JP2009101954A - 車両室内用ミラー - Google Patents
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Abstract
【課題】後方視界及び側方視界の所定の範囲をコンパクトに写し出すことができるとともに、周辺車両と自車両との直感的な距離感がつかみやすく、後方視界と側方視界との関連性も判別することを可能にする。
【解決手段】車室11内外の後方視界及び側方視界を写し出す車両室内用ミラーにおいて、車室11内のセンタピラー21,22(図1参照)及びリヤピラー23,24が写し出されるミラー部位近傍を車内視認部46〜49、この車内視認部46〜49を除くミラー部位を車外視認部41〜45とするときに、車両室内用ミラー30は、車外視認部41〜45と車内視認部46〜49とを有し、車内視認部46〜49の曲率は、車幅方向に関して車外視認部41〜45の曲率よりも大きく設定される。
【選択図】図2
【解決手段】車室11内外の後方視界及び側方視界を写し出す車両室内用ミラーにおいて、車室11内のセンタピラー21,22(図1参照)及びリヤピラー23,24が写し出されるミラー部位近傍を車内視認部46〜49、この車内視認部46〜49を除くミラー部位を車外視認部41〜45とするときに、車両室内用ミラー30は、車外視認部41〜45と車内視認部46〜49とを有し、車内視認部46〜49の曲率は、車幅方向に関して車外視認部41〜45の曲率よりも大きく設定される。
【選択図】図2
Description
本発明は、車室内のフロントウインドウやルーフに設けられ、後方及び側方の視界を視認可能な車両室内用ミラーに関するものである。
車両室内用ミラーの中には、連続的な曲面で構成され、広範囲を視認可能なものが知られている。
この種の車両室内用ミラーは、後方視界及び側方視界の所定の範囲が写し出されることと、写し出された後方視界及び側方視界から直感的に距離感が推察できることが重要な要素であった。
この種の車両室内用ミラーは、後方視界及び側方視界の所定の範囲が写し出されることと、写し出された後方視界及び側方視界から直感的に距離感が推察できることが重要な要素であった。
従来の車両室内用ミラーは、車室側から延出されるミラーステーと、このミラーステーに取付けるミラー支持体と、このミラー支持体に取付けられ、後方視界及び側方視界が写し出される凸面鏡若しくは平面鏡とから構成される。
車両室内用ミラーには、当然ながら後方視界及び側方視界に加えて、車両のセンタピラー(Bピラー)やリヤピラー(Cピラー)などが写り込む。これらのセンタピラーやリヤピラーの写像は、後方視界及び側方視界を視認上では不要な領域であり、これを改良する試みがなされている。
車両室内用ミラーには、当然ながら後方視界及び側方視界に加えて、車両のセンタピラー(Bピラー)やリヤピラー(Cピラー)などが写り込む。これらのセンタピラーやリヤピラーの写像は、後方視界及び側方視界を視認上では不要な領域であり、これを改良する試みがなされている。
このような車両室内用ミラーを改良した技術として、ミラーに平面鏡と凸面鏡とを組合せたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平9−202182号公報
特許文献1に示される技術を説明する。
図6(a)〜(c)は改良された車両室内用ミラーの基本構成及び作用を示す説明図である。
(a)に示されるように、車両室内用ミラー200は、車室側から延出されるミラーステー201と、このミラーステー201に取付けるミラー支持体202と、このミラー支持体202の一方側に取付けられ、ミラー支持体202の車幅方向の長さの3分の2程度の長さに形成された平面鏡203と、ミラー支持体202の他方側に取付けられ、ミラー支持体202の車幅方向の長さの3分の1程度の長さに形成された凸面鏡204とから構成される。
図6(a)〜(c)は改良された車両室内用ミラーの基本構成及び作用を示す説明図である。
(a)に示されるように、車両室内用ミラー200は、車室側から延出されるミラーステー201と、このミラーステー201に取付けるミラー支持体202と、このミラー支持体202の一方側に取付けられ、ミラー支持体202の車幅方向の長さの3分の2程度の長さに形成された平面鏡203と、ミラー支持体202の他方側に取付けられ、ミラー支持体202の車幅方向の長さの3分の1程度の長さに形成された凸面鏡204とから構成される。
凸面鏡204には、主に(b)に示される側方視界が写し出され、平面鏡203には、主に(c)に示される後方視界が写し出される。
しかし、車両室内用ミラー200では、凸面鏡204に写し出される側方視界の周辺車両と、自車両との直感的な距離感がつかみにくい。
また、車両室内用ミラー200では、平面鏡203に写し出される後方視界と、凸面鏡204に写し出される側方視界との関連性が判りにくい。
また、車両室内用ミラー200では、平面鏡203に写し出される後方視界と、凸面鏡204に写し出される側方視界との関連性が判りにくい。
本発明は、後方視界及び側方視界の所定の範囲をコンパクトに写し出すことができるとともに、周辺車両と自車両との直感的な距離感がつかみやすく、後方視界と側方視界との関連性も判る車両室内用ミラーを提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、車室内外の後方視界及び側方視界を写し出す車両室内用ミラーにおいて、車室内のセンタピラー及びリヤピラーが写し出されるミラー部位近傍を車内視認部、この車内視認部を除くミラー部位を車外視認部とするときに、車両室内用ミラーは、車外視認部と車内視認部とを有し、車内視認部の曲率は、車幅方向に関して車外視認部の曲率よりも大きく設定されることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、車内視認部が、車外視認部から曲率が連続的に大きく設定されることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、車外視認部が、車幅方向に関してミラー端部に向かうにしたがい、曲率が段階的に大きく設定されることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、車幅方向に関してミラー端部に位置する車外視認部に、外方に向かうにしたがい曲率が徐々に大きく変化する徐変曲率部を備えたことを特徴とする。
請求項1に係る発明では、車室内外の後方視界及び側方視界を写し出す車両室内用ミラーは、車室内のセンタピラー及びリヤピラーが写し出されるミラー部位近傍を車内視認部、この車内視認部を除くミラー部位を車外視認部とするときに、車内視認部の曲率は、車幅方向に関して車外視認部の曲率よりも大きく設定される。例えば、車内視認部に写し出されるセンタピラー(Bピラー)やリヤピラー(Cピラー)の写像は、車室外の後側方視界を視認する上では視野拡大に寄与しない領域であり、無くてもよい写像である。そこで、車内視認部のミラー部位の曲率を車外視認部の曲率よりも大きく設定することで、センタピラーやリヤピラーの幅を細く写し出すことができる。これにより、後方視界及び側方視界の所定の範囲をコンパクトに写し出すことができ、車両室内用ミラーの小型化及び軽量化を図ることができる。この結果、周辺部品(例えば、サンバイザー)の使い勝手の向上を図ることができる。
請求項2に係る発明では、車内視認部は、車外視認部から曲率を連続的に変化するので、車内視認部と車外視認部との曲率を滑らかに異ならせることができる。これにより、車内視認部と車外視認部とに連続感を保つことができる。この結果、車両室内用ミラーの視認性の確保をすることができる。
請求項3に係る発明では、車外視認部が、車幅方向に関してミラー端部に向かうにしたがい、曲率が段階的に大きく設定されるので、視界範囲の拡大を図ることができるとともに、乗員の視認性の向上を図ることができる。
請求項4に係る発明では、車幅方向に関してミラー端部に位置する車外視認部に、外方に向かうにしたがい曲率が徐々に大きく変化する徐変曲率部を備えたので、さらなる視界範囲の拡大を図ることができる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る車両室内用ミラーを採用した車両の平面図である。
車両10は、車室11に設けられた車両室内用ミラー(バックミラー)30と、後方視界が視認可能であるリヤウインドウ13と、側方視界が視認可能である左前・右前のサイドウインドウ14,15及び左後・右後のサイドウインドウ16,17と、車体の中間に設けられた中間左右のセンタピラー(Bピラー)21,22と、車体の後部に設けられた左右のリヤピラー(Cピラー)23,24とを備える。
図1は本発明に係る車両室内用ミラーを採用した車両の平面図である。
車両10は、車室11に設けられた車両室内用ミラー(バックミラー)30と、後方視界が視認可能であるリヤウインドウ13と、側方視界が視認可能である左前・右前のサイドウインドウ14,15及び左後・右後のサイドウインドウ16,17と、車体の中間に設けられた中間左右のセンタピラー(Bピラー)21,22と、車体の後部に設けられた左右のリヤピラー(Cピラー)23,24とを備える。
車両室内用ミラー30は、一点鎖線で示されるように、左右のセンタピラー21,22及び左右のリヤピラー23,24などの車室11内の後方視界及び側方視界、車室11外の後方視界及び側方視界が視認可能なように配置される。
図2(a),(b)は本発明に係る第1実施例の車両室内用ミラーの正面図及びその曲率を示すグラフである。(b)において、横軸はミラー位置(ミラー部位)を示し、縦軸はミラー幅方向に関する曲率を示す。
図2(a)に示されるように、車両室内用ミラー30は、車室11側から延出されるミラーステー31と、このミラーステー31に取付けられるミラー支持体(ミラーハウジング)32と、このミラー支持体32に取付けられ、後方視界及び側方視界を写し出すミラー(鏡)33とから構成される。
図2(a)に示されるように、車両室内用ミラー30は、車室11側から延出されるミラーステー31と、このミラーステー31に取付けられるミラー支持体(ミラーハウジング)32と、このミラー支持体32に取付けられ、後方視界及び側方視界を写し出すミラー(鏡)33とから構成される。
ここで、リヤウインドウ13から視認される領域を中央の車外視認部41、左後・右後のサイドウインドウ16,17から視認される領域を第1左側・第1右側の車外視認部42,43、左前・右前のサイドウインドウ14,15から視認される領域を第2左側・第2右側の車外視認部44,45、左右のリヤピラー23,24が視認される領域を第1左側・第1右側の車内視認部46,47、左右のセンタピラー21,22が視認される領域を第2左側・第2右側の車内視認部48,49と定義する。
すなわち、車室11のセンタピラー21,22(図1参照)及びリヤピラー23,24が写し出されるミラー部位近傍が車内視認部46〜49であり、この車内視認部46〜49を除くミラー部位が車外視認部41〜45である。車両室内用ミラー30は、上記車外視認部41〜45と車内視認部46〜49とを有するものである。
図2(b)に示されるように、車両室内用ミラー30では、中央の車外視認部41、第1左側・第1右側の車外視認部42,43、第2左側・第2右側の車外視認部44,45の曲率は同一に設定される。
また、第1左側・第1右側の車内視認部46,47、第2左側・第2右側の車内視認部48,49の曲率は同一に設定されるとともに、車外視認部41〜45の曲率よりも大きく設定される。
さらに、車内視認部46〜49の曲率は、それぞれ車外視認部41〜45から曲率を連続的に変化させた。
さらに、車内視認部46〜49の曲率は、それぞれ車外視認部41〜45から曲率を連続的に変化させた。
図3(a)〜(c)は図1に示される第1実施例の車両室内用ミラーの比較検討図であり、(a)は実施例の車両室内用ミラー30を示し、(b)は比較例の車両室内用ミラー100を示し、(c)は比較例の車両室内用ミラー100の幅方向に関する曲率を示すグラフである。
(b)に示されるように、比較例の車両室内用ミラー100は、車室側から延出されるミラーステー101と、このミラーステー101に取付けるミラー支持体102と、このミラー支持体102に取付けられ、後方視界及び側方視界を写し出すミラー(凸面鏡)103とから構成される。(c)に示されるように、車両室内用ミラー100は、曲率が一定のミラー103である。なお、この曲率は、実施例の車両室内用ミラー30の車外視認部41〜45の曲率と同一である。
(a)において、実施例の車両室内用ミラー30は、センタピラー21,22(図1参照)やリヤピラー23,24が写し出される領域である車内視認部46〜49の曲率が、車外視認部41〜45の曲率よりも大きく設定されているので、比較例の車両室内用ミラー100に比べてセンタピラー21,22やリヤピラー23,24が幅狭に(細く)写し出される。
従って、実施例の車両室内用ミラー30は、(a),(b)に示されるように、比較例の車両室内用ミラー100に比べてセンタラインC1を挟んで左右に長さL,Lづつ短くすることができる。すなわち、車両室内用ミラー30は、車両室内用ミラー100に比べて幅寸法を2L短縮することができる。
図1及び図2に示されたように、車室11内外の後方視界及び側方視界を写し出す車両室内用ミラー30では、車室11内のセンタピラー21,22及びリヤピラー23,24が写し出されるミラー部位近傍を車内視認部46〜49、この車内視認部46〜49を除くミラー部位を車外視認部41〜45とするときに、車内視認部46〜49の曲率は、車幅方向に関して車外視認部41〜45の曲率よりも大きく設定される。
例えば、車内視認部46〜49に写し出されるセンタピラー21,22やリヤピラー23,24の写像は、車室11外の後側方視界を視認する上では視野拡大に寄与しない領域であり、無くてもよい写像である。
そこで、車内視認部46〜49のミラー部位の曲率を車外視認部41〜45の曲率よりも大きく設定することで、センタピラー21,22(図1参照)やリヤピラー23,24の幅を細く写し出すことができる。これにより、後方視界及び側方視界の所定の範囲をコンパクトに写し出すことができ、車両室内用ミラー30の小型化及び軽量化を図ることができる。この結果、周辺部品(例えば、サンバイザー)の使い勝手の向上を図ることができる。
また、車両室内用ミラー30では、車内視認部46〜49は、車外視認部41〜45から曲率を連続的に変化させたので、車内視認部46〜49と車外視認部41〜45との曲率を滑らかに異ならせることができる。これにより、車内視認部46〜49と車外視認部41〜45とに連続感を保つことができる。この結果、車両室内用ミラー30の視認性の確保をすることができる。
図4(a),(b)は本発明に係る第2実施例の車両室内用ミラーの正面図及びその曲率を示すグラフである。(b)において、横軸はミラー位置(ミラー部位)を示し、縦軸はミラー幅方向に関する曲率を示す。
(a),(b)に示されるように、車両室内用ミラー50において、リヤウインドウ13(図1参照)から視認される領域を中央の車外視認部61、左後・右後のサイドウインドウ16,17から視認される領域を第1左側・第1右側の車外視認部62,63、左前・右前のサイドウインドウ14,15から視認される領域を第2左側・第2右側の車外視認部64,65、左右のリヤピラー23,24が視認される領域を第1左側・第1右側の車内視認部66,67、左右のセンタピラー21,22が視認される領域を第2左側・第2右側の車内視認部68,69と定義する。
(a),(b)に示されるように、車両室内用ミラー50において、リヤウインドウ13(図1参照)から視認される領域を中央の車外視認部61、左後・右後のサイドウインドウ16,17から視認される領域を第1左側・第1右側の車外視認部62,63、左前・右前のサイドウインドウ14,15から視認される領域を第2左側・第2右側の車外視認部64,65、左右のリヤピラー23,24が視認される領域を第1左側・第1右側の車内視認部66,67、左右のセンタピラー21,22が視認される領域を第2左側・第2右側の車内視認部68,69と定義する。
このときに、車内視認部66〜69の曲率は同一に設定されるとともに、車外視認部61〜65の曲率よりも大きく設定される。
さらに、車両室内用ミラー50では、中央の車外視認部61、第1左側・第1右側の車外視認部62,63、第2左側・第2右側の車外視認部64,65の曲率が、車幅方向に関してミラー端部に向かうにしたがい、段階的に大きく設定される。
すなわち、[中央の車外視認部61の曲率]<[第1左側・第1右側の車外視認部62,63の曲率]<[第2左側・第2右側の車外視認部64,65の曲率]の関係に設定される。
すなわち、[中央の車外視認部61の曲率]<[第1左側・第1右側の車外視認部62,63の曲率]<[第2左側・第2右側の車外視認部64,65の曲率]の関係に設定される。
車両室内用ミラー50では、車外視認部61〜65が、車幅方向に関してミラー端部に向かうにしたがい、曲率が段階的に大きく設定されるので、視界範囲の拡大を図ることができるとともに、乗員の視認性の向上を図ることができる。
図5(a),(b)は本発明に係る第3実施例の車両室内用ミラーの正面図及びその曲率を示すグラフである。(b)において、横軸はミラー位置(ミラー部位)を示し、縦軸はミラー幅方向に関する曲率を示す。
(a),(b)に示されるように、車両室内用ミラー70において、リヤウインドウ13(図1参照)から視認される領域を中央の車外視認部81、左後・右後のサイドウインドウ16,17から視認される領域を第1左側・第1右側の車外視認部82,83、左前・右前のサイドウインドウ14,15から視認される領域を第2左側・第2右側の車外視認部84,85、左右のリヤピラー23,24が視認される領域を第1左側・第1右側の車内視認部86,87、左右のセンタピラー21,22が視認される領域を第2左側・第2右側の車内視認部88,89と定義する。
(a),(b)に示されるように、車両室内用ミラー70において、リヤウインドウ13(図1参照)から視認される領域を中央の車外視認部81、左後・右後のサイドウインドウ16,17から視認される領域を第1左側・第1右側の車外視認部82,83、左前・右前のサイドウインドウ14,15から視認される領域を第2左側・第2右側の車外視認部84,85、左右のリヤピラー23,24が視認される領域を第1左側・第1右側の車内視認部86,87、左右のセンタピラー21,22が視認される領域を第2左側・第2右側の車内視認部88,89と定義する。
このときに、車内視認部86〜89の曲率は同一に設定されるとともに、車外視認部81〜85の曲率よりも大きく設定される。
さらに、車両室内用ミラー70では、中央の車外視認部81、第1左側・第1右側の車外視認部82,83、第2左側・第2右側の車外視認部84,85の曲率を、車幅方向に関して端部に向かうにしたがい、曲率が段階的に大きく設定される。
すなわち、[中央の車外視認部81の曲率]<[第1左側・第1右側の車外視認部82,83の曲率]<[第2左側・第2右側の車外視認部84,85の曲率]の関係に設定される。
すなわち、[中央の車外視認部81の曲率]<[第1左側・第1右側の車外視認部82,83の曲率]<[第2左側・第2右側の車外視認部84,85の曲率]の関係に設定される。
加えて、車幅方向に関してミラー端部に位置する第2左側・第2右側の車外視認部84,85に、外方に向かうにしたがい(ミラー端部に向かうにしたがい)曲率が徐々に大きく変化する徐変曲率部75,76を備えた。
これにより、さらなる視界範囲の拡大を図ることができる。
これにより、さらなる視界範囲の拡大を図ることができる。
尚、本発明に係る車両室内用ミラー30では、図2に示すように、5つの車外視認部41〜45を設定し、4つの車内視認部46〜49を設定したが、これに限るものではなく、車両の種類(例えばミニバンや乗用車)によって車外視認部及び車内視認部の設定の個数を変えるものであってもよい。
本発明に係る車両室内用ミラーは、セダンやワゴンなどの乗用車に採用するのに好適である。
10…車両、11…車室、21,22…センタピラー、23,24…リヤピラー、30…車両室内用ミラー、41〜45…車外視認部、46〜49…車内視認部、50…車両室内用ミラー、61〜65…車外視認部、66〜69…車内視認部、70…車両室内用ミラー、81〜85…車外視認部、86〜89…車内視認部。
Claims (4)
- 車室内外の後方視界及び側方視界を写し出す車両室内用ミラーにおいて、
前記車室内のセンタピラー及びリヤピラーが写し出されるミラー部位近傍を車内視認部、この車内視認部を除くミラー部位を車外視認部とするときに、
前記車両室内用ミラーは、前記車外視認部と前記車内視認部とを有し、
前記車内視認部の曲率は、車幅方向に関して前記車外視認部の曲率よりも大きく設定されることを特徴とする車両室内用ミラー。 - 前記車内視認部は、前記車外視認部から曲率が連続的に変化することを特徴とする請求項1記載の車両室内用ミラー。
- 前記車外視認部は、車幅方向に関してミラー端部に向かうにしたがい、前記曲率が段階的に大きく設定されることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両室内用ミラー。
- 車幅方向に関してミラー端部に位置する前記車外視認部に、外方に向かうにしたがい前記曲率が徐々に大きく変化する徐変曲率部を備えたことを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3記載の車両室内用ミラー。
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US11066013B2 (en) | 2018-02-20 | 2021-07-20 | Kabushiki Kaisha Tokai-Rika-Denki-Seisakusho | Viewing device for vehicle |
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