JP2009105726A - 高周波電力検波回路及び無線通信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】製造ばらつき、温度変動、電源電圧変動などに起因する検出誤差が小さく、さらに、回路面積を小さくすることができる高周波電力検波回路を提供する。
【解決手段】第1及び第2の包絡線検波回路(10、20)は、それぞれ、抵抗列(110、210)と、抵抗列に並列接続された容量素子(120、220)と、抵抗列と容量素子との接続点と所定の電圧ノードとの間に接続されたトランジスタ(101、201)とを有する。第1の包絡線検波回路(10)におけるトランジスタ(101)のゲート又はベースにはレベルシフタ(30)の出力が与えられる。第2の包絡線検波回路(20)におけるトランジスタ(201)のゲート又はベースには所定の電圧が与えられる。検出部(40)は、第2の包絡線検波回路(20)における抵抗列の全体電圧又は中間端子電圧を基準にして、第1の包絡線検波回路(10)における抵抗列の中間端子電圧を検出する。
【選択図】図1
【解決手段】第1及び第2の包絡線検波回路(10、20)は、それぞれ、抵抗列(110、210)と、抵抗列に並列接続された容量素子(120、220)と、抵抗列と容量素子との接続点と所定の電圧ノードとの間に接続されたトランジスタ(101、201)とを有する。第1の包絡線検波回路(10)におけるトランジスタ(101)のゲート又はベースにはレベルシフタ(30)の出力が与えられる。第2の包絡線検波回路(20)におけるトランジスタ(201)のゲート又はベースには所定の電圧が与えられる。検出部(40)は、第2の包絡線検波回路(20)における抵抗列の全体電圧又は中間端子電圧を基準にして、第1の包絡線検波回路(10)における抵抗列の中間端子電圧を検出する。
【選択図】図1
Description
本発明は、高周波信号の電力検波回路に関し、特に、無線通信装置における自動利得制御や自動電力レベル制御などに有用な高周波電力検波回路に関する。
近年、携帯電話端末には電話機能以外にデジタルテレビ、FMラジオ、ブルートゥース(登録商標)、無線LANといった複数の無線システムが搭載されている。そして、無線通信端末とそれを構成するモジュールの小型化、低価格化に対する高い要求を満たすために、これまで集積化されていなかった高性能な回路システムが無線通信チップに集積化されつつある。高周波信号の電力検波回路(高周波電力検波回路)はその一例である。
無線通信装置において、高周波電力検波回路は、アンテナから入力された受信信号の強度に応じて受信系の増幅器やミキサの利得を自動制御するためや、電力増幅器の出力信号レベルを検出して送信系の電力増幅器の利得を自動制御するために用いられる。このような自動制御システムは、信頼性の高い無線通信を実現するためにほとんどの無線通信送受信装置に組み込まれている。
一般的に、自動利得制御は、集積回路(IC)内部で生成した基準信号と包絡線検波回路の出力信号との比較結果に基づいて行われる。したがって、制御システムの正確さは内部基準信号と包絡線検波回路の出力信号の精度によって決まる。このため、半導体プロセスの微細化に伴う電源電圧の低下や製造ばらつきの増加によって無線通信送受信用ICの受信信号が歪み、また、雑音の混入が大きくなり、無線通信品質が悪化してしまう。
急速に普及している移動体向け地上波デジタルテレビ(ISDB-T、いわゆるワンセグ)は、広帯域の無線通信帯域を使用するという特徴を有する。このようなワンセグ受信用のICは、携帯電話端末に組み込まれている場合が多いため、アンテナとワンセグチューナーとの間に高周波フィルタを設けても、帯域内外のさまざまな妨害波がアンテナと端末内輻射によってチューナーに入力されてしまう。また、通信品質を高めるために、受信チャンネルや電波状況に応じて検波電力レベルを動的に切り替える必要性もある。したがって、製造ばらつきの大きい半導体微細プロセスを用いつつ、低価格で従来よりもさらに精度の高い高周波電力検波回路を実現する必要がある。さらに、製品ライフサイクルの短縮化に対応するため、設計が容易で、可能な限り出荷前の製造ばらつき調整が不要な検波回路が求められる。
従来の高周波電力検波回路は、主としてトランジスタと電流源と容量からなる包絡線検波回路を多く用いている(例えば、非特許文献1参照)。また、検波誤差を低減するためにDC基準電圧をAC(方形波)基準電圧に変換する高周波電力検波回路などが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
図5は、従来の高周波電力検波回路の構成を示す。入力された高周波信号はレベルシフタ1によってその中心レベルがシフトされてから包絡線検波回路2におけるトランジスタ21のベースに入力される。包絡線検波回路2において、トランジスタ21のコレクタは電源電圧ノードに接続されており、エミッタとグランドノードとの間には電流源22と容量素子23とが並列接続されている。ここで、容量素子23の容量値を十分に大きくすることで、トランジスタ21のエミッタから、ベースに入力された高周波信号の包絡線を取り出すことができる。
一方、包絡線検波回路3もまた包絡線検波回路2と同様に、トランジスタ31と、そのエミッタに並列接続された電流源32及び容量素子33とから構成されている。トランジスタ31のベースには基準電圧生成回路4で生成された基準電圧が印加され、エミッタから基準信号が出力される。そして、ローパスフィルタ5は、包絡線検波回路2及び3の出力差に基づいて高周波信号の電力検波結果を出力する。基準電圧生成回路4は印加するDC基準電圧Vrefを変化させることで検知したい電力に対応した基準電圧を生成することができ、これにより、複数のレベルの電力を検波できるようになっている。このように、包絡線検波回路2とそのレプリカ(包絡線検波回路3)で高周波電力検波回路を構成することで、温度や電源電圧、製造工程におけるトランジスタのしきい値ばらつきなどによる検波出力の変動の低減を図っている。
特表2006−505197号公報
Stephen L. Wong and Sifen Luo, "A 2.7-5.5 V, 0.2-1 W BiCMOS RF Driver Amplifier IC with Closed-Loop Power Control and Biasing Functions", IEEE JOUNAL OF SOLID STATE CIRCUITS, VOL. 33, NO. 12, DECEMBER 1998, PP. 2259-2264
しかし、従来の高周波電力検波回路では、基準電圧を生成するために電流源と抵抗列とが必須となるため、製造ばらつき、温度変動、電源電圧変動などにより抵抗の絶対値がばらつき、検波電力レベルに誤差が生じてしまう。また、包絡線検波回路とそのレプリカにおける電流源は、通常、カレントミラー回路で構成されるが、入力基準電流の誤差と、カレントミラー回路を構成するペアトランジスタのしきい値のミスマッチにより検波電力レベルに誤差が生じてしまう。さらに、従来の高周波電力検波回路は、二つの包絡線検波回路以外に基準電圧生成回路を必要とするため、回路規模が大きくなってしまう。
上記問題に鑑み、製造ばらつき、温度変動、電源電圧変動などに起因する検出誤差が小さく、さらに、回路面積を小さくすることができる高周波電力検波回路及びそのような回路を備えた無線通信装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために本発明が講じた手段は、入力された高周波信号の電力レベルを検波する高周波電力検波回路であって、抵抗列と、抵抗列に並列接続された容量素子と、抵抗列と容量素子との接続点と所定の電圧ノードとの間に接続されたトランジスタとを有する第1及び第2の包絡線検波回路と、高周波信号の中心レベルを所定の電圧にシフトするレベルシフタと、第2の包絡線検波回路における抵抗列の全体電圧又は中間端子電圧を基準にして、第1の包絡線検波回路における抵抗列の中間端子電圧を検出する検出部とを備えたものとする。ここで、第1の包絡線検波回路におけるトランジスタのゲート又はベースにはレベルシフタの出力が与えられ、第2の包絡線検波回路におけるトランジスタのゲート又はベースには上記所定の電圧が与えられる。
この構成によると、第1の包絡線検波回路によって高周波信号の包絡線が検波され、これと同じ回路構成の第2の包絡線検波回路によって電力レベルの検波のための基準電圧が生成され、検出部によって第2の包絡線検波回路の出力を基準にして第1の包絡線検波回路の出力が検出されることによって、入力された高周波信号の電力レベルが検波される。ここで、第1及び第2の包絡線検波回路は電流源を用いずに構成可能であり、さらに、基準電圧生成回路を別途設ける必要がないため抵抗素子の総数が少なくて済む。したがって、従来に比べて、製造ばらつき、温度変動、電源電圧変動などに対する耐性が向上して高周波電力検波の精度が向上するとともに小型化を図ることができる。
上記高周波電力検波回路に、検出部への入力として、第2の包絡線検波回路における抵抗列の全体電圧及び一又は複数の中間端子電圧の中からいずれか一つを選択するセレクタを追加してもよい。これによると、製造ばらつき、温度変動、電源電圧変動などに応じて好ましい基準電圧を選択することができる。
また、上記高周波電力検波回路に、第2の包絡線検波回路における抵抗列の中間端子電圧であって検出部に入力されるものとは異なるものを基準にして、第1の包絡線検波回路から検出部に入力される中間端子電圧を検出する第2の検出部を追加してもよい。これによると、入力された高周波信号の電圧レベルの上限及び下限を検波することができる。
さらに、第2の検出部への入力として、第2の包絡線検波回路における抵抗列の複数の中間端子電圧の中からいずれか一つを選択する第2のセレクタを追加してもよい。これによると、製造ばらつき、温度変動、電源電圧変動などに応じて好ましい基準電圧を選択することができる。
以上説明したように、本発明によると、高周波電力検波回路について、製造ばらつき、温度変動、電源電圧変動などに起因する検出誤差を小さくすることができる。さらに、高周波電力検波回路を小型化してIC上での占有面積を小さくすることができる。そして、このような高周波電力検波回路を無線通信装置に搭載することによって、送受信システムの通信品質を向上させることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る高周波電力検波回路の構成を示す。本実施形態に係る高周波電力検波回路は、二つの包絡線検波回路10及び20、レベルシフタ30及び検出部40を備えている。包絡線検波回路10において、Nチャネル電界効果トランジスタ101のドレインは電源電圧Vddに接続され、ソースには直列接続された二つの抵抗素子111及び112からなる抵抗列110と、容量素子120とが並列接続されている。もう一つの包絡線検波回路20は、包絡線検波回路10と同じ回路構成をしている。すなわち、包絡線検波回路20において、Nチャネル電界効果トランジスタ201のドレインは電源電圧Vddに接続され、ソースには直列接続された二つの抵抗素子211及び212からなる抵抗列210と、容量素子220とが並列接続されている。包絡線検波回路10及び20において互いに対応する素子の特性値も同じとなっている。例えば、容量素子120と容量素子220とは同じ静電容量を有する。
図1は、第1の実施形態に係る高周波電力検波回路の構成を示す。本実施形態に係る高周波電力検波回路は、二つの包絡線検波回路10及び20、レベルシフタ30及び検出部40を備えている。包絡線検波回路10において、Nチャネル電界効果トランジスタ101のドレインは電源電圧Vddに接続され、ソースには直列接続された二つの抵抗素子111及び112からなる抵抗列110と、容量素子120とが並列接続されている。もう一つの包絡線検波回路20は、包絡線検波回路10と同じ回路構成をしている。すなわち、包絡線検波回路20において、Nチャネル電界効果トランジスタ201のドレインは電源電圧Vddに接続され、ソースには直列接続された二つの抵抗素子211及び212からなる抵抗列210と、容量素子220とが並列接続されている。包絡線検波回路10及び20において互いに対応する素子の特性値も同じとなっている。例えば、容量素子120と容量素子220とは同じ静電容量を有する。
レベルシフタ30は、入力された高周波信号の中心レベルを所定の電圧にシフトする。具体的には、レベルシフタ30は、容量素子301で高周波信号のDC成分をカットし、代わりに抵抗素子302を介してバイアス電圧Vbを印加するような構成となっている。なお、バイアス電圧Vbは、電力レベルの絶対値を決めるDC参照電圧であるため、製造ばらつき、温度変動、電源電圧変動によって変化しにくいものであることが望ましい。
レベルシフタ30の出力は包絡線検波回路10におけるトランジスタ101のゲートに入力される。トランジスタ101は、ゲートに入力された信号を整流して容量素子120を充電する。この作用により、トランジスタ101のソース電圧は、高周波信号の振幅に応じた値になる。ここで、抵抗列110の全体抵抗と容量素子120の容量の積で決まる時定数が入力される高周波信号の1周期よりも十分に大きければ、トランジスタ101のソース電圧は高周波信号の包絡線に応じた値になる。
一方、包絡線検波回路20におけるトランジスタ201のゲートには高周波信号の中心レベルに相当するバイアス電圧Vbが与えられる。包絡線検波回路20は包絡線検波回路10のレプリカであるため、トランジスタ201のソース電圧は、高周波信号が入力されないときのトランジスタ101のソース電圧相当となる。したがって、トランジスタ201のソース電圧を基準電圧として、当該基準電圧と包絡線検波回路10による検波信号とを比較することで、入力された高周波信号の電力レベルを検波することができる。
しかし、高周波信号が入力されているときには、トランジスタ101のソース電圧はトランジスタ201のソース電圧よりも必ず高くなるため、単にこれらソース電圧を比較しても高周波信号の電力レベルを検波することはできない。そこで、包絡線検波回路10における抵抗列110の中間端子電圧、すなわち、抵抗素子111と抵抗素子112との接続点の電圧を包絡線検波回路10の出力とする。抵抗素子111と抵抗素子112の抵抗比を適当な値にすれば、抵抗列110の中間端子電圧をトランジスタ201のソース電圧以下にすることが可能である。
検出部40は、包絡線検波回路20におけるトランジスタ201のソース電圧、すなわち、抵抗列210の全体電圧を基準にして、包絡線検波回路10における抵抗列110の中間端子電圧を検出する。具体的には、検出部40は、比較器で構成することができる。この場合、検出部40は、包絡線検波回路20におけるトランジスタ201のソース電圧、すなわち、抵抗列210の全体電圧とを比較する。そして、当該比較結果から、入力された高周波信号の電力レベルを知ることができる。なお、図5に示したローパスフィルタやA/D変換器などで検出部40を構成してもよい。
以上、本実施形態によると、包絡線検波回路が電流源を用いずに構成され、さらに、独立した基準電圧生成回路を設けずに包絡線検波回路のレプリカによって基準電圧が生成されるため、従来に比べて、製造ばらつき、温度変動、電源電圧変動などに対する耐性が向上して高周波電力検波の精度が向上するとともに小型化を図ることができる。
なお、トランジスタ101及び102をPチャネル電界効果トランジスタに置き換えてもよい。この場合、抵抗列110及び210並びに容量素子120及び220は電源電圧に接続することとなる。また、トランジスタ101及び102として、バイポーラトランジスタなどの他のタイプのトランジスタを用いてもよい。また、高周波電力検波回路を構成する各抵抗素子及び各容量素子はトランジスタを用いて実現することができる。
また、抵抗列110及び210は、3つ以上の抵抗素子を直列接続したものであってもよい。この場合、トランジスタ201のソース電圧ではなく抵抗列210の中間端子電圧を検出部40に入力するようにしてもよい。
(第2の実施形態)
図2は、第2の実施形態に係る高周波電力検波回路の構成を示す。一般的な受信器の自動利得制御システムでは、フィードバック制御系は安定性を保つためにヒステリシス制御を行う。このため、高周波信号の電力レベルの上限と下限の二つを検波する必要がある。本実施形態に係る高周波電力検波回路は、入力された高周波信号の電力レベルを二つの基準電圧で検出可能になっている。具体的には、本実施形態に係る高周波電力検波回路は、第1の実施形態に係る高周波電力検波回路に検出部50を追加した構成となっている。以下、第1の実施形態と異なる点についてのみ説明する。
図2は、第2の実施形態に係る高周波電力検波回路の構成を示す。一般的な受信器の自動利得制御システムでは、フィードバック制御系は安定性を保つためにヒステリシス制御を行う。このため、高周波信号の電力レベルの上限と下限の二つを検波する必要がある。本実施形態に係る高周波電力検波回路は、入力された高周波信号の電力レベルを二つの基準電圧で検出可能になっている。具体的には、本実施形態に係る高周波電力検波回路は、第1の実施形態に係る高周波電力検波回路に検出部50を追加した構成となっている。以下、第1の実施形態と異なる点についてのみ説明する。
包絡線検波回路10において、抵抗列110は、直列接続された3つの抵抗素子111、112及び113からなる。包絡線検波回路10は、抵抗列110の中間端子電圧のうちグランドノードにもっとも近いもの、すなわち、抵抗素子112と抵抗素子113との接続点の電圧を出力する。包絡線検波回路20において、抵抗列210は、直列接続された3つの抵抗素子211、212及び213からなる。包絡線検波回路20は、第1の基準電圧として抵抗列210の全体電圧(トランジスタ201のソース電圧)を出力し、第2の基準電圧として抵抗素子211と抵抗素子212との接続点の電圧を出力する。検出部40は、第1の基準電圧に対して包絡線検波回路10の出力を検出する。検出部50は、第2の基準電圧に対して包絡線検波回路10の出力を検出する。検出部50は、比較器、ローパスフィルタ、A/D変換器などで構成可能である。ここで、抵抗列210における抵抗素子211、212及び213の抵抗比を適当な値にすることで、第1及び第2の基準電圧を高周波信号の電力レベルの上限及び下限相当にすることができる。
以上、本実施形態によると、入力された高周波信号の電力レベルの上限及び下限を検波することができるため、自動利得制御システムのフィードバックループを安定的に制御することができる。
なお、検出部及び基準電圧をさらに増やすことで、より細かく高周波信号の電力レベルを検波することができることは言うまでもない。
(第3の実施形態)
図3は、第3の実施形態に係る高周波電力検波回路の構成を示す。本実施形態に係る高周波電力検波回路は、第2の実施形態に係る高周波電力検波回路に、包絡線検波回路20が出力する第1及び第2の基準電圧を切り替えるためのセレクタ60及び70を追加した構成となっている。以下、第2の実施形態と異なる点についてのみ説明する。
図3は、第3の実施形態に係る高周波電力検波回路の構成を示す。本実施形態に係る高周波電力検波回路は、第2の実施形態に係る高周波電力検波回路に、包絡線検波回路20が出力する第1及び第2の基準電圧を切り替えるためのセレクタ60及び70を追加した構成となっている。以下、第2の実施形態と異なる点についてのみ説明する。
包絡線検波回路10において、抵抗列110は、直列接続された6つの抵抗素子111、112、113、114、115及び116からなる。包絡線検波回路10は、抵抗列110の中間端子電圧のうちグランドノードにもっとも近いもの、すなわち、抵抗素子115と抵抗素子116との接続点の電圧を出力する。包絡線検波回路20において、抵抗列210は、直列接続された6つの抵抗素子211、212、213、214、215及び216からなる。
セレクタ60は、抵抗列210の全体電圧(トランジスタ201のソース電圧)、抵抗素子211と抵抗素子212との接続点の電圧、及び抵抗素子212と抵抗素子213との接続点の電圧の中からいずれか一つを第1の基準電圧として出力する。セレクタ70は、抵抗素子213と抵抗素子214との接続点の電圧、抵抗素子214と抵抗素子215との接続点の電圧、及び抵抗素子215と抵抗素子216との接続点の電圧の中からいずれか一つを第2の基準電圧として出力する。
以上、本実施形態によると、第1及び第2の基準電圧を切り替えることができるため、例えば、製造ばらつき、温度変動、電源電圧変動、受信システムの動作モードなどに応じて好ましい基準電圧を選択することができる。また、例えば、第1及び第2の基準電圧を時分割で切り替えることにより、二つの検出部40及び50で最大6つの電力レベルを検波することができる。なお、セレクタ60及び70のいずれか一方を省略して、第1及び第2の基準電圧のいずれか一方を固定値にしてもよい。
(無線通信装置の実施形態)
図4は、第1から第3のいずれかの実施形態に係る高周波電力検波回路を備えた無線通信装置の一実施形態を示す。本実施形態に係る無線通信装置の受信系では、アンテナ1001が受信した高周波信号は、高周波フィルタ1002及び送受信切り替えスイッチ1003を介して可変利得の低雑音増幅器1004に入力される。低雑音増幅器1004で増幅された受信信号は、高周波電力検波回路1013及びミキサ1005に供給される。ミキサ1005は、低雑音増幅器1004の出力とローカル信号発生器1012から出力されるローカル信号とを混合して、受信信号をベースバンド周波数にダウンコンバージョンする。ミキサ1005の出力は、ベースバンドフィルタ1006を介して可変利得のベースバンド増幅器1007に供給される。ベースバンド増幅器1007で増幅された受信信号は、A/D変換器1016及びベースバンド電力検波回路1015に供給される。
図4は、第1から第3のいずれかの実施形態に係る高周波電力検波回路を備えた無線通信装置の一実施形態を示す。本実施形態に係る無線通信装置の受信系では、アンテナ1001が受信した高周波信号は、高周波フィルタ1002及び送受信切り替えスイッチ1003を介して可変利得の低雑音増幅器1004に入力される。低雑音増幅器1004で増幅された受信信号は、高周波電力検波回路1013及びミキサ1005に供給される。ミキサ1005は、低雑音増幅器1004の出力とローカル信号発生器1012から出力されるローカル信号とを混合して、受信信号をベースバンド周波数にダウンコンバージョンする。ミキサ1005の出力は、ベースバンドフィルタ1006を介して可変利得のベースバンド増幅器1007に供給される。ベースバンド増幅器1007で増幅された受信信号は、A/D変換器1016及びベースバンド電力検波回路1015に供給される。
A/D変換器1016は、入力された受信信号をデジタル信号に変換する。デジタル信号プロセッサ1017は、A/D変換器1016のデジタル出力を処理する。ここで、高周波電力検波回路1013及びベースバンド電力検波回路1015は、低雑音増幅器1004及びベースバンド増幅器1007の出力電力レベルを検波する。自動利得制御回路1018は、その検出結果に基づいて、低雑音増幅器1004及びベースバンド増幅器1007のそれぞれの利得を、上記両電力レベルに適応した値となるようにフィードバック制御する。例えば、最小受信感度レベルであった入力信号の電力レベルが高くなった場合、A/D変換器1016の入力信号が歪まないように、ベースバンド増幅器1007の利得を下げてから低雑音増幅器1004の利得を下げるように最適制御を行う。逆に、例えば、許容最大入力レベルであった電力レベルが低くなった場合、低雑音増幅器1004の利得をA/D変換器1016の入力受信信号が歪まないレベルにまで上げてからベースバンド増幅器1007の利得を上げるように最適制御を行う。
一方、本実施形態に係る無線通信装置の送信系では、デジタル信号プロセッサ1017から出力されたデジタル信号は、D/A変換器1019によってアナログ信号に変換される。当該アナログ信号は、ベースバンドフィルタ1011を介してミキサ1010に供給される。ミキサ1010は、ベースバンドフィルタ1011の出力信号とローカル信号発生器1012から出力されるローカル信号とを混合して、送信信号を高周波にアップコンバージョンする。この高周波送信信号は、可変利得のドライバー増幅器1009及び電力増幅器1008によって所望の電力レベルに増幅され、高周波電力検波回路1014及び送受信切り替えスイッチ1003に供給される。そして、高周波送信信号は、送受信切り替えスイッチ1003及び高周波フィルタ1002を介してアンテナ1001から送信される。高周波電力検波回路1014は、電力増幅器1008の出力電力レベルを検波する。自動利得制御回路1020は、その検出結果に基づいて、電力増幅器1008の利得を、上記両電力レベルに適応した値となるようにフィードバック制御する。
なお、一つの高周波電力検波回路で高周波電力検波回路1013及び1014を兼用するようにしてもよい。また、上記の無線通信装置の受信系及び送信系をそれぞれ独立させて無線信号受信器及び無線信号送信器を構成することが可能である。
本発明に係る高周波電力検波回路は、高周波信号の電力レベルを精度よく検波することができ、また、小型化が可能であるため、携帯電話機などの携帯無線端末に有用である。
10 包絡線検波回路(第1の包絡線検波回路)
20 包絡線検波回路(第2の包絡線検波回路)
30 レベルシフタ
40 検出部
50 検出部(第2の検出部)
60 セレクタ
70 セレクタ(第2のセレクタ)
1013、1014 高周波電力検波回路
20 包絡線検波回路(第2の包絡線検波回路)
30 レベルシフタ
40 検出部
50 検出部(第2の検出部)
60 セレクタ
70 セレクタ(第2のセレクタ)
1013、1014 高周波電力検波回路
Claims (5)
- 入力された高周波信号の電力レベルを検波する高周波電力検波回路であって、
抵抗列と、前記抵抗列に並列接続された容量素子と、前記抵抗列と前記容量素子との接続点と所定の電圧ノードとの間に接続されたトランジスタとを有する第1及び第2の包絡線検波回路と、
前記高周波信号の中心レベルを所定の電圧にシフトするレベルシフタと、
前記第2の包絡線検波回路における前記抵抗列の全体電圧又は中間端子電圧を基準にして、前記第1の包絡線検波回路における前記抵抗列の中間端子電圧を検出する検出部とを備え、
前記第1の包絡線検波回路における前記トランジスタのゲート又はベースには前記レベルシフタの出力が与えられ、前記第2の包絡線検波回路における前記トランジスタのゲート又はベースには前記所定の電圧が与えられる
ことを特徴とする高周波電力検波回路。 - 請求項1に記載の高周波電力検波回路において、
前記検出部への入力として、前記第2の包絡線検波回路における前記抵抗列の全体電圧及び一又は複数の中間端子電圧の中からいずれか一つを選択するセレクタを備えた
ことを特徴とする高周波電力検波回路。 - 請求項1に記載の高周波電力検波回路において、
前記第2の包絡線検波回路における前記抵抗列の中間端子電圧であって前記検出部に入力されるものとは異なるものを基準にして、前記第1の包絡線検波回路から前記検出部に入力される前記中間端子電圧を検出する第2の検出部を備えた
ことを特徴とする高周波電力検波回路。 - 請求項3に記載の高周波電力検波回路において、
前記第2の検出部への入力として、前記第2の包絡線検波回路における前記抵抗列の複数の中間端子電圧の中からいずれか一つを選択する第2のセレクタを備えた
ことを特徴とする高周波電力検波回路。 - 請求項1から4のいずれか一つに記載の高周波電力検波回路を備えた
ことを特徴とする無線通信装置。
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