JP2009107977A - 化粧料 - Google Patents

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真吾 鷲家
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Abstract

【課題】巻き髪スタイルを形成した時に、仕上ったカールの手触りにハリ・コシ感を付与するための化粧料を提供する。
【解決手段】本発明の化粧料は、(a)平均分子量25000〜35000の加水分解ケラチン、および(b)羊毛またはヒト毛髪から分離・精製されるゲル濾過カラムクロマトグラフィによる平均分子量測定値が11000の蛋白質および9700の蛋白質を含有する分子量8000〜12000の分画蛋白質組成物、(c)加水分解スサビノリを配合したものである。
【選択図】なし

Description

本発明は、巻き髪のヘアスタイルを形成(カール形成)し、且つ、ハリ・コシ感のある仕上りにするため等に使用できる化粧料に関するものである。
現在、巻き髪スタイルが若い女性を中心に流行している。こうしたヘアスタイルは、ヒートアイロン(丸型)やホットカーラを用いてスタイリングする方法が採用され、主に熱を利用してヒト毛髪にカールを形成するようにしている。
こうした方法によって巻き髪スタイルを形成する場合には、ヒト毛髪に水を塗布し、アイロン操作をし易くしてから、アイロン等で熱処理してヒト毛髪にカールを付与するのが最も一般的に行われている。しかしながら、こうした方法では、形成されたカールの保持力が極めて弱く、カールを長時間保持することが困難であり、早期にカールがとれてしまうという問題がある。
こうしたことから、セット性の向上を目指して、アクリル酸系やメタクリル酸系の樹脂系化合物をアルコールに溶解した化粧料(カール形成化粧料)が汎用されつつある(例えば、非特許文献1参照)。しかしながら、樹脂系化合物をアルコールに溶解した樹脂系化粧料では、水を使用したときよりもセット力は向上するものの、セット後のスタイルが数時間しか保持できないという問題は依然として残っている。しかも、こうした化粧料を用いた場合には、ヒト毛髪がギシギシして感触が悪いコンディションになるという問題もある。
上記のようなアイロンを用いたカール形成処理によってヒト毛髪を処理したときに、ヒト毛髪の損傷を招かないようにすることも重要である。またカール形成処理によっては、カール形成後のヒト毛髪にゴワツキ感やバリバリ感が出ることもあるが、こうした感触もできるだけ軽減することも望まれる。これらの観点からすれば、これまで提案されているカール形成化粧料には改善の余地がある。
また、壮年期を迎える者が抱える悩みとして、ヒト毛髪のハリ・コシ感がなくなってくるという現象が挙げられる。これは、年をとるにつれて、ヒト毛髪の弾力性が低下することに起因していると言われている。しかしながら、こうした弾力性低下がハリ・コシ感の低下に与える影響についてのメカニズムは解明されていない。
こうしたハリ・コシ感を回復させるための毛髪化粧料についても、これまで様々なものが市販されている。しかしながら、その殆どは頭皮や毛根への作用を主体とする育毛剤・発毛剤と呼ぶべきものであり、ヒト毛髪に直接作用させてハリ・コシ感を付与することについては何ら配慮されているとは言えず、しかもこれらの化粧料ではヒト毛髪へ塗布した後の感触が却って悪くなるという欠点がある。また、ドライヤーによる乾燥操作時において、ヘアブラシを使用してスタイルをセットする(以下、「ブロー処理」と呼ぶ)際に用いる化粧料(ブローローション)も提案されているが、バリバリした感触のものが多く、これまで提案されているブローローションでは、明らかなハリ・コシ感の改善が認められるものは実現されていないのが実情である。
これらの要望に最も近いアイテムとして、蛋白質を主剤としたカーリングローションが開発されてきた(例えば、非特許文献2参照)。しかしながら、これらのアイテムでは、ハリ・コシ感のある仕上り(手触り感)が若干不足していた。
「JJ 7月号」光文社発刊、7月号第1付録「真夏のヘアランキングBOOK」、2007年7月1日発行 「marcel8月号」鷲家真吾、福田清佳著、新美容出版株式会社発刊、「製品づくりのコンセプト」、2006年8月1日発行、第66〜67頁 特開2006−070019号公報 特許請求の範囲など 巻き髪スタイルを形成したときに、カールの形成力が長時間持続できると共に、ダメージを受けたヒト毛髪の損傷を修復・回復させ、必要によってゴワツキ感やバリバリ感などを極力軽減し、またハリ・コシ感(ブロー時の使用)を付与し、更に犬等の被毛ブラッシング時の毛玉発生を防止することのできる化粧料は、これまでに開発されている。その化粧料は、(a)平均分子量25000〜35000の加水分解ケラチン、および(b)羊毛またはヒト毛髪から分離・精製されるゲル濾過カラムクロマトグラフィによる平均分子量測定値が11000の蛋白質および9700の蛋白質を含有する分子量8000〜12000の蛋白質組成物を配合したものである。 特開2006−248986号公報 特許請求の範囲など カールやストレートのヘアスタイルにおいて、いずれのスタイル形成にも有効に適用でき、形成したヘアスタイルの保持が長時間持続(次回のシャンプーまで)できると共に、ダメージを受けた毛髪の損傷を修復・回復させ、必要によってゴワツキ感やバリバリ感などを極力軽減することのできるスタイリング化粧料は開発されている。その化粧料は、(a)平均分子量25000〜35000の加水分解ケラチン、および(b)羊毛またはヒト毛髪から分離・精製されるゲル濾過カラムクロマトグラフィによる平均分子量測定値が11000の蛋白質および9700の蛋白質を含有する分子量8000〜12000の蛋白質組成物を配合したものであり、前記加水分解ケラチンと蛋白質組成物の配合比(加水分解ケラチン:蛋白質組成物)が、3:2〜1:10(質量割合)である。
これまで、(a)平均分子量25000〜35000の加水分解ケラチン、および(b)羊毛またはヒト毛髪から分離・精製されるゲル濾過カラムクロマトグラフィによる平均分子量測定値が11000の蛋白質および9700の蛋白質を含有する分子量8000〜12000の蛋白質組成物を配合した化粧料やそれらの比率を特定した化粧料が開発されてきているが、ハリ・コシ感のある仕上り感を実現するには至っていなかった。
本発明はこうした状況の下でなされたものであり、巻き髪スタイルを形成した時に、仕上ったカールの手触りにハリ・コシ感を付与するための化粧料を提供することにある。
上記目的を達成することができた本発明の化粧料とは、(a)平均分子量25000〜35000の加水分解ケラチン、および(b)羊毛またはヒト毛髪から分離・精製されるゲル濾過カラムクロマトグラフィによる平均分子量測定値が11000の蛋白質および9700の蛋白質を含有する分子量8000〜12000の分画蛋白質組成物、(c)加水分解スサビノリを配合したものである点に要旨を有するものである。尚、本発明における平均分子量とは、「質量平均分子量」の意味である。
本発明の化粧料においては、その用途に応じて上記(a)成分と(b)成分の配合割合を調整すれば良く、その配合量に応じて各用途に最適な化粧料となる。加水分解ケラチンと蛋白質組成物の配合比(加水分解ケラチン:蛋白質組成物)が、4:1〜2.7:1(質量割合)である化粧料では、ヒト毛髪のカール形成に用いられるものとして有用である。
いずれの用途に用いるにしても、上記(a)成分と(b)成分による効果を有効に発揮させるためには、加水分解ケラチンと蛋白質組成物の合計が、化粧料全体に占める割合として0.4〜4質量%であることが好ましい。
また本発明の化粧料には、加水分解スサビノリを配合することが好ましく、これによってカール形成の保持力を更に高め、夫々の用途に応じてその作用・効果を更に向上させることができる。こうした加水分解スサビノリを配合するときには、その配合量は0.0015〜0.15質量%程度が好ましい。
更に、本発明の化粧料には、必要によってリン脂質コポリマーおよび/または高重合シリコーンを配合することも推奨され、こうした物質を配合することによって、化粧料で処理した後のヒト毛髪や被毛にゴワツキ感やバリバリ感が出過ぎることを防止し、ヒト毛髪若しくは被毛表面の滑り感を著しく向上させることができる。
なお、本発明の実施例においては、リン脂質コポリマーとして、2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体、および(2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン(MPC)/ステアリルメタクリレート(SMA))共重合体を使用した。
本発明では、(a)平均分子量25000〜35000の加水分解ケラチン、および(b)羊毛またはヒト毛髪から分離・精製されるゲル濾過カラムクロマトグラフィによる平均分子量測定値が11000の蛋白質および9700の蛋白質を含有する分子量8000〜12000の分画蛋白質組成物、(c)加水分解スサビノリを配合することによって、巻き髪スタイルを形成したときに、ハリ・コシ感のあるカールを作るための化粧料が実現できた。また本発明の化粧料では、上記(a)成分と(b)成分の配合量を適切に調整することによって、ヒト毛髪にハリ・コシ感を回復させるため等の用途に有用な化粧料となる。
本発明の化粧料では、(a)平均分子量25000〜35000の加水分解ケラチン、および(b)羊毛またはヒト毛髪から分離・精製されるゲル濾過カラムクロマトグラフィによる平均分子量測定値が11000の蛋白質および9700の蛋白質を含有する分子量8000〜12000の分画蛋白質組成物、(c)加水分解スサビノリを配合したものであるが、これらの成分による基本的な作用効果は次の通りである。
上記加水分解ケラチンは、ヒト毛髪にカールを付与するとともにカールを形成したヒト毛髪の強度を低下させないという効果を発揮するものである。またこうした効果を発揮させるためには、使用する加水分解ケラチンの平均分子量も特定の範囲のものとすることが重要である。この平均分子量が25000未満では、所望のカール形成効果を発揮させることができない。また、平均分子量が35000を超えると、天然のケラチン蛋白質に近いものとなり、「加水分解ケラチン」を使用するという効果が発揮されない。
使用する加水分解ケラチンの種類は、平均分子量の特定を除いて特に特定するものではない。例えば、厚生労働省の化粧品種別配合成分規格に収載されている「加水分解ケラチン末」や「加水分解ケラチン液」を用いても良いし、或いは、市販の精製高分子α−ケラトース(結晶性ケラチン)やγ―ケラトース(非結晶性ケラチン)を用いても良い。
一方、上記蛋白質組成物は、ヒト毛髪に作用してカール形成保持力を向上させるという効果を発揮するものであり、本発明者が有用な毛髪処理剤の成分として見出したものである。本発明者は、パーマネントウェーブ形成能を修復・改善する毛髪処理剤の開発を目指してかねてより研究を進めており、その研究の一環として、ヒト毛髪から分離・精製されるゲル濾過カラムクロマトグラフィによる平均分子量測定値が11000の蛋白質(特定蛋白質)がこうした効果を発揮できる成分として有用であることを見出し、その技術的意義が見出されたので先に出願している(特願2004−060586号)。そして上記特定蛋白質だけでなく、平均分子量が9700の蛋白質も含有する分子量8000〜12000の分画蛋白質組成物(夾雑物を含む毛髪分画蛋白質)の状態でヒト毛髪から分離したものも上記の効果が発揮できることを見出している。本発明は、こうした蛋白質組成物を応用するものである。
尚、上記蛋白質組成物の調製および電気泳動による蛋白質の確認、各蛋白質の精製、分子量測定等は、下記の夫々の方法によるものである。また、こうした蛋白質組成物は、ヒト毛髪ばかりでなく、羊毛を原料としたときでも同様に得られることを確認している。
(特定蛋白質を含む蛋白質溶液の調製方法)
本発明における蛋白質組成物は、ヒト毛髪または羊毛から製造、調製することができる。構成蛋白質の抽出(分画)は、従来の2−メルカプトエタノールによる還元処理を利用した方法(例えば、「Journal of Cosmetic Science」1998年、49巻、第13〜22頁)が適切である。本発明に応用した抽出方法を下記に示す。
ブリーチ処理やパーマネントウェーブ処理を受けた経験のない試料(ヒト毛髪または羊毛)0.2g(長さ16cm)を脱脂用剤(クロロホルム/メタノール=2/1:容積比)に24時間浸漬させることにより、試料表面を脱脂処理した。処理後の試料をドライヤーにより十分乾燥させ、約1cmの長さに切断した。切断後の試料をビーカに入れ、試料蛋白質分画抽出液[2.5mol/L(リットル)の2−メルカプトエタノールと1質量%のSDS(ドデシル硫酸ナトリウム)を含む0.025mol/Lのトリス塩酸バッファ、pH8.3]20mLと良く混合させ、50℃、72時間の条件下で浸漬させた。
浸漬処理後の溶液を透析チューブ(分子量8000用、ナカライテスク製)に入れ、イオン交換水を外液とし16時間以上(外液交換4回)の透析を行った。透析後のチューブ内液(分子量8000以上)を攪拌式セル(分子量3000以上用、ミリポア製)による限外濾過処理で濃縮した。濃縮により蛋白質濃度が0.1〜1.5mg/mLに調整された試料を本発明の蛋白質溶液(特定蛋白質を含む)として得た。
(蛋白質溶液のTricine−SDS−ポリアクリルアミド電気泳動法による蛋白質のバンド確認方法)
蛋白質溶液と試料バッファ(0.5mol/Lのトリス塩酸バッファを2mL、10質量%のSDS溶液を4mL、2−メルカプトエタノールを1.2mL、グリセロールを2mL、イオン交換水を0.8mL、1質量%BPB(ブロモフェノールブル)を数滴加え、全量10mLにする)を1:1の割合で混合し、3分間、95℃という条件で熱変性させ、電気泳動用試料とした。
下記の組成で予め作製しておいたゲルに試料をアプライし、50mAの定電流で電気泳動を行った。尚、泳動バッファの組成は、陽極のバッファとして0.2mol/LのTris(pH8.9)を、陰極のバッファとして0.1mol/LのTrisと0.1mol/LのTricine、0.1質量%のSDS溶液の混合溶液(pH8.25)を使用した。泳動終了後、ゲルをCBB(クマシーブリリアントブル)染色液にて蛋白質バンドを染色し、エタノール/酢酸/イオン交換水を組成[エタノール/酢酸/イオン交換水=3/1/6:容積比]とする脱色液で蛋白質以外のゲル部位を脱色した。そして、Tricine−SDS−ポリアクリルアミド電気泳動法によって、分子量が11000の位置にバンドがあることを確認した(例えば、「Analytical Biochemistry」1987年、166巻、第368〜379頁)。
(分離ゲル)
アクリルアミド溶液(48質量%のアクリルアミドと1.5質量%のビスアクリルアミド)を6mL、ゲルバッファ(3.0mol/LのTrisと0.3質量%のSDS溶液の混合液、pH8.45)を10mL、グリセロールを4mL、10質量%過硫酸アンモニウムを0.15mL、TEMED(N,N,N',N'−テトラメチルエチレンジアミン)を0.15mL、残部イオン交換水からなる分離ゲルを作製した(全量30mL)。
(濃縮ゲル)
アクリルアミド溶液(48質量%のアクリルアミドと1.5質量%のビスアクリルアミド)を1mL、ゲルバッファ(3.0mol/LのTrisと0.3質量%のSDS溶液の混合液、pH8.45)を3.1mL、10質量%過硫酸アンモニウムを0.075mL、TEMED(N,N,N',N'−テトラメチルエチレンジアミン)を0.005mL、残部イオン交換水からなる濃縮ゲルを作製した(全量12.5mL)。
(蛋白質の精製)
カラム内部の樹脂には、DEAE(ジエチルアミノエチル)−セルロース(ナカライテスク製)を用いた。精製方法について下記に述べる。上記樹脂をカラム内に充填し、酸およびアルカリによる洗浄を行った後、イオン交換水によりカラム内を平衡化する。平衡化されたカラム内に上記毛髪蛋白質溶液を徐々にアプライする。アプライ後、0.1〜0.5mol/Lの塩でイオン勾配処理を行うことにより、目的の蛋白質を溶離させるという一般的な蛋白質精製方法により分離した。
(分子量測定)
ゲル濾過カラムクロマトグラフィによる分子量測定を下記に述べる。高速液体カラムクロマトグラフとして「Shimadzu Liquid chromatograph LC−6A」(島津製作所製)を用い、検出器として「Shimadzu UV−VIS Spectrophotometric detector SPD−6AV」(島津製作所製)を用い、レコーダーとして「Shimadzu Chromatopac C−R6A」(島津製作所製)を用い、ガードカラムとして「TSK−GEL Guard Column SW 7.5×7.5(mm)」(東ソー製)を用い、カラムとして「TSK−GEL G3000SW 7.5×600(mm)」(東ソー製)を用いた。
分析方法は、上記の機器および試料を用いて、流速0.5mL/min、測定波長280nmの条件下で、溶出バッファ(0.1mol/LのNaHPO/NaHPO(pH7.0)+0.1mol/LのNaSO)を使用し分析を行った。尚、この分子量測定は、分子量が既知の標準マーカとして、グルタミン酸脱水素酵素(分子量290000)、乳酸脱水素酵素(分子量142000)、エノラーゼ(分子量67000)、アデニル酸キナーゼ(分子量32000)、チトクロームc(分子量12400)を用いて測定したものである。
本発明の化粧料に含有される蛋白質組成物は、ヒト毛髪を過酸化水素によってブリーチ処理することによって流出・欠損する毛髪蛋白質を含むゲル濾過クロマトグラフィによる平均分子量測定値が11000のものであって、下記表1に示されるアミノ酸組成によって特定されるものである。尚、この蛋白質は、パーマネントウェーブの繰り返し処理によっては、欠損しないものである。
Figure 2009107977
本発明者らは、毛髪中に含まれる蛋白質として、複数回のブリーチ処理によっても毛髪から流出・欠損しない蛋白質が存在することを確認している。この蛋白質は、ゲル濾過クロマトグラフィによる平均分子量測定値が9700のものであって、下記表2に示されるアミノ酸組成によって特定されるものである。
Figure 2009107977
尚、これらの蛋白質のアミノ酸組成は、下記の分析方法によって、特定されたものである。
(アミノ酸組成の分析)
測定機器として、アミノ酸分析計「Hitachi L−8500 Amino acid analyzer」(日立製作所製)を用い、実験試料として、複数回のブリーチ処理によって欠損する蛋白質(平均分子量が11000の蛋白質)と残存する蛋白質(平均分子量が9700の蛋白質)を用いて、分析をおこなった。このとき、測定試料:0.5mLと12規定の濃塩酸0.5mLをガラス管内で混合した後、120℃で12時間加熱し、ガラス管が常温になるまで自然放置した。処理液を脱塩素処理した後、高温引圧乾燥機によって乾燥処理し粉末状とした。それを、イオン交換水:0.2mLでよく溶解させ、分析試料とした。
本発明の化粧料は、上記の様な加水分解ケラチンおよび蛋白質組成物を必須成分として配合したものであるが、カール形成のために用いる場合には、これらの配合(加水分解ケラチン:分画蛋白質組成物)は、4:1〜2.7:1(質量割合)であることが好ましい。この範囲を外れると、ハリ・コシ感のあるカール形成が不可能となる。また、前記加水分解ケラチンと前記分画蛋白質組成物の合計が、化粧料全体に占める割合として0.4〜4質量%であることが望ましい。0.4質量%未満になると、カール形成が困難になり、4質量%を超えると却って蛋白質が付着しすぎ、カールが重くなりカール形成力が不十分なものとなる。
更に、本発明の化粧料には、加水分解スサビノリを0.0015〜0.15質量%配合することが好ましい。0.0015質量%未満になると、ハリ・コシ感が不十分となり、0.15質量%を超えると却って蛋白質が付着しすぎ、カールが重くなりカール形成力が不十分なものとなる。
本発明の化粧料に配合される各種添加剤としては、保湿剤類、油脂類、ラノリン類、高級アルコール類、フッ素化合物類、シリコーン類、カチオン化ポリマー類、界面活性剤類(陽イオン界面活性剤類・陰イオン界面活性剤類・非イオン界面活性剤類・両性界面活性剤類)、増粘・ゲル化剤類、防腐剤類、キレート剤類、pH調整剤・酸・アルカリ類、溶剤類、抗炎症剤類、香料、色素類等が挙げられ、これらを適宜配合することができる。
保湿剤類としては、1,3−ブチレングリコ−ル、プロピレングリコール、グリセリン等の多価アルコール類、コラーゲン、エラスチン、コラーゲン分解ペプチド、エラスチン分解ペプチド、ケラチン分解ペプチド、シルク蛋白分解ペプチド、大豆蛋白分解ペプチド、小麦蛋白分解ペプチド、カゼイン分解ペプチド等の蛋白質・ペプチド類およびその誘導体、アルギニン、セリン、グリシン、グルタミン酸、トリメチルグリシン等のアミノ酸類、アロエ抽出物、ハマメリス水、ヘチマ水、カモミラエキス、カンゾウエキス等の植物抽出成分類、ヒアルロン酸ナトリウム、クエン酸塩、コンドロイチン硫酸、乳酸ナトリウム、2−ピロリドン−5−カルボン酸ナトリウム等が挙げられる。
油脂類としては、ヒマシ油、ヤシ油、パーム油、パーム核油、サフラワー油、オリーブ油、アボカド油、ゴマ油、月見草油、小麦胚芽油、マカデミアナッツ油、ヘーゼルナッツ油、ローズヒップ油、メドウフォーム油、ティーツリー油、ハッカ油、トウモロコシ油、ナタネ油、ヒマワリ油、小麦胚芽油、綿実油、大豆油、落花生油、コメヌカ油、液状シア脂、ホホバ油等の植物油脂類、流動パラフィン、スクワラン、軽質流動イソパラフィン、セレシン、パラフィンロウ、マイクロクリスタリンワックス、ワセリン等の炭化水素等、コハク酸ジ2−エチルヘキシル、パルミチン酸イソプロピル等のエステル類、ミツロウ、キャンデリラロウ、カルナウバロウ、ライスワックス、鯨ロウ、セラック、綿ロウ、モクロウ、水添ホホバ油等のロウ類が挙げられる。
ラノリン類としては、液状ラノリン、還元ラノリン、吸着精製ラノリン等が挙げられる。高級アルコール類としては、ラウリルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、ミリスチルアルコール、オレイルアルコール、セトステアリルアルコール等の直鎖アルコール類、モノステアリルグリセリンエーテル(バチルアルコール)、2−デシルテトラデシノール、ラノリンアルコール、コレステロール、フィトステロール、ヘキシルドデカノール、イソステアリルアルコール、オクチルドデカノール等の分枝鎖アルコール等が挙げられる。
フッ素系化合物類としては、パーフルオロポリエーテル、ポリパーフルオロエトキシメトキシジフルオロヒドロキシエチル、ポリパーフルオロエトキシメトキシジフルオロメチルジステアリルアミド、ポリパーフルオロエトキシメトキシジフルオロエチルポリエチレングリコールリン酸等のフッ素系化合物誘導体類が挙げられる。
シリコーン類としては、低粘度ジメチルポリシロキサン、高粘度ジメチルポリシロキサン、環状ジメチルシロキサン(デカメチルシクロペンタシロキサン)、メチルフェニルポリシロキサン、ジフェニルポリシロキサン、シリコーン樹脂、シリコーンゴム、アミノ変性ポリシロキサン、カチオン変性ポリシロキサン、ポリエーテル変性ポリシロキサン、フッ素変性ポリシロキサン等が挙げられる。
カチオン化ポリマー類としては、カチオン化セルロース誘導体、カチオン化デンプン、カチオン化グアーガム、ジアリル4級アンモニウムの重合体または共重合体、4級化ポリビニルピロリドン誘導体等が挙げられる。
陽イオン界面活性剤類としては、塩化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム、塩化アルキルトリメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム等が挙げられる。
陰イオン界面活性剤類としては、脂肪酸塩、アルキル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキル硫酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、ポリオキシエチレン脂肪アミン硫酸塩、アシルN−メチルタウリン塩、アルキルエーテルリン酸エステル塩、N−アシルアミノ酸塩等が挙げられる。
非イオン界面活性剤類としては、多価アルコール脂肪酸部分エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、アルキルジメチルアミンオキサイド、アルキルポリグリコシド、アルキルグルコシド等が挙げられる。
両性界面活性剤類としては、アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン、アルキルアミドジメチルアミノ酢酸ベタイン、2−アルキル−N−カルボキシ−N−ヒドロキシイミダゾリニウムベタイン等が挙げられる。
増粘・ゲル化剤類としては、グアーガム、キサンタンガム、カラギーナン、アルギン酸、トラガントガム、デンプン誘導体、カルボキシメチルセルロースナトリウム、カルボキシビニルポリマー、アクリル酸・メタクリル酸エステル共重合体、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体、ポリビニルアルコール、アクリル樹脂アルカノールアミン液等が挙げられる。
防腐剤類としては、p−ヒドロキシ安息香酸エステル類、安息香酸塩類、フェノキシエタノール、四級アンモニウム塩類等が挙げられる。
キレート剤としては、エデト酸塩、ホスホン酸類、ポリアミノ酸類等が挙げられる。
pH調整剤・酸・アルカリ類としては、リン酸、リンゴ酸、酒石酸、炭酸、フマル酸、クエン酸、乳酸、グリコール酸、コハク酸、塩酸、硫酸、硝酸若しくはそれらの塩類、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、リン酸水素二ナトリウム、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、アルギニン、アンモニア水、アミノメチルプロパノール若しくはそれらの塩類等が挙げられる。
溶剤類としては、水、エタノールやデカメチルシクロペンタシロキサンの他にも、2−プロパノール等の低級アルコール類等が挙げられる。
抗炎症剤類としては、グリチルリチン酸、カルベノキロソン二ナトリウムをはじめとする甘草誘導体、アライトン、グアイアズレン、アロエ、α−ビサボロール等が挙げられる。
本発明の化粧料は、日常的に毛髪を処理するために用いることができ、その剤型は液状、ミスト状、クリーム状、ゲル状、泡状、エアゾール状など種々のタイプが可能で、特に限定されるものではない。
本発明の化粧料を用いてヒト毛髪にカールを付与するには、化粧料を塗布して、アイロンやホットカーラ、ワインディングロッド等でカールスタイルをセットすれば良い。更に、ドライヤーによるブローセットを施しても良い。
次に、実施例によって本発明をより具体的に示すが、下記実施例は本発明を制限するものではなく、前・後記の趣旨を逸脱しない範囲で変更実施することは、全て本発明の技術的範囲に包含される。
(ブリーチ処理毛の作製)
化学的処理を全く受けていない毛髪に下記のブリーチ処理を行い、以下の評価に用いた。
(ブリーチ処理)
トーナーブリーチパウダーEX(粉末ブリーチ剤:中野製薬株式会社製)とキャラデコオキサイドEX06(過酸化水素系酸化剤:中野製薬株式会社製)を1:3(質量比)となるように混合したブリーチ剤を、毛髪に質量比1:1の割合で塗布し、30℃、30分間の条件で処理した後、10質量%のSDS溶液(ドデシル硫酸ナトリウム溶液)によって洗浄し、その後、乾燥した。こうした一連の手順を一工程として3回(三工程)の処理を行った。
(化粧料)
平均分子量25000〜35000の加水分解ケラチンを10質量%含有する試料[試料Aとする]と、羊毛またはヒト毛髪から分離・精製されるゲル濾過カラムクロマトグラフィによる平均分子量測定値が11000の蛋白質および9700の蛋白質を含有する分子量8000〜12000の蛋白質組成物を20質量%含有する試料[試料Bとする]を用いて、下記表3〜5に示す各種配合割合(処方例1〜18)で各種原料を配合して、各種化粧料を調製した。
(カール形成保持力の評価)
上記ブリーチ処理した各ヒト毛髪(0.2g)に上記化粧料を塗布し(0.2mL)、乾燥後、アイロン(インディペンデントスチーム:ブラウン社製)を用いて熱処理し、カールを形成した。このときのアイロンの表面温度は120℃であり、5秒間熱処理した。その後、室温(20℃)で24時間放置した後(湿度:60%)、その自然長を比較することによってカール形成保持力について評価した(その長さが長くなるほど、カール形成保持力が低くなる)。
各処方例の化粧料を用いてカール形成した直後の長さ(自然長)を100%と、24時間放置後の各処理毛の長さを数値化して示している。
[カール形成保持力の評価基準]
◎:100%以上、103%未満とする。
○:103%以上、106%未満とする。
△:106%以上、109%未満とする。
×:109%以上とする。
その結果を、表3〜5に併記する。
(毛髪のハリ・コシ感付与効果の官能評価方法)
上記のように処理した毛髪表面のハリ・コシ感を専門のパネラー10名で以下の3段階(評価点:1〜3点)で官能評価し、その合計を求め下記の評価基準で評価した。
3点…処理前と比較し、明らかにハリ・コシ感が出た。
2点…処理前と比較し、少しハリ・コシ感が出た。
1点…処理前と比較し、ハリ・コシ感が出なかった。
[毛髪のハリ・コシ感の評価基準]
◎:26〜30点
○:21〜25点
△:16〜20点
×:10〜15点
その結果を、下記表3〜5に併記する。
Figure 2009107977
表3の結果より、試料A(加水分解ケラチン):試料B(分画蛋白質組成物)が4:1〜2.7:1(純分質量割合)の範囲において、カール形成保持力とハリ・コシ感が共に良好であった(処方例2〜4)。また、この範囲を外れると、適度なハリ・コシ感が得られず(処方例1と処方例5)、また、加水分解ケラチンと分画蛋白質組成物を含有しない場合には、カール形成保持力が非常に低かった(処方例6)。
Figure 2009107977
表4の結果より、試料A(加水分解ケラチン)と試料B(分画蛋白質組成物)の合計(純分の総質量)が、化粧料全体に占める割合として0.4〜4質量%であることが望ましいという結果であった(処方例8〜11)。0.4質量%未満になると、加水分解ケラチンと分画蛋白質組成物の効果が十分に発揮されず、カール形成保持力及びハリ・コシ感が不十分であった(処方例7)。また、4質量%を超えると却って蛋白質が付着しすぎ、カールが重くなりカール形成保持力が低下した(処方例12)。
Figure 2009107977
表5の結果より、加水分解スサビノリを0.0015〜0.15質量%配合することにより、更にカール形成保持力を向上させ、ハリ・コシ感を向上させる効果があると認められた(処方例14〜17)。加水分解スサビノリが0.0015質量%未満になると、その効果が不十分となり(処方例13)、0.15質量%を超えると却って蛋白質が付着しすぎ、カールが重くなりカール形成保持力が低下した(処方例18)。

Claims (7)

  1. (a)平均分子量25000〜35000の加水分解ケラチン、および(b)羊毛またはヒト毛髪から分離・精製されるゲル濾過カラムクロマトグラフィによる平均分子量測定値が11000の蛋白質および9700の蛋白質を含有する分子量8000〜12000の分画蛋白質組成物、(c)加水分解スサビノリを配合したものであることを特徴とする化粧料。
  2. 前記加水分解ケラチンと前記蛋白質組成物の配合比(加水分解ケラチン:蛋白質組成物)が、4:1〜2.7:1(質量割合)である請求項1に記載の化粧料。
  3. ヒト毛髪のカール形成に用いられるものであり、ハリ・コシ感のあるカールができることを特徴とする請求項1〜2に記載の化粧料。
  4. ブロー処理時において、ヒト毛髪へ塗布されるものであり、ヒト毛髪にハリ・コシ感のあるコンディションを付与するために用いられるものである請求項1〜2に記載の化粧料。
  5. 前記加水分解スサビノリの化粧料全体に占める割合が0.0015〜0.15質量%である請求項1〜4のいずれかに記載の化粧料。
  6. 前記加水分解ケラチンと前記蛋白質組成物の合計が、化粧料全体に占める割合が0.4〜4質量%である請求項1〜5のいずれかに記載の化粧料。
  7. 更に、リン脂質コポリマーおよび/または高重合シリコーンを配合したものである請求項1〜6のいずれかに記載の化粧料。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9310351B2 (en) 2010-05-17 2016-04-12 The Procter & Gamble Company Systems and methods of detecting and demonstrating hair damage via evaluation of protein fragments

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