JP2009109152A - 調湿装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】圧縮機(53)と吸着剤が担持された2つの吸着熱交換器(51,52)と冷媒の循環方向を可逆に切り換える四方切換弁(54)とが接続された冷媒回路(50)を備えている。四方切換弁(54)の切換により、各吸着剤の吸着動作と再生動作とが交互に行われる。コントローラ(C)は、四方切換弁(54)の切換時に、少なくとも室内空気および室外空気の温度に基づいて、冷媒回路(50)の高圧圧力および低圧圧力が異常値とならないように圧縮機(53)の最高周波数および最低周波数を予測設定する。
【選択図】図3
Description
上記調湿装置(10)について、図1,図2を適宜参照しながら説明する。なお、ここでの説明で用いる「上」「下」「左」「右」「前」「後」「手前」「奥」は、特にことわらない限り、調湿装置(10)を前面側から見た場合の方向を意味している。
図3に示すように、冷媒回路(50)は、第1吸着熱交換器(51)、第2吸着熱交換器(52)、圧縮機(53)、四方切換弁(54)および電動膨張弁(55)が設けられた閉回路である。この冷媒回路(50)は、充填された冷媒を循環させることによって、蒸気圧縮冷凍サイクルを行う。
上記調湿装置(10)には、コントローラ(C)が設けられている。図1および図2では省略されているが、ケーシング(11)の前面パネル部(12)には電装品箱が取り付けられており、この電装品箱に収容された制御基板がコントローラ(C)を構成している。
先ず、調湿装置(10)で可能な各運転モード(主として、除湿運転、加湿運転、換気運転、パージ運転およびパージ送風)について説明する。なお、調湿運転のモードは、室内の湿度とその目標湿度等に基づいて、自動的に除湿運転または加湿運転が選択されて実行されるものである。
除湿運転中の調湿装置(10)では、後述する第1動作と第2動作が所定の時間間隔(4分間隔)で交互に繰り返される。この除湿運転中において、第1バイパス用ダンパ(83)および第2バイパス用ダンパ(84)は、常に閉状態となる。
加湿運転中の調湿装置(10)では、後述する第1動作と第2動作が所定の時間間隔(3分間隔)で交互に繰り返される。この加湿運転中において、第1バイパス用ダンパ(83)および第2バイパス用ダンパ(84)は、常に閉状態となる。
換気運転中における調湿装置(10)の動作について、図8を参照しながら説明する。
パージ運転中の調湿装置(10)の動作について、図9を参照しながら説明する。このパージ運転では、後述する第1パージ動作と第2パージ動作が1回ずつ行われる。第1パージ動作や第2パージ動作の継続時間は、上述した除湿運転等の第1動作や第2動作の継続時間(本実施形態では3〜4分間)よりも長い値に設定される。
このパージ送風は、上述したパージ運転において圧縮機(53)を停止させて行う運転である。つまり、パージ送風は、冷媒回路(50)の冷凍サイクルを停止させた状態で、排気ファン(25)のみを運転して吸着熱交換器(51,52)の臭気物質を脱離させる運転である。
コントローラ(C)は、除湿運転および加湿運転の場合、第1動作と第2動作の切換毎に、圧縮機(53)の運転周波数および電動膨張弁(55)の開度を設定する。
具体的に、除湿運転が自動選択されると、圧縮機周波数算出部(C2)において圧縮機(53)の最高周波数および最低周波数が次のように設定される。先ず、最低周波数は次のように設定される。判定式「外気温度To−内気温度Tr−係数A×内気絶対湿度Rzr」が所定値未満であるか否かが判定される。所定値未満であると、圧縮機(53)の最低周波数が予め設定された値に設定される。所定値以上であると、圧縮機(53)の最低周波数が、算出式「−係数A×内気温度Tr+係数B×外気絶対湿度Rzo−係数C×内気絶対湿度Rzr+係数D」で求められる値に設定される。次に、最高周波数は次のように設定される。判定式「外気温度To+係数A×内気温度Tr」が所定値未満であるか否かが判定される。所定値未満であると、圧縮機(53)の最高周波数が予め設定された値に設定される。所定値以上であると、圧縮機(53)の最高周波数が、算出式「−係数A×外気温度To−係数B×内気温度Tr+係数C×外気絶対湿度Rzo+係数D×内気絶対湿度Rzr+係数E」で求められる値に設定される。
以上のように、四方切換弁(54)の切換時に、内気温度Tr(室内空気の温度)や室外空気の温度に基づいて、圧縮機(53)の最高周波数および最低周波数を予測するようにした。これにより、その後の運転において、冷媒回路(50)の高圧圧力が異常高圧に、低圧圧力が異常低圧にそれぞれなるのを未然に防止することができる。その結果、信頼性の高い調湿装置(10)を提供することができる。
本実施形態の冷媒回路(50)では、冷凍サイクルの高圧が冷媒の臨界圧力よりも高い値に設定される超臨界サイクルを行ってもよい。その場合、第1吸着熱交換器(51)および第2吸着熱交換器(52)は、その一方がガスクーラとして動作し、他方が蒸発器として動作する。
本実施形態の調湿装置(10)では、第1吸着熱交換器(51)および第2吸着熱交換器(52)に担持された吸着剤を冷媒によって加熱しまたは冷却しているが、第1吸着熱交換器(51)および第2吸着熱交換器(52)に対して冷水や温水を供給することで、吸着剤の加熱や冷却を行ってもよい。
上記実施形態では、調湿装置(10)が次のように構成されていてもよい。
50 冷媒回路
51 第1吸着熱交換器
52 第2吸着熱交換器
53 圧縮機
54 四方切換弁(冷媒流路切換手段)
98 内気温度センサ
99 外気温度センサ
C2 圧縮機周波数算出部(周波数設定手段)
Claims (2)
- 圧縮機(53)と、空気の水分を吸着する吸着剤が担持された第1吸着熱交換器(51)および第2吸着熱交換器(52)と、冷媒の循環方向を可逆に切り換える冷媒流路切換手段(54)とが接続され、冷媒が循環して冷凍サイクルを行う冷媒回路(50)を備え、
上記冷媒流路切換手段(54)の切換によって上記2つの吸着熱交換器(51,52)で吸着剤の吸着動作と再生動作が交互に行われ、該各吸着熱交換器(51,52)へそれぞれ室内空気および室外空気を通過させて該通過後の何れか一方の空気を室内へ供給する調湿装置であって、
上記各吸着熱交換器(51,52)を通過する前の室内空気および室外空気の温度を検出する内気温度センサ(98)および外気温度センサ(99)を備え、
上記冷媒流路切換手段(54)の切換時に、少なくとも上記内気温度センサ(98)および外気温度センサ(99)の各検出値に基づいて、上記冷媒回路(50)の高圧圧力が所定値以上とならないように上記圧縮機(53)の運転可能な最高周波数を予測設定する周波数設定手段(C2)を備えている
ことを特徴とする調湿装置。 - 請求項1において、
上記周波数設定手段(C2)は、少なくとも上記内気温度センサ(98)および外気温度センサ(99)の各検出値に基づいて、上記冷媒回路(50)の低圧圧力が所定値以下とならないように上記圧縮機(53)の運転可能な最低周波数を予測設定する
ことを特徴とする調湿装置。
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