JP2009107640A - 仕切体 - Google Patents

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Takehisa Saito
剛央 齋藤
Tetsuya Shibata
哲也 柴田
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Rengo Co Ltd
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Abstract

【課題】使用上の利便性がよい仕切体を提供する。
【解決手段】底板部10と、該底板部10の両側に位置する一対の側板部11,15と、これら側板部11,15の上端間に位置する天板部12とを備え、該天板部12に複数の位置決め孔22を設けた仕切体であって、隣接する位置決め孔22,22間に位置するように、各板部に連続して延びる破断部26を設けるとともに、一方の側板部11に、破断部26に沿って延びる連続部(折曲線31)を有する切起構造の差込部30を、破断部26を中心として略対称に位置するように一対設けた構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の商品を位置決めして収容する仕切体に関するものである。
本発明の仕切体に関連する先行技術文献情報としては次のものがある。
実用新案登録第3083964号公報 実開昭60−131546号公報
この特許文献1には、底板部、該底板部の両側縁に連設した一対の側板部と、これら側板部間にかけて延びる天板部と、底板部および天板部の中間に位置する中間板部とを備え、前記天板部と中間板部に上下方向に一致する位置決め孔を設けた段ボール製トレイ(仕切体)が記載されている。
この仕切体は、複数の商品を位置決めした状態で仕切ることが可能であるため、この収容状態で別体の外箱に収容させたり、表面を樹脂シートでラミネートさせたりして搬送することができる。また、店頭では、商品を仕切体に収容した状態で、段積みして販売することが可能であるため、販売促進効果を得ることができる。
また、特許文献2には、複数の商品を収容する包装箱が記載されている。そして、この包装箱では、隣接する商品間に位置するように切取線を設け、包装箱を分割できるように構成している。また、この包装箱では、分割作業性を向上するため、各板部の稜部に内向きに窪む操作部を設けた構成としている。
しかしながら、特許文献1の仕切体では、例えば半分以上の商品が取り除かれた状態でも大きな占有面積を必要とする。また、最初から一部のみを販売する場合には、仕切体から取り出して専用の台に整理して陳列する必要がある。そのため、利便性が悪いという問題がある。
そこで、この特許文献1に記載の仕切体に、特許文献2に記載の切取線を設け、仕切体を分割可能に構成することが考えられる。しかしながら、稜部に分割操作用の操作部を設けた場合には、特に段ボール紙製の仕切体では、大きな操作力が必要になるうえ、内向きに窪んだ操作部に大きな操作力を加えることは極めて困難であるため、作業性が悪いという問題がある。
本発明は従来の問題に鑑みてなされたもので、使用上の利便性がよい仕切体を提供することを課題とするものである。
前記課題を解決するため、本発明の仕切体は、底板部と、該底板部の両側に位置する一対の側板部と、これら側板部の上端間に位置する天板部とを備え、該天板部に複数の位置決め孔を設けた仕切体であって、隣接する前記位置決め孔間に位置するように、前記各板部に連続して延びる破断部を設けるとともに、一方の側板部に、前記破断部に沿って延びる連続部を有する切起構造の差込部を、前記破断部を中心として略対称に位置するように一対設けた構成としている。
本発明の仕切体では、差込部に指を差し込むことにより、切起構造の内部の舌片を内部に押し込み、この状態で両側に開くように操作することにより、作業性よく破断部に沿って分割することができる。そのため、不要になった部分を分割して廃棄したり、小分けして一部のみを販売する際に、その分割した仕切体ごと陳列することが可能である。そのため、使用上の利便性を極めて向上することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
図1乃至図5は、本発明の実施形態に係る仕切体を示す。この仕切体は、底板部10と、該底板部10の両側に位置する一対の側板部11,15と、これら側板部11,15の上端間に位置する天板部12とを備え、従来と同様に、図示しない商品を収容した状態で、外箱に収容させたり、表面を樹脂シートでラミネートして搬送し、例えば店頭にて商品を収容したままの状態で陳列販売する際に使用するものである。
この仕切体は、表紙および裏紙の間に波状の中しんを配設した周知の段ボール紙を、周知の紙器打抜装置(図示せず)によって図5(A)に示す連続した一枚のブランクとして打ち抜き、所定部位を係止により結合して成形される。
この仕切体のブランクは、図5(A)に示すように、矩形状をなす底板部10と、第1側板部11と、天板部12とが横方向に順番に連続するように設けられている。また、底板部の左側端縁には内板部13が連設されるとともに、天板部12の右側端縁には外板部14が連設されている。そして、これら内板部13と外板部14とは、重畳した組立状態で第2側板部15を構成する。なお、底板部10と天板部12との間隔、即ち、第1側板部11と第2側板部15の幅は、収容する商品より小さく設定し、収容した商品の上部が天板部12から突出するように構成している。
前記底板部10と第1側板部11との境界部分には、後述する折込部36の形成位置を除き、肉厚を圧縮するように罫を入れて折曲線16が設けられている。同様に、第1側板部11と天板部12との境界部分には、折込部36の形成位置を除く部分に折曲線17が設けられるとともに、一対の折込部36,36間に位置するように折曲線17に沿って延びるように表裏紙にかけて切断した切断線18が設けられている。また、底板部10と内板部13との境界部分には折曲線19が設けられている。さらに、天板部12と外板部14との境界部分には、折曲線20が設けられるとともに、該折曲線20に沿って所定間隔をもって延びるように切断線21が設けられている。
各板部10〜14のうち、天板部12には、3行4列の配置で円形状をなす位置決め孔22が設けられている。また、底板部10には、第2側板部15を構成する内板部13と外板部14とを重畳状態で結合するために、折曲線19から該底板部10内に向けて延びる矩形状の結合孔23,23が一対設けられている。さらに、外板部14の先端縁には、結合孔23,23内を貫通するように折り曲げる略台形状の結合片24が連設され、その境界部分に折曲線25が設けられている。
そして、本実施形態では、幅(横)方向の中央に位置する第2列目と第3列目の位置決め孔22,22の列間で仕切体を2分割できるようにするために、各板部10〜14に連続して延びる破断部26が設けられている。この破断部26は、内板部13の端縁から外板部14の端縁間にかけて、複数の切断線27を直線上に位置するように所定間隔をもって設けたものである。これにより、隣接する切断線27,27間には、表裏紙にかけて何ら切断していない連続状態の非切断部28が形成されている。なお、複数列の位置決め孔22において、破断部26を設ける第2列目の位置決め孔22と第3列目の位置決め孔22との隙間29aは、他の列の隙間29b,29cより広くなるように設定されている。これにより、仕切体を分割した後の枠幅を確保し、安定性を向上できるように構成している。
また、本実施形態の第1側板部11には、破断部26による破断作業を良好とするために、該破断部26を中心として対称に位置する一対の差込部30,30が設けられている。これら差込部30,30は、図5(B)に示すように、破断部26に沿って略平行に延びる折曲線31を備えている。この折曲線31の形成部分は連続部を構成するものであり、その上下端には、先端が破断部26に向かうように円弧状に湾曲した切断線32が設けられている。そして、この切断線32には、破断部26に向けて直線的に延びる切断線33が設けられている。なお、この切断線33は、中間部分に非切断部を設けた構成としている。これにより、折曲線31、切断線32、切断線33および破断部26とで囲繞された内部には、内向きに折込可能な切起構造の舌片34が形成される。なお、本実施形態では、この舌片34,34は、破断部26の側に打抜部35を設けた構成としている。また、各差込部30,30は、その端部が破断部26上に位置するように形成されている。これにより、一対の打抜部35は、互いに連続した状態をなすように構成されている。また、打抜部35を形成することによる舌片34の先端縁34aは、作業者の指の曲面に沿うように折曲線31に向けて円弧状に湾曲した形状に形成されている。
なお、本実施形態の仕切体は、第1側板部11が1層構造をなし、対向する第2側板部15が内板部13と外板部14とで2層構造をなす。そして、1層構造の第1側板部11の圧縮強度、そして、水平配置される底板部10および天板部12に対して垂直に延びる組立状態を維持するために、第1側板部11には、一対の折込部36,36が設けられている。この折込部36,36は、位置決め孔22において、第1列目の位置決め孔22と第2列目の位置決め孔22との隙間29b、および、第3列目の位置決め孔22と第4列目の位置決め孔22との隙間29cに対応するように形成したリード罫37を備えている。このリード罫37は、肉厚を圧縮するように罫を入れて形成した折曲線と、該折曲線上に所定間隔をもって設けた切断線とからなるものである。そして、このリード罫37の上下端には、折曲線16および折曲線17に沿って外向きに延びる切断線38,38が設けられ、これら切断線38,38の先端間に切断線39が設けられている。なお、切断線38と切断線39の連続部分は、折込作業性を向上させるために、略45度傾斜角で傾斜して延びる面取り構造をなすように構成している。
このように構成した仕切体は、図1に示すように、底板部10に対して第1側板部11および内板部13を折り曲げた後、第1側板部11に対して天板部12を折り曲げるとともに、この天板部12に対して外板部14を折り曲げる。そして、外板部14に対して結合片24を折り曲げ、結合孔23に貫通させる。これにより、内板部13と外板部14とを内外に重畳させた第2側板部15が形成される。
ついで、図2に示すように、第1側板部11に対して折込部36を押し込むことにより内部に折り込み、隙間29b,29cに沿って延びるように配置する。これにより、1層構造をなす第1側板部11の圧縮強度を向上できるとともに、第1側板部11の上下に位置する稜部で歪みを生じさせることなく、組立状態を維持できる。
この状態で、例えば手作業で各位置決め孔22に商品を収容させた後、外箱に収容させたり、樹脂シートで表面をラミネートさせたりして、所定の販売店に発送する。そして、販売店では、商品を仕切体に収容させたままの状態で陳列して販売し、半分以上の商品がなくなると、仕切体の不要部分を分割して廃棄する。または、販売スペース等の条件により予め仕切体を分割した状態で陳列して販売する。
この仕切体を分割する場合には、まず、図3に示すように、一対の差込部30,30の舌片34を指を当てて内向きに押し込む。そして、広く開口した差込部30に指を挿入し、水平方向外向きに開くように操作する。これにより、図4に示すように、破断部26を構成する切断線27,27間の非切断部28を引き裂くように破断し、反対側に位置する第2側板部15の破断部26を中心として、破断部26に沿って仕切体を2分割することができる。
ここで、この分割作業時には、第1側板部11に操作用の差込部30,30を設けているため、大きな操作力を容易に加えることができる。また、差込部30を完全に打ち抜いた孔ではなく、舌片34を有する構成としているため、指を差し込んで開く際に、段ボール紙の切断縁が当接しないため、作業者に不快感(痛み)を与えることはない。
このように、本発明の仕切体は、破断部26に沿って2分割できるように構成しているため、不要になった部分を分割して廃棄したり、小分けして一部のみを販売したりすることが可能であり、使用上の利便性を極めて向上することができる。また、商品の収容状態では、天板部12から商品が上方に突出するように構成しているため、商品を取り出し易く、販売促進効果も得ることができる。しかも、本実施形態では、1層構造をなす第1側板部11に折込部36を設けているため、圧縮強度を向上できるとともに、組立状態を確実に維持できる。
なお、本発明の仕切体は、前記実施形態の構成に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。
例えば、前記実施形態では、差込部30の舌片34に打抜部35を設けたが、この打抜部35は設けない構成としてもよい。
また、各差込部30,30は、その端部が破断部26上に位置するように形成したが、破断部26から所定間隔をもって離間した位置に対称に設けてもよい。
さらに、前記実施形態では、破断部26を仕切体の中央に位置するように設けたが、一側に偏った位置に設けてもよい。勿論、2以上の破断部26を設け、3以上に分割可能としてもよい。
そして、前記実施形態では、各板部10〜12,15が側面視矩形状をなすように形成したが、各稜部に傾斜して延びる面取り板部を設け、該面取り板部を介して各板部10〜12,15が連続するように構成してもよい。
本発明の実施形態に係る仕切体を示す斜視図である。 仕切体の使用状態を示す斜視図である。 仕切体を分割する際の一工程を示す斜視図である。 仕切体を分割した状態を示す斜視図である。 (A)は仕切体のブランクを示す平面図、(B)は(A)の一部拡大平面図である。
符号の説明
10…底板部
11…第1側板部
12…天板部
15…第2側板部
22…位置決め孔
26…破断部
30…差込部
31…折曲線(連続部)
34…舌片

Claims (1)

  1. 底板部と、該底板部の両側に位置する一対の側板部と、これら側板部の上端間に位置する天板部とを備え、該天板部に複数の位置決め孔を設けた仕切体であって、
    隣接する前記位置決め孔間に位置するように、前記各板部に連続して延びる破断部を設けるとともに、
    一方の側板部に、前記破断部に沿って延びる連続部を有する切起構造の差込部を、前記破断部を中心として略対称に位置するように一対設けたことを特徴とする仕切体。
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