JP2009109647A - 光路絞り・開閉装置 - Google Patents

光路絞り・開閉装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 開口精度をより向上できる光路絞り・開閉装置を提供する。
【解決手段】 光路絞り・開閉装置1は、アクチュエータによって回転駆動されるアーム20と、アーム20によってスライド駆動される、光路開口を絞るか開閉する羽根と、光路開口を有するベースと、を具備する。アーム20には、羽根がベースから外れるのを防止する羽根押さえ部24bを有するフック24が形成されており、羽根押さえ部24bが、アーム20のボス部22(回転軸)の略直角方向に突出しているとともに、羽根押さえ部24bと対向するアーム20のベース部21の部分が抜き穴C2となっている。羽根の押さえ部を、羽根が係合するアーム20の係合ピン23ではなく、別物のフック24に形成することにより、係合ピン23の寸法精度を上げることができ、係合ピン23の真円度が高くなる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、小型のカメラ等のシャッターやアイリスとして使用される光路絞り・開閉装置に関する。
このような光路絞り・開閉装置の典型的な一タイプにおいては、二枚の羽根部材を、アクチュエータ駆動のアームによりベース上でスライドさせる。羽根部材がベース上でスライドすることで、ベースに形成された開口を絞ったり開閉する。
図8は、アームの形状の一例を示す図であり、図8(A)は斜視図、図8(B)は平面図、図8(C)はボス部の拡大図である。
図9は、図8のアームに羽根部材が係合している組立状態を示す側面図である。
図8に示すように、アーム120のベース部121の中央にはボス部122が立設されており、同ボス部122にアクチュエータの回転軸が嵌合固定される。ベース部121の両端には、羽根の係合穴に係合する係合ピン123が立設されている。各係合ピン123は、大径の基部123aと、小径の先部123bとを有し、先部123bの先端には、先部123bより大径の羽根押さえ部123cが設けられている。図8に示すように、羽根の係合穴は小径先部123bに係合しており、羽根は羽根押さえ部123cで係合ピン123から抜けないように支持されている。
このような形状のアーム120を成形する場合、一般には、図8(B)に示すように、アーム120の平面の中心線(各係合ピン123及びボス部122の中心を通る線)をパーティングライン(PL)としてアーム中心部(ボス部122周辺)を中心穴方向に割って形成する固定金型と移動金型、そこに鉛直方向から飛び込み、係合ピン123の周辺を半割して形成する移動金型と固定金型によって成形される(スライド金型ともいう)。この場合、係合ピン123の側面で両金型が合うことになり、同側面の型割り部でバリが発生してしまう。また、この方式の金型の寸法精度が特に悪い場合は、図8(C)に示すように、係合ピン123の横半分ともう一方の半分とで半径が異なってしまう事態もありうる。さらに、複雑な金型構造となるため高価である。
係合ピンの側面にバリがあると、羽根部材が係合ピンに沿って滑らかに回転せず、スライド動作が滑らかでなくなる。また、係合ピンの横半分の一方ともう一方とで半径が異なると、羽根の移動量が異なってしまう。これらにより、開口精度が悪くなる場合もある。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであって、開口精度をより向上できる光路絞り・開閉装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の形態に係る光路絞り・開閉装置は、 アクチュエータと、 該アクチュエータによって回転駆動されるアームと、 該アームによってスライド駆動される、光路開口を絞るか開閉する羽根と、 該羽根をガイドし光路開口を有するベースと、を具備する光路絞り・開閉装置であって、 前記アームに前記羽根に係合する係合ピンが形成されているとともに、該係合ピンと異なる部位に、前記羽根が前記ベースから外れるのを防止する羽根押さえ部を有するフックが形成されていることを特徴とする。
羽根の押さえ部を、羽根が係合するアームの係合ピンではなく、別物のフックに形成することにより、係合ピンの寸法精度を上げることができる。つまり、先端に羽根押さえ部が形成された係合ピンを作製する場合は、アームを半割り金型で成形することとなるため、係合ピンの側面の型割り部でバリが発生する。しかし、本発明のように、羽根押さえ用のフックを係合ピンとは別に設けて、係合ピンをアンダーカット部のない形状とする場合は、係合ピンを一方の金型の円筒孔で作製でき、係合ピンの真円度が高くなる。したがって、羽根の動きがスムーズになり、開口の精度が向上する。
本発明においては、 前記羽根押さえ部が、前記アームの回転軸の略直角方向に突出しているとともに、該羽根押さえ部と対向する前記アームの部分を抜き穴又は切り欠きとすれば、金型の構造を簡単にすることができ、安価に製造できる。
このような形状の羽根押さえ部が形成されたアームを成形する場合、係合ピンやフックが固定金型に形成され、他の部分が可動金型に形成される。そして、フックの羽根押さえ部のアンダーカット部が可動金型に形成されるので、アームの羽根押さえ部に対向する部分に、それらのアンダーカット部の抜け穴が形成される。
なお、このような形状のアームは、抜き穴や切り欠きを設けなくても、複雑な金型構造(固定・移動金型に加え、その鉛直方向から移動金型が飛び込むスライド金型)とすれば作製可能である。しかし、抜け穴又は切り欠きを設けることによりスライド金型が不要となり、簡単で安価な金型構造で成形できる。
本発明においては、 前記フックの羽根押さえ部の下面がやや凸に湾曲していることが好ましい。
装置の姿勢によっては、羽根が羽根押さえ部の下面に接する場合がある。そこで、羽根押さえ部の下面をやや凸に湾曲させることにより、羽根と羽根押さえ部との接触抵抗が小さくなり、羽根のスライド動作が滑らかになる。
本発明の第2の形態に係る光路絞り・開閉装置は、 アクチュエータと、 該アクチュエータによって回転駆動されるアームと、 該アームによってスライド駆動される、光路開口を絞るか開閉する羽根と、 該羽根をガイドし光路開口を有するベースと、 前記アームのリターンばねと、を具備する光路絞り・開閉装置であって、 前記ベース又はアームに、前記リターンばねの一端が係合する係合部が複数設けられていることを特徴とする。
リターンばねは非常に小型であり、ばね線の製造ロットによっては微妙に線径が異なり、バネ定数にバラツキが生じる場合がある。そこで、リターンばね端部の係合部の位置を選択できるようにすることによって、ばねのたわみ角度を変えることによりばねの力を調整できる。
本発明においては、 前記アームに、該アームの回転軸から略直角方向に突出した前記リターンばね押さえ部が設けられており、該ばね押さえ部と対向する前記アームの部分が抜き穴又は切り欠きとなっていることが好ましい。
このばね押さえ部も、前述のフックの羽根押さえ部と同様に作製されるため、アームの、ばね押さえ部に対向する部分に、それらのアンダーカット部の抜け穴が形成される。
さらに、本発明においては、 前記フックに、前記リターンばねの一端が係合する係合突起が形成されており、該係合突起が前記アームの回転軸の略直角方向に突出しているとともに、該係合突起と対向する前記アームの部分が抜き穴又は切り欠きとなっていることが好ましい。
この係合突起も、前述のフックの羽根押さえ部と同様に作製されるため、アームの、ばね押さえ部に対向する部分に、それらのアンダーカット部の抜け穴が形成される。
本発明の第3の態様の光路絞り・開閉装置は、 アクチュエータと、 該アクチュエータによって回転駆動されるアームと、 該アームによってスライド駆動される、光路開口を絞るか開閉する羽根と、 該羽根をガイドし光路開口を有するベースと、 前記アームのリターンばねと、を具備する光路絞り・開閉装置であって、 前記アームに、前記羽根が前記ベースから外れるのを防止する羽根押さえ部を有するフックが形成されており、 該フックに、前記リターンばねの一端が係合する複数の係合突起が形成されており、 該係合突起が前記アームの回転軸の略直角方向に突出しているとともに、該係合突起と対向する前記アームの部分が抜き穴又は切り欠きとなっていることを特徴とする。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、羽根部材を駆動させるアームの係合ピンを、バリのない真円の断面形状とできるため、羽根部材のスライド動作が滑らかになり、開口精度を向上できる。さらに、スライド金型を使用する必要がないので、より簡単で安価な金型構造を選択できる。
発明を実施するための形態
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る光路開閉・絞り装置のアームの構造を示す図であり、図1(A)は斜視図、図1(B)は側面図である。
図2は、本発明の実施の形態に係る光路絞り・開閉装置の全体の構成を示す図であり、図2(A)は正面図、図2(B)は側面図、図2(C)は裏面図である。
図3は、図2の光路絞り・開閉装置の斜視図である。
図4は、図2の光路絞り・開閉装置の断面図である。
図5は、図2の光路絞り・開閉装置の一部を拡大した正面図である。
まず、図2〜図5を参照して、光路絞り・開閉装置の全体の構成を説明する。
光路絞り・開閉装置1は、光路開口11が形成されたベース10を有し、同ベース10に、モータ(アクチュエータ)3、モータ3によって回転駆動されるアーム20、アーム20によってスライド駆動される組合わせ羽根30、アーム20を初期位置(組合わせ羽根が光路開口を閉じた位置)に付勢するリターンばね5、などが備えられている。組合わせ羽根30は、アーム20によってスライド駆動されて、光路開口11を絞る、又は開閉する。
図2(A)、図3に示すように、ベース10の表面側には、組合わせ羽根30がスライドする平坦で滑らかなスライド面12と、アーム20が取り付けられる凹部13とが設けられている。スライド面12の中央付近には光路開口11が開けられている。また、スライド面12の両側には、スライド方向に離れた2本のガイドピン14が立設されている。ガイドピン14の先端には、同ピンの略直角方向に突き出た羽根押さえ部14aが形成されている。
モータ3は凹部13の裏面に取り付けられており、回転軸はベース10を貫通して正面側に突き出ている。この回転軸は、後述するアーム20のボス部に嵌合固定される。ボス部の周囲には、複数の(この例では3個)のバネ端係合部15が周方向に並んで立設されている。
組合わせ羽根30は、上下に重なった2枚の羽根部材31、32からなる。上側の羽根部材31には、中央付近に略円形の絞り形成穴31aが開けられており、下側の羽根部材32には、略円弧状の絞り形成縁32a(図2(B)参照)が形成されている。両羽根部材31、32はアーム20により反対方向にスライド駆動して、絞り形成穴31aと絞り形成縁32aとで、光路開口11の光軸を中心とした開口を形成する。各羽根部材31、32の端部には、後述するアーム20の係合ピンが係合する係合長穴31b、32bが開けられている。また、両側には、スライド方向に延びるカム穴31c、32cが、スライド方向に並んで1個又は2個開けられている。同カム穴31c、32cに、ベース10に立設されたカムピン14が係合する。
羽根部材31、32は、薄い部材であり、例えば、遮光能力のあるコーティングを施した樹脂フィルム(一例でポリエステルフィルム)で作製されている。なお、絞り形成穴31aや絞り形成縁32aに沿って、NDフィルタが取り付けられていてもよい。このようなNDフィルタを取り付けることにより、光量を少ない範囲内で調整する際に、開口を機械的に小径まで絞らなくてもよい。
次に、図1を参照してアーム20を説明する。
アーム20は略だ円形状のベース部21を有する。ベース部21の中央には、モータ3の回転軸が嵌合固定されるボス部22(アーム回転軸)が立設されており、両端には、各羽根部材31、32の係合長穴31b、32bに係合する係合ピン23が立設されている。
ボス部22にはリターンばね5の基部が嵌合する。ボス部22の上端面には、同部の略直角方向に張り出すばね押さえ部22aが形成されており、リターンばね5の抜け止めとなっている。この例では、ばね押さえ部22aは、周方向に等間隔で3個形成されている。
各係合ピン23は、大径の基部23aと小径の先部23bとを有する。ここで、係合ピンの各部23a、23bは、いずれも断面が真円の円柱であり、図6で説明した従来の形状の係合ピン123と異なり、先端に羽根押さえ部が設けられていない。
さらに、ボス部22と各係合ピン23との間のベース部21には、フック24が立設されている。フック24はL字型の形状で、アーム回転軸方向に延びる直立部24aと、同直立部24aの先端から係合ピン23に向って略直角方向に突出した羽根押さえ部24bとを有する。羽根押さえ部24bの下面(ベース部側の面)は、凸に湾曲している(幅方向中央部が下方に突出している)。
図4に示すように、各羽根部材31、32は、係合長穴31b、32bが、アーム20の各係合ピン23の小径先部23bに係合して、ベース10のスライド面12上に乗っている。この際、羽根部材31、32は、フック24の羽根押さえ部24bと、スライド面12に立設されているガイドピン14の羽根押さえ部14aで押さえられているので、ベース10の姿勢によらず係合ピン23から外れない。また、ベース10が下向きになった姿勢では、各羽根部材31、32が羽根押さえ部24bの下面(この姿勢では上面)に接する。羽根押さえ部24bの下面はやや凸に湾曲しているので、この姿勢でも羽根部材31、32と羽根押さえ部24bとの接触抵抗を小さくできる。なお、羽根部材31、32とアーム20を組み立てる際は、羽根部材31、32は薄い樹脂フィルム製であるので、羽根部材を撓ませて組み込む。
一方のフック24の直立部24bには、図1や図5を参照しつつ後述するように、リターンばね5のもう一方の端部が係合するばね係合突起25が設けられている。このばね係合突起25は、直立部24aからアーム回転軸の略直角方向に突出している。
上述のように、ボス部22の上端面に形成された各バネ押さえ部22a、各フック24の羽根押さえ部24b及びばね係合突起25は、アーム回転軸(ボス部22)の略直角方向に突出している。そして、このバネ押さえ部22a及び羽根押さえ部24bに対向するベース部21は抜き穴C1、C2となっており、バネ係合突起25に対向するベース部21は、切り欠きC3となっている。これは以下の理由による。このような形状のアーム20を作製する場合は、一般には、図1(B)に示すように、アーム20のベース部21の上面をPLとして、アーム20を分割する固定金型と移動金型が使用される。この場合、ボス部22、各係合ピン23及び各フック24が固定金型に形成され、ベース部21が可動金型に形成される。そして、バネ押さえ部22a、羽根押さえ部24b及びばね係合突起25のアンダーカット部が可動金型に形成されるので、ベース部21にそれらのアンダーカット部の抜け穴や切り欠きが形成される。
このような製法により、係合ピン23の外周は、全体が固定側の金型の成形孔で成形される。このため、係合ピン23の真円度を出しやすくなる。図7に示した製法の場合は、係合ピンの側面の型割り部にバリなどが発生するが、この例の場合はそのようなことがなく、係合ピン23を精度よく作製することができる。
図5に示すように、リターンばね5の基部5aは、アーム20のボス部22に嵌合してばね押え部22aで抜け止めされている。リターンばね5の一端5bは、アーム20のばね係合突起25に係合し、もう一端5cはベース10に立設された複数のばね端係合部15の一つ(この例では中央のもの)に係合している。
アーム20は、リターンばね5により初期位置(光路開口全閉位置、図2(A)参照)に付勢されている。なお、リターンばね5のばね線の製造ロットによってはばね線の径が異なり、バネ定数にバラツキを生じる場合がある。そこで、ベース10に立設された複数のばね端係合部15を選択することによってばね5のたわみ角度を変えて、ばね5の力を調整できる。
次に、図6を参照して組合わせ羽根の開閉動作について説明する。
図6は、光路開閉・絞り装置の光路開口の開閉状態を示す図であり、図6(A)は光路開口全閉時、図6(B)は光路開口全開時を示す。
図6(A)に示す光路開口全閉時には、上側の羽根部材31はスライド上限までスライドし、下側の羽根部材32はスライド下限までスライドし、光路開口11が完全に塞がれている。モータ3に駆動されてアーム20が反時計方向に回転すると、上側羽根部材31はアーム20で押されて、ガイドピン14にガイドされながらスライド面12上を図の下方にスライドする。一方、下側羽根部材32はアーム20に引っ張られて、ガイドピン14にガイドされながらスライド面12上を図の上方にスライドする。その結果、各羽根部材31、32の絞り形成穴31aと絞り形成縁32aとで、光路開口11の中心を中心とした開口が形成される。そして、上側羽根部材31がスライド下限までスライドし、下側羽部材32がスライド上限までスライドすると、図6(B)に示すように、光路開口11が全開となる。
このように羽根部材31、32がスライドする際、前述のようにアーム20の各係合ピン23は高い真円度で作製されているので、羽根部材31、32の動きが滑らかになり、開口精度が高くなる。
図7は、本発明の実施の形態の他の例に係る光路開閉・絞り装置のアームの構造を示す図であり、図7(A)は斜視図、図7(B)は平面図である。
図1の光路開閉・絞り装置では、リターンばね5の端部が係合する複数の係合部15をベース10に設けたが、この例では、アーム20の側に複数(この例では4個)の係合突起25を設ける。
4個の係合突起25のうちの2個の係合突起25Aは、フック24の直立部24bの中央高さ付近からアーム回転軸の略直角方向に突出するように設けられている。これらの係合突起25Aに対向するベース部21は、切り欠きC4となっている。これは、前述のように、金型を用いた成形時のアンダーカット部の抜けのためのものである。
残りの2個の係合突起25Bは、ベース部21の中央付近の外縁に立設されている。係合突起25BはL字型の形状で、アーム回転軸方向に延びる直立部と、同直立部の先端からアーム回転軸の略直角方向に突出したばね押さえ部とを有する。
このようにアーム20の側に複数のばね係合突起25を設けた場合、ベース10には1個のばね係合部15を設ければよい。
本発明の実施の形態に係る光路開閉・絞り装置のアームの構造を示す図であり、図1(A)は斜視図、図1(B)は側面図である。 本発明の実施の形態に係る光路絞り・開閉装置の全体の構成を示す図であり、図2(A)は正面図、図2(B)は側面図、図2(C)は裏面図である。 図2の光路絞り・開閉装置の斜視図である。 図2の光路絞り・開閉装置の断面図である。 図2の光路絞り・開閉装置の一部を拡大した正面図である。 光路開閉・絞り装置の光路開口の開閉状態を示す図であり、図6(A)は光路開口全閉時、図6(B)は光路開口全開時を示す。 本発明の実施の形態の他の例に係る光路開閉・絞り装置のアームの構造を示す図であり、図7(A)は斜視図、図7(B)は平面図である。 アームの形状の一例を示す図であり、図8(A)は斜視図、図8(B)は平面図、図8(C)はボス部の拡大図である。 図8のアームに羽根部材が係合している組立状態を示す側面図である。
符号の説明
1 光路絞り・開閉装置 3 モータ
5 リターンばね 10 ベース
11 光路開口 12 スライド面
13 凹部 14 ガイドピン
15 バネ端係合部
20アーム 21 ベース部
22 ボス部 23 係合ピン
24 フック 25 ばね係合突起
30 組合わせ羽根 31、32 羽根部材

Claims (7)

  1. アクチュエータと、
    該アクチュエータによって回転駆動されるアームと、
    該アームによってスライド駆動される、光路開口を絞るか開閉する羽根と、
    該羽根をガイドし光路開口を有するベースと、
    を具備する光路絞り・開閉装置であって、
    前記アームに前記羽根に係合する係合ピンが形成されているとともに、該係合ピンと異なる部位に、前記羽根が前記ベースから外れるのを防止する羽根押さえ部を有するフックが形成されていることを特徴とする光路絞り・開閉装置。
  2. 前記羽根押さえ部が、前記アームの回転軸の略直角方向に突出しているとともに、該羽根押さえ部と対向する前記アームの部分が抜き穴又は切り欠きとなっていることを特徴とする請求項1記載の光路絞り・開閉装置。
  3. アクチュエータと、
    該アクチュエータによって回転駆動されるアームと、
    該アームによってスライド駆動される、光路開口を絞るか開閉する羽根と、
    該羽根をガイドし光路開口を有するベースと、
    前記アームのリターンばねと、
    を具備する光路絞り・開閉装置であって、
    前記ベース又はアームに、前記リターンばねの一端が係合する係合部が複数設けられていることを特徴とする光路絞り・開口装置。
  4. 前記アームに、該アームの回転軸から略直角方向に突出した前記リターンばね押さえ部が設けられており、該ばね押さえ部と対向する前記アームの部分が抜き穴又は切り欠きとなっていることを特徴とする請求項3記載の光路絞り・開閉装置。
  5. 前記フックの羽根押さえ部の下面がやや凸に湾曲していることを特徴とする請求項1又は2記載の光路絞り・開閉装置。
  6. 前記フックに、前記リターンばねの一端が係合する係合突起が形成されており、該係合突起が前記アームの回転軸の略直角方向に突出しているとともに、該係合突起と対向する前記アームの部分が抜き穴又は切り欠きとなっていることを特徴とする請求項3又は4記載の光路絞り・開閉装置。
  7. アクチュエータと、
    該アクチュエータによって回転駆動されるアームと、
    該アームによってスライド駆動される、光路開口を絞るか開閉する羽根と、
    該羽根をガイドし光路開口を有するベースと、
    前記アームのリターンばねと、
    を具備する光路絞り・開閉装置であって、
    前記アームに、前記羽根が前記ベースから外れるのを防止する羽根押さえ部を有するフックが形成されており、
    該フックに、前記リターンばねの一端が係合する複数の係合突起が形成されており、
    該係合突起が前記アームの回転軸の略直角方向に突出しているとともに、該係合突起と対向する前記アームの部分が抜き穴又は切り欠きとなっていることを特徴とする光路絞り・開閉装置。
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