JP2009108757A - エンジン制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】各種センサ15と、酸素センサ11と、空燃比フィードバック制御手段20とを備えている。空燃比フィードバック制御手段20は、酸素センサ出力値AFを実空燃比AFrに変換するセンサ出力変換手段22と、エンジン回転速度およびスロットル開度θに基づいて理論空燃比および理論空燃比以外の目標空燃比AFoを決定する目標空燃比決定手段21と、実空燃比AFrと目標空燃比AFoとの空燃比偏差に基づいて比例ゲインGpを決定する比例ゲイン演算手段23と、目標空燃比AFoに対して実空燃比AFrがリッチ/リーン側であるかの判定結果に基づいて積分ゲインGiを更新する積分ゲイン演算手段24と、比例ゲインGpおよび積分ゲインGiの少なくとも一方に基づいて空燃比フィードバック制御補正量Kfbを決定する制御補正量演算手段25とを備えている。
【選択図】図2
Description
さらに、酸素センサに代えて、空燃費に対しリニアな出力が得られる空燃比センサを用いた場合には、理論空燃比にかかわらず全領域での空燃比フィードバック制御が可能となるが、空燃比センサが酸素センサに比べて高価なので、コスト低減を求められる2輪車(特に、小型2輪車)では空燃比センサの採用は現実的ではない。
以下、図面を参照しながら、この発明の実施の形態1について説明する。
図1はこの発明の実施の形態1に係るエンジン制御装置がエンジンに取り付けられた状態を示す構成図であり、図2は図1内のコントロールユニット1の機能構成を示すブロック図である。
酸素センサ11からの酸素センサ出力値AFは、図3に示すように、排気ガスAh中の酸素濃度に感応して変化する。
酸素センサ出力値AF[V]は、理論空燃比(=14.7)を境界として急変し、理論空燃比よりもリッチ側では起電力が高く、理論空燃比よりもリーン側では起電力が低くなる特性を有している。また、理論空燃比を境界とした酸素センサ出力値AFの変化量は、センサ素子温度が高くなるほど小さくなる。
コントロールユニット1は、各種の運転状態情報(吸気温Ta、スロットル開度θ、吸気圧Pa、エンジン温度Tw、エンジン回転速度Ne、クランク角信号SGT、酸素センサ出力値AF)に基づいて、各種アクチュエータに対する駆動信号を出力する。
また、コントロールユニット1には、エンジン19の制御状態や警告情報などを車両の運転者に知らせる装置として、表示装置13が設けられている。
また、コントロールユニット1は、運転状態に基づき適切な点火時期を演算して点火信号を点火コイル9に出力し、点火プラグ9Aに火花放電用の高電圧を印加して、エンジン19の燃焼室内の混合気を爆発燃焼させる。
三元触媒12は、排出ガスAhの有毒成分を同時に低減させる有効な装置であり、HCまたはCOの酸化反応と、NOxの還元反応とが同時に行われる。
コントロールユニット1内の空燃比フィードバック制御手段20は、酸素センサ出力値AFに基づく実空燃比AFrを目標空燃比AFoに一致させるように、空燃比フィードバック制御を行う。
センサ出力変換手段22は、後述するように、センサ素子温度Toeを、エンジン回転速度Neおよびスロットル開度θに基づいて推定演算する。
積分ゲイン演算手段24は、目標空燃比AFoに対して実空燃比AFrがリッチ側またはリーン側のいずれであるかの判定結果に基づいて積分ゲインGiを更新する。
また、積分ゲイン演算手段24は、実空燃比AFrのリッチまたはリーンの判定結果に基づく積分ゲインGiの更新量を、実空燃比AFrと目標空燃比AFoとの空燃比偏差dAFに基づいて補正する。
また、制御補正量演算手段25は、後述するように、空燃比フィードバック制御補正量Kfbに対して、酸素センサ11の誤検出による過リーン化制御を防止するための下限制限値を設定し、比例ゲインGpおよび積分ゲインGiの少なくとも一方に基づく空燃比フィードバック制御補正量Kfbが下限制限値よりも小さい場合には、最終的な空燃比フィードバック制御補正量Kfbとして下限制限値を決定する。
さらに、制御補正量演算手段25は、後述するように、積分ゲインGiの平均値Giaveを算出して記憶し、積分ゲインの平均値Giaveに基づいて、空燃比フィードバック制御補正量Kfbの平均値を設定する。
図4において、まず、空燃比フィードバック制御手段20は、エンジン19の運転状態を示す各センサ信号を読込む(ステップS1)。すなわち、コントロールユニット1に接続された酸素センサ11および各種センサ15(吸気温センサ2、スロットルポジションセンサ4、吸気圧センサ5、エンジン温度センサ6、クランク角センサ7)からの出力信号(クランク角信号SGTから演算されるエンジン回転速度Neなど)を読込む。
そこで、後述する温度補正演算により、理論空燃比以外の領域での空燃比を正確に把握するために、酸素センサ11の現在温度を、センサ素子温度Toeとして推定演算する必要がある。
まず、エンジン回転数Neおよびスロットル開度θを軸とする酸素センサ基本温度マップ(図6)から、センサ素子温度Toeの基本値となるセンサ推定基本温度Toebを算出する。
これにより、電源電圧変化によらず、O2ヒータの発熱量を一定に保つことが可能となり、図6の酸素センサ基本温度マップ作成時のO2ヒータ発熱量を再現可能となる。
以上の補正処理をセンサ推定基本温度Toebに施すことにより、最終的なセンサ素子温度(推定値)Toeを算出する。
したがって、算出したセンサ素子温度Toeに対してフィルタ演算処理を施し、以下の式(1)のように、フィルタ演算処理後のセンサ素子温度Toefを算出する。
こうして、ステップS4において、式(1)によるフィルタ処理(なまし算出)後のセンサ素子温度Toefが最終的なセンサ素子温度Toeとして設定される。
酸素センサ出力値AFから実空燃比AFrへの変換は、酸素センサ出力値AFと実空燃比AFrとの関係を示す空燃比変換マップ(図7参照)にしたがって行われる。
したがって、酸素センサ11の素子温度が基準温度Tstから変化した場合には、図7の空燃比変換マップ(酸素センサ出力値AF(t)と実空燃比AFr(t)との関係)と、実際の酸素センサ出力値AFと実空燃比AFrとの関係との間にズレが生じる。
最終的な実空燃比は、後述の式(4)のように、ステップS5で変換した実空燃比(検出値)AFrに対して、実空燃比補正量Cafを加算することにより算出される。これにより、酸素センサ11の温度特性に起因した出力値ズレに基づく誤差は補正される。
なお、実空燃比補正量Cafは、以下の式(2)のように表される。
なお、ステップS4(センサ素子温度Toeの推定演算)を実行せずに、センサ素子温度を直接測定した場合には、測定温度がセンサ素子温度Toeとなる。以下、推定演算した場合でも直接測定した場合でも、センサ素子温度Toeと表記するものとする。
まず、酸素センサ11の基準温度Tstと、ステップS4で算出したセンサ素子温度Toeとの温度偏差dToを、以下の式(3)のように算出する。
図8の温度偏差補正係数マップにおいて、現在のセンサ素子温度Toeが基準温度Tstよりも高温の場合には正の数値が設定され、逆に、現在のセンサ素子温度Toeが基準温度Tstよりも低温の場合には負の数値が設定されている。これにより、酸素センサ11の高温側の特性変化および低温側の特性変化を補正することが可能となる。
図9の比例ゲインマップを用いた算出方法により、空燃比偏差dAFに応じた比例ゲインGpを決定することができ、目標空燃比AFoに対して実空燃比AFrを速やかに収束させることができる。
まず、ステップS8に続いて、積分ゲイン演算手段24は、空燃比偏差dAFが正であるか否かに基づいて、目標空燃比AFoに対して実空燃比AFrがリーン状態であるか否かを判定する(ステップS9)。
ステップS10における積分ゲインGiの演算は、具体的には以下のように、ステップS1でコントロールユニット1が読込んだエンジン回転速度Neおよびスロットル開度θに応じて、積分ゲイン変化量ΔGiを決定することにより行われる。
また、図10の積分ゲインマップにより決定された積分ゲイン変化量ΔGiに対して、空燃比偏差dAFに応じた積分ゲイン補正係数Ciを乗算し、この乗算結果を前回の積分ゲインGi(n−1)に加算することにより、以下の式(6)のように、今回の積分ゲインGi(n)が算出される。
なお、積分ゲイン補正係数Ciは、空燃比偏差dAFを軸とする積分ゲイン補正係数マップ(図11参照)から決定される。
具体的には、前回の積分ゲインGi(n−1)から、エンジン回転速度Neおよびスロットル開度θに応じて決定した積分ゲイン変化量ΔGiと、空燃比偏差dAFに応じた積分ゲイン補正係数Ciと、を乗算した補正量を減算して、以下の式(7)のように、積分ゲインGi(n)を決定する。
なお、ここでは、下限制限値として、ステップS20(後述する)で決定される空燃比学習補正量KAFLが設定される。
このように、酸素センサ11において、理論空燃比(正確な空燃比を算出可能な領域)で決定した空燃比フィードバック制御補正量Kfbの平均値(空燃比学習補正量KAFL)を下限制限値として設定することにより、車両の個体差や経年劣化などによるエンジン19の性能変化を正確に補正することが可能となる。
一方、ステップS14において、Kfb<KAFL(すなわち、YES)と判定されれば、制御補正量演算手段25は、空燃比フィードバック制御補正量Kfbとして、空燃比学習補正量KAFL(下限制限値)を設定して(ステップS15)、ステップS17に進む。
なお、空燃比フィードバック制御補正量Kfbは、ステップS3の空燃比フィードバック制御条件成立時のみ算出される。したがって、エンジン始動直後の酸素センサ11が活性化していない間は、空燃比フィードバック制御は実行されない。
また、オープンループ制御時の空燃比も、所望の目標空燃比AFoに制御するために、空燃比フィードバック制御補正量Kfbとは別に、空燃比学習補正量KAFLを燃料噴射量に反映させることにより決定される。
このときの判定条件としては、エンジン回転数Ne、スロットル開度θが所定範囲内であること、エンジン温度Tw、吸気温Taが所定範囲内であること、などがあげられる。
一方、更新条件が成立している(すなわち、YES)と判定されれば、続いて、空燃比学習補正量KAFLの更新タイミングであるか否かを判定する(ステップS18)。
一方、更新タイミングである(すなわち、YES)と判定されれば、ステップS10またはS12で算出した空燃比フィードバック制御の積分ゲインGiに対して平均化処理を施し、平均値Giaveを算出する(ステップS19)。
積分ゲインの平均値Giaveは、空燃比学習補正量KAFLの演算に用いられる。
理論空燃比での酸素センサ出力値AFと比較することにより、空燃比学習補正量KAFLの正確な更新が行われるようになる。
ステップS21における記憶するタイミングは、ステップS18における空燃比学習補正量KAFLの更新タイミングと同じである。
これにより、酸素センサ出力値AFと実空燃比AFrとの関係が良好に維持されて、目標空燃比AFoに対して正確な空燃比フィードバック制御が可能となる。
なお、上記実施の形態1(図4)では、センサ出力変換手段22において、酸素センサ出力値AFから実空燃比AFrへの変換処理(ステップS5)の実行後に、実空燃比AFrの温度補正処理(ステップS6)を実行したが、図12のように、センサ素子温度Toeに応じて、酸素センサ出力値AFから実空燃比AFrへの変換処理(ステップS5A)を実行してもよい。
なお、この発明の実施の形態2に係るエンジン制御装置の全体構成は、図1および図2に示した通りであり、センサ出力変換手段22の一部機能が前述と異なる。
図13はセンサ素子温度Toeごとの空燃比変換マップを示しており、センサ出力変換手段22により用いられる。
この場合、酸素センサ出力値AFから実空燃比AFrへの変換時(ステップS5A)において、温度変化による特性変化を傾きズレ補正(図4内のステップS6)によって補うのではなく、酸素センサ11のセンサ素子温度Toeと酸素センサ出力値AFとを軸とする空燃比変換マップ(図13)を使用する。
以下、前述と同様の処理(ステップS7〜S22)を実行する。
また、変換時の処理(ステップS5A)が簡略化されるので、空燃比フィードバック制御手段20の処理負荷を軽減することができる。
なお、上記実施の形態1、2(図2、図4、図12)では、特に言及しなかったが、図14のように、空燃比フィードバック制御手段20A内に演算開始判定手段27を設け、図15内のステップS30〜S33のように、演算開始条件が成立した場合のみに比例ゲインGpおよび積分ゲインGiの演算を行うように構成してもよい。
なお、この発明の実施の形態3に係るエンジン制御装置の全体構成は、図1に示した通りであり、コントロールユニット1Aの空燃比フィードバック制御手段20A内の一部機能が前述と異なる。
演算開始判定手段27は、比例ゲインGpおよび積分ゲインGiの各々の演算開始条件を満たす場合に、比例ゲイン演算手段23Aおよび積分ゲイン演算手段24Aの演算開始を許可する。
この場合、ステップS7の後にステップS30、S31を挿入し、ステップS8の後にステップS32、S33を挿入し、比例ゲインGpおよび積分ゲインGiの演算タイミングに対して個々の開始条件を設定した点のみが前述と異なる。
一方、比例ゲインGpの演算開始条件が成立していない(すなわち、NO)と判定されれば、比例ゲインGpを「0」にリセットして(ステップS31)、積分ゲインGiの演算開始判定処理(ステップS32)に進む。
一方、積分ゲインGiの演算開始条件が成立していない(すなわち、NO)と判定されれば、積分ゲインGiを「0」にリセットして(ステップS33)、空燃比フィードバック制御補正量Kfbの算出処理(ステップS13)に進む。
以下、前述と同様の処理(ステップS13〜S22)を実行する。
なお、比例ゲインGpおよび積分ゲインGiの各条件値は、目標空燃比AFoごとに設定される。
このように、過リッチ化制御や過リーン化制御になると、燃料噴射量の変動が大きくなり、エンジン回転速度Neも影響を受けて、車両のドライバビリティに悪影響を与えてしまう。
各開始電圧値VGi、VGpは、目標空燃比AFoに相当する酸素センサ出力値Voよりもリッチ側(高い電圧値)に設定されている。
続いて、酸素センサ出力値AFが、比例ゲインGpの開始電圧値VGpまで低下(リーン化)した時点t3で、比例ゲインGpの演算が開始される。
したがって、燃料噴射量の極端な変動が抑制され、車両のドライバビリティを良好にすることができる。
なお、上記実施の形態1〜3では特に言及しなかったが、空燃比フィードバック制御の開始直後、または、酸素センサ11の活性化直後においては、比例ゲインGpおよび積分ゲインGiを通常制御すると、空燃比が大きく変動して異常値になる可能性がある。
また、図17において、ステップS41は前述(図15)のステップS1、S2に対応し、ステップS51は前述のステップS5〜S7に対応し、ステップS54は前述のステップS10〜S12に対応する。
なお、この発明の実施の形態4に係るエンジン制御装置の全体構成は、図1に示した通りである。
図17において、まず、空燃比フィードバック制御手段は、前述と同様に、エンジン19の運転状態を示す各センサ信号を読込み、エンジン19の負荷に応じた目標空燃比AFoを演算する(ステップS41)。
以下、上下限制限値DH、DLを用いて、後述のステップS52、ステップ53において空燃比偏差dAFの上下限制限処理が行われる。
続いて、活性判定フラグのセットから第1の所定時間τ1以上時間が経過したか否かを判定し(ステップS45)、第1の所定時間τ1以上経過した(すなわち、YES)と判定されれば、上下限制限値DH、DLのテーリング処理を行う(ステップS46)。
同様に、下限制限値DLに対しては、単位時間当たりに所定値ずつ減少させることにより、制限が小さくなる方向にテーリング処理を施す。
なお、ステップS46においては、活性判定フラグがクリアされないので、活性化の判定による空燃比偏差dAFの上下限制限は、最初の活性化判定時においては1回のみ実行される。
続いて、異常センサ出力の条件が成立したか否かを判定する(ステップS47)。
(A)空燃比フィードバック制御条件の非成立状態から成立状態に今回変化したこと。
(B)酸素センサ出力値(電圧値)が所定電圧範囲を逸脱していること。
(C)酸素センサ11の活性化状態が判定されていること。
つまり、空燃比フィードバック制御条件を満たさずにオープンループ制御が行われていたが、燃料カットにより空燃比センサ電圧としてはリーン状態を示している場合、または、オープンループ制御によりエンリッチ運転を継続し、空燃比センサ出力値(電圧値)はリッチ状態を示している場合である。
一方、ステップS47において、異常センサ出力の条件が成立しない(すなわち、NO)と判定されれば、ステップS48は実行されない。
同様に、下限制限値DL2に対し、単位時間当たりに所定値ずつ減少させて、制限が小さくなる方向にテーリング処理を施す。
一方、ステップS49において、異常センサ出力の条件が成立しない(すなわち、NO)と判定されれば、上下限制限値DH2、DL2のテーリング処理(ステップS50)は実行されない。
次に、空燃比偏差dAFが上下限制限値の範囲内(DL<dAF<DH、または、DL2<dAF<DH2)にあるか否かを判定し(ステップS52)、上下限制限値の範囲外である(すなわち、NO)と判定されれば、空燃比偏差dAFを上下限制限値で制限する(ステップS53)。
一方、ステップS52において、空燃比偏差dAFが上下限制限値の範囲内である(すなわち、YES)と判定されれば、ステップS53は実行されない。
Claims (11)
- エンジン回転速度およびスロットル開度を含むエンジンの運転状態を検出する各種センサと、
前記エンジンの排気ガス中の酸素濃度に感応して酸素センサ出力値が変化する酸素センサと、
前記運転状態および前記酸素センサ出力値に基づいて前記エンジンへの燃料噴射量を調整する空燃比フィードバック制御手段と、
を備えたエンジン制御装置であって、
前記空燃比フィードバック制御手段は、
前記酸素センサ出力値を実空燃比に変換するセンサ出力変換手段と、
前記エンジン回転速度および前記スロットル開度に基づいて理論空燃比および理論空燃比以外の目標空燃比を決定する目標空燃比決定手段と、
前記実空燃比と前記目標空燃比との空燃比偏差に基づいて比例ゲインを決定する比例ゲイン演算手段と、
前記目標空燃比に対して前記実空燃比がリッチ側またはリーン側のいずれであるかの判定結果に基づいて積分ゲインを更新する積分ゲイン演算手段と、
前記比例ゲインおよび前記積分ゲインの少なくとも一方に基づいて空燃比フィードバック制御補正量を決定する制御補正量演算手段と
を含むことを特徴とするエンジン制御装置。 - 前記積分ゲイン演算手段は、前記実空燃比のリッチまたはリーンの判定結果に基づく前記積分ゲインの更新量を、前記実空燃比と前記目標空燃比との空燃比偏差に基づいて補正することを特徴とする請求項1に記載のエンジン制御装置。
- 前記センサ出力変換手段は、前記酸素センサ出力値から変換する前記実空燃比の値を、前記酸素センサのセンサ素子温度変化に基づいて補正することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のエンジン制御装置。
- 前記センサ出力変換手段は、前記センサ素子温度を、前記エンジン回転速度および前記スロットル開度に基づいて推定演算することを特徴とする請求項3に記載のエンジン制御装置。
- 前記制御補正量演算手段は、
前記空燃比フィードバック制御補正量に対して、前記酸素センサの誤検出による過リーン化制御を防止するための下限制限値を設定し、
前記比例ゲインおよび前記積分ゲインの少なくとも一方に基づく空燃比フィードバック制御補正量が前記下限制限値よりも小さい場合には、前記下限制限値を空燃比フィードバック制御補正量として決定することを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のエンジン制御装置。 - 前記制御補正量演算手段は、
前記下限制限値を設定するための学習機能を有し、
前記目標空燃比を理論空燃比に設定した場合での、前記空燃比フィードバック制御補正量の平均値を、前記下限制限値として設定することを特徴とする請求項5に記載のエンジン制御装置。 - 前記制御補正量演算手段は、前記積分ゲインの平均値を算出して記憶し、前記積分ゲインの平均値に基づいて、前記空燃比フィードバック制御補正量の平均値を設定することを特徴とする請求項6に記載のエンジン制御装置。
- 前記空燃比フィードバック制御手段は、
前記比例ゲインおよび積分ゲインの各々の演算開始条件を満たす場合に前記比例ゲイン演算手段および前記積分ゲイン演算手段の演算開始を許可する演算開始判定手段を含むことを特徴とする請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載のエンジン制御装置。 - 前記演算開始判定手段は、前記酸素センサ出力値が、前記目標空燃比に基づき前記比例ゲインおよび前記積分ゲインに対して各々設定された判定電圧値を下回る場合に、前記演算開始条件を満たすものと判定し、前記比例ゲイン演算手段および前記積分ゲイン演算手段の演算開始を許可することを特徴とする請求項8に記載のエンジン制御装置。
- 前記空燃比フィードバック制御手段は、
前記酸素センサ出力値に基づいて前記酸素センサが活性化状態であるか否かを判定する活性化判定手段と、
前記活性化判定手段の判定結果と前記各種センサにより検出される前記エンジンの運転状態とに基づいて、空燃比フィードバック制御の実行条件が成立しているか否かを判定する空燃比フィードバック制御条件判定手段と、
前記酸素センサが活性化状態であると判定され、前記空燃比フィードバック制御の実行条件が不成立と判定され、かつ前記酸素センサ出力値が所定範囲を逸脱している状態が許容時間以上にわたって継続したか否かにより、異常センサ出力の検出の有無を判定する異常センサ出力検出手段とを含み、
前記制御補正量演算手段は、
前記酸素センサが非活性状態から活性化状態に変化した後の第1の所定時間以上、または、前記異常センサ出力検出手段が異常センサ出力を検出した状態で前記空燃比フィードバック制御の実行条件が成立した後の第2の所定時間以上、の少なくとも一方の期間において、
前記空燃比偏差、前記積分ゲインおよび前記比例ゲインの少なくとも1つのパラメータの上下限制限値を、通常の空燃比フィードバック制御時よりも大きく制限することを特徴とする請求項1から請求項9までのいずれか1項に記載のエンジン制御装置。 - 前記制御補正量演算手段は、前記第1または第2の所定時間の経過後には、単位時間当たりに所定値ずつ、前記パラメータの上限制限値を増加させ、かつ前記パラメータの下限制限値を減少させることを特徴とする請求項10に記載のエンジン制御装置。
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