JP2009103593A - ノックセンサ - Google Patents

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Abstract

【課題】ノックセンサの樹脂モールドのクラック耐量を向上させ、信頼性の高いノックセンサを得る。
【解決手段】ベース部材2の筒状部2bに嵌挿される、環状の圧電素子5、タ−ミナルプレ−ト4、6、環状のウェイト8等のノックセンサの環状構成部材を、ベース部材のフランジ部2aに圧着部材で圧着し、これらベース部材と環状構成部材と圧着部材を包囲する筒状の第1のモールド部12aと、端子部11を包囲し、第1のモールド部の一側面から突出して第1のモールド部と一体に射出成型されるコネクタ部12bとを有する樹脂モールド12を備えたノックセンサにおいて、樹脂モールドの射出ゲート13を、第1のモールド部の円周上であって、コネクタ部に対向する位置以外の、コネクタ部の中心とベース部材の貫通孔2cの中心とを結ぶ中心線に対して所定の角度(45°〜120°)を有する位置に設置したもの。
【選択図】図1

Description

この発明は、内燃機関に取り付けられ、内燃機関にノッキング振動が生じると、この振動を内部に挟圧保持した圧電素子により電気信号に変換し、この電気信号を出力信号として外部に導出する非共振型のノックセンサに関するものである。
従来のノックセンサを図に基づいて説明する。
図7は例えば特許文献1等によって一般的に知られるノックセンサ40の内部構造を示す断面図であり、円板状のフランジ部2aとフランジ部2aから軸方向に延びる筒状部2bからなり、フランジ部2aと筒状部2bの両方に貫通する貫通孔2cを有する金属製のベ−ス2に、下から順に環状の下側絶縁シ−ト3、下側タ−ミナルプレ−ト4、環状の圧電素子5、上側タ−ミナルプレ−ト6、環状の上側絶縁シ−ト7、環状のウェイト8、皿バネ9を順次嵌挿する。次に、筒状部2bの先端外周面に螺刻した雄ネジ部2dにナット10を螺合して、トルクレンチ締付ヘッドなどの工具を使用して上記のノックセンサの環状構成部材をフランジ部2aに所定のトルクで締め付ける。その後、下側タ−ミナルプレ−ト4、及び上側タ−ミナルプレ−ト6に端子部11を半田付けまたは抵抗溶接などにより接合し、ベ−ス2の筒状部2bの内周面及び両端面以外を筒状の第1のモールド部12aによって被覆する一方、信号を取り出すためのコネクタ部12bを第1のモールド部12aの一側面に突出させて一体に同時射出成型し、樹脂モ−ルド12を構成する構造となっている。
この種のノックセンサは、ベ−ス2の軸方向に設けられた貫通孔2cに挿入される図示しないボルトによって内燃機関に取り付けられる。そして、内燃機関にノッキング振動が発生すると、ノックセンサを構成する環状の圧電素子5や環状のウェイト8などの環状構成部材がノッキング振動と一体になって振動し、この振動を環状の圧電素子5で電気信号に変換して、下側タ−ミナルプレ−ト4及び上側タ−ミナルプレ−ト6を介して検出信号を外部に出力する。
図8、及び図9は一般的なノックセンサを示す外観図であり、図8は上面図を、図9は側面図を表す。また図10は、図9におけるD−D’断面を示す断面図である。
ノックセンサの樹脂モ−ルド12の射出ゲ−ト13は一般的に、図8、及び図9に示すように、第1のモ−ルド部12aの円周上であって、コネクタ部12bと180°対向する位置に設置されている。
図10に示す矢印で示すように、射出成形により溶融したモ−ルド部材は、ベ−ス2の筒状部2bの周囲を二手にわかれて充填され、溶融したモ−ルド部材は×印部15で合流する。モ−ルド部材が×印部15で合流した後、モ−ルド部材は更にコネクタ部12bに充填される。コネクタ部12bが完全にモ−ルド部材で充填された後、射出成形機により圧力を印加し、溶融したモ−ルド部材を圧縮することによって、樹脂モ−ルド本来の強度を確保する。
なお、一般に、溶融したモ−ルド部材が二手にわかれた後に合流した部位をウェルドと言い、ウェルド部は非ウェルド部と比べて樹脂の接合強度(以降、ウェルド強度と言う)が低いことが知られている。
特開2005−337858号公報
上記のように構成された従来のノックセンサ40の構成では、図10で示すように、溶融したモ−ルド部材は、×印で示すモ−ルド部材の合流部15で合流してから、樹脂モ−ルド12のコネクタ部12bの充填が完了するまでには時間差が発生する。この時間差により、コネクタ部12bへのモ−ルド部材の充填完了後には、モ−ルド部材の合流部15の溶融したモ−ルド部材は冷却が進み、ひいては固化が進むため、コネクタ部12bへのモ−ルド部材の充填完了後に射出成形機により圧力を印加しても、モ−ルド部材の合流部15(ウェルド部)の樹脂接合強度(以降、ウェルド強度と言う)は他の部位(非ウェルド部)に比べて低い。
ところで、ノックセンサはエンジンブロックに取り付けられ、エンジン運転時に発生する熱や、エンジン運転、及び停止時に発生する温度差による熱衝撃を受ける。
ノックセンサの樹脂モ−ルドは、前述の熱衝撃により収縮、及び膨張を繰り返すことにより樹脂モ−ルドの強度が低下し、やがて樹脂強度が低いウェルド部にクラックが発生する。
樹脂モ−ルドにクラックが発生するのみであれば、ノックセンサの出力性能に影響は及ばないが、ノックセンサはエンジンブロックに取り付けられるため、常に水や塵埃に曝されており、樹脂モ−ルドのクラック発生部が被水すると、このクラック発生部よりノックセンサの内部に水が浸入し、環状の圧電素子5まで水が到達すると、ノックセンサは出力不能に至る。
従来のノックセンサの樹脂モ−ルドの射出成型は、その構造から、ベース2の筒状部2bに対し垂直方向から射出する方式が製造上容易である。しかしながらこの場合は、図8の破線で示すウェルド16が、射出ゲ−ト13と180°対向する位置にできることは、避けられない。
コネクタ部12bは、図8の矢印で示すように熱膨張、及び収縮による応力が発生するため、円筒の第1のモ−ルド部12aに比べてコネクタ部12bに発生する熱応力は大きい。従来のノックセンサは、突出するコネクタ部12bと180°対向する位置に射出ゲ−ト13を設けており、ウェルド16はベ−ス2の筒状部2bとコネクタ部12bの間に発生するため、特に不利な位置にウェルドがあると言える。
この発明は上述した従来の問題点を解消するためになされたものであり、樹脂モ−ルドのクラック耐量を向上させ、実車使用環境において出力異常が発生しない信頼性の高いノックセンサを提供することを目的とする。
この発明に係るノックセンサは、筒状部と、この筒状部の一端に形成されたフランジ部とを有し前記筒状部と前記フランジ部の両方に貫通する貫通孔を有するベース部材、環状の圧電素子と、この圧電素子の電極から出力を取り出すタ−ミナルプレ−トと、環状の絶縁シ−トおよび環状のウェイトを有し、前記ベース部材の筒状部に嵌挿されるノックセンサの環状構成部材、この環状構成部材を前記ベース部材のフランジ部に圧着する圧着部材、前記ベース部材と前記環状構成部材と前記圧着部材を包囲する筒状の第1のモールド部と、前記タ−ミナルプレ−トと外部機器とを接続する端子部もしくはリード線引き出し部を包囲し、前記第1のモールド部の一側面から突出して前記第1のモールド部と一体に同時射出成型されるコネクタ部とを有する樹脂モールド、を備えたノックセンサにおいて、前記樹脂モールドの射出ゲートを、前記第1のモールド部の円周上であって、前記コネクタ部に対向する位置以外の、前記コネクタ部の中心と前記ベース部材の貫通孔の中心とを結ぶ中心線に対して所定の角度を有する位置に設置したものである。
この発明のノックセンサによれば、外部機器との接続を目的とした端子部もしくはリ−ド線引き出し部を包囲するコネクタ部に対向する位置以外の、第1のモールド部の円周上の部位にモ−ルド部材の射出ゲ−トを設置したことにより、コネクタ部に比べて樹脂の熱収縮、及び熱膨張により発生する応力が低い位置にウェルドを形成することが可能となる。
また、射出ゲ−ト位置を前述の位置にすることにより、射出ゲ−トから樹脂モールドの突出するコネクタ部までの距離が短くなるため、コネクタ部先端にモ−ルド部材が完全に充填するまでに要する時間が短くなり、ウェルド部にモ−ルド部材が完全に充填するまでに要する時間との時間差が短くなる。従って、ウェルド部のモ−ルド部材の冷却は進みにくくなり、射出成形機による圧力印加により、ウェルド部の接合強度が高くなり、樹脂モ−ルドのクラック耐量を向上させ、実車使用環境において出力異常が発生しない、信頼性の高いノックセンサを得ることができる。
上述した、またその他の、この発明の目的、特徴、効果は、以下の実施の形態における詳細な説明および図面の記載からより明らかとなるであろう。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1のノックセンサを図に基づき説明する。
図1は、外部機器との接続を目的としたコネクタ部を樹脂モ−ルドで一体に構成するこの発明の実施の形態1のノックセンサ1を上面から見た外観図、図2は内部構成を示すものであって、図1における線A−A’における断面図である。
図1、図2において、1は、射出ゲ−ト13(図2参照)から射出成形により成形された樹脂モ−ルド12(例えば、ナイロン66)によって後述の構成部品が覆われたノックセンサを示し、樹脂モ−ルド12は、後述するベース2、ノックセンサの環状構成部材、および圧着部材10を包囲する筒状の第1のモールド部12aと、この第1のモールド部12aの一側面から突出して第1のモールド部12aと一体に同時射出成型され、外部機器である点火制御装置からの配線を接続する端子部11を包囲するコネクタ部12bを備えている。
2はノックセンサ1の金属製ベ−スを示し、円板状のフランジ部2aと、フランジ部2aから軸方向に延びる筒状部2bからなり、フランジ部2aと筒状部2bの両方に貫通する貫通孔2cを有し、筒状部2bの先端外周面には螺刻した雄ネジ部2dを有し、フランジ部2aの外周面及び筒状部2bの先端外周面には、樹脂モ−ルド12との係合を確実にすると共に外部からの水などの浸入を防止する複数の係合溝2e、2fが形成されている。
5は環状の圧電素子で、ベ−ス2の筒状部2bに嵌挿され、ベ−ス2を介して伝わる軸方向の振動を電圧信号として出力する。4は導電性金属板により形成された下側タ−ミナルプレ−トを示し、ベ−ス2の筒状部2bに嵌挿された状態で、圧電素子5の下面に当接する。6は同じく導電性金属板により形成された上側タ−ミナルプレ−トを示し、ベ−ス2の筒状部2bに嵌挿された状態で、圧電素子5の上面に当接している。
11は下側タ−ミナルプレ−ト4及び上側タ−ミナルプレ−ト6に溶接された端子部であり、コネクタ部12bの電気端子を構成する。
3は薄い板状の絶縁樹脂を円環状に形成した下側絶縁シ−トを示し、下側絶縁シ−ト3は
、ベ−ス2の筒状部2bに嵌挿され、下側タ−ミナルプレ−ト4とベ−ス2のフランジ部2aとを絶縁するものである。又、同じく7は薄い板状の絶縁樹脂を円環状に形成した上側絶縁シ−トを示し、上側絶縁シ−ト7は、ベ−ス2の筒状部2bに嵌挿され、上側タ−ミナルプレ−ト6と後述するウェイト8とを絶縁するものである。
8は圧電素子5に加振力を与えるための環状のウェイトを示し、ベ−ス2の筒状部2bに嵌挿され、上側絶縁シート7の上側に位置して設けられる。
なお、以下、上述した圧電素子5、上下のターミナルプレート4、6、上下の絶縁シ−ト3、7およびウェイト8の組体を一括してノックセンサの環状構成部材と称する。
9は皿バネを示し、ベース2の筒状部2bに嵌挿され、ウェイト8の上側に位置して設けられる。10は圧着部材であるナットを示し、ベ−ス2の筒状部2bに嵌挿された下側絶縁シ−ト3、下側ターミナルプレート4、圧電素子5、上側タ−ミナルプレ−ト6、上側絶縁シ−ト7、ウェイト8の組体からなる環状構成部材、および皿バネ9を、ベ−ス2のフランジ部2aとの間で狭圧保持した状態で、ベ−ス2の筒状部2bの先端外周面に螺刻した雄ネジ部2cに螺合して固定される。
以上の構成からなるノックセンサにおいて、この発明の実施の形態1においては、図1に示すように、コネクタ部12bに対向する位置以外の第1のモールド部12aの円周上の矢印の範囲に、樹脂モ−ルド12のモールド部材の射出ゲ−トを設置したものである。
このように、コネクタ部12bに対向する位置以外の第1のモールド部12aの円周上の位置に、即ち、第1のモールド部12aの円周上であって、コネクタ部12bの中心とベース2の貫通孔2cの中心とを結ぶ中心線に対して所定の角度を有する位置に、樹脂モ−ルド12のモールド部材の射出ゲ−トを設置することによって、コネクタ部12bが設置される部位に比べて樹脂の熱収縮、及び熱膨張により発生する熱応力の発生が低い部位にウェルドを形成することが可能となる。
また、射出ゲ−ト位置を前述の位置にすることにより、射出ゲ−ト13から、第1のモールド部12a側面より突出するコネクタ部12bまでの距離が短くなるため、コネクタ部12b先端にモ−ルド部材が完全に充填するまでに要する時間が短くなり、ウェルド部にモ−ルド部材が完全に充填するまでに要する時間との時間差が短くなる。従って、ウェルド部のモールド部材の冷却は進みにくくなり、射出成形機による圧力印加により、ウェルド部の接合強度は高くなり、その結果、樹脂モ−ルドのクラック耐量を向上させ、実車使用環境において出力異常が発生しない、信頼性の高いノックセンサを得ることができるものである。
実施の形態2.
図3はこの発明の実施の形態2のノックセンサ20を上面から見た外観図である。
この実施の形態2の内部構造は、上記実施の形態1と同じであるが、この実施の形態2においては、第1のモ−ルド部12aの円周上であって、ベース2の筒状部中心と突出部であるコネクタ部12bの中心とを結ぶ中心線に対して、45°から120°の範囲に樹脂モ−ルド12の射出ゲ−ト部を設置するようにしたものである。
この実施の形態2によれば、量産性を考慮した射出ゲ−トの設置位置としたため、金型強度を損なうことなく、実施の形態1と同じ効果を得ることができる。
実施の形態3.
図4はこの発明の実施の形態3によるノックセンサ30を上面から見た外観図であり、図5は図4におけるB方向側面から見た外観図、図6は図5における線C−C’における断面図である。
この実施の形態3の内部構造は、上記実施の形態2と同じであるが、第1のモ−ルド部12aの円周上であって、ベースの筒状部中心と突出部であるコネクタ部12bの中心とを結ぶ中心線に対して、90°の位置に樹脂モ−ルド12の射出ゲ−ト13を設置している。また、この構成においては、ウェルド16は射出ゲ−ト13に対して約180°の位置に発生するが、外装モ−ルド部材の流動バランスはコネクタ部12bの影響を受け、ややコネクタ部12bの方向にウェルド16が発生する。実施の形態3のノックセンサにおいては、このウェルド16が発生する部位であって、第1のモ−ルド部12aの円周上にモールド部材のオ−バ−フロ−14を設置したものである。
このように構成された実施の形態3のノックセンサによれば、モ−ルド部材はウェルド部16に充填された後に、オ−バ−フロ−部14に充填されるため、ウェルド部16にモ−ルド部材の充填が完了する時間は、モ−ルド部材がオ−バ−フロ−部14に完全に充填するまでに要する時間分だけ長くなり、コネクタ部12b先端にモ−ルド部材が完全に充填するまでに要する時間と、ウェルド部16にモールド部材が完全に充填するまでに要する時間差が更に短くなるため、ウェルド部16の接合強度が実施の形態1に比べて、更に向上する効果がある。
なお、上述した実施の形態1〜3において、モールド部材としてナイロン樹脂を使用することにより、より安価で信頼性の高いノックセンサを得ることが可能となる。
また、この発明は上述した実施の形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態をとり得ることは言うまでもない。
この発明の実施の形態1のノックセンサを上面から見た外観図である。 図1のA−A’線における断面図である。 この発明の実施の形態2のノックセンサを上面から見た外観図である。 この発明の実施の形態3のノックセンサを上面から見た外観図である。 図4におけるB方向から見た外観図である。 図5のC−C’線における断面図である。 従来のノックセンサの一例を示す断面図である。 従来のノックセンサを上面から見た外観図である。 従来のノックセンサを側面から見た外観図である。 図9におけるC−C’線における断面図である。
符号の説明
1、20、30 ノックセンサ、2 ベース、 2a フランジ部、2b 筒状部、
2c 貫通孔、3、7 絶縁シート、4、6 ターミナルプレート、5 圧電素子、
8 ウェイト、9 皿バネ、10 ナット(圧着部材)、11 端子部、12 樹脂モールド、12a 第1のモールド部、12b コネクタ部、13 射出ゲート、14 オーバーフロ部、16 ウェルド部。

Claims (4)

  1. 筒状部と、この筒状部の一端に形成されたフランジ部とを有し前記筒状部と前記フランジ部の両方に貫通する貫通孔を有するベース部材、環状の圧電素子と、この圧電素子の電極から出力を取り出すタ−ミナルプレ−トと、環状の絶縁シ−トおよび環状のウェイトを有し、前記ベース部材の筒状部に嵌挿されるノックセンサの環状構成部材、この環状構成部材を前記ベース部材のフランジ部に圧着する圧着部材、前記ベース部材と前記環状構成部材と前記圧着部材を包囲する筒状の第1のモールド部と、前記タ−ミナルプレ−トと外部機器とを接続する端子部もしくはリード線引き出し部を包囲し、前記第1のモールド部の一側面から突出して前記第1のモールド部と一体に同時射出成型されるコネクタ部とを有する樹脂モールド、を備えたノックセンサにおいて、前記樹脂モールドの射出ゲートを
    、前記第1のモールド部の円周上であって、前記コネクタ部に対向する位置以外の、前記コネクタ部の中心と前記ベース部材の貫通孔の中心とを結ぶ中心線に対して所定の角度を有する位置に設置したことを特徴とするノックセンサ。
  2. 前記所定の角度を、前記中心線に対して、45°から120°の範囲としたことを特徴とする請求項1に記載のノックセンサ。
  3. 前記樹脂モ−ルドの射出ゲ−トと対向する部位に発生するウェルド部の近傍であって、前記樹脂モ−ルドの第1のモールド部の円周上に、モ−ルド部材のオ−バ−フロ−部を形成したことを特徴とする請求項2に記載のノックセンサ。
  4. 前記樹脂モールドのモ−ルド部材にナイロン樹脂を使用したことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のノックセンサ。
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