JP2009097244A - 支柱立設用コンクリートブロック及び係止部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】道路標識、カーブミラー又は防護柵等の支柱の設置に際しては施工時の省力化を図ることができ、工期短縮及び施工コストの低廉化を実現する支柱立設用コンクリートブロック及び係止部材を安価に提供する。
【解決手段】本発明に係る支柱立設用コンクリートブロック100は、道路標識、カーブミラー、防護柵等の支柱30を設置するべく、オーガースクリュー200を用いて地面に穿設した円形孔内に進入させて埋設するコンクリートブロック100であって、前記円形孔よりも小径の円柱形状からなるブロック本体10と、当該ブロック本体10の上面に穿設され、前記支柱30が挿入される支柱固定用孔11と、当該支柱固定用孔11の周縁部に設けられ、前記支柱30の設置高さ位置を設定するための当該支柱30から横方向へと突出する係止部材40を載架するための1又は2以上の被係止凹部12とを有するものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、主として道路脇に設置される道路標識、カーブミラー、防護柵又は街路灯等の支柱の設置に際し、容易な施工作業で前記支柱の高さ位置を仮固定できるプレキャスト型のコンクリートブロック、及び、係止部材に関するものである。
地面に対し道路標識等の「支柱」を設置する技術に関しては、特許文献1に記載の発明が従来より提案されている。この特許文献1に記載の発明は、ブロック本体の上面に支柱を挿入するための支柱固定用孔が形成されてなり、当該ブロック本体を地中に埋設した後、前記固定用孔に対し支柱を挿入することにより当該支柱を立設するものである。かかる発明によれば、基礎となるブロックがプレキャストコンクリート製であるため、現場に於ける養生期間が不要となり、短い工期で支柱を安定的に設置できる点で、極めて有効な技術であるといえる。
しかし乍ら、上記特許文献1に記載のブロックは、その全体形状が四角柱からなるため、パワーショベル等の重機により地面を大きく掘り起こした後、当該ブロックを配置すると共に土を埋め戻す必要がある。即ち、地面を大きく掘り起こして再度埋め戻した場合には、如何に「転圧機」による締固めを行ったとしても、当該地面(地盤)が相対的に柔らかくなってしまい、埋設されたブロックが受ける土圧が低下してしまうという問題がある。仮に、オーガースクリューにより地面を穿設するにしても、少なくとも、当該四角柱の上下端面における対角寸法よりも大径のオーガースクリューを用いる必要があるので、地面を大きく掘り起こして再度埋め戻すことと何ら相違しない。
また上記の如き支柱立設用ブロックは、其れ自体で大きな重量を有するが、設置から埋め戻し完了に至るまでの間、略垂直状態を維持する必要があるため、何らかの仮止め手段を講じなければならず、施工に手間を要していた。
一方、上記のような支柱は、地面からの突出寸法が常に一定であることが要求される。そのため、上記特許文献1に記載の発明により該支柱を支柱固定用孔内に固定する際は、複数の作業者による施工が必要であった。具体的には、複数の作業者のうち一方の作業者が支柱を把持して高さ位置を保持した状態で、他方の作業者が前記支柱と支柱固定用孔との隙間に木片等を打ち込んで、高さ方向への位置決め(仮止め)を行う必要がある。尚、一人の作業者による施工も不可能ではないが、非常に面倒な作業となる。具体的には、先ず当該支柱を支柱固定用孔内に挿入することによって必要な「底上げ寸法」を確認し、次に当該支柱を引き抜き支柱固定用孔内に砂利等を投入して底上した後、再度支柱を挿入する作業が必要となるのである。
なお、上記支柱の高さ方向への位置決め(仮止め)の問題は、特許文献2の図3に示す形態の如く、支柱の側方から棒状部材を貫通させ、当該支柱をブロックの支柱固定用孔に挿入して、前記棒状部材をブロック上面に係合させることによって解決可能であるとも考え得る。しかしながら、本願発明における「支柱」とは、主として道路脇に設置される道路標識、カーブミラー又は防護柵等の支柱であり、長期間にわたり確実に使用できなければならない。かかる支柱は強度確保の必要性から鋼鈑によって構成されるものである。そのため、上記特許文献2に記載の発明の如く支柱自体に貫通孔を形成した場合には、当該支柱自体の強度が低下するのは勿論のこと、当該貫通孔から雨水等が支柱内側へと滲入して該支柱を腐食させ、該支柱の耐久性が低下するという問題が生じる。
一方、上記の如き支柱は、地面に対して垂直に立設する必要がある。この点、上記特許文献1に記載の発明により該支柱を支柱固定用孔内に固定する際にあっては、複数の作業者のうち一方の作業者が支柱を把持した状態で、他方の作業者が少なくとも2方向から角度を計測して垂直を割り出し、しかる後、速やかに支柱と支柱固定用孔との隙間に砂やモルタルを流し込んで、当該支柱の垂直状態を維持する必要がある。なお、支柱を垂直に立設しなければならないのは平坦な場所だけではなく、勾配の急な坂道であっても事情は同じである。このような施工環境にあっては、高度に熟練した技術が要求されるため、施工コストにも影響するという問題が生じる。
そこで、本発明は上記諸問題に鑑みて、支柱立設用ブロック自体を円柱状に形成すると共に、当該ブロックと略同一寸法の直径を有する円形孔を穿孔し、当該円形孔内に挿入することにより、「短い工期での容易な施工」と、「充分な土圧確保」とを両立できることに気付き案出されたものであり、その解決しようとする課題は以下の通りである。
実開平7−35541号公報(図1,図3) 特許第3497155号公報(図3)
本発明は、以上の問題点に鑑みて案出されたものであり、道路標識、カーブミラー、防護柵又は街路灯等の支柱の設置に際しては施工時の省力化を図ることができ、工期短縮及び施工コストの低廉化を実現する支柱立設用コンクリートブロック及び係止部材を安価に提供することを目的とするものである。
以上のような課題を解決するために、本願発明が採った手段は以下の通りである。
まず請求項1に係る発明の支柱立設用コンクリートブロック100は、道路標識、カーブミラー、防護柵、街路灯等の支柱30を設置するべく、オーガースクリュー200を用いて地面に穿設した円形孔内に進入させて埋設するコンクリートブロック100であって、前記円形孔よりも小径の円柱形状からなるブロック本体10と、当該ブロック本体10の上面に穿設され、前記支柱30が挿入される支柱固定用孔11と、当該支柱固定用孔11の周縁部に設けられ、前記支柱30の設置高さ位置を設定するための当該支柱30から横方向へと突出する係止部材40を載架するための1又は2以上の被係止凹部12と、を備えたことを特徴とするものである。
次に請求項2に係る発明は、請求項1に記載した支柱立設用コンクリートブロック100において、被係止凹部12は、少なくとも、支柱固定用孔11の周縁部に左右一対に設けたことを特徴とするものである。
また請求項3に係る発明は、請求項1に記載した支柱立設用コンクリートブロック100において、被係止凹部12は、支柱固定用孔11の周縁部の全周にわたり円周状に設けたことを特徴とするものである。
また請求項4に係る発明は、請求項1乃至請求項3の何れかに記載した支柱立設用コンクリートブロック100において、吊り下げに用いる別部材からなるフックをねじ込むためのインサート13を、被係止凹部12上にブロック本体10と一体に設けたことを特徴とするものである。
請求項5に係る発明は、請求項1乃至請求項4の何れかに記載した支柱立設用コンクリートブロック100の支柱固定用孔11内に挿入される支柱30の外周面における任意の高さ位置に嵌装固定可能な、前記支柱30の横方向へ突出する1又は2以上のアーム42を有する係止部材40であって、当該係止部材40を装着した支柱30を支柱固定用孔11内に挿入した際、前記1又は2以上のアーム42がコンクリートブロック100上面に載架されることを特徴とするものである。
請求項6に係る発明は、請求項5に記載した係止部材40において、アーム42は両横方向へ略同軸線上に2本突出してなり、ブロック100の上面の支柱固定用孔11周縁部における1又は2以上の箇所に形成した被係止凹部12に各々載架されることを特徴とするものである。
そして請求項7に係る発明は、請求項5又は請求項6に記載した係止部材40において、アーム42が支柱30の重心位置よりも高くなるように嵌装されて、被係止凹部12に係止されることを特徴とするものである。
上記手段を採ったことにより得られる効果は以下の通りである。
まず請求項1に係る発明のブロック100は、オーガースクリュー200を用いて地面に穿設した円形孔内に進入・埋設させて用いるものである。即ち、当該ブロック100を埋設するに際しては、ブロック100の直径より僅かに大径のスクリュー幅で必要最小限の土を掘り起こせばよい。そのため、当該ブロック100を埋設する際、地面を大きく掘り起こす必要がないので、容易且つ迅速に設置することができ、ひいては、工期短縮及び施工コストの低廉化に資することとなるのである。
また本請求項に係る発明のブロック100は、そのブロック本体10が、オーガースクリュー200を用いて地面に穿設した円形孔の内径寸法よりも小さい直径寸法の円柱形状からなるため、当該ブロック100を前記円形孔内にスムースに進入させることができる。尚かつ、当該ブロック100を埋設する際、地面を大きく掘り起こす必要がないので、当該地面(地盤)が相対的に柔らかくなってしまうことがなく、埋設されたブロック100は充分な土圧を受けることができるのである。
更に本発明は、円柱状のブロック100を、オーガースクリュー200を用いて地面に穿設した円形孔に挿入することから、当該ブロック100の重量を前記円形孔の内周面に負担させることができる。そのため、従来技術の如き「略垂直状態を維持するための仮止め手段」を設けずとも、ある程度の垂直性を確保し得る、又は仮止めするとしても簡単な作業で済むため、容易且つ安全に施工作業を行うことが可能となる。
一方、本請求項に係る発明のブロック100は、そのブロック本体10の上面に、支柱30を挿入するための支柱固定用孔11が穿設されており、当該支柱固定用孔11に支柱30の下端を挿入することとなる。この支柱固定用孔11の周縁部には被係止凹部12が設けられている。即ち、当該被係止凹部12が、前記支柱30から横方向へと突出する係止部材40を載架することとなり、前記支柱30の設置高さ位置の設定が可能となるのである。そのため、当該支柱固定用孔11内に支柱30を挿入した際には、当該支柱30から突出した係止部材40が前記被係止凹部12に載架されて、当該ブロック100に対する支柱30の設置高さ位置の設定を容易に行うことが可能となる。また、前記支柱30から突出した係止部材40は、ブロック100の上面の被係止凹部12に受容されてブロック100上面における水平方向へのズレを確実に防止できるため、前記支柱30の設置高さ位置の設定と同時に、水平方向への位置決め(仮止め)も可能となる。
また、本発明に係る支柱立設用コンクリートブロック100は、ブロック本体10における上面の1又は2以上の箇所に被係止凹部12を有するものである。当該被係止凹部12には支柱30から横方向に突出した係止部材40が載架されることとなる。従って、支柱固定用孔11内に当該支柱30を挿入して該支柱30両側の係止部材40をブロック100上面の被係止凹部12で載架させた際には、支柱30は当該係止部材40を支点として吊られた状態となる。ここで、前記支柱30両側の係止部材40を被係止凹部12における2点で支持し、尚かつ支柱30の重心が前記係止部材40よりも下側となるよう設定した場合、当該支柱30は略垂直方向に自立した状態となる。更に、被係止凹部12における3点或いは4点で支持するものとした場合には、支柱30の重心位置に関わらず当該支柱30は略垂直方向に自立した状態となる。即ち本発明によれば、当該ブロック100に対する支柱30の設置高さ位置の設定及び水平方向への位置決め(仮止め)の実現に加え、該ブロック100に対し支柱30を略垂直状態に自立させることを可能とするのである。
次に請求項2に係る発明では、支柱固定用孔11の周縁部に被係止凹部12を(少なくとも)左右一対に有するものである。そのため、これら左右の被係止凹部12のそれぞれに対し、上記支柱30から横方向に突出した係止部材40を進入させることにより、当該支柱30の向きが必然的に決定されることとなる。即ち、本請求項に係る発明によれば、立設される支柱30の向きを確実に位置決めすることが可能となるのである。
また請求項3に係る発明では、支柱固定用孔11の周縁部の全周にわたり円周状の被係止凹部12を有するものである。そのため、ブロック本体10が如何なる方向に向けて挿入されようとも、支柱30に装着された係止部材40のアーム42を被係止凹部12内へ進入させることができる。即ち、本請求項に係る発明によれば、係止部材40のアーム42をどのような方向に向けて装着しても支柱30を確実に立設することが可能となる。また、前記係止部材40におけるアーム42の先端部どうしの寸法を、上記被係止凹部12の内径と略同一の寸法に構成した場合には、当該係止部材40のアーム42の先端部が前記被係止凹部12の内周面に当接し、水平方向へのズレを防止することができる。
更に請求項4に係る発明では、吊り下げに用いる別部材からなるフックをねじ込むためのインサート13が、被係止凹部12上にブロック本体10と一体に設けられている。そのため、当該ブロック100を移動させる際にあっては、容易に吊り下げることができるのは勿論のこと、施工後にあっては、支柱30から横方向に突出した係止部材40が載置されると共に砂やモルタルによって被覆されるため、景観への影響を防止できる。
一方、請求項5に係る発明の係止部材40は、支柱30に取り付けられて使用するものである。当該係止部材40を装着した支柱30を、支柱立設用コンクリートブロック100の支柱固定用孔11内に挿入した際には、該係止部材40におけるアーム42はコンクリートブロック100上面に載架されるため、支柱立設用コンクリートブロック100に対する支柱30の設置高さ位置を設定を容易に行うことが可能となる。また、施工現場での支柱30に対する孔空け加工を要せず、どのような支柱30に対しても自在に且つ瞬時に支柱30高さの設定を行うことができる。さらに、支柱30に対する孔空け加工を要しないことから、当該支柱30の腐食も回避できる。
さらに請求項6に係る発明によれば、係止部材40の2本のアーム42がコンクリートブロック100上面の被係止凹部12によってそれぞれ受容されて載架されるため、支柱立設用コンクリートブロック100に対する支柱30の設置高さ位置の設定及び水平方向への位置決め(仮止め)が可能となる。また本請求項に係る発明によれば、当該係止部材40を装着した支柱30は、両横方向へ略同軸線上に突出した2本のアーム42によってコンクリートブロック100上面の被係止凹部12上に軸支された状態となる。そのため当該支柱30は、アーム42を支点として前後方向にのみ揺動(回動)可能な状態となる。即ち、当該支柱30が揺動する方向を絞り込むことができるため、一方向からの角度計測により容易に垂直を割り出すことができ、工期の短縮化を図ることができる。
そして、請求項7に係る発明によれば、当該係止部材40のアーム42を支柱30の重心位置よりも高い位置に装着し、該支柱30をブロック100における支柱固定用孔11内に挿入した際、前記係止部材40における2本のアーム42がブロック100上面の各被係止凹部12で載架されるため、当該アーム42を支点として支柱30が吊られた状態となる。このとき、支柱30の重心は前記係止部材40よりも下側にあるため、当該支柱30は略垂直方向に自立した状態となる。従って本請求項に係る発明によれば、当該係止部材40を装着した支柱30のブロック100に対する設置高さ位置の設定及び水平方向への位置決め(仮止め)の実現に加え、該ブロック100に対し支柱30を略垂直状態に自立させることが可能となるのである。
本発明の「支柱立設用コンクリートブロック100」及び「係止部材40」を実施するための最良の形態について説明する。
最初に、本発明に係る支柱立設用コンクリートブロック100は、道路標識、カーブミラー、防護柵、街路灯等の支柱30を設置するためのコンクリートブロック100である。当該ブロック100の本体は円柱形状に構成され、当該本体の上面には、支柱30が挿入される支柱固定用孔11が形成され、当該ブロック100の上面の1又は2以上の箇所には被係止凹部12が形成されている。
まず、本発明において「ブロック本体10」は円柱状に構成されるものである。そして、その直径寸法は、地面に対しオーガースクリュー200にて穿設された円形孔の直径寸法よりも小さい直径寸法である。かかる構成を採ることにより、当該ブロック100を前記円形孔内にスムースに進入させることが可能となる。但し、前記円形孔の内周面に対し密着できる程度の直径寸法を有すると好適である。かかる構成を採ることにより、地面(円形孔の内周面)に対し強く密着して充分な土圧を受け得ることとなり、且つ、ブロック100を安定的に設置することが可能となるのである。また、当該ブロック100の外周面と前記円形孔の内周面とを密着させ、隙間を少なくすることにより、当該隙間を埋めるために投入する砂やモルタルの量を抑えることができ、且つ、投入に要する作業時間を短縮させることも可能となる。尚、図2(a)又は図4(a)に示すように、当該ブロック本体10の外周面の一部に切欠部(平面部)を形成した場合には、該ブロック100を安定的に輸送・保管することができる。そのため、当該ブロック100が不意に移動することによる、該ブロック100自体の破損を防止することが可能となるのである。勿論、その切欠の程度は、地面(円形孔の内周面)に対する密着を阻害しない程度のものであることが望ましい。更に、図4(b)に示すように、当該ブロック本体10の周面の一部に薄肉部14を設けた場合、此を施工現場で打ち抜くことによって容易に開口させることができる。かかる構成を採ることにより、当該ブロック100に挿入された支柱に街路灯や信号機を設置した場合、前記薄肉部14を打ち抜いてなる開口部に電線を通すことによって、前記街路灯等を灯すための電力を供給することが可能となる。
次に、「支柱固定用孔11」は、道路標識、カーブミラー、防護柵、街路灯等の支柱30を挿入可能であればどのような形状であってもよいが、一般的には、当該支柱30の外径寸法よりも若干大きい直径寸法の丸孔として構成される。かかる形態で構成した場合には、支柱30をスムースに挿入でき、尚かつ、挿入後にあっては当該支柱30の傾動を最小限に抑えることができるため好適である。尚、支柱30の「垂直方向への自立」(後述)を行う場合には、上記形態よりも更に大きな直径寸法の丸孔として構成としたり、或いは、長孔(楕円形)として構成し、当該支柱30の揺動空間を確保するようにしても良い。尚、当該支柱30の角度が定まった後には、上記揺動空間(隙間)内に砂やモルタルを流し込み、ブロック100に対する支柱30の固定を行うこととなる。
また、「被係止凹部12」は、支柱30から横方向へと突出する係止部材40(アーム42)が載架されて当該支柱30の高さ方向に対する位置決めを行うものである。かかる機能を発揮できれば如何なる形態のものであってもよいが、支柱30自体(又は後述の係止部材40)から横方向へと突出するアーム42を受容可能な形状・構造のものとし、当該アーム42の先端部どうしを結んだ寸法と略同一の内径を有する円形の凹部を形成したり、或いは、当該アーム42が突出する位置・角度及び数量と対応させた位置に矩形の凹部を形成することが考えられる。具体的には、支柱30のアーム42を水平に突設し、凹部12の底面も水平とすると共に、前記アーム42の先端部どうしを結んだ寸法と略同一の内径を有する円形に構成する。かかる構成を採用することにより、アーム42の確実な受容が可能となり、ブロック100上面における支柱30の水平方向へのズレを防止でき、水平方向への位置決め(仮止め)も可能となる。また、上記構成の他、当該被係止凹部12を、当該ブロック100の上面における支柱固定用孔11周縁部の2箇所(当該支柱固定用孔11を挟んで同一軸線上対向して、且つ、その底面を水平)に設けてもよい。これらの構成を採った場合には、支柱30から両横へと水平に突出する係止部材40を載架させた際、当該支柱30を揺動させるための軸支点として機能することになる。さらに当該被係止凹部12が支柱30の重心よりも高い位置に設けられた係止部材40(アーム42)を受容した場合には、当該被係止凹部12から垂直方向へと自立する支柱30を支持することとなる。尚、当該被係止凹部12を、当該ブロック100の上面における支柱固定用孔11周縁部の3箇所又は4箇所に設けた場合には、支柱30から3方向又は4方向へ水平に突出する係止部材40を載架させた際、当該被係止凹部12から垂直方向へと自立する支柱30を支持することとなる。当該被係止凹部12を形成する場合には、キューブ状(或いは、リング状)の部材が固定された筒状型枠(小径)を筒状型枠(大径)内に配置してコンクリートを打設・硬化させる場合の他、既に硬化したコンクリートブロック100上面における支柱固定用孔11の周縁部を切削工具で切削することにより形成してもよい。
なお、本発明に係るブロック100は、施工現場で型枠を用いてコンクリート打設する場合と、施工現場にプレキャスト製品を運び込む場合とを問わない。また、円柱形状をなすブロック本体10の大きさについては限定するものではなく、また縦、横及び高さの比率についても限定するものではない。あくまで、地面に穿設される円形孔の内径よりも小径であって、充分な土圧を受けられる寸法・形状であればよい。即ち、円形孔の穿設に用いるオーガースクリュー200の種類により、任意に変更されるべきものである。なお、支柱固定用孔11の長さは限定するものではなく、上面から底面まで貫通して設けても、貫通させなくても構わない。貫通させた場合には、当該ブロック100の下面側を、図5に示す「キャップ20」により閉塞させてもよい。更に当該キャップ20は、その一部に「ノックアウト21」を設けることにより、此を施工現場で打ち抜くことによって容易に開口させることができる。開口させた際には、高さ調整用に入れた砂を下方に落としたり、或いは、水を下方に浸透させることが可能となる。尚、当該ブロック100に挿入された支柱に街路灯や信号機を設置した場合、前記ノックアウトを打ち抜いてなる開口部に電線を通すことにより、前記街路灯等を灯すための電力を供給することも可能となる。
ブロック100の上面としては水平面に設けてもよいが、支柱固定用孔11の近傍を最も高くし、その周囲を低く形成した傾斜面に設けるとよい。このような傾斜面とすれば、雨が降った場合においても、支柱30やブロック100の上面に降った雨水を周囲に流すことができ、錆等による腐食から支柱30を守ることができる。この場合、凹部はその底部が略水平となるよう形成されるのが望ましいが、多少の傾きや高さの相違があっても、凹部に調整片を敷くなどすれば、簡単に水平化を図ることができる。
続いて、本発明に係る係止部材40につき説明する。本発明に係る係止部材40は、支柱30に取り付けられて使用するものであり、当該支柱30から横方向へと突出する1又は2以上のアーム42からなるものである。本発明において当該アーム42は、支柱30に対し側方又は端部から嵌装可能な帯状部材41に突設させると一層好適である。
当該係止部材40は、支柱30に対し側方又は当該支柱30端部からの嵌装が可能であって、支柱30の重量を保持できるものであれば、環状丸鋼、その他いかように構成してもよいが、例えば帯状の鋼板を、装着される支柱30の外径寸法よりも小さな寸法の平面視略U字形状となるよう曲げ加工して、鋼板自体に内方向への付勢力を持たせることが考えられる。このように構成した場合、当該帯状部材41を支柱30の側方から簡単に装着でき、且つ、該帯状部材41が支柱30の周側面に対し密着しようとする力が働くこととなる。尚、当該帯状部材41には開閉自在な「バックル」を設けて、このバックルによって該帯状部材41の開口部を閉塞するようにすれば、より装着時に便利である。更には、図10又は図11に示すように、帯状の鋼板を、装着される支柱30の外径寸法と略同一寸法の平面視略U字形状とし、これを2枚用意すると共に互いに向き合わせてボルト締めすることにより、上記支柱30の周面に対し強固に挟圧固定することが可能となる。本発明に係る係止部材40が装着される支柱30は、重量の大きなものもあり、上記部材の付勢力やバックルだけでは当該支柱30を高さ位置を保持できない可能性があるため、上記ボルト締めによる挟圧を採用した場合には、係止部材40を強力に固定することができる。また、当該帯状部材41の内側面(支柱30と接合する面)には、シート状の合成ゴムを貼設して、支柱30周側面に対する摩擦度(保持力)を増加させてもよい。
前記アーム42は、上記支柱30から横方向へと突出させるものであり、前記ブロック100の上面又は当該ブロック100の被係止凹部12と係合して、前記支柱30の立設高さ位置を保持するものである。かかる機能を発揮できれば如何なる形態のものであってもよい。通常は、上記被係止凹部12の形態と対応させて形成される。当該アーム42は、少なくとも1本有していれば支柱30の設置高さ位置の設定は可能であるが、同軸線上に2本設けた場合には、支柱30をブロック100(被係止凹部12)に載架させることが可能となり、当該支柱30を揺動させるための回動軸として機能することになる。さらに当該アーム42を当該支柱30の重心よりも高い位置に設けた場合には、当該支柱30が略垂直状態に自立することとなる。仮に、当該アーム42を当該支柱30の重心よりも低い位置に設けた場合であっても、該アーム42を3方向或いは4方向に向けて突出させた場合には、当該支柱30が略垂直状態に自立することとなる。
以下、支柱立設用コンクリートブロック100の最適な実施例について、図に沿って説明する。図1は実施例1に係る支柱立設用コンクリートブロック100の斜め上方から示した図、図2は実施例1に係る支柱立設用コンクリートブロック100の平面図及び側面図である。本実施例に係るブロック100は、図1又は図2に示すように、そのブロック本体10は円柱状をなし、当該ブロック本体10の上面から下面に至るまで貫通する支柱固定用孔11を有している。この支柱固定用孔11の周縁部に被係止凹部12を左右一対に備えたものである。当該ブロック100上面には該ブロック本体10と一体的にインサート13が設けられている。
図6はオーガースクリュー200を用いて地面に円形孔を穿設する状態を示した図である。穿設された円形孔の断面は、図9(a)に示す通りである。また、図7は地面に穿設された円形孔内にブロック100を挿入しようとする状態を示した図、図8は地面に穿設された円形孔内へのブロック100の挿入が完了した状態を示した図である。円形孔内への挿入が完了したブロック100の地中での状態は、図9(b)に示す通りである。
図10(a)乃至(c)は支柱30に係止部材40を装着すると共にブロック100の支柱固定用孔11内に挿入し、アーム42を被係止凹部12内に進入させる一連のプロセスを示す図である。図10(a)に示すように、必要に応じた標識やカーブミラー等の支柱30に係止部材40を装着した後、図10(b)に示すように、当該支柱30をブロック100の支柱固定用孔11に挿入する。挿入された後には、図10(c)又は図11(a)に示すように、アーム42が被係止凹部12に係合して、当該支柱30が高さ方向に対して仮止めされた状態となる。このとき、当該アーム42が支柱30の重心よりも高い位置にあるときには、当該支柱30は垂直方向に自立することとなる。尚、支柱30の重心位置を変化させる場合は、当該支柱30の内側に砂を投入したり、或いは、当該支柱30の下側に「おもり」を付加して行う。そして、図11(a)(b)に示すように、支柱30と支柱固定用孔11の間の隙間に砂やモルタルを流し込んで、それぞれを互いに固定する。
本実施例における係止部材40は、2枚の鋼板をボルト締めして支柱30の周面を挟圧するものであって、図11(a)に示すように、被係止凹部12に当接する「アーム42」と、支柱固定用孔11の内周面に当接して幅方向への位置決めを行う「突出部」とを有するものである。勿論、当該突出部は必須の構成要素ではなく、図11(b)(c)に示す実施形態を採用してもよい。
図3は実施例2に係る支柱立設用コンクリートブロック100の斜め上方から示した図、図4は実施例2に係る支柱立設用コンクリートブロック100の平面図及び側面図である。本実施例に係るブロック100は、図3又は図4に示すように、そのブロック本体10は円柱状をなし、当該ブロック本体10の上面から下面に至るまで貫通する支柱固定用孔11を有している。この支柱固定用孔11の周縁部の全周にわたり円周状の被係止凹部12を備えたものである。当該被係止凹部12上には該ブロック本体10と一体的にインサート13が設けられている。当該インサート13は、被係止凹部12上にブロック本体10と一体に設けられているため、施工後にあっては、支柱30から横方向に突出した係止部材40が載置されると共に砂やモルタルによって被覆されるため、景観への影響を防止できる。更には、前記ブロック本体10の周面の一部に薄肉部14を有するため、此を施工現場で打ち抜くことによって容易に開口させることができる。尚、本実施例に係るブロック100は、地面に穿設した円形孔への進入をスムースなものとすべく、下方部がテーパー状に形成されている。尚、本実施例に係るブロック100の設置方法は上記実施例1に係るブロック100の設置方法と共通するので、その説明は省略する。
本発明に係るコンクリートブロック100は、上記実施例では専らプレキャスト型に係るものとして説明したが、本発明は特段上記構成に限定されるものではなく、施工現場に型枠を用意して、其処へコンクリートを打設することによって構成されるものとしてもよい。
実施例1に係る支柱立設用コンクリートブロック100の斜め上方から示した図である。 実施例1に係る支柱立設用コンクリートブロック100の平面図及び側面図である。 実施例2に係る支柱立設用コンクリートブロック100の斜め上方から示した図である。 実施例2に係る支柱立設用コンクリートブロック100の平面図及び側面図である。 ブロック100下面の開口を閉塞するキャップ20の平面図及び側面図である。 オーガースクリュー200を用いて地面に円形孔を穿設する状態を示した図である。 地面に穿設された円形孔内にブロック100を挿入しようとする状態を示した図である。 地面に穿設された円形孔内へのブロック100の挿入が完了した状態を示した図である。 地面に穿設された円形孔の断面を示す図及び当該円形孔内にブロック100を挿入した状態を示す図である。 支柱30に係止部材40を装着すると共にブロック100の支柱固定用孔11内に挿入し、アーム42を被係止凹部12内に進入させる一連のプロセスを示す図である。 ブロック100の支柱固定用孔11内に支柱30を挿入すると共にモルタルを投入した状態を示す図である。
符号の説明
10 ブロック本体
11 支柱固定用孔
12 被係止凹部
13 インサート
14 薄肉部
20 キャップ
21 ノックアウト
30 支柱
40 係止部材
41 帯状部材
42 アーム
100 支柱立設用コンクリートブロック
200 オーガースクリュー

Claims (7)

  1. 道路標識、カーブミラー、防護柵、街路灯等の支柱を設置するべく、オーガースクリューを用いて地面に穿設した円形孔内に進入させて埋設するコンクリートブロックであって、
    前記円形孔よりも小径の円柱形状からなるブロック本体と、
    当該ブロック本体の上面に穿設され、前記支柱が挿入される支柱固定用孔と、
    当該支柱固定用孔の周縁部に設けられ、前記支柱の設置高さ位置を設定するための当該支柱から横方向へと突出する係止部材を載架するための1又は2以上の被係止凹部と、を備えたことを特徴とする支柱立設用コンクリートブロック。
  2. 請求項1に記載した支柱立設用コンクリートブロックにおいて、
    被係止凹部は、少なくとも、支柱固定用孔の周縁部に左右一対に設けたことを特徴とする支柱立設用コンクリートブロック。
  3. 請求項1に記載した支柱立設用コンクリートブロックにおいて、
    被係止凹部は、支柱固定用孔の周縁部の全周にわたり円周状に設けたことを特徴とする支柱立設用コンクリートブロック。
  4. 請求項1乃至請求項3の何れかに記載した支柱立設用コンクリートブロックにおいて、
    吊り下げに用いる別部材からなるフックをねじ込むためのインサートを、被係止凹部上にブロック本体と一体に設けたことを特徴とする支柱立設用コンクリートブロック。
  5. 請求項1乃至請求項4の何れかに記載した支柱立設用コンクリートブロックの支柱固定用孔内に挿入される支柱の外周面における任意の高さ位置に嵌装固定可能な、前記支柱の横方向へ突出する1又は2以上のアームを有する係止部材であって、
    当該係止部材を装着した支柱を支柱固定用孔内に挿入した際、前記1又は2以上のアームがコンクリートブロック上面に載架されることを特徴とする係止部材。
  6. 請求項5に記載した係止部材において、
    アームは両横方向へ略同軸線上に2本突出してなり、ブロックの上面の支柱固定用孔周縁部における1又は2以上の箇所に形成した被係止凹部に各々載架されることを特徴とする係止部材。
  7. 請求項5又は請求項6に記載した係止部材において、
    アームが支柱の重心位置よりも高くなるように嵌装されて、被係止凹部に係止されることを特徴とする係止部材。
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