×(2.5cm×4cm)÷0.2cm]
のとおり計算して、対数表示の体積抵抗R〔Log(Ω・cm)〕を算出することができる。
本発明の現像剤は、上述の本発明のキャリアと、トナーとを含む二成分現像剤である。この現像剤におけるトナーとキャリアの混合割合は、キャリア100質量部に対しトナー1.0質量部〜10.0質量部が好ましい。トナーは、少なくとも結着樹脂及び着色剤を含んでなり、離型剤、帯電制御剤、更に必要に応じてその他の成分を含んでなる。
前記トナーの製造方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、粉砕法、水系媒体中で油相を乳化、懸濁又は凝集させトナー母体粒子を形成させる、懸濁重合法、乳化重合法、ポリマー懸濁法等がある。
トナー用の結着樹脂としては、特に制限はなく、公知のものの中から目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ポリスチレン、ポリp−スチレン、ポリビニルトルエン等のスチレン又はその置換体の単重合体、スチレン−p−クロルスチレン共重合体、スチレン−プロピレン共重合体、スチレン−ビニルトルエン共重合体、スチレン−アクリル酸メチル共重合体、スチレン−アクリル酸エチル共重合体、スチレン−メタアクリル酸共重合隊、スチレン−メタアクリル酸メチル共重合体、スチレン−メタアクリル酸エチル共重合体、スチレン−メタアクリル酸ブチル共重合体、スチレン−α−クロルメタアクリル酸メチル共重合体、スチレン−アクリロニトリル共重合体、スチレン−ビニルメチルエーテル共重合体、スチレン−ビニルメチルケトン共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン−イソプロピル共重合体、スチレン−マレイン酸エステル共重合体等のスチレン系共重合体、ポリチメルメタクリレート樹脂、ポリブチルメタクリレート樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、エポキシ樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、ポリアクリル酸樹脂、ロジン樹脂、変性ロジン樹脂、テルペン樹脂、フェノール樹脂、脂肪族又は芳香族炭化水素樹脂、芳香族系石油樹脂などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
着色剤としては、特に制限はなく、公知の染料及び顔料の中から目的に応じて適宜選択することができ、例えば、カーボンブラック、ニグロシン染料、鉄黒、ナフトールイエローS、ハンザイエロー(10G、5G、G)、カドミュウムイエロー、黄色酸化鉄、黄土、黄鉛、チタン黄、ポリアゾイエロー、オイルイエロー、ハンザイエロー(GR、A、RN、R)、ピグメントイエローL、ベンジジンイエロー(G、GR)、パーマネントイエロー(NCG)、バルカンファストイエロー(5G、R)、タートラジンレーキ、キノリンイエローレーキ、アンスラザンイエローBGL、イソインドリノンイエロー、ベンガラ、鉛丹、鉛朱、カドミュウムレッド、カドミュウムマーキュリレッド、アンチモン朱、パーマネントレッド4R、パラレッド、ファイセーレッド、パラクロルオルトニトロアニリンレッド、リソールファストスカーレットG、ブリリアントファストスカーレット、ブリリアントカーンミンBS、パーマネントレッド(F2R、F4R、FRL、FRLL、F4RH)、ファストスカーレットVD、ベルカンファストルビンB、ブリリアントスカーレットG、リソールルビンGX、パーマネントレッドF5R、ブリリアントカーミン6B、ピグメントスカーレット3B、ボルドー5B、トルイジンマルーン、パーマネントボルドーF2K、ヘリオボルドーBL、ボルドー10B、ボンマルーンライト、ボンマルーンメジアム、エオシンレーキ、ローダミンレーキB、ローダミンレーキY、アリザリンレーキ、チオインジゴレッドB、チオインジゴマルーン、オイルレッド、キナクリドンレッド、ピラゾロンレッド、ポリアゾレッド、クロームバーミリオン、ベンジジンオレンジ、ペリノンオレンジ、オイルオレンジ、コバルトブルー、セルリアンブルー、アルカリブルーレーキ、ピーコックブルーレーキ、ビクトリアブルーレーキ、無金属フタロシアニンブルー、フタロシアニンブルー、ファストスカイブルー、インダンスレンブルー(RS、BC)、インジゴ、群青、紺青、アントラキノンブルー、ファストバイオレットB、メチルバイオレットレーキ、コバルト紫、マンガン紫、ジオキサンバイオレット、アントラキノンバイオレット、クロムグリーン、ジンクグリーン、酸化クロム、ピリジアン、エメラルドグリーン、ピグメントグリーンB、ナフトールグリーンB、グリーンゴールド、アシッドグリーンレーキ、マラカイトグリーンレーキ、フタロシアニングリーン、アントラキノングリーン、酸化チタン、亜鉛華、リトボンなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
トナー用の離型剤としては、特に制限はなく、目的に応じて公知のものの中から適宜選択することができ、例えば、ワックス類、等が好適に挙げられる。
前記長鎖炭化水素としては、例えば、パラフィンワッックス、サゾールワックス等が挙げられる。
前記帯電制御剤としては、特に制限はなく、感光体に帯電される電荷の正負に応じて正又は負の荷電制御剤を適宜選択して用いることができる。
負の帯電制御剤としては、例えば、電子供与性の官能基を持つ樹脂又は化合物、アゾ染料、有機酸の金属錯体、などを用いることができる。具体的には、ボントロン(品番:S−31、S−32、S−34、S−36、S−37、S−39、S−40、S−44、E−81、E−82、E−84、E−86、E−88、A、1−A、2−A、3−A)(いずれも、オリエント化学工業株式会社製);カヤチャージ(品番:N−1、N−2)、カヤセットブラック(品番:T−2、004)(いずれも、日本化薬株式会社製);アイゼンスピロンブラック(T−37、T−77、T−95、TRH、TNS−2)(いずれも保土谷化学工業株式会社製);FCA−1001−N、FCA−1001−NB、FCA−1001−NZ、(いずれも、藤倉化成株式会社製)、などが挙げられる。
これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
トナーを製造する方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、粉砕法、特定の結晶性高分子及び重合性単量体を含有する単量体組成物を水相中で直接的に重合する重合法(懸濁重合法、乳化重合法)、特定の結晶性高分子及びイソシアネート基含有プレポリマーを含有する組成物を水相中においてアミン類で直接的に伸長/架橋する重付加反応法、イソシアネート基含有プレポリマーを用いた重付加反応法、溶剤で溶解し脱溶剤して粉砕する方法、溶融スプレー法などが挙げられる。
前記体積平均粒径が、3μm未満であると、二成分現像剤では現像装置における長期の撹拌においてキャリアの表面にトナーが融着し、キャリアの帯電能力を低下させることがあり、10μmを超えると、高解像で高画質の画像を得ることが難しくなり、現像剤中のトナーの収支が行われた場合にトナーの粒子径の変動が大きくなることがある。
前記トナーにおける体積平均粒径と個数平均粒径との比(体積平均粒径/個数平均粒径)としては、1.00〜1.25が好ましく、1.10〜1.25がより好ましい。
前記現像剤入り容器は、本発明の前記現像剤を容器中に収容してなる。前記容器としては、特に制限はなく、公知のものの中から適宜選択することができ、例えば、現像剤容器本体とキャップとを有してなるもの、などが好適に挙げられる。前記現像剤容器本体としては、その大きさ、形状、構造、材質などについては特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、前記形状としては、円筒状などが好ましく、内周面にスパイラル状の凹凸が形成され、回転させることにより内容物である現像剤が排出口側に移行可能であり、かつ該スパイラル部の一部又は全部が蛇腹機能を有しているもの、などが特に好ましい。前記現像剤容器本体の材質としては、特に制限はなく、寸法精度がよいものが好ましく、例えば、樹脂が好適に挙げられ、その中でも、例えば、ポリエステル樹脂,ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリアクリル酸、ポリカーボネート樹脂、ABS樹脂、ポリアセタール樹脂、などが好適に挙げられる。前記現像剤入り容器は、保存、搬送等が容易であり、取扱性に優れ、後述するプロセスカートリッジ、画像形成装置等に、着脱可能に取り付けて現像剤の補給に好適に使用することができる。
本発明の現像剤を用いたプロセスカートリッジは、静電潜像を担持する静電潜像担持体と、該静電潜像担持体上に担持された静電潜像を、現像剤を用いて現像し可視像を形成する現像手段とを、少なくとも有してなり、更に必要に応じて適宜選択したその他の手段を有してなる。
本発明の画像形成方法は、静電潜像形成工程と、現像工程と、転写工程と、定着工程とを少なくとも含み、更に必要に応じて適宜選択したその他の工程、例えば、除電工程、クリーニング工程、リサイクル工程、制御工程等を含む。
前記静電潜像形成工程は、静電潜像担持体上に静電潜像を形成する工程である。
―静電潜像担持体―
前記静電潜像担持体(「電子写真感光体」、「感光体」と称することがある)としては、その材質、形状、構造、大きさ、等について特に制限はなく、公知のものの中から適宜選択することができるが、その形状としてはドラム状が好適に挙げられ、その材質としては、例えばアモルファスシリコン、セレン等の無機感光体、ポリシラン、フタロポリメチン等の有機感光体(OPC)、などが挙げられる。これらの中でも、長寿命性の点でアモルファスシリコン等が好ましい。
前記静電潜像の形成は、例えば、前記静電潜像担持体の表面を一様に帯電させた後、像様に露光することにより行うことができ、前記静電潜像形成手段により行うことができる。前記静電潜像形成手段は、例えば、前記静電潜像担持体の表面を一様に帯電させる帯電器と、前記静電潜像担持体の表面を像様に露光する露光器とを少なくとも備える。
現像工程は、静電潜像を、本発明の前記現像剤を用いて現像して可視像(トナー像)を形成する工程である。可視像の形成は、例えば、前記静電潜像を本発明の前記現像剤を用いて現像することにより行うことができ、前記現像手段により行うことができる。現像手段は、例えば、本発明の前記現像剤を用いて現像することができる限り、特に制限はなく、公知のものの中から適宜選択することができ、例えば、本発明の前記現像剤を収容し、前記静電潜像に該現像剤を接触又は非接触的に付与可能な現像器を少なくとも有するものが好適であり、前記現像剤入り容器を備えた現像器などがより好ましい。
転写工程は、可視像を記録媒体に転写する工程であるが、中間転写体を用い、該中間転写体上に可視像を一次転写した後、該可視像を前記記録媒体上に二次転写する態様が好ましく、前記トナーとして二色以上、好ましくはフルカラートナーを用い、可視像を中間転写体上に転写して複合転写像を形成する第一次転写工程と、該複合転写像を記録媒体上に転写する第二次転写工程とを含む態様がより好ましい。
定着工程は、記録媒体に転写された可視像を定着装置を用いて定着させる工程であり、各色の現像剤に対し記録媒体に転写する毎に行ってもよいし、各色の現像剤に対しこれを積層した状態で一度に同時に行ってもよい。定着装置としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、公知の加熱加圧手段が好適である。前記加熱加圧手段としては、加熱ローラと加圧ローラとの組合せ、加熱ローラと加圧ローラと無端ベルトとの組合せ、などが挙げられる。
除電工程は、前記静電潜像担持体に対し除電バイアスを印加して除電を行う工程であり、除電手段により好適に行うことができる。除電手段としては、特に制限はなく、前記静電潜像担持体に対し除電バイアスを印加することができればよく、公知の除電器の中から適宜選択することができ、例えば、除電ランプ等が好適に挙げられる。
クリーニング工程は、静電潜像担持体上に残留する前記トナーを除去する工程であり、クリーニング手段により好適に行うことができる。クリーニング手段としては、特に制限はなく、静電潜像担持体上に残留する前記トナーを除去することができればよく、公知のクリーナの中から適宜選択することができ、例えば、磁気ブラシクリーナ、静電ブラシクリーナ、磁気ローラクリーナ、ブレードクリーナ、ブラシクリーナ、ウエブクリーナ等が好適に挙げられる。
リサイクル工程は、クリーニング工程により除去した前記トナーを前記現像手段にリサイクルさせる工程であり、リサイクル手段により好適に行うことができる。リサイクル手段としては、特に制限はなく、公知の搬送手段等が挙げられる。
制御工程は、前記各工程を制御する工程であり、各工程は制御手段により好適に行うことができる。制御手段としては、前記各手段の動きを制御することができる限り特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、シークエンサー、コンピュータ等の機器が挙げられる。
―実施形態例1―
ここで、画像形成装置により本発明の画像形成方法を実施するひとつの態様について、図3を参照しながら説明する。図3に示す画像形成装置100は、前記静電潜像担持体としての感光体ドラム10(感光体10)と、前記帯電手段としての帯電ローラ20と、前記露光手段としての露光装置30と、前記現像手段としての現像装置40と、中間転写体50と、クリーニングブレードを有する前記クリーニング手段としてのクリーニング装置60と、前記除電手段としての除電ランプ70とを備える。
画像形成装置により本発明の画像形成方法を実施する他の態様について、図4を参照しながら説明する。図4に示す画像形成装置100は、図3に示す画像形成装置100において、現像ベルト41を備えてなく、感光体10の周囲に、ブラック現像ユニット45K、イエロー現像ユニット45Y、マゼンタ現像ユニット45M及びシアン現像ユニット45Cが直接対向して配置されていること以外は、図3に示す画像形成装置100と同様の構成を有し、同様の作用効果を示す。なお、図4においては、図3におけるものと同じものは同符号で示した。
画像形成装置により本発明の画像形成方法を実施するさらに他の態様について、図5を参照しながら説明する。図5に示すタンデム型画像形成装置は、タンデム型カラー画像形成装置である。このタンデム型画像形成装置は、複写装置本体150と、給紙テーブル200と、スキャナ300と、原稿自動搬送装置(ADF)400とを備えている。
以下、本発明の実施例を説明するが、本発明は、これらの実施例に何ら限定されるものではない。
(トナー1の作製)
<有機微粒子エマルションの合成>
撹拌棒、及び温度計をセットした反応容器内に、水683質量部、メタクリル酸エチレンオキサイド付加物硫酸エステルのナトリウム塩(エレミノールRS−30、三洋化成工業株式会社製)11質量部、メタクリル酸166質量部、アクリル酸ブチル110質量部、及び過硫酸アンモニウム1質量部を仕込み、3,800回転/分で30分間撹拌したところ、白色の乳濁液が得られた。加熱して、系内温度75℃まで昇温し4時間反応させた。次いで、1質量%過硫酸アンモニウム水溶液30質量部加え、75℃で6時間熟成してビニル系樹脂(メタクリル酸−アクリル酸ブチル−メタクリル酸エチレンオキサイド付加物硫酸エステルのナトリウム塩の共重合体)の水性分散液[微粒子分散液1]を合成した。
水990質量部、[微粒子分散液1]83質量部、ドデシルジフェニルェーテルジスルホン酸ナトリウムの48.3質量%水溶液(エレミノールMON−7、三洋化成工業株式会社製)37質量部、及び酢酸エチル90質量部を混合撹拌し、乳白色の液体を得た。これを[水相1]とする。
冷却管、撹拌機、及び窒素導入管の付いた反応容器内に、ビスフェノールAエチレンオキサイド2モル付加物229質量部、ビスフェノールAプロピレンオキサイド3モル付加物529質量部、テレフタル酸208質量部、アジピン酸46質量部、及びジブチルチンオキサイド2質量部を入れ、常圧下、230℃で7時間反応させた。次いで、10mmHg〜15mmHgの減圧で5時聞反応させた後、反応容器内に無水トリメリット酸44質量部を入れ、常圧下、180℃で3時間反応させて、[低分子ポリエステル1]を合成した。
冷却管、撹拌機、及び窒索導入管の付いた反応容器内に、ビスフェノールAエチレンオキサイド2モル付加物682質量部、ビスフェノールAプロピレンオキサイド2モル付加物81質量部、テレフタル酸283質量部、無水トリメリット酸22質量部、及びジブチルチンオキサイド2質量部を入れ、常圧下、230℃で7時間反応させ、更に10mmHg〜15mmHgの減圧で5時間反応させて、[中間体ポリエステル1]を合成した。得られた[中間体ポリエステル1]は、数平均分子量2,200、重量平均分子量9,700、ガラス転移温度(Tg)54℃、酸価0.5mgKOH/g、水酸基価52mgKOH/gであった。
撹拌棒、及び温度計をセットした反応容器内に、イソホロンジアミン170質量部、及びメチルエチルケトン75質量部を仕込み、50℃で4時間半反応を行い、[ケチミン化合物1]を得た。[ケチミン化合物1]のアミン価は417であった。
水1,200質量部、カーボンブラック(Printex35、デクサ社製、DBP吸油量=42ml/100mg、pH=9.5)540質量部、及びポリエステル樹脂1,200質量部を加え、ヘンシェルミキサー(三井鉱山株式会社製)で混合し、混合物を2本ロールを用いて110℃で1時間混練後、圧延冷却し、パルペライザーで粉砕して、[マスターバッチ1]を作製した。
撹拌棒、及び温度計をセットした容器内に、[低分子ポリエステル1]378質量部、カルナバワックス100質量部、及び酢酸エチル947質量部を仕込み、撹拌下80℃に昇温し、80℃のまま5時間保持した後、1時問で30℃に冷却した。次いで、容器内に[マスターバッチ1]500質量部、及び酢酸エチル500質量部を仕込み、1時間混合し[原料溶解液1]を作製した。
[顔料・ワックス分散液1]749質量部、[プレポリマー1]115質量部、及び[ケチミン化合物1]2.9質量部を容器内に入れ、TKホモミキサー(特殊機化株式会社製)で5,000rpmで2分間混合した後、容器内に[水相1]1,200質量部を加え、TKホモミキサーで、回転数13,000rpmで25分間混合して、[乳化スラリー1]を得た。
[分散スラリー1]100質量部を減圧濾過した後、以下の洗浄処理を行った。
(1)濾過ケーキにイオン交換水100質量部を加え、TKホモミキサーで混合(回転数12,000rpmで10分間)した後濾過した。
(2)前記(1)の濾過ケーキに10質量%水酸化ナトリウム水溶液100質量部を加え、TKホモミキサーで混合(回転数12,000rpmで30分間)した後、減圧濾過した。(3)前記(2)の濾過ケーキに10質量%塩酸100質量部を加え、TKホモミキサーで混合(回転数12,000rpmで10分間)した後濾過した。
(4)前記(3)の濾過ケーキにイオン交換水300質量部を加え、TKホモミキサーで混合(回転数12,000rpmで10分間)した後濾過する操作を2回行い[濾過ケーキ1]を得た。
次に、得られた[トナー母粒子1]100質量部に疎水シリカ0.7質量部と、疎水性酸化チタン0.3質量部をヘンシェルミキサーを用いて混合して、「トナー1」を作製した。
−キャリア1の作製−
下記の材料をホモミキサーに投入し10分間分散して、被覆液(1)を調製した。
・アクリル樹脂溶液(日立化成工業株式会社製、ヒタロイド3012X、水酸基価50mgKOH/g、固形分50質量%):3.56質量部
・グアナミン溶液(三井サイテック株式会社製、マイコート106、固形分77質量%):1.20質量部
・シリコーン樹脂溶液(東レ・ダウコーニング株式会社製、SR2405、固形分50質量%):7.11質量部
・アミノシランカップリング剤(東レ・ダウコーニング株式会社製、SH6020、固形分100質量%):0.09質量部
・アルミナ微粒子(住友化学工業株式会社製、球形換算での体積平均粒子径0.3μm、):5.93質量部
・トルエン:71.11質量部。
−キャリア2の作製−
下記の材料をホモミキサーに投入し10分間分散して、被覆液(2)を調製した。
・アクリル樹脂溶液(日立化成工業株式会社製、ヒタロイド3012X、水酸基価50mgKOH/g、固形分50質量%):3.56質量部
・グアナミン溶液(三井サイテック株式会社製、マイコート106、固形分77質量%):1.20質量部
・シリコーン樹脂溶液(東レ・ダウコーニング株式会社製、SR2405、固形分50質量%):7.11質量部
・アミノシランカップリング剤(東レ・ダウコーニング株式会社製、SH6020、固形分100質量%):0.09質量部
・アルミナ微粒子(日本アエロジル社製、球形換算での体積平均粒子径0.013μm、):5.93質量部
・トルエン:71.11質量部。
−キャリア3の作製−
下記の材料をホモミキサーに投入し10分間分散して、被覆液(3)を調製した。
・アクリル樹脂溶液(日立化成工業株式会社製、ヒタロイド3012X、水酸基価50mgKOH/g、固形分50質量%):3.56質量部
・グアナミン溶液(三井サイテック株式会社製、マイコート106、固形分77質量%):1.20質量部
・シリコーン樹脂溶液(東レ・ダウコーニング株式会社製、SR2405、固形分50質量%):7.11質量部
・アミノシランカップリング剤(東レ・ダウコーニング株式会社製、SH6020、固形分100質量%):0.09質量部
・酸化チタン微粒子(石原産業社製、球形換算での体積平均粒子径0.03μm、):5.93質量部
・トルエン:71.11質量部。
得られた「キャリア3」の粒度分布をマイクロトラック粒度分布計(モデルHRA9320−X100)で測定したところ、重量平均粒子径(Dw)が39.2μm、個数平均粒子径(Dn)が34.1μm、Dw/Dnが1.15であった。また、「キャリア3」の体積抵抗は13.9(logΩ・cm)であった。
−キャリア4の作製−
下記の材料をホモミキサーに投入し10分間分散して、被覆液(4)を調製した。
・シリコーングラフトアクリル樹脂溶液(信越化学工業株式会社製、X−22−8004、固形分40質量%):8.44質量部
・グアナミン溶液(三井サイテック株式会社製、マイコート106、固形分77質量%):3.62質量部
・アミノシランカップリング剤(東レ・ダウコーニング株式会社製、SH6020、固形分100質量%):0.10質量部
・アルミナ微粒子(日本アエロジル社製、球形換算での体積平均粒子径0.012μm、):6.03質量部
・メチルエチルケトン:72.31質量部。
得られた「キャリア4」の粒度分布をマイクロトラック粒度分布計(モデルHRA9320−X100)で測定したところ、重量平均粒子径(Dw)が39.9μm、個数平均粒子径(Dn)が34.5μm、Dw/Dnが1.16であった。また、「キャリア4」の体積抵抗は14.6(logΩ・cm)であった。
−キャリア5の作製−
下記の材料をホモミキサーに投入し10分間分散して、被覆液(5)を調製した。
・アクリル樹脂溶液(日立化成工業株式会社製、ヒタロイド3012X、水酸基価50mgKOH/g、固形分50質量%):3.56質量部
・グアナミン溶液(三井サイテック株式会社製、マイコート106、固形分77質量%):1.20質量部
・シリコーン樹脂溶液(東レ・ダウコーニング株式会社製、SR2405、固形分50質量%):7.11質量部
・アミノシランカップリング剤(東レ・ダウコーニング株式会社製、SH6020、固形分100質量%):0.09質量部
・アルミナ粒子(住友化学工業株式会社製、球形換算での体積平均粒子径0.4μm):5.93質量部
・トルエン:71.11質量部。
得られた「キャリア5」の粒度分布をマイクロトラック粒度分布計(モデルHRA9320−X100)で測定したところ、重量平均粒子径(Dw)が38.3μm、個数平均粒子径(Dn)が33.3μm、Dw/Dnが1.15であった。また、「キャリア5」の体積抵抗は13.2(logΩ・cm)であった。
−キャリア6の作製−
下記の材料をホモミキサーに投入し10分間分散して、被覆液(6)を調製した。
・アクリル樹脂溶液(日立化成工業株式会社製、ヒタロイド3012X、水酸基価50mgKOH/g、固形分50質量%):3.56質量部
・グアナミン溶液(三井サイテック株式会社製、マイコート106、固形分77質量%):1.20質量部
・シリコーン樹脂溶液(東レ・ダウコーニング株式会社製、SR2405、固形分50質量%):7.11質量部
・アミノシランカップリング剤(東レ・ダウコーニング株式会社製、SH6020、固形分100質量%):0.09質量部
・アルミナ微粒子(日本アエロジル社製、球形換算での体積平均粒子径0.013μm、):5.93質量部
・トルエン:71.11質量部。
得られた「キャリア6」の粒度分布をマイクロトラック粒度分布計(モデルHRA9320−X100)で測定したところ、重量平均粒子径(Dw)が40.1μm、個数平均粒子径(Dn)が34.6μm、Dw/Dnが1.16であった。また、「キャリア6」の体積抵抗は15.1(logΩ・cm)であった。
−キャリア7の作製−
下記の材料をホモミキサーに投入し10分間分散して、被覆液(7)を調製した。
・アクリル樹脂溶液(日立化成工業株式会社製、ヒタロイド3546-3、水酸基価15mgKOH/g、固形分50質量%):3.56質量部
・グアナミン溶液(三井サイテック株式会社製、マイコート106、固形分77質量%):1.20質量部
・シリコーン樹脂溶液(東レ・ダウコーニング株式会社製、SR2405、固形分50質量%):7.11質量部
・アミノシランカップリング剤(東レ・ダウコーニング株式会社製、SH6020、固形分100質量%):0.09質量部
・アルミナ微粒子(日本アエロジル社製、球形換算での体積平均粒子径0.013μm、):5.93質量部
・トルエン:71.11質量部。
得られた「キャリア7」の粒度分布をマイクロトラック粒度分布計(モデルHRA9320−X100)で測定したところ、重量平均粒子径(Dw)が39.2μm、個数平均粒子径(Dn)が33.9μm、Dw/Dnが1.16であった。また、「キャリア7」の体積抵抗は13.6(logΩ・cm)であった。
−キャリア8の作製−
下記の材料をホモミキサーに投入し10分間分散して、被覆液(8)を調製した。
・アクリル樹脂溶液(日立化成工業株式会社製、ヒタロイド3012X、水酸基価50mgKOH/g、固形分50質量%):3.56質量部
・グアナミン溶液(三井サイテック株式会社製、マイコート106、固形分77質量%):1.20質量部
・シリコーン樹脂溶液(東レ・ダウコーニング株式会社製、SR2405、固形分50質量%):7.11質量部
・アミノシランカップリング剤(東レ・ダウコーニング株式会社製、SH6020、固形分100質量%):0.09質量部
・アルミナ微粒子(日本アエロジル社製、球形換算での体積平均粒子径0.013μm、):5.93質量部
・トルエン:71.11質量部。
得られた「キャリア8」の粒度分布をマイクロトラック粒度分布計(モデルHRA9320−X100)で測定したところ、重量平均粒子径(Dw)が38.1μm、個数平均粒子径(Dn)が32.5μm、Dw/Dnが1.17であった。また、「キャリア8」の体積抵抗は13.2(logΩ・cm)であった。
(被覆粒子の被覆層の膜厚測定)
被覆粒子1〜8の被覆層の膜厚(h)は、被覆粒子をFIB(集束イオンビーム)で切断し、被覆粒子断面を作成後、透過型電子顕微鏡(TEM)、走査型透過電子顕微鏡(STEM)を用いて、50点以上の被覆粒子断面を観察して求めた膜厚の平均値として算出した。算出した被覆粒子1〜8の被覆層の膜厚(h)を表1に示した。
微粒子の球形換算での体積平均粒子径Dvは、日機装株式会社製ナノトラック粒度分布測定装置UPA−EX150を用いて測定した。各実施例に使用した微粒子の体積平均粒子径(Dv)、及び被覆粒子1〜8の[微粒子の体積平均粒子径(Dv)/被覆粒子の被覆層の膜厚(h)]を算出して表1に示した。
作製した被覆液1〜8を、UV−VIS分光光度計(UV−3100、株式会社島津製作所製)を用いて波長550nmの光線に対する、作製直後の光透過率T0h(%)と、作製後6時間静置してから後の光透過率T6h(%)をそれぞれ求め、その差分|T6h(%)−T0h(%)|を算出した。結果を表1に示した。
キャリア1〜8に対し、作製しておいたトナー1をそれぞれキャリア被覆率が50%となる割合で調節して添加し、ターブラーミキサー(シンマルエンタープライゼス社製)で攪拌し、現像剤1〜8を作製した。なお、現像剤1〜4は実施例1〜4の現像剤、現像剤5〜8は比較例1〜4の現像剤とした。
得られた現像剤1〜8を用いて、以下のようにして、被覆層の剥離及び削れ、画像濃度、トナー飛散性、及び地汚れを評価した。結果を表1に示す。
―評価方法―
作製した現像剤1〜8をタンデム型カラー画像形成装置(imagio Neo450、株式会社リコー製)を用いて、20万枚のランニング評価を行い、ランニングを終えたキャリアの抵抗低下量を、20万枚のランニング前後の抵抗の比率として評価した。ここでいう抵抗低下量とは、初期のキャリアを抵抗計測平行電極:ギャップ2mmの電極間に投入し、DC200Vを印加し30sec後の抵抗値をハイレジスト計(横川ヒューレットパッカード株式会社製、High Resistance Meter)で計測した値を体積抵抗に変換した値(R1)から、20万枚ランニング後の現像剤中のトナーを前記ブローオフ装置にて除去し得たキャリアを、前記抵抗測定方法と同様の方法で測定した値(R2)を差し引いた量のことをいい、目標値は2.0〔Log(Ω・cm)〕以下である。
−評価基準−
◎:[20万枚ラン後の抵抗/ラン初期の抵抗]の比が1/10以上
○:[20万枚ラン後の抵抗/ラン初期の抵抗]の比が1/10未満1/100以上
△:[20万枚ラン後の抵抗/ラン初期の抵抗]の比が1/100未満1/1000以上
×:[20万枚ラン後の抵抗/ラン初期の抵抗]の比が1/1000未満。
次に、得られた各現像剤を、タンデム型カラー画像形成装置(imagio Neo 450、株式会社リコー製)を用いて、複写紙(TYPE6000<70W>、株式会社リコー製)に各現像剤の付着量が1.00±0.05mg/cm2のベタ画像を形成した。該ベタ画像の形成は、前記複写紙20万枚に対して、繰り返し行った。得られたベタ画像の画像濃度を、初期及び20万枚耐久後について、目視で観察し、下記基準に基づいて評価した。なお、得られた画像濃度が高いほど、高濃度の画像が形成できる。この評価は、本発明の画像形成方法の実施例にも相当する。
−評価基準−
◎:初期及び20万枚耐久後において、画像濃度に変化がなく、高画質が得られた。
○:20万枚耐久後において、やや画像濃度が低下したが、高画質が得られた。
△:20万枚耐久後において、画像濃度が低下し、画質が低下した。
×:20万枚耐久後において、著しく画像濃度低下し、画質が大きく低下した。
画像面積率5%のチャートを、タンデム型カラー画像形成装置(imagio Neo 450、株式会社リコー製)を用いて20万枚連続出力した際の機内のトナー汚染の程度を目視にて、下記基準により4段階で評価した。
―評価基準―
◎:画像形成装置内のトナー汚染がまったくなく、優良な状態である。
○:画像形成装置内のトナー汚染がなく、良好な状態である。
△:画像形成装置内のトナー汚染があるが、実使用可能なレベルである。
×:画像形成装置内のトナー汚染がひどく、実使用不可能なレベルである。
画像面積率5%のチャートを、タンデム型カラー画像形成装置(imagio Neo 450、株式会社リコー製)を用いて20万枚連続出力した際の画像背景部の地汚れの程度を目視により、下記基準で評価した。
―評価基準―
○:画像背景部に地汚れの発生がない。
△:画像背景部に地汚れがやや発生している。
×:画像背景部に地汚れが発生している。
以上の評価結果から、総合評価として下記基準で評価した。
―評価基準―
◎:非常に良好
○:良好
×:不良
。
本発明の現像剤は、本発明の前記キャリアと、トナーとを含む。該現像剤を用いて、トナー飛散や地汚れがなく、高画像濃度の画像形成が行える。
本発明の画像形成方法においては、機械的強度が高く、トナー飛散や地汚れがなく、高画像濃度で高鮮鋭な高品質画像が得られ、電子写真方式の各種画像形成装置に好適に用いられる。
2 電極
3 セル
4 キャリア
10 静電潜像担持体(感光体ドラム)
10K ブラック用静電潜像担持体
10Y イエロー用静電潜像担持体
10M マゼンタ用静電潜像担持体
10C シアン用静電潜像担持体
14 支持ローラ
15 支持ローラ
16 支持ローラ
17 中間転写クリーニング装置
18 画像形成手段
20 帯電ローラ
21 露光装置
22 二次転写装置
23 ローラ
24 二次転写ベルト
25 定着装置
26 定着ベルト
27 加圧ベルト
28 シート反転装置
30 露光装置
32 コンタクトガラス
33 第1走行体
34 第2走行体
35 結像レンズ
36 読取りセンサ
40 現像装置
41 現像ベルト
42K 現像剤収容部
42Y 現像剤収容部
42M 現像剤収容部
42C 現像剤収容部
43K 現像剤供給ローラ
43Y 現像剤供給ローラ
43M 現像剤供給ローラ
43C 現像剤供給ローラ
44K 現像ローラ
44Y 現像ローラ
44M 現像ローラ
44C 現像ローラ
45K ブラック用現像器
45Y イエロー用現像器
45M マゼンタ用現像器
45C シアン用現像器
49 レジストローラ
50 中間転写体
51 ローラ
52 分離ローラ
53 手差し給紙路
54 手差しトレイ
55 切換爪
56 排出ローラ
57 排出トレイ
58 コロナ帯電器
60 クリーニング装置
61 現像器
62 転写帯電器
63 感光体クリーニング装置
64 除電器
70 除電ランプ
80 転写ローラ
90 クリーニング装置
95 転写紙
100 画像形成装置
101 静電潜像担持体(感光体)
102 帯電手段
103 露光
104 現像手段
105 記録媒体
107 クリーニング手段
108 転写手段
110 キャリア処理タンク
112 原料回収タンク
113 二酸化炭素ボンベ
114 攪拌子
115 スターラー
116 エントレーナタンク
117 冷却ジャケット
118 温調ジャケット
120 タンデム型現像器
121 加熱ローラ
122 定着ローラ
123 定着ベルト
124 加圧ローラ
125 加熱源
126 クリーニングローラ
127 温度センサ
130 原稿台
142 給紙ローラ
143 ペーパーバンク
144 給紙カセット
145 分離ローラ
146 給紙路
147 搬送ローラ
148 給紙路
150 複写装置本体
160 帯電装置
200 給紙テーブル
300 スキャナ
400 原稿自動搬送装置(ADF)
Claims (15)
- 芯材の表面を、少なくとも結着樹脂と微粒子とを含む被覆層で被覆した電子写真用トナーのキャリアであって、
前記芯材表面に、前記結着樹脂及び結着樹脂の前駆体のうち少なくともいずれかと、球径換算での体積平均粒子径がDvの微粒子と、溶剤とを含む被覆液を塗布して、下記式(1)の関係を満足する平均膜厚hの被覆層を有する被覆粒子を形成する第一工程と、
前記被覆粒子を、攪拌羽を有さない攪拌装置によって攪拌して表面処理する第二工程を含む製造方法により製造されたことを特徴とする電子写真用トナーのキャリア。
Dv/h≦0.3 ・・・式(1) - 前記被覆粒子の被覆層の平均膜厚hが1μm以上であり、前記被覆粒子の被覆層のキャリアに対する質量比率が5質量%以上であることを特徴とする請求項1に記載の電子写真用トナーのキャリア。
- 前記結着樹脂が、少なくともシリコーン樹脂を含有することを特徴とする請求項1又は2に記載の電子写真用トナーのキャリア。
- 前記結着樹脂が、少なくともアクリル樹脂を含有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の電子写真用トナーのキャリア。
- 前記結着樹脂が、シリコーン樹脂成分とアクリル樹脂成分とを有する樹脂であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の電子写真用トナーのキャリア。
- 前記被覆層が、アミノシランカップリング剤を含有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の電子写真用トナーのキャリア。
- 前記微粒子が、金属酸化物の微粒子であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の電子写真用トナーのキャリア。
- 前記金属酸化物が、アルミナ又は酸化チタンであることを特徴とする請求項7に記載の電子写真用トナーのキャリア。
- 前記微粒子が、表面を導電性処理された導電性微粒子であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の電子写真用トナーのキャリア。
- 体積抵抗が、1010〜1016Ω・cmであることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の電子写真用トナーのキャリア。
- 体積平均粒径が、20〜65μmであることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の電子写真用トナーのキャリア。
- 芯材の表面を、少なくとも結着樹脂と微粒子とを含む被覆層で被覆した電子写真用トナーのキャリアの製造方法であって、
前記芯材表面に、前記結着樹脂及び結着樹脂の前駆体のうち少なくともいずれかと、微粒子と、溶剤とを含む被覆液を塗布して被覆粒子を形成する第一工程と、
前記被覆粒子を、攪拌羽を有さない攪拌装置によって攪拌して表面処理する第二工程とを有し、
第一工程において被覆液を塗布された前記被覆粒子の被覆層の平均膜厚hは、前記微粒子の球径換算での体積平均粒子径Dvとの間に、下記式(1)の関係を満たしていることを特徴とする電子写真用トナーのキャリアの製造方法。
Dv/h≦0.3 ・・・式(1) - 前記第一工程における被覆液が、下記式(2)の条件を満たすことを特徴とする請求項12に記載の電子写真用トナーのキャリアの製造方法。
|T6h(%)−T0h(%)|≦30(%) ・・・式(2)
ただし、前記式(2)中、T0h(%)は、前記被覆液を調製した直後における波長550nmの光の透過率を表す。T6h(%)は、被覆液を調製した直後から6時間静置した後の波長550nmの光の透過率を表す。 - 請求項1乃至11のいずれか一項に記載の電子写真用トナーのキャリアと、電子写真用トナーとからなることを特徴とする電子写真用の現像剤。
- 静電潜像担持体上に静電潜像を形成する静電潜像形成工程と、前記静電潜像を請求項14に記載の現像剤を用いて現像して可視像を形成する現像工程と、前記可視像を記録媒体に転写して転写像を形成する転写工程と、前記記録媒体に転写された転写像を定着させる定着工程とを少なくとも含むことを特徴とする画像形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007282457A JP5106988B2 (ja) | 2007-10-30 | 2007-10-30 | 電子写真用トナーのキャリアとその製造方法、電子写真用現像剤、及び画像形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007282457A JP5106988B2 (ja) | 2007-10-30 | 2007-10-30 | 電子写真用トナーのキャリアとその製造方法、電子写真用現像剤、及び画像形成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009109771A true JP2009109771A (ja) | 2009-05-21 |
JP5106988B2 JP5106988B2 (ja) | 2012-12-26 |
Family
ID=40778314
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007282457A Expired - Fee Related JP5106988B2 (ja) | 2007-10-30 | 2007-10-30 | 電子写真用トナーのキャリアとその製造方法、電子写真用現像剤、及び画像形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5106988B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011053546A (ja) * | 2009-09-03 | 2011-03-17 | Ricoh Co Ltd | 電子写真用キャリアの芯材を被覆するための被覆コートの製造方法 |
CN105372958A (zh) * | 2015-12-09 | 2016-03-02 | 湖北鼎龙化学股份有限公司 | 树脂包覆载体及其制备方法、以及双组分显影剂 |
JP2021051216A (ja) * | 2019-09-25 | 2021-04-01 | 富士ゼロックス株式会社 | 静電荷像現像用キャリア、静電荷像現像剤、プロセスカートリッジ、画像形成装置及び画像形成方法 |
Citations (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63216283A (ja) * | 1987-03-03 | 1988-09-08 | 東京エレクトロン株式会社 | 加熱装置 |
JPS63237066A (ja) * | 1987-03-25 | 1988-10-03 | Ricoh Co Ltd | 2成分型乾式現像剤用キヤリア |
JPH0227365A (ja) * | 1988-07-18 | 1990-01-30 | Canon Inc | 電子写真現像剤用キャリア |
JPH0327054A (ja) * | 1989-06-26 | 1991-02-05 | Canon Inc | 電子写真用キャリアおよび二成分系現像剤 |
JPH05216282A (ja) * | 1992-02-04 | 1993-08-27 | Minolta Camera Co Ltd | 電子写真用キャリア |
JP2001134019A (ja) * | 1999-11-05 | 2001-05-18 | Konica Corp | 現像剤およびその製造方法並びに画像形成方法 |
JP2001305803A (ja) * | 2000-04-19 | 2001-11-02 | Fuji Xerox Co Ltd | 静電潜像現像用キャリア |
JP2001330997A (ja) * | 1999-10-20 | 2001-11-30 | Ricoh Co Ltd | 電子写真用キャリア、その製造方法及びそのためのキャリア用コート材 |
JP2002202637A (ja) * | 2000-10-27 | 2002-07-19 | Dainippon Ink & Chem Inc | 電子写真用キャリア及びそれを用いた現像剤、及びその現像方法 |
JP2002251038A (ja) * | 2001-02-26 | 2002-09-06 | Konica Corp | 2成分現像剤、その製造方法及びそれを用いた画像形成方法 |
JP2002268283A (ja) * | 2001-03-09 | 2002-09-18 | Ricoh Co Ltd | 二成分系現像剤 |
JP2004198745A (ja) * | 2002-12-18 | 2004-07-15 | Ricoh Co Ltd | 静電潜像現像用キャリア |
JP2005165174A (ja) * | 2003-12-05 | 2005-06-23 | Konica Minolta Photo Imaging Inc | ハロゲン化銀カラー写真感光材料用固体処理剤の製造方法及びハロゲン化銀カラー写真感光材料用錠剤型処理剤の製造方法 |
JP2006154806A (ja) * | 2004-11-05 | 2006-06-15 | Canon Inc | キャリア、二成分現像剤及び画像形成方法 |
JP2007257713A (ja) * | 2006-03-22 | 2007-10-04 | Fujifilm Corp | 磁気記録媒体 |
-
2007
- 2007-10-30 JP JP2007282457A patent/JP5106988B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63216283A (ja) * | 1987-03-03 | 1988-09-08 | 東京エレクトロン株式会社 | 加熱装置 |
JPS63237066A (ja) * | 1987-03-25 | 1988-10-03 | Ricoh Co Ltd | 2成分型乾式現像剤用キヤリア |
JPH0227365A (ja) * | 1988-07-18 | 1990-01-30 | Canon Inc | 電子写真現像剤用キャリア |
JPH0327054A (ja) * | 1989-06-26 | 1991-02-05 | Canon Inc | 電子写真用キャリアおよび二成分系現像剤 |
JPH05216282A (ja) * | 1992-02-04 | 1993-08-27 | Minolta Camera Co Ltd | 電子写真用キャリア |
JP2001330997A (ja) * | 1999-10-20 | 2001-11-30 | Ricoh Co Ltd | 電子写真用キャリア、その製造方法及びそのためのキャリア用コート材 |
JP2001134019A (ja) * | 1999-11-05 | 2001-05-18 | Konica Corp | 現像剤およびその製造方法並びに画像形成方法 |
JP2001305803A (ja) * | 2000-04-19 | 2001-11-02 | Fuji Xerox Co Ltd | 静電潜像現像用キャリア |
JP2002202637A (ja) * | 2000-10-27 | 2002-07-19 | Dainippon Ink & Chem Inc | 電子写真用キャリア及びそれを用いた現像剤、及びその現像方法 |
JP2002251038A (ja) * | 2001-02-26 | 2002-09-06 | Konica Corp | 2成分現像剤、その製造方法及びそれを用いた画像形成方法 |
JP2002268283A (ja) * | 2001-03-09 | 2002-09-18 | Ricoh Co Ltd | 二成分系現像剤 |
JP2004198745A (ja) * | 2002-12-18 | 2004-07-15 | Ricoh Co Ltd | 静電潜像現像用キャリア |
JP2005165174A (ja) * | 2003-12-05 | 2005-06-23 | Konica Minolta Photo Imaging Inc | ハロゲン化銀カラー写真感光材料用固体処理剤の製造方法及びハロゲン化銀カラー写真感光材料用錠剤型処理剤の製造方法 |
JP2006154806A (ja) * | 2004-11-05 | 2006-06-15 | Canon Inc | キャリア、二成分現像剤及び画像形成方法 |
JP2007257713A (ja) * | 2006-03-22 | 2007-10-04 | Fujifilm Corp | 磁気記録媒体 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011053546A (ja) * | 2009-09-03 | 2011-03-17 | Ricoh Co Ltd | 電子写真用キャリアの芯材を被覆するための被覆コートの製造方法 |
CN105372958A (zh) * | 2015-12-09 | 2016-03-02 | 湖北鼎龙化学股份有限公司 | 树脂包覆载体及其制备方法、以及双组分显影剂 |
JP2021051216A (ja) * | 2019-09-25 | 2021-04-01 | 富士ゼロックス株式会社 | 静電荷像現像用キャリア、静電荷像現像剤、プロセスカートリッジ、画像形成装置及び画像形成方法 |
JP7392351B2 (ja) | 2019-09-25 | 2023-12-06 | 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 | 静電荷像現像用キャリア、静電荷像現像剤、プロセスカートリッジ、画像形成装置及び画像形成方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5106988B2 (ja) | 2012-12-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4823141B2 (ja) | キャリア及びその製造方法、並びに現像剤及び画像形成方法 | |
JP4796481B2 (ja) | キャリア及びその製造方法、並びに現像剤及び画像形成方法 | |
JP2010092032A (ja) | 電子写真用キャリア及び二成分現像剤 | |
JP5187091B2 (ja) | キャリア、現像剤及び画像形成方法 | |
JP5006674B2 (ja) | キャリア、二成分現像剤、及び画像形成方法 | |
US8178273B2 (en) | Carrier and manufacturing method thereof, developer, process cartridge, image forming apparatus, and image forming method | |
JP4993563B2 (ja) | キャリア及びその製造方法、並びに現像剤及び画像形成方法 | |
JP2007102159A (ja) | 電子写真用キャリア、並びに、現像剤、現像剤入り容器、プロセスカートリッジ、画像形成方法及び画像形成装置 | |
JP5106988B2 (ja) | 電子写真用トナーのキャリアとその製造方法、電子写真用現像剤、及び画像形成方法 | |
JP4956338B2 (ja) | キャリア、並びに現像剤、画像形成方法及び画像形成装置 | |
JP4686386B2 (ja) | キャリア及びその製造方法、並びに現像剤、及び画像形成方法 | |
JP2009198789A (ja) | 電子写真現像剤用キャリア、電子写真用二成分現像剤、および画像形成方法 | |
JP5084487B2 (ja) | 電子写真用キャリア、電子写真用現像剤及び画像形成方法 | |
JP4871184B2 (ja) | 静電潜像現像用キャリアの製造方法、該製造方法で製造されるキャリア、該キャリアを用いた現像剤及び該現像剤を用いた画像形成方法 | |
JP4868994B2 (ja) | キャリア及び現像剤 | |
JP5360475B2 (ja) | 電子写真用キャリア、電子写真用二成分現像剤、及び画像形成方法 | |
JP5090077B2 (ja) | キャリア、並びにこれを用いた現像剤、及び画像形成方法 | |
JP4648275B2 (ja) | キャリア及びその製造方法、並びに現像剤、プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び画像形成方法 | |
JP4700495B2 (ja) | 静電潜像現像用キャリア、現像剤、画像形成方法、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 | |
JP5233536B2 (ja) | キャリア、並びにこれを用いた現像剤、及び画像形成方法 | |
JP5504822B2 (ja) | 電子写真用キャリア、並びに電子写真用現像剤、画像形成方法、画像形成装置、プロセスカートリッジ、及び電子写真用現像剤入り容器 | |
JP4964069B2 (ja) | キャリアの製造方法、その方法で製造したキャリア及び現像剤並びにその現像剤を用いた画像形成方法、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 | |
JP5311288B2 (ja) | キャリア、並びにこれを用いた現像剤、画像形成方法 | |
JP5518676B2 (ja) | 電子写真用キャリア、及びそれを用いた現像剤、画像形成装置、プロセスカートリッジ、並びに現像剤入り容器 | |
JP2008281783A (ja) | キャリア及びその製造方法、並びに現像剤及び画像形成方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100603 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20111208 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111213 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120208 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120904 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20121003 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5106988 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151012 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |