JP4899890B2 - 内燃機関の排気浄化装置 - Google Patents
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のNOxを吸蔵し、流入する排気の酸素濃度が低下し且つ還元剤が存在するときに、吸蔵
していたNOxを還元する。そして、NOx触媒よりも上流の排気中に燃料を添加することにより、該NOx触媒に吸蔵されていたNOxを還元することができる。
に関与しない。つまり、リーン空燃比の排気がNOx触媒へ多く流入するとNOxの還元に関与しない燃料をより多く添加しなくてはならないため、燃費が悪化してしまう。また排気の流量が多くなると燃料がNOx触媒をすり抜け易くなる。
内燃機関の排気通路に設けられ排気を浄化する排気浄化触媒と、
前記排気浄化触媒よりも上流の排気中に還元剤を供給する還元剤供給手段と、
前記排気通路の途中にタービンを有するターボチャージャと、
排気を貯蔵する排気貯蔵手段と、
前記タービンよりも上流の排気通路と前記排気貯蔵手段とを接続する排気導入路と、
前記排気通路を流れる排気の状態が所定の状態であるときに前記排気導入路に排気を流して前記排気貯蔵手段に排気を貯蔵させる排気導入量調節手段と、
前記還元剤供給手段により還元剤を供給するときに前記排気貯蔵手段から前記排気通路へ排気を供給する排気供給手段と、
を備えることを特徴とする。
前記排気供給手段により排気が供給されるときは、供給されないときよりも前記スロットルの開度を小さくすることができる。
の通路で行なう場合と比較して、応答性をより向上させることができる。
する。なお、本実施例においてはNOx触媒7が、本発明における排気浄化触媒に相当す
る。また、排気浄化触媒として選択還元型NOx触媒を採用することもできる。
されている運転状態となったときにタンク20へ排気を貯蔵する。たとえば排気通路6を流れる排気の温度が所定温度以上となり且つこの排気の圧力が所定圧力PA以上となったときであって、タンク20内の排気の温度が所定温度未満若しくはタンク20内の排気の圧力が所定圧力PA未満のときに排気が貯蔵される。
。さらに、燃料添加弁8から噴射された燃料がNOx触媒7まで到達するようにタンク2
0の容積を設定する。
到達する。また、温度の高い排気をタンク20に貯蔵していたため、該排気の温度により燃料の蒸発が促進される。そのため、NOx触媒7の広い範囲に燃料を供給することがで
きる。
制できる。
なお、本実施例においては、タンク20から排気通路6へ排気を供給するときは供給しないときと比較して、スロットル5を閉じても良い。これは、タンク20から排気通路6へ排気を供給しないとき、または燃料添加弁8から燃料を添加していないときと比較してスロットル開度を閉じ側としても良い。また、必要以上に減速しない範囲でスロットル開度を小さくしても良い。
要する燃料量が増加してしまう。
本実施例においては、定常運転から加速運転に切り替わるときに、切り替わってからの所定時間はタンク20に排気を貯蔵することを禁止してもよい。ここで、タービン42よりも上流から排気を取り込み、この排気をタンク20に貯蔵すると、タービン42を通過する排気の量が減少する。そのため、定常運転から加速運転に切り替わる初期にタンク20に排気を取り込むと、タービン42の回転数の上昇が緩慢となり、加速も緩慢となる。
タンク20から排気通路6への排気の供給を開始するタイミングを以下のようにして決定しても良い。
ため、排気通路6内の圧力に代えて吸入空気量を用いても良い。
タンク20から排気通路6への排気の供給を終了させるタイミングを以下のようにして決定しても良い。
燃料噴射の終了と調節弁22の閉弁とを同時に行なうと、燃料噴射が終了する直前に噴射された燃料がNOx触媒7に到達する前に排気の流れが殆ど無くなってしまう。これによ
り、燃料添加弁8から噴射された燃料がNOx触媒7へ到達しなくなる虞がある。
燃料添加弁8からの燃料噴射が終了した後にタンク20からの排気の供給を終了させる。つまり、調節弁22を閉弁する時期を、燃料添加弁8の燃料噴射の終了から燃料がNOx
触媒7に到達するまでの時間分遅らせる。これにより燃料噴射の終了直前に噴射された燃料をNOx触媒7に到達させることができる。
7に到達するまでの時間SCが算出される。つまり、燃料添加弁8からNOx触媒7まで
燃料が移動するために要する時間が算出される。この時間SCは、排気通路6内の圧力と、タンク20内の圧力と、に応じて変わるため、予めこれらの関係を実験等により求めてマップ化しておく。なお、排気通路6内の圧力は内燃機関1の吸入空気量と相関関係があるため、排気通路6内の圧力に代えて吸入空気量を用いても良い。
すぎるとタンク20内の排気を無駄に消費したり、燃料がNOx触媒7をすり抜けたりし
てしまう。そのため、燃料添加弁8からの燃料噴射が終了してからの経過時間SDがステップS302で算出された時間SC以上となったときに調節弁22が閉弁される。
7に到達させることができる。
ことができるため、より少ない燃料でNOxの還元を行うことができる。これにより燃料
消費量を低減させることができるので、燃費の悪化を抑制することができる。
ている。
上流の排気通路6に燃料添加弁8が取り付けられている。
相当する。
到達させることができる。また、タンク200に貯蔵されていた排気の温度により燃料の蒸発が促進される。さらに、NOx触媒7の広い範囲に燃料を分散させて供給することが
できる。
させることができるので、燃費の悪化を抑制することができる。
きる。
いる。また、排気導入路201の途中には、排気通路6からタンク200へ排気を送るためのポンプ205が設けられている。さらに、NOx触媒7は、パティキュレートフィル
タに担持されている。
媒7よりも下流の排気通路6の圧力が低いためにタンク200に排気を取り込むことが困難な場合には、ポンプ205を作動させて排気を取り込む。
2 気筒
3 吸気通路
4 ターボチャージャ
5 スロットル
6 排気通路
7 吸蔵還元型NOx触媒
8 燃料添加弁
10 ECU
11 アクセルペダル
12 アクセル開度センサ
13 クランクポジションセンサ
20 タンク
21 接続路
22 タンク
22 調節弁
41 コンプレッサ
42 タービン
200 タンク
201 排気導入路
202 導入量調節弁
203 排気放出路
204 放出量調節弁
205 ポンプ
Claims (8)
- 内燃機関の排気通路に設けられ排気を浄化する排気浄化触媒と、
前記排気浄化触媒よりも上流の排気中に還元剤を供給する還元剤供給手段と、
前記排気通路の途中にタービンを有するターボチャージャと、
排気を貯蔵する排気貯蔵手段と、
前記タービンよりも上流の排気通路と前記排気貯蔵手段とを接続する排気導入路と、
前記排気通路を流れる排気の状態が所定の状態であるときに前記排気導入路に排気を流して前記排気貯蔵手段に排気を貯蔵させる排気導入量調節手段と、
前記還元剤供給手段により還元剤を供給するときに前記排気貯蔵手段から前記排気通路へ排気を供給する排気供給手段と、
を備えることを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。 - 前記内燃機関の吸気通路の通路面積を調節するスロットルをさらに備え、
前記排気供給手段により排気が供給されるときは、供給されないときよりも前記スロットルの開度を小さくすることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の排気浄化装置。 - 前記排気供給手段は、前記タービンよりも下流で且つ前記排気浄化触媒よりも上流の排気通路と前記排気貯蔵手段とを接続し該排気貯蔵手段内のガスを該排気通路に放出する排気放出路を含んで構成されることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の排気浄化装置。
- 前記内燃機関が定常運転から過渡運転に移行してからの所定時間は前記排気貯蔵手段へ排気を貯蔵させることを禁止する貯蔵禁止手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の排気浄化装置。
- 前記排気供給手段は、前記排気貯蔵手段に貯蔵されている排気を前記還元剤供給手段よりも上流の排気通路へ供給することを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の内燃機関の排気浄化装置。
- 前記排気貯蔵手段から排気通路へ流入する前の排気の流れの中に前記還元剤供給手段を配置し、且つ該還元剤供給手段からの還元剤の供給方向が前記排気貯蔵手段から排気通路へ供給する排気の下流方向となるように該還元剤供給手段を配置することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の排気浄化装置。
- 前記還元剤供給手段は、前記排気貯蔵手段から排気通路へ供給される排気が該還元剤供給手段に到達してから還元剤を供給することを特徴とする請求項1から6の何れかに記載の内燃機関の排気浄化装置。
- 前記排気供給手段は、前記還元剤供給手段から供給される還元剤が前記排気浄化触媒へ到達するまで前記排気貯蔵手段から排気通路へ排気を供給することを特徴とする請求項1から7の何れかに記載の内燃機関の排気浄化装置。
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