JP2009101931A - 車両用空調装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 冷風通路17とは別に並設されてヒータコア16を通過していない冷風をフェイス開口部19に向かうように通過させる冷風バイパス通路18が空調ケース10内に設けられ、空調制御装置は、ブロワ15の起動時から予め定める解除条件を満足するまで、蒸発器9の流入部29から発生する冷媒通過音がフェイス開口部19に伝わることを阻止するように、冷風バイパスドア22の開度を調節し、解除条件を満足すると、車室内の空調要求に応じて、冷風バイパスドア22の開度を調節する。
【選択図】図3
Description
空調ケース内に空気を送風する送風機(15)と、
空調ケース内に設けられ、冷媒が供給される流入部(29)を有し、送風機によって送風される空気を冷却する冷却用熱交換器(9)と、
空調ケース内に設けられ、冷却用熱交換器からの冷風を加熱する加熱用熱交換器(16)と、
空調ケース内に設けられ、加熱用熱交換器を通過していない冷風が流れる冷風通路(17)と、
空調ケース内に設けられ、加熱用熱交換器を通過する空気量を調整する温風側エアミックスドア(20)と、
空調ケース内に設けられ、冷風通路を通過する空気量を調整する冷風側エアミックスドア(21)と、
空調ケース内に設けられ、加熱用熱交換器からの温風と冷風通路からの冷風とが混合される混合室(23)と、
混合室を通過した空調風を車室内の乗員頭胸部に導くフェイス開口部(19)と、
混合室を通過した空調風を車室内の乗員足元に導くフット開口部(25)と、
空調ケース内に設けられ、冷風通路とは別に並設されて加熱用熱交換器を通過していない冷風をフェイス開口部に向かうように通過させる通路であって、フェイス開口部と冷却用熱交換器の流入部とを結ぶ経路上に設けられる冷風バイパス通路(18)と、
空調ケース内に設けられ、冷風バイパス通路を通過する空気量を調整する冷風バイパスドア(22)と、
車室内の空調要求に応じて、送風機の送風量、ならびに温風側エアミックスドア、冷風側エアミックスドアおよび冷風バイパスドアの開度を個別に調整する制御手段(4)とを含み、
制御手段は、
車両用空調装置(1)の起動時から予め定める解除条件を満足するまでは、冷風バイパスドアの開度を、冷却用熱交換器の流入部から発生する冷媒通過音がフェイス開口部に伝わることを阻止する開度に調節し、
解除条件を満足すると、冷風バイパスドアの開度調節を解除し、車室内の空調要求に応じた開度調節を実行することを特徴とする車両用空調装置である。
解除条件は、温度検出手段によって検出される温度が予め定める温度以下になったときであることを特徴とする。
冷風バイパスドアは、冷却用熱交換器の上方の端部に対向して設けられ、
冷風側エアミックスドアは、冷却用熱交換器の上下方向の中間部(9b)に対向して設けられ、
温風側エアミックスドアは、冷却用熱交換器の上下方向の下方(Y2)の端部(9c)に対向して設けられることを特徴とする。
冷風バイパスドアは、ドア本体のドア幅方向の中間部に回転軸(22b)が設けられるバタフライドアで構成されることを特徴とする。
冷風バイパスドアは、ドア本体のドア幅方向の一端部に回転軸(22d)が設けられる片持ちドアで構成されることを特徴とする。
本発明の第1実施形態に関して図1〜図4を用いて説明する。図1は、本実施形態の車両用空調装置1を簡略化して示す断面図である。車両用空調装置1は、車室内の温度を乗員により設定された空調要求、たとえば設定された温度を保つように自動制御するオートエアコンである。車両用空調装置1は、車室内を空調するためのエアコンユニット2と、エアコンユニット2内の送風空気から吸熱して冷却する冷媒が流動する冷凍サイクル装置3と、エアコンユニット2および冷凍サイクル装置3を制御する空調制御装置4と、を備えている。
次に、本発明の第2実施形態に関して、図5を用いて説明する。図5は、最大冷房時に解除条件を満足していない状態の車両用空調装置1Aを簡略化して示す断面図である。図5では、図1と同様に理解を容易にするため、空調ケース10の厚み寸法を省略して示す。
次に、本発明の第3実施形態に関して、図6を用いて説明する。図6は、最大冷房時に解除条件を満足していない状態の車両用空調装置1Bを簡略化して示す断面図である。図6では、図1と同様に理解を容易にするため、空調ケース10の厚み寸法を省略して示す。
次に、本発明の第4実施形態に関して、図7を用いて説明する。図7は、最大冷房時に解除条件を満足していない状態の車両用空調装置1Cを簡略化して示す断面図である。図7では、図1と同様に理解を容易にするため、空調ケース10の厚み寸法を省略して示す。
次に、本発明の第5実施形態に関して、図8を用いて説明する。図8は、最大冷房時に解除条件を満足していない状態の車両用空調装置1Dを簡略化して示す断面図である。図8では、図1と同様に理解を容易にするため、空調ケース10の厚み寸法を省略して示す。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において種々変形して実施することが可能である。
4…空調制御装置(制御手段)
9…蒸発器(冷却用熱交換器)
9a…蒸発器の上方の端部
9b…蒸発器の上下方向の中間部
9c…蒸発器の下方の端部
10…空調ケース
15…ブロワ(送風機)
16…ヒータコア(加熱用熱交換器)
17…冷風通路
18…冷風バイパス通路
19…フェイス開口部
20…温風側エアミックスドア
21…冷風側エアミックスドア
22…冷風バイパスドア
22a,22c…ドア本体
22b,22d…回転軸
23…混合室
25…フット開口部
29…流入部
Claims (9)
- 空気通路を形成する空調ケース(10)と、
前記空調ケース内に空気を送風する送風機(15)と、
前記空調ケース内に設けられ、冷媒が供給される流入部(29)を有し、前記送風機によって送風される空気を冷却する冷却用熱交換器(9)と、
前記空調ケース内に設けられ、前記冷却用熱交換器からの冷風を加熱する加熱用熱交換器(16)と、
前記空調ケース内に設けられ、前記加熱用熱交換器を通過していない冷風が流れる冷風通路(17)と、
前記空調ケース内に設けられ、前記加熱用熱交換器を通過する空気量を調整する温風側エアミックスドア(20)と、
前記空調ケース内に設けられ、前記冷風通路を通過する空気量を調整する冷風側エアミックスドア(21)と、
前記空調ケース内に設けられ、前記加熱用熱交換器からの温風と前記冷風通路からの冷風とが混合される混合室(23)と、
前記混合室を通過した空調風を車室内の乗員頭胸部に導くフェイス開口部(19)と、
前記混合室を通過した空調風を車室内の乗員足元に導くフット開口部(25)と、
前記空調ケース内に設けられ、前記冷風通路とは別に並設されて前記加熱用熱交換器を通過していない冷風を前記フェイス開口部に向かうように通過させる通路であって、前記フェイス開口部と前記冷却用熱交換器の前記流入部とを結ぶ経路上に設けられる冷風バイパス通路(18)と、
前記空調ケース内に設けられ、前記冷風バイパス通路を通過する空気量を調整する冷風バイパスドア(22)と、
車室内の空調要求に応じて、前記送風機の送風量、ならびに前記温風側エアミックスドア、前記冷風側エアミックスドアおよび前記冷風バイパスドアの開度を個別に調整する制御手段(4)とを含み、
前記制御手段は、
車両用空調装置(1)の起動時から予め定める解除条件を満足するまでは、前記冷風バイパスドアの開度を、前記冷却用熱交換器の前記流入部から発生する冷媒通過音が前記フェイス開口部に伝わることを阻止する開度に調節し、
前記解除条件を満足すると、前記冷風バイパスドアの前記開度調節を解除し、車室内の空調要求に応じた開度調節を実行することを特徴とする車両用空調装置。 - 前記解除条件は、車両用空調装置の起動時から予め定める時間が経過したときであることを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置。
- 前記解除条件は、前記送風機の回転数が予め定める回転数以上になったときであることを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置。
- 前記冷却用熱交換器によって冷却された空気の温度を検出する温度検出手段をさらに含み、
前記解除条件は、前記温度検出手段によって検出される温度が予め定める温度以下になったときであることを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置。 - 前記制御手段は、前記解除条件を満足するまで、前記冷風バイパスドアの開度を、前記冷風バイパス通路を閉じる開度に調節することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の車両用空調装置。
- 前記冷却用熱交換器は、上下方向(Y1,Y2)の上方(Y1)の端部(9a)に流入部を有し、
前記冷風バイパスドアは、前記冷却用熱交換器の前記上方の端部に対向して設けられ、
前記冷風側エアミックスドアは、前記冷却用熱交換器の前記上下方向の中間部(9b)に対向して設けられ、
前記温風側エアミックスドアは、前記冷却用熱交換器の前記上下方向の下方(Y2)の端部(9c)に対向して設けられることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の車両用空調装置。 - 前記冷風バイパス通路は、前記冷風通路よりも通過可能な最大の空気量が小さいことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の車両用空調装置。
- 前記冷風バイパスドアは、板状に形成されるドア本体(22a)を含み、
前記冷風バイパスドアは、前記ドア本体のドア幅方向の中間部に回転軸(22b)が設けられるバタフライドアで構成されることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載の車両用空調装置。 - 前記冷風バイパスドアは、板状に形成されるドア本体(22c)を含み、
前記冷風バイパスドアは、前記ドア本体のドア幅方向の一端部に回転軸(22d)が設けられる片持ちドアで構成されることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載の車両用空調装置。
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JPH0396426A (ja) * | 1989-09-08 | 1991-04-22 | Nippondenso Co Ltd | 自動車用空調装置 |
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