JP2009103064A - 内燃機関の排気浄化装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】内燃機関の排気浄化装置において、バーナー触媒へ適正量の排気を流すことができる技術を提供する。
【解決手段】排気通路4の途中にタービン5bを有するターボチャージャ5と、タービン5bよりも上流側の排気通路4と下流側の排気通路4とを接続するバイパス通路41と、バイパス通路41の途中に設けられるバーナー触媒43と、バーナー触媒43よりも上流のバイパス通路41内へ還元剤を供給する還元剤供給手段42と、バイパス通路41よりも下流側に設けられる触媒7と、バイパス通路41を流れる排気の量が所定量以上となった場合に、該バイパス通路41を流れる排気の量を所定量よりも減少させるバイパス通過排気量調節手段44と、を備える。
【選択図】図1
【解決手段】排気通路4の途中にタービン5bを有するターボチャージャ5と、タービン5bよりも上流側の排気通路4と下流側の排気通路4とを接続するバイパス通路41と、バイパス通路41の途中に設けられるバーナー触媒43と、バーナー触媒43よりも上流のバイパス通路41内へ還元剤を供給する還元剤供給手段42と、バイパス通路41よりも下流側に設けられる触媒7と、バイパス通路41を流れる排気の量が所定量以上となった場合に、該バイパス通路41を流れる排気の量を所定量よりも減少させるバイパス通過排気量調節手段44と、を備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、内燃機関の排気浄化装置に関する。
NOx触媒よりも上流の排気通路において該排気通路を迂回するバイパス通路を備え、
該バイパス通路内に備わる触媒よりも上流から燃料を噴射することにより、NOx触媒へ
改質された燃料を供給する技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
該バイパス通路内に備わる触媒よりも上流から燃料を噴射することにより、NOx触媒へ
改質された燃料を供給する技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
ここで、バイパス通路に備わる触媒(以下、「バーナー触媒」という。)に供給する燃料量が多すぎると、該バーナー触媒における燃料の改質が不完全となる。これは、バイパス通路を通過する排気の量によっても影響を受ける。また、バイパス通路からNOx触媒
へ供給される燃料量が、多すぎれば排気の空燃比が低くなりすぎてNOx触媒から燃料が
流出し、一方、少なすぎればNOxの還元が不十分になる。つまり、バーナー触媒を通過
する排気の量及び燃料量を適正化しなければ、排気の浄化能力が低下する。さらに、バイパス通路へ多くの排気を流しすぎると、排気の空燃比を低下させるために多くの燃料が必要となるため、燃費が悪化する虞がある。
へ供給される燃料量が、多すぎれば排気の空燃比が低くなりすぎてNOx触媒から燃料が
流出し、一方、少なすぎればNOxの還元が不十分になる。つまり、バーナー触媒を通過
する排気の量及び燃料量を適正化しなければ、排気の浄化能力が低下する。さらに、バイパス通路へ多くの排気を流しすぎると、排気の空燃比を低下させるために多くの燃料が必要となるため、燃費が悪化する虞がある。
一般に、バーナー触媒は容量が小さいので、適正量の排気や還元剤を供給するために、バイパス通路の断面積が比較的狭く設定されている。しかし、バイパス通路の断面積を狭くして排気の流量を制限しようとすると、排気通路を流れる排気の量によっては、バイパス通路内へ適正量の排気を取り込めない虞がある。
特開2006−316654号公報
特開2004−92413号公報
本発明は、上記したような問題点に鑑みてなされたものであり、内燃機関の排気浄化装置において、バーナー触媒へ適正量の排気を流すことができる技術を提供することを目的とする。
上記課題を達成するために本発明による内燃機関の排気浄化装置は、
排気通路の途中にタービンを有するターボチャージャと、
前記タービンよりも上流側の排気通路と下流側の排気通路とを接続するバイパス通路と、
前記バイパス通路の途中に設けられ酸化能力を有するバーナー触媒と、
前記バーナー触媒よりも上流のバイパス通路内へ還元剤を供給する還元剤供給手段と、
前記バイパス通路よりも下流側に設けられ前記還元剤が供給される触媒と、
前記バイパス通路を流れる排気の量が所定量以上となった場合に、該バイパス通路を流れる排気の量を所定量よりも減少させるバイパス通過排気量調節手段と、
を備えることを特徴とする。
排気通路の途中にタービンを有するターボチャージャと、
前記タービンよりも上流側の排気通路と下流側の排気通路とを接続するバイパス通路と、
前記バイパス通路の途中に設けられ酸化能力を有するバーナー触媒と、
前記バーナー触媒よりも上流のバイパス通路内へ還元剤を供給する還元剤供給手段と、
前記バイパス通路よりも下流側に設けられ前記還元剤が供給される触媒と、
前記バイパス通路を流れる排気の量が所定量以上となった場合に、該バイパス通路を流れる排気の量を所定量よりも減少させるバイパス通過排気量調節手段と、
を備えることを特徴とする。
ここで、タービンが排気の流通の抵抗となるため、タービンよりも上流側の排気通路と下流側の排気通路とでは、上流側の排気通路のほうが排気の圧力が高い。つまり、バイパス通路の一端側と他端側とで圧力差が大きいため、より多くの排気をバイパス通路へ導入することができる。そして本発明では、バイパス通路を流れる排気の量に上限値を設定している。つまり、バイパス通路へより多くの排気を流すことができるが、バイパス通過排
気量調節手段によりバイパス通路を流通する排気の量を制限している。このようにすることで、排気通路を流れる排気の量が変化したとしても、バイパス通路を流れる排気の量を所定量に合わせることができる。また、タービンよりも上流では排気の温度が高いため、この温度の高い排気をバーナー触媒へ供給することができる。
気量調節手段によりバイパス通路を流通する排気の量を制限している。このようにすることで、排気通路を流れる排気の量が変化したとしても、バイパス通路を流れる排気の量を所定量に合わせることができる。また、タービンよりも上流では排気の温度が高いため、この温度の高い排気をバーナー触媒へ供給することができる。
さらに、過剰な量の排気がバイパス通路を流通することを抑制できるため、ターボチャージャを通過する排気の量の減少を抑制することができる。そのため、過給圧の低下を抑制できる。
また、バーナー触媒を通過する排気の量を制限することができるため、目標となる空燃比を得るために必要となる還元剤の量を少なくすることができる。つまり、少量の還元剤でバイパス通路よりも下流に設けられる触媒の温度を上昇させることができる。また、還元剤に燃料を用いている場合には、燃料の供給量が少量であっても該燃料の改質を行なうことができる。
なお、本発明においては、前記所定量は、実際の過給圧が所定の圧力以上となるように決定されてもよい。
ここで、バイパス通路を通過する排気の量が増加すると、その分、タービンを通過する排気の量が減少するので、過給圧が低下してしまう。これにより、内燃機関の出力が低下する虞がある。これに対し、実際の過給圧が目標の過給圧よりも低下しないように、バイパス通路を通過する排気の流量を決定すれば、内燃機関の出力の低下を抑制できる。例えば目標の過給圧を維持できなければ、バイパス通路へ排気が流通しないようにしてもよい。また、前記所定量を内燃機関の負荷に応じて決定してもよい。
また、本発明においては、前記所定量は、前記バイパス通路よりも下流側に設けられる触媒へ供給される還元剤量が所定範囲内となるように決定され、前記還元剤供給手段は、前記バイパス通路を流通する排気の量に応じて還元剤を供給することができる。
この場合、還元剤供給手段は、バイパス通路を流通する排気の空燃比が目標の範囲となるように還元剤供給量を決定してもよい。この目標の範囲とは、バーナー触媒にて還元剤の改質又は気化が可能な空燃比とすることができる。そして、バイパス通路を流通する排気の量が変化しても、それに併せて還元剤が供給されるので、排気の空燃比を目標の範囲内とすることができる。しかし、単位時間あたりの還元剤の供給量は変化するため、バイパス通路よりも下流に設けられる触媒へ流入する単位時間あたりの還元剤量は変化する。この触媒へ流入する単位時間あたりの還元剤量を目標値に合わせるように、バイパス通路を流通する排気の量を調節すれば、該触媒へ供給される単位時間あたりの還元剤量を適正化することができる。これにより、バイパス通路よりも下流に設けられる触媒において、還元剤の反応を促進させることができる。
本発明によれば、バーナー触媒へ適正量の排気を流すことができる。
以下、本発明に係る内燃機関の排気浄化装置の具体的な実施態様について図面に基づいて説明する。
図1は、本実施例に係る内燃機関1とその吸・排気系の概略構成を示す図である。図1に示す内燃機関1は、4つの気筒2を有する水冷式の4サイクル・ディーゼルエンジンで
ある。この内燃機関1には、気筒2内へ燃料を噴射する燃料噴射弁11が備えられている。
ある。この内燃機関1には、気筒2内へ燃料を噴射する燃料噴射弁11が備えられている。
また、内燃機関1には、吸気通路3および排気通路4が接続されている。そして、吸気通路3の途中には、排気のエネルギを駆動源として作動するターボチャージャ5のコンプレッサハウジング5aが設けられている
一方、排気通路4の途中には、前記ターボチャージャ5のタービンハウジング5bが設けられている。また、タービンハウジング5bよりも下流の排気通路4には、上流側から順に酸化触媒6と、吸蔵還元型NOx触媒7と、が設けられている。酸化触媒6は酸化機
能を有している他の触媒(例えば三元触媒)であっても良い。また、吸蔵還元型NOx触
媒7(以下、NOx触媒7という。)は、流入する排気の酸素濃度が高いときは排気中の
NOxを吸蔵し、流入する排気の酸素濃度が低く且つ還元剤が存在するときは吸蔵してい
たNOxを還元する機能を有する。これらの触媒は、パティキュレートフィルタに担持さ
れていても良い。なお、本実施例においては酸化触媒6又はNOx触媒7が、本発明にお
ける「還元剤が供給される触媒」に相当する。
能を有している他の触媒(例えば三元触媒)であっても良い。また、吸蔵還元型NOx触
媒7(以下、NOx触媒7という。)は、流入する排気の酸素濃度が高いときは排気中の
NOxを吸蔵し、流入する排気の酸素濃度が低く且つ還元剤が存在するときは吸蔵してい
たNOxを還元する機能を有する。これらの触媒は、パティキュレートフィルタに担持さ
れていても良い。なお、本実施例においては酸化触媒6又はNOx触媒7が、本発明にお
ける「還元剤が供給される触媒」に相当する。
さらに、排気通路4には、タービンハウジング5bを迂回するバイパス通路41が接続されている。バイパス通路41の一端は、タービンハウジング5bよりも上流側の排気通路4へ接続されている。一方バイパス通路41の他端は、タービンハウジング5bよりも下流側で且つ酸化触媒6よりも上流側の排気通路4へ接続されている。バイパス通路41の途中には、上流側から順に、還元剤添加弁42、バーナー触媒43、流量調節弁44が備えられている。
還元剤添加弁42は、バイパス通路41を流通する排気中に還元剤たる燃料(軽油)を噴射する。還元剤添加弁42からバイパス通路41内へ噴射された燃料は、該バイパス通路41の上流から流れてきた排気の空燃比を低下させる。なお、本実施例においては還元剤添加弁42が、本発明における還元剤供給手段に相当する。
また、バーナー触媒43は、酸化能力を有する触媒であり、酸化触媒又は三元触媒等を採用することができる。燃料がバーナー触媒43へ添加されることにより、該燃料が改質される。また、バーナー触媒43で燃料を反応させて、排気の温度を上昇させることもできる。
さらに、流量調節弁44は、バイパス通路41の通路断面積を変更することにより、該バイパス通路41を流通する排気の流量を調節する。なお、本実施例においては流量調節弁44が、本発明におけるバイパス通過排気量調節手段に相当する。
以上述べたように構成された内燃機関1には、該内燃機関1を制御するための電子制御ユニットであるECU10が併設されている。このECU10は、内燃機関1の運転条件や運転者の要求に応じて内燃機関1の運転状態を制御するユニットである。
また、ECU10には、運転者がアクセルペダル12を踏み込んだ量に応じた電気信号を出力し機関負荷を検出可能なアクセル開度センサ13、および機関回転数を検出するクランクポジションセンサ14が電気配線を介して接続され、これら各種センサの出力信号がECU10に入力されるようになっている。
一方、ECU10には、燃料噴射弁11、還元剤添加弁42、流量調節弁44が電気配線を介して接続されており、該ECU20によりこれらの機器が制御される。
そして本実施例では、NOx触媒7に吸蔵されているNOxを還元させるときに、還元剤添加弁42から還元剤を添加する。このときに、バイパス通路41を流通する排気の量が規定量となるように、流量調節弁44の開度を調節する。この規定量は、内燃機関1の運転状態に応じて変更しても良い。そして、この規定量は、予め実験等により得ておく。
ここで、バーナー触媒43において燃料を改質させると、酸化触媒6及びNOx触媒7
にて燃料が反応し易くなる。そのため、酸化触媒6やNOx触媒7の温度を速やかに上昇
させたり、NOxの還元を速やかに完了させたりできる。
にて燃料が反応し易くなる。そのため、酸化触媒6やNOx触媒7の温度を速やかに上昇
させたり、NOxの還元を速やかに完了させたりできる。
ところで、排気通路4では、タービンハウジング5bが抵抗となるため、該タービンハウジング5bよりも上流側のほうが下流側よりも圧力が高くなっている。そのため、バイパス通路41の一端側と他端側との圧力差が大きくなっているので、該バイパス通路41へ排気を多く導入させることができる。
しかし、バイパス通路41を流れる排気の量が多くなりすぎると、バーナー触媒43において目標となる空燃比を維持するために、より多くの燃料を還元剤添加弁42から添加しなければならない。これにより、燃費が悪化する虞がある。また、バイパス通路41を流通する排気の量が多くなると、その分、タービンハウジング5bを通過する排気の量が少なくなるため、過給圧の低下により内燃機関1の出力が低下する虞もある。
これに対し、バイパス通路41を通過する排気の量が規定量となるように、流量調節弁44の開度を調節する。すなわち、燃料の改質又は気化に必要十分な量の排気をバイパス通路41へ流通させ、この排気の量に応じて還元剤添加弁42から添加する燃料量を設定する。これは、バイパス通路41を流通する排気の量が規定量以上となったときに、流量調節弁44の開度を小さくするとしても良い。
そして、バイパス通路41を通過する排気の量は、内燃機関1の運転状態により推定しても良く、また直接測定しても良い。また、流量調節弁44の開度は、内燃機関1の運転状態(例えば機関負荷)に応じて変更しても良く、フィードバック制御により決定しても良い。さらに、内燃機関1の運転状態と、流量調節弁44の開度との関係を予め実験等により求めておいても良い。
ここで、内燃機関1の負荷が高くなり、排気の流量が増加すると、バイパス通路41へより多くの排気が流れ込む。しかし、還元剤添加弁42から添加する燃料量からすると、バイパス通路41を流通する排気の量は少量で良い。これに対し、流量調節弁44の開度を小さくすれば、排気の流量を少なくすることができる。これにより、少量の燃料で酸化触媒6及びNOx触媒7の温度を上昇させたり、NOxの還元を行ったりできる。また、バーナー触媒43へ多くの排気が流れることを抑制できるため、該バーナー触媒43の温度低下を抑制できる。さらに、タービンハウジング5bへより多くの排気を供給することができるため、過給圧の低下を抑制することもできる。
還元剤添加弁42から添加する燃料量は、バイパス通路41を流通する排気の量に応じて決定される。この排気の量は前述の規定量とすることができる。つまり、バーナー触媒43において、燃料の改質を行なうためには、排気の空燃比が所定の範囲内になければならない。そのため、バーナー触媒43を通過する排気の空燃比が所定の範囲内となるように、還元剤添加弁42から燃料を添加する。この場合、排気の量が規定量で一定であれば、燃料添加量も一定となる。前述のように、内燃機関1の負荷に応じてバイパス通路41を流通させる排気の量を決定した場合には、この量に応じて燃料添加量が決定される。
また、酸化触媒6またはNOx触媒7へ単位時間当たりに供給する燃料量にも最適値が
存在する。つまり、酸化触媒6又はNOx触媒7の温度を効果的に上昇させたり、NOx触媒7に吸蔵されているNOxを効果的に還元させたりするためには、バイパス通路41か
ら排気通路4へ流入する単位時間あたりの燃料量を所定の範囲内とする必要がある。バイパス通路41から排気通路4へ流入する単位時間あたりの燃料量は、該バイパス通路41を流通する排気の量を変更することにより可能となる。例えばバイパス通路41を流通する排気の量を増加させると、該排気の空燃比を一定に保つために燃料添加量が増加されるので、排気通路4へ流入する単位時間あたりの燃料量は多くなる。
存在する。つまり、酸化触媒6又はNOx触媒7の温度を効果的に上昇させたり、NOx触媒7に吸蔵されているNOxを効果的に還元させたりするためには、バイパス通路41か
ら排気通路4へ流入する単位時間あたりの燃料量を所定の範囲内とする必要がある。バイパス通路41から排気通路4へ流入する単位時間あたりの燃料量は、該バイパス通路41を流通する排気の量を変更することにより可能となる。例えばバイパス通路41を流通する排気の量を増加させると、該排気の空燃比を一定に保つために燃料添加量が増加されるので、排気通路4へ流入する単位時間あたりの燃料量は多くなる。
このように、バーナー触媒43、酸化触媒6、又はNOx触媒7は、夫々の触媒に要求
される燃料量があるため、これらを全て満たすように流量調節弁44の開度を設定する。これにより、NOxの還元をより好適に行うことができる。
される燃料量があるため、これらを全て満たすように流量調節弁44の開度を設定する。これにより、NOxの還元をより好適に行うことができる。
以上説明したように本実施例によれば、流量調節弁44の開度を調節することにより、バーナー触媒43へ適正量の排気を流すことができる。これにより、内燃機関1の高負荷時においては過給圧の低下を抑制することができ、中負荷以下では酸化触媒6又はNOx
触媒7へ気化又は改質された燃料を好適に供給することができる。
触媒7へ気化又は改質された燃料を好適に供給することができる。
なお、内燃機関1の低負荷運転時には、過給圧の低下を抑制するために流量調節弁44を全閉としてもよい。
1 内燃機関
2 気筒
3 吸気通路
4 排気通路
5 ターボチャージャ
5a コンプレッサハウジング
5b タービンハウジング
6 酸化触媒
7 吸蔵還元型NOx触媒
10 ECU
11 燃料噴射弁
12 アクセルペダル
13 アクセル開度センサ
14 クランクポジションセンサ
41 バイパス通路
42 還元剤添加弁
43 バーナー触媒
44 流量調節弁
2 気筒
3 吸気通路
4 排気通路
5 ターボチャージャ
5a コンプレッサハウジング
5b タービンハウジング
6 酸化触媒
7 吸蔵還元型NOx触媒
10 ECU
11 燃料噴射弁
12 アクセルペダル
13 アクセル開度センサ
14 クランクポジションセンサ
41 バイパス通路
42 還元剤添加弁
43 バーナー触媒
44 流量調節弁
Claims (3)
- 排気通路の途中にタービンを有するターボチャージャと、
前記タービンよりも上流側の排気通路と下流側の排気通路とを接続するバイパス通路と、
前記バイパス通路の途中に設けられ酸化能力を有するバーナー触媒と、
前記バーナー触媒よりも上流のバイパス通路内へ還元剤を供給する還元剤供給手段と、
前記バイパス通路よりも下流側に設けられ前記還元剤が供給される触媒と、
前記バイパス通路を流れる排気の量が所定量以上となった場合に、該バイパス通路を流れる排気の量を所定量よりも減少させるバイパス通過排気量調節手段と、
を備えることを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。 - 前記所定量は、実際の過給圧が所定の圧力以上となるように決定されることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の排気浄化装置。
- 前記所定量は、前記バイパス通路よりも下流側に設けられる触媒へ供給される還元剤量が所定範囲内となるように決定され、前記還元剤供給手段は、前記バイパス通路を流通する排気の量に応じて還元剤を供給することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の排気浄化装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007276035A JP2009103064A (ja) | 2007-10-24 | 2007-10-24 | 内燃機関の排気浄化装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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-
2007
- 2007-10-24 JP JP2007276035A patent/JP2009103064A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20110104 |