JP2009107751A - 搬入装置及び包装機 - Google Patents

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Abstract

【課題】搬入装置のセンタリング部材によりセンタリングされた以後に、被包装物の搬送不良があった場合においても、搬入装置より後段に接続される包装機がエラーで停止することのない搬入装置、包装機を提供する。
【解決手段】包装機に被包装物を搬入供給する搬入装置であって、被包装物を包装機に向けて搬送する搬送コンベア上の被包装物を該搬送コンベアの幅方向に位置規制するセンタリング部材と、前記センタリング部材近傍に設けられ、被包装物の搬送を規制及び規制の解除をするストッパ手段と、被包装物を検知する第一センサ及び第二センサと、被包装物のサイズを計測するサイズ計測手段と、計測したサイズデータを一時記憶する記憶手段と、前記第一センサによる被包装物の検知から所定時間内に前記第二センサにより当該被包装物が検知されない場合、前記記憶手段に一時記憶されたサイズデータを無効な包装制御データとする制御手段を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は包装機へ被包装物を搬入する搬入装置、及び包装機に関する。
ストレッチフィルムを用いたストレッチ包装機で被包装物を包装する場合、連続して搬送されてくる被包装物を所定間隔に分離して前記ストレッチ包装機に搬送する搬入装置が用いられている。
そして、該搬入装置には被包装物を分離するシャッタ、更に被包装物を搬送コンベアの中央位置に位置規制し被包装物の横幅も計測するセンタリング部材などが配置され、下流の包装機へと被包装物が搬送されていくように構成されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、センタリング後に、例えば、オペレータが被包装物の異常に気付き該被包装物を搬入装置から取り除いたような場合は、被包装物の横幅寸法がセンタリングにより計測されたものの、被包装物が所定時間内に包装機に到達しない為、包装エラーとして包装機が停止する、或いは、センタリング部材より搬送方向下流側に、被包装物の高さ寸法、奥行き寸法を計測するセンサが配置されていた場合は、前記計測された横幅寸法と、高さ及び奥行きデータが零というサイズデータが包装機へ送信され、包装機は該データを異常と判断し、包装エラーということで包装機が停止していた。
つまり、包装機自身に故障等が発生した為にエラーが報知されているのではなく、被包装物が搬送されていないということだけでエラーが報知されていた。そして、該エラーを解除する為には包装機の駆動を一旦停止させる必要があるため、搬入コンベアにより搬送される被包装物の搬送、或いはその前段に別のコンベアがある場合には該コンベアの搬送ラインを止めなければならず、特に製造ラインが24時間稼働するような加工工場の夜間においては人手が少なくなり、その対応に煩雑な手間が生じていた。
特開平11−49338号公報
本発明は上記した従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、搬入装置に装備のサイズ計測手段で被包装物のサイズを計測した以後に、被包装物の搬送不良があった場合においても、搬入装置より後段に接続される包装機がエラーで停止することがなく、搬送ラインを停止することのない搬入装置、及び包装機を提供することにある。
上記目的を達成する為に本発明の搬入装置は、包装機に被包装物を搬入供給する搬入装置であって、被包装物を包装機に向けて搬送する搬送コンベアと、前記搬送コンベアによって搬送される被包装物を該搬送コンベアの幅方向に位置規制するセンタリング部材と、前記センタリング部材近傍に設けられ、搬送コンベアにより搬送される被包装物の搬送を規制及び該規制の解除をするストッパ手段と、前記ストッパ手段の上流側近傍に設けられ、搬送コンベアにより搬送される被包装物を検知する第一センサと、該第一センサより下流側で、且つ、前記センタリング部材より下流側に設けられ、搬送コンベアにより搬送される被包装物を検知する第二センサと、該第二センサより上流側に設けられ前記被包装物のサイズ寸法を計測するサイズ計測手段と、前記サイズ計測手段で計測されたサイズデータを一時記憶する記憶手段と、前記第一センサにより被包装物が検知されてから、所定時間内に前記第二センサにより該被包装物が検知されない場合、前記記憶手段に一時記憶されたサイズデータを無効な包装制御データとする制御手段と、を備えていることを特徴とする(請求項1)。
上記搬入装置を構成する搬送コンベアは、ストッパ手段を境に前後に分断されており、その前後のコンベアは両方ともベルトコンベア、或いはローラコンベア、又は前後でコンベアの種類を変えてもよい。
又、上記ストッパ手段としては、シャッタが一般的で、そのシャッタの作動形態はスライド式、或いは回動式の何れでもよく、例えばコンベアの下方から出没自在、或いは上方から出没自在等何れでもよく、またスライド式の場合の作動方向も、搬送コンベアの搬送面と交差する上下方向、或いは搬送コンベアの幅方向に沿った左右方向等、何れでもよい。
上記第一センサ及び第二センサとしては、光電センサ(反射型、透過型・回帰反射型)、光ファイバセンサ等が一般的に採用される。又、そのセンサの設置位置は、搬送コンベアの幅方向の側部、或いは搬送コンベアの搬送路の上方等、搬送コンベアによって移動する被包装物を検知できる箇所であればよい。
また、サイズ計測手段はセンタリング手段と一体の機械的構成、或いは別体のカメラ等の撮像手段等何れでもよい。
上記手段によれば、搬送コンベアによって被包装物が搬送され、被包装物が最初に第一センサで検知(被包装物が光を遮る)されストッパ部材による搬送の規制が解除され、所定時間内に第二センサによって検知(被包装物が光を遮る)されたか否かで、正しい被包装物が搬送されたか、或いは搬送されなかったかを判断することができる。正しい被包装物が搬送されなかった場合は、検知されたサイズデータを無効とするため、幅,高さ,奥行きデータのうち何れかがゼロというような異常な被包装物のサイズデータが包装機へ送信されることはなく、従って包装エラーが生じることもない。また、センタリング後に被包装物が搬入装置から取り除かれたような場合でも同様に包装機は停止することなく包装動作を継続することができる。
前記サイズ寸法は前記搬送コンベアの幅方向に相当する横幅であり、前記センタリング部材は、前記サイズ計測手段を兼ねるようにしてもよい(請求項2)。
上記手段によれば、センタリングと同時にサイズが計測されるので、サイズを計測するための時間を意図して設ける必要がないので処理を早くすることができ、構造も簡素化することができる。
前記包装機には、包装する目標包装数を設定する設定手段と、該目標包装数に向けて包装数を数えるカウント手段と、を備え、前記第一センサにより被包装物が検知されると、包装数として一つ数えさせる信号を前記包装機へ送信する送信手段と、を有し、前記制御手段は、前記一時記憶されたサイズデータを零にさせ、且つ、前記数えた包装数を一つ元に戻させる信号を前記包装機へ送信するようにしてもよい(請求項3)。
上記手段によれば、包装機にて包装する目標の包装数を設定し、その数に向けて包装数をカウントする場合でも、横幅データが無効とされた時には、包装がされないので、カウントした数を元に戻すことで正しい包装数をカウントすることができる。そして、包装数をカウントする方法は、包装された旨を示す信号を包装機が受信すると、目標の包装数から1だけ減算する方式(ダウンカウント方式)の他、該信号を受信すると、目標の包装数とは別の包装数を0からプラス方向に加算し、目標の包装数と同じになるまで累積を続ける方式(アップカウント方式)のいずれでもよい。
又、前記搬入装置には、前記カウント手段により数えられる包装数が、前記設定された目標包装数に達したと判断された場合、前記ストッパ手段にて被包装物の搬送を規制し続けさせる信号を前記包装機から受信する受信手段を備えるようにしてもよい(請求項4)。
上記手段によれば、設定した目標包装数に達したと判断された場合、包装機から出力される信号を、搬入装置に設けた受信手段が受信することでストッパ手段が閉じられ、被包装物の搬送を規制し続ける。それにより、被包装物が目標包装数以上に包装されるのを防止できる。
また、前記第二センサより下流側に、前記搬送コンベアにより搬送される被包装物の横幅、高さ、奥行き寸法のうちいずれかであって、且つ、前記サイズ計測手段で計測されたサイズ寸法以外の寸法を計測する第三センサを設け、前記第一センサによる検知から所定時間内に前記第二センサにより被包装物が検知された場合であって、更にその後、所定時間内に前記第三センサにて当該被包装物が検知された場合にのみ前記記憶手段に一時記憶させたサイズデータ及び前記第三センサにて計測されたサイズデータを有効な包装制御データとし、前記第二センサによる検知から所定時間内に前記第三センサにより被包装物が検知されない場合、前記記憶手段に一時記憶させたサイズデータを無効な包装制御データとする制御手段を設けてもよい(請求項5)。
上記手段によれば、第二センサと第三センサの間で作業員が被包装物に異常があることを発見し、その被包装物を搬送コンベア上から取り除いた場合には、記憶手段に一時記憶されているサイズデータを無効とするため、搬送コンベア上から取り除かれた被包装物のサイズデータが包装機へ送信されることはなく、従って包装エラーが生じることもない。それにより、包装機は停止することなく包装動作を継続することができる。
また、前記第三センサは、前記包装機の搬入口付近に配置してもよい(請求項6)。
上記手段によれば、第三センサは搬入装置の下流側に連設配置した包装機への搬入口付近に位置しているので、第三センサの位置を通過(検知ON)した後に、被包装物の搬送エラーが起きることはなく、従って包装エラーが生じることもなく、安定した包装動作を確保することができる。
更に、前記請求項1に記載の搬入装置から搬送される被包装物を搬入し包装する包装機は、包装する目標包装数を設定する設定手段と、該設定された目標包装数を記憶する記憶手段と、前記搬入装置の第一センサにより被包装物が検知されると、一つの包装がされた旨を示す信号を前記搬入装置から受信する受信手段と、該受信した信号に基づき包装数として1だけカウントし、目標包装数に達したと判断された場合、前記ストッパ手段により被包装物の搬送を規制し続けさせる信号を前記搬入装置へ送信するよう制御する構成とする(請求項7)。
上記包装機は、張設したフィルムに対して被包装物を下側から突き上げて包装する方式、所定位置に保持した被包装物に対し上方から張設したフィルムを下降させて包装する方式、筒状のフィルムに被包装物を挿入し、開口端部を熱シールする所謂ピロー方式、容器に被包装物を入れて容器上面をシールするトップシール方式等、何れでもよい。又、被包装物の流れ方向(手前搬入/手前排出、手前搬入/後方排出等)も何れでもよい。
上記手段によれば、被包装物が包装機より前段の搬入装置のストッパ手段(例えば、シャッタ)近傍に配置した第一センサによって検知されると、包装機に入力設定した目標包装数に向けて包装した数がカウントされ、カウント数が目標包装数に達した場合、そのことが搬入装置に出力されて被包装物の搬送を規制するストッパ手段を作動(閉鎖)させる為、次の被包装物が包装機へ搬入されることがなく、包装個数を間違えるのを防止でき、包装個数を正確に管理することができる。
また、前記サイズデータが無効な包装制御データと判断された旨を前記搬入装置から受信する受信手段を備え、該信号に基づき前記1カウントした分を元に戻す制御をするようにしてもよい(請求項8)。
上記手段によれば、包装機にて包装する目標の包装数を設定し、その数に向けて包装数をカウントする場合でも、サイズデータが無効とされた時には、包装されないので、カウントした数を元に戻すことで正しい包装数をカウントすることができる。そして、包装数をカウントする方法は、包装された信号を包装機が受信すると、目標の包装数から1だけ減算する方式(ダウンカウント方式)の他、該信号を受信すると、目標の包装数とは別の包装数を0からプラス方向に加算し、目標の包装数と同じになるまで累積を続ける方式(アップカウント方式)の何れでもよい。
それにより、サイズデータが無効とされた場合には、包装すべき数が「1」だけアップカウントされるので、第一センサを通過後包装機に搬入されるまでの間に被包装物が取り除かれたような場合においても、包装すべき数を正確に管理することができる。
本発明の搬入装置は請求項1に記載の構成により、搬送コンベア上を搬送される被包装物が正しい搬送がされたか、或いは搬送されなかったかを判断でき、搬送されなかった場合には計測されたサイズデータが無効とされるので、異常な被包装物のサイズデータが包装機へ送信されず、包装エラーが生じることがなく、センタリング後に被包装物が搬入装置から取り除かれたような場合でも、包装機は停止することがなく、結果的に搬送ラインを停止することなく作業を継続させることができる。
そして、請求項2記載の構成とした場合は、センタリングと同時にサイズ(横幅寸法)が計測されるので、サイズを計測するための時間を意図して設ける必要がないので処理を早くすることができ、構造も簡素化することができる。
又、請求項3記載の構成により、サイズデータが無効とされた時には、包装がされないので、カウントした数を元に戻すことで正しい包装数をカウントすることができる。
更に、請求項4記載の構成により、目標の包装数に達した場合は、ストッパ手段によって被包装物の搬送が規制されるので、被包装物を目標包装数以上に包装するのを確実に防止できる。
また、請求項5記載の構成により、第二センサと第三センサの間で作業員が被包装物に異常があることを発見し、その被包装物を搬送コンベア上から取り除いた場合には、記憶手段に一時記憶されているサイズデータを無効とするため、搬送コンベア上から取り除かれた被包装物のサイズデータが包装機へ送信されることはなく、従って包装エラーが生じることもない。それにより、包装機は停止することなく包装動作を継続することができる。
更に、請求項6記載の構成により、第三センサの位置を通過(検知ON)した後に、被包装物の搬送エラーが起きることはなく、従って包装エラーが生じることもなく、安定した包装動作を確保することができる。
また、請求項7記載の構成により、目標の包装数に達したと判断された場合には、ストッパ手段で被包装物の搬送が規制し続けられるため、被包装物が目標包装数以上に包装されることがない。従って、包装個数を間違えるのを防止でき、包装個数を正確に管理することができる。
更に、請求項8記載の構成により、サイズデータが無効とされた場合には、包装がされないので、カウントした数を元に戻すことで正しい包装数をカウントすることができる。よって、第一センサを通過後包装機に搬入されるまでの間に被包装物が取り除かれたような場合においても、包装すべき数を正確に管理することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は搬入装置をストレッチ包装機の搬入口に連設配置した概略図で、図中、Aは搬入装置、Bはストレッチ包装機である。そして、搬入装置の近傍や、その前段で、例えば、肉等が加工され、該加工された肉がトレイに載せられ、該トレイが搬入装置に載置されることで、次々とストレッチ包装機内へと搬送される。
搬入装置Aは、被包装物Wを搬送する搬送コンベア1と、その搬送コンベア1の始端側に配置したセンタリング部材2と、前記センタリング部材2の設置位置より搬送コンベア1の搬送方向下流側に配置した被包装物Wの搬送を規制するストッパ手段3と、前記ストッパ手段3近傍で搬送コンベア1の幅方向側部に配置した第一センサ4と、前記第一センサ4の設置位置より搬送コンベア1の搬送方向下流側で向かって搬送コンベア1の幅方向側部に順次配置した第二センサ5、第三センサ6、更に前記各部材の動作を制御する制御手段7とで構成されている。
上記搬送コンベア1は、広幅のベルトコンベアで構成された第一コンベア1aと、細幅ベルトを幅方向に間隔をおいて並列配置した第二コンベア1bと、前記第二コンベア1bと同様、細幅ベルトを並列配置し、且つベルト外周面に被包装物Wと当接する係合突起8を固着突設した第三コンベア1cとで構成されており、前記第三コンベア1cのベルトは第二コンベアのベルト間に配置され、第二コンベア1bと第三コンベア1cの始端位置は同じで、終端側は第三コンベア1cが第二コンベア1bの終端位置より搬送方向前方に突出するよう長く形成されている。
又、搬送コンベア1を構成する第一コンベア1a〜第三コンベア1cは、全てステッピングモータで駆動するように構成されている。
更に、第一コンベア1aの回転速度に対し、第二コンベア1b及び第三コンベア1cの回転速度は速く設定されている。尚、第二コンベア1bと第三コンベア1cの回転速度は同速度に設定されている。
前記搬送コンベア1の第一コンベア1aの搬送路上方には、該第一コンベア1aに供給された被包装物Wを該第一コンベア1aの搬送路幅方向の所定位置、例えば幅方向中央位置に位置規制(修正)すると同時に、該被包装物Wの横幅寸法を計測するセンタリング部材2が配置されている。
上記センタリング部材2は、第一コンベア1aの搬送路の幅方向両側に対向して配置され、ステッピングモータとボールネジ機構等を組み合わせたスライド機構によって幅方向中央位置に向けてスライドするように構成されており、搬送路の側方位置(初期位置)から搬送路中央方向への移動によって被包装物Wを搬送路の幅方向所定位置に位置規制(修正)し、同時に初期位置からの移動量により該被包装物Wの横幅寸法を計測することができる。尚、計測した被包装物Wの横幅データは後述する記憶手段に一時記憶され、連設配置したストレッチ包装機Bによる包装動作の包装制御データとして利用される。
上記ストッパ手段3は、前記搬送コンベア1を構成する第一コンベア1aの終端部と第二コンベア1b及び第三コンベア1cの始端部との間に配置され、被包装物Wの搬送間隔を規制(調整)するようになっている。
そのストッパ手段3は、搬送コンベア1の搬送面に対して上下に出没するシャッタ3aで構成されており、該シャッタ3aはステッピングモータとリンク機構等の組み合わせからなる駆動機構で上下駆動し得るように構成されている。そして、シャッタ3aの上下は後述する第一センサ4の検知信号で制御されるようになっている。
上記第一センサ4は、光ファイバセンサ或いは光電センサで構成され、前記ストッパ手段3の近傍(図示の実施例ではストッパ手段より僅か手前位置)で、搬送コンベア1の側部に搬送路を挟んで対向配置されており、前記ストッパ手段3のシャッタ3a手前位置に被包装物Wが存在するか否かが検知される。そして、この第一センサ4が被包装物Wを検知した場合、その検知信号で前記搬送コンベア1の第一コンベア1aの駆動/停止、前記センタリング部材2の駆動/停止、及びストッパ手段3の開閉が制御されるようになっている。
第二センサ5は、前記第一センサ4と同様、光ファイバセンサ或いは光電センサで構成され、前記ストッパ手段3より下流側の第二コンベア1bと第三コンベア1cの搬送路の側部に、該搬送路を挟んで対向配置されている。
そして、この第二センサ5は前記第一センサ4で検知された被包装物Wが、第一コンベア1aから第二コンベア1b、第三コンベア1cへ乗り移って搬送され、前記第一センサ4で検知されてから所定時間内に第二センサ5が被包装物によりONされるか、OFFになるまでの時間を検知する。それにより、搬入手段Aで搬送される被包装物Wが正規の被包装物であるか否かが判定される。即ち、センサが被包装物の先端を検知してONになってから一定時間ON状態が続いた後、OFFになるかをみる。これにより、被包装物であるか、単なるゴミであるかが判断される。
第三センサ6は、被包装物Wの高さを計測する高さセンサ6aと、被包装物Wの奥行き寸法を計測する奥行きセンサ6bとで構成され、高さセンサ6aは光電センサを複数個縦一列に配置して構成し、奥行きセンサ6bは光ファイバセンサで構成し、前記高さセンサ6aの最下段側に位置して配置されている。
そして、高さセンサ6a又は奥行きセンサ6bのどちらかが被包装物Wを検知すれば、第三センサ6によって検知されたものとする。
上記搬入装置Aに連設配置するストレッチ包装機Bは、包装部に張架したフィルムに対して下方から被包装物を突き上げて該被包装物の上面をフィルムで覆い、そのフィルムの周縁を被包装物の底面側に折り込んで包装する今日周知のストレッチ包装機で、被包装物Wの流れ方向が手前搬入/後方排出の包装機である。
以下、そのストレッチ包装機Bの構成を簡単に説明すると、機枠9の前部に、搬入装置Aで搬送されてきた被包装物Wを包装機内部に設けた包装部10の下位に配置したエレベータ11まで搬送するインフィードコンベア12が配置され、そのインフィードコンベア12の搬送方向始端側には被包装物Wの重量を計量する計量器21が配置され、被包装物の搬入過程で重量を計量し得るように構成されている。
又、前記インフィードコンベア12の搬送方向終端側に配置されるエレベータ11は、該インフィードコンベア12を構成する複数本の並列配置されたベルト相互間から被包装物Wを載承するヘッド部材が突出するように構成されており、インフィードコンベア12の回動でエレベータ11上に搬送されてきた被包装物Wを、該エレベータ11の上昇で包装部10に張架されたフィルムに対して突き上げ、被包装物Wの上面がフィルムで覆われるように構成されている。
前記エレベータ11の上方には包装部10が設けられ、その包装部10の側方(インフィードコンベアの搬送方向と直交する方向)にフィルムロール配置部13と、そのフィルムロール配置部13にセットされたフィルムロール14から繰り出されるフィルム14’の先端を保持するフィルム保持部(図示省略)が設けられ、そのフィルム保持部でフィルム14’の先端を挟持して引き出し、包装部10まで移送するフィルムフィード機構15が前記フィルム保持部の先端に近接して配置されている。
フィルムフィード機構15の上方には前記エレベータ11の上昇で被包装物Wの上面を覆うフィルム14’の周縁を被包装物Wの底面側に折り込む左右折り込み部材16,16’、後折り込み部材17、排出プッシャ18及び前折り込みローラ19が配置されている。前折り込みローラ19より前方の搬出部にはヒートシール装置20が配置され、被包装物Wの底面側に折り込まれたフィルム14’の周縁部分をヒートシールし得るようになっている。
前記左右折り込み部材16,16’は、当該周縁と直交する方向のフィルム周縁を折り込む後折り込み部材17より上方に配置されている。
更に、機枠9の前部上方には表示操作部21が、包装済みの被包装物W’が排出される搬出部(ヒートシール装置20)近傍にラベル印字貼付装置22が配置されている。
図3は、上述した搬入装置Aとストレッチ包装機Bの電気的構成を示すもので、搬入装置制御手段7は搬入装置Aの機構部の制御を行うもので、CPU22によって制御される。他方、包装装置制御部35はストレッチ包装機Bの機構部の制御を行うものでCPU36によって制御され、通信用インターフェース(INF)を介して搬入装置Aの通信用インターフェースと接続され、相互に交信し得るようになっている。
<搬入装置制御部>
CPU22にはバス22aを介してROM23、RAM24、通信用インターフェース(INF)25、及びI/Oポート26が接続されている。
ROM23には、前記CPU22が実行するプログラム、第一センサ4,第二センサ5,第三センサ6及び搬入コンベア1(第一コンベア1a、第二コンベア1b、第三コンベア1c)、更にセンタリング部材2、ストッパ手段3の駆動制御データテーブル等が記憶されている。
RAM24には、前記CPU22が前記ROM23の制御データテーブルを実行する場合に用いる各種レジスタ及びフラグのエリア等が記憶されている。即ち、所定のエリアに、前記センタリング部材2によって計測した被包装物Wの幅データ及び第三センサ6によって計測された被包装物Wの高さデータ、奥行きデータが記憶(図4参照)され、通信用インターフェース(INF)25を介してストレッチ包装機B側へ送信する。
通信用インターフェース(INF)25は、ストレッチ包装機Bと通信状態にて動作させる際に、包装機側のCPUからの信号を送受信する為の搬入装置Aとストレッチ包装機Bの交信用インターフェースである。
I/Oポート26は前記CPU22によって制御される搬入装置Aの機構部全体を概念的に示したもので、本発明に関係する部分を挙げると、第一コンベア1aを駆動するモータの駆動制御回路27、第二コンベア1bを駆動するモータの駆動制御回路28、第三コンベア1cを駆動するモータの駆動制御回路29、ストッパ手段3(シャッタ)を上下駆動するモータの駆動制御回路30、センタリング部材2を搬送路の幅方向に駆動するモータの駆動制御回路31、第一センサ制御回路32、第二センサ制御回路33、第三センサ制御回路34が接続されている。
前記第一センサ制御回路32は、第一センサ4が被包装物Wを検知した時、その検知信号をCPU22に出力する回路で、CPU22は第一コンベア1aの駆動停止、センタリング部材2の作動開始を指示し、更に包装装置へダウンカウントの信号を送信する。
前記第二センサ回路33は、第二センサ5による被包装物Wの検知開始(ON)から検知終了(OFF)をCPU22へ出力する回路である。
前記第三センサ回路34は、第三センサ6による被包装物Wの検知信号をCPU22に出力する回路である。
<包装装置制御部>
CPU36にはバス36aを介してROM37、RAM38、操作部39、表示部40、包装制御部41、及び通信用インターフェース(INF)42が接続されている。
ROM37には、CPU36が実行するプログラム、包装制御データテーブルが記憶されている。
RAM38には、CPU36がROM37の包装制御データテーブルを実行する場合に用いる各種レジスタ及びフラグと、被包装物(商品)毎に予め各種データが記憶されたプリセットデータエリア、各種実績データを記憶する実績データエリア等を備えている。例えば、包装すべき数を記憶するエリア、搬入装置から送信された被包装物のサイズデータ(幅データ、高さデータ、奥行きデータ)を記憶するエリアを有する。
操作部39(表示操作部21)、包装機の起動、停止のための各種スイッチ及びデータの入力等を行うキーボード等からなっている。
表示部40(表示操作部21)は、タッチパネルで構成されており、CPU36の指令に基づいて入力データの表示、プリセットデータの表示、各種メッセージの表示を行うものである。
包装制御部41は、包装動作を実行する場合にストレッチ包装機の各機構部を駆動する為の回路で、例えば、インフィードコンベア駆動部、エレベータ駆動部、フィルムフィード駆動部、左右折り込み部材駆動部、後折り込む部材駆動部、排出プッシャ駆動部等を備えている。
通信用インターフェース(INF)42は、搬入装置Aと通信状態にて動作させる際に搬入装置AのCPU22からの信号を送受信する為の搬入装置Aとストレッチ包装機Bの交信用インターフェースである。
次に、上述した搬入装置Aによって被包装物Wを搬送し、ストレッチ包装機Bで包装する動作を図5のフローチャートに基づいて説明する。尚、図示のフローチャートはストレッチ包装機Bで包装目標数を入力し、包装する毎に包装数がダウンカウントする例である。
(S1)…駆動する第一コンベア1aに被包装物Wが載り搬送される。そして、被搬送物Wは第一コンベア1aの終端側に配置されたストッパ手段(シャッタ)3に当たって搬送が停止される。尚、ストッパ手段(シャッタ)3は通常、閉鎖状態にある。
(S2)…ストッパ手段(シャッタ)3の近傍に配置した第一センサ3で、前記ストッパ手段3で停止された被包装物Wが検知される。
(S3)…第一センサ3で被包装物Wが検知されると、搬入装置AのCPU22から包装装置BのCPU36へ、目標包装数から1ダウンカウントするための信号を送信する。
(S4)…被包装物Wを搬送する第一コンベア1aの回転を停止させる。
(S5)…第一コンベア1aの上方に設置したセンタリング部材2が作動して、停止した第一コンベア上に停止する被包装物Wのセンタリングが開始される。このセンタリングによって同時に該被包装物Wの横幅が計測され、被包装物Wの横幅データが算出される。そして、RAM24の所定のエリアに横幅データを一時記憶させる。(例えば、150mm)
(S6)…(S2)で第一センサ3により被包装物Wが検知されてから所定時間経過するとストッパ手段(シャッタ)3が開動(下降)する。
(S7)…停止する第一コンベア1a及び第二コンベア1bを駆動させる。尚、第一コンベア1aの回転速度に対し第二コンベア1bの回転速度が速く設定されている。これにより、連続する被包装物Wからストッパ手段(シャッタ)3を通過した被包装物Wを確実に切り離し、後続の被包装物Wをストッパ手段3の閉動(上昇)で遮り待機させる。ストッパ手段3を閉動(上昇)させるタイミングは、第二コンベア1bを駆動するステッピングモータから出力されるパルス数による。
(S8)…(S2)で第一センサ3により被包装物Wが検知されてから所定時間内に第二センサ4によって被包装物Wが検知(被包装物Wの先端検知)され、被包装物Wの後端を検知したかどうかを判断する。即ち、第二センサ4がONしてから一定時間ON状態が続き、その後にOFFになったかをみる。これにより、単にゴミ等被包装物以外の検知と、正規の被包装物の検知を判断する。この判断結果がYESの場合は(S9)へ、NOの場合は(S13)へ。
(S9)…正規の被包装物Wであると第二センサ4で検知され、該被包装物Wの後端が検知(OFF)された時、第三コンベア1cを駆動し、該コンベアの係合突起8で被包装物Wを下流側へ搬送する。この時、第二コンベア1bも第三コンベア1cと同速度で駆動する。
(S10)…(S8)で被包装物Wが検知されてから所定時間内に第三センサ5により該被包装物Wが検知されたかを判断する。(被包装物Wの通過する時間:ONからOFFの時間により、被包装物Wの高さデータ、奥行きデータを算出し、RAM24の所定のエリアに一時記憶する(例えば、高さ40mm、奥行き150mm))。判断結果がYESの場合は(S11)へ、NOの場合は(S13)へ。
(S11)…第三コンベア1cの係合突起8に押されて被包装物Wが搬送され、第三センサ5の検知範囲から被包装物Wが外れたときに、(S5)で一時記憶された横幅データ(150mm)と、(S10)で算出された高さデータ、奥行きデータ(40mm、150mm)を通信用INFを介して包装装置へ送信する。尚、包装装置で受信した被包装物Wのサイズデータを包装装置RAM38に一時記憶させ、ROM37に記憶されている被包装物Wのサイズ毎の包装制御データに基づきフィルムフィード量を決定し、包装装置を制御する。又、(S15)からの場合は、第三コンベア1cが駆動され、該コンベア1cの係合突起8が第三センサ5を通過してから所定時間後に、横幅データ、高さデータ、奥行きデータ全て「0(ゼロ)」を送信する。
(S12)…第一センサ3により被包装物が検知されたかを判断し、YESの場合は(S3)へ戻り上記処理を繰り返す。
(S13)…(S8)でタイムアウトの場合、(S10)でタイムアウトの場合、共に(S5)で一時記憶させた横幅データ(150mm)を「0(ゼロ)」にする。
(S14)…包装すべき数を1だけカウントアップする信号を包装装置へ送信する。
(S15)…第三コンベア1cを駆動させる。
上記処理により、搬入装置Aによる被包装物Wの搬送中に、被包装物Wが搬送コンベア1上から取り除かれた場合等であっても、ストレッチ包装機側へ送信されるサイズデータは、横幅、高さ、奥行きの全てについて「0(ゼロ)」のデータが送信され、横幅データのみが計測されたデータで、高さ及び奥行きのデータがそれぞれ「0(ゼロ)」という異常なデータが送信されることがないので、ストレッチ包装機は被包装物Wが搬送されなかったと判断し、包装エラーにてストレッチ包装機が停止することがない。
また、センタリング後に被包装物が取り除かれた場合等でも、包装すべき数を加減して正しい数に合わせることができる。
又、ストッパ手段(シャッタ)3より手前に配置した第一センサ3にて、カウントダウンさせることで、設定された包装すべき数が「0(ゼロ)」になった時、第一センサ3により被包装物Wが検知されてもストッパ手段(シャッタ)3を下降させないようにすることができ、目標包装数以上の被包装物が包装機に搬入されないので、目標数以上、包装することがない。
上記した例は、包装する数を予め設定し、その包装する数から1づつカウントダウンさせる例であるが、包装する数を設定しない場合であっても、横幅データのみ(例えば、150、0、0)がそのまま送信されず、(S13)でデータを(0、0、0)としてストレッチ包装機へ送信されるので、ストレッチ包装機側では被包装物が搬入されなかったと判断して、エラーとすることが無い。
以下にストレッチ包装機側のCPUのフローチャートを図6に基づいて説明する。
(S21)…ストレッチ包装機の所定のモードにて操作部39の数字キーを利用して包装すべき目標包装数を入力し、RAM38の所定エリアに記憶する。
(S22)…搬入装置の第一センサが被包装物を検知する毎に、(S21)で記憶した目標包装数から1づつ減算させるコマンドを搬入装置のCPU22から受信し、(S21)で記憶した目標包装数から1を減算する。
(S23)…搬入装置のCPU22から目標包装数を1だけ加算するコマンドを受信したかを判断する。YESの場合は、(S22)で減算した目標包装数に1だけ加算して、搬入装置からのダウンカウント信号の受信を待つ。NOの場合は(S24)へ進む。
(S24)…(S21)で記憶させた目標包装数が0か否かを判断する。YESの場合は、(S25)へ進む。NOの場合は搬入装置からのダウンカウント信号を待つ。
(S25)…目標包装数が0で、包装すべき数の被包装物が搬入されているので、搬入装置のCPU22へ、ストッパ手段(シャッタ)3を下降させないよう、つまり第一センサ4で被包装物が検知されたとしても閉鎖状態を保つように信号を送信する。
上記動作により、目標包装数以上の被包装物がストレッチ包装機へ搬入されないので目標包装数以上の包装をすることがないようにすることができる。また、第一センサ4により被包装物が検知された後の搬送途中で被包装物が取り除かれた等の場合でも、一度減算した包装機を元に戻すよう加算するので、包装された正しい包装数を管理することができる。
本発明は上記した実施の形態に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で変更可能である。
(1)搬入装置に接続配置する包装機は、図示の形態に限定されず、包装方式、被包装物の流れ方向等、機構は問わない。
(2)図示の実施例では第一センサ、第二センサとも搬送コンベアの幅方向側部に配置したが、搬送コンベアの上方に配置して検知するようにしてもよい。
(3)ストレッチ包装機はインフィードコンベアに計量器を備えず、包装するだけの装置でもよい。
(4)第三センサは、高さセンサと奥行きセンサを縦一列に配置して構成し、高さセンサ又は奥行きセンサの何れかが被包装物を検知すれば、第三センサの検知としたが、高さセンサと奥行きセンサの両方が被包装物を検知した時、第三センサの検知としてもよい。
(5)第三センサ(被包装物検知)として専用のセンサを設け、その専用のセンサの直後(下流側)に被包装物の高さ寸法、奥行き寸法を検知するセンサを別途設けるようにしてもよい。
(6)図示の実施例は第一センサ〜第三センサを配置した例であるが、第三センサを装備しない場合は、第二センサとして被包装物の検知と同時に高さ寸法、奥行き寸法を検知できるように高さセンサと奥行きセンサを組み合わせて構成してもよい。
(7)実施例はセンタリング部材と、横幅計測手段とが一体になった例であるが、これに限らず、例えば、センタリング部材と横幅計測手段とはそれぞれ別々の部材で、被包装物がセンタリングされる直前にカメラ等の撮像手段にて横幅を計測するようにしてもよい。
(8)図示の実施例ではストッパ手段と第一センサがセンタリング部材の下流側近傍に配置されているが、これに限らず、ストッパ手段と第一センサとの位置を保ちつつ、センタリング部材の上流側近傍に配置してもよい。その場合、横幅計測手段を、センタリング部材と別体のカメラ等の撮像手段とした場合、その横幅計測手段を配置する位置は、(a)第一センサと同じ位置又は第一センサより上流側近傍、(b)ストッパ手段とセンタリング部材との間、(c)センタリング部材と第二センサとの間、の何れでもよく、要は第二センサより上流側で横幅サイズが計測されるようになっていればよい。
本発明に係る搬入装置を包装機に連設配置した状態を示す概略側面図。 搬入装置の構成を示す概略平面図。 搬入装置と包装機の電気的構成を示すブロック図。 搬入装置の制御手段におけるRAMの構成を示す説明図。 搬入装置の処理を示すフローチャート図。 ストレッチ包装機側の処理を示すフローチャート図。
符号の説明
A…搬入装置 B…ストレッチ包装機(包装機)
W…被包装物 1…搬送コンベア
2…センタリング部材 3…ストッパ手段(シャッタ)
4…第一センサ 5…第二センサ
6…第三センサ 7…搬入装置の制御手段
24…RAM(記憶手段) 35…包装機の制御手段
25…搬入装置の通信用INF 38…RAM(記憶手段)
42…包装機の通信用INF

Claims (8)

  1. 包装機に被包装物を搬入供給する搬入装置であって、
    被包装物を包装機に向けて搬送する搬送コンベアと、
    前記搬送コンベアによって搬送される被包装物を該搬送コンベアの幅方向に位置規制するセンタリング部材と、
    前記センタリング部材近傍に設けられ、搬送コンベアにより搬送される被包装物の搬送を規制及び該規制の解除をするストッパ手段と、
    前記ストッパ手段の上流側近傍に設けられ、搬送コンベアにより搬送される被包装物を検知する第一センサと、
    該第一センサより下流側で、且つ、前記センタリング部材より下流側に設けられ、搬送コンベアにより搬送される被包装物を検知する第二センサと、
    該第二センサより上流側に設けられ前記被包装物のサイズ寸法を計測するサイズ計測手段と、
    前記サイズ計測手段で計測されたサイズデータを一時記憶する記憶手段と、
    前記第一センサにより被包装物が検知されてから、所定時間内に前記第二センサにより該被包装物が検知されない場合、前記記憶手段に一時記憶されたサイズデータを無効な包装制御データとする制御手段と、
    を備えていることを特徴とする搬入装置。
  2. 前記サイズ寸法は前記搬送コンベアの幅方向に相当する横幅であり、前記センタリング部材は、前記サイズ計測手段を兼ねることを特徴とする請求項1記載の搬入装置。
  3. 前記包装機には、包装する目標包装数を設定する設定手段と、該目標包装数に向けて包装数を数えるカウント手段と、を備え、
    前記第一センサにより被包装物が検知されると、包装数として一つ数えさせる信号を前記包装機へ送信する送信手段と、
    を有し、前記制御手段は、前記一時記憶されたサイズデータを零にさせ、且つ、前記数えた包装数を一つ元に戻させる信号を前記包装機へ送信することを特徴とする請求項1記載の搬入装置。
  4. 前記カウント手段により数えられる包装数が、前記設定された目標包装数に達したと判断された場合、前記ストッパ手段にて被包装物の搬送を規制し続けさせる信号を前記包装機から受信する受信手段を備えていることを特徴とする請求項3記載の搬入装置。
  5. 前記第二センサより下流側に、前記搬送コンベアにより搬送される被包装物の横幅、高さ、奥行き寸法のうちいずれかであって、且つ、前記サイズ計測手段で計測されたサイズ寸法以外の寸法を計測する第三センサを設け、
    前記第一センサによる検知から所定時間内に前記第二センサにより被包装物が検知された場合であって、更にその後、所定時間内に前記第三センサにて当該被包装物が検知された場合にのみ前記記憶手段に一時記憶させたサイズデータ及び前記第三センサにて計測されたサイズデータを有効な包装制御データとし、前記第二センサによる検知から所定時間内に前記第三センサにより被包装物が検知されない場合、前記記憶手段に一時記憶させたサイズデータを無効な包装制御データとする制御手段
    を有することを特徴とする請求項1記載の搬入装置。
  6. 前記第三センサが、搬送コンベアの下流側に連設配置される包装機の搬入口付近に配置されていることを特徴とする請求項5記載の搬入装置。
  7. 前記請求項1に記載の搬入装置から搬送される被包装物を搬入し包装する包装機において、
    包装する目標包装数を設定する設定手段と、
    該設定された目標包装数を記憶する記憶手段と、
    前記第一センサにより被包装物が検知されると、一つの包装がされた旨を示す信号を前記搬入装置から受信する受信手段と、
    該受信した信号に基づき包装数として1だけカウントし、目標包装数に達したと判断された場合、前記ストッパ手段により被包装物の搬送を規制し続けさせる信号を前記搬入装置へ送信するよう制御することを特徴とする包装機。
  8. 前記サイズデータが無効な包装制御データと判断された旨を前記搬入装置から受信する受信手段を備え、該信号に基づき前記1カウントした分を元に戻す制御をすることを特徴とする請求項7記載の包装機。
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