JP2009098937A - 居眠り検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 運転者が眼鏡やサングラスをかけている場合であっても、運転者の居眠りを検出することができる居眠り検出装置20を提供する。
【解決手段】 本発明の居眠り検出装置20は、変化の少ない走行が所定時間以上続いた場合に運転者に合図を送り、その合図に対して運転者が応答するまでにかかった時間に基づいて運転者の居眠りの有無を判定する。車両が所定の状態となった場合には、運転者に合図を送るタイミングを延期する。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両等の移動体に搭載され、運転者の居眠りを検出する装置に関する。
特許文献1には、運転者の顔を撮像し、撮像した顔画像から運転者のまばたきや眼球の動きを検出することにより、居眠りやわき見運転の有無を検出して警報を発する運転者状態監視装置が開示されている。
特開平7−93700号公報
運転者が眼鏡をかけていると、外光の反射等により運転者の目の状態が正しく撮像できない場合がある。運転者がサングラスをかけている場合には、さらに運転者の目の状態を撮像することは困難となる。そのため、特許文献1に開示されている技術では運転者の居眠りやわき見を検出することができない場合がある。
本発明は上記事情を鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、運転者が眼鏡やサングラスをかけている場合であっても、運転者の居眠りを検出することができるようにすることにある。
上記課題を解決するために、本発明の居眠り検出装置は、所定のタイミングで運転者に合図を送り、その合図に対して運転者が応答するまでにかかった時間に基づいて運転者の居眠りの有無を判定する。
例えば、本発明は、車両に搭載される居眠り検出装置であって、車両の走行中に、予め定められたタイミングで、運転者に合図を、スピーカを介して音により通知する合図通知手段と、マイクを介して運転者の音声を示す音声信号を取得する音声信号取得手段と、合図通知手段によって合図が通知されてから、音声信号取得手段によって運転者の音声信号が取得されるまでにかかった時間が、予め定められた時間以上である場合に、運転者が居眠りをしていると判定する居眠り判定手段とを備えることを特徴とする居眠り検出装置を提供する。
本発明の居眠り検出装置によれば、運転者が眼鏡やサングラスをかけている場合であっても、運転者の居眠りを検出することができる。
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る居眠り検出システム10の構成の一例を示すシステム構成図である。居眠り検出システム10は、スピーカ11、音響再生装置12、表示装置13、マイク14、センサ15、および居眠り検出装置20を備える。
音響再生装置12は、例えばCD(Compact Disc)プレーヤやハードディスクプレーヤ等であり、スピーカ11を介して音を出力している場合に、その旨を合図通知部22に通知する。また、スピーカ11を介して音を出力している間に居眠り検出装置20からミュート指示を受け付けた場合、音響再生装置12は、当該ミュート指示を受け付けてから予め定められた期間(例えば10秒間)、スピーカ11を介して出力している音声出力をミュートする。
居眠り検出装置20は、車両情報取得部21、合図通知部22、警告部23、経路誘導部24、回答情報格納部25、居眠り判定部26、音声信号取得部27、現在位置算出部28、およびリンクデータ格納部29を有する。
回答情報格納部25には、例えば図2に示すように、番号250に対応付けて、スピーカ11を介して音声により運転者へ通知する合図の内容を示す合図251、および、当該回答252に対する応答として予め設定された回答252が格納されている。なお、回答252は、現在の日付や曜日のように、変数が設定されていてもよい。
リンクデータ格納部29には、例えば図3に示すように、リンクに関するデータを、所定の地図領域毎のメッシュデータ290として格納している。それぞれのメッシュデータ290には、それぞれのメッシュを識別するメッシュID291およびメッシュ内のリンクに関するデータであるリンクデータ292が含まれる。
それぞれのリンクデータ292には、それぞれのリンクを識別するリンクID293、開始ノード座標294、終了ノード座標295、道路種別296、リンク長297、開始接続リンク298、および終了接続リンク299等が含まれる。この他に、リンクデータ格納部29には、経路誘導時に使用される交差点の詳細画像等のリンクデータ以外のデータも格納されている。
センサ15は、例えばGPS(Global Positioning System)受信機や方位センサ、距離センサ等であり、測地衛星から送信されたGPS信号や、車両の進行方位、車両の移動距離等を測定し、測定情報を現在位置算出部28に供給する。
現在位置算出部28は、センサ15からの測定情報およびリンクデータ格納部29に格納されたリンクデータに基づいて、居眠り検出システム10が搭載された車両が例えば所定距離移動する毎に、例えばマップマッチング等により当該車両の現在位置を算出し、算出した車両の現在位置を示す情報を合図通知部22および経路誘導部24に提供する。
経路誘導部24は、ユーザによって設定された誘導経路を示す情報、現在位置算出部28によって算出された車両の現在位置、および、リンクデータ格納部29に格納されている、当該現在位置付近のリンクデータや地図データと共に、誘導経路を表示装置13に表示することにより、経路誘導を実行する。
また、経路誘導部24は、現在位置算出部28によって算出された車両の現在位置およびリンクデータ格納部29に格納されているリンクデータを参照して、誘導経路上において、車両の前方所定距離以内に、進行方向を指示すべき誘導ポイントが存在する場合に、当該誘導ポイントに関する画像を表示装置13に表示し、誘導を示す音声をスピーカ11を介して再生することにより、経路誘導を行う。
また、経路誘導部24は、設定された誘導経路に従って経路誘導を行う場合、合図通知部22に誘導対象の経路を示す情報を送る。
車両情報取得部21は、車両から当該車両の状態を示す信号を取得し、取得した信号を車両情報取得部21へ送る。車両の状態を示す信号とは、例えば、ハンドルの舵角を示す信号、車両の速度を示す信号、および運転者によって操作されるべき車両内の設備が操作されたことを示す信号等である。運転者によって操作されるべき車両内の設備とは、例えば、ウインカー、ワイパー、運転席のドアにあるパワーウインドゥスイッチ、ハザードランプ、またはヘッドランプスイッチ等である。
合図通知部22は、車両情報取得部21からの車両の状態を示す信号の中で、ハンドルの舵角を示す信号および車両の速度を示す信号を内部のメモリに保持する。そして、合図通知部22は、保持した信号を参照して、車両の走行中に、ハンドルの舵角の変化量が予め定められた値の範囲内であり、かつ、車両の速度の変化量が予め定められた値の範囲内である時間を内部のタイマを使って測定し、タイマの値が予め定められた値以上(例えば10分以上)となったか否かを判定する。
図4は、合図通知部22が内部のメモリに保持した、車両情報取得部21から送られた信号の一例を示す概念図である。図4(a)は、ハンドルの舵角を示す信号の一例を示し、図4(b)は、車両の速度を示す信号の一例を示す。合図通知部22は、例えば図4に示すように、tの時点(例えば、走行開始後に最初に信号が測定された時点、または、タイマがリセットされる契機となった信号が測定された時点)から最新の信号が測定されたtの時点までの時間Tを内部のタイマにより測定し、タイマの値が予め定められた値以上となったか否かを判定する。
図4に示す例において、Xはハンドルの舵角の範囲を示しており、本実施形態において、Xの値は例えば±30度である。Yは車両の速度の範囲を示しており、本実施形態において、Yの値は例えば時速30kmである。合図通知部22は、例えば、車両の走行中に、ハンドルの舵角の変化量が±30度以内であり、かつ、車両の速度の変化量が時速30km以内である時間を内部のタイマを使って測定する。
タイマの値が予め定められた値以上となった場合、合図通知部22は、音響再生装置12がスピーカ11を介して音声を出力しているならば、所定期間(例えば10秒間)のミュートを音響再生装置12に指示する。そして、合図通知部22は、回答情報格納部25に格納されているいずれかの合図を合成音声によりスピーカ11を介して出力すると共に、出力した合図に対応付けられている番号を居眠り判定部26に通知する。
このように、変化の少ない走行が所定時間以上続いた場合に、運転者に合図を送ることにより、合図通知部22は、運転者が居眠りをしている可能性が高い状況で運転者の居眠りの有無を検出することができる。また、居眠りをしている可能性が高い状況で、運転者に居眠りの有無を判定する合図を送ることは、居眠りに対する注意を運転者に促す効果もある。
タイマの値が予め定められた値未満の状態で、ハンドルの舵角の変化量が予め定められた値の範囲外となるか、または、車両の速度の変化量が予め定められた値の範囲外となった場合、合図通知部22は、タイマをリセットスタートさせる。
また、タイマの値が予め定められた値未満の状態で、運転者によって操作されるべき車両内の設備が操作されたことを示す信号を車両情報取得部21から受信した場合、合図通知部22は、合図通知部22は、タイマをリセットスタートさせる。
運転者によって操作されるべき車両内の設備が操作されたということは、運転者が居眠りをしている可能性が低い。そのため、居眠り検出装置20は、運転者が居眠りをしていない状況で居眠りの確認をするための合図を通知してしまうことにより、運転者に不快感を与えることを防止することができる。
また、タイマの値が予め定められた値未満の状態で、経路誘導部24による経路誘導中であり、かつ、車両の現在位置から前方所定距離以内(例えば30m以内)に誘導すべき交差点が存在する場合、合図通知部22は、タイマをリセットスタートさせる。
右折または左折すべき交差点の手前では、運転者は、交差点の状況に注意を向けている可能性が高い。そのため、居眠り検出装置20は、右折または左折すべき交差点の手前において、居眠りの確認をするための合図の通知を行わないことにより、運転者を運転に集中させることができる。
なお、合図通知部22は、居眠り判定部26から合図の再通知を指示された場合にも、回答情報格納部25に格納されているいずれかの合図を合成音声によりスピーカ11を介して出力すると共に、出力した合図に対応付けられている番号を居眠り判定部26に通知する。
音声信号取得部27は、運転者の近傍に設けられたマイク14を介して、運転者によって発せられた音声を音声信号として取得し、取得した音声信号を居眠り判定部26へ送る。なお、運転者から十分な音圧レベルの音声を受信しなかった場合、音声信号取得部27は、音声信号を居眠り判定部26へ出力しない。音声信号取得部27は、マイク14とは異なる位置に設けられたマイクから取得した騒音を示す音声信号を、マイク14から取得した音声信号に位相反転して加算する等により、車両内の騒音を抑圧している。
居眠り判定部26は、合図通知部22から合図に対応する番号が通知された場合に、当該番号に対応する回答を示す情報を回答情報格納部25から抽出する。そして、居眠り判定部26は、合図通知部22より番号が通知されてから所定時間以内(例えば10秒以内)に音声信号取得部27から音声信号を受け取ったか否かを判定する。
合図通知部22より番号が通知されてから所定時間以内に音声信号取得部27から音声信号を受け取った場合、居眠り判定部26は、受け取った音声信号が示す単語を特定する。居眠り判定部26は、複数の単語と、それぞれの単語が発声された場合の音声信号の特徴量とを有する音声認識辞書を予め格納しており、例えば、音声信号取得部27から受け取った音声信号を音節に分割する。そして、居眠り判定部26は、分割した音節毎に特徴量を算出し、算出した特徴量と、音声認識辞書内のそれぞれの単語の特徴量とを比較し、類似しているほど高い値を示す尤度を、それぞれの単語について算出する。そして、居眠り判定部26は、音節毎に、例えば尤度が最も高い単語を音声信号に含まれる単語として特定することにより、音声信号に含まれる単語を特定する。
特定した単語と、合図通知部22から通知された番号に対応する回答とが一致した場合、居眠り判定部26は、運転者は居眠りをしていないと判定する。特定した単語と、合図通知部22から通知された番号に対応する回答とが異なる場合、居眠り判定部26は、再度合図を通知するよう合図通知部22に指示する。
合図通知部22より番号が通知されてから所定時間以内に音声信号取得部27から音声信号を受け取らなかった場合、居眠り判定部26は、運転者が居眠りをしている可能性が高いと判定し、警告部23に警告の発生を指示する。
警告部23は、居眠り判定部26から警告の発生を指示された場合に、スピーカ11を介して合成音声やブザー等の音声により運転者に警告する。なお、警告部23は、さらに、表示装置13に警告を示す画面を表示させたり、警告を示すランプを点灯または点滅させたり、冷房を運転者の顔にあてたりする等により、運転者に警告するようにしてもよい。
図5は、居眠り検出装置20の動作の一例を示すフローチャートである。車両のエンジンが始動する等の所定のタイミングで、当該車両に搭載されている居眠り検出装置20は、本フローチャートに示す動作を開始する。
まず、合図通知部22は、車両情報取得部21からの車両の状態を示す信号を参照して、車両が走行中か否かを判定する(S100)。車両が停車中(例えばサイドブレーキがひかれた状態)である場合(S100:No)、合図通知部22は、車両が走行するまでステップS100に示す処理を繰り返す。
車両が走行中である場合(S100:Yes)、合図通知部22は、内部のタイマをリセットスタートさせる(S101)。そして、合図通知部22は、車両情報取得部21からの車両の状態を示す信号の中で、ハンドルの舵角を示す信号および車両の速度を示す信号を内部のメモリに保持する。そして、合図通知部22は、保持した信号を参照して、車両の走行中に、ハンドルの舵角の変化量が予め定められた値の範囲内か否かを判定する(S102)。
ハンドルの舵角の変化量が予め定められた値の範囲外となった場合(S102:No)、合図通知部22は、内部のタイマをリセットスタートさせ(S112)、車両情報取得部21からの車両の状態を示す信号を参照して車両が停車したか否かを判定する(S113)。車両が走行中である場合(S113:No)、合図通知部22は、ステップS102に示した処理を実行する。車両が停車した場合(S113:Yes)、合図通知部22は、内部のタイマを停止し(S114)、再びステップS100に示した処理を実行する。
ハンドルの舵角の変化量が予め定められた値の範囲内である場合(S102:Yes)、合図通知部22は、車両情報取得部21からの車両の状態を示す信号を参照して、車両の速度の変化量が予め定められた値の範囲内か否かを判定する(S103)。車両の速度の変化量が予め定められた値の範囲外となった場合(S103:No)、合図通知部22は、ステップS112に示した処理を実行する。
車両の速度の変化量が予め定められた値の範囲内である場合(S103:Yes)、合図通知部22は、車両情報取得部21からの車両の状態を示す信号を参照して、車両が所定の状態になったか否かを判定する(S104)。車両が所定の状態になった場合(S104:Yes)、合図通知部22は、ステップS112に示した処理を実行する。
ここで、車両が所定の状態になった場合とは、運転者によって操作されるべき車両内の設備(ウインカー、ワイパー、またはハザードランプ等)が操作された場合や、経路誘導部24による経路誘導中に、車両の現在位置から前方所定距離以内に誘導すべき交差点が存在する場合等である。
車両が所定の状態になっていない場合(S104:No)、合図通知部22は、内部のタイマの値を参照して、タイマの値が予め定められた閾値以上であるか否かを判定する(S105)。タイマの値が予め定められた閾値未満である場合(S105:No)、合図通知部22は、ステップS102に示した処理を実行する。
タイマの値が予め定められた閾値以上である場合(S105:Yes)、合図通知部22は、スピーカ11を介して音響再生装置12が音を出力しているか否かを判定する(S106)。音響再生装置12が音を出力していない場合(S106:No)、合図通知部22は、ステップS108に示す処理を実行する。
音響再生装置12が音を出力している場合(S106:Yes)、合図通知部22は、所定期間のミュートを音響再生装置12に指示する(S107)。そして、合図通知部22は、回答情報格納部25に格納されているいずれかの合図を合成音声によりスピーカ11を介して出力すると共に、出力した合図に対応付けられている番号を居眠り判定部26に通知する(S108)。
次に、居眠り判定部26は、合図通知部22より番号が通知されてから所定時間以内に音声信号取得部27から音声信号を受け取ったか否かを判定する(S109)。合図通知部22より番号が通知されてから所定時間以内に音声信号取得部27から音声信号を受け取らなかった場合(S109:No)、居眠り判定部26は、警告部23に警告の発生を指示する。居眠り判定部26は、スピーカ11を介して合成音声やブザー等の音声により運転者に警告し(S110)、合図通知部22は、再びステップS108に示した処理を実行する。
合図通知部22より番号が通知されてから所定時間以内に音声信号取得部27から音声信号を受け取った場合(S109:Yes)、居眠り判定部26は、受け取った音声信号が示す単語を音声認識により特定する。そして、居眠り判定部26は、合図通知部22から通知された番号に対応する回答を示す情報を回答情報格納部25から抽出して、抽出した回答と、音声認識により特定した単語とが一致するか否かを判定する(S111)。
抽出した回答と、音声認識により特定した単語とが一致しない場合(S111:No)、合図通知部22は、再びステップS108に示した処理を実行する。抽出した回答と、音声認識により特定した単語とが一致した場合(S111:Yes)、合図通知部22は、ステップS112に示した処理を実行する。
図6は、居眠り検出装置20の機能を実現するコンピュータ30のハードウェア構成の一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ30は、CPU(Central Processing Unit)31、RAM(Random Access Memory)32、ROM(Read Only Memory)33、HDD(Hard Disk Drive)34、入力インターフェイス(I/F)35、出力インターフェイス(I/F)36、およびメディアインターフェイス(I/F)37を備える。
CPU31は、ROM33またはHDD34に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM33は、コンピュータ30の起動時にCPU31が実行するブートプログラムや、コンピュータ30のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。HDD34は、CPU31によって実行されるプログラムを格納する。
入力インターフェイス35は、マイク14およびセンサ15等からの信号を受信してCPU31へ送る。CPU31は、入力インターフェイス35を介して、マイク14およびセンサ15等を制御し、入力インターフェイス35を介して、マイク14およびセンサ15等から信号を取得する。
出力インターフェイス36は、CPU31から取得したデータを、スピーカ11、音響再生装置12、または表示装置13等へ出力する。CPU31は、出力インターフェイス36を介して、スピーカ11、音響再生装置12、または表示装置13等を制御し、生成したデータを、出力インターフェイス36を介して、スピーカ11、音響再生装置12、または表示装置13等へ出力する。
メディアインターフェイス37は、記録媒体38に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM32に提供する。RAM32を介してCPU31に提供されるプログラムは、記録媒体38に格納されている。当該プログラムは、記録媒体38から読み出されて、RAM32を介してコンピュータ30にインストールされ、CPU31によって実行される。記録媒体38は、例えばDVD(Digital Versatile Disk)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
コンピュータ30にインストールされて実行されるプログラムは、コンピュータ30を、車両情報取得部21、合図通知部22、警告部23、経路誘導部24、回答情報格納部25、居眠り判定部26、音声信号取得部27、現在位置算出部28、およびリンクデータ格納部29として機能させる。
コンピュータ30は、これらのプログラムを、記録媒体38から読み取って実行するが、他の例として、コンピュータ30に通信機能を設け、通信回線を介してこれらのプログラムを取得するようにしてもよい。
以上、本発明の実施の形態について説明した。
上記説明から明らかなように、本実施形態の居眠り検出システム10によれば、運転者が眼鏡やサングラスをかけている場合であっても、運転者の居眠りを検出することができる。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。
例えば、上記した実施形態において、合図通知部22は、車両が予め定められた状態となることなく、ハンドルの舵角の変化量が予め定められた値の範囲内であり、かつ、車両の速度の変化量が予め定められた値の範囲内である時間が所定時間以上続いた場合に、運転者に合図を通知したが、本発明はこれに限られない。
例えば、合図通知部22は、停車することなく連続して走行した時間が所定時間となる毎に、運転者に合図を通知するようにしてもよい。また、運転者に通知する合図は、回答を求めるものだけではなく、「居眠り運転に注意してください」等の居眠り運転に対する注意を運転者に促すような一方的なものであってもよい。
また、上記した実施形態において、合図とは、反応として運転者が音声により発する言葉を想定したものであるが、他の形態として、運転席の異なる位置に1つ以上のタッチセンサを設け、合図は、触れるべきタッチセンサを指定するものであってもよい。この場合、合図で指定されたタッチセンサが所定時間以内に触れられなかった場合に、居眠り判定部26は、運転者が居眠りをしている可能性が高いと判定する。
また、上記した実施形態において、音声信号取得部27は、運転者の近傍に設けられたマイク14を介して取得した音声信号を、運転者によって発せられた音声の音声信号として取得するが、本発明はこれに限られない。例えば、他の形態として、音声信号取得部27は、車両内の異なる位置に設けられた複数のマイク14のそれぞれから、複数の音声信号が混合された混合信号を取得し、取得した混合信号から、それぞれの音声信号の遅延量や振幅の差等に基づいて、音声の発生位置毎にそれぞれの音声信号を分離し、運転席から発せられた音声に対応する音声信号を運転者の音声信号として居眠り判定部26へ送るようにしてもよい。
本発明の一実施形態に係る居眠り検出システム10の構成の一例を示すシステム構成図である。 回答情報格納部25に格納されるデータの構造の一例を示す図である。 リンクデータ格納部29に格納されるデータの構造の一例を示す図である。 合図通知部22が内部のメモリに保持した、車両情報取得部21から送られた信号の一例を示す概念図である。 居眠り検出装置20の動作の一例を示すフローチャートである。 居眠り検出装置20の機能を実現するコンピュータ30の一例を示すハードウェア構成図である。
符号の説明
10・・・居眠り検出システム、11・・・スピーカ、12・・・音響再生装置、13・・・表示装置、14・・・マイク、15・・・センサ、20・・・居眠り検出装置、21・・・車両情報取得部、22・・・合図通知部、23・・・警告部、24・・・経路誘導部、25・・・回答情報格納部、250・・・番号、251・・・合図、252・・・回答、26・・・居眠り判定部、27・・・音声信号取得部、28・・・現在位置算出部、29・・・リンクデータ格納部、29・・・リンクデータ格納部、290・・・メッシュデータ、291・・・メッシュID、292・・・リンクデータ、293・・・リンクID、294・・・開始ノード座標、295・・・終了ノード座標、296・・・道路種別、297・・・リンク長、298・・・開始接続リンク、299・・・終了接続リンク、30・・・コンピュータ、31・・・CPU、32・・・RAM、33・・・ROM、34・・・HDD、35・・・入力インターフェイス、36・・・出力インターフェイス、37・・・メディアインターフェイス、38・・・記録媒体

Claims (8)

  1. 車両に搭載される居眠り検出装置であって、
    車両の走行中に、予め定められたタイミングで、運転者に合図を、スピーカを介して音により通知する合図通知手段と、
    マイクを介して運転者の音声を示す音声信号を取得する音声信号取得手段と、
    前記合図通知手段によって合図が通知されてから、前記音声信号取得手段によって運転者の音声信号が取得されるまでにかかった時間が、予め定められた時間以上である場合に、運転者が居眠りをしていると判定する居眠り判定手段と
    を備えることを特徴とする居眠り検出装置。
  2. 請求項1に記載の居眠り検出装置であって、
    前記合図通知手段は、
    ハンドルの舵角の変化量が予め定められた値の範囲内であり、かつ、車両の速度の変化量が予め定められた値の範囲内である時間を測定し、測定した時間の累積値が予め定められた値以上となった場合に、運転者に合図を通知することを特徴とする居眠り検出装置。
  3. 請求項2に記載の居眠り検出装置であって、
    前記合図通知手段は、
    車両が予め定められた状態になった場合に、前記測定した時間の累積値をリセットすることを特徴とする居眠り検出装置。
  4. 請求項3に記載の居眠り検出装置であって、
    前記合図通知手段は、
    車両の走行中に、運転者によって操作されるべき車両内の設備が操作された場合に、車両が予め定められた状態になったと判定することを特徴とする居眠り検出装置。
  5. 請求項4に記載の居眠り検出装置であって、
    前記車両内の設備とは、車両のウインカーであることを特徴とする居眠り検出装置。
  6. 請求項3に記載の居眠り検出装置であって、
    道路を示すリンクに関する情報であるリンクデータを格納するリンクデータ格納手段と、
    車両の現在位置を算出する現在位置算出手段と、
    前記車両の現在位置および設定された誘導経路に基づいて経路誘導を行う経路誘導手段と
    をさらに備え、
    前記合図通知手段は、
    前記経路誘導手段による経路誘導中であって、車両の現在位置から前方所定距離以内に誘導すべき交差点が存在する場合に、車両が予め定められた状態になったと判定することを特徴とする居眠り検出装置。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載の居眠り検出装置であって、
    前記合図通知手段は、
    運転者に合図を通知する場合、車両に設けられた音響再生装置からスピーカを介して音が出力されているならば、当該音響再生装置から出力されている音を所定期間ミュートすることを特徴とする居眠り検出装置。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載の居眠り検出装置であって、
    複数種類の合図のそれぞれ毎に、1つ以上の単語を予め格納する回答情報格納手段をさらに備え、
    前記合図通知手段は、
    前記回答情報格納手段に格納されているいずれかの合図を、予め定められたタイミングでスピーカを介して音により通知し、
    前記居眠り判定手段は、
    前記音声信号取得手段によって取得された運転者の音声信号が示す単語が、前記合図通知手段によって通知された合図に対応付けられて前記回答情報格納手段に格納されていないならば、前記合図通知手段に、合図の通知を再度試行させることを特徴とする居眠り検出装置。
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