JP2009099683A - 半導体集積回路及びその故障救済方法、半導体集積回路装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】信号処理部及びメモリ部を有する半導体集積回路の信号処理部の故障を救済する。
【解決手段】半導体集積回路50にはプロセッサ1、メモリ2、アナログコア3、IPコア4乃至6、外部バス7、主バス8、及びインターフェース部11乃至16が設けられる。プロセッサ1とインターフェース部11は第1のモジュール部を、メモリ2とインターフェース部12は第2のモジュール部を、アナログコア3とインターフェース部13は第3のモジュール部を、IPコア4とインターフェース部14は第4のモジュール部を、IPコア5とインターフェース部15は第5のモジュール部を、IPコア6とインターフェース部16は第6のモジュール部をそれぞれ構成する。外部バス7のモジュール選別回路22は、第1乃至6のモジュール部が不良の場合、遮断制御信号に基づいて第1乃至6のモジュール部への電源供給、クロック供給、及びバス接続を遮断する。
【選択図】図1
【解決手段】半導体集積回路50にはプロセッサ1、メモリ2、アナログコア3、IPコア4乃至6、外部バス7、主バス8、及びインターフェース部11乃至16が設けられる。プロセッサ1とインターフェース部11は第1のモジュール部を、メモリ2とインターフェース部12は第2のモジュール部を、アナログコア3とインターフェース部13は第3のモジュール部を、IPコア4とインターフェース部14は第4のモジュール部を、IPコア5とインターフェース部15は第5のモジュール部を、IPコア6とインターフェース部16は第6のモジュール部をそれぞれ構成する。外部バス7のモジュール選別回路22は、第1乃至6のモジュール部が不良の場合、遮断制御信号に基づいて第1乃至6のモジュール部への電源供給、クロック供給、及びバス接続を遮断する。
【選択図】図1
Description
本発明は、プロセッサ或いはCPUとメモリが搭載される半導体集積回路及びその故障救済方法、半導体集積回路装置に関する。
近年、半導体素子の微細化、高集積度化、低電圧化の進展に伴い、製品規模が増大した半導体集積回路であるSoC(System on a Chip)やシステムLSIが多数開発及び製品化されている。また、複数の半導体集積回路チップを高密度に搭載したモジュール、SiP(System in Package)、或いはMCP(Multi Chip Package)などが開発及び製品化されている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1などに記載される高密度で多機能なモジュール製品、SoC、或いはシステムLSIでは、メモリ、プロセッサ、アナログ回路、或いは入出力回路などが搭載される。高集積度化されたメモリでは、テストで不良と判定された場合でもリダンダンシー技術などを用いて救済することが可能である。一方、大規模なプロセッサやCPU(Central Processing Unit)などのデジタル信号処理部では、テストで不良と判定された場合、救済することができないという問題点がある。また、デジタル信号処理部がテストで不良と判定された場合、デジタル信号処理部が搭載される半導体集積回路チップは不良品としてリジェクトされるので、デジタル信号処理部が搭載される半導体集積回路は高集積度化及び多機能化が進展するにつれて歩留が大幅に低下するという問題点がある。
特開平6−61416号公報
本発明は、信号処理部の故障を救済することができる半導体集積回路及びその故障救済方法、半導体集積回路装置を提供する。
本発明の一態様の半導体集積回路は、第1のインターフェース部と前記第1のインターフェース部を介して信号のやりとりを行う信号処理部とを有する第1のモジュール部と、第2のインターフェース部と前記第2のインターフェース部を介して情報のやりとりを行うメモリ部とを有する第2のモジュール部と、前記第1のモジュール部及び前記第2のモジュール部に接続されるバスと、前記第1のモジュール部が不良と判定された場合、前記第1のモジュール部と前記バスの間を遮断し、前記第1のモジュール部への電源の供給を遮断し、前記第1のモジュール部へのクロックの供給を遮断し、前記第2のモジュール部が不良と判定された場合、前記第2のモジュール部と前記バスの間を遮断し、前記第2のモジュール部への電源の供給を遮断し、前記第2のモジュール部へのクロックの供給を遮断するモジュール選別回路とを具備することを特徴とする。
更に、本発明の一態様の半導体集積回路装置は、第1のインターフェース部と前記第1のインターフェース部を介して信号のやりとりを行う信号処理部とを有する第1のモジュール部と、第2のインターフェース部と前記第2のインターフェース部を介して情報のやりとりを行うメモリ部とを有する第2のモジュール部と、前記第1のモジュール部及び前記第2のモジュール部に接続されるバスと、モジュール選別回路を有する外部バスとを備える半導体集積回路を搭載した半導体集積回路装置であって、前記第2のモジュール部が良品と判定され、前記第1のモジュール部が不良と判定され、前記モジュール選別回路に基づいて前記第1のモジュール部と前記バスの間が遮断され、前記モジュール選別回路に基づいて前記第1のモジュール部への電源の供給が遮断され、前記モジュール選別回路に基づいて前記第1のモジュール部へのクロックの供給が遮断された前記半導体集積回路装置の第1のチップと、前記第1のモジュール部が良品と判定され、前記第2のモジュール部が不良と判定され、前記モジュール選別回路に基づいて前記第2のモジュール部と前記バスの間が遮断され、前記モジュール選別回路に基づいて前記第2のモジュール部への電源の供給が遮断され、前記モジュール選別回路に基づいて前記第2のモジュール部へのクロックの供給が遮断された前記半導体集積回路装置の第2のチップとを具備し、前記半導体集積回路装置の第1のチップと前記半導体集積回路装置の第2のチップとは前記外部バスで接続され、前記半導体集積回路装置の第1のチップと前記半導体集積回路装置の第2のチップは封止されていることを特徴とする。
更に、本発明の一態様の半導体集積回路の故障救済方法は、第1のインターフェース部と前記第1のインターフェース部を介して信号のやりとりを行う信号処理部とを有する第1のモジュール部と、第2のインターフェース部と前記第2のインターフェース部を介して情報のやりとりを行うメモリ部とを有する第2のモジュール部と、前記第1のモジュール部及び前記第2のモジュール部に接続されるバスと、モジュール選別回路を有する外部バスとを備える半導体集積回路の故障救済方法であって、前記第2のモジュール部が良品と判定され、前記第1のモジュール部が不良と判定された前記半導体集積回路装置の第1のチップを、前記モジュール選別回路に基づいて前記第1のモジュール部と前記バスの間を遮断し、前記モジュール選別回路に基づいて前記第1のモジュール部への電源の供給を遮断し、前記モジュール選別回路に基づいて前記第1のモジュール部へのクロックの供給を遮断する工程と、前記第1のモジュール部が良品と判定され、前記第2のモジュール部が不良と判定された前記半導体集積回路装置の第2のチップを、前記モジュール選別回路に基づいて前記第2のモジュール部と前記バスの間を遮断し、前記モジュール選別回路に基づいて前記第2のモジュール部への電源の供給を遮断し、前記モジュール選別回路に基づいて前記第2のモジュール部へのクロックの供給を遮断する工程と、前記第1のモジュール部と前記バスの間が遮断され、前記モジュール選別回路に基づいて前記第1のモジュール部への電源の供給が遮断され、前記モジュール選別回路に基づいて前記第1のモジュール部へのクロックの供給が遮断された前記半導体集積回路装置の第1のチップと、前記第2のモジュール部と前記バスの間が遮断され、前記第2のモジュール部への電源の供給が遮断され、前記第2のモジュール部へのクロックの供給が遮断された前記半導体集積回路装置の第2のチップとを前記外部バスで接続し、封止する工程とを具備することを特徴とする。
本発明によれば、信号処理部の故障を救済することができる半導体集積回路及びその故障救済方法、半導体集積回路装置を提供することができる。
以下本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
まず、本発明の実施例1に係る半導体集積回路及びその故障救済方法、半導体集積回路装置について、図面を参照して説明する。図1は半導体集積回路を示すブロック図、図2はモジュール選別制御回路及びモジュール選別回路を示すブロック図である。本実施例では、プロセッサが不良の半導体集積回路チップとプロセッサが良品のチップを用いて良品の半導体集積回路を得ている。
図1に示すように、半導体集積回路50には、プロセッサ1、メモリ2、アナログコア3、IPコア4乃至6、外部バス7、主バス8、及びインターフェース部11乃至16が設けられる。半導体集積回路50は、各種IPコアがモジュール化され、プラットフォーム化されたSoC(System on a Chip)である。
プロセッサ1とインターフェース部11は、第1のモジュール部を構成する。プロセッサ1は、インターフェース部11を介して主バス8から各種信号を入力し、インターフェース部11を介して演算処理した信号などを主バス8に出力する。プロセッサ1は、半導体集積回路50の全体を制御する。
メモリ2とインターフェース部12は、第2のモジュール部を構成する。メモリ2は、インターフェース部12を介して主バス8から転送される情報を書き込んでその情報を格納する。メモリ2は、インターフェース部12を介して格納されている情報を読み出して主バス8に出力する。
アナログコア3とインターフェース部13は、第3のモジュール部を構成する。アナログコア3は、例えばADC(Analog to Digital Converter)やDAC(Digital to Analog Converter)などを備え、インターフェース部13を介して入力されるアナログ信号をデジタル信号に変換して主バス8に出力したり、インターフェース部13を介して入力されるデジタル信号をアナログ信号に変換して主バス8に出力したりする。
IP(Intellectual Property)コア4とインターフェース部14は、第4のモジュール部を構成する。IPコア4は、例えばグラフィックス機能を担当するIPコアである。IPコア4は、インターフェース部14を介して主バス8から各種信号を入力し、インターフェース部14を介して信号処理した信号などを主バス8に出力する。
IPコア5とインターフェース部15は、第5のモジュール部を構成する。IPコア5は、例えばビデオ機能を担当するIPコアである。IPコア5は、インターフェース部15を介して主バス8から各種信号を入力し、インターフェース部15を介して信号処理した信号などを主バス8に出力する。
IPコア6とインターフェース部16は、第6のモジュール部を構成する。IPコア6は、例えばオーディオ機能を担当するIPコアである。IPコア6は、インターフェース部16を介して主バス8から各種信号を入力し、インターフェース部16を介して信号処理した信号などを主バス8に出力する。
主バス8は、第1乃至第6のモジュール部に接続され、第1乃至第6のモジュール部にデータ或いは信号を出力し、第1乃至第6のモジュール部から出力されるデータ或いは信号を入力し、入力された信号を他のモジュール部或いは外部バス7に転送する。
外部バス7は、主バス8に接続され、半導体集積回路50の外部と信号及び情報の交信ができ、半導体集積回路50の他のチップに設けられる主バス8と接続できる構造となっている。外部バス7には、図示しないバスインターフェース部が設けられ、バスインターフェース部11乃至16と同じ速度、同じタイミングで動作する。
図2に示すように、外部バス7には、モジュール選別制御回路21とモジュール選別回路22が設けられる。ここでは、モジュール選別制御回路21を外部バス7に設けているが、外部バス7の外部或いは半導体集積回路50の外部に設けてもよい。
モジュール選別制御回路21は、電源遮断制御信号Spw1乃至6、クロック遮断制御信号Sclk1乃至6、及びバス遮断制御信号Sbus1乃至6を生成する。
電源遮断制御信号Spw1は、第1のモジュール部への電源を遮断するための信号である。第1のモジュール部が不良と判定された場合、電源遮断制御信号Spw1の信号レベルがイネーブルとなり、第1のモジュール部が良品と判定された場合、電源遮断制御信号Spw1の信号レベルがディセーブルとなる。
ここで、信号レベルがイネーブルとは、電源を遮断できる信号レベルであり、信号レベルがディセーブルとは、電源を遮断できない信号レベルである。例えばイネーブル状態が“High”レベルの場合、ディセーブル状態が“Low”レベルとなる。イネーブル状態が“Low”レベルの場合、ディセーブル状態が“High”レベルとなる。
電源遮断制御信号Spw2は、第2のモジュール部への電源を遮断するための信号である。第2のモジュール部が不良と判定された場合、電源遮断制御信号Spw2の信号レベルがイネーブルとなり、第2のモジュール部が良品と判定された場合、電源遮断制御信号Spw2の信号レベルがディセーブルとなる。
電源遮断制御信号Spw3は、第3のモジュール部への電源を遮断するための信号である。第3のモジュール部が不良と判定された場合、電源遮断制御信号Spw3の信号レベルがイネーブルとなり、第3のモジュール部が良品と判定された場合、電源遮断制御信号Spw3の信号レベルがディセーブルとなる。
電源遮断制御信号Spw4は、第4のモジュール部への電源を遮断するための信号である。第4のモジュール部が不良と判定された場合、電源遮断制御信号Spw4の信号レベルがイネーブルとなり、第4のモジュール部が良品と判定された場合、電源遮断制御信号Spw4の信号レベルがディセーブルとなる。
電源遮断制御信号Spw5は、第5のモジュール部への電源を遮断するための信号である。第5のモジュール部が不良と判定された場合、電源遮断制御信号Spw5の信号レベルがイネーブルとなり、第5のモジュール部が良品と判定された場合、電源遮断制御信号Spw5の信号レベルがディセーブルとなる。
電源遮断制御信号Spw6は、第6のモジュール部への電源を遮断するための信号である。第6のモジュール部が不良と判定された場合、電源遮断制御信号Spw6の信号レベルがイネーブルとなり、第6のモジュール部が良品と判定された場合、電源遮断制御信号Spw6の信号レベルがディセーブルとなる。
クロック遮断制御信号Sclk1は、第1のモジュール部へ供給されるクロック信号を遮断するための信号である。第1のモジュール部が不良と判定された場合、クロック遮断制御信号Sclk1の信号レベルがイネーブルとなり、第1のモジュール部が良品と判定された場合、クロック遮断制御信号Sclk1の信号レベルがディセーブルとなる。
クロック遮断制御信号Sclk2は、第2のモジュール部へ供給されるクロック信号を遮断するための信号である。第2のモジュール部が不良と判定された場合、クロック遮断制御信号Sclk2の信号レベルがイネーブルとなり、第2のモジュール部が良品と判定された場合、クロック遮断制御信号Sclk2の信号レベルがディセーブルとなる。
クロック遮断制御信号Sclk3は、第3のモジュール部へ供給されるクロック信号を遮断するための信号である。第3のモジュール部が不良と判定された場合、クロック遮断制御信号Sclk3の信号レベルがイネーブルとなり、第3のモジュール部が良品と判定された場合、クロック遮断制御信号Sclk3の信号レベルがディセーブルとなる。
クロック遮断制御信号Sclk4は、第4のモジュール部へ供給されるクロック信号を遮断するための信号である。第4のモジュール部が不良と判定された場合、クロック遮断制御信号Sclk4の信号レベルがイネーブルとなり、第4のモジュール部が良品と判定された場合、クロック遮断制御信号Sclk4の信号レベルがディセーブルとなる。
クロック遮断制御信号Sclk5は、第5のモジュール部へ供給されるクロック信号を遮断するための信号である。第5のモジュール部が不良と判定された場合、クロック遮断制御信号Sclk5の信号レベルがイネーブルとなり、第5のモジュール部が良品と判定された場合、クロック遮断制御信号Sclk5の信号レベルがディセーブルとなる。
クロック遮断制御信号Sclk6は、第6のモジュール部へ供給されるクロック信号を遮断するための信号である。第6のモジュール部が不良と判定された場合、クロック遮断制御信号Sclk6の信号レベルがイネーブルとなり、第6のモジュール部が良品と判定された場合、クロック遮断制御信号Sclk6の信号レベルがディセーブルとなる。
バス遮断制御信号Sbus1は、第1のモジュール部と主バス8の間を遮断するための信号である。第1のモジュール部が不良と判定された場合、バス遮断制御信号Sbus1の信号レベルがイネーブルとなり、第1のモジュール部が良品と判定された場合、バス遮断制御信号Sbus1の信号レベルがディセーブルとなる。
バス遮断制御信号Sbus2は、第2のモジュール部と主バス8の間を遮断するための信号である。第2のモジュール部が不良と判定された場合、バス遮断制御信号Sbus2の信号レベルがイネーブルとなり、第2のモジュール部が良品と判定された場合、バス遮断制御信号Sbus2の信号レベルがディセーブルとなる。
バス遮断制御信号Sbus3は、第3のモジュール部と主バス8の間を遮断するための信号である。第3のモジュール部が不良と判定された場合、バス遮断制御信号Sbus3の信号レベルがイネーブルとなり、第3のモジュール部が良品と判定された場合、バス遮断制御信号Sbus3の信号レベルがディセーブルとなる。
バス遮断制御信号Sbus4は、第4のモジュール部と主バス8の間を遮断するための信号である。第4のモジュール部が不良と判定された場合、バス遮断制御信号Sbus4の信号レベルがイネーブルとなり、第4のモジュール部が良品と判定された場合、バス遮断制御信号Sbus4の信号レベルがディセーブルとなる。
バス遮断制御信号Sbus5は、第5のモジュール部と主バス8の間を遮断するための信号である。第5のモジュール部が不良と判定された場合、バス遮断制御信号Sbus5の信号レベルがイネーブルとなり、第5のモジュール部が良品と判定された場合、バス遮断制御信号Sbus5の信号レベルがディセーブルとなる。
バス遮断制御信号Sbus6は、第6のモジュール部と主バス8の間を遮断するための信号である。第6のモジュール部が不良と判定された場合、バス遮断制御信号Sbus6の信号レベルがイネーブルとなり、第6のモジュール部が良品と判定された場合、バス遮断制御信号Sbus6の信号レベルがディセーブルとなる。
モジュール選別回路22は、モジュール選別制御回路21から出力される電源遮断制御信号Spw1乃至6、クロック遮断制御信号Sclk1乃至6、及びバス遮断制御信号Sbus1乃至6が入力され、信号レベルがイネーブルの場合、モジュール部への電源供給、モジュール部へのクロック信号の供給、及びモジュール部と主バス8の間の接続を遮断する。信号レベルがディセーブルの場合、モジュール部への電源供給、モジュール部へのクロック信号の供給、及びモジュール部と主バス8の間の接続が行えるようにする。
例えば、プロセッサ1とインターフェース部11から構成される第1のモジュール部が不良と判定された場合、電源遮断制御信号Spw1、クロック遮断制御信号Sclk1、及びバス遮断制御信号Sbus1の信号レベルがイネーブルとなり、第1のモジュール部への電源供給、クロック供給、及びバス接続が遮断される。
ここで、電源遮断は図示しない電源遮断回路を用いて行い、クロック遮断は図示しないクロック遮断回路を用いて行い、バス遮断は図示しないバス遮断回路を用いて行う。電源遮断回路、クロック遮断回路、及びバス遮断回路の遮断方法は、例えばEヒューズやレーザ光で切断するヒューズなどを用いて遮断する。なお、電源遮断回路、クロック遮断回路、及びバス遮断回路の代わりに半導体集積回路50の外部から制御して遮断してもよい。
次に、半導体集積回路の故障の救済について図3及び図4を参照して説明する。図3は半導体集積回路の故障救済方法を示すプロセスフロー、図4は半導体集積回路の2つのチップを搭載した半導体集積回路装置を示す断面図である。ここでは、プロセッサ1及びインターフェース部11から構成される第1のモジュール部のみ良品である半導体集積回路50のチップAとプロセッサ1及びインターフェース部11から構成される第1のモジュール部以外が良品である半導体集積回路50のチップBとを樹脂封止して製品として出荷可能としている。
図3に示すように、まず、半導体集積回路50のチップを良否判定テストを行う(ステップS1)。次に、半導体集積回路50のチップが所定の規格を満足している場合、樹脂封止され良品として製品出荷される。プロセッサ1及びインターフェース部11から構成される第1のモジュール部だけが良品のチップをチップAとする。プロセッサ1及びインターフェース部11から構成される第1のモジュール部以外が良品のチップをチップBとする(ステップS2)。
続いて、プロセッサ1及びインターフェース部11から構成される第1のモジュール部とメモリ2及びインターフェース部12から構成される第2のモジュール部とが不良と判定され、それ以外のモジュール部、外部バス7、及び主バス8が良品と判定された半導体集積回路50のチップは、メモリ2のメモリリダンダンシ処理を行う(ステップS3)。
そして、メモリリダンダンシ処理で救済されたメモリ2とインターフェース部12から構成される第2のモジュール部が良品と判定された半導体集積回路50のチップは、チップBとする。メモリ2が救済されないチップは使用されない(ステップS4)。
次に、半導体集積回路50のチップAでは、不良と判定された第2乃至6のモジュール部への電源供給、クロック供給、及びバス接続が遮断される。半導体集積回路50のチップBでは、不良と判定された第1のモジュール部への電源供給、クロック供給、及びバス接続が遮断される(ステップS5)。
続いて、不良と判定されたモジュール部の遮断処理された半導体集積回路50のチップAと不良と判定されたモジュール部の遮断処理された半導体集積回路50のチップBとを積層形成し、樹脂封止する。
図4に示すように、縦方向にチップが積層形成され、樹脂封止されたVSP(Vertical Stacked Package)である半導体集積回路装置60では、セラミックなどからなる絶縁性基板31の裏面側(第2主面側)に複数の外部端子32が設けられる。絶縁性基板31の表面側(第1主面側)に半導体集積回路50のチップAが設けられ、図示しない接着材で絶縁性基板31に接着固定される。
半導体集積回路50のチップAは、ボンディングワイヤ33cを介して絶縁性基板31上の図示しないインナーリードに接続される。なお、半導体集積回路50に設けられる端子(ボンディングパッド)がすべて外部バス7に接続される場合はボンディングワイヤ33cは不要となる。
半導体集積回路50のチップBは、樹脂34を介して半導体集積回路50のチップAのほぼ上部に積層配置形成される。半導体集積回路50のチップAの外部バス7の部分が露呈されるようにスライドして配置形成する。半導体集積回路50のチップAの外部バス7と半導体集積回路50のチップBの外部バス7とは、ボンディングワイヤ33aを介して接続される。半導体集積回路50のチップBの外部バス7に接続される端子(ボンディングパッド)は、ボンディングワイヤ33b及びボンディングワイヤ33dを介して、それぞれ絶縁性基板31上の図示しないインナーリードに接続される。絶縁性基板31の表面(第1主面)、半導体集積回路50のチップA、半導体集積回路50のチップB、及びボンディングワイヤ33a乃至dは、樹脂34で封止される。
第1のモジュール部が良品である半導体集積回路50のチップAと第1のモジュール部以外が良品である半導体集積回路50のチップBとが搭載される半導体集積回路装置60は、全てのモジュール部が良品である半導体集積回路50のチップが搭載される半導体集積回路装置と特性が同一で、外部端子の配置が同一で、外形を同一にすることができる。このため、出荷する製品としては外観上及び特性上差異がない。
上述したように、本実施例の半導体集積回路及びその故障救済方法、半導体集積回路装置では、プロセッサ1、メモリ2、アナログコア3、IPコア4乃至6、外部バス7、主バス8、及びインターフェース部11乃至16が設けられる。プロセッサ1とインターフェース部11は、第1のモジュール部を構成する。メモリ2とインターフェース部12は、第2のモジュール部を構成する。アナログコア3とインターフェース部13は、第3のモジュール部を構成する。IPコア4とインターフェース部14は、第4のモジュール部を構成する。IPコア5とインターフェース部15は、第5のモジュール部を構成する。IPコア6とインターフェース部16は、第6のモジュール部を構成する。主バス8は、第1乃至第6のモジュール部に接続され、第1乃至第6のモジュール部にデータ或いは信号を出力し、第1乃至第6のモジュール部から出力されるデータ或いは信号を入力し、入力された信号を他のモジュール部或いは外部バス7に転送する。外部バス7は、主バス8に接続され、半導体集積回路50の外部と信号及び情報の交信ができ、半導体集積回路50の他のチップに設けられる主バス8と接続できる構造となっている。外部バス7に設けられるモジュール選別回路22は、第1乃至6のモジュール部が不良と判定された場合、遮断制御信号に基づいて第1乃至6のモジュール部への電源供給、クロック供給、及びバス接続を遮断する。第1のモジュール部のみ良品と判定された半導体集積回路50のチップAと第1のモジュール部以外が良品と判定された半導体集積回路50のチップBとは、外部バス7で接続され、積層形成され、樹脂封止されて1つの半導体集積回路50の製品となる。
このため、従来、プロセッサが不良と判定された半導体集積回路チップは、救済することができず廃棄されていたが、プロセッサ2を含むモジュール部のみ良品のチップとプロセッサ2を含むモジュール部以外が良品のチップを用いて、デジタル信号処理部であるプロセッサを救済することができ、良品の半導体集積回路50を得ることができる。また、デジタル信号処理部を有する半導体集積回路でデジタル信号処理部が高集積度化及び多機能化された場合、デジタル信号処理部を救済することができるので半導体集積回路の歩留の低下を抑制することができる。
なお、本実施例では、一部モジュール部が不良の半導体集積回路50の2つのチップを用いて、半導体集積回路50を救済して良品としているが、必ずしも2つのチップに限定されるものではなく、3つのチップ以上を用いて半導体集積回路50を救済して良品としてもよい。
次に、本発明の実施例2に係る半導体集積回路及びその故障救済方法、半導体集積回路装置について、図面を参照して説明する。図5は半導体集積回路を示すブロック図、図6はモジュール選別制御回路及びモジュール選別回路を示すブロック図である。本実施例では、プロセッサ及びメモリを有する第1の半導体集積回路チップとプロセッサ及びメモリを有する第2の半導体集積回路チップ用いて良品の第1の半導体集積回路を得ている。
図5に示すように、半導体集積回路51には、プロセッサ1、メモリ2、IPコア4、外部バス7a、主バス8a、及びインターフェース部11、インターフェース部12、及びインターフェース部14が設けられる。半導体集積回路51は、各種IPコアがモジュール化され、プラットフォーム化されたSoC(System on a Chip)であり、実施例1の半導体集積回路50に設けられるモジュール部を備え、半導体集積回路50よりも機能が少ない。具体的には、プロセッサを有するモジュール部とメモリを有するモジュール部が同一構成となっている。
プロセッサ1とインターフェース部11は、第1のモジュール部を構成する。プロセッサ1は、インターフェース部11を介して主バス8aから各種信号を入力し、インターフェース部11を介して演算処理した信号などを主バス8aに出力する。プロセッサ1は、半導体集積回路51の全体を制御する。
メモリ2とインターフェース部12は、第2のモジュール部を構成する。メモリ2は、インターフェース部12を介して主バス8aから転送される情報を書き込んでその情報を格納する。メモリ2は、インターフェース部12を介して格納されている情報を読み出して主バス8aに出力する。
IPコア4とインターフェース部14は、第3のモジュール部を構成する。IPコア4は、例えばグラフィックス機能を担当するIPコアである。IPコア4は、インターフェース部14を介して主バス8aから各種信号を入力し、インターフェース部14を介して信号処理した信号などを主バス8aに出力する。
主バス8aは、第1乃至第3のモジュール部に接続され、第1乃至第3のモジュール部にデータ或いは信号を出力し、第1乃至第3のモジュール部から出力されるデータ或いは信号を入力し、入力された信号を他のモジュール部或いは外部バス7aに転送する。
外部バス7aは、主バス8aに接続され、半導体集積回路51の外部と信号及び情報の交信ができ、半導体集積回路50の他のチップに設けられる主バス8や半導体集積回路51の他のチップに設けられる主バス8aと接続できる構造となっている。外部バス7aには、図示しないバスインターフェース部が設けられ、バスインターフェース部11、バスインターフェース部12、及びバスインターフェース部14と同じ速度、同じタイミングで動作する。
図6に示すように、外部バス7aには、モジュール選別制御回路21aとモジュール選別回路22aが設けられる。ここでは、モジュール選別制御回路21aを外部バス7aに設けているが、外部バス7aの外部或いは半導体集積回路51の外部に設けてもよい。
モジュール選別制御回路21aは、電源遮断制御信号Spw1、電源遮断制御信号Spw2、電源遮断制御信号Spw4、クロック遮断制御信号Sclk1、クロック遮断制御信号Sclk2、クロック遮断制御信号Sclk4、バス遮断制御信号Sbus1、バス遮断制御信号Sbus2、及びバス遮断制御信号Sbus4を生成する。
電源遮断制御信号Spw1は、第1のモジュール部への電源を遮断するための信号である。第1のモジュール部が不良と判定された場合、電源遮断制御信号Spw1の信号レベルがイネーブルとなり、第1のモジュール部が良品と判定された場合、電源遮断制御信号Spw1の信号レベルがディセーブルとなる。
電源遮断制御信号Spw2は、第2のモジュール部への電源を遮断するための信号である。第2のモジュール部が不良と判定された場合、電源遮断制御信号Spw2の信号レベルがイネーブルとなり、第2のモジュール部が良品と判定された場合、電源遮断制御信号Spw2の信号レベルがディセーブルとなる。
電源遮断制御信号Spw4は、第3のモジュール部への電源を遮断するための信号である。第3のモジュール部が不良と判定された場合、電源遮断制御信号Spw4の信号レベルがイネーブルとなり、第3のモジュール部が良品と判定された場合、電源遮断制御信号Spw4の信号レベルがディセーブルとなる。
クロック遮断制御信号Sclk1は、第1のモジュール部へ供給されるクロック信号を遮断するための信号である。第1のモジュール部が不良と判定された場合、クロック遮断制御信号Sclk1の信号レベルがイネーブルとなり、第1のモジュール部が良品と判定された場合、クロック遮断制御信号Sclk1の信号レベルがディセーブルとなる。
クロック遮断制御信号Sclk2は、第2のモジュール部へ供給されるクロック信号を遮断するための信号である。第2のモジュール部が不良と判定された場合、クロック遮断制御信号Sclk2の信号レベルがイネーブルとなり、第2のモジュール部が良品と判定された場合、クロック遮断制御信号Sclk2の信号レベルがディセーブルとなる。
クロック遮断制御信号Sclk4は、第3のモジュール部へ供給されるクロック信号を遮断するための信号である。第3のモジュール部が不良と判定された場合、クロック遮断制御信号Sclk3の信号レベルがイネーブルとなり、第3のモジュール部が良品と判定された場合、クロック遮断制御信号Sclk4の信号レベルがディセーブルとなる。
バス遮断制御信号Sbus1は、第1のモジュール部と主バス8aの間を遮断するための信号である。第1のモジュール部が不良と判定された場合、バス遮断制御信号Sbus1の信号レベルがイネーブルとなり、第1のモジュール部が良品と判定された場合、バス遮断制御信号Sbus1の信号レベルがディセーブルとなる。
バス遮断制御信号Sbus2は、第2のモジュール部と主バス8aの間を遮断するための信号である。第2のモジュール部が不良と判定された場合、バス遮断制御信号Sbus2の信号レベルがイネーブルとなり、第2のモジュール部が良品と判定された場合、バス遮断制御信号Sbus2の信号レベルがディセーブルとなる。
バス遮断制御信号Sbus4は、第3のモジュール部と主バス8の間を遮断するための信号である。第3のモジュール部が不良と判定された場合、バス遮断制御信号Sbus4の信号レベルがイネーブルとなり、第3のモジュール部が良品と判定された場合、バス遮断制御信号Sbus4の信号レベルがディセーブルとなる。
モジュール選別回路22aは、モジュール選別制御回路21aから出力される電源遮断制御信号Spw1、電源遮断制御信号Spw2、電源遮断制御信号Spw4、クロック遮断制御信号Sclk1、クロック遮断制御信号Sclk2、クロック遮断制御信号Sclk4、バス遮断制御信号Sbus1、バス遮断制御信号Sbus2、及びバス遮断制御信号Sbus4が入力され、信号レベルがイネーブルの場合、モジュール部への電源供給、モジュール部へのクロック信号の供給、及びモジュール部と主バス8aの間の接続を遮断する。信号レベルがディセーブルの場合、モジュール部への電源供給、モジュール部へのクロック信号の供給、及びモジュール部と主バス8aの間の接続が行えるようにする。
ここで、電源遮断は図示しない電源遮断回路を用いて行い、クロック遮断は図示しないクロック遮断回路を用いて行い、バス遮断は図示しないバス遮断回路を用いて行う。電源遮断回路、クロック遮断回路、及びバス遮断回路の遮断方法は、例えばEヒューズやレーザ光で切断するヒューズなどを用いて遮断する。
次に、半導体集積回路の故障の救済について図7及び図8を参照して説明する。図7は半導体集積回路の故障救済方法を示すプロセスフロー、図8は第1の半導体集積回路チップと第2の半導体集積回路チップを搭載した半導体集積回路装置を示す断面図である。ここでは、プロセッサ1及びインターフェース部11から構成される第1のモジュール部のみ良品である半導体集積回路50のチップAとプロセッサ1及びインターフェース部11から構成される第1のモジュール部以外が良品である半導体集積回路51のチップCとを樹脂封止して製品として出荷可能としている。
図7に示すように、まず、半導体集積回路50のチップと半導体集積回路51のチップの良否判定テストを行う。プロセッサ1及びインターフェース部11から構成される第1のモジュール部のみ良品である半導体集積回路50のチップAの選択と不良のモジュール部の遮断は実施例1と同様なので説明を省略する(ステップS1)。
次に、半導体集積回路51のチップが所定の規格を満足している場合、樹脂封止され良品として製品出荷される。プロセッサ1及びインターフェース部11から構成される第1のモジュール部以外が良品の半導体集積回路51のチップをチップCとする(ステップS2a)。
続いて、プロセッサ1及びインターフェース部11から構成される第1のモジュール部とメモリ2及びインターフェース部12から構成される第2のモジュール部とが不良と判定され、第3のモジュール部、外部バス7a、及び主バス8aが良品と判定された半導体集積回路51のチップは、メモリ2のメモリリダンダンシ処理を行う(ステップS3a)。
そして、メモリリダンダンシ処理で救済されたメモリ2とインターフェース部12から構成される第2のモジュール部が良品と判定された半導体集積回路51のチップは、チップCとする。メモリ2が救済されないチップは使用されない(ステップS4a)。
次に、半導体集積回路51のチップCでは、不良と判定された第1及び第3のモジュール部への電源供給、クロック供給、及びバス接続が遮断される(ステップS5a)。
続いて、不良と判定されたモジュール部の遮断処理された半導体集積回路50のチップAと不良と判定されたモジュール部の遮断処理された半導体集積回路51のチップCとを積層形成し、樹脂封止する。
図8に示すように、縦方向にチップが積層形成され、樹脂封止されたVSP(Vertical Stacked Package)である半導体集積回路装置61では、セラミックなどからなる絶縁性基板31の裏面側(第2主面側)に複数の外部端子32が設けられる。絶縁性基板31の表面側(第1主面側)に半導体集積回路50のチップAが設けられ、図示しない接着材で絶縁性基板31に接着固定される。
半導体集積回路50のチップAは、ボンディングワイヤ33cを介して絶縁性基板31上の図示しないインナーリードに接続される。なお、半導体集積回路50に設けられる端子(ボンディングパッド)がすべて外部バス7に接続される場合はボンディングワイヤ33cは不要となる。
半導体集積回路51のチップCは、樹脂34を介して半導体集積回路50のチップAのほぼ上部に積層配置形成される。半導体集積回路50のチップAの外部バス7の部分が露呈されるようにスライドして配置形成する。半導体集積回路50のチップAの外部バス7と半導体集積回路51のチップCの外部バス7aとは、ボンディングワイヤ33aを介して接続される。半導体集積回路51のチップCの外部バス7aに接続される端子(ボンディングパッド)は、ボンディングワイヤ33b及びボンディングワイヤ33dを介して、それぞれ絶縁性基板31上の図示しないインナーリードに接続される。絶縁性基板31の表面(第1主面)、半導体集積回路50のチップA、半導体集積回路51のチップC、及びボンディングワイヤ33a乃至dは、樹脂34で封止される。
第1のモジュール部が良品である半導体集積回路50のチップAと第1のモジュール部以外が良品である半導体集積回路51のチップCとが搭載される半導体集積回路装置61は、全てのモジュール部が良品である半導体集積回路51のチップが搭載される半導体集積回路装置と特性が同一で、外部端子の配置が同一で、外形を同一にすることができる。このため、出荷する製品としては外観上及び特性上差異がない。
上述したように、本実施例の半導体集積回路及びその故障救済方法、半導体集積回路装置では、半導体集積回路装置50にプロセッサ1、メモリ2、アナログコア3、IPコア4乃至6、外部バス7、主バス8、及びインターフェース部11乃至16が設けられる。半導体集積回路51にプロセッサ1、メモリ2、IPコア4、外部バス7a、主バス8a、及びインターフェース部11、インターフェース部12、及びインターフェース部14が設けられる。半導体集積回路51では、プロセッサ1とインターフェース部11は第1のモジュール部を構成し、メモリ2とインターフェース部12は第2のモジュール部を構成し、IPコア4とインターフェース部14は第3のモジュール部を構成する。主バス8aは、第1乃至第3のモジュール部に接続され、第1乃至第3のモジュール部にデータ或いは信号を出力し、第1乃至第3のモジュール部から出力されるデータ或いは信号を入力し、入力された信号を他のモジュール部或いは外部バス7aに転送する。外部バス7aは、主バス8aに接続され、半導体集積回路51の外部と信号及び情報の交信ができ、半導体集積回路50の他のチップに設けられる主バス8や半導体集積回路51の他のチップに設けられる主バス8aと接続できる構造となっている。外部バス7aに設けられるモジュール選別回路22aは、第1乃至3のモジュール部が不良と判定された場合、遮断制御信号に基づいて第1乃至3のモジュール部への電源供給、クロック供給、及びバス接続を遮断する。第1のモジュール部のみが良品と判定された半導体集積回路50のチップAと第1のモジュール部以外が良品と判定された半導体集積回路51のチップCとは、外部バス7及び外部バス7aで接続され、積層形成され、樹脂封止されて1つの半導体集積回路51の製品となる。
このため、従来、プロセッサが不良と判定された半導体集積回路チップは、救済することができず廃棄されていたが、プロセッサ2を含むモジュール部のみ良品の半導体集積回路50のチップとプロセッサ2を含むモジュール部以外が良品の半導体集積回路51のチップを用いて、デジタル信号処理部であるプロセッサを救済することができ、良品の半導体集積回路51を得ることができる。また、デジタル信号処理部を有する半導体集積回路でデジタル信号処理部が高集積度化及び多機能化された場合、デジタル信号処理部を救済することができるので半導体集積回路の歩留の低下を抑制することができる。
なお、本実施例では、半導体集積回路50のメモリと半導体集積回路51のメモリを同一にしているが、同一構成でなくてもよい。例えば、半導体集積回路51のメモリを半導体集積回路50のメモリよりも少ない容量にしてもよい。また、一部モジュール部が不良の半導体集積回路50のチップと一部モジュール部が不良の半導体集積回路51のチップとを用いて、半導体集積回路51を救済して良品としているが、必ずしも2つのチップに限定されるものではなく、3チップ以上を用いて半導体集積回路51を救済して良品としてもよい。更に、一部モジュール部が不良の半導体集積回路50のチップと一部モジュール部が不良の半導体集積回路51のチップとを用いて、半導体集積回路50を救済して良品としてもよい。
次に、本発明の実施例3に係る半導体集積回路及びその故障救済方法、半導体集積回路装置について、図面を参照して説明する。図9は半導体集積回路を示すブロック図、図10はモジュール選別制御回路及びモジュール選別回路を示すブロック図である。本実施例では、半導体集積回路にプロセッサ及びCPUが設けられ、プロセッサ及びCPUが故障の場合、モジュール選別回路から出力される制御信号により動作が停止される。
図9に示すように、半導体集積回路52には、プロセッサ1a、プロセッサ1b、メモリ2、アナログコア3、IPコア4、外部バス7b、主バス8b、CPU9、インターフェース部11a、インターフェース部11b、インターフェース部12、インターフェース部13、インターフェース部14、及びインターフェース部17が設けられる。半導体集積回路52は、各種IPコアがモジュール化され、プラットフォーム化されたSoC(System on a Chip)であり、実施例1の半導体集積回路50よりも信号処理を取り扱うモジュール部の数が多い(即ち、回路規模が大きい)。
プロセッサ1aとインターフェース部11aは、第1のモジュール部を構成する。プロセッサ1aは、インターフェース部11aを介して主バス8bから各種信号を入力し、インターフェース部11aを介して演算処理した信号などを主バス8bに出力する。
プロセッサ1bとインターフェース部11bは、第2のモジュール部を構成する。プロセッサ1bは、インターフェース部11bを介して主バス8bから各種信号を入力し、インターフェース部11bを介して演算処理した信号などを主バス8bに出力する。
CPU(Central Processing Unit)9とインターフェース部17は、第3のモジュール部を構成する。CPU9は、インターフェース部17を介して主バス8bから各種信号を入力し、インターフェース部17を介して演算処理した信号などを主バス8bに出力する。CPU9は、半導体集積回路52の全体を統括制御する。
メモリ2とインターフェース部12は、第4のモジュール部を構成する。メモリ2は、インターフェース部12を介して主バス8bから転送される情報を書き込んでその情報を格納する。メモリ2は、インターフェース部12を介して格納されている情報を読み出して主バス8bに出力する。
アナログコア3とインターフェース部13は、第5モジュール部を構成する。アナログコア3は、例えばADCやDACなどを備え、インターフェース部13を介して入力されるアナログ信号をデジタル信号に変換して主バス8bに出力したり、インターフェース部13を介して入力されるデジタル信号をアナログ信号に変換して主バス8bに出力したりする。
IPコア4とインターフェース部14は、第6のモジュール部を構成する。IPコア4は、例えばグラフィックス機能を担当するIPコアである。IPコア4は、インターフェース部14を介して主バス8bから各種信号を入力し、インターフェース部14を介して信号処理した信号などを主バス8bに出力する。
主バス8bは、第1乃至第6のモジュール部に接続され、第1乃至第6のモジュール部にデータ或いは信号を出力し、第1乃至第6のモジュール部から出力されるデータ或いは信号を入力し、入力された信号を他のモジュール部或いは外部バス7bに転送する。
外部バス7bは、主バス8bに接続され、半導体集積回路52の外部と信号及び情報の交信ができ、半導体集積回路52の他のチップに設けられる主バス8bと接続できる構造となっている。外部バス7bには、図示しないバスインターフェース部が設けられ、バスインターフェース部11a、バスインターフェース部11b、バスインターフェース部12、バスインターフェース部13、バスインターフェース部14、及びバスインターフェース部17と同じ速度、同じタイミングで動作する。
図10に示すように、外部バス7bには、モジュール選別制御回路21bとモジュール選別回路22bが設けられる。ここでは、モジュール選別制御回路21bを外部バス7bに設けているが、外部バス7bの外部或いは半導体集積回路52の外部に設けてもよい。
モジュール選別制御回路21bは、電源遮断制御信号Spw1a、電源遮断制御信号Spw1b、電源遮断制御信号Spw2、電源遮断制御信号Spw3、電源遮断制御信号Spw4、電源遮断制御信号Spw7、クロック遮断制御信号Sclk1a、クロック遮断制御信号Sclk1b、クロック遮断制御信号Sclk2、クロック遮断制御信号Sclk3、クロック遮断制御信号Sclk4、クロック遮断制御信号Sclk7、バス遮断制御信号Sbus1a、バス遮断制御信号Sbus1b、バス遮断制御信号Sbus2、バス遮断制御信号Sbus3、バス遮断制御信号Sbus4、及びバス遮断制御信号Sbus7を生成する。
電源遮断制御信号Spw1aは、第1のモジュール部への電源を遮断するための信号である。第1のモジュール部が不良と判定された場合、電源遮断制御信号Spw1aの信号レベルがイネーブルとなり、第1のモジュール部が良品と判定された場合、電源遮断制御信号Spw1aの信号レベルがディセーブルとなる。
電源遮断制御信号Spw1bは、第2のモジュール部への電源を遮断するための信号である。第2のモジュール部が不良と判定された場合、電源遮断制御信号Spw1bの信号レベルがイネーブルとなり、第2のモジュール部が良品と判定された場合、電源遮断制御信号Spw1bの信号レベルがディセーブルとなる。
電源遮断制御信号Spw7は、第3のモジュール部への電源を遮断するための信号である。第3のモジュール部が不良と判定された場合、電源遮断制御信号Spw7の信号レベルがイネーブルとなり、第3のモジュール部が良品と判定された場合、電源遮断制御信号Spw7の信号レベルがディセーブルとなる。
電源遮断制御信号Spw2は、第4のモジュール部への電源を遮断するための信号である。第4のモジュール部が不良と判定された場合、電源遮断制御信号Spw2の信号レベルがイネーブルとなり、第2のモジュール部が良品と判定された場合、電源遮断制御信号Spw2の信号レベルがディセーブルとなる。
電源遮断制御信号Spw3は、第5のモジュール部への電源を遮断するための信号である。第5のモジュール部が不良と判定された場合、電源遮断制御信号Spw3の信号レベルがイネーブルとなり、第5のモジュール部が良品と判定された場合、電源遮断制御信号Spw3の信号レベルがディセーブルとなる。
電源遮断制御信号Spw4は、第6のモジュール部への電源を遮断するための信号である。第6のモジュール部が不良と判定された場合、電源遮断制御信号Spw4の信号レベルがイネーブルとなり、第6のモジュール部が良品と判定された場合、電源遮断制御信号Spw4の信号レベルがディセーブルとなる。
クロック遮断制御信号Sclk1aは、第1のモジュール部へ供給されるクロック信号を遮断するための信号である。第1のモジュール部が不良と判定された場合、クロック遮断制御信号Sclk1aの信号レベルがイネーブルとなり、第1のモジュール部が良品と判定された場合、クロック遮断制御信号Sclk1aの信号レベルがディセーブルとなる。
クロック遮断制御信号Sclk1bは、第2のモジュール部へ供給されるクロック信号を遮断するための信号である。第2のモジュール部が不良と判定された場合、クロック遮断制御信号Sclk1bの信号レベルがイネーブルとなり、第2のモジュール部が良品と判定された場合、クロック遮断制御信号Sclk1bの信号レベルがディセーブルとなる。
クロック遮断制御信号Sclk7は、第3のモジュール部へ供給されるクロック信号を遮断するための信号である。第3のモジュール部が不良と判定された場合、クロック遮断制御信号Sclk7の信号レベルがイネーブルとなり、第3のモジュール部が良品と判定された場合、クロック遮断制御信号Sclk7の信号レベルがディセーブルとなる。
クロック遮断制御信号Sclk2は、第4のモジュール部へ供給されるクロック信号を遮断するための信号である。第4のモジュール部が不良と判定された場合、クロック遮断制御信号Sclk2の信号レベルがイネーブルとなり、第4のモジュール部が良品と判定された場合、クロック遮断制御信号Sclk2の信号レベルがディセーブルとなる。
クロック遮断制御信号Sclk3は、第5のモジュール部へ供給されるクロック信号を遮断するための信号である。第5のモジュール部が不良と判定された場合、クロック遮断制御信号Sclk3の信号レベルがイネーブルとなり、第5のモジュール部が良品と判定された場合、クロック遮断制御信号Sclk3の信号レベルがディセーブルとなる。
クロック遮断制御信号Sclk4は、第6のモジュール部へ供給されるクロック信号を遮断するための信号である。第6のモジュール部が不良と判定された場合、クロック遮断制御信号Sclk4の信号レベルがイネーブルとなり、第6のモジュール部が良品と判定された場合、クロック遮断制御信号Sclk4の信号レベルがディセーブルとなる。
バス遮断制御信号Sbus1aは、第1のモジュール部と主バス8bの間を遮断するための信号である。第1のモジュール部が不良と判定された場合、バス遮断制御信号Sbus1aの信号レベルがイネーブルとなり、第1のモジュール部が良品と判定された場合、バス遮断制御信号Sbus1aの信号レベルがディセーブルとなる。
バス遮断制御信号Sbus1bは、第2のモジュール部と主バス8bの間を遮断するための信号である。第2のモジュール部が不良と判定された場合、バス遮断制御信号Sbus1bの信号レベルがイネーブルとなり、第2のモジュール部が良品と判定された場合、バス遮断制御信号Sbus1bの信号レベルがディセーブルとなる。
バス遮断制御信号Sbus7は、第3のモジュール部と主バス8bの間を遮断するための信号である。第3のモジュール部が不良と判定された場合、バス遮断制御信号Sbus7の信号レベルがイネーブルとなり、第3のモジュール部が良品と判定された場合、バス遮断制御信号Sbus7の信号レベルがディセーブルとなる。
バス遮断制御信号Sbus2は、第4のモジュール部と主バス8bの間を遮断するための信号である。第4のモジュール部が不良と判定された場合、バス遮断制御信号Sbus2の信号レベルがイネーブルとなり、第4のモジュール部が良品と判定された場合、バス遮断制御信号Sbus2の信号レベルがディセーブルとなる。
バス遮断制御信号Sbus3は、第5のモジュール部と主バス8bの間を遮断するための信号である。第5のモジュール部が不良と判定された場合、バス遮断制御信号Sbus3の信号レベルがイネーブルとなり、第5のモジュール部が良品と判定された場合、バス遮断制御信号Sbus3の信号レベルがディセーブルとなる。
バス遮断制御信号Sbus4は、第6のモジュール部と主バス8bの間を遮断するための信号である。第6のモジュール部が不良と判定された場合、バス遮断制御信号Sbus4の信号レベルがイネーブルとなり、第6のモジュール部が良品と判定された場合、バス遮断制御信号Sbus4の信号レベルがディセーブルとなる。
モジュール選別回路22bは、モジュール選別制御回路21bから出力される電源遮断制御信号Spw1a、電源遮断制御信号Spw1b、電源遮断制御信号Spw2、電源遮断制御信号Spw3、電源遮断制御信号Spw4、電源遮断制御信号Spw7、クロック遮断制御信号Sclk1a、クロック遮断制御信号Sclk1b、クロック遮断制御信号Sclk2、クロック遮断制御信号Sclk3、クロック遮断制御信号Sclk4、クロック遮断制御信号Sclk7、バス遮断制御信号Sbus1a、バス遮断制御信号Sbus1b、バス遮断制御信号Sbus2、バス遮断制御信号Sbus3、バス遮断制御信号Sbus4、及びバス遮断制御信号Sbus7が入力され、信号レベルがイネーブルの場合、モジュール部への電源供給、モジュール部へのクロック信号の供給、及びモジュール部と主バス8bの間の接続を遮断する。信号レベルがディセーブルの場合、モジュール部への電源供給、モジュール部へのクロック信号の供給、及びモジュール部と主バス8bの間の接続が行えるようにする。
ここで、電源遮断は図示しない電源遮断回路を用いて行い、クロック遮断は図示しないクロック遮断回路を用いて行い、バス遮断は図示しないバス遮断回路を用いて行う。電源遮断回路、クロック遮断回路、及びバス遮断回路の遮断方法は、例えばEヒューズやレーザ光で切断するヒューズなどを用いて遮断する。なお、電源遮断回路、クロック遮断回路、及びバス遮断回路の代わりに半導体集積回路52の外部から制御して遮断してもよい。
信号処理を取り扱う回路の規模が大きい半導体集積回路52の場合、信号処理を取り扱う回路を3つのモジュール部に分割され、モジュール部が不良と判定されるとモジュール選別回路22bに基づいてそれぞれのモジュール部への電源供給、クロック供給、及びバス接続を遮断できる構造となっている。このため、信号処理を取り扱うモジュール部が不良となっても他の半導体集積回路52チップを用いることにより全てのモジュール部が良品である半導体集積回路52を得ることができる。
上述したように、本実施例の半導体集積回路及びその故障救済方法、半導体集積回路装置では、プロセッサ1a、プロセッサ1b、メモリ2、アナログコア3、IPコア4、外部バス7b、主バス8b、CPU9、インターフェース部11a、インターフェース部11b、インターフェース部12、インターフェース部13、インターフェース部14、及びインターフェース部17が設けられる。プロセッサ1aとインターフェース部11aは第1のモジュール部を構成する。プロセッサ1bとインターフェース部11bは第2のモジュール部を構成する。CPU9とインターフェース部17は第3のモジュール部を構成する。メモリ2とインターフェース部12は第4のモジュール部を構成する。アナログコア3とインターフェース部13は第5モジュール部を構成する。IPコア4とインターフェース部14は第6のモジュール部を構成する。主バス8bは、第1乃至第6のモジュール部に接続され、第1乃至第6のモジュール部にデータ或いは信号を出力し、第1乃至第6のモジュール部から出力されるデータ或いは信号を入力し、入力された信号を他のモジュール部或いは外部バス7bに転送する。外部バス7bは、主バス8bに接続され、半導体集積回路52の外部と信号及び情報の交信ができ、半導体集積回路52の他のチップに設けられる主バス8bと接続できる構造となっている。外部バス7bに設けられるモジュール選別回路22bは、第1乃至第6のモジュール部が不良と判定された場合、遮断制御信号に基づいて第1乃至第6のモジュール部への電源供給、クロック供給、及びバス接続を遮断する。
このため、従来、複数のデジタル信号処理部の内少なくとも1つが不良と判定された半導体集積回路チップは、救済することができず廃棄されていたが、デジタル信号処理部とインターフェース部から構成されるモジュール部が良品である半導体集積回路チップを複数用意することにより、デジタル信号処理部を救済することができ、良品の半導体集積回路52を得ることができる。
本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々、変更してもよい。
例えば、実施例では、2つの半導体集積回路チップを積層し、樹脂封止(VSP)しているが、2つの半導体集積回路チップを基板上に載置したMCP(Multi Chip Package)にも適用することができる。また、2つの半導体集積回路チップを別々に樹脂封止してモジュール化してもよい。更に、実施例では、プロセッサやCPUなどのデジタル信号処理部の救済について説明しているが、デジタル信号処理部以外のIPコアの救済にも適用することができる。特にIPコアが多機能化及び高集積度化された場合に顕著な効果を有する。
本発明は、以下の付記に記載されているような構成が考えられる。
(付記1) 第1のインターフェース部と前記第1のインターフェース部を介して信号のやりとりを行うプロセッサとを有する第1のモジュール部と、第2のインターフェース部と前記第2のインターフェース部を介して情報のやりとりを行うメモリとを有する第2のモジュール部と、前記第1のモジュール部及び前記第2のモジュール部に接続されるバスと、前記第1のモジュール部が不良と判定された場合、前記第1のモジュール部と前記バスの間を遮断し、前記第1のモジュール部への電源の供給を遮断し、前記第1のモジュール部へのクロックの供給を遮断し、前記第2のモジュール部が不良と判定された場合、前記第2のモジュール部と前記バスの間を遮断し、前記第2のモジュール部への電源の供給を遮断し、前記第2のモジュール部へのクロックの供給を遮断するモジュール選別回路を有し、他のチップとの接続を行う外部バスとを具備する半導体集積回路。
(付記1) 第1のインターフェース部と前記第1のインターフェース部を介して信号のやりとりを行うプロセッサとを有する第1のモジュール部と、第2のインターフェース部と前記第2のインターフェース部を介して情報のやりとりを行うメモリとを有する第2のモジュール部と、前記第1のモジュール部及び前記第2のモジュール部に接続されるバスと、前記第1のモジュール部が不良と判定された場合、前記第1のモジュール部と前記バスの間を遮断し、前記第1のモジュール部への電源の供給を遮断し、前記第1のモジュール部へのクロックの供給を遮断し、前記第2のモジュール部が不良と判定された場合、前記第2のモジュール部と前記バスの間を遮断し、前記第2のモジュール部への電源の供給を遮断し、前記第2のモジュール部へのクロックの供給を遮断するモジュール選別回路を有し、他のチップとの接続を行う外部バスとを具備する半導体集積回路。
(付記2) 前記モジュール部と前記バスの間を遮断するバス遮断制御信号、前記モジュール部への電源の供給を遮断する電源遮断制御信号、及び前記モジュール部へのクロックの供給を遮断するクロック遮断制御信号を生成し、前記バス遮断制御信号、前記電源遮断制御信号、及び前記クロック遮断制御信号を前記モジュール選別回路に出力するモジュール選別制御回路を有し、前記前記モジュール選別回路及び前記モジュール選別制御回路は前記外部バスに設けられる付記1に記載の半導体集積回路。
(付記3) 第1のインターフェース部と前記第1のインターフェース部を介して信号のやりとりを行うプロセッサとを有する第1のモジュール部と、第2のインターフェース部と前記第2のインターフェース部を介して演算処理を行うCPUとを有する第2のモジュール部と、第3のインターフェース部と前記第3のインターフェース部を介して情報のやりとりを行うメモリとを有する第3のモジュール部と、前記第1乃至3のモジュール部に接続されるバスと、前記第1のモジュール部が不良と判定された場合、前記第1のモジュール部と前記バスの間を遮断し、前記第1のモジュール部への電源の供給を遮断し、前記第1のモジュール部へのクロックの供給を遮断し、前記第2のモジュール部が不良と判定された場合、前記第2のモジュール部と前記バスの間を遮断し、前記第2のモジュール部への電源の供給を遮断し、前記第2のモジュール部へのクロックの供給を遮断し、前記第3のモジュール部が不良と判定された場合、前記第3のモジュール部と前記バスの間を遮断し、前記第3のモジュール部への電源の供給を遮断し、前記第3のモジュール部へのクロックの供給を遮断3するモジュール選別回路を有し、他のチップとの接続を行う外部バスとを具備する半導体集積回路。
1、1A、1a、1b プロセッサ
2 メモリ
3 アナログコア
4〜6 IPコア
7、7a、7b 外部バス
8、8a、8b 主バス
9 CPU
11〜16、11A、11a、11b、17 インターフェース部
21、21a、21b モジュール選別制御回路
22、22a、22b モジュール選別回路
31 基板
32 外部端子
33a〜33d ボンディングワイヤ
34 樹脂
50、51、52 半導体集積回路
60、61 半導体集積回路装置
Sbus1〜6、Sbus1A、Sbus1a、Sbus1b、Sbus7 バス遮断制御信号
Sclk1〜6、Sclk1A、Sclk1a、Sclk1b、Sclk7 クロック遮断制御信号
Spw1〜6、Spw1A、Spw1a、Spw1b、Spw7 電源遮断制御信号
2 メモリ
3 アナログコア
4〜6 IPコア
7、7a、7b 外部バス
8、8a、8b 主バス
9 CPU
11〜16、11A、11a、11b、17 インターフェース部
21、21a、21b モジュール選別制御回路
22、22a、22b モジュール選別回路
31 基板
32 外部端子
33a〜33d ボンディングワイヤ
34 樹脂
50、51、52 半導体集積回路
60、61 半導体集積回路装置
Sbus1〜6、Sbus1A、Sbus1a、Sbus1b、Sbus7 バス遮断制御信号
Sclk1〜6、Sclk1A、Sclk1a、Sclk1b、Sclk7 クロック遮断制御信号
Spw1〜6、Spw1A、Spw1a、Spw1b、Spw7 電源遮断制御信号
Claims (5)
- 第1のインターフェース部と前記第1のインターフェース部を介して信号のやりとりを行う信号処理部とを有する第1のモジュール部と、
第2のインターフェース部と前記第2のインターフェース部を介して情報のやりとりを行うメモリ部とを有する第2のモジュール部と、
前記第1のモジュール部及び前記第2のモジュール部に接続されるバスと、
前記第1のモジュール部が不良と判定された場合、前記第1のモジュール部と前記バスの間を遮断し、前記第1のモジュール部への電源の供給を遮断し、前記第1のモジュール部へのクロックの供給を遮断し、前記第2のモジュール部が不良と判定された場合、前記第2のモジュール部と前記バスの間を遮断し、前記第2のモジュール部への電源の供給を遮断し、前記第2のモジュール部へのクロックの供給を遮断するモジュール選別回路と、
を具備することを特徴とする半導体集積回路。 - 前記モジュール選別回路は外部バスに設けられ、他のチップとは前記外部バスを介して接続されることを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路。
- 第1のインターフェース部と前記第1のインターフェース部を介して信号のやりとりを行う信号処理部とを有する第1のモジュール部と、第2のインターフェース部と前記第2のインターフェース部を介して情報のやりとりを行うメモリ部とを有する第2のモジュール部と、前記第1のモジュール部及び前記第2のモジュール部に接続されるバスと、モジュール選別回路を有する外部バスとを備える半導体集積回路を搭載した半導体集積回路装置であって、
前記第2のモジュール部が良品と判定され、前記第1のモジュール部が不良と判定され、前記モジュール選別回路に基づいて前記第1のモジュール部と前記バスの間が遮断され、前記モジュール選別回路に基づいて前記第1のモジュール部への電源の供給が遮断され、前記モジュール選別回路に基づいて前記第1のモジュール部へのクロックの供給が遮断された前記半導体集積回路装置の第1のチップと、
前記第1のモジュール部が良品と判定され、前記第2のモジュール部が不良と判定され、前記モジュール選別回路に基づいて前記第2のモジュール部と前記バスの間が遮断され、前記モジュール選別回路に基づいて前記第2のモジュール部への電源の供給が遮断され、前記モジュール選別回路に基づいて前記第2のモジュール部へのクロックの供給が遮断された前記半導体集積回路装置の第2のチップと、
を具備し、前記半導体集積回路装置の第1のチップと前記半導体集積回路装置の第2のチップとは前記外部バスで接続され、前記半導体集積回路装置の第1のチップと前記半導体集積回路装置の第2のチップは封止されていることを特徴とする半導体集積回路装置。 - 第1のインターフェース部と前記第1のインターフェース部を介して信号のやりとりを行う信号処理部とを有する第1のモジュール部と、第2のインターフェース部と前記第2のインターフェース部を介して情報のやりとりを行うメモリ部とを有する第2のモジュール部と、前記第1のモジュール部及び前記第2のモジュール部に接続される第1のバスと、第1のモジュール選別回路を有する第1の外部バスとを備える第1の半導体集積回路と、前記第1のインターフェース部と前記第1のインターフェース部を介して信号のやりとりを行う前記信号処理部とを有する前記第1のモジュール部と、前記第2のインターフェース部と前記第2のインターフェース部を介して情報のやりとりを行う前記メモリ部とを有する前記第2のモジュール部と、前記第1のモジュール部及び前記第2のモジュール部の間に接続される第2のバスと、第2のモジュール選別回路を有する第2の外部バスとを備える第2の半導体集積回路とを搭載した半導体集積回路装置であって、
前記第2のモジュール部が良品と判定され、前記第1のモジュール部が不良と判定され、前記第1のモジュール選別回路に基づいて前記第1のモジュール部と前記第1のバスの間が遮断され、前記第1のモジュール選別回路に基づいて前記第1のモジュール部への電源の供給が遮断され、前記第1のモジュール選別回路に基づいて前記第1のモジュール部へのクロックの供給が遮断された前記第1の半導体集積回路装置チップと、
前記第1のモジュール部が良品と判定され、前記第2のモジュール部が不良と判定され、前記第2のモジュール選別回路に基づいて前記第2のモジュール部と前記第2のバスの間が遮断され、前記第2のモジュール選別回路に基づいて前記第2のモジュール部への電源の供給が遮断され、前記第2のモジュール選別回路に基づいて前記第2のモジュール部へのクロックの供給が遮断された前記第2の半導体集積回路装置チップと、
を具備し、前記第1の半導体集積回路装置チップと前記第2の半導体集積回路装置の第2とは前記第1及び第2の外部バスを介して接続され、前記第1の半導体集積回路装置チップと前記第2の半導体集積回路装置チップは封止されていることを特徴とする半導体集積回路装置。 - 第1のインターフェース部と前記第1のインターフェース部を介して信号のやりとりを行う信号処理部とを有する第1のモジュール部と、第2のインターフェース部と前記第2のインターフェース部を介して情報のやりとりを行うメモリ部とを有する第2のモジュール部と、前記第1のモジュール部及び前記第2のモジュール部に接続されるバスと、モジュール選別回路を有する外部バスとを備える半導体集積回路の故障救済方法であって、
前記第2のモジュール部が良品と判定され、前記第1のモジュール部が不良と判定された前記半導体集積回路装置の第1のチップを、前記モジュール選別回路に基づいて前記第1のモジュール部と前記バスの間を遮断し、前記モジュール選別回路に基づいて前記第1のモジュール部への電源の供給を遮断し、前記モジュール選別回路に基づいて前記第1のモジュール部へのクロックの供給を遮断する工程と、
前記第1のモジュール部が良品と判定され、前記第2のモジュール部が不良と判定された前記半導体集積回路装置の第2のチップを、前記モジュール選別回路に基づいて前記第2のモジュール部と前記バスの間を遮断し、前記モジュール選別回路に基づいて前記第2のモジュール部への電源の供給を遮断し、前記モジュール選別回路に基づいて前記第2のモジュール部へのクロックの供給を遮断する工程と、
前記第1のモジュール部と前記バスの間が遮断され、前記モジュール選別回路に基づいて前記第1のモジュール部への電源の供給が遮断され、前記モジュール選別回路に基づいて前記第1のモジュール部へのクロックの供給が遮断された前記半導体集積回路装置の第1のチップと、前記第2のモジュール部と前記バスの間が遮断され、前記第2のモジュール部への電源の供給が遮断され、前記第2のモジュール部へのクロックの供給が遮断された前記半導体集積回路装置の第2のチップとを前記外部バスで接続し、封止する工程と、
を具備することを特徴とする半導体集積回路の故障救済方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007268224A JP2009099683A (ja) | 2007-10-15 | 2007-10-15 | 半導体集積回路及びその故障救済方法、半導体集積回路装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2007268224A JP2009099683A (ja) | 2007-10-15 | 2007-10-15 | 半導体集積回路及びその故障救済方法、半導体集積回路装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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ID=40702426
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007268224A Withdrawn JP2009099683A (ja) | 2007-10-15 | 2007-10-15 | 半導体集積回路及びその故障救済方法、半導体集積回路装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2009099683A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2007
- 2007-10-15 JP JP2007268224A patent/JP2009099683A/ja not_active Withdrawn
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