JP2009098617A - 表示装置および表示装置駆動回路 - Google Patents

表示装置および表示装置駆動回路 Download PDF

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Abstract

【課題】バックライト制御による省電力機能を有する表示装置および表示装置駆動回路において、省電力を実現すると同時に、白つぶれをなくす。
【解決手段】表示装置および表示装置駆動回路において、表示画像の階調が、表示画像のヒストグラムから求めた特定階調値(z階調302)以下は1次関数で表示階調を伸張し、該特定階調値は、特定階調値(z階調302)以上の部分的なヒストグラムイコライゼーションを行い、ヒストグラムイコライゼーションにより求めた非線形関数により、伸張を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、光量を制御可能な光源を持ち、該光源の前面に配置された光の透過率を制御する透過率制御素子を制御することにより表示を行う、表示装置およびその駆動回路に係わり、特に液晶素子を用いた表示装置およびその駆動回路(例えばLSI)に関する。
携帯電話などで用いられる小型液晶ディスプレイは、消費電力を小さく抑えることが重要である。液晶ディスプレイは、光の透過率を制御可能な液晶画面をバックライトで後部から照らし、その透過光で画像を表示している。液晶ディスプレイにおいて、その消費電力のほとんどはバックライトで消費されるため、バックライトの消費電力を小さく抑えることが、液晶ディスプレイの低消費電力化に非常に有効である。
そのため、特許文献1に示すように、表示画像の階調の最大値:xを取得し、該表示画像の階調の最大値:xが液晶表示画面の最大階調(8ビットRGBであれば255階調)となるように画像全体のデータを伸張し、該最大階調(255階調)時の輝度値が、前記表示画像の階調の最大値の輝度値となるようにバックライトの光量を下げることにより、消費電力を下げる方式が提案されている。
更に、消費電力を下げるために、特許文献1には、表示画像の階調のヒストグラムをとり、そのヒストグラムにおいて、表示画像の最大階調からのヒストグラムの累計値が一定の画素数分である階調の値P1を最大階調として画像データを伸張し、前記階調の値P1の輝度値が前記最大階調(255階調)表示時の輝度値となるようにバックライトの光量を下げることにより、消費電力を下げる工夫がなされている。
特開平11−65531号公報
しかしながら、前記特許文献1の技術は、前記表示画像の階調の最大値:xを用いて、データの伸張およびバックライトの制御を行う方式では、1画面の表示データの中に1画素でも液晶表示画面の最大階調(255階調)が含まれる場合、または最大階調に非常に近い階調値を含む場合、バックライトの光量を下げることができないという問題があった。ほとんどの表示画像では、液晶表示画面の最大階調またはそれに非常に近い値が含まれており、あまり効果を得ることができなかった。
また、前記表示画像の最大階調からのヒストグラムの累計値が一定の画素数分である階調の値P1を用いて、データの伸張およびバックライトの制御を行う方式では、表示画像のP1以上の階調値がすべて、液晶表示画面の最大階調(255階調)に揃えられてしまうので、P1以上の階調で表現されていた細かい模様が消えてしまう(以後、これを白つぶれと呼ぶ)場合がある。
そこで、本発明の目的は、バックライト制御による省電力機能を有する表示装置および表示装置駆動回路において、省電力を実現すると同時に、白つぶれをなくすことである。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本発明は、上記問題を解決するために、表示画像データの階調が特定階調より小さい階調である場合1次関数に従って表示画像を伸張変換することによりコントラストを増加させ、表示画像データの階調が前記特定階調以上の場合、前記表示画像の特定階調以上の階調ごとの画素数の累計値を計算し、該累計値に従った階調に変換することにより、前記特定階調以上の表示画像データの階調においてもコントラストが確保できるように構成したものである。
更に、本発明は、表示画像の階調ごとの画素数を計測し、最大階調からの累計値が全画素数の一定割合に達した閾値階調を算出する算出回路を備え、前記特定階調と前記閾値階調の差と前記特定階調と表示装置の最大階調の差の比を設定するレジスタを設けることにより、表示画像に応じて、自動的に前記特定階調が定まるように構成し、表示画像により好適な伸張率が得られるようにしたものである。
更に、本発明は、光量を制御可能な光源を持ち、該光源の前面に配置された透過率制御素子を制御することにより表示を行う表示装置において、光源の光量を制御する光量制御回路を備え、該光量制御回路は前記閾値階調に従って光量を制御することにより、画質を劣化させることなく、または画面全体の表示輝度を変えることなく、バックライトによる消費電力を削減できるようにしたものである。
更に、本発明は、表示画像の階調ごとの画素数を計測し、最大階調からの累計値が全画素数の一定割合に達した閾値階調を算出する算出回路を備え、前記閾値階調以下の階調が入力された場合に1次関数で変換(伸張)を行い、該1次関数は前記閾値階調が入力された時に第2の特定階調を出力する1次関数とし、前記閾値階調と第2の特定階調の差と前記閾値階調と表示装置の最大階調の差の比を設定するレジスタを設けることにより、表示画像に応じて、自動的に前記第2の特定階調が定まるように構成し、表示画像により好適な伸張率が得られるようにしたものである。
更に、本発明は、前記特定階調以上の表示画像に対する変換方式を特定階調以上の階調ごとの画素数の累計値に従った変換と1次関数による変換を切り替える機能を持つことにより、特定階調以上の階調ごとの画素数がフレームにより不安定な場合でも安定した好適な表示が行えるようにしたものである。
更に、本発明は、表示画像を複数の領域に分割し、領域毎のヒストグラムを作成し領域毎の閾値階調を算出し、画像伸張方式を切り替える階調値を領域毎の閾値階調の最大値から算出することにより、より表示画像に適した伸張方式が得られるようにしたものである。
更に、本発明は、隣接画素との差分が一定値以上である表示画像の階調ごとの画素数を計測し、これを第2のヒストグラムとして、第2の閾値階調を計算し、画像伸張方式を切り替える階調値を第2の閾値階調から算出することにより、より表示画像に適した伸張方式が得られるようにしたものである。
更に、本発明は、表示画像を複数の領域に分割し、領域毎に隣接画素との差分が一定値以上である表示画像の階調ごとの画素数を計測し、これを第2のヒストグラムとして、第2の領域毎の閾値階調を計算し、画像伸張方式を切り替える階調値を第2の領域毎の階調値の最大のものから算出することにより、より表示画像に適した伸張方式が得られるようにしたものである。
更に、本発明は、前記画像の伸張方式を閾値階調で切り替える伸張方式において、閾値階調以下の表示画像は1次関数を用いて変換(伸張)され、該1次関数に閾値階調を入力した時の出力階調がある特定階調であり、最大階調と閾値階調の差と特定階調と閾値階調の差の比に従ってバックライトの光量を制御することにより、画質を劣化させることなく、または画面全体の表示輝度を変えることなく、バックライトによる消費電力を削減できるようにしたものである。
更に、本発明は、隣接画素との差分が一定値以上である表示画像の階調ごとの画素数を計測し、これを第2のヒストグラムとして、第2の閾値階調を計算し、画像伸張方式を切り替える階調値を第2の閾値階調から算出し、画像伸張方式を切り替える階調値以上の表示画像に対しても1次関数で変換(伸張)を行うことにより、より簡単な回路で表示画像に適した伸張方式が得られるようにしたものである。
更に、本発明は、表示画像を複数の領域に分割し、領域毎に隣接画素との差分が一定値以上である表示画像の階調ごとの画素数を計測し、これを領域毎第2のヒストグラムとして、第2の領域毎閾値階調を計算し、画像伸張方式を切り替える階調値を第2の領域毎閾値階調の最大階調値から算出し、画像伸張方式を切り替える階調値以上の表示画像に対しても1次関数で変換(伸張)を行うことにより、より簡単な回路で表示画像に適した伸張方式が得られるようにしたものである。
更に、本発明は、表示画像を複数の領域に分割し、領域毎にヒストグラムを生成し、領域毎に求めた最大階調からの累計値が一定値に達した領域毎閾値階調値の最大値から、画像伸張方式を切り替える階調値を算出し、画像伸張方式を切り替える階調値以上の表示画像に対しても1次関数で変換(伸張)を行うことにより、より簡単な回路で表示画像に適した伸張方式が得られるようにしたものである。
更に、本発明は、表示画像を複数の領域に分割し、領域毎にヒストグラムを生成し、領域毎に求めた最大階調からの累計値が一定値に達した領域毎閾値階調値の最大値から、画像伸張方式を切り替える階調値を算出し、画像伸張方式を切り替える階調値以上の表示画像に対しては、表示装置の最大階調に変換することにより、より簡単な回路で表示画像に適した伸張方式が得られるようにしたものである。
更に、本発明は、隣接画素との差分が一定値以上である表示画像の階調から算出したヒストグラムから求めた閾値階調値から、画像伸張方式を切り替える階調値を算出し、画像伸張方式を切り替える階調値以上の表示画像に対しては、表示装置の最大階調に変換することにより、より簡単な回路で表示画像に適した伸張方式が得られるようにしたものである。
更に、本発明は、表示画像を複数の領域に分割し、領域毎に、隣接画素との差分が一定値以上である表示画像の階調から算出したヒストグラムを生成し、領域毎に求めた最大階調からの累計値が一定値に達した領域毎エッジ閾値階調値の最大値から、画像伸張方式を切り替える階調値を算出し、画像伸張方式を切り替える階調値以上の表示画像に対しては、表示装置の最大階調に変換することにより、より簡単な回路で表示画像に適した伸張方式が得られるようにしたものである。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
本発明によれば、表示画像のコントラストを向上させる目的で設けられた階調の伸張を行う画像伸張回路において、特定階調以下の階調に対しては、1次関数の傾きを1以上とすることにより、表示画像のコントラストを向上させることができる。
更に、本発明によれば、表示画像のコントラストを向上させる目的で設けられた階調の伸張を行う画像伸張回路において、特定階調以上の階調に対しては、ヒストグラムイコライゼーションを行うことにより、表示画像のコントラストを向上させることができる。
更に、本発明によれば、上記のようにコントラストを上げた画像のバックライトの輝度値をコントラストの上昇分だけ抑えることにより、バックライトの消費電力を下げることができる。
また、本発明によれば、画像のヒストグラムの上位数%の階調値をもとに、表示画像に対応した上記特定階調およびバックライト輝度を自動的に調整することができるので、表示画像に対応した好適な表示を行うことができる。
また、本発明によれば、分割した領域のヒストグラムや、エッジのヒストグラム情報などを用いることによって、表示画像に対応した上記特定階調およびバックライト輝度を自動的に調整することができるので、表示画像に対応した更に好適な表示を行うことができる。
また、本発明によれば、特定階調以上の変換方式をヒストグラムイコライゼーションと1次関数とを切り替えることができるので、上記特定階調以上のヒストグラムの分布がフレームごとに変わるような画像においても、特定階調以上の変換方式を1次関数に切り替えることにより、安定した変換を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
(実施の形態1)
まず、本発明の実施の形態1に係る表示装置駆動回路で行う画像伸張処理の概要について、図1を用いて簡単に説明を行う。本実施の形態では、バックライト電力を下げるために、図1に示す操作を行う。図1(a)は、本実施の形態の表示装置駆動回路の入力階調と出力階調の関係を示す図である。図1(b)は、表示画像のヒストグラムを示す図である。図1(b)に示すように、表示画像において、t階調301以上、最大階調(255階調)以下であるピクセルの数が、全ピクセル数のp%302であるt階調301をスレッシュホールド階調t301と呼ぶ。図1(b)上で、階調0と階調tの間にある階調z302を考える。
本実施の形態では、階調tと階調zの差1702が階調tと最大階調(255階調)の差1701の定数倍となるように制御する。階調tと最大階調(255階調)の差1701がaの時、階調tと階調zの差1702は定数kを用いて、kaと表せる。定数kは、0以上1以下であることが望ましいが、システムによっては1以上の場合もありうる。
ここで、図1(a)の座標(0,0)と(t,最大階調(255階調))を結ぶ1次関数1703の傾きをαと定義するとαは(数1)で表される。
Figure 2009098617
表示画像のピクセルの階調値が、階調z以下の時、本実施の形態のピクセル伸張回路は1次関数1703を用いて変換を行う。1次関数1703は(数2)で表される。
Figure 2009098617
表示画像のピクセルの階調値が、z以上の時、ヒストグラムイコライゼーションと言う手法を用いて変換を行う。
以下、z階調以上の入力値に対する変換方式について、詳細に説明する。図1(c)の1706は、z+1階調以上x階調以下のヒストグラムの累積値(ピクセル数の総和)を示したものである。図1(b)に示す各階調のピクセル数が関数F(x)で表せるとする。z+1階調以上x階調以下のヒストグラムの累積値(ピクセル数の総和)は、F(x)を用いて(数3)と表せる。
Figure 2009098617
1705は、z+1階調以上255階調以下のピクセル数の総和であり、(数4)で表せる。
Figure 2009098617
階調zにおける1次関数1703の出力値と最大階調(255)の差1704は、1次関数1703の傾きα,定数k,階調tと最大階調(255階調)の差aを用いて、αkaと表せる。このとき、z+1階調以上の入力値xに対する出力階調は、(数5)と表せる。
Figure 2009098617
伸張処理を行わない場合のバックライト輝度1707をBとおくと、バックライト輝度を1708(数6)に低減しても、階調z以下の入力値に関しては変換前とまったく同等に表示でき、階調z以上の階調に関してもコントラストを保って表示することができる。
Figure 2009098617
このように変換することにより、従来の変換方法である、表示画像のピクセルの階調値が、スレッシュホールド階調t301以下の時、該表示画像のピクセルを座標(0,0)と(t,最大階調(255))を結ぶ1次関数1703で変換し、スレッシュホールド階調t301以上の階調をすべて最大階調(255)に変換する従来の変換方法に比べ、白つぶれを回避することができる。また、z階調以上の部分でも、コントラストを劣化させることなく好適な表示を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態1に係る表示装置について説明する。
図2は、本発明の実施の形態1に係る表示装置のブロック図である。
図2において、100は表示装置であり、該表示装置100は、表示装置駆動回路101、中央処理装置(CPU)102、表示メモリ103、内部バス104、バックライト111、液晶画面112を含んで構成される。
表示装置駆動回路101は、入出力インターフェイス回路105、ヒストグラム計数回路106、係数演算回路107、バックライトコントローラ108、ピクセル伸張回路109、液晶コントローラ110、白つぶれ補償パラメータ設定レジスタ1801、スレッシュホールド階調設定パラメータ設定レジスタ116、メモリ113、タイミング制御回路114、ピクセル伸張方式切り替えレジスタ1102を含んで構成される。ピクセル伸張方式切り替えレジスタ1102の値に従って、ピクセル伸張回路109は、動作を変える。
以下、実施の形態1の表示装置の動作について説明する。CPU102は、液晶画面にデータを表示すべき時、白つぶれ補償パラメータ設定レジスタ1801に前記図1(a)に示す、zとtの差1702と最大階調(255)とtの差1701の比kの値を設定する。
また、スレッシュホールド階調設定パラメータ設定レジスタ116に図1(b)に示すp%の値p302を設定する。入出力インターフェイス回路105内の図示せざる表示開始レジスタへ表示開始モードを書き込み、表示メモリ103から表示データを入出力インターフェイス回路105経由でメモリ113へ転送する。該メモリ113のサイズはシステムによって異なるが、1フレーム分のフレームメモリを持つシステムが最近では一般的になってきている。メモリサイズは本実施の形態になんら影響を及ぼすものではなく、数バイトのFIFOのようなものでも、本実施の形態が実施できることは明白である。
表示開始モードになると、表示装置駆動回路101のタイミング制御回路114は、表示データの開始位置を示すフレームSYNC信号を出力し、SYNC信号に同期して、表示データをメモリ113からヒストグラム係数回路106、ピクセル伸張回路109に出力する。
ヒストグラム係数回路106では、まず1画素分のR,G,Bの値から最大の値、RGB最大値を抽出し、RGB最大値を用いて、1フレーム分の表示データから各階調ごとのピクセル数を求め、ヒストグラム化する。1例として、ヒストグラム係数回路106で作成されたヒストグラムが、図1(b)であるとする。
係数演算回路107では、最高階調(255階調)から、各階調までのピクセル数の和を求める。スレッシュホールド階調設定パラメータ設定レジスタ116に保存されている、図1(b)に示すp%の値p302を用いて、スレッシュホールド階調t301を決定し、ピクセル伸張回路109に出力する。また、スレッシュホールド階調t301から、(数6)を用いて、バックライト輝度値117をバックライトコントローラ108に出力する。
ピクセル伸張方式切り替えレジスタが値“0”に設定されている時、ピクセル伸張回路109では、図1に示すデータ変換(伸張)が行われる。係数演算回路107から与えられる、スレッシュホールド階調t301を用いて、ピクセル伸張回路109では、白つぶれ補償パラメータ設定レジスタ1801に設定されているkの値と係数演算回路107から与えられる、スレッシュホールド階調t301を用いて、メモリ113から転送された表示データの階調が階調z以下の時は、(数2)に従って、階調を伸張し、メモリ113から転送された表示データの階調が階調z+1以上の時は、(数5)に従って、階調を伸張し、伸張したデータを液晶コントローラ110へ転送する。
液晶コントローラ110は、ピクセル伸張回路109から与えられたデジタル値を液晶画面112を駆動するアナログ値に変換し、液晶画面に画像を表示する。
また、バックライトコントローラ108は、デジタル値であるバックライト輝度値117をバックライトを駆動する電流に変換し、バックライト111の輝度を調整する。
このように動作することにより、本実施の形態の表示装置は、図1に示す変換を実現し、特定階調z以下の表示階調に関しては、画質劣化無しに、また特定階調z以上の表示階調に関しても白つぶれさせることなく、コントラストを保って表示することができ、更にバックライト輝度を1707から1708に下げることができる。
なお、本実施の形態において、kをある階調値zとスレッシュホールド階調tの差1702と最大階調(255)とtの差1701の比として定義したが、階調zと階調tの比としても、また閾値階調tと最大階調(255)の差とある階調値zと最大階調(255)の差の比としても良い。
また、閾値階調tと最大階調(255)の差と1704の比と定義しても良い。ある階調値zを決定するためのパラメータは、いろいろと考えられるが、発明の狙いを逸脱しなければ、どのように定義しても良い。
次に、ピクセル伸張方式切り替えレジスタが値“1”に設定されている時、ピクセル伸張回路109では、メモリ113から転送された表示データの階調が階調z以下の時は、(数2)に従って、階調を伸張し、図1に示すデータ変換(伸張)伸張が行われる。メモリ113から転送された表示データの階調が階調z+1以上の時は、1次関数1709に従って階調を伸張し、図1に示すデータ変換(伸張)が行われる。1次関数1709は、(数7)で表される。
Figure 2009098617
このように動作することにより、階調z+1以上のヒストグラムの分布がフレームごとに大きく変化するような場合においても、安定して表示を行うことができる。なお、本実施の形態では、3つのサブピクセルR,G,Bの内、最大のものを用いてヒストグラムを生成したが、これは特許性に影響を与えるものではなく、R,G,Bのすべての値を用いてヒストグラムを生成しても良い。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2に係る表示装置について、図3を用いて説明する。実施の形態1では、階調z以上の各階調に対するカウンタが必要となり、回路規模が大きくなってしまう。実施の形態2では、本質的に実施の形態1と同じであるが、省回路規模化を考慮した方式について説明を行う。図3(b)は図1(b)と同じ絵であり、表示画像のヒストグラムを示す図である。
本実施の形態では、階調zと最大階調255間を1601,1602,1603,1604というように、4つに等間隔に分ける。1601,1602の境界をz1、1602,1603の境界をz2、1603,1604の境界をz3とする。z+1階調以上z1階調以下のヒストグラムの累積値N1、z+1階調以上z1階調以下のヒストグラムの累積値N2、z+1階調以上z1階調以下のヒストグラムの累積値N3、z+1階調以上255階調以下のヒストグラムの累積値をカウントする4つのカウンタを用いてカウントする。N1,N2,N3は、(数8)で表せる。
Figure 2009098617
ピクセル伸張回路109では、この3点を用いて補完した関数(数9)を用いて変換する。
Figure 2009098617
このようにすることにより、階調z以上のヒストグラム生成に要する回路は4つのカウンタだけで構成でき、回路を大幅に削減できる。
ここでは、階調z、最大階調255間を4つに分割してカウントしたが、分割数はいくつでも同じように構成できることは明白であり本特許に影響を及ぼすものではない。また等間隔に分割したが、等間隔でなくとも同様に構成できることは明白である。
(実施の形態3)
次に、本発明の実施の形態3に係る表示装置について、図4〜図7を用いて説明する。図4は本発明の実施の形態3に係る表示装置のブロック図である。実施の形態3は、実施の形態1とほとんど同じであるが、ピクセル伸張回路109で行う階調の伸張演算が異なる。
図5(b)は、表示画像のヒストグラムを示す図である。図5(b)に示すように、表示画像において、ピクセルの階調値がt階調301以上、最大階調(255階調)以下であるピクセルの数が、全ピクセル数のp%302であるt階調301をスレッシュホールド階調301と呼び、図1(a)上で、座標(t,最大階調(255))と座標(t,t)の間にある点(t,z)305を考える。
本実施の形態では、表示画像のピクセルの階調値が、スレッシュホールド階調301以下の時、該表示画像のピクセルを座標(0,0)と(t,z)を結ぶ第1の1次関数308で変換する。第1の1次関数は(数10)で表される。
Figure 2009098617
ここで、zとtの差307と最大階調(255)とtの差306の比をαと置くと、上記(数10)は、(数11)と書き換えられる。
Figure 2009098617
表示画像のピクセルの階調値が、スレッシュホールド階調t301以上の時、スレッシュホールド階調値t301以上のヒストグラムのピクセル数に対応した非線形演算を行う。以下、該非線形演算に対する説明を行う。
図5に示すようにスレッシュホールド階調t301以上の階調に対するピクセル数の平均値802を計算し、ピクセル数が平均値のv倍の時、その階調に、v階調を割り当てるという変換を行う。このような変換方式を一般にヒストグラムイコライゼーションと言う。
本実施の形態においては、入力階調幅255−tに対し、255−zと入力階調幅と出力階調幅が異なるため、ヒストグラムのピクセル数が平均値のv倍である階調に(数12)に示す階調を割り当てる。
Figure 2009098617
更に、詳細に図6を用いて説明する。例えば、図6において、スレッシュホールド階調t301が241階調であるとする。また、α402は、0.5に設定されているとする。このとき、zの値は、249となる。
図6に示すように、階調243から階調254のヒストグラムのピクセル数がv1であり、階調242と階調255のヒストグラムのピクセル数が8倍のv1である時、ヒストグラムの階調ごとの平均値は2倍のv1となる。αが0.5なので、入力階調14階調(階調242〜階調255)に対し、出力階調は1−α=0.5倍の7階調(階調249〜階調255)が割り振られている。
また、階調242のヒストグラムのピクセル数は、8×v1,平均が2×v1なので、階調242のヒストグラムのピクセル数は、平均の4倍となる。従って、242階調には4倍×0.5倍=2階調が割り振られる。243階調から254階調のヒストグラムのピクセル数は、平均の1/2倍であるので、1/2×0.5=1/4階調が割り振られる。
従って、243階調〜246階調が出力の251階調へ、247階調〜250階調が出力の252階調へ、251階調〜254階調が出力の253階調へ、割り振られる。階調255のヒストグラムのピクセル数は8×v1であるので、2階調分となり図6(c)に示すような入出力変換特性となる。
図4において、ヒストグラム計数回路106から、ピクセル伸張回路109へスレッシュホールド階調値以上のヒストグラムが信号線1101により出力され、スレッシュホールド階調値以上の変換の対応付けをピクセル伸張回路内の図示せざる回路で計算する。
このように変換することにより、コントラストの低下したスレッシュホールド階調t301以上の階調において、コントラストを向上させることができ、更に良好な画質で、変換を行うことができる。
更に、レジスタ1102は、スレッシュホールド階調値以上のデータ変換(伸張)方式を切り替えるレジスタである。本レジスタ1102が“0”の時、ピクセル伸張回路109は、前に示したヒストグラムイコライゼーション方式でデータを変換する。本レジスタ1102が“1”の時、表示画像のピクセルの階調値が、スレッシュホールド階調t301以下の時、該表示画像のピクセルを座標(0,0)と(t,z)を結ぶ第1の1次関数308で変換する。
第1の1次関数は(数10)で表される。表示画像のピクセルの階調値が、スレッシュホールド階調t301以上の時、該表示画像のピクセルを座標(t,z)と(最大階調(255),最大階調(255))を結ぶ第2の1次関数309で変換する。第2の1次関数は(数13)で表される。
Figure 2009098617
このように変換することにより、従来の変換方法である、表示画像のピクセルの階調値が、スレッシュホールド階調t301以下の時、該表示画像のピクセルを座標(0,0)と(t,最大階調(255))を結ぶ第3の1次関数803で変換し、スレッシュホールド階調t301以上の階調をすべて最大階調(255)に変換する従来の変換方法に比べ、白つぶれを回避することができる。第3の1次関数は(数14)で表される。
Figure 2009098617
ここで、zとtの差307と最大階調(255)とtの差306の比をαと置くと、上記(数10)、(数13)は、(数11)、(数15)と書き換えられる。
Figure 2009098617
レジスタ1102の値が“0”の場合でも、“1”の場合でも、画像伸張処理を行わない場合のバックライトの輝度を最大階調(255)の輝度を実現する輝度310とすると、1次関数308が最大階調(255)に到達する階調の輝度を実現する輝度311と下げることができる。
ここで、311の輝度は、輝度310をBとおくと、(数16)で表すことができる。
Figure 2009098617
また、第1の1次関数を用いてコントラストを上げることにより、バックライトの輝度を下げても、前記スレッシュホールド階調以下では元の表示画像と変わらない画質を保存し、レジスタ1102の値が“0”の場合、前記スレッシュホールド階調以上でも、白つぶれのない好適な画質を表示することができる。
また、レジスタ1102の値が“1”の場合、このように動作することにより、階調z+1以上のヒストグラムの分布がフレームごとに大きく変化するような場合においても、安定して表示を行うことができる。
また、実施の形態1で示したヒストグラムイコライゼーションの実現方法と、実施の形態3で示したヒストグラムイコライゼーションの実現方法は、結果的に等価であり、どちらの実施の形態においても、どちらの方法を用いても良い。
なお、本実施の形態において、αをある階調値zとスレッシュホールド階調tの差307と最大階調(255)とtの差306の比として定義したが、図7に示すように角1201と角1202の比として定義しても良い。この場合も、同様に実施することができる。
(実施の形態4)
次に、本発明の実施の形態4に係る表示装置について図8および図9を用いて説明する。図8は本発明の実施の形態4に係る表示装置のブロック図である。実施の形態4は、実施の形態3と比較して、スレッシュホールド階調t301の下限値を設定するスレッシュホールド階調下限値設定レジスタ401を備え、CPU102がαを直接設定しない点が、実施の形態3と異なっているが、他は、実施の形態3と同様である。
一般に暗い階調にばかり集中したヒストグラムを持っている表示画像でも、あまり、伸張率を高くすると(1次関数306の傾きを急にすると)、階調の段差が目に付くようになり、画質が劣化する。従って、本実施の形態では、暗い階調に集中したヒストグラムを持っている表示画像でも伸張率が一定値以下になるように、スレッシュホールド階調t301の下限値q501を設定する。
図9に示すように、スレッシュホールド階調t301の下限値q501が、スレッシュホールド階調設定パラメータ設定レジスタ116に保存されているp%の値p302を用いて決定した階調値trよりも高い場合、実際につぶれる量q%を用いて、α402を係数演算回路107にて、(数17)に従って決定する。
Figure 2009098617
このようにすることにより、qが0%の時は、白つぶれする画素がないので、505の直線で変換されることになり、最大のコントラストを得ることができる。また、qがp%の時は、α=0.5となり、スレッシュホールド階調t301においても、コントラストを得ることができるようになる。上記に述べたように、実施の形態2の様に構成することにより、表示画像により、最適なαを係数演算回路107にて、自動的に生成することが可能となる。
(実施の形態5)
次に、本発明の実施の形態5に係る表示装置について図10、図11を用いて説明する。図10は本発明の実施の形態5に係る表示装置のブロック図である。実施の形態5も、2つの1次関数をα402に基づいて決定して表示画像の変換(伸張)を行う点では、実施の形態3、4と同じではあるが、αの決定方法が異なる。
実施の形態5では、図11に示すように、表示画像213を複数に分割して、それぞれの領域毎のヒストグラムを生成し、領域毎にヒストグラムの最大階調(255階調)からの累積値が、p%となるスレッシュホールド階調を計算する。
図10中、レジスタ601,602は表示画像の領域分割数を設定するレジスタである。ヒストグラム係数回路106は、表示画像をレジスタ601,602に設定された分割数に縦方向、横方向に分割し、領域毎のヒストグラムと表示画像全体から生成したヒストグラムを作成する。
例えば、図11の例ではレジスタ601,602にそれぞれ、2と3が設定されていたとすると、表示画像を縦2、横3に分割し、それぞれの領域のヒストグラム207〜212を計算する。係数演算回路107は、領域毎のスレッシュホールド階調t1〜t6を計算する。複数の領域毎のスレッシュホールド階調t1〜t6の中から、最大のものを選択し、そのスレッシュホールド階調(例えばt3)と、表示画像213を分割せずに表示画像全体のヒストグラム図11(a)から求めたスレッシュホールド階調t301の比を用いて、(数18)に従って計算する。
Figure 2009098617
このようにすることにより、領域毎のスレッシュホールド階調値の最大値が表示画像全体のヒストグラム図11(a)から求めたスレッシュホールド階調t301に比べ充分大きい時は、ある領域に高階調の部分が集中しているということであり、(数18)により、αが小さくなるので、集中した高階調領域の中でも、コントラストを得ることができるようになり、白つぶれがなくなる。
領域毎のスレッシュホールド階調値の最大値が表示画像全体のヒストグラム(図11(a))から求めたスレッシュホールド階調t301と等しい時は、(数18)により、αが0.75となるので、スレッシュホールド階調t301以下のコントラストを充分大きくとることができるようになる。
上記に述べたように、本実施の形態の様に構成することにより、表示画像により、最適なαを係数演算回路107にて、自動的に生成することが可能となる。
(実施の形態6)
次に、本発明の実施の形態6に係る表示装置について図12、図13を用いて説明する。図12は本発明の実施の形態6に係る表示装置のブロック図である。実施の形態6も、2つの1次関数をα402に基づいて決定して表示画像の変換(伸張)を行う点では、実施の形態3〜5と同じではあるが、αの決定方法が異なる。
図13において、横軸は表示画像のある行の横方向の画素の位置である。縦軸は各画素の階調値を示す。
本実施の形態においても、実施の形態4と同様に、ヒストグラムからスレッシュホールド階調t301を決定するp%の値p302を設定するスレッシュホールド階調設定パラメータ設定レジスタ116とスレッシュホールド階調t301の下限値を設定するスレッシュホールド階調下限値設定レジスタ401を備える。
レジスタ701はエッジヒストグラムをカウントする場合に、カウントを行う階調の差の最小値を規定するエッジ最小値設定レジスタであり、レジスタ702はエッジヒストグラムをカウントする場合に、カウントを行う階調の差の最大値を規定するエッジ最大値設定レジスタである。
例えば、エッジ最小値設定レジスタ701には、全体の階調数が255の場合、人間の目が一般に段差を認識できると言われている8階調以上を認識するために、8を設定する。エッジ最小値設定レジスタの設定値をEminとする。エッジ最大値設定レジスタ702には、最大につぶれた場合でも、エッジがつぶれたことが、わからないような値、例えば、2×(255−t)等を設定する。
エッジ最大値設定レジスタの設定値をEmaxとする。ここで、位置jとj+1の階調がg1とg2であるとすると、g1−g2>Emaxの時、エッジヒストグラム計数回路はカウントアップされない。次に、位置j+1とj+2において、Emax≧g1−g3≧Eminの時、エッジヒストグラム計数回路703内の高い方の階調g1に対応する図示しないヒストグラムカウンタを1だけカウントアップする。
g3−g5>Emaxの時、エッジヒストグラム計数回路703はカウントアップされない。g4−g5≦Eminの時、エッジヒストグラム計数回路703はカウントアップされない。このようにして、エッジヒストグラム計数回路703では、エッジ情報を基にした第2のヒストグラムを計数する。
レジスタ704は、エッジヒストグラム計数回路703からエッジヒストグラムスレッシュホールド階調teを決定するpe%の値、エッジヒストグラムスレッシュホールド階調設定パラメータpeを設定するエッジヒストグラムスレッシュホールド階調設定パラメータ設定レジスタであり、係数演算回路705でエッジヒストグラム計数回路703の最高階調からのある階調までのヒストグラムの累計値を計算し、該累計値が全体の画素数のpe%の時、その階調値をエッジスレッシュホールド階調と呼び、(数19)を用いてα402を計算する。
Figure 2009098617
更に、実施の形態5のように領域を分割し、それぞれの領域毎のエッジヒストグラムを計数しても良い。この場合も、各領域の中の最大のものを選択してエッジスレッシュホールド階調とすることにより、同様に計算できる。この場合、領域を細くとることで、エッジ検出感度が高くなり、より好適な画質を得ることができるという特性がある。
実施の形態4〜6による実施の形態3のαの自動設定方法は、実施の形態1,2において、k=1−αなどとすることによりkを決定するのにも用いることができる。
(実施の形態7)
次に、発明の実施の形態7に係る表示装置について、図14および図15を用いて説明する。図14は本発明の実施の形態7に係る表示装置のブロック図である。実施の形態7は、実施の形態5と同じく、画面全体の表示画像のヒストグラムだけでなく、表示画像を分割し、分割した領域毎のヒストグラムを生成し、領域毎のスレッシュホールド階調と、画面全体の表示画像のヒストグラムから得られたスレッシュホールド階調を計算するという点では、実施の形態5と類似している。
しかしながら、実施の形態7では、図15に示すように、領域毎のスレッシュホールド階調のうち最大のもの1301と、画面全体の表示画像のヒストグラムから得られたスレッシュホールド階調301のうち、大きいほうのスレッシュホールド階調値Tmaxを、スレッシュホールド階調として用い、座標(0,0)と(Tmax,255)を結ぶ直線によって現される1次関数により、入力階調Tmax以下は変換し、入力階調Tmax以上は255階調に変換する点で実施の形態5と異なっている。
実施の形態5と同様に、係数演算回路107で、画面全体の表示画像のヒストグラムだけでなく、表示画像を分割し、分割した領域毎のヒストグラムを生成し、領域毎のスレッシュホールド階調のうち最大のもの1301と、画面全体の表示画像のヒストグラムから得られたスレッシュホールド階調301のうち、大きいほうのスレッシュホールド階調値Tmaxをスレッシュホールド階調としてピクセル伸張回路109へ出力する。
ピクセル伸張回路109では、入力階調に対し、図15の1302,1303の直線で示される変換を行う。
また、係数演算回路107は、バックライトの輝度が、伸張無しの時のバックライト輝度1304に対し、1305となるよう、信号117をバックライトコントローラ108に対し出力する。このように動作することにより、バックライト電力の削減率は低下するが、より明るい好適な表示を得ることができる。
(実施の形態8)
次に、発明の実施の形態8に係る表示装置について、図15および図16を用いて説明する。図16は本発明の実施の形態8に係る表示装置のブロック図である。実施の形態8は、図15に示すように、スレッシュホールド階調値をtとおくと、座標(0,0)と(t,255)を結ぶ直線によって現される1次関数により、入力階調t以下は変換し、入力階調t以上は255階調に変換する。
しかしながら、実施の形態8では、領域分割した複数の領域のスレッシュホールド階調を用いるのではなく、実施の形態6に示したエッジヒストグラムを用いる点が実施の形態7とは異なっている。
図16に示すように、係数演算回路705では、エッジヒストグラムから算出したエッジヒストグラムスレッシュホールド階調teを出力し、係数演算回路107では、通常の表示画面のヒストグラムから算出したスレッシュホールド階調tを出力し、比較回路706で、エッジヒストグラムスレッシュホールド階調teとスレッシュホールド階調tのうち大きいほうを選択して、ピクセル伸張回路109へ出力する。ピクセル伸張回路109では、実施の形態6と同様に図15(a)に示す変換を行う。
また、比較回路706の出力によりバックライトコントローラを制御する。
このように動作することにより、実施の形態7においても、バックライト電力の削減率は低下するが、より明るい好適な表示を得ることができる。
(実施の形態9)
次に、本発明の実施の形態9に係る表示装置駆動回路で行う画像伸張処理の概要について図17を用いて説明する。図17は本発明の実施の形態9に係る表示装置駆動回路で行う画像伸張処理を説明するためのピクセル値変換器の構成を示す構成図である。実施の形態9では、変換回路となる実施の形態1のピクセル伸張回路109を以下のように変更する。
表示画像のピクセルの階調値が、z以上の時、ヒストグラムイコライゼーションを用いて変換を行うが、このときピクセル数の計数前に、図17に示すピクセル値変換器でピクセル値を操作し、X1より大きい階調の値を0に変換する。
ここで、X1はレジスタ900として実装され、外部からzより大きい任意の値を設定可能とする。この操作したピクセル値について、ヒストグラムイコライゼーションを用いて変換を行う。
以下、図18および図19により、本発明の実施の形態9に係る表示装置駆動回路におけるz階調以上の入力値に対する変換方式について、実施の形態1との違いを詳細に説明する。図18は本発明の実施の形態9に係る表示装置駆動回路のピクセル値の入出力の関係を示す図、図19は本発明の実施の形態9に係る表示装置駆動回路において効果が見込める画像の一例を示す図である。
実施の形態1と同様に、各階調のピクセル数が関数F(x)で表せるとすると、z+1階調以上x階調以下のヒストグラムの累積値(ピクセル数の総和)は、F(x)を用いて(数20)と表せる。
Figure 2009098617
関数F(s)は、s>X1ではその階調のピクセルが存在しないように変換されているため、値が0となる。このため、x>X1では、ヒストグラムの累積値は一定となり、z+1からX1までの累積値となる。これによって、z+1階調以上の入力値xに対する出力階調は、(数21)と表せる。
Figure 2009098617
つまり、x≦X1の領域では、実施の形態1と同一の式となるが、x>X1の領域では、出力は最大階調(255)に一定となる。この場合の入力階調と出力階調の関係は図18示すようになる。図18は3つの領域をもち、x≦zでは、実施の形態1の(数2)の式で表される関係となり、z<x≦X1の領域では(数21)の上の式、つまり、実施の形態1の(数5)で表される関係になる。そして、X1<x≦最大階調(255)では、(数21)の下の式で表されるように、出力は常に最大階調(255)となる。
このように変換することにより、例えば、図19に示されるような、表示画像に高輝度のGUIが含まれていた場合に、その高輝度のピクセルに影響されることなくx>z以上の領域のヒストグラムイコライゼーションを用いた変換を行うことができる。
(実施の形態10)
次に、本発明の実施の形態10に係る表示装置駆動回路で行う画像伸張処理の概要について説明する。実施の形態10では、実施の形態2のピクセル伸張回路を以下のように変更する。
表示画像のピクセルの階調値が、z以上の時、ヒストグラムイコライゼーションを用いて変換を行うが、このときピクセル数の計数前に、実施の形態9の図17に示す回路でピクセル値を操作し、X1より大きい階調の値を0に変換する。ここで、X1は実施の形態9と同様に、レジスタ900として実装され、外部からzより大きい任意の値を設定可能とする。この操作したピクセル値について、ヒストグラムイコライゼーションを用いて変換を行う。
以下、図20より、本発明の実施の形態10に係る表示装置駆動回路におけるz階調以上の入力値に対する変換方式について、実施の形態2との違いを詳細に説明する。図20は本発明の実施の形態10に係る表示装置駆動回路のピクセル値の入出力の関係を示す図である。
実施の形態2と同様に、各階調のピクセル数が関数F(x)で表せるとすると、4つのカウンタで計数するN1,N2,N3は、(数22)で表される。ただし、本実施の形態では、z2<X1≦z3の場合とする。
Figure 2009098617
関数F(s)は、s>X1ではその階調のピクセルが存在しないように変換されているため、値が0となる。このため、N3では、ヒストグラムの累積値は一定となり、z+1からX1までの累積値となる。これによって、z+1階調以上の入力値xに対する出力階調は、(数23)と表せる。
Figure 2009098617
つまり、x≦Z3の領域では、実施の形態1と同一の式となるが、x>Z3の領域では、出力は最大階調(255)に一定となる。この場合の入力階調と出力階調の関係は図20に示すようになる。図20は3つの領域をもち、x≦zでは、実施の形態1の(数2)の式で表される関係となり、z<x≦Z3の領域では(数9)の一番下の式を除いた上3つの式で表される関係になる。そして、Z3<x≦最大階調(255)では、(数23)の下の式で表されるように、出力は常に最大階調(255)となる。
このように変換することにより、実施の形態9と同様に、例えば、図19に示されるような、表示画像に高輝度のGUIが含まれていた場合に、その高輝度のピクセルに影響されることなくx>z以上の領域のヒストグラムイコライゼーションを用いた変換を行うことができる。
(実施の形態11)
以下、図21より、本発明の実施の形態11に係る表示装置駆動回路における係数決定方式について、実施の形態2との違いを詳細に説明する。図21は本発明の実施の形態11に係る表示装置駆動回路の係数演算回路周辺図である。
図21において、ヒストグラム計数回路106と係数演算回路107については、実施の形態2と同一の動作を行う。
本実施の形態では、係数演算回路107の出力である演算された係数4801を直接使用せずに、差分計算回路4803に入力し、別途保存している係数現在値レジスタ4802の値との差分4804を求める。これを更新値生成回路4805で、係数不感領域レジスタ4807の値と比較し、係数不感領域レジスタ4807の値より差分4804が同一か大きければ、係数現在値レジスタ4802の更新を許可する。
この場合、係数現在値レジスタ4802の値を演算された係数4801に接近するように加減算し、この値で係数現在値レジスタ4802を更新する。このとき、加減算する単位は、係数変化量レジスタ4806で設定されている値を加減算する。
また、係数現在値レジスタ4802の値より差分4804が小さい場合は、係数現在値レジスタ4802の更新はされず、現在値を保持する。そして、係数現在値レジスタ4802の値が係数117として出力され、以降、実施の形態2と同一の動作となる。
このように構成することによって、以下の動作をする。入力画像が大きく変化し、それによりヒストグラム計数回路106の出力も大きく変化した場合にも、係数は1フレームにつき係数変化量レジスタ4806の値だけ変化し、複数フレームかけて新しい画像の係数へ収束するよう動作する。これによって、急激な画像変化に対して、表示画素値が急激に変化してフリッカとなることを防止する。
また、係数不感領域レジスタ4807の値未満の変化に対しては、係数を変化させず、以上となった場合のみ係数変化をスタートさせるよう動作するため、動画像などの入力によるヒストグラム計数回路106の出力が微細に不安定に変化した場合でも、係数を微細に変化させず安定させ、フリッカを防止する。
図22で実施の形態11の動作のうち、表示画素値が急激に変化した場合の動作を説明する。図22(a)は係数現在値レジスタ4802の値と係数演算回路107の出力値の関係を示している。図22(a)の4901に示される実線が係数現在値レジスタ4802の値による、入力階調・出力階調グラフで、図22(a)の4902に示される破線が係数演算回路107の出力値による、入力階調・出力階調グラフである。折れ線頂点にあたる部分に差があり、これによりグラフ全体の差が出ている。
図22(b)は、図22(a)にさらに更新値生成回路4805の出力値との関係を示している。図22(b)の4901に示される細かい破線の係数現在値レジスタ4802の値に対し、折れ線頂点に図22(b)の4903に示した分量だけ加算され、図22(b)の4904に示される更新値生成回路4805の出力値が生成されている。この図22(b)の4903に示される加算値は、係数変化量レジスタ4806に設定されている値である。図22では、図22(b)の4904は、図22(a)の4902に示す係数演算回路107の出力に接近しているが、収束はしていない状態である。
図22(c)は、次のフレームでの更新値生成回路4805の出力値である。次のフレームでの係数現在値レジスタ4802の値は、図22(b)の4904に示される値となっており、この値に対してさらに加算され、最終的に係数演算回路107の出力値である図22(c)の4905に示される値に収束している。図22では、増加方向への動作のみ記載したが、減少方向への動作も同一となる。
図23で実施の形態11の動作のうち、106のヒストグラム計数回路の出力が微細に不安定に変化した場合の動作を説明する。図23(a)は係数現在値レジスタ4802の値と係数不感領域レジスタ4807の値によって設定される上限値、下限値の関係を示している。図23(a)の5001に示される実線が係数現在値レジスタ値による、入力階調・出力階調グラフである。
これに対し、図23(a)の5002に示される範囲が係数不感領域レジスタ4807の値で設定される不感領域の範囲である。これによって、不感領域の上限値は図23(a)の5003に示される入力階調・出力階調グラフで表され、下限値は図23(a)の5004に示される入力階調・出力階調グラフで表される。
図23(b)は係数演算回路107の出力値が不感領域の範囲内にある場合を示している。図23(b)の5005に示される細かい破線が係数演算回路107の出力値で、これが荒い破線で示されている不感領域の上限値と下限値の間に存在するため、係数現在値レジスタ4802の更新は行われず、係数117も変化しない。
図23(c)は、係数演算回路107の出力値が不感領域の範囲外となる場合を示している。図23(c)の5006に示される細かい破線が係数演算回路107の出力値で、これが荒い破線で示されている不感領域の上限値を超えているため、係数現在値レジスタ4802は更新され、係数117は図23(c)の5006に示される値に徐々に接近する。図23は、係数演算回路107の出力値が上限値以上となる場合であるが、下限値以下の場合も同様の動作となる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
本発明はバックライトと液晶などの透過率を制御する素子を用いた表示装置、例えば液晶表示装置を用いたテレビやパーソナルコンピュータ、携帯電話などに適用可能である。
(a)〜(c)は本発明の実施の形態1に係る表示装置駆動回路の画像伸張処理の概要を説明する図である。 本発明の実施の形態1に係る表示装置のブロック図である。 (a)〜(c)は本発明の実施の形態2に係る表示装置の画像伸張処理の概要を説明する図である。 本発明の実施の形態3に係る表示装置のブロック図である。 (a),(b)は本発明の実施の形態3に係る表示装置のα決定方式を説明する図である。 (a)〜(c)は本発明の実施の形態3に係る表示装置のスレッシュホールド階調以上の変換方式を説明する図である。 (a),(b)は本発明の実施の形態3に係る表示装置のαのもう1つの定義方法を示す図である。 本発明の実施の形態4に係る表示装置のブロック図である。 (a)〜(c)は本発明の実施の形態4に係る表示装置のα決定方式を説明する図である。 本発明の実施の形態5に係る表示装置のブロック図である。 (a),(b)は本発明の実施の形態5に係る表示装置のα決定方式を説明する図である。 本発明の実施の形態6に係る表示装置のブロック図である。 本発明の実施の形態6に係る表示装置のカウントを行うエッジの幅について説明する図である。 本発明の実施の形態7に係る表示装置のブロック図である。 (a),(b)は本発明の実施の形態7,8に係る表示装置の階調変換(伸張)方式を説明する図である。 本発明の実施の形態8に係る表示装置のブロック図である。 本発明の実施の形態9に係る表示装置駆動回路で行う画像伸張処理を説明するためのピクセル値変換器の構成を示す構成図である。 本発明の実施の形態9に係る表示装置駆動回路のピクセル値の入出力の関係を示す図である。 本発明の実施の形態9に係る表示装置駆動回路において効果が見込める画像の一例を示す図である。 本発明の実施の形態10に係る表示装置駆動回路のピクセル値の入出力の関係を示す図である。 本発明の実施の形態11に係る表示装置駆動回路の係数演算回路周辺図である。 (a)〜(c)は本発明の実施の形態11における画像が急激に変化した場合の動作例を示す図である。 (a)〜(c)は本発明の実施の形態11における画像が細かく変化した場合の動作例を示す図である。
符号の説明
100…表示装置、101…表示装置駆動回路、102…中央処理装置(CPU)、103…表示メモリ、104…内部バス、105…入出力インターフェイス回路、106…ヒストグラム計数回路、107…係数演算回路、108…バックライトコントローラ、109…ピクセル伸張回路、110…液晶コントローラ、111…バックライト、112…液晶画面、113…メモリ、114…タイミング制御回路、115…白つぶれ補償パラメータ設定レジスタ、116…スレッシュホールド階調設定パラメータ設定レジスタ、117…バックライト輝度値、301…スレッシュホールド階調t、302…スレッシュホールド階調設定パラメータp%、303…データを伸張しない場合の入出力関係を示す1次関数を示す直線、304…座標(t,255)、305…座標(t,255)と座標(t,t)の間の点の座標(t,z)、306…zとtの差307と最大階調(255)とtの差、307…zとtの差、308…スレッシュホールド階調t以下のデータ変換(伸張)の関係を示す1次関数を示す直線、309…スレッシュホールド階調t以上のデータ変換(伸張)の関係を示す1次関数を示す直線、310…伸張しない時のバックライト輝度の大きさを示す直線、311…データ伸張を行った時のバックライト輝度の大きさを示す直線、401…スレッシュホールド階調下限値設定レジスタ、402…zとtの差307と最大階調(255)とtの差306の比α、601…表示画像の縦方向領域分割数を設定するレジスタ、602…表示画像の横方向領域分割数を設定するレジスタ、701…エッジ最小値設定レジスタ、702…エッジ最大値設定レジスタ、703…エッジヒストグラム計数回路、704…エッジヒストグラムスレッシュホールド階調設定パラメータ設定レジスタ、705…係数演算回路、803…従来の方式によるスレッシュホールド階調以下のデータ変換(伸張)の関係を示す1次関数を示す直線、900…レジスタ、1001…階調243から254のヒストグラムのピクセル数、1002…階調242から255のヒストグラムのピクセル数の平均値、1003…階調242と255のヒストグラムのピクセル数、1101…ヒストグラムをピクセル伸張回路に送信する信号線、1102…スレッシュホールド階調値以上のデータ変換(伸張)方式を切り替えるレジスタ、1301…複数のスレッシュホールド階調のうち最大の階調、1302…複数のスレッシュホールド階調のうち最大の階調以下のデータ変換(伸張)の関係を示す1次関数を示す直線、1303…複数のスレッシュホールド階調のうち最大の階調以上のデータ変換(伸張)の関係を示す直線、1304…伸張しない時のバックライト輝度の大きさを示す直線、1305…データ伸張を行った時のバックライト輝度の大きさを示す直線、1601〜1604…階調zと最大階調(255)を等間隔に分割したそれぞれの区間、1701…階調tと最大階調(255)の差、1702…階調tと階調zの差、1703…階調z以下のデータ変換(伸張)の関係を示す1次関数を示す直線、1704…階調zにおける1次関数1703の出力値と最大階調(255)の差、1705…z+1階調以上255階調以下のピクセル数の総和、1706…z+1階調以上x階調以下のヒストグラムの累積値(ピクセル数の総和)、1707…伸張処理を行わない場合のバックライト輝度、1708…伸張処理後のバックライト輝度、4801…係数演算回路の出力、4802…係数現在値レジスタ、4803…差分計算回路、4804…差分値、4805…更新値生成回路、4806…係数変化量レジスタ、4807…係数不感領域レジスタ、4901…係数現在値レジスタの入力階調・出力階調グラフ、4902…係数演算回路の出力の入力階調・出力階調グラフ、4903…係数変化量レジスタ値、4904…更新値生成回路出力の入力階調・出力階調グラフ、4905…更新値生成回路出力の入力階調・出力階調グラフ、5001…係数現在値レジスタの入力階調・出力階調グラフ、5002…係数不感領域レジスタ値による範囲、5003…係数不感領域レジスタで設定される上限値、5004…係数不感領域レジスタで設定される下限値、5005…係数演算回路の出力の入力階調・出力階調グラフ(不感領域内)、5006…係数演算回路の出力の入力階調・出力階調グラフ(不感領域外)。

Claims (50)

  1. 1または複数のフレーム分の入力表示画像データの階調ごとの画素数の累計値の分布の一部を階調方向に伸張するように入力表示画像データを変換し、変換された表示画像データを表示装置に表示する表示装置駆動回路において、
    前記表示画像データの階調が特定階調より小さい階調である場合、1次関数に従って変換し、前記表示画像データの階調が前記特定階調以上の場合、非線形な関数に従って変換する変換回路を有することを特徴とする表示装置駆動回路。
  2. 1または複数のフレーム分の入力表示画像データの階調ごとの画素数の累計値の分布の一部を階調方向に伸張するように入力表示画像データを変換し、変換された表示画像データを表示装置に表示する表示装置駆動回路において、
    前記表示画像データの階調が特定階調より小さい階調である場合、1次関数に従って変換し、前記表示画像データの階調が前記特定階調以上の場合、複数の1次関数に従って変換する変換回路を有することを特徴とする表示装置駆動回路。
  3. 請求項1記載の表示装置駆動回路において、
    前記変換回路は、前記表示画像データの階調が前記特定階調以上の場合、前記表示画像データの特定階調以上の階調ごとの画素数の累計値に従った階調に変換することを特徴とする表示装置駆動回路。
  4. 請求項3記載の表示装置駆動回路において、
    前記表示画像データの階調ごとの画素数を計測し、最大階調からの累計値が全画素数の一定割合に達した閾値階調を算出する算出回路を備え、
    前記特定階調は前記閾値階調より小さい階調であり、前記特定階調と前記閾値階調の差と前記特定階調と表示装置の表示可能な最大階調の差の比を設定するレジスタを有することを特徴とする表示装置駆動回路。
  5. 請求項4記載の表示装置駆動回路において、
    前記表示装置は光量を制御可能な光源および光の透過率を制御する透過率制御素子を持ち、
    前記表示装置は該光源の前面に配置された前記透過率制御素子を制御することにより表示を行い、
    該表示装置駆動回路は前記光源の光量を制御する光量制御回路を備え、
    該光量制御回路は前記閾値階調に従って光量を制御することを特徴とする表示装置駆動回路。
  6. 請求項3記載の表示装置駆動回路において、
    前記表示画像データの階調が前記特定階調以上の場合に用いられる変換方式は、ヒストグラムイコライゼーションであることを特徴とする表示装置駆動回路。
  7. 請求項3記載の表示装置駆動回路において、
    前記表示画像データの階調ごとの画素数を計測し、最大階調からの累計値が全画素数の一定割合に達した閾値階調を算出する算出回路を備え、
    前記特定階調は、前記閾値階調であることを特徴とする表示装置駆動回路。
  8. 請求項7記載の表示装置駆動回路において、
    前記1次関数は前記閾値階調を入力した時にある第2の特定階調を出力する1次関数であり、
    前記閾値階調と前記第2の特定階調の差と前記閾値階調と表示装置の表示可能な最大階調の差の比を設定するレジスタを有することを特徴とする表示装置駆動回路。
  9. 請求項3記載の表示装置駆動回路において、
    伸張方式を切り替えるレジスタを持ち、
    該レジスタが第1の状態の場合には、前記変換回路は、前記表示画像データの階調が前記特定階調より小さい階調である場合、第1の1次関数に従って変換し、前記表示画像データの階調が前記特定階調以上の場合、前記表示画像データの特定階調以上の階調ごとの画素数の累計値に従った階調に変換し、
    該レジスタが第2の状態の場合には、前記変換回路は、前記表示画像データの階調が前記特定階調以下の場合、第1の1次関数に従って変換し、前記表示画像データの階調が前記特定階調以上の場合、異なる第2の1次関数に従って変換する前記変換回路を有することを特徴とする表示装置駆動回路。
  10. 請求項3記載の表示装置駆動回路において、
    表示画像データの階調ごとの画素数を計測し、最大階調からの累計値が全画素数の一定割合に達した閾値階調を算出する算出回路を備え、
    前記算出回路は、前記表示画像データを複数の領域に分割し、領域毎の階調ごとの画素数を計測し、最大階調からの累計値が、各領域の全画素数の一定割合に達した領域毎閾値階調を算出し、
    前記特定階調と前記閾値階調の差と前記特定階調と表示装置の表示可能な最大階調の差の比は、前記複数の領域毎閾値階調の最大値に従って決定されることを特徴とする表示装置駆動回路。
  11. 請求項7記載の表示装置駆動回路において、
    前記算出回路は、前記表示画像データを複数の領域に分割し、領域毎の階調ごとの画素数を計測し、最大階調からの累計値が、各領域の全画素数の一定割合に達した領域毎閾値階調を算出し、
    前記1次関数は前記閾値階調を入力した時にある第2の特定階調を出力する1次関数であり、
    前記閾値階調と第2の特定階調の差と前記閾値階調と表示装置の表示可能な最大階調の差の比は、前記複数の領域毎閾値階調の最大値に従って決定されることを特徴とする表示装置駆動回路。
  12. 請求項10または11記載の表示装置駆動回路において、
    領域の分割数を設定するレジスタを有することを特徴とする表示装置駆動回路。
  13. 請求項3記載の表示装置駆動回路において、
    前記表示画像データの階調ごとの画素数を計測し、最大階調からの累計値が、全画素数の一定割合に達した第1の閾値階調を算出する第1の算出回路と、
    隣接画素との差分が一定値以上である前記表示画像データの階調ごとの画素数を計測し、最大階調からの累計値が、全画素数の第2の一定割合に達した第2の閾値階調を算出する第2の算出回路とを備え、
    前記特定階調と前記閾値階調の差と前記特定階調と表示装置の表示可能な最大階調の差の比は、前記第2の閾値階調に従って決定されることを特徴とする表示装置駆動回路。
  14. 請求項7記載の表示装置駆動回路において、
    隣接画素との差分が一定値以上である前記表示画像データの階調ごとの画素数を計測し、最大階調からの累計値が、全画素数の第2の一定割合に達した第2の閾値階調を算出する第2の算出回路を備え、
    第1の1次関数に閾値階調を入力した時の出力階調がある特定階調であり、該特定階調は該表示装置の表示可能な最大階調以下、前記閾値階調以上である階調であり、
    該最大階調と該閾値階調の差と該特定階調と該閾値階調の差の比は、前記第2の閾値階調に従って決定されることを特徴とする表示装置駆動回路。
  15. 請求項7記載の表示装置駆動回路において、
    前記表示装置は光量を制御可能な光源および光の透過率を制御する透過率制御素子を持ち、
    前記表示装置は該光源の前面に配置された前記透過率制御素子を制御することにより表示を行い、
    該表示装置駆動回路は前記光源の光量を制御する光量制御回路を備え、
    第1の1次関数に閾値階調を入力した時の出力階調がある特定階調であり、
    該特定階調は該表示装置の表示可能な最大階調以下、閾値階調以上である階調であり、
    該光量制御回路は該最大階調と該閾値階調の差と該特定階調と該閾値階調の差の比に従って光量を制御することを特徴とする表示装置駆動回路。
  16. 光量を制御可能な光源を持ち、該光源の前面に配置された光の透過率を制御する透過率制御素子を制御することにより表示を行う表示装置の駆動回路において、
    表示画像データの階調ごとの画素数を計測し、最大階調からの累計値が、全画素数の一定割合に達した第1の閾値階調を算出する第1の算出回路と、
    隣接画素データとの差分が一定値以上である前記表示画像データの階調ごとの画素数を計測し、最大階調からの累計値が、全画素数の第2の一定割合に達した第2の閾値階調を算出する第2の算出回路と、
    前記表示装置に表示すべき前記表示画像データの階調データを前記透過率制御素子に与える階調データに変換する変換回路と、
    前記光源の光量を制御する光量制御回路とを備え、
    前記変換回路は、入力される前記表示画像データを2つの1次関数に従って変換し、前記表示画像データの階調が前記第1の閾値階調以下の場合、第1の1次関数に従って変換し、前記表示画像データの階調が前記第1の閾値階調以上の場合、第2の1次関数に従って変換し、
    前記第1の1次関数、第2の1次関数は共に、前記第1の閾値階調を入力した時の出力階調がある特定階調であり、
    該特定階調は該表示装置の表示可能な最大階調以下、前記第1の閾値階調以上である階調であり、
    該最大階調と該第1の閾値階調の差と該特定階調と該第1の閾値階調の差の比は、前記第2の閾値階調に従って決定されることを特徴とする表示装置の駆動回路。
  17. 請求項16記載の表示装置の駆動回路において、
    前記一定値を設定するレジスタを有することを特徴とする表示装置の駆動回路。
  18. 光量を制御可能な光源を持ち、該光源の前面に配置された光の透過率を制御する透過率制御素子を制御することにより表示を行う表示装置の駆動回路において、
    表示画像データの階調ごとの画素数を計測し、最大階調からの累計値が、全画素数の一定割合に達した第1の閾値階調を算出する第1の算出回路と、
    前記表示画像データを複数の領域に分割し、各領域毎に隣接画素との差分が一定値以上である前記表示画像データの階調ごとの画素数を計測し、該領域毎の最大階調からの累計値が、該領域の全画素数の第2の一定割合に達した領域毎の第2の閾値階調を算出する第2の算出回路と、
    前記表示装置に表示すべき表示画像データの階調データを前記透過率制御素子に与える階調データに変換する変換回路と、
    前記光源の光量を制御する光量制御回路とを備え、
    前記変換回路は、入力される前記表示画像データを2つの1次関数に従って変換し、前記表示画像データの階調が前記第1の閾値階調以下の場合、第1の1次関数に従って変換し、前記表示画像データの階調が前記第1の閾値階調以上の場合、第2の1次関数に従って変換し、
    前記第1の1次関数、第2の1次関数は共に、前記第1の閾値階調を入力した時の出力階調がある特定階調であり、
    該特定階調は該表示装置の最大階調以下、前記第1の閾値階調以上である階調であり、
    該最大階調と該第1の閾値階調の差と該特定階調と該第1の閾値階調の差の比および前記光量制御回路で制御される光量は、前記領域毎の第2の閾値階調の最大値に従って決定されることを特徴とする表示装置の駆動回路。
  19. 光量を制御可能な光源を持ち、該光源の前面に配置された光の透過率を制御する透過率制御素子を制御することにより表示を行う表示装置の駆動回路において、
    表示画像データの階調ごとの画素数を計測し、最大階調からの累計値が、全画素数の一定割合に達した第1の閾値階調を算出する第1の算出回路と、
    前記表示画像データを複数の領域に分割し、各領域毎に階調ごとの画素数を計測し、該領域毎の最大階調からの累計値が、該領域の全画素数の第2の一定割合に達した領域毎の第2の閾値階調を算出する第2の算出回路と、
    前記表示装置に表示すべき表示画像データの階調データを前記透過率制御素子に与える階調データに変換する変換回路と、
    前記光源の光量を制御する光量制御回路とを備え、
    前記変換回路は、入力される前記表示画像データを2つの1次関数に従って変換し、前記表示画像データの階調が前記第1の閾値階調以下の場合、第1の1次関数に従って変換し、前記表示画像データの階調が前記第1の閾値階調以上の場合、第2の1次関数に従って変換し、
    前記第1の1次関数、第2の1次関数は共に、前記第1の閾値階調を入力した時の出力階調がある特定階調であり、
    該特定階調は該表示装置の表示可能な最大階調以下、前記第1の閾値階調以上である階調であり、
    該最大階調と該第1の閾値階調の差と該特定階調と該第1の閾値階調の差の比は、前記領域毎の第2の閾値階調の最大値に従って決定されることを特徴とする表示装置の駆動回路。
  20. 光量を制御可能な光源を持ち、該光源の前面に配置された光の透過率を制御する透過率制御素子を制御することにより表示を行う表示装置の駆動回路において、
    表示画像データを複数の領域に分割し、領域毎の階調ごとの画素数を計測し、最大階調からの累計値が、各領域の全画素数の一定割合に達した領域毎閾値階調を算出する算出回路と、
    前記複数の算出回路から最大の閾値階調を選択し出力する選択回路と、
    前記表示装置に表示すべき前記表示画像データの階調データを前記透過率制御素子に与える階調データに変換する変換回路と、
    前記光源の光量を制御する光量制御回路とを備え、
    前記変換回路は、前記表示画像データの階調が前記最大閾値階調以下の場合、該1次関数に従って変換し、前記表示画像データの階調が前記最大閾値階調以上の場合、前記表示装置の最大階調に変換することを特徴とする表示装置の駆動回路。
  21. 光量を制御可能な光源を持ち、該光源の前面に配置された光の透過率を制御する透過率制御素子を制御することにより表示を行う表示装置の駆動回路において、
    表示画像データの階調ごとの画素数を計測し、最大階調からの累計値が、全画素数の一定割合に達した第1の閾値階調を算出する第1の算出回路と、
    隣接画素との差分が一定値以上である表示画像データの階調ごとの画素数を計測し、最大階調からの累計値が、全画素数の一定割合に達した第2の閾値階調を算出する第2の算出回路と、
    前記第1の閾値階調と第2の閾値階調のうちの大きいほうを選択し、最大閾値階調として出力する選択回路と、
    前記表示装置に表示すべき前記表示画像データの階調データを前記透過率制御素子に与える階調データに変換する変換回路と、
    前記光源の光量を制御する光量制御回路とを備え、
    前記変換回路は、入力される前記表示画像データを1次関数に従って変換し、前記表示画像データの階調が前記最大閾値階調以下の場合、該1次関数に従って変換し、前記表示画像データの階調が前記最大閾値階調以上の場合、表示装置の表示可能な最大階調に変換することを特徴とする表示装置の駆動回路。
  22. 光量を制御可能な光源を持ち、該光源の前面に配置された光の透過率を制御する透過率制御素子を制御することにより表示を行う表示装置の駆動回路において、
    表示画像データの階調ごとの画素数を計測し、最大階調からの累計値が、全画素数の一定割合に達した第1の閾値階調を算出する第1の算出回路と、
    隣接画素との差分が一定値以上である前記表示画像データの階調ごとの画素数を計測し、最大階調からの累計値が、全画素数の一定割合に達した第2の閾値階調を算出する第2の算出回路と、
    前記第1の閾値階調と第2の閾値階調のうちの大きいほうを選択し、最大閾値階調として出力する選択回路と、
    前記表示装置に表示すべき前記表示画像データの階調データを前記透過率制御素子に与える階調データに変換する変換回路と、
    前記光源の光量を制御する光量制御回路とを備え、
    前記変換回路は、入力される表示画像データを1次関数に従って変換し、前記表示画像データの階調が前記最大閾値階調以下の場合、該1次関数に従って変換し、前記表示画像データの階調が前記最大閾値階調以上の場合、前記表示装置の最大階調に変換することを特徴とする表示装置の駆動回路。
  23. 1または複数のフレーム分の入力表示画像データの階調ごとの画素数の累計値の分布の一部を階調方向に伸張するように入力表示画像データを変換し、変換された表示画像データを表示する表示装置において、
    前記表示画像データの階調が特定階調より小さい階調である場合、1次関数に従って変換し、前記表示画像データの階調が前記特定階調以上の場合、非線形な関数に従って変換する変換回路を有することを特徴とする表示装置。
  24. 1または複数のフレーム分の入力表示画像データの階調ごとの画素数の累計値の分布の一部を階調方向に伸張するように入力表示画像データを変換し、変換された表示画像データを表示する表示装置において、
    前記表示画像データの階調が特定階調より小さい階調である場合1次関数に従って変換し、前記表示画像データの階調が前記特定階調以上の場合、複数の1次関数に従って変換する変換回路を有することを特徴とする表示装置。
  25. 請求項23記載の表示装置において、
    前記変換回路は、前記表示画像データの階調が特定階調より小さい階調である場合、1次関数に従って変換し、前記表示画像データの階調が前記特定階調以上の場合、前記表示画像データの特定階調以上の階調ごとの画素数の累計値を計算し、該累計値に従った階調に変換することを特徴とする表示装置。
  26. 請求項25記載の表示装置において、
    光量を制御可能な光源を持ち、
    前記表示装置は該光源の前面に配置された光の透過率を制御する透過率制御素子を制御することにより表示を行い、
    前記表示装置は、前記表示画像データの階調ごとの画素数を計測し、最大階調からの累計値が全画素数の一定割合に達した閾値階調を算出する閾値階調算出回路と前記光源の光量を制御する光量制御回路を備え、
    該光量制御回路は前記閾値階調に従って光量を制御することを特徴とする表示装置。
  27. 請求項25記載の表示装置において、
    前記表示画像データの階調が前記特定階調以上の場合に用いられる変換方式は、ヒストグラムイコライゼーションであることを特徴とする表示装置。
  28. 請求項25記載の表示装置において、
    前記表示画像データの階調ごとの画素数を計測し、最大階調からの累計値が全画素数の一定割合に達した閾値階調を算出する算出回路を備え、
    前記特定階調は、前記閾値階調であることを特徴とする表示装置。
  29. 請求項25記載の表示装置において、
    伸張方式を切り替えるレジスタを持ち、
    該レジスタが第1の状態の場合には、前記変換回路は、前記表示画像データの階調が前記特定階調より小さい階調である場合、第1の1次関数に従って変換し、前記表示画像データの階調が前記特定階調以上の場合、前記表示画像データの特定階調以上の階調ごとの画素数に従った階調に変換し、該レジスタが第2の状態の場合には、前記変換回路は、前記表示画像データの階調が前記特定階調以下の場合、第1の1次関数に従って変換し、前記表示画像データの階調が前記特定階調以上の場合、異なる第2の1次関数に従って変換することを特徴とする表示装置。
  30. 請求項25記載の表示装置において、
    前記表示画像データの階調ごとの画素数を計測し、最大階調からの累計値が全画素数の一定割合に達した閾値階調を算出する算出回路を備え、
    前記算出回路は、前記表示画像データを複数の領域に分割し、領域毎の階調ごとの画素数を計測し、最大階調からの累計値が、各領域の全画素数の一定割合に達した領域毎閾値階調を算出し、
    前記特定階調と前記閾値階調の差と前記特定階調と表示装置の表示可能な最大階調の差の比は、前記複数の領域毎閾値階調の最大値に従って決定されることを特徴とする表示装置。
  31. 請求項28記載の表示装置において、
    前記表示画像データを複数の領域に分割し、領域毎の階調ごとの画素数を計測し、最大階調からの累計値が、各領域の全画素数の一定割合に達した領域毎閾値階調を算出する算出回路を備え、
    前記1次関数は前記閾値階調を入力した時にある第2の特定階調を出力する1次関数であり、
    前記閾値階調と第2の特定階調の差と前記閾値階調と表示装置の表示可能な最大階調の差の比は、前記複数の領域毎閾値階調の最大値に従って決定されることを特徴とする表示装置。
  32. 請求項25記載の表示装置において、
    前記表示画像データの階調ごとの画素数を計測し、最大階調からの累計値が、全画素数の一定割合に達した第1の閾値階調を算出する第1の算出回路と、
    隣接画素との差分が一定値以上である表示画像データの階調ごとの画素数を計測し、最大階調からの累計値が、全画素数の第2の一定割合に達した第2の閾値階調を算出する第2の算出回路とを備え、
    前記特定階調と前記閾値階調の差と前記特定階調と表示装置の表示可能な最大階調の差の比は、前記第2の閾値階調に従って決定されることを特徴とする表示装置。
  33. 請求項29記載の表示装置において、
    隣接画素との差分が一定値以上である表示画像データの階調ごとの画素数を計測し、最大階調からの累計値が、全画素数の第2の一定割合に達した第2の閾値階調を算出する第2の算出回路を備え、
    前記第1の1次関数に閾値階調を入力した時の出力階調がある特定階調であり、
    該特定階調は該表示装置の最大階調以下、閾値階調以上である階調であり、
    該最大階調と該閾値階調の差と該特定階調と該閾値階調の差の比は、前記第2の閾値階調に従って決定されることを特徴とする表示装置。
  34. 請求項29記載の表示装置において、
    光量を制御可能な光源を持ち、
    前記表示装置は該光源の前面に配置された光の透過率を制御する透過率制御素子を制御することにより表示を行い、
    該表示装置駆動回路は前記光源の光量を制御する光量制御回路を備え、
    前記第1の1次関数に閾値階調を入力した時の出力階調がある特定階調であり、該特定階調は該表示装置の表示可能な最大階調以下、閾値階調以上である階調であり、
    該光量制御回路は該最大階調と該閾値階調の差と該特定階調と該閾値階調の差の比に従って光量を制御することを特徴とする表示装置。
  35. 光量を制御可能な光源を持ち、該光源の前面に配置された光の透過率を制御する透過率制御素子を制御することにより表示を行う表示装置において、
    表示画像データの階調ごとの画素数を計測し、最大階調からの累計値が、全画素数の一定割合に達した第1の閾値階調を算出する第1の算出回路と、
    隣接画素との差分が一定値以上である前記表示画像データの階調ごとの画素数を計測し、最大階調からの累計値が、全画素数の第2の一定割合に達した第2の閾値階調を算出する第2の算出回路と、
    前記表示装置に表示すべき前記表示画像データの階調データを前記透過率制御素子に与える階調データに変換する変換回路と、
    前記光源の光量を制御する光量制御回路とを備え、
    前記変換回路は、入力される前記表示画像データを2つの1次関数に従って変換し、前記表示画像データの階調が前記第1の閾値階調以下の場合、第1の1次関数に従って変換し、前記表示画像データの階調が前記第1の閾値階調以上の場合、第2の1次関数に従って変換し、
    前記第1の1次関数、第2の1次関数共に、前記第1の閾値階調を入力した時の出力階調がある特定階調であり、
    該特定階調は該表示装置の表示可能な最大階調以下、前記第1の閾値階調以上である階調であり、
    該最大階調と該第1の閾値階調の差と該特定階調と該第1の閾値階調の差の比は、前記第2の閾値階調に従って決定されることを特徴とする表示装置。
  36. 光量を制御可能な光源を持ち、該光源の前面に配置された光の透過率を制御する透過率制御素子を制御することにより表示を行う表示装置であって、
    表示画像データの階調ごとの画素数を計測し、最大階調からの累計値が、全画素数の一定割合に達した第1の閾値階調を算出する第1の算出回路と、
    前記表示画像データを複数の領域に分割し、各領域毎に隣接画素との差分が一定値以上である前記表示画像データの階調ごとの画素数を計測し、該領域毎の最大階調からの累計値が、該領域の全画素数の第2の一定割合に達した領域毎の第2の閾値階調を算出する第2の算出回路と、
    前記表示装置に表示すべき表示画像データの階調データを前記透過率制御素子に与える階調データに変換する変換回路と、
    前記光源の光量を制御する光量制御回路とを備え、
    前記変換回路は、入力される表示画像データを2つの1次関数に従って変換し、前記表示画像データの階調が前記第1の閾値階調以下の場合、第1の1次関数に従って変換し、前記表示画像データの階調が前記第1の閾値階調以上の場合、第2の1次関数に従って変換し、
    前記第1の1次関数、第2の1次関数は共に、前記第1の閾値階調を入力した時の出力階調がある特定階調であり、
    該特定階調は該表示装置の表示可能な最大階調以下、前記第1の閾値階調以上である階調であり、
    該最大階調と該第1の閾値階調の差と該特定階調と該第1の閾値階調の差の比および前記光量制御回路で制御される光量は、前記領域毎の第2の閾値階調の最大値に従って決定されることを特徴とする表示装置。
  37. 光量を制御可能な光源を持ち、該光源の前面に配置された光の透過率を制御する透過率制御素子を制御することにより表示を行う表示装置において、
    表示画像データの階調ごとの画素数を計測し、最大階調からの累計値が、全画素数の一定割合に達した第1の閾値階調を算出する第1の算出回路と、
    前記表示画像データを複数の領域に分割し、各領域毎に階調ごとの画素数を計測し、該領域毎の最大階調からの累計値が、該領域の全画素数の第2の一定割合に達した領域毎の第2の閾値階調を算出する第2の算出回路と、
    前記表示装置に表示すべき前記表示画像データの階調データを前記透過率制御素子に与える階調データに変換する変換回路と、
    前記光源の光量を制御する光量制御回路とを備え、
    前記変換回路は、入力される前記表示画像データを2つの1次関数に従って変換し、前記表示画像データの階調が前記第1の閾値階調以下の場合、第1の1次関数に従って変換し、前記表示画像データの階調が前記第1の閾値階調以上の場合、第2の1次関数に従って変換し、
    前記第1の1次関数、第2の1次関数は共に、前記第1の閾値階調を入力した時の出力階調がある特定階調であり、
    該特定階調は該表示装置の表示可能な最大階調以下、前記第1の閾値階調以上である階調であり、
    該最大階調と該第1の閾値階調の差と該特定階調と該第1の閾値階調の差の比は、前記領域毎の第2の閾値階調の最大値に従って決定されることを特徴とする表示装置。
  38. 光量を制御可能な光源を持ち、該光源の前面に配置された光の透過率を制御する透過率制御素子を制御することにより表示を行う表示装置において、
    表示画像データを複数の領域に分割し、領域毎の階調ごとの画素数を計測し、最大階調からの累計値が、各領域の全画素数の一定割合に達した領域毎閾値階調を算出する算出回路と、
    前記複数の調算出回路から最大の閾値階調を選択し出力する選択回路と、
    前記表示装置に表示すべき前記表示画像データの階調データを前記透過率制御素子に与える階調データに変換する変換回路と、
    前記光源の光量を制御する光量制御回路とを備え、
    前記変換回路は、前記表示画像データの階調が前記最大閾値階調以下の場合、該1次関数に従って変換し、前記表示画像データの階調が前記最大閾値階調以上の場合、表示装置の表示可能な最大階調に変換することを特徴とする表示装置。
  39. 光量を制御可能な光源を持ち、該光源の前面に配置された光の透過率を制御する透過率制御素子を制御することにより表示を行う表示装置において、
    表示画像データの階調ごとの画素数を計測し、最大階調からの累計値が、全画素数の一定割合に達した第1の閾値階調を算出する第1の算出回路と、
    隣接画素との差分が一定値以上である表示画像データの階調ごとの画素数を計測し、最大階調からの累計値が、全画素数の一定割合に達した第2の閾値階調を算出する第2の算出回路と、
    前記第1の閾値階調と第2の閾値階調のうちの大きいほうを選択し、最大閾値階調として出力する選択回路と、
    前記表示装置に表示すべき表示画像データの階調データを前記透過率制御素子に与える階調データに変換する変換回路と、
    前記光源の光量を制御する光量制御回路とを備え、
    前記変換回路は、入力される前記表示画像データを1次関数に従って変換し、前記表示画像データの階調が前記最大閾値階調以下の場合、該1次関数に従って変換され、前記表示画像データの階調が前記最大閾値階調以上の場合、表示装置の表示可能な最大階調に変換することを特徴とする表示装置。
  40. 光量を制御可能な光源を持ち、該光源の前面に配置された光の透過率を制御する透過率制御素子を制御することにより表示を行う表示装置において、
    表示画像データの階調ごとの画素数を計測し、最大階調からの累計値が、全画素数の一定割合に達した第1の閾値階調を算出する第1の算出回路と、隣接画素との差分が一定値以上である前記表示画像データの階調ごとの画素数を計測し、最大階調からの累計値が、全画素数の一定割合に達した第2の閾値階調を算出する第2の算出回路と、
    前記第1の閾値階調と第2の閾値階調のうちの大きいほうを選択し、最大閾値階調として出力する選択回路と、
    前記表示装置に表示すべき前記表示画像データの階調データを前記透過率制御素子に与える階調データに変換する変換回路と、
    前記光源の光量を制御する光量制御回路とを備え、
    前記変換回路は、入力される表示画像データを1次関数に従って変換し、前記表示画像データの階調が前記最大閾値階調以下の場合、該1次関数に従って変換され、前記表示画像データの階調が前記最大閾値階調以上の場合、表示装置の表示可能な最大階調に変換することを特徴とする表示装置。
  41. 請求項3記載の表示装置駆動回路において、
    前記変換回路は、前記表示画像データの特定階調以上の階調ごとの画素数の累計値の計数時に別な特定階調X1以上の階調については計数せず除外するよう動作し、この結果の累計値従った階調に変換することを特徴とする表示装置駆動回路。
  42. 請求項6記載の表示装置駆動回路において、
    前記変換回路は、前記ヒストグラムイコライゼーションの変換において特定階調X1以上の階調については除外し、全て最大階調への変換とすることを特徴とする表示装置駆動回路。
  43. 請求項41または42記載の表示装置駆動回路において、
    前記特定階調X1を設定するレジスタを有することを特徴とする表示装置駆動回路。
  44. 請求項25記載の表示装置において、
    前記変換回路は、前記表示画像データの特定階調以上の階調ごとの画素数の累計値の計数時に別な特定階調X1以上の階調については計数せず除外するよう動作し、この結果の累計値従った階調に変換することを特徴とする表示装置。
  45. 請求項27記載の表示装置において、
    前記変換回路は、前記ヒストグラムイコライゼーションの変換において特定階調X1以上の階調については除外し、全て最大階調への変換とすることを特徴とする表示装置。
  46. 請求項44または45記載の表示装置において、
    前記特定階調X1を設定するレジスタを有することを特徴とする表示装置。
  47. 請求項3記載の表示装置駆動回路において、
    前記累計値が急激に変化した場合に、変換後階調値が一定時間に変化する階調数を制限し、複数フレームを使用して前記累計値に従った階調に収束させる算出回路を備えたことを特徴とする表示装置駆動回路。
  48. 請求項47記載の表示装置駆動回路において、
    前記変換後階調値が一定時間に変化する階調数を設定するレジスタを有することを特徴とする表示装置駆動回路。
  49. 請求項3記載の表示装置駆動回路において、
    変換後階調値の変化不感範囲を設け、
    前記累計値が細かく変化し前記変換後階調値が不感範囲内で変化する場合には、前記変換後階調値の変化を制限し安定させ、前記累計値が大きく変化し前記変換後階調値が不感範囲外となった場合には、前記変換後階調値の変化を行い、前記累計値に従った階調に収束させる算出回路を備えたことを特徴とする表示装置駆動回路。
  50. 請求項49記載の表示装置駆動回路において、
    前記変換後階調値の変化不感範囲を設定するレジスタを有することを特徴とする表示装置駆動回路。
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