JP2009098560A - レーザ走査光学装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】少なくとも二つの半導体レーザを用いたマルチビームで画像を描画する場合に、各ビームの光量相対差を簡単な構成で補正でき、かつ、ドループ特性の影響を緩和可能であり、ひいては画像劣化を抑えることのできるレーザ走査光学装置を得る。
【解決手段】二つの半導体レーザ3a,3bと、1/2波長板4a,4bと、ビームスプリッタ5と、コリメータレンズ6とからなる光源部2Aを備えたレーザ走査光学装置。1/2波長板4a,4bはその回転角度(位相角)を調整することでビームα,βの透過率をそれぞれ均一化するように補正する。ビームスプリッタ5はその接合面5aに偏光膜を有し、所定の直線偏光のみを透過/反射する。
【選択図】図2

Description

本発明は、レーザ走査光学装置、特に、電子写真方式の複写機やプリンタなどの画像形成装置にプリントヘッドとして搭載されるレーザ走査光学装置に関する。
近年、複写機やプリンタにおいては、半導体レーザを光源として使用し、描画の高速高精細化の要求に基づいて、感光体上を複数のビームで副走査方向に所定の間隔で走査するマルチビーム方式が主流になっている。
マルチビーム方式では、まず、それぞれの半導体レーザから射出されたビームを合成素子にてほぼ同じ方向に合成しており、主に半導体レーザの放射角のばらつきに起因する結合効率差を調整することが必要となる。さらに、半導体レーザではドループ特性を有し、画質劣化の要因となっている。ドループ特性とは、半導体レーザは温度の上昇で光量が低下する傾向にあり、定電流で点灯駆動すると、駆動時間の経過に伴って自己の発熱で光量が若干低下することをいう。ドループ特性による画像劣化は、マルチビーム方式においてシングルビーム方式よりも顕著に現れる。
半導体レーザの個体差によるビーム光量の相対差を補正することに関しては、特許文献1に、二つの半導体レーザから射出されたビームのそれぞれ又は片方のみに透過率調整素子を配置することが記載されている。しかし、透過率調整素子をそれぞれの半導体レーザに対して設置することは、光源部の限られたスペースでは困難である。また、一方のビームのみに透過率調整素子を設けると、他方のビームよりも感光体上での光量が低下し、両者の感光体上での光量を揃えるとなると一方の半導体レーザの出力をかなり高めなければならず、実際的ではない。また、特許文献1ではドループ特性による画像劣化の防止対策までも言及することはない。
特開2004−45840号公報
そこで、本発明の目的は、少なくとも二つの半導体レーザを用いたマルチビームで画像を描画する場合に、各ビームの光量相対差を簡単な構成で補正でき、かつ、ドループ特性の影響を緩和可能であり、ひいては画像劣化を抑えることのできるレーザ走査光学装置を提供することにある。
以上の目的を達成するため、本発明は、
少なくとも二つの半導体レーザから射出されたビームを、合成素子にてほぼ同じ方向に合成するとともに、集光素子にて集光し、被走査面上を一方向に走査するレーザ走査光学装置において、
前記半導体レーザと前記合成素子との間に、ビームの透過率を調整するための1/2波長板を配置し、
前記合成素子はその接合面に偏光膜を有していること、
を特徴とする。
本発明に係るレーザ走査光学装置においては、半導体レーザと合成素子との間に、1/2波長板を配置することにより、少なくとも二つの半導体レーザから射出されたそれぞれのビームの偏光方向を互いにほぼ90°回転した直線偏光にされ、接合面に偏光膜を施した合成素子を透過した後の透過率をそれぞれ調整することができる。1/2波長板を光軸を中心として回転させることで各ビームの透過率を変更でき、結合効率差による半導体レーザの出力のばらつきを補正することができる。また、結合効率の絶対値を変更することも可能であり、光量の絶対値を高めることでドループ特性の影響を緩和できる。なお、半導体レーザは発光源が一つであっても複数であってもよい。
本発明に係るレーザ走査光学装置において、1/2波長板の一つは位相角がほぼ45°で、いま一つは位相角がほぼ0°に設定され、いずれか一方の1/2波長板が回転調整可能であってもよい。それぞれの1/2波長板をその位相角が透過率の高い状態に初期設定しておくことで、調整の範囲が広くなる。この場合、回転しないように設定された他方の1/2波長板は所定の回転角度に設定しておけば、調整時間が短縮される。
また、1/2波長板の一つは位相角がほぼ45°で、いま一つは位相角がほぼ0°に設定され、双方の1/2波長板が回転調整可能であってもよい。あるいは、1/2波長板の一つは位相角がほぼ45°に、いま一つは位相角がほぼ0°に初期設定されており、いずれか一方を初期設定角度から所定角度に回転させた後に固定し、他方を回転調整するようにしてもよい。これらにより、透過率を高く保って結合効率差を調整することができる。
前記1/2波長板は外周がほぼ円形をなすホルダに固定されており、該ホルダは光軸に対して回転可能に設定されていることが好ましい。また、合成素子から射出されるビームは、楕円形状の長軸方向がほぼ一致していることが好ましい。
2×N個(但し、Nは整数)の半導体レーザを備えるとともに2個の半導体レーザごとに一つの合成素子を備え、さらに、該合成素子から射出したビームを接合面に偏光膜を有していない第2の合成素子にてほぼ同じ方向に合成するように構成してもよい。4以上の複数の発光源からのビームの透過率をそれぞれ調整することができる。
また、NDフィルタが合成素子よりもビーム進行方向の下流側に配置されていてもよい。NDフィルタを設けることで半導体レーザをより高出力で使用でき、ドループ特性の影響をより緩和できる。このNDフィルタと合成素子との間にビーム強度測定用センサが着脱される保持部を備えていてもよい。NDフィルタで光量が減少する前にビーム強度を測定でき、測定誤差の影響を抑えることができる。また、測定用センサの保持部を設けることで、測定作業性が向上する。
以下、本発明に係るレーザ走査光学装置の実施例について、添付図面を参照して説明する。
(第1実施例、図1〜図7参照)
図1に第1実施例であるレーザ走査光学装置1の概略構成を示す。この装置1は、光源部2Aと、所定の速度で回転駆動されるポリゴンミラー10と、fθ機能などを有する走査レンズ11,12と、水平同期センサ14と、該センサ14にビームを集光させる集光レンズ15とで構成され、ハウジング20に収容されている。
光源部2Aは、図2に示すように、一つの発光源を備えた半導体レーザ3a,3bと、半導体レーザ3a,3bから射出されたビームα,βの偏光方向を変える1/2波長板4a,4bと、ビームα,βを同じ方向に合成するとともにビームα,βの楕円形状の長軸方向を揃える合成素子(具体的には、プリズムからなるビームスプリッタ)5と、合成されたビームα,βを集光するコリメータレンズ6と、図1に示されているアパーチャ7と、面倒れ補正用のシリンドリカルレンズ8とで構成されている。
半導体レーザ3aから放射されたビームαは、ビームスプリッタ5を透過し、半導体レーザ3bから放射されたビームβはビームスプリッタ5の接合面5aで反射され、それぞれ進行方向を同じくするように合成され、コリメータレンズ6にて平行光とされる。1/2波長板4a,4bの作用については後に詳述する。その後、ビームα,βはシリンドリカルレンズ8によって副走査方向zにほぼ平行に集光され、ポリゴンミラー10に導かれる。
ビームα,βはポリゴンミラー10の回転に基づいて主走査方向yに等角速度で偏向され、走査レンズ11,12を透過することで必要な収差を補正され、感光体ドラム25上で結像する。感光体ドラム25上で各ビームα,βは主走査方向yに走査される。なお、ビームα,βは図1及び図2では同一光軸上に合成されたように作図されているが、実際には副走査方向zに所定の間隔で分離しており、1走査で2ラインの画像を描画する。さらには、個々の半導体レーザの発光源が複数の場合は、1走査で複数倍のラインを描画することになる。
ここで、1/2波長板4a,4bの作用(ビームα,βの合成)について詳述する。図4に示すように、半導体レーザ3aから射出されたビームαは位相角をほぼ0°に設定した1/2波長板4aを透過し、偏光方向を変えることなくビームスプリッタ5に入射する。半導体レーザ3bから射出されたビームβは位相角をほぼ45°に設定した1/2波長板4bを透過し、偏光方向を90°回転されたビームβ’としてビームスプリッタ5に入射する。
ビームスプリッタ5において、各ビームα,β’は同一方向に、かつ、楕円形状の長軸を揃えた状態に合成される。ビームスプリッタ5の接合面5aには偏光膜が施されており、所定の偏光方向のビームのみしか透過及び反射しないようになっている。
図5(A),(B)はビームスプリッタ5でのビームの透過/反射状態を示している。図5(A)は接合面5aの背面側から入射するビームを示し、点線で示す横振動のビームはほぼ100%透過する。しかし、実線で示す縦振動のビームは1%以下しか透過しない。ビームが横振動から縦振動に徐々に振動角度が変化すると、その振動角度の変化に応じて透過率がほぼ100%からほぼ0%に変化することになる。
図5(B)は接合面5aに向かって入射するビームを示し、実線で示す縦振動のビームはほぼ100%反射する。しかし、点線で示す横振動のビームは1%以下しか反射しない。ビームが縦振動から横振動に徐々に振動角度が変化すると、その振動角度の変化に応じて透過率がほぼ100%からほぼ0%に変化することになる。
次に、1/2波長板4a,4bの位相角について説明する。図4に示すように、半導体レーザ3aは横振動のビームαを射出する。1/2波長板4aは位相角が0°に設定されており、1/2波長板4aに入射したビームαは光量がほぼ低下することなく、横振動のままビームスプリッタ5に向かって射出される。半導体レーザ3bは横振動のビームβを射出する。1/2波長板4bは位相角が45°に設定されており、1/2波長板4bに入射したビームβは光量がほぼ低下することなく、縦振動に変化して(ビームβ’)ビームスプリッタ5に向かって射出される。
図6に、1/2波長板4a,4bの回転角度(位相角)とビーム透過率との関係を示している。横振動の透過ビームは1/2波長板4aの位相角が0°から増加していくに伴って透過率が低下していく。縦振動の反射ビームは1/2波長板4bの位相角が45°から減少していくに伴って透過率が減少していく。半導体レーザ3a,3bの光量にばらつきのない理想状態の場合、透過するビームαに関しては1/2波長板4aを位相角0°に設定し、反射するビームβに関しては1/2波長板4bを位相角45°に設定すると、ビームα,βは光量差のない状態で、かつ、それぞれ最大光量(透過率はほぼ100%)を確保できる。
図7に、半導体レーザ3a,3bに光量差(30%)が生じている場合の調整例を示している。この場合、透過するビームαに関しては1/2波長板4aを位相角16°に設定し、反射するビームβに関しては1/2波長板4bを位相角45°に設定すると、ビームα,βは光量差のない状態に調整される。このとき、光量の大きい半導体レーザ3aのビームαがビームスプリッタ5を透過した後の透過率はほぼ70%である。また、この場合、半導体レーザ3a,3bの出力を高めてそれぞれの光量を増大させることで、光量差がなくなるとともにドループ特性の影響を緩和することができる。
1/2波長板4a,4bは、図3に示すように、ホルダ41に保持された状態でハウジング20の凹部21に光軸を中心として回転自在にセットされている。この1/2波長板4a,4bは、ホルダ41の側部に設けたブラケット42に取り付けた調整ねじ43が座部22に当接することで回転角度が0°又は45°の初期値に設定されている。光源部2A単体で、あるいは、光源部2Aを組み込んだレーザ走査光学装置1として完成した状態で、ビームα,βの強度を測定し、光強度が均等となるように、調整ねじ43を回転させて1/2波長板4a,4bの回転角度を調整し、光量の相対差を補正する。
1/2波長板の一つは位相角がほぼ45°で、いま一つは位相角がほぼ0°に設定され、いずれか一方の1/2波長板が回転調整可能であってもよい。即ち、透過側又は反射側いずれか一方の半導体レーザの出力(光量)が予め判別できていれば、1/2波長板の一つは位相角をほぼ45°に設定し、いま一つは位相角をほぼ0°に設定し、出力の大きいほうの半導体レーザに対して設けた1/2波長板を透過率が小さくなるように回転調整すればよい。それぞれの1/2波長板をその位相角が透過率の高い状態に初期設定しておくことで、調整の範囲が広くなる。
また、回転しないように設定された1/2波長板は所定の回転角度に設定してもよい。即ち、二つの半導体レーザの出力(光量)のばらつきが予め判別されていない場合は、透過側又は反射側いずれか一方の1/2波長板をビームスプリッタ5を透過した後の透過率が低下する方向に想定されるばらつき量に相当する角度だけ回転位置を固定しておき、他方の1/2波長板にて両者の光量差が解消するように回転調整する。回転位置を固定する側が光量の小さい半導体レーザであれば、ビームスプリッタ5を透過した後の光量低下は倍になるが、調整工数が低下する。
また、1/2波長板の一つは位相角がほぼ45°で、いま一つは位相角がほぼ0°に設定され、双方の1/2波長板が回転調整可能であってもよい。即ち、二つの半導体レーザの出力(光量)のばらつきが予め判別されていない場合で、半導体レーザを走査光学装置1に組み付けた後に以下に説明するビーム強度測定用センサ91で光量のばらつきを測定する場合、透過側の1/2波長板を位相角0°に、反射側の1/2波長板を位相角45°に初期設定し、双方の1/2波長板を回転調整してもよい。
あるいは、1/2波長板の一つは位相角がほぼ45°に、いま一つは位相角がほぼ0°に初期設定されており、いずれか一方を初期設定角度から所定角度に回転させた後に固定し、他方を回転調整するようにしてもよい。半導体レーザのドループ特性による影響をできるだけ解消するには、半導体レーザを高出力で使用することが好ましい。この場合は、ビームスプリッタ5を透過した後の透過率が小さくなるように1/2波長板の位相角を調整し、二つの半導体レーザの結合効率差による出力のばらつきの解消と、絶対光量の双方を調整すればよい。具体的には、ビーム強度測定用センサ91で光量のばらつきを測定した後、ビーム強度の小さい半導体レーザの1/2波長板を所望の光量になるように回転調整して固定し、いま一つの半導体レーザのビーム強度が先に調整された半導体レーザのビーム強度と同じになるように1/2波長板を回転調整して固定する。その後、絶対光量を高く設定する。
(第2実施例、図8及び図9参照)
図8に第2実施例であるレーザ走査光学装置の光源部2Bを示す。この光源部2Bは、NDフィルタ9をビームスプリッタ5のビーム進行方向xの下流側に配置したものである。具体的には、NDフィルタ9はアパーチャ7の下流側に配置されている。レーザ走査光学装置としての他の構成は図1に示した前記第1実施例と同様である。
NDフィルタ9は、よく知られているように、選択吸収をせずに入射光の成分を変えることなく、透過光量を減少させる機能を有する。このようなNDフィルタ9を設けることで半導体レーザ3a,3bをより高出力で使用でき、ドループ特性の影響をより緩和できる。
そして、ビームα,βの強度を測定する際、ビーム強度測定用センサ91(図9参照)は、NDフィルタ9とアパーチャ7との間に装着される。このセンサ91のホルダ92を着脱自在な保持部23がハウジング20の一部に設けられており、該保持部23はNDフィルタ9とアパーチャ7との間に設置されている。NDフィルタ9を設けた場合、NDフィルタ9で光量が減少する前にビーム強度を測定することで、測定誤差の影響を抑えることができる。また、測定用センサ91の保持部23をハウジング20に設けることで、測定作業性が向上する。
なお、ビームα、βの強度を測定するセンサを半導体レーザ3a,3bのレーザビーム出射部直後に設けてもよい。この場合も、センサの保持部をハウジングに設けてもよい。
(第3実施例、図10参照)
図10に第3実施例であるレーザ走査光学装置の光源部2Cを示す。この光源部2Cは、コリメータレンズ6a,6bを半導体レーザ3a,3bの直後に配置したもので、他の構成は図1に示した前記第1実施例と同様である。
(第4実施例、図11参照)
図11に第4実施例であるレーザ走査光学装置の光源部2Dを示す。この光源部2Dは、二つの半導体レーザ3a,3bやビームスプリッタ5、コリメータレンズ6を含む前述の光源ブロックに加えて、二つの半導体レーザ3c,3d、1/2波長板4c,4dやビームスプリッタ5、コリメータレンズ6を含む光源ブロックを設けたものである。さらに、各コリメータレンズ6の下流側に、接合面に偏光膜を有していないビームスプリッタ50が配置されている。
各光源ブロックの構成は図1に示した前記第1実施例と同様である。各半導体レーザ3a〜3dから射出された計4本のビームは、ビームスプリッタ50によって同一方向に合成され、副走査方向に所定の間隔を保持して感光体ドラム上を照射し、1走査で4本のラインを描画する。
なお、本第4実施例にあっては、2×N個(但し、Nは整数)の半導体レーザを備えたマルチビームで描画するレーザ走査光学装置として構成することができる。
(他の実施例)
なお、本発明に係るレーザ走査光学装置は前記実施例に限定するものではなく、その要旨の範囲内で種々に変更できる。
例えば、本レーザ走査光学装置が搭載される画像形成装置は任意であり、モノクロ画像形成装置であっても、カラー画像形成装置であってもよく、プリンタ、複写機、ファクシミリ、それらの複合機のいずれであってもよい。また、ポリゴンミラーより下流側の光学系の構成も任意であることは勿論である。
本発明に係るレーザ走査光学装置の第1実施例を示す平面図である。 前記第1実施例の光源部を示す斜視図である。 1/2波長板の取付け状態を示す立面図である。 1/2波長板及びビーム合成素子の作用を説明する斜視図である。 ビーム合成素子でのビームの透過/反射状態を示す斜視図である。 1/2波長板の位相角に対するビーム透過率の変化を示すグラフである。 図6と同じグラフであり、調整例を示している。 本発明に係るレーザ走査光学装置の第2実施例の光源部を示す平面図である。 前記第2実施例における測定用センサとその保持部を示す斜視図である。 本発明に係るレーザ走査光学装置の第3実施例の光源部を示す斜視図である。 本発明に係るレーザ走査光学装置の第4実施例の光源部を示す平面図である。
符号の説明
1…レーザ走査光学装置
2A,2B,2C,2D…光源部
3a,3b,3c,3d…半導体レーザ
4a,4b,4c,4d…1/2波長板
5,50…ビームスプリッタ
5a…接合面
6,6a,6b…コリメータレンズ
9…NDフィルタ
20…ハウジング
23…保持部
41…ホルダ
91…ビーム強度測定用センサ
α,β,β’…ビーム

Claims (10)

  1. 少なくとも二つの半導体レーザから射出されたビームを、合成素子にてほぼ同じ方向に合成するとともに、集光素子にて集光し、被走査面上を一方向に走査するレーザ走査光学装置において、
    前記半導体レーザと前記合成素子との間に、ビームの透過率を調整するための1/2波長板を配置し、
    前記合成素子はその接合面に偏光膜を有していること、
    を特徴とするレーザ走査光学装置。
  2. 前記1/2波長板の一つは位相角がほぼ45°で、いま一つは位相角がほぼ0°に設定され、いずれか一方の1/2波長板が回転調整可能であること、を特徴とする請求項1に記載のレーザ走査光学装置。
  3. 回転しないように設定された他方の1/2波長板は所定の回転角度に設定されていることを特徴とする請求項2に記載のレーザ走査光学装置。
  4. 前記1/2波長板の一つは位相角がほぼ45°で、いま一つは位相角がほぼ0°に設定され、双方の1/2波長板が回転調整可能であること、を特徴とする請求項1に記載のレーザ走査光学装置。
  5. 前記1/2波長板の一つは位相角がほぼ45°に、いま一つは位相角がほぼ0°に初期設定されており、いずれか一方を初期設定角度から所定角度に回転させた後に固定し、他方を回転調整すること、を特徴とする請求項1に記載のレーザ走査光学装置。
  6. 前記1/2波長板は外周がほぼ円形をなすホルダに固定されており、該ホルダは光軸に対して回転可能に設定されていること、を特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のレーザ走査光学装置。
  7. 前記合成素子から射出されるビームは、楕円形状の長軸方向がほぼ一致していること、を特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載のレーザ走査光学装置。
  8. 2×N個(但し、Nは整数)の半導体レーザを備えるとともに2個の半導体レーザごとに一つの前記合成素子を備え、さらに、該合成素子から射出したビームを接合面に偏光膜を有していない第2の合成素子にてほぼ同じ方向に合成すること、を特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに記載のレーザ走査光学装置。
  9. NDフィルタが前記合成素子よりもビーム進行方向の下流側に配置されていることを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれかに記載のレーザ走査光学装置。
  10. 前記合成素子と前記NDフィルタとの間にビーム強度測定用センサが着脱される保持部を備えていることを特徴とする請求項9に記載のレーザ走査光学装置。
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CN108682250A (zh) * 2018-08-02 2018-10-19 周万夫 凸透镜成像光源装置

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