JP2009105258A - 薄膜トランジスタの製造方法、薄膜トランジスタおよび表示装置 - Google Patents

薄膜トランジスタの製造方法、薄膜トランジスタおよび表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】簡単な工程で低コストで製造でき、しかも高性能な薄膜トランジスタの製造方法、薄膜トランジスタおよび表示装置を提供すること。
【解決手段】メッキ法を用いてソース電極およびドレイン電極を形成することで、簡単な工程で低コストで製造でき、しかもソース電極およびドレイン電極とその間を分離する絶縁部との平坦化も行えるので、高性能化も可能な薄膜トランジスタの製造方法、薄膜トランジスタおよび表示装置を提供することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、薄膜トランジスタの製造方法、薄膜トランジスタおよび表示装置に関し、特に、メッキ法を用いてソース電極およびドレイン電極を形成する薄膜トランジスタの製造方法、薄膜トランジスタおよび表示装置に関する。
近年、非晶質(アモルファス)シリコン(a−Si)を用いた薄膜トランジスタ(以下、TFTと言う)に変わるものとして、有機半導体を用いたTFT(以下、有機TFTと言う)が研究されている。有機TFTは、従来の半導体製造プロセスではなく、印刷プロセスを用いて製造できるため、低コストで製造できるという特徴を持つ。また、製造プロセス温度は200℃以下と低温であるため、フィルム基板が使用でき、フレキシブルディスプレイへの応用が期待されている。
有機TFTの性能は年々向上してきてはいるが、液晶ディスプレイ等のフラットパネルディスプレイ(以下、FPDと言う)への使用にはまだ十分ではない。特に、性能の指標のひとつである移動度は、0.001〜0.1cm2/V・s程度と、a−Siの1cm2/V・sと比べて1桁程度低い値となっている。
移動度を向上させるための手法として、有機半導体材料の改良以外に、有機TFTの製造プロセスの改良も試みられている。例えば、有機半導体は結晶状態に応じて電流の流れ方が決まるため、良好に結晶化させることが重要である。
そこで、特許文献1には、ボトムコンタクト型のTFTにおいて、ソースおよびドレイン電極の段差が有機半導体の結晶化を阻害していることに注目し、電極の段差を無くすような構成とすることで有機TFTの性能向上を行う方法が記載されている。
特開2006−41219号公報
しかし、特許文献1に記載の方法では、製造プロセス中に多くの真空蒸着プロセスが用いられているために、工程が複雑で製造に時間がかかり、かつ製造装置も高価であり、低コストで製造できるという有機TFTの利点が失われている。例えば、特許文献1の実施例1では、少なくとも4工程にスパッタリング等の真空蒸着法が用いられている。さらに、ゲート絶縁部とソース電極およびドレイン電極との平坦化のために化学的機械的研磨(CMP)法が用いられており、これも高コスト化の一要因となっている。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、簡単な工程で低コストで製造でき、しかも高性能な薄膜トランジスタの製造方法、薄膜トランジスタおよび表示装置を提供することを目的とする。
本発明の目的は、下記構成により達成することができる。
1.支持体の上にゲート電極を形成するゲート電極形成工程と、
前記ゲート電極を包含するようにゲート絶縁膜を形成するゲート絶縁膜形成工程と、
前記ゲート絶縁膜の上にソース電極およびドレイン電極を形成するソース・ドレイン電極形成工程と、
前記ソース電極および前記ドレイン電極の上に半導体層を形成する半導体層形成工程とを備えた薄膜トランジスタの製造方法において、
前記ゲート絶縁膜の上に前記ソース電極と前記ドレイン電極との間を分離する絶縁部を形成する絶縁部形成工程を備え、
前記ソース・ドレイン電極形成工程は、前記ソース電極および前記ドレイン電極をメッキ法で形成する工程であり、
前記ソース電極および前記ドレイン電極の表面が前記絶縁部の表面と略平坦となるまでメッキすることを特徴とする薄膜トランジスタの製造方法。
2.前記絶縁部は、前記ゲート絶縁膜に比べて撥液性が大きいことを特徴とする1に記載の薄膜トランジスタの製造方法。
3.前記絶縁部は、感光性の高分子層からフォトリソグラフィ法により形成されることを特徴とする1または2に記載の薄膜トランジスタの製造方法。
4.前記絶縁部は、前記ゲート絶縁膜をエッチングすることにより形成されることを特徴とする1に記載の薄膜トランジスタの製造方法。
5.前記メッキ法は、自己触媒メッキと置換メッキとで行うことを特徴とする1乃至4の何れか1項に記載の薄膜トランジスタの製造方法。
6.前記置換メッキは、金(Au)を析出させることを特徴とする5に記載の薄膜トランジスタの製造方法。
7.1乃至6の何れか1項に記載の薄膜トランジスタの製造方法により製造されることを特徴とする薄膜トランジスタ。
8.7に記載の薄膜トランジスタを2次元マトリクス状に複数個配列したことを特徴とする表示装置。
本発明によれば、メッキ法を用いてソース電極およびドレイン電極を形成することで、簡単な工程で低コストで製造でき、しかもソース電極およびドレイン電極とその間を分離する絶縁部との平坦化も行えるので、高性能化も可能な薄膜トランジスタの製造方法、薄膜トランジスタおよび表示装置を提供することができる。
以下、本発明を図示の実施の形態に基づいて説明するが、本発明は該実施の形態に限られない。なお、図中、同一あるいは同等の部分には同一の番号を付与し、重複する説明は省略する。
最初に、本発明におけるTFTを用いた表示装置について、図1を用いて説明する、図1は、本発明におけるTFTを用いた表示装置の1例の構成を示す模式図である。
図1において、表示装置1は、TFTシート10、水平駆動回路20および垂直駆動回路30等で構成される。TFTシート10は、TFT11、蓄積コンデンサ13および出力素子15で構成される画素が、2次元マトリクス状に複数個配列されている。
各TFT11のゲートには、水平駆動回路20からTFTシート10の各水平行毎に出力されるゲートバスライン21が接続されている。また、各TFT11のソースには、垂直駆動回路30からTFTシート10の各垂直列毎に出力されるソースバスライン31が接続されている。
各TFT11のドレインには、画素毎に出力素子15が接続されている。出力素子15は、例えば液晶、電気泳動素子等である。図1の例では、出力素子15として液晶が、抵抗とコンデンサからなる等価回路で示されている。
(第1の実施の形態)
次に、本発明におけるTFTの製造方法の第1の実施の形態について、図2乃至図7を用いて説明する。図2は、本発明におけるTFTの製造方法の第1の実施の形態を示す模式図で、図2(a)は第1の実施の形態の主工程図、図2(b)は各工程でのTFTの形成状態を示す断面図である。
図2(a)および(b)において、TFT11は、支持体BPの上に形成される。支持体BPとしてはガラス板や各種のフィルムを用いることができ、特に限定されるものではない。支持体BPとして、例えばプラスチックのフィルムを用いれば、所謂フレキシブルディスプレイを実現できる。
まず、図2のゲート電極形成工程S100において、支持体BP上にゲート電極GEが形成される。詳細は図3で説明する。続いて、ゲート絶縁膜形成工程S200において、支持体BP上にゲート電極GEを包含するようにゲート絶縁膜GILが形成される。詳細は図4で説明する。
次に、絶縁部形成工程S300において、ゲート絶縁膜GIL上のゲート電極GEの上部に絶縁部IN1が形成される。詳細は図5で説明する。続いて、ソース・ドレイン電極形成工程S400において、ゲート絶縁膜GIL上の絶縁部IN1を挟む位置にソース電極SE1およびドレイン電極DE1が形成される。詳細は図6で説明する。最後に、半導体層形成工程S500において、絶縁部201、ソース電極SE1およびドレイン電極DE1上に有機半導体層OSが形成されて、一連の工程が終了される。
本発明においては、上述したソース・ドレイン電極形成工程S400において、ソース電極SE1およびドレイン電極DE1の上面と絶縁部201の上面とが平坦になるように、メッキ法を用いてソース電極SE1およびドレイン電極DE1を形成する。
次に、上述した各工程の詳細について、説明する。
図3は、ゲート電極形成工程S100の副工程を説明するための模式図で、図3(a)はゲート電極形成工程S100の副工程図、図3(b)は各副工程でのTFTの形成状態を示す断面図である。
図3(a)および(b)において、ゲート電極膜形成工程S101で、支持体BP上に、工程終了時にゲート電極GEとなる電極膜103が形成される。電極膜103の材料としては、Cr、Al、Ag、Au、Ti、Cu等の金属、ITO(酸化インジウムスズ)、IZO(酸化インジウム亜鉛)等の金属酸化膜、PEDOT(ポリエチレンジオキシチオフェン)/PSS(ポリスチレンスルホン酸)等の有機導電膜が利用できるが、特に限定されるものではない。
また、電極膜103は、スパッタ、真空蒸着等のPVD(物理気相成長法)法、スピンコート法、めっき法等で成膜できるが、特に限定されるものではない。インクジェット塗布法(以下、IJ法と言う)や各種印刷法を利用すれば、成膜と以下で述べるパターンニングとを同時に行うことができ、工程を簡略化することも可能である。
レジスト塗布工程S103からレジスト剥離工程S111までは、所謂フォトリソグラフィによるパターンニング工程である。レジスト塗布工程S103で、電極膜103上にスピンコート等によりネガ型のレジストRE1が塗布される。露光工程S105で、レジストRE1を残す部分のみ開口したフォトマスクPM1を介して、紫外線等の光Lで露光が行われる。現像工程S107で現像が行われて、露光工程S105で露光されなかった部分のレジストRE1が除去され、露光されたレジストRE1のみが残される。
エッチング工程S109で、ウェットエッチング法、ドライエッチング法等を利用して、現像工程S107で残されたレジストRE1をマスクとして電極膜103がエッチングされ、レジストRE1でマスクされた電極膜103のみが残される。レジスト剥離工程S111で、残されたレジストRE1が剥離されて、支持体BP上にゲート電極GEが形成され、図2のゲート電極形成工程S100に戻る。
なお、ここではネガ型のレジストを用いた例を示したが、ポジ型のレジストを用いてもよい。この場合、露光工程S105で、レジストRE1を除去したい部分のみ開口したフォトマスクPM1を用いることになる。
図4は、ゲート絶縁膜形成工程S200の副工程を説明するための模式図で、図4(a)はゲート絶縁膜形成工程S200の副工程図、図4(b)は各副工程でのTFTの形成状態を示す断面図である。
図4(a)および(b)において、ゲート絶縁膜成膜工程S201で、例えばSiO2をスパッタ法で成膜してゲート絶縁膜GILが形成される。続いて、親液化処理工程S203で、例えばUVオゾン処理を利用して、ゲート絶縁膜GILの表面が、後述する触媒の溶媒に対して親液化され、図2のゲート電極形成工程S100に戻る。親液化処理は、後の工程で触媒のパターンニングをサポートするためのものである。
ゲート絶縁膜成膜工程S201の別の例として、シラン化合物や有機絶縁膜材料等をスピンコート法や各種印刷法等で成膜することも可能である。この方法は、スパッタ法でSiO2を形成するのに比べ、プロセスが簡単であるという利点がある。ここでも絶縁材料自身が後述する触媒の溶媒に対して親液性を持つか、成膜後に親液化処理を行うことが望ましい。
図5は、絶縁部形成工程S300の副工程を説明するための模式図で、図5(a)は絶縁部形成工程S300の副工程図、図5(b)は各副工程でのTFTの形成状態を示す断面図である。
図5(a)および(b)において、絶縁層成膜工程S301で、例えば有機高分子材料等をスピンコート法等でゲート絶縁膜GIL上に塗布することで、工程終了時に絶縁部IN1となる絶縁層301が成膜される。使用される有機高分子材料が感光性を持っていれば、後述するパターンニング時のレジスト塗布工程S303とレジスト剥離工程S311とを省略することができ、工程を簡略化することも可能である。
レジスト塗布工程S303からレジスト剥離工程S311までは、所謂フォトリソグラフィによるパターンニング工程である。レジスト塗布工程S303で、絶縁層301上にスピンコート等によりポジ型のレジストRE2が塗布される。露光工程S305で、レジストRE2を除去する部分のみ開口したフォトマスクPM2を介して、紫外線等の光Lで露光が行われる。現像工程S307で現像が行われて、露光工程S305で露光された部分のレジストRE2が除去され、露光されなかったレジストRE2のみが残される。
エッチング工程S309で、ウェットエッチング法、ドライエッチング法等を利用して、現像工程S307で残されたレジストRE2をマスクとして絶縁層301がエッチングされ、レジストRE2でマスクされた絶縁層301のみが残される。レジスト剥離工程S311で、残されたレジストRE2が剥離されて、ゲート絶縁膜GIL上に絶縁部IN1が形成され、図2の絶縁部形成工程S300に戻る。
絶縁部IN1は、半導体層形成工程S500で形成される半導体層のチャネル部に相当する場所に形成され、最終的にゲート絶縁膜GILの一部となり、TFTのチャネル幅を決定する。チャネル幅は、フォトリソグラフィの精度で決まるため、10um以下の小さなチャネル幅も実現可能である。後の工程で触媒のパターンニングをサポートするために、絶縁部IN1は、後述する触媒の溶媒に対して、ゲート絶縁膜GILよりも大きい撥液性をもっていることが望ましい。
なお、ここではポジ型のレジストを用いた例を示したが、ネガ型のレジストを用いてもよい。この場合、露光工程S305で、レジストRE2を残したい部分のみ開口したフォトマスクPM2を用いることになる。
図6は、ソース・ドレイン電極形成工程S400の副工程を説明するための模式図で、図6(a)はソース・ドレイン電極形成工程S400の副工程図、図6(b)は各副工程でのTFTの形成状態を示す断面図である。
図6(a)および(b)において、触媒成膜工程S401で、各種印刷法、IJ法等を利用して、ゲート絶縁膜GIL上の絶縁部IN1を挟んだソースおよびドレイン電極が形成される位置に、触媒CT1を含む溶液が塗布され、乾燥されて触媒CT1が成膜される。この時、絶縁部IN1が触媒の溶媒に対して撥液性をもっていれば、触媒CT1は、絶縁部IN1を避けて塗布される。
触媒CT1として用いられるのは、AgPd、Pt、Au等の金属であり、触媒CT1を含む溶液としては、AgPdナノ粒子、Ptナノ粒子、Auナノ粒子等の金属ナノ粒子を溶媒に分散させた金属ナノインクを用いることができる。
続いて、金属膜形成工程S403で、触媒CT1表面に、Ni等の金属ME1を無電界メッキで析出させる。析出させる金属ME1が酸化反応に対して触媒活性であるような還元剤を選べば、析出させた金属ME1は自己触媒的に成長し、任意な膜厚にすることができる。金属ME1の成長レートはメッキ液の濃度や温度等で管理できるため、メッキ処理時間を制御することで、金属ME1の上部が絶縁部IN1の上部と平坦になるように正確に成長させることができる。例えばNiを析出させる場合、還元剤には、例えばホスフィン酸ナトリウム、ジメチルアミンボラン、ヒドラジン、テトラヒドロホウ酸カリウム等が利用できる。
次に、Au膜析出工程S405で、金属ME1の上面を置換メッキして、Au膜Au1を析出させることが好ましい。Auは化学的に極めて安定で、P型の有機半導体材料と良好なコンタクトが取れる。置換メッキでは、Au膜Au1は最大0.2um程度しか金属ME1と置換されないが、有機半導体材料とのコンタクトは表面の影響が大きいため、このような膜厚でも充分に機能する。Auの代わりとして、Pd、Pt、Ru、Rh等の白金族金属もP型有機半導体とのコンタクトが良好であり、利用できる。
以上のようにして表面にAu膜Au1を有するソース電極SE1およびドレイン電極DE1が形成され、図2のソース・ドレイン電極形成工程S400に戻る。
図7は、半導体層形成工程S500の副工程を説明するための模式図で、図7(a)は半導体層形成工程S500の副工程図、図7(b)は各副工程でのTFTの形成状態を示す断面図である。
図7において、有機半導体膜塗布工程S501で、各種印刷法、IJ法等を利用して、絶縁部IN1、ソース電極SE1およびドレイン電極DE1の上に有機半導体OSを含む溶液が塗布され、乾燥されて有機半導体層OSが成膜され、図2の半導体層形成工程S500に戻る。
有機半導体OSとしては、例えばTIPS(熱相分離法)−PentaceneやP3HT(ポリ−3−ヘキシルチオフェン)等の塗布型有機半導体を用いることができるが、特にそれに限定されるものではない。
ここで、ソース電極SE1およびドレイン電極DE1の形成のための触媒CT1の塗布方法の更なる改良について、図8を用いて説明する。図8は、触媒CT1の塗布方法の更なる改良を説明するための模式図で、図8(a)、(b)は断面図、図8(c)はソース電極SE1およびドレイン電極DE1側から見た上面図である。
図8(a)および(c)に示すように、図5の絶縁部形成工程S300で形成される絶縁部IN1の形状を、ゲート絶縁膜GIL上のソースおよびドレイン電極が形成される位置を囲む形状とする。これによって、図8(b)および(c)に示すように、図6のソース・ドレイン電極形成工程で触媒CT1を塗布する場合の、触媒CT1を含む溶液がゲート絶縁膜GIL上のソースおよびドレイン電極が形成される位置からはみ出すことがなくなり、より正確に触媒を配置することが可能となる。
上述した本発明におけるTFTの製造方法の第1の実施の形態によれば、ゲート絶縁膜上に絶縁部を形成した後に、メッキ法を用いてソース電極およびドレイン電極を形成することで、簡単な工程で低コストで製造でき、しかもソース電極およびドレイン電極とその間を分離する絶縁部との平坦化も行えるので、高性能化も可能な薄膜トランジスタの製造方法、薄膜トランジスタおよび表示装置を提供することができる。
(第2の実施の形態)
次に、本発明におけるTFTの製造方法の第2の実施の形態について、図9および図10を用いて説明する。本第2の実施の形態は、第1の実施の形態とは絶縁部形成工程S300およびソース・ドレイン電極形成工程S400が異なり、その他の工程は同じである。
図9は、本第2の実施の形態の絶縁部形成工程S300の副工程を説明するための模式図で、図9(a)は絶縁部形成工程S300の副工程図、図9(b)は各副工程でのTFTの形成状態を示す断面図である。
図9(a)および(b)において、レジスト塗布工程S323から現像工程S329までは、所謂フォトリソグラフィによるパターンニング工程である。レジスト塗布工程S323で、ゲート絶縁膜GIL上にスピンコート等によりポジ型のレジストRE3が塗布される。露光工程S325で、ソースおよびドレイン電極が形成される位置のみ開口したフォトマスクPM3を介して、紫外線等の光Lで露光が行われる。現像工程S327で現像が行われて、露光工程S325で露光された部分のレジストRE3が除去され、露光されなかったレジストRE3のみが残される。レジストRE3は、後述する触媒の溶媒に対して撥液性をもっていることが望ましい。
エッチング工程S329で、現像工程S327で残されたレジストRE3をマスクとしてゲート絶縁膜GILがエッチングされる。このとき、ゲート絶縁膜GILをすべて取り去ってしまうのではなく、途中でエッチングをやめる。このようにすることで、ソースおよびドレイン電極が形成される位置に凹部CPが形成され、凹部CPの間にゲート絶縁膜GILが絶縁部IN2として残されたパターンができる。ここでは、レジストRE3を除去せずに残す。エッチング工程S329終了後、図2の絶縁部形成工程S300に戻る。
図10は、本第2の実施の形態のソース・ドレイン電極形成工程S400の副工程を説明するための模式図で、図10(a)はソース・ドレイン電極形成工程S400の副工程図、図10(b)は各副工程でのTFTの形成状態を示す断面図である。
図10(a)および(b)において、触媒成膜工程S421で、各種印刷法、IJ法等を利用して、ゲート絶縁膜GILの凹部CPに、触媒CT2を含む溶液が塗布され、乾燥されて触媒CT2が成膜される。この時、レジストRE3が触媒CT2の溶媒に対して撥液性をもっていれば、触媒CT2は、レジストRE3を避けて凹部CPのみに塗布される。
第1の実施の形態と同様に、触媒CT2として用いられるのは、AgPd、Pt、Au等の金属であり、触媒CT2を含む溶液としては、AgPdナノ粒子、Ptナノ粒子、Auナノ粒子等の金属ナノ粒子を溶媒に分散させた金属ナノインクを用いることができる。
次に、レジスト除去工程S422で、残されたレジストRE3が除去される。
続いて、第1の実施の形態と同様に、金属膜形成工程S423で、触媒CT2表面に、Ni等の金属ME2を無電界メッキで析出させる。析出させる金属ME2が酸化反応に対して触媒活性であるような還元剤を選べば、析出させた金属ME2は自己触媒的に成長し、任意な膜厚にすることができる。金属ME2の成長レートはメッキ液の濃度や温度等で管理できるため、メッキ処理時間を制御することで、金属ME2が凹部CPを満たし、その上部が絶縁部IN2の上部と平坦になるように正確に成長させることができる。例えばNiを析出させる場合、還元剤には、例えばホスフィン酸ナトリウム、ジメチルアミンボラン、ヒドラジン、テトラヒドロホウ酸カリウム等が利用できる。
次に、Au膜析出工程S425で、金属ME2の上面を置換メッキして、Au膜Au2を析出させることが好ましい。Auは化学的に極めて安定で、P型の有機半導体材料と良好なコンタクトが取れる。置換メッキでは、Au膜Au2は最大0.2um程度しか金属ME2と置換されないが、有機半導体材料とのコンタクトは表面の影響が大きいため、このような膜厚でも充分に機能する。Auの代わりとして、Pd、Pt、Ru、Rh等の白金族金属もP型有機半導体とのコンタクトが良好であり、利用できる。
以上のようにして表面にAu膜Au2を有するソース電極SE2およびドレイン電極DE2が形成され、図2のソース・ドレイン電極形成工程S400に戻る。
上述した本発明におけるTFTの製造方法の第2の実施の形態によれば、ゲート絶縁膜をエッチングして絶縁部を形成した後に、メッキ法を用いてソース電極およびドレイン電極を形成することで、簡単な工程で低コストで製造でき、しかもソース電極およびドレイン電極とその間を分離する絶縁部との平坦化も行えるので、高性能化も可能な薄膜トランジスタの製造方法、薄膜トランジスタおよび表示装置を提供することができる。
(第3の実施の形態)
次に、本発明におけるTFTの製造方法の第3の実施の形態について、図11を用いて説明する。本第3の実施の形態は、第2の実施の形態とはソース・ドレイン電極形成工程S400が異なり、その他の工程は同じである。ただし、ゲート絶縁膜形成工程S200の親液化処理工程S203は必要ない。
図11は、本第3の実施の形態のソース・ドレイン電極形成工程S400の副工程を説明するための模式図で、図11(a)はソース・ドレイン電極形成工程S400の副工程図、図11(b)は各副工程でのTFTの形成状態を示す断面図である。
図11(a)および(b)において、触媒成膜工程S421で、真空蒸着、スパッタリング等の方法を用いて、レジストRE3および凹部CPの全面に、触媒CT3となる金属が成膜される。触媒CT3となる金属としては、Pd、Pt等が利用できる。
次に、レジストリフトオフ工程S432で、残されたレジストRE3を利用してリフトオフすることで、レジストRE3とともにレジストRE3上の触媒CT3が除去され、ソースおよびドレイン電極が形成される凹部CPのみに触媒CT3が残る。
続いて、第1および第2の実施の形態と同様に、金属膜形成工程S433で、触媒CT3表面に、Ni等の金属ME3を無電界メッキで析出させる。析出させる金属ME3が酸化反応に対して触媒活性であるような還元剤を選べば、析出させた金属ME3は自己触媒的に成長し、任意な膜厚にすることができる。金属ME3の成長レートはメッキ液の濃度や温度等で管理できるため、メッキ処理時間を制御することで、金属ME3が凹部CPを満たし、その上部が絶縁部IN2の上部と平坦になるように正確に成長させることができる。例えばNiを析出させる場合、還元剤には、例えばホスフィン酸ナトリウム、ジメチルアミンボラン、ヒドラジン、テトラヒドロホウ酸カリウム等が利用できる。
次に、Au膜析出工程S435で、金属ME3の上面を置換メッキして、Au膜Au3を析出させることが好ましい。Auは化学的に極めて安定で、P型の有機半導体材料と良好なコンタクトが取れる。置換メッキでは、Au膜Au3は最大0.2um程度しか金属ME3と置換されないが、有機半導体材料とのコンタクトは表面の影響が大きいため、このような膜厚でも充分に機能する。Auの代わりとして、Pd、Pt、Ru、Rh等の白金族金属もP型有機半導体とのコンタクトが良好であり、利用できる。
以上のようにして表面にAu膜Au3を有するソース電極SE3およびドレイン電極DE3が形成され、図2のソース・ドレイン電極形成工程S400に戻る。
上述した本発明におけるTFTの製造方法の第3の実施の形態によれば、ゲート絶縁膜をエッチングして絶縁部を形成し、触媒となる金属を全面に成膜してから余分な触媒をリフトオフした後に、メッキ法を用いてソース電極およびドレイン電極を形成することで、簡単な工程で低コストで製造でき、しかもソース電極およびドレイン電極とその間を分離する絶縁部との平坦化も行えるので、高性能化も可能な薄膜トランジスタの製造方法、薄膜トランジスタおよび表示装置を提供することができる。
以下、本発明の各実施の形態に基づく実施例により、本発明に係るTFTについて具体的に説明するが、本発明はこれに限定されない。
(実施例1)
実施例1は、第1の実施の形態に基づく。ガラス基板の上に、スパッタリング法により、Crを100nm成膜した。フォトリソグラフィ法により、Cr膜をウェットエッチングし、ゲート電極とした。ゲート電極幅は50μmとした(図3参照)。
次に、スパッタリング法により、ガラス基板およびゲート電極上にSiO2を100nm成膜し、ゲート絶縁膜とした。成膜後、UVオゾンにより、ゲート絶縁膜表面の親液化を行った(図4参照)。
次に、スピンコート法により、感光性の有機高分子膜PC403を50nm成膜した。この膜はゲート絶縁膜であるSiO2に比べ、撥液性を示した。フォトリソグラフィ法により、この膜をパターンニングし、絶縁部とした。絶縁部の幅は25umとした(図5参照)。本例の場合、有機高分子膜自体が感光性のため、レジストの塗布および剥離工程は不要である。
次に、IJ法により、触媒となるAgPdナノインクを絶縁部の周辺に配置した。絶縁部は撥液性を示すため、触媒となるAgPdナノインクははじかれ、絶縁部の横に配置された。その後、180℃に加熱したオーブン中で溶媒を揮発させた。次に、奥野製薬工業社製Ni−Pめっき液NNPニコロンLTCに5分浸漬して、触媒上にNi−Pめっき層を形成した。続いて、同社製置換Auめっき液フラッシュゴールドNCに10分浸漬して、Ni−Pめっき層上に置換Auめっき層を形成した。絶縁部の上には金属膜は成長しないため、触媒のパターンが、そのままソースおよびドレイン電極パターンとなる(図6参照)。
最後に、IJ法により、有機半導体TIPS−Pentaceneを、絶縁部とソースおよびドレイン電極上に塗布した(図7参照)。絶縁部とソースおよびドレイン電極とは平坦になっていて半導体の配向を邪魔するような凹凸がないため、TIPS−Pentaceneをうまく結晶化することができた。このようにして作成された実施例1のTFTは、優れた性能を示した。
また、実施例1において、絶縁部の形状を図8に示したような形状としたところ、触媒となるAgPdナノインクを塗布するときにはみ出しがなくなり、より正確に触媒を塗布することができた。このようにして作成したTFTは優れた性能を示した。
(実施例2)
実施例2は、第2の実施の形態に基づく。ガラス基板の上に、スパッタリング法により、Crを100nm成膜した。フォトリソグラフィ法により、Cr膜をウェットエッチングし、ゲート電極とした。ゲート電極幅は50μmとした(図3参照)。
次に、スパッタリング法により、ガラス基板およびゲート電極上にSiO2を100nm成膜し、ゲート絶縁膜とした。成膜後、UVオゾンにより、ゲート絶縁膜表面の親液化を行った(図4参照)。
次に、スピンコート法により、レジストを50nm成膜し、フォトリソグラフィ法により、パターンニングを行った。続いて、このレジストをマスクとして、ゲート絶縁膜のエッチングを行い、凹部および絶縁部を形成した(図9参照)。
次に、IJ法により、触媒となるAgPdナノインクを凹部の周辺に塗布した。レジストは撥液性を示すため、触媒となるAgPdナノインクははじかれ、凹部内にのみ塗布された。その後、180℃に加熱したオーブン中で溶媒を揮発させ、溶媒揮発後、レジストを除去した。次に、奥野製薬工業社製Ni−Pめっき液NNPニコロンLTCに5分浸漬して、触媒上にNi−Pめっき層を形成した。続いて、同社製置換Auめっき液フラッシュゴールドNCに10分浸漬して、Ni−Pめっき層上に置換Auめっき層を形成した。絶縁部の上には金属膜は成長しないため、触媒のパターンが、そのままソースおよびドレイン電極パターンとなる(図10参照)。
最後に、IJ法により、有機半導体TIPS−Pentaceneを、絶縁部とソースおよびドレイン電極上に塗布した(図7参照)。絶縁部とソースおよびドレイン電極とは平坦になっていて半導体の配向を邪魔するような凹凸がないため、TIPS−Pentaceneをうまく結晶化することができた。このようにして作成された実施例1のTFTは、優れた性能を示した。
(実施例3)
実施例3は、第3の実施の形態に基づく。
ガラス基板の上に、スパッタリング法により、Crを100nm成膜した。フォトリソグラフィ法により、Cr膜をウェットエッチングし、ゲート電極とした。ゲート電極幅は50μmとした(図3参照)。
次に、スパッタリング法により、ガラス基板およびゲート電極上にSiO2を100nm成膜し、ゲート絶縁膜とした(図4参照)。本例では、ゲート絶縁膜の親液化処理は不要である。
次に、スピンコート法により、レジストを50nm成膜し、フォトリソグラフィ法により、パターンニングを行った。続いて、このレジストをマスクとして、ゲート絶縁膜のエッチングを行い、凹部および絶縁部を形成した(図9参照)。
次に、真空蒸着法により、触媒となるPdを全面に成膜し、その後レジストをリフトオフして、凹部内のみにPdを残した。次に、奥野製薬工業社製Ni−Pめっき液NNPニコロンLTCに5分浸漬して、触媒上にNi−Pめっき層を形成した。続いて、同社製置換Auめっき液フラッシュゴールドNCに10分浸漬して、Ni−Pめっき層上に置換Auめっき層を形成した。絶縁部の上には金属膜は成長しないため、触媒のパターンが、そのままソースおよびドレイン電極パターンとなる(図11参照)。
最後に、IJ法により、有機半導体TIPS−Pentaceneを、絶縁部とソースおよびドレイン電極上に塗布した(図7参照)。絶縁部とソースおよびドレイン電極とは平坦になっていて半導体の配向を邪魔するような凹凸がないため、TIPS−Pentaceneをうまく結晶化することができた。このようにして作成された実施例1のTFTは、優れた性能を示した。
以上に述べたように、本発明によれば、メッキ法を用いてソース電極およびドレイン電極を形成することで、簡単な工程で低コストで製造でき、しかもソース電極およびドレイン電極とその間を分離する絶縁部との平坦化も行えるので、高性能化も可能な薄膜トランジスタの製造方法、薄膜トランジスタおよび表示装置を提供することができる。
尚、本発明に係る薄膜トランジスタの製造方法、薄膜トランジスタおよび表示装置を構成する各構成の細部構成および細部動作に関しては、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
本発明におけるTFTを用いた表示装置の1例の構成を示す模式図である。 本発明におけるTFTの製造方法の第1の実施の形態を示す模式図である。 ゲート電極形成工程の副工程を説明するための模式図である。 ゲート絶縁膜形成工程の副工程を説明するための模式図である。 絶縁部形成工程の副工程を説明するための模式図である。 ソース・ドレイン電極形成工程の副工程を説明するための模式図である。 半導体層形成工程の副工程を説明するための模式図である。 触媒の塗布方法の更なる改良を説明するための模式図である。 本発明におけるTFTの製造方法の第2の実施の形態の絶縁部形成工程の副工程を説明するための模式図である。 第2の実施の形態のソース・ドレイン電極形成工程の副工程を説明するための模式図である。 第3の実施の形態のソース・ドレイン電極形成工程の副工程を説明するための模式図である。
符号の説明
1 表示装置
10 TFTシート
11 TFT(薄膜トランジスタ)
13 蓄積コンデンサ
15 出力素子
20 水平駆動回路
21 ゲートバスライン
30 垂直駆動回路
31 ソースバスライン
BP 支持体
GE ゲート電極
GIL ゲート絶縁膜
CP 凹部
IN1、IN2 絶縁部
RE1、RE2、RE3 レジスト
PM1、PM2、PM3 フォトマスク
SE1、SE2、SE3 ソース電極
DE1、DE2、DE3 ドレイン電極
CT1、CT2、CT3 触媒
ME1、ME2、ME3 金属
Au1、Au2、Au3 Au膜
OS 有機半導体(層)

Claims (8)

  1. 支持体の上にゲート電極を形成するゲート電極形成工程と、
    前記ゲート電極を包含するようにゲート絶縁膜を形成するゲート絶縁膜形成工程と、
    前記ゲート絶縁膜の上にソース電極およびドレイン電極を形成するソース・ドレイン電極形成工程と、
    前記ソース電極および前記ドレイン電極の上に半導体層を形成する半導体層形成工程とを備えた薄膜トランジスタの製造方法において、
    前記ゲート絶縁膜の上に前記ソース電極と前記ドレイン電極との間を分離する絶縁部を形成する絶縁部形成工程を備え、
    前記ソース・ドレイン電極形成工程は、前記ソース電極および前記ドレイン電極をメッキ法で形成する工程であり、
    前記ソース電極および前記ドレイン電極の表面が前記絶縁部の表面と略平坦となるまでメッキすることを特徴とする薄膜トランジスタの製造方法。
  2. 前記絶縁部は、前記ゲート絶縁膜に比べて撥液性が大きいことを特徴とする請求項1に記載の薄膜トランジスタの製造方法。
  3. 前記絶縁部は、感光性の高分子層からフォトリソグラフィ法により形成されることを特徴とする請求項1または2に記載の薄膜トランジスタの製造方法。
  4. 前記絶縁部は、前記ゲート絶縁膜をエッチングすることにより形成されることを特徴とする請求項1に記載の薄膜トランジスタの製造方法。
  5. 前記メッキ法は、自己触媒メッキと置換メッキとで行うことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の薄膜トランジスタの製造方法。
  6. 前記置換メッキは、金(Au)を析出させることを特徴とする請求項5に記載の薄膜トランジスタの製造方法。
  7. 請求項1乃至6の何れか1項に記載の薄膜トランジスタの製造方法により製造されることを特徴とする薄膜トランジスタ。
  8. 請求項7に記載の薄膜トランジスタを2次元マトリクス状に複数個配列したことを特徴とする表示装置。
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