JP2009107712A - オーバーキャップ付きエアゾール容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】噴霧ヘッド21を有するエアゾール容器2とオーバーキャップ3とを備えるオーバーキャップ付きエアゾール容器1において、噴霧ヘッド21にフランジ部26が形成され、オーバーキャップ3の天板部30に、ヒンジ部35周りに下方に向かって折り曲げ可能に区画された押し込み板34が形成され、押し込み板34に、押し込み板34を下方に折り曲げる際に噴霧ヘッド上部28が通過する凹部36と、押し込み板34を下方に折り曲げた状態で第一被掛止部32の一方側の側面に掛止される第一掛止部37と、押し込み板34を下方に折り曲げた状態でフランジ部26の上面を押圧する押圧部41とがそれぞれ設けられている。
【選択図】図1
Description
すなわち、噴霧ヘッドが上方付勢状態のステムに取り付けられているため、押し込み板によって噴霧ヘッドを押し下げた状態のとき、押し込み板全体に、上方に持ち上がろうとする力が作用する。また、上記した第一掛止部は、元の位置に戻ろうとする押し込み板の揺動を規制することができるが、鉛直方向の力に対しては弱い。したがって、上記したように押し込み板に上方への力が働いたときに、第一掛止部が第一被掛止部の側面上を滑動し、押し込み板が変形しながら上方に持ち上がり、噴霧ヘッドの押し下げストロークが不安定となるおそれがある。これに対し、上記第二掛止部が設けられていると、当該第二掛止部が第二被掛止部の下面に当接して掛止されるので、押し込み板全体の持ち上がりが規制され、噴霧ヘッドの押し下げストロークが安定する。
すなわち、仮に、押し込み板の底面に板状の押圧部を垂設させた場合、押し込み板を折り曲げて噴霧ヘッドを押し下げる際、押圧部が曲げ変形し易く、噴霧ヘッドの押し下げストロークが不安定となる。これに対し、押し込み板の先端部を押圧部とし、押し込み板の先端部で噴霧ヘッドを直接押圧することで、力が伝わり易く、噴霧ヘッドの押し下げストロークが安定する。
まず、本発明に係るオーバーキャップ付きエアゾール容器の第1の実施の形態について説明する。
図1は本実施の形態におけるオーバーキャップ付きエアゾール容器1の分解斜視図であり、図2はオーバーキャップ付きエアゾール容器1の平面図であり、図3は図2に示すA−A間の断面図であり、図4はガス抜き時における後述するオーバーキャップ3の斜視図であり、図5は図2に示すB−B間の断面図であってガス抜き時の状態を表した図である。
なお、本実施の形態において、エアゾール容器2からみてオーバーキャップ3側(図3における上側)を上方とし、その反対側(図3における下側)を下方とする。また、後述する押し込み板34の先端側(図2における左側)を前方とし、その反対側、つまり押し込み板34の基端側(図2における右側)を後方とする。また、前後方向(図3における横方向)に直交する方向(図3における縦方向)を左右方向とする。また、図3に示す鎖線Lは、エアゾール容器2及び後述する噴霧ヘッド21の共通の中心軸線を示している。
このように第一被掛止部32及びストッパー部33によって、押し込み板34の下方及び上方への揺動がそれぞれ規制されるので、押し込み板34が所定の折り曲げ角度の位置で固定される。
また、第一被掛止部32及びストッパー部33が押し込み板34を挟んで左右両側にそれぞれ配設されているので、押し込み板34を所定の折り曲げ角度の位置で確実に保持することができる。
次に、本発明に係るオーバーキャップ付きエアゾール容器の第2の実施の形態について説明する。
図6は本実施の形態におけるオーバーキャップ3の斜視図であり、図7はオーバーキャップ付きエアゾール容器1の平面図であり、図8は図7に示すC−C間の断面図であり、図9はガス抜き時におけるオーバーキャップ3の斜視図であり、図10は図7に示すD−D間の断面図であってガス抜き時の状態を表した図である。
なお、上述した第1の実施の形態と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
このように、第一掛止部137及び第二掛止部138で第一被掛止部132を挟み込むように掛止させることにより、押し込み板34の下方及び上方への揺動がそれぞれ規制され、押し込み板34が所定の折り曲げ角度の位置で固定される。
例えば、上記した実施の形態では、第一掛止部37,137が第一被掛止部32,132を通過する際、第一掛止部37,137が曲げ変形して第一被掛止部32,132を乗り越える構成になっているが、本発明は、第一掛止部37,137が第一被掛止部32,132を通過する際、第一被掛止部32,132が曲げ変形させ、第一掛止部37,137を第一被掛止部32,132の後方に至らせるようにしてもよい。
また、上記した実施の形態では、エアゾール容器本体20の上端に肩カバー23が装着され、この肩カバー23を介してエアゾール容器2にオーバーキャップ3が装着されているが、本発明は、肩カバー23を省略してもよく、エアゾール容器本体20の上端に直接オーバーキャップ3を装着させてもよい。
また、上記した第2の実施の形態では、押し込み板34が折り曲げられた状態で、第二掛止部138を第一被掛止部132の前方側の平面に当接する構成になっており、第二掛止部138が当接部を兼ねて、第一被掛止部132がストッパー部を兼ねているが、本発明は、押し込み板34が折り曲げられた状態で、第二掛止部138が第一被掛止部132に当接しない構成にしてもよい。この場合、ストッパー部33や当接部38を別途設けてもよい。
2 エアゾール容器
3 オーバーキャップ
10 押し込み板
20 エアゾール容器本体
21 噴霧ヘッド
22 ステム
26 フランジ部
32、132 第一被掛止部
33 ストッパー部
37、137 第一掛止部
38 当接部
41、141 押圧部
133 第二被掛止部
138 第二掛止部
Claims (4)
- 上方付勢状態でステムが立設されたエアゾール容器本体、及び前記ステムに取り付けられた噴霧ヘッドを有するエアゾール容器と、
該エアゾール容器本体に着脱可能に装着されて前記噴霧ヘッドを囲うオーバーキャップと、
を備えるオーバーキャップ付きエアゾール容器において、
前記噴霧ヘッドに、ヘッド径方向の外側に突出したフランジ部が形成され、
前記オーバーキャップに、前記エアゾール容器本体に装着した状態で前記噴霧ヘッドの上面に対向する天板部が備えられ、
該天板部に、平面視において前記噴霧ヘッドの中心軸の一方側に配設されたヒンジ部周りに下方に向かって折り曲げ可能に区画された押し込み板が形成され、
前記押し込み板に、
該押し込み板を下方に折り曲げる際に前記フランジ部よりも上方の噴霧ヘッド上部が通過する凹部と、
前記押し込み板を下方に折り曲げた状態で、前記オーバーキャップの内側に配設された第一被掛止部の一方側の側面に掛止される第一掛止部と、
平面視において前記噴霧ヘッドの中心軸の他方側に配設され、前記押し込み板を下方に折り曲げた状態で前記フランジ部の上面を押圧する押圧部と、
がそれぞれ設けられていることを特徴とするオーバーキャップ付きエアゾール容器。 - 請求項1記載のオーバーキャップ付きエアゾール容器において、
前記押し込み板に、該押し込み板を下方に折り曲げた状態で、前記オーバーキャップの内側に配設された第二被掛止部の下面に掛止される第二掛止部が設けられていることを特徴とするオーバーキャップ付きエアゾール容器。 - 請求項1または2記載のオーバーキャップ付きエアゾール容器において、
前記押し込み板の先端部が前記押圧部になっていることを特徴とするオーバーキャップ付きエアゾール容器。 - 請求項1から3の何れかに記載のオーバーキャップ付きエアゾール容器において、
前記押し込み板に、該押し込み板を下方に折り曲げた状態で、前記オーバーキャップの内側に配設されたストッパー部の他方側の表面に当接する当接部が設けられていることを特徴とするオーバーキャップ付きエアゾール容器。
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JP2007176524A (ja) * | 2005-12-27 | 2007-07-12 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | エアゾール容器用オーバーキャップ |
JP2007204145A (ja) * | 2006-02-06 | 2007-08-16 | Maruichi Valve Co Ltd | エアゾールキャップ及びボタン |
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2007
- 2007-10-31 JP JP2007284479A patent/JP4982328B2/ja not_active Expired - Fee Related
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