JP2009102047A - 段ボール緩衝材および包装材 - Google Patents

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Abstract

【課題】胴筒部の一部を対面に折り込む作業を廃止でき、胴筒部の被包装物が接する面に穴がなく、落下衝撃から被包装物を安定して守ることができる緩衝性能の優れた段ボール緩衝材および包装材を提供する。
【解決手段】包装材は、段ボール外箱42と、この段ボール外箱42に収容される段ボール緩衝材4とを備えている。段ボール緩衝材4は、矩形状の底板6と、底板6の四辺(外周部)にそれぞれ配設されている側枠8とを備えている。側枠8は、胴筒部10と胴筒部10を支える足部12および支柱16とを有している。胴筒部10は段ボールシートを筒形状に折り込んで形成されている。支柱16は胴筒部10を形成する工程の中で、胴筒部10の一部を切り起こすことにより自動的に形成される。支柱16は胴筒部10の内枠板15から下方に延在し、支柱16の先端部が底板6に設けた穴22に挿入されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、輸送および保管時において被包装物を保護するための段ボール緩衝材および包装材に関する。
従来より、輸送および保管時において被包装物を保護するための段ボール緩衝材として、例えば特許文献1〜特許文献3に記載のものが知られている。これらの段ボール緩衝材は、段ボールシートを筒形状に折り込んで胴筒部を形成している。そして、この胴筒部によって落下時の衝撃を吸収するものである。
図6は、段ボール外箱62と、この段ボール外箱62に収容された従来の段ボール緩衝材64と、を備えた包装材の一例を示す断面図である。段ボール緩衝材64は、底板66と、底板66の外周部に配設されている側枠68と、底板66の上面に配設されている筒形状の被包装物載置部76と、を備えている。側枠68は、胴筒部70と胴筒部70を支える足部72とを有している。胴筒部70は段ボールシートを筒形状に折り込んで形成されており、足部72は胴筒部70の外枠板74から延在して底板66の外周部に繋がっている。
被包装物Pは被包装物載置部76上に載置され、その周囲を胴筒部70にて保護されている。被包装物Pの上面は筒形状の緩衝材80によって保護されている。外箱62の底および蓋の内フラップ、外フラップは折り畳まれ、テープ類で封緘されている。そして、この包装材が落下して地面等に衝突したときは、胴筒部70、被包装物載置部76および緩衝材80が変形することにより、落下時の衝撃を吸収して被包装物Pを保護する。
しかしながら、被包装物Pが重量物である場合や包装材を複数回落下させてしまった場合には、図7に示すように、落下時の衝撃によって被包装物Pが胴筒部70の内枠板75を押して胴筒部70を変形させ(具体的には、断面形状を長方形から平行四辺形に変形させる)、胴筒部70が元の形状に復帰することができない状態となることがある。この場合、被包装物Pと胴筒部68との間に大きな隙間が発生し、胴筒部68が落下時の衝撃を十分吸収することができず、被包装物Pを保護することができないという問題が生じる。
そこで、この問題を解消するために図8に示すように、従来の段ボール緩衝材64においては、胴筒部70の内枠板75の一部75aを対面に折り込んで梁構造にして、胴筒部70を補強して胴筒部70の変形を軽減することが行われていた。
特開2002−2810号公報 特開2002−19847号公報 特開2006−160291号公報
しかしながら、胴筒部70を梁構造にする場合には、胴筒部70の内枠板75の一部75aを対面に折り込む作業が必要となり、段ボール緩衝材64の製造工数が増えるという新たな問題が発生する。また、胴筒部70の被包装物Pが接する面(内枠板75)に穴71が発生するため、落下時の衝撃力が穴71以外の部分に局所的にかかり、段ボール緩衝材64の緩衝効果に場所によるばらつきが生じる。
それゆえに、本発明の主たる目的は、胴筒部の一部を対面に折り込む作業を廃止でき、胴筒部の被包装物が接する面に穴がなく、落下衝撃から被包装物を安定して守ることができる緩衝性能の優れた段ボール緩衝材および包装材を提供することである。
請求項1に係る発明は、底板と底板の外周部に配設される側枠とを備えた段ボール緩衝材であって、側枠が胴筒部と胴筒部を支える足部および支柱とを有し、胴筒部は段ボールを折り込んで形成されており、足部は胴筒部の外枠板から底板の外周部に至っており、支柱は胴筒部の内枠板から底板に至っていることを特徴とする、段ボール緩衝材である。
請求項1の発明では、側枠の胴筒部の内枠板側に支柱が設けられているため、落下時の衝撃によって被包装物が胴筒部の内枠板を押しても、支柱が衝撃力に抗して胴筒部を支える。従って、従来の胴筒部とは異なり、胴筒部の変形(具体的には、断面形状の長方形から平行四辺形への変形)は生じない。
また、胴筒部の被包装物が接する面(内枠板)に穴が発生しないため、落下時の衝撃力が内枠板の全面に均等にかかる。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明に従属する発明であって、支柱は胴筒部の一部を切り起こすことにより胴筒部の内枠板から延在し、支柱の先端部が底板に至っていることを特徴とする、段ボール緩衝材である。
請求項2の発明では、胴筒部を形成する工程の中で、胴筒部の一部を切り起こすことにより自動的に支柱を形成することができる。
請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に係る発明に従属する発明であって、支柱の先端部を挿入するための穴が底板に設けられていることを特徴とする、段ボール緩衝材である。
請求項3の発明では、支柱の先端部が底板に設けた穴に挿入されているため、支柱の位置決め固定が確実となり、胴筒部の変形防止効果がより一層向上する。
請求項4に係る発明は、請求項1〜請求項3のいずれかに係る発明に従属する発明であって、足部は胴筒部の外枠板から延在して底板の外周部に繋がっていることを特徴とする、段ボール緩衝材である。
請求項4の発明では、足部と胴筒部が一体化しているため、段ボール緩衝材の組み立て作業が容易となる。また、足部は底板から延在したもの(一体化したもの)であってもよいし、足部と底板とを別体物として作成した後で両者を連結させるものであってもよい。足部と底板を一体化させた場合には、段ボール緩衝材の組み立て作業がより一層容易となる。
請求項5に係る発明は、外箱と、外箱内に配設される請求項1〜請求項4のいずれかに記載の段ボール緩衝材と、を備えていることを特徴とする、包装材である。
請求項5の発明では、胴筒部の一部を対面に折り込む作業を廃止でき、胴筒部の被包装物が接する面に穴がなく、落下衝撃から被包装物を安定して守ることができる緩衝性能の優れた包装材が得られる。
本発明によれば、胴筒部の一部を対面に折り込む作業を廃止できるので、段ボール緩衝材の製造工数を削減することができる。また、胴筒部の被包装物が接する面(内枠板)に穴が発生しないため、落下時の衝撃力が内枠板の全面に均等にかかるので、落下衝撃から被包装物を安定して守ることができる。
本発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明を実施するための最良の形態の説明から一層明らかとなろう。
(第1実施形態、図1〜図4)
図1は本発明に係る包装材の第1実施形態を示す組み立て斜視図、図2は包装材の概略断面構成図であり、図3はその段ボール緩衝材4の一部外観斜視図である。
包装材は、概略、段ボール外箱42と、この段ボール外箱42に収容される段ボール緩衝材4とを備え、これらは紙段ボールやプラスチック段ボール、あるいは厚紙等でできている。外箱42は、四つの面からなる胴部48と、胴部48の上部に連接された内フラップ44aおよび外フラップ46aと、胴部48の下部に連接された内フラップ44bおよび外フラップ46bとを有している。
段ボール緩衝材4は、矩形状の底板6と、底板6の四辺(外周部)にそれぞれ配設されている側枠8と、底板6の上面の左右に配設されている一対の筒形状の被包装物載置部20と、を備えている。側枠8は、胴筒部10と胴筒部10を支える足部12および支柱16とを有している。本実施形態では、図1において、手前側と奥側に配設されている側枠8は底板6の外周部から延在(一体化)している。そして、左右に配設されている側枠8は底板6とは別体物として作成した後、底板6の外周部に連結させている。胴筒部10の上部は外箱42の内フラップ44aに接している。
図4に示すように、胴筒部10は段ボールシートを一点鎖線の位置を谷折りして筒形状に折り込み、爪17を係止穴18に差し込んで形成されている。足部12は胴筒部10の外枠板14から下方に延在して底板6の外周部に繋がっている。一方、支柱16は胴筒部10を形成する工程の中で、胴筒部10の一部を切り起こすことにより自動的に形成される。支柱16は胴筒部10の内枠板15から下方に延在し、支柱16の先端部が底板6に設けた穴22に挿入され、外箱42の内フラップ44bに接している。なお、支柱16を胴筒部10とは別に独立して作成し、胴筒部10の内枠板15に接着剤等にて貼り付けて形成してもよい。
以上の構成からなる包装材は、外箱42の下部に連接した内フラップ44b、外フラップ46bを折り畳んでステッチングワイヤなどで固定して外箱42の底にする。そして、被包装物Pが載置された段ボール緩衝材4を外箱42内に挿入した後、筒形状の緩衝材30を被包装物Pの上面に載置する。次に、外箱42の上部に連接した内フラップ44a、外フラップ46aを折り畳んでステッチングワイヤなどで固定して外箱42の蓋にする。
こうして梱包された包装材は、側枠8の胴筒部10の内枠板15側に支柱16が設けられているため、落下時の衝撃によって被包装物Pが胴筒部10の内枠板15を押しても、支柱16が衝撃力に抗して胴筒部10を支えることができる。従って、従来の胴筒部とは異なり、胴筒部10の変形(具体的には、断面形状の長方形から平行四辺形への変形)が生じない。この結果、落下衝撃から被包装物Pを安定して守ることができる緩衝性能の優れた包装材を得ることができる。
特に、本第1実施形態では、支柱16の先端部が底板6に設けた穴22に挿入されているため、支柱16の位置決め固定が確実となり、胴筒部10の変形防止効果がより一層向上する。
そして、従来必要とされた、胴筒部の一部を対面に折り込む作業を廃止できるので、段ボール緩衝材4の製造工数を削減することができる。また、胴筒部10の被包装物Pが接する面(内枠板15)に穴が発生しないため、落下時の衝撃力が内枠板15の全面に均等にかかるので、落下衝撃から被包装物Pを安定して守ることができる。
(第2実施形態、図5)
図5は本発明に係る包装材の第2実施形態を示す概略断面構成図である。なお、図5において、前記第1実施形態の図2と同様の部品ならびに部分には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
段ボール緩衝材4Aの側枠8は、胴筒部10と胴筒部10を中空に支える足部12および支柱16a、16bとを有している。足部12は胴筒部10の外枠板14から延在して底板6の外周部に繋がっている。一方、支柱16a,16bは胴筒部10を形成する工程の中で、胴筒部10の一部を切り起こすことにより自動的に形成される。支柱16aは胴筒部10の内枠板15から上方に延在し、支柱16aの先端部が外箱42の内フラップ44aに接している。支柱16bは胴筒部10の内枠板15から下方に延在し、支柱16bの先端部が外箱42の内フラップ44bに接している。
以上の構成からなる包装材と段ボール緩衝材4Aは、前記第1実施形態の包装材と段ボール緩衝材4Bと同様の作用効果を奏する。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で種々に変形される。例えば、段ボール緩衝材4,4Aの底板6や被包装物載置部20には、軽量化のための穴が形成されていてもよい。
本発明に係る包装材の第1実施形態を示す組み立て斜視図である。 図1に示した包装材の概略断面構成図である。 段ボール緩衝材の一部外観斜視図である。 段ボール緩衝材の組み立て説明図である。 本発明に係る包装材の第2実施形態を示す概略断面構成図である。 従来例を示す概略断面構成図である。 落下時の衝撃状態を説明するための一部断面構成図である。 従来の胴筒部の一部斜視図である。
符号の説明
4,4A 段ボール緩衝材
6 底板
8 側枠
10 胴筒部
12 足部
14 外枠板
15 内枠板
16,16a,16b 支柱
20 被包装物載置部
22 穴

Claims (5)

  1. 底板と前記底板の外周部に配設される側枠とを備えた段ボール緩衝材であって、
    前記側枠が胴筒部と前記胴筒部を支える足部および支柱とを有し、前記胴筒部は段ボールを折り込んで形成されており、前記足部は前記胴筒部の外枠板から前記底板の外周部に至っており、前記支柱は前記胴筒部の内枠板から前記底板に至っていることを特徴とする、段ボール緩衝材。
  2. 前記支柱は前記胴筒部の一部を切り起こすことにより胴筒部の内枠板から延在し、前記支柱の先端部が前記底板に至っていることを特徴とする、請求項1に記載の段ボール緩衝材。
  3. 前記支柱の先端部を挿入するための穴が前記底板に設けられていることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の段ボール緩衝材。
  4. 前記足部は前記胴筒部の外枠板から延在して前記底板の外周部に繋がっていることを特徴とする、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の段ボール緩衝材。
  5. 外箱と、前記外箱内に配設される請求項1〜請求項4のいずれかに記載の段ボール緩衝材と、を備えていることを特徴とする、包装材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112027328A (zh) * 2020-07-13 2020-12-04 醴陵瑞丰烟花有限公司 一种设有保护机构的烟花包装装置

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