JP2009104114A - 定着装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高速昇温及び十分なニップ幅の確保、ベルトユニットの幅方向に沿った均等な加熱が可能な定着装置、並びにこれを備えた画像形成装置の提供。
【解決手段】定着装置は、加圧ユニット(100)と、回転走行するベルトユニット(200)、ニップを形成するニップ形成ユニット(300)、ニップ形成ユニット(300)とベルトユニット(200)を加熱する加熱ユニット(400)、ニップ形成ユニット(300)を一定の加圧力で支持する支持ユニット(500)で、ベルトユニット(200)の走行方向に対して斜角をなすように形成された複数の熱透過部(530a)を備えた支持ユニット(500)、を含む。支持ユニット(500)は、剛性補強のためのアーチ型の補強部材(530)を備え、補強部材(530)には熱透過部(530a)がベルトユニット(200)の走行方向に沿って1列又は2列以上に配置される。
【選択図】図3

Description

本発明は画像形成装置に関し、より詳細には、現像画像を記録媒体に定着させるための改良された構造を有するベルト型定着装置、及びこれを備えた画像形成装置に関する。
一般に、電子写真プロセスを用いるプリンタ、コピー機、複合機などのような画像形成装置は、転写装置によって記録媒体に転写された現像画像を加熱・加圧して半永久的に固着させる定着装置を備える。このような定着装置としては、ローラ型の定着装置とベルト型の定着装置が知られている。
定着装置において要求される主要な技術的性能としては、昇温性能や定着性能などが挙げられる。高速昇温のためには、加熱部の熱容量を小さくしなければならない。トナーの定着性に影響する主要因子としては、温度、加圧力、ニップ(nip)幅などがある。トナーの定着性は、定着温度がコールド・オフセット(cold offset)とホット・オフセット(hot offset)のどちらも発生しない範囲内で高ければ高いほど、そして、加圧力とニップ幅が大きければ大きいほど高くなる。
図1は、一般的なローラ型の定着装置を概略的に示す。図示されているように、一般的なローラ型の定着装置は互いに密着して回転する加圧ローラ10及び加熱ローラ20と、加熱ローラ20の内部に設けられた加熱部材30などを備える。このような定着装置は、加熱部材30の熱容量が大きく、また、加熱部材30が加熱ローラ20の全体を加熱するため昇温時間が長くなるという短所がある。このほか、加圧ローラ10と加熱ローラ20の接触部分にニップ(N)が形成されるためニップ幅が狭くなるという短所がある。
図2は、昇温速度を改善するために提案された従来のベルト型の定着装置を概略的に示す。この定着装置は、軸回転可能な加圧ローラ10、回転する加圧ローラ10から伝達された動力により回転走行する定着ベルト40、回転走行する定着ベルト40をガイドするように定着ベルト40の内部に設けられたガイド部材50、及び定着ベルト40のニップ部(N)を加熱するためにガイド部材50に設けられた加熱部材60などを備える。
このようなベルト型の定着装置は、熱容量が小さい加熱部材60によりニップ部(N)のみを加熱する局部加熱方式であるため、図1のようなローラ型の定着装置に比べて昇温待機時間を短縮することができるとともに、ニップ部(N)幅を広げることができるという長所がある。しかし、加熱部材60がニップ部(N)に設けられており、加圧ローラ10によって加圧される構造を有しているため、加圧ローラ10による加圧力が加熱部材60の耐久強度以下に制限されるという短所がある。そのため、ニップ部(N)への加圧力を大きくすることができず、加圧力不足による定着不良が発生し得る。また、定着性を向上させるためにニップ部(N)への加圧力を大きくすると、加圧及び熱変形による加熱部材60の破損が生じ得る。
特開平10−284218号公報 特開2006−078965号公報 特開平11−074061号公報
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたもので、本発明の目的は、高速昇温及び十分なニップ幅の確保に加えて、ベルトユニットの幅方向に沿った均等な加熱が可能な定着装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、上記のような定着装置により、高速昇温及び十分なニップ幅の確保に加えて、ベルトユニットの幅方向に沿った均等な加熱が可能となるため、高速印刷に対応できる画像形成装置を提供することにある。
上記の目的を達成するための本発明の一実施形態に係る定着装置は、加圧ユニットと、前記加圧ユニットに外接して回転走行するベルトユニットと、前記加圧ユニットと前記ベルトユニットの接触部位にニップを形成するニップ形成ユニットと、前記ニップ形成ユニットと前記ベルトユニットを加熱する加熱ユニットと、前記ニップ形成ユニットを一定の加圧力で支持する支持ユニットであって、前記ベルトユニットの走行方向に対して斜角をなすように形成された複数の熱透過部を備えた支持ユニットと、を含む。
ここで、前記加圧ユニットは、軸回転可能なローラ部材で構成されることができ、前記ベルトユニットは、回転する前記ローラ部材から動力が伝達されて回転走行するベルト部材で構成されることができる。
また、前記支持ユニットが、前記ニップ形成ユニットの前記走行方向の両端に対応する一対の支持部材と、前記支持部材どうしを連結する補強部材と、を含むことができる。前記補強部材は、前記複数の熱透過部が形成されるように、前記走行方向と垂直な方向に沿って一定間隔に配列されており、各々が前記走行方向に対して斜角をなす複数の補強リブを含むことができる。このとき、前記補強部材は、アーチ型に形成されることができ、前記支持部材と前記補強部材は、一体に形成されることができる。
また、本発明の定着装置は、前記熱透過部の前記走行方向と垂直な方向の幅をwとし、前記熱透過部の前記走行方向に沿った長さをhとし、前記補強リブの前記走行方向と垂直な方向の幅をtとし、前記走行方向と前記補強リブとがなす斜角をθとしたとき、前記支持ユニットは、次の数式(1)が満足されるように構成されることが好ましい。
Figure 2009104114
また、本発明の定着装置において、前記支持ユニットの熱透過部は、前記走行方向に沿って少なくとも2列に配置されることができる。
また、本発明の定着装置において、前記ニップ形成ユニットは、前記加熱ユニットからの輻射熱を集熱する構造のボディ部と、前記ボディ部に連結され、前記ベルトユニットに接触するニップ部と、を含むように構成されることができる。前記ボディ部は、前記支持ユニットの熱透過部に対応する部分が開放された構造を有することができる。また、前記ボディ部は、ニップ形成ユニットの剛性補強のためのアーチ型の補強部を備えることができる。このとき、前記補強部には、前記支持ユニットの熱透過部に対応する複数の第2熱透過部が形成されることができる。前記第2熱透過部は、前記走行方向に沿って少なくとも2列に配置されることができる。
また、本発明の定着装置は、前記ニップ形成ユニットのニップ部と前記支持ユニットの支持部材の間に介在され、前記ニップ形成ユニットから前記支持ユニットへの熱伝達を抑制する断熱部材を更に含むことができ、前記断熱部材の前記ベルトユニットとの接触面は、前記ベルトユニットに対応する曲面形状を有することが好ましい。
本発明の他の実施形態に係る定着装置は、軸回転可能な加圧ローラと、回転する前記加圧ローラから動力が伝達されて回転走行する定着ベルトと、前記加圧ローラと前記定着ベルトの接触部位にニップを形成するニップ形成部材であって、前記定着ベルトに内接するニップ部を備えたニップ形成部材と、前記定着ベルトの内側に位置し、前記ニップ形成部材と前記定着ベルトを加熱する加熱部材と、前記定着ベルトの内側に位置し、前記ニップ形成部材の、前記定着ベルトの走行方向の両端を支持しつつ、前記ニップ部を前記加圧ローラ側に加圧する一対の支持部材と、前記支持部材の剛性補強のために支持部材どうしを連結するアーチ型の補強部材であって、前記加熱部材からの輻射熱が前記走行方向と垂直な方向に沿って均等に伝達されるように、前記走行方向に対して斜角をなすように形成された複数の熱透過部を備えた補強部材と、を含む。
一方、本発明の他の目的を達成するための画像形成装置は、静電潜像が形成される感光媒体と、前記感光媒体の静電潜像を、現像剤を用いて現像する現像装置と、前記感光媒体の現像画像を記録媒体に転写する転写装置と、前記記録媒体に転写された現像画像を前記記録媒体に定着させる前述のような定着装置と、を含む。
本発明の定着装置及び画像形成装置によると、加熱ユニットからの輻射熱がベルトユニットを直接加熱するとともにニップ形成ユニットに集熱されてニップを加熱するので、加熱ユニットの発熱量が少なくても加熱ユニットからの輻射熱を効率良く利用することができる。そのため、高速昇温及び熱的安定性が実現し、高速印刷が可能となる。
また、本発明によると、支持ユニットが、ニップ形成ユニットのニップ部をベルトユニットの幅方向に沿って均等に支持しつつニップ部を加圧ユニット側に加圧するので、安定したニップ幅を確保することができ、定着性を向上させることができる。
また、本発明によると、ニップ形成ユニットから支持ユニットへの熱伝達を遮断する断熱部材を備えることで、ニップ部からの熱伝達によるベルトユニットの昇温速度を向上させることができる。
また、本発明によると、支持ユニットが補強部材を備えているので、ニップ形成ユニットを、ベルトユニットの幅方向に沿って均等に加圧することができる。ここで、前記補強部材には、ベルトユニットの回転方向に対して斜角をなす複数の熱透過部が形成されているので、加熱ユニットからの輻射熱をベルトユニットの幅方向に沿って均等に伝達することができる。そのため、加熱ユニットにより加熱されるベルトユニットの幅方向の温度のばらつきを低減し、定着性を向上させることができる。すなわち、ベルトユニットが一回転するときに加熱ユニットによって加熱される時間が、ベルトユニットの幅方向に沿って均一であるため、ベルトユニットの表面上の温度のばらつきが減少し、これにより記録媒体に現像画像を均一に定着させることが可能となる。
以下、添付の図面に参照して本発明の好適な実施形態について詳述する。
本発明について説明するに当たり、関連する公知の構成または機能に関する詳細な説明が却って本発明の技術的範囲を不明確にすると判断される場合に適宜説明を省略する。
図3〜図5に示すように、本発明の一実施形態に係る定着装置は、一方向に延伸する加圧ユニット100、前記加圧ユニット100の延伸方向の長さに対応する幅を有し、加圧ユニット100に外接した状態で回転走行するベルトユニット200、前記ベルトユニット200の幅方向に沿って延伸し、前記加圧ユニット100と前記ベルトユニット200の接触部位にニップ(N)が形成されるように前記ベルトユニット200に内接した状態に設置されるニップ形成ユニット300、前記ベルトユニット200の幅方向に沿って延伸し、前記ニップ形成ユニット300と前記ベルトユニット200を加熱するために前記ベルトユニット200の内側に配置される加熱ユニット400、及び前記ベルトユニット200の幅方向に沿って延伸し、前記ニップ形成ユニット300を支持しつつ前記加圧ユニット100側に加圧することで、ベルトユニット200の幅方向に沿って均一なニップ(N)を形成する支持ユニット500などを備える。
前記加圧ユニット100は、前記ベルトユニット200とともにニップ(N)を形成し、記録媒体(P)をベルトユニット200に圧接させる。図中の例では、加圧ユニット100として、一方向に延伸する円筒状のローラ部材が示されているが、このようなローラ部材は加圧ユニット100の一例に過ぎず、加圧ユニット100として、ローラ部材のほかベルト部材やパッド部材などを使用することができる。しかし、記録媒体(P)搬送時のスリップの発生などを考慮すると、本実施形態のようなローラ部材からなる加圧ユニット100が、記録媒体搬送時のスリップをほとんど発生させないため好ましい。一方、前記加圧ユニット100の回転軸100aと定着装置フレーム(図示せず)の間には、加圧ユニット100をベルトユニット200側に付勢する弾性部材が備えられるが、図面においては省略している。
前記ベルトユニット200は、軸回転する前記加圧ユニット100から動力が伝達されて回転走行するベルト部材(以下、「定着ベルト」ともいう)を含む。前記ベルトユニット200は、前記加圧ユニット100の延伸方向の長さに対応する幅を有し、耐熱性の材質からなる。より詳細には、モノ画像形成装置の場合、前記ベルトユニット200は金属または耐熱性ポリマーからなる単層構造を有し得る。ここで、例えば、前記金属はSUSやニッケルなどであり、耐熱性ポリマーはポリイミドなどであり得る。また、前記ベルトユニット200は、多層構造を有し得る。例えば、ベルトユニット200は、その内周面にテフロン樹脂をコーティングした耐磨耗層が形成され、外周面にカラー印刷に対応するためのシリコンやゴムなどの弾性層が形成され多層構造を有し得る。また、ベルトユニット200の走行を円滑にするために内面に潤滑材を塗布することもできる。
また、前記ベルトユニット200には、円滑な回転走行のために一定のテンションが加えられ、加圧ユニット100とベルトユニット200の間には記録媒体(P)に転写された現像画像の定着に必要な一定の加圧力が加えられる。前記加圧力は、後述される支持ユニット500によって、ベルトユニット200の幅方向に沿って均等に作用する。本実施形態においては、ベルトユニット200を軸回転する加圧ユニット100に従動させる構成を例示しているが、ベルトユニット200を駆動するための別途の駆動装置が設けられてもよい。また、ベルトユニット200を回転駆動し、前記加圧ユニット100を軸回転する前記ベルトユニット200に従動させる構成も可能である。
前記ニップ形成ユニット300は、前記加熱ユニット400からの輻射熱を集熱することができるように形成されたボディ部310、及び加圧ユニット100とベルトユニット200の接触部位にニップ(N)を形成することができるように設置されたニップ部320を含む。また、前記ボディ部310は、ニップ形成ユニット300の剛性補強のためのアーチ型の補強部330を備える。前記補強部330によってニップ形成ユニット300が補強されるので、ベルトユニット200の幅方向に沿って均一なニップ(N)が形成される。
前記補強部330には、図6Bに示すように、補強部330の内部に配置された加熱ユニット400からの輻射熱がベルトユニット200へ直接伝達されるようにするための複数の第2熱透過部330aが形成される。前記複数の第2熱透過部330aは、加熱ユニット400からの輻射熱がベルトユニット200の幅方向に沿って均等に伝達されるように、ベルトユニット200の走行方向に対して斜角をなすように形成される。このような第2熱透過部330aを形成するために、補強部330は、ベルトユニット200の走行方向に対して斜角をなすように配置された複数の補強リブ330bを備えている。このような第2熱透過部330aは、後述される支持ユニット500に備えられる第1熱透過部と同様の構造及び作用を有するため、ここでは詳細な説明を省略する。
前記ボディ部310は、加熱ユニット400から放射される輻射熱を集熱することができるように構成され、集熱した熱エネルギーを前記ニップ部320に伝達する。また、前記ボディ部310には1つ以上のスリットが形成されており、加熱ユニット400からの輻射熱がニップ部320に直接伝達されるようになっている。このようなニップ形成ユニット300は、熱伝導性に優れたアルミニウム、銅などの金属材質またはその合金から形成される。
一方、図3の実施形態においては、設置上の便宜のためにニップ部320とボディ部310を別々に構成しており、これらを結合したものをニップ形成ユニット300として例示しているが、部材間の接触熱抵抗を減少させるために、ボディ部310とニップ部320とを一体に形成することもできる。また、図示していないが、前記ニップ部320の加圧ユニット100に対向する面を、加圧ユニット100の外周面に対応する曲面状に形成することで、記録媒体(P)との密着性を高め、定着性をさらに向上させることも可能である。
前記加熱ユニット400は、前記ベルトユニット200の内部の略中央部に位置するように設置される。すなわち、加熱ユニット400は、ベルトユニット200の内面の少なくとも一部と、ニップ形成ユニット300の少なくとも一部に、輻射熱が直接伝達されるように配置される。前記加熱ユニット400は、外部から電源が印加されると熱を発生し、ニップ形成ユニット300を加熱すると同時にベルトユニット200を加熱する。このような加熱ユニット400としては、ランプヒータ、電熱線または抵抗パターンが備えられた面状発熱体などが用いられ、好ましくは円筒状のハロゲンランプが用いられる。一方、定着装置は、前記加熱ユニット400又はベルトユニット200の温度を検知するための温度センサと、温度センサによって検知した加熱ユニット400又はベルトユニット200の温度を制御するための温度制御部などを備えることができるが、本図面においてはこれらを省略している。
前記支持ユニット500は、前記ニップ形成ユニット300のニップ部320を支持・加圧するために必要な所定の剛性を有する構造物である。前記支持ユニット500は、ステンレスやバネ鋼のような強度の優れた金属材質から形成される。前記支持ユニット500の機能は、ニップ形成ユニット300(特にニップ部320)の両側面を支持すると同時にニップ形成ユニット300を加圧ユニット100に向かう方向に加圧することで、ベルトユニット200の幅方向に沿って均等なニップが形成されるようにすることである。
より詳細には、前記支持ユニット500は、定着装置のフレーム(図示せず)にバネ(図示せず)を介して取り付けられており、前記バネによって支持ユニット500に加圧ユニット100に向かう方向の集中荷重が加えられる。ここで、支持ユニット500は所定の剛性を有するため、ニップ形成ユニット300をその幅方向に沿って均等に加圧し、均一なニップ幅を維持する。これにより、定着装置は良好な定着性を確保することができる。
一方、前記支持ユニット500の剛性が低い場合には、撓みが発生してしまいニップ形成ユニット300を均等に加圧することができない。つまり、支持ユニット500に作用する集中荷重による曲げ変形(bending deflection)を抑制できるように、支持ユニット500には一定の曲げ強度(bending strength)が要求される。そのため、支持ユニット500は、一定の断面慣性モーメント(moment of inertia of cross section area)を備えていなければならない。
前記のような点に鑑みて、本発明の一実施形態において、前記支持ユニット500は、図6Aに示すように、ニップ形成ユニット300の両側部に対応するように配置される一対の支持部材510,520と、前記支持部材510,520どうしを連結して剛性を補強する補強部材530を備えている。
前記補強部材530は、例えば、アーチ状に形成され、このような補強部材530によって支持ユニット500の剛性が増大するので撓みが発生しなくなる。その結果、ニップ形成ユニット300には、その延伸方向に沿って均等な力が作用するので、ベルトユニット200と加圧ユニット100の間には、ベルトユニット200の幅方向に沿って均一なニップ(N)が形成される。
前記のような補強部材530を備えた支持ユニット500は、支持ユニットの剛性を増大させる上では効果的であるが、補強部材530が加熱ユニット400とベルトユニット200の間に介在するため、加熱ユニット400からの輻射熱のベルトユニット200への伝達が抑制されるおそれがある。これを防止するために、本発明の一実施形態に係る定着装置では、前記補強部材530に複数の熱透過部530aを形成し、加熱ユニット400からの輻射熱がベルトユニット200に均等に伝達されるようにしている。
本実施形態においては、前記複数の熱透過部530aが、ベルトユニット200の走行方向に対して斜角をなすように形成されている。つまり、前記補強部材530は、図6Aに示すように、補強部材530の延伸方向に沿って一定間隔に配置されており、ベルトユニット200の走行方向に対して斜角をなす複数の補強リブ530bを備えている。
仮に、前記補強部材530の熱透過部530aを、それがベルトユニット200の走行方向に対して斜角をなすのではなく、例えば図7に示すように、ベルトユニット200の走行方向と平行をなすように形成した場合、ベルトユニット200は均一に加熱されないことになる。すなわち、ベルトユニット200の走行方向と平行をなすように熱透過部530a´を形成した場合、ベルトユニット200の走行方向と平行をなす補強リブ530b´に対応する部分は輻射熱が伝達されないことになる。その結果、ベルトユニット200の幅方向において温度のばらつきが生じるため、記録媒体(P)への現像画像の定着度にもばらつきが生じる。図7に示す記録媒体(P)に現像画像が定着された状態を観察すると、熱透過部530a´に対応する部分と補強リブ530b´に対応する部分の定着度が異なることが分る(図中の色付きの部分と白抜きの部分を参照)。
一方、本実施形態のようにベルトユニット200の走行方向に対して斜角をなす熱透過部530aを形成すれば、図8Aに示すように、ベルトユニット200の幅方向に沿って加熱ユニット400からの輻射熱を均等に伝達させることが可能となる。勿論、補強リブ530bが全く存在しない場合に比べて、ベルトユニット200が1回転するときの温度上昇は小さいが、少なくともベルトユニット200の幅方向における温度のばらつきはなくなる。従って、ベルトユニット200の温度のばらつきによって発生する定着不良を解消することができる。すなわち、本発明は、均一なニップ幅を確保するための補強部材530に、ベルトユニット200の回転方向に対して斜角をなす熱透過部530aを形成することにより、前記補強部材530が原因で発生し得る定着不良を解消するものである。
ベルトユニット200を均等に加熱することができる最も好適な熱透過部530aの構造を、図8Aを参照して説明する。図8Aは、ベルトユニット200の走行方向に沿って補強部材530を展開した状態を部分的に拡大して示すものである。
同図には、補強部材530に設けられた全ての熱透過部530aのうち、互いに隣接するn番目とn+1番目の補強部材530が中心に表されている。n番目の熱透過部530aはAn,Bn,Cn,Dnの4点に囲まれた領域で表され、n+1番目の熱透過部530aはAn+1,Bn+1,Cn+1,Dn+1の4点に囲まれた領域で表される。複数の補強リブ530bは相互に平行をなすように配列されており、展開された状態における熱透過部530aの形態は平行四辺形である。より具体的に、このような状態の熱透過部530aは、底辺がw、高さがhの平行四辺形である。また、補強リブ530bの厚さはtであり、補強リブ530bが、加熱ユニット400からの輻射熱を遮断するベルトユニット200の走行方向の長さはdである。前記のt、dは、補強リブ530bとベルトユニット200の走行方向とがなす角度がθである場合、次のような関係を有する。
tanθ=t/d
ここで、n番目の熱透過部の角Dnと、n+1番目の熱透過部の角An+1がベルトユニット200の走行方向において同一線上に位置する場合に、ベルトユニット200の一地点が1回転するときに熱透過部に対向する時間は一定である。このような条件をθ、w、tで表すと次の数式(1)の通りである。
Figure 2009104114
ここで、熱透過部530aの幅wは0より大きい。上記の条件が満足される場合、ベルトユニット200が一回転するときに熱透過部530aを介して輻射熱を受ける長さ(以下、「開口長さ」ともいう)は(h−d)であり、これはベルトユニット200のあらゆる地点において同一である。すなわち、ベルトユニット200が一回転するときに、その内面上の各地点が加熱ユニット400に露出される時間は、各地点が開口長さ(h−d)を通過する時間であるが、その時間はベルトユニット200の内面の全領域において均一である。そのため、ニップに進入する前にベルトユニット200の内表面が受ける輻射熱はベルトユニット200の幅方向に沿って均等であり、ベルトユニット200の幅方向の温度は均一になる。
最も好適な実施例においては上記の条件が満足される。ただし、ベルトユニット200の走行方向に対して斜角をなす熱透過部530aが配置されていれば、w、h、θの条件に応じて多少の相違はあるものの、ベルトユニット200の幅方向の全域に輻射熱が伝達されることが、図8B〜図8Fを通じて確認される。
図8Bは、w/h<tanθ<(w+t)/hの条件が満足されるときの開口長さの変化を、図8Cは、tanθ=w/hの条件が満足されるときの開口長さの変化を、図8Dは、tanθ<w/hの条件が満足されるときの開口長さの変化を、図8Eは、(w+t)/h<tanθ<(w+2t)/hの条件が満足されるときの開口長さの変化を、そして、図8Fは、tanθ=(w+2t)/hの条件が満足されるときの開口長さの変化をそれぞれ示す。図8A〜図8Fにおいて、太い矢印はベルトユニットの走行方向を示す。
前記図8A〜図8Fに示すように、熱透過部530aがなす平行四辺形の高さhが大きければ大きいほど、そして、加熱ユニットからの輻射熱を遮断する長さdが小さければ小さいほど、開口長さ(h−d)のばらつきは減少することが分かる。なお、dは、tが小さければ小さいほど、そして、θが大きければ大きいほど小さくなる。
一方、前述したニップ形成ユニット300の補強部330に備えられる第2熱透過部330aの構造も、前述した支持ユニット500に設けられる補強部材530の熱透過部530aの構造と同一であり、ニップ形成ユニット300の第2熱透過部330aは、前記支持ユニット500の熱透過部530aに対応する位置にそれぞれ形成される。
図9A及び図9Bは、支持ユニット500A及びニップ形成ユニット300Aの変形例をそれぞれ示す。同図に示すように、支持ユニット500Aには熱透過部530aAがベルトユニット200の走行方向に沿って2列に配置されており、ニップ形成ユニット300Aにも第2熱透過部330aAがベルトユニット200の走行方向に沿って2列に配置されている。このように熱透過部がベルトユニット200の走行方向に沿って2列に配置される点を除いた他の構成は、前述した支持ユニット500及びニップ形成ユニット300と同様である。そのため、ここでは詳細な説明を省略する。本発明に係る熱透過部は、本変形例のような2列のほか、3列または4列に配置されてもよい。
また図3及び図4を参照すると、本発明の定着装置は、ニップ形成ユニット300のニップ部320と、支持ユニット500の両側に位置する支持部材510,520との間に介在し、前記ニップ部320からの熱が支持部材510,520に伝達されることを防止するための断熱部材600を備える。前記断熱部材600は、熱伝導率の低いゴム、耐熱性樹脂、セラミック又はポリマーなどから形成することができる。このような断熱部材600を設ければ、昇温開始後の初期段階におけるニップ部320から支持部材510,520への放熱が抑制されるので、昇温時間の増加を防止することができる。
このように断熱部材600が設けられる場合、図3に示すように、ニップ形成ユニット300のニップ部320に接触する断熱部材600を、支持部材510,520が加圧する構造となる。ここで、断熱部材600のベルトユニット200との接触面を曲面状に形成することで、ベルトユニット200が円滑に走行できるようになる。
図10は、本発明の他の実施形態に係る定着装置を概略的に示す断面図であり、図11A及び図11Bは、図10から支持ユニット及びニップ形成ユニットを抜き出して示す図である。
図10、図11A及び図11Bに示すように、本発明の他の実施形態に係る定着装置は、ニップ形成ユニット300のボディ部310が補強部を備えておらず、その部分が完全に開放されている点が、前述の実施形態と異なる。このような定着装置は、前述した実施形態と比較して、ニップ形成ユニット300の製造が容易であるという長所がある。その他の構成及び作用効果は前述した実施形態と同様であるので、ここでは具体的な説明を省略する。
図12A及び図12Bは、本発明の他の実施形態に係る定着装置の支持ユニット500Aの変形例であって、その具体的な構成は図9Aと同一である。すなわち、図11Aと比較して、複数の熱透過部500aAがベルトユニットの走行方向に沿って2列に配置されている点で相違している。図示していないが、本実施形態においても、熱透過部500aAは2列以上に配置されることができる。
以上のように構成された本発明に係る定着装置によれば、ベルトユニット200の内部からニップ形成ユニット300を加圧・支持する支持ユニット500に剛性補強のための補強部材530を設けることで、ベルトユニット200の幅方向に沿って均一なニップを確保することができ、また、補強部材530にベルトユニット200の走行方向に対して斜角をなす複数の熱透過部530aを形成することで、ベルトユニット200を幅方向に沿って均等に加熱することができる。従って、加圧ユニット100とベルトユニット200の間に形成されるニップを通過した記録媒体(P)に転写された現像画像を、より効率良く熱圧着することができる。
図13は、前述した各種実施形態のうちの一実施形態に係る定着装置が採用された画像形成装置を概略的に示す図である。同図に示すように、本発明に係る画像形成装置は、給紙装置1、所定の静電潜像が形成される感光媒体2、感光媒体2上の静電潜像を現像剤を用いて現像する現像装置3、現像装置によって現像された感光媒体2上の現像画像を記録媒体(P)に転写させる転写装置4、記録媒体(P)に転写された現像画像を定着させる定着装置5、及び排紙装置6等を備えている。
前記給紙装置1、感光媒体2、現像装置3、転写装置4、排紙装置6の構成及び作用は公知技術から理解可能であるため、ここでは詳細な説明を省略する。前記定着装置5は、図3〜図12を参照しながら説明したような特徴を有する。従って、本発明によれば、昨今の高速化の要求に応じたユーザの嗜好を十分に満足する画像形成装置を提供することができる。
以上、本発明の好適な実施形態を図示しつつ説明してきたが、本発明の技術的範囲は前述の実施形態のみに限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて定められる。つまり、本発明が属する技術分野において通常の知識を有する者であれば、誰もが、特許請求の範囲において請求された本発明の要旨から逸脱することなく多様な変形例を実施可能であることは勿論であり、該変形例は特許請求の範囲に記載された発明の技術的範囲に属するものである。
一般的なローラ型定着装置の概略的な断面図である。 一般的なベルト型定着装置の概略的な断面図である。 本発明の一実施形態に係る定着装置の概略的な断面図である。 図3の定着装置からベルトユニットを除去した状態の正面斜視図である。 図4の平面図である。 図3の定着装置に適用された支持ユニットの構造を説明するための図である。 図3の定着装置に適用されたニップ形成ユニットの構造を説明するための図である。 本発明に係る斜線型の熱透過部を有する補強部材の作用を説明するために引用した図であって、四角形の熱透過部が形成された補強部材を有する支持ユニットを採用した定着装置の概略的な図である。 ベルトユニットが均一に加熱される支持ユニットの最適条件について説明するために示す図である。 ベルトユニットが均一に加熱される支持ユニットの最適条件について説明するために示す図である。 ベルトユニットが均一に加熱される支持ユニットの最適条件について説明するために示す図である。 ベルトユニットが均一に加熱される支持ユニットの最適条件について説明するために示す図である。 ベルトユニットが均一に加熱される支持ユニットの最適条件について説明するために示す図である。 ベルトユニットが均一に加熱される支持ユニットの最適条件について説明するために示す図である。 支持ユニットの変形例を説明するための図である。 ニップ形成ユニットの変形例を説明するための図である。 本発明の別の実施形態に係る定着装置の概略的な断面図である。 図10の定着装置に適用された支持ユニットの構造を説明するための図である。 図10の定着装置に適用されたニップ形成ユニットの構造を説明するための図である。 支持ユニットの変形例を説明するための図である。 ニップ形成ユニットの変形例を説明するための図である。 本発明の定着装置を採用した画像形成装置を概略的に示す断面図である。
符号の説明
1 給紙装置、
2 感光媒体、
3 現像装置、
4 転写装置、
5 定着装置、
6 排紙装置、
100 加圧ユニット、
200 ベルトユニット、
300 ニップ形成ユニット、
310 ボディ部、
320 ニップ部、
330 補強部、
330a 第2熱透過部、
330b 補強リブ、
400 加熱ユニット、
500 支持ユニット、
530b 補強リブ。

Claims (20)

  1. 加圧ユニットと、
    前記加圧ユニットに外接して回転走行するベルトユニットと、
    前記加圧ユニットと前記ベルトユニットの接触部位にニップを形成するニップ形成ユニットと、
    前記ニップ形成ユニットと前記ベルトユニットを加熱する加熱ユニットと、
    前記ニップ形成ユニットを一定の加圧力で支持する支持ユニットであって、前記ベルトユニットの走行方向に対して斜角をなすように形成された複数の熱透過部を備えた支持ユニットと、を含むことを特徴とする定着装置。
  2. 前記加圧ユニットは、軸回転可能なローラ部材を含み、
    前記ベルトユニットは、回転する前記ローラ部材から動力が伝達されて回転走行するベルト部材を含むことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記支持ユニットは、前記ニップ形成ユニットの前記走行方向の両端に対応する一対の支持部材と、前記支持部材どうしを連結する補強部材と、を含み、
    前記補強部材は、前記複数の熱透過部が形成されるように、前記走行方向と垂直な方向に沿って一定間隔に配列されており、各々が前記走行方向に対して斜角をなす複数の補強リブを含むことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  4. 前記補強部材はアーチ型であり、前記支持部材と前記補強部材は一体に形成されることを特徴とする請求項3に記載の定着装置。
  5. 前記熱透過部の前記走行方向と垂直な方向の幅をwとし、前記熱透過部の前記走行方向に沿った長さをhとし、前記補強リブの前記走行方向と垂直な方向の幅をtとし、前記走行方向に対して前記補強リブがなす斜角度をθとしたとき、前記支持ユニットは、次の数式(1)が満足されるように構成されることを特徴とする請求項3に記載の定着装置。
    Figure 2009104114
  6. 前記支持ユニットの熱透過部は、前記走行方向に沿って少なくとも2列に配置されることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  7. 前記ニップ形成ユニットは、前記加熱ユニットからの輻射熱を集熱可能な構造を有するボディ部と、前記ボディ部に連結され、前記ベルトユニットに接触するニップ部と、を含むことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  8. 前記ボディ部は、前記支持ユニットの前記熱透過部に対応する部分が開放された構造を有することを特徴とする請求項7に記載の定着装置。
  9. 前記ボディ部は、ニップ形成ユニットの剛性補強のためのアーチ型の補強部を備え、
    前記補強部には前記支持ユニットの前記熱透過部に対応する複数の第2熱透過部が形成されることを特徴とする請求項7に記載の定着装置。
  10. 前記第2熱透過部は、前記走行方向に沿って少なくとも2列に配置されることを特徴とする請求項9に記載の定着装置。
  11. 前記ニップ部と前記支持部材の間に介在され、前記ニップ形成ユニットから前記支持ユニットへの熱伝達を抑制する断熱部材を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  12. 前記断熱部材の前記ベルトユニットとの接触面は、前記ベルトユニットに対応する曲面形状を有することを特徴とする請求項11に記載の定着装置。
  13. 軸回転可能な加圧ローラと、
    回転する前記加圧ローラから動力が伝達されて回転走行する定着ベルトと、
    前記加圧ローラと前記定着ベルトの接触部位にニップを形成するニップ形成部材であって、前記定着ベルトに内接するニップ部を備えたニップ形成部材と、
    前記定着ベルトの内側に位置し、前記ニップ形成部材と前記定着ベルトを加熱する加熱部材と、
    前記定着ベルトの内側に位置し、前記ニップ部の、前記定着ベルトの走行方向の両端を支持しつつ、前記ニップ部を前記加圧ローラ側に加圧する一対の支持部材と、
    前記支持部材の剛性補強のために前記支持部材どうしを連結するアーチ型の補強部材であって、前記加熱部材からの輻射熱が前記走行方向と垂直な方向に沿って均等に伝達されるように、前記走行方向に対して斜角をなすように形成された複数の熱透過部を備えた補強部材と、を含むことを特徴とする定着装置。
  14. 前記補強部材は、前記複数の熱透過部が形成されるように、前記走行方向と垂直な方向に沿って一定間隔に配列されており、前記走行方向に対して斜角をなす複数の補強リブを含むことを特徴とする請求項13に記載の定着装置。
  15. 前記熱透過部の前記走行方向と垂直な方向の幅をwとし、前記熱透過部の前記走行方向に沿った長さをhとし、前記補強リブの前記走行方向と垂直な方向の幅をtとし、前記走行方向に対して前記補強リブがなす斜角をθとしたとき、前記補強部材は次の数式(1)が満足されるように構成されることを特徴とする請求項14に記載の定着装置。
    Figure 2009104114
  16. 前記ニップ形成部材は、前記加熱部材からの輻射熱を集熱して前記ニップ部に伝達するボディ部を備え、
    前記ボディ部は、剛性補強のためのアーチ型の補強部を含み、
    前記補強部には、前記複数の熱透過部に対応する複数の第2熱透過部が形成されることを特徴とする請求項15に記載の定着装置。
  17. 前記支持部材、及び前記補強部材は、一体に形成されることを特徴とする請求項16に記載の定着装置。
  18. 前記ニップ形成部材の前記ニップ部、前記ボディ部、及び前記補強部は、一体に形成されることを特徴とする請求項17に記載の定着装置。
  19. 前記支持部材と前記ニップ形成部材のニップ部の間に介在され、前記ニップ部から前記支持部材への熱伝達を抑制する断熱部材を更に含み、
    前記断熱部材の前記定着ベルトとの接触面は、前記定着ベルトに対応する曲面形状を有することを特徴とする請求項13に記載の定着装置。
  20. 静電潜像が形成される感光媒体と、
    前記感光媒体の静電潜像を、現像剤を用いて現像する現像装置と、
    前記感光媒体の現像画像を記録媒体に転写する転写装置と、
    前記記録媒体に転写された現像画像を前記記録媒体に定着させる請求項1〜19のいずれか1つに記載された定着装置と、を含むことを特徴とする画像形成装置。
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