JP2009106711A - 介護用体位変換マット - Google Patents

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Abstract

【課題】現在、体が不自由で自力で寝返りが不可能な要介護人に対しての介護用品(褥瘡予防具)は、エアークッション型マットが主流です。健常者と同じ寝具を使用し、片方を持ち上げ、体全体の体重心の移動や、必要な部分を局部的に持ち上げるマットで、圧迫時間を短縮し床ずれ(褥瘡)を予防し、又同姿勢による凝りの解消の他、胃腸の活動を活発にする等、要介護人の苦痛を解消し快適な養生生活の環境を提供すると共に介護人の負担を軽減する。
【解決手段】多重構造で上部は肌触りと寝心地の良い寝具用マットを使用し、下部は少し硬めのクッション材を複数配列し、中間に複数の風船を配置し、クッション材の下方に複数の風船を配置して、寝具用マットとクッション材の半分を直接持ち上げて、体重心の移動を行うと共に、寝具用マットの一部分を局部的に持ち上げて、横臥時に体のずれを防止する。
【選択図】図1

Description

この発明は、病人など、体の不自由な人、自力で寝返りが困難な人の為の介護用体位変換マットであり、健常者と同じ寝心地の良い寝具に寝たままの状態で体重心移動を行ない、要介護人の床ずれ(褥瘡)を防止、長時間の同姿勢による凝りの解消と同時に胃腸の働きを活発にする等、要介護人の苦痛を和らげ、介護人の負担を軽滅するための介護用体位変換マットに関するものである。
介護用品カタログ等に広く公開されているものはエアーマット状の製品がほとんどで、耐圧部分を交互に膨張収縮を繰り返す等がありますが、常にエアーの上に乗っている為、船酔状態に成っていて寝心地があまり良くない。局部持ち上げは、クッション材を人力にて挟んで床ずれ(褥瘡)防止を行っている。その他、特願2006−304911は介護用パンツと一体として、背起こし機能を有した介護用マットを出願している。本出願は介護用マット部分を分離し、新機能を追加改良した介護用体位変換マットである。
特開平11−103980号公報
本発明は、肌触りの良い寝具を敷いて寝ている健常者と同じ状態で、自力で寝返り又は背起こしが不可能な時に、手動又は自動操作にて寝返り又は背起こしを行うことができ、床ずれ(褥瘡)予防効果を高め、凝りを防ぎ胃腸の働きを活発化させることができると共に、患者は快適な生活が可能であり、設置場所は自由で同時に介護人の負担を軽減することができる介護用体位変換マットを提供することを目的とする。
請求項1の発明は、上部に寝具用マットと、下部に多層構造のクッション材を使用し、上記寝具用マットと上記クッション材の中間に設けられた膨張及び収縮が可能な風船と、上記クッション材の下方に設けられた膨張及び収縮が可能な風船と、上記寝具用マットと上記クッション材と上記風船全体を覆うマットカバーを含み、上記風船を操作手段によって、膨張及び収縮するようにしたことを特徴とする介護用体位変換マットである。
請求項2の発明は、請求項1に記載の介護用体位変換マットの下敷部に設けられた膨張及び収縮が可能な風船と、前記風船全体を覆う背起こしカバーを含み、上記介護用体位変換マットを持ち上げる風船が配置されていることを特徴とする請求項1に記載の介護用体位変換マットである。
請求項1の発明は、肌触りと寝心地の良い寝具用マットを使用し、風船が膨張及び収縮することにより体位を変換させることができ、床ずれ(褥瘡)予防効果を高め、同時に長時間の同姿勢での体の凝りを解消することができる。また、クッション材の中側を柔らかく、外側を硬くすることにより、上向きに寝た時に寝心地が良く快適な状態で養生することができると共に、体位を変換させた時の体のずれも防止することができる。また、体の軸に対して左右片方の風船が膨張し体位を変換させたときに、体のずれを防止するために、膨張した風船と体の軸に対して反対側の風船の一部分が膨張することにより、寝具用マットを局部的に持ち上げて、体のずれを防止することができる。また、背起こしを行う時に、寝具用マットとクッション材の中間に配置した風船の一部分が膨張することにより、寝具用マットを局部的に持ち上げて、足方向の体のずれを防止することができる。また、患者が局部の圧迫、凝りなどの苦痛を訴えたとき、又はその恐れがあるときは、風船を局部的に膨張又は収縮させることにより、マッサージの効果を高めることができる。
請求項2の発明は、あらゆる場所に介護用体位変換マットを使用したときに、直接介護用体位変換マットを起こす背起こし幾能を備えた背起こし装置を、介護用体位変換マットの付属品として同時に使用することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図に基づいて説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による介護用体位変換マットを示す全体構成図である。本実施の形態の介護用体位変換マットは、上部は要介護人の寝心地の良さを重視し、肌触、寝心地の良い素材寝具用マット7を使用し、下部はやや硬めのクッション材6のうち、6aは少し柔らかく、6bは硬めのクッション材を使用する。上記の介護用体位変換マットを多重構造にすることによって、上向きに寝た時に寝心地が良く快適な状態で養生することができると共に、上記のクッション材6の硬さの異なるクッション材6a、6bを複数配列することによって、体位を変換させた時の体のずれを防止する。例として図3に示すように体位を変換させるときは、クッション材6bの下に配置した寝返り風船1bが膨張し、直接寝具用マット7とクッション材6を持ち上げる時に、風船1aは収縮しているために要介護人を横臥させる。人体は床面に密着し船酔い状態にはならない。寝具用マット7とクッション材6の中間に配置したずれ止め風船4は、例として体位変換時に寝返り風船1bが膨張したときに、反対側のずれ止め風船4aが膨張して、寝具用マット7を局部的に持ち上げて、体位変換時の体のずれを防止する。また、足首風船2は、寝具用マット7の一部分を局部的に持ち上げて、踵の床ずれ(褥瘡)を予防する。また、背起こしをさせる時は、背起こし時ずれ止め風船3を膨張させることにより、寝具用マットの一部分を局部的に持ち上げて、足方向への体のずれを防止する。上記の寝具用マット7とクッション材6と寝返り風船1と足首風船2と背起こし時ずれ止め風船3と体位変換時ずれ止め風船4は、マットカバー8にて全体を覆われている。上記の寝返り風船1と足首風船2と背起こし時ずれ止め風船3と体位変換時ずれ止め風船4は、制御装置10に内臓している弁を手動又は自動操作によって開閉させて、送風機11からの送風により通風パイプ5を通じて膨張及び収縮を行う。上記の風船は、制御装置10に内臓している弁を手動又は自動操作によって開閉させることにより、体圧による介護用体位変換マットの沈み込みを防ぐと共に、送風機11からの送風時間を制御装置10にて設定することにより、上記風船の膨らむ大きさを調整し、体位を変換させるときの体の傾く角度を自由に設定することができる。
実施の形態2
本実施の形態の背起こし機能を備えた介護用体位変換マットは、介護用体位変換マット本体のみにて背起こしを可能にするために、図5に示す背起こしカバー9にて全体を覆った背起こし風船12を介護用体位変換マットの下に配置し、送風機11からの送風により制御装置10を介して背起こし風船12を膨張・収縮させ、手動又は自動操作により高さを調整して背起こしを行う。その際に介護用体位変換マットの背起こし時ずれ止め風船3を同時に膨張させることにより、体の足方向への体のずれを防止する。介護用体位変換マットに背起こしカバー9で全体を覆った背起こし風船12を付属して使用する事により、あらゆるベットや和室等での背起こし機能を利用することが可能となる。
介護用体位変換マット全体の構成図 介護用体位変換マット全体の斜視図 介護用体位変換マットの体位変換時の斜視図 介護用体位変換マットの背起こし状態の斜視図 背起し装置と内臓風船の斜視図 寝返り風船の配置図 足首風船とずれ止め風船の配置図 下部クッション材の配列図 図2のA−A断面図
符号の説明
1 寝返り風船
2 足首風船
3 背起こし時ずれ止め風船
4 体位変換時ずれ止め風船
5 通風パイプ
6 クッション材
7 寝具用マット
8 マットカバー
9 背起こしカバー
10 制御装置
11 送風機
12 背起こし風船

Claims (2)

  1. 上部に寝具用マットと、下部に多層構造のクッション材を使用し、上記寝具用マットと上記クッション材の中間に設けられた膨張及び収縮が可能な風船と、上記クッション材の下方に設けられた膨張及び収縮が可能な風船と、上記寝具用マットと上記クッション材と上記風船全体を覆うマットカバーを含み、上記風船を操作手段によって、膨張及び収縮するようにしたことを特徴とする介護用体位変換マット。
  2. 請求項1に記載の介護用体位変換マットの下敷部に設けられた膨張及び収縮が可能な風船と、前記風船全体を覆う背起こしカバーを含み、上記介護用体位変換マットを持ち上げる風船が配置されていることを特徴とする請求項1に記載の介護用体位変換マット。
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