JP2009096332A - 駐車支援装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】駐車スペースにおける最適な駐車位置への迅速かつ適切な駐車を支援することができる「駐車支援装置」を提供すること。
【解決手段】走行補助線表示処理手段17は、自車両の左後輪のタイヤ軌跡における一部の形状に対応した形状を有する左側の走行補助線20と、自車両の右後輪のタイヤ軌跡における一部の形状に対応した形状を有する右側の走行補助線21との2本の走行補助線20,21であって、車両周辺監視画像11上における自車両の後輪の車軸に対応する位置に仮定された車幅方向に平行な第1の仮想直線L1(1)上における両走行補助線20,21間の離間距離dが、駐車スペースの車両周辺監視画像11上における間口寸法sに一致するように形成された2本の走行補助線20,21を生成するように形成されていること。
【選択図】図1

Description

本発明は、駐車支援装置に係り、特に、自車両を駐車スペースに駐車させるための自車両の後退走行を補助する走行補助線を表示することによって自車両の駐車を支援するのに好適な駐車支援装置に関する。
近年、車載カメラ技術および画像処理技術の進展により、車載カメラの撮影映像を利用して所望の駐車スペースへの自車両の駐車のための運転操作を支援する駐車支援装置を搭載した自動車の普及が高まりつつある。
このような駐車支援装置では、駐車場において、車載カメラの撮影映像を用いて自車両の周辺の所定の監視領域を監視するための車両周辺監視画像を生成してディスプレイに表示するとともに、この車両周辺監視画上に、自車両を駐車場の所定の駐車スペースに駐車させるための自車両の後退走行を補助する走行補助線として、自車両の左輪および右輪の予想されるタイヤ軌跡にそれぞれ対応した形状を有する2つの走行補助線を重ねて表示することが行われていた。なお、タイヤ軌跡は、通常、自車両のハンドルの舵角に基づいて算出されていた。
また、この種の走行補助線を表示する駐車支援装置の中には、自車両と障害物(主として他車両)との衝突を確実に回避する観点から、車両周辺監視画像中の自車両に対して車幅方向に一定の余裕幅(離間距離)を持たせた状態として走行補助線を表示するものもあった。
特開2005−319851号公報
しかるに、走行補助線と車両周辺監視画像中の自車両との間に余裕幅を持たせた結果、2つの走行補助線が車両周辺監視画像中の駐車スペースに対して車両周辺監視画像上における車幅方向の外側に表示される場合には、駐車のための後退走行の際に、自車両が一方の走行補助線側に寄り過ぎてしまい、自車両が駐車スペースからはみ出したり、駐車パレットに乗ることができないといった結果を招いていた。
さらに、このような従来の走行補助線の表示方法では、仮に、駐車スペースへの駐車が可能な場合であっても、自車両を最適な駐車位置である駐車スペースの中央に駐車させることは非常に困難であった。
また、従来の走行補助線の表示方法では、2つの走行補助線を車両周辺監視画像上におけるどの位置に合わせれば、駐車スペースへの適切な駐車が可能であるかについては全く把握することができなかったので、多数回の切り返しを余儀なくされ、駐車を迅速に行うことが困難であった。
したがって、従来は、駐車スペースにおける最適な駐車位置への駐車を迅速かつ適切に行うことが困難であるといった問題が生じていた。
そこで、本発明は、このような問題点に鑑みなされたものであり、駐車スペースにおける最適な駐車位置への迅速かつ適切な駐車を支援することができる駐車支援装置を提供することを目的とするものである。
前述した目的を達成するため、本発明の駐車支援装置は、自車両の周辺の所定の撮影領域を撮影する撮影手段と、この撮影手段による撮影映像を用いて前記自車両の周辺の所定の監視領域を監視するための車両周辺監視画像を生成し、生成された前記車両周辺監視画像を表示部に表示する車両周辺監視画像表示処理手段と、前記自車両を所望の駐車スペースに駐車させる際に、前記自車両のハンドルの舵角に基づいて、前記自車両の左後方側部位の予想軌跡として、前記自車両の左後輪の予想されるタイヤ軌跡を算出するとともに、前記自車両の右後方側部位の予想軌跡として、前記自車両の右後輪の予想されるタイヤ軌跡を算出する軌跡算出手段と、前記駐車スペースの間口寸法を取得する間口寸法取得手段と、前記軌跡算出手段の算出結果と前記間口寸法取得手段の取得結果とを用いて、前記自車両を前記駐車スペースに駐車させるための前記自車両の後退走行を補助する走行補助線を生成し、生成された前記走行補助線を前記駐車スペースが含まれる前記車両周辺監視画像上に重畳表示する走行補助線表示処理手段とを備え、前記走行補助線表示処理手段は、前記左後方側部位の予想軌跡における一部の形状に対応した形状を有する左側の前記走行補助線と、前記右後方側部位の予想軌跡における一部の形状に対応した形状を有する右側の前記走行補助線との2本の前記走行補助線であって、前記車両周辺監視画像上における前記自車両の後輪の車軸に対応する位置に仮定された車幅方向に平行な第1の仮想直線上における2本の前記走行補助線の間の離間距離が、前記駐車スペースの前記車両周辺監視画像上における間口寸法に一致するような2本の前記走行補助線を生成するように形成されていることを特徴としている。
このような構成によれば、左右の走行補助線間の離間距離を、駐車スペースの車両周辺監視画像上における間口寸法と一致させることができるので、左右の走行補助線を車両周辺監視画像上の駐車スペースにおける間口方向の両端部にそれぞれ位置合わせした状態として後退走行を行うことによって、自車両を駐車スペースの中央に迅速かつ適切に駐車させ易くすることができる。
また、前記走行補助線表示処理手段は、実物の前記自車両の後輪の車軸を通る車幅方向に平行な第2の仮想直線を仮定した上で、前記左右の後輪の前記タイヤ軌跡を、これら両タイヤ軌跡の間の前記第2の仮想直線上における離間距離が、前記間口寸法取得手段の取得結果に一致する位置に至るまで車幅方向における互いに抗する方向に移動させ、移動後の前記左後輪の前記タイヤ軌跡の一部をなし、前記移動後の前記左後輪の前記タイヤ軌跡と前記第2の仮想直線との交点から後退方向に向かって延びる左側の線分を規定するとともに、移動後の前記右後輪の前記タイヤ軌跡の一部をなし、前記移動後の前記右後輪の前記タイヤ軌跡と前記第2の仮想直線との交点から後退方向に向かって延びる右側の線分を規定し、前記左側の線分に対する前記車両周辺監視画像上への座標変換によって前記左側の前記走行補助線を生成するとともに、前記右側の線分に対する前記車両周辺監視画像上への座標変換によって前記右側の前記走行補助線を生成するように形成されていることが好ましい。
このような構成によれば、駐車スペースにおける最適な駐車位置への迅速かつ適切な駐車を支援することができる走行補助線を簡便かつ確実に生成することができる。
さらに、本発明の他の駐車支援装置は、自車両の周辺の所定の撮影領域を撮影する撮影手段と、この撮影手段による撮影映像を用いて前記自車両の周辺の所定の監視領域を監視するための車両周辺監視画像を生成し、生成された前記車両周辺監視画像を表示部に表示する車両周辺監視画像表示処理手段と、前記自車両を所望の駐車スペースに駐車させる際に、前記自車両のハンドルの舵角に基づいて、前記自車両の左後方側部位の予想軌跡として、前記自車両における実際または仮想上の左後方側角部についての予想される移動軌跡を算出するとともに、前記自車両の右後方側部位の予想軌跡として、前記自車両における実際または仮想上の右後方側角部についての予想される移動軌跡を算出する軌跡算出手段と、前記駐車スペースの間口寸法を取得する間口寸法取得手段と、前記軌跡算出手段の算出結果と前記間口寸法取得手段の取得結果とを用いて、前記自車両を前記駐車スペースに駐車させるための前記自車両の後退走行を補助する走行補助線を生成し、生成された前記走行補助線を前記駐車スペースが含まれる前記車両周辺監視画像上に重畳表示する走行補助線表示処理手段とを備え、前記走行補助線表示処理手段は、前記左後方側部位の予想軌跡における一部の形状に対応した形状を有する左側の前記走行補助線と、前記右後方側部位の予想軌跡における一部の形状に対応した形状を有する右側の前記走行補助線との2本の前記走行補助線であって、前記車両周辺監視画像上における前記自車両の後端部に対応する位置に仮定された車幅方向に平行な第1の仮想直線上における2本の前記走行補助線の間の離間距離が、前記駐車スペースの前記車両周辺監視画像上における間口寸法に一致するような2本の前記走行補助線を生成するように形成されていることを特徴としている。
このような構成によっても、左右の走行補助線間の離間距離を、駐車スペースの車両周辺監視画像上における間口寸法と一致させることができるので、左右の走行補助線を車両周辺監視画像上の駐車スペースにおける間口方向の両端部にそれぞれ位置合わせした状態として後退走行を行うことによって、自車両を駐車スペースの中央に迅速かつ適切に駐車させ易くすることができる。
さらにまた、前記走行補助線表示処理手段は、実物の前記自車両の後端部を通る車幅方向に平行な第2の仮想直線を仮定した上で、前記左後方側角部の前記移動軌跡および前記右後方側角部の前記移動軌跡を、これら両移動軌跡の間の前記第2の仮想直線上における離間距離が、前記間口寸法取得手段の取得結果に一致する位置に至るまで車幅方向における互いに抗する方向に移動させ、移動後の前記左後方側角部の前記移動軌跡の一部をなし、前記移動後の前記左後方側角部の前記移動軌跡と前記第2の仮想直線との交点から後退方向に向かって延びる左側の線分を規定するとともに、移動後の前記右後方側角部の前記移動軌跡の一部をなし、前記移動後の前記右後方側角部の前記移動軌跡と前記第2の仮想直線との交点から後退方向に向かって延びる右側の線分を規定し、前記左側の線分に対する前記車両周辺監視画像上への座標変換によって前記左側の前記走行補助線を生成するとともに、前記右側の線分に対する前記車両周辺監視画像上への座標変換によって前記右側の前記走行補助線を生成するように形成されていることが好ましい。
このような構成によれば、駐車スペースにおける最適な駐車位置への迅速かつ適切な駐車を支援することができる走行補助線を簡便かつ確実に生成することができる。
また、前記軌跡算出手段によって算出された前記左後方側部位の予想軌跡と前記右後方側部位の予想軌跡との間の前記第2の仮想直線上における離間距離が、前記間口寸法取得手段の取得結果よりも大きくなった場合に、前記駐車スペースへの駐車が不可能である旨の警告を出力する駐車不可警告出力手段を備えることが好ましい。
このような構成によれば、駐車不可警告出力手段による警告によって、自車両が駐車スペースに駐車することが不可能であることを確実に把握することができるので、無理な駐車のための運転操作を未然に回避することができる。
さらに、前記軌跡算出手段によって算出された前記左後方側部位の予想軌跡と前記右後方側部位の予想軌跡との間の前記第2の仮想直線上における離間距離に対して、前記間口寸法取得手段の取得結果の超過量が閾値未満となった場合に、前記駐車スペースが狭いためにドアミラーを折り畳む必要がある旨を案内するミラー折り畳み案内手段を備えることが好ましい。
このような構成によれば、ミラー折り畳み案内手段による案内によって、狭い駐車スペースであっても安全に駐車することができる。
さらにまた、前記軌跡算出手段は、前記舵角の変化にともなって、前記予想軌跡の算出結果を変更可能に形成され、前記走行補助線表示処理手段は、前記軌跡算出手段の算出結果の変更にともなって、前記走行補助線を変更可能に形成されていることが好ましい。
このような構成によれば、舵角の変化に応じて走行補助線を動的(可変)に表示することができるので、自車両を駐車スペースの中央にさらに適切に駐車させることができる。
また、前記間口寸法取得手段は、前記撮影手段によって撮影された前記駐車スペースを区画する白線、パレットまたは縁石の撮影映像に基づいて前記間口寸法を取得するように形成されていることが好ましい。
このような構成によれば、車両周辺監視画像の生成および表示に用いられる撮影映像を、走行補助線の表示に更に活用することができるので、走行補助線の表示をさらに効率的に行うことができる。
さらに、前記車両周辺監視画像は、前記自車両およびその周辺を前記自車両の上方から見下ろした俯瞰画像とされていることが好ましい。
このような構成によれば、左右の走行補助線間の離間距離を、駐車スペースの俯瞰画像上における間口寸法と一致させることができるので、左右の走行補助線を俯瞰画像上の駐車スペースにおける間口方向の両端部にそれぞれ位置合わせした状態として後退走行を行うことによって、自車両を駐車スペースの中央に迅速かつ適切に駐車させ易くすることができる。
本発明によれば、駐車スペースにおける最適な駐車位置への迅速かつ適切な駐車を支援することができる。
(第1実施形態)
以下、本発明に係る駐車支援装置の第1実施形態について、図1乃至図5を参照して説明する。
図1に示すように、本実施形態における駐車支援装置1は、自車両の周辺の所定の撮影領域を撮影する撮影手段としての4台の車載カメラ2,3,4,5を有している。これら4台の車載カメラ2,3,4,5のうちの1台は、自車両の前部(例えば、エンブレム内)に取り付けられたフロントカメラ2とされており、このフロントカメラ2は、自車両の前方の所定の視野角内に存在する物体(路面や他車両等)を撮影するようになっている。残りの3台の車載カメラ3,4,5のうちの1台は、自車両の左側部(例えば、左ドアミラー内)に取り付けられた左サイドカメラ3とされており、この左サイドカメラ3は、自車両の左側方の所定の視野角内に存在する物体を撮影するようになっている。残りの2台の車載カメラ4,5のうちの1台は、自車両の右側部(例えば、右ドアミラー内)に取り付けられた右サイドカメラ4とされており、この右サイドカメラ4は、自車両の右側方の所定の視野角内に存在する物体を撮影するようになっている。残りの1台の車載カメラ5は、自車両の後部(例えば、リアナンバープレートの近傍位置)に取り付けられたバックカメラ5とされており、このバックカメラ5は、自車両の後方の所定の視野角内に存在する物体を撮影するようになっている。これらの車載カメラ2,3,4,5は、CCDやCMOS等の固体撮像素子および魚眼レンズ等の広角レンズを備えたカメラであってもよい。
各車載カメラ2,3,4,5には、カメラ映像取得部7が接続されており、このカメラ映像取得部7は、各車載カメラ2,3,4,5の撮影映像を取得するようになっている。
カメラ映像取得部7には、車両周辺監視画像表示処理手段としての車両周辺監視画像表示処理部8が接続されており、この車両周辺監視画像表示処理部8は、カメラ映像取得部7によって取得された各車載カメラ2,3,4,5の撮影映像を適宜用いることによって、自車両の周辺の所定の監視領域を監視するための車両周辺監視画像を生成するようになっている。なお、車両周辺監視画像は、車載カメラ2,3,4,5の撮像面座標系上の撮影映像を、後述するディスプレイ10の座標系上の画像へと変換する座標変換によって生成することができる。この座標変換には、撮像面座標系上の画素とディスプレイ座標系上の画素との対応関係を記述したマッピングテーブル等を用いることができる。
車両周辺監視画像は、例えば、図2に示すような自車両およびその周辺を前記自車両の上方から見下ろした俯瞰画像11であってもよい。なお、図2に示す俯瞰画像11は、自車両の前方を見下ろした前方俯瞰画像11a、自車両の左側方を見下ろした左側方俯瞰画像11b、自車両の右側方を見下ろした右側方俯瞰画像11c、自車両の後方を見下ろした後方俯瞰画像11dおよび自車両を示すイラスト画像9によって形成されている。前方俯瞰画像11aは、フロントカメラ2の撮影映像に基づいて生成されたものである。また、左側方俯瞰画像11bは、左サイドカメラ3の撮影映像に基づいて生成されたものである。さらに、右側方俯瞰画像11cは、右サイドカメラ4の撮影映像に基づいて生成されたものである。さらにまた、後方俯瞰画像11dは、バックカメラ5の撮影映像に基づいて生成されたものである。より具体的には、図2の俯瞰画像11は、複数の駐車スペースが白線によって区画された駐車場において、自車両が駐車しようとしている1つの駐車スペースに向かって自車両がハンドルを左に切った(左回りに回転させた)状態として曲線走行をともなう後退走行を行う模様を示している。
車両周辺監視画像表示処理部8は、ボタンの押下げ等の車両周辺監視画像を表示するためのユーザの入力操作が行われたことにともなって車両周辺監視画像を生成するようになっている。
車両周辺監視画像表示処理部8の出力側には、表示部としてのディスプレイ10が接続されている。車両周辺監視画像表示処理部8は、生成された車両周辺監視画像をディスプレイ10に表示するようになっている。
また、本実施形態において、駐車支援装置1は、舵角情報取得部12を有しており、この舵角情報取得部12は、現在の自車両のハンドルの舵角を示す舵角情報を取得するようになっている。この舵角情報取得部12は、公知の舵角センサであってもよい。
舵角情報取得部12には、軌跡算出手段としての軌跡算出部14が接続されており、この軌跡算出部14は、例えば、自車両のギア位置や車速に基づいて駐車スペースへの自車両の駐車のための運転操作が行われることを検知すると、舵角情報取得部12から舵角情報を取得するようになっている。そして、軌跡算出部14は、舵角情報取得部12から取得された舵角情報に基づいて、自車両の左後方側部位の予想軌跡として、自車両の左後輪の予想されるタイヤ軌跡を算出するとともに、自車両の右後方側部位の予想軌跡として、自車両の右後輪の予想されるタイヤ軌跡を算出するようになっている。このタイヤ軌跡は、いわゆるアッカーマン・タイヤ軌跡であってもよい。
さらに、本実施形態において、駐車支援装置1は、間口寸法取得手段としての間口寸法取得部15を有しており、この間口寸法取得部15とカメラ映像取得部7との間には、画像認識部16が接続されている。
画像認識部16は、例えば、自車両のギア位置や車速に基づいて駐車スペースへの駐車のための自車両の運転操作が行われることを検知すると、カメラ映像取得部7から車載カメラ2,3,4,5の撮影映像を取得するようになっている。
そして、画像認識部16は、カメラ映像取得部7から取得された撮影映像に対する画像認識によって、駐車スペースを区画する白線、パレットおよび縁石等の駐車スペースの間口寸法(換言すれば、横幅)を算出可能とされた対象物を認識し、認識された対象物に基づいて、駐車スペースの間口寸法を算出するようになっている。
これにより、間口寸法取得部15は、画像認識部16によって算出された間口寸法の算出結果を取得するようになっている。
軌跡算出部14および間口寸法取得部15には、走行補助線表示処理手段としての走行補助線表示処理部17が接続されており、この走行補助線表示処理部17は、車両周辺監視画像の表示の際に、軌跡算出部14の算出結果と、間口寸法取得部15の取得結果とを用いて、自車両を所望の駐車スペースに駐車させるための自車両の後退走行を補助する走行補助線を生成し、生成された走行補助線を、駐車スペースが含まれる車両周辺監視画像上に重畳表示するようになっている。
さらに、本実施形態において、軌跡算出部14は、舵角の変化にともなってタイヤ軌跡の算出結果を変更可能に形成されており、また、走行補助線表示処理部17は、軌跡算出部14の算出結果の変更にともなって、走行補助線を変更可能に形成されている。
より具体的には、走行補助線表示処理部17は、俯瞰画像11上に走行補助線を表示する場合には、図2に示すように、左後輪側走行補助線20と右後輪側走行補助線21との左右の2本の走行補助線20,21を生成して表示するようになっている。
ここで、左後輪側走行補助線20は、図2に示すように、俯瞰画像11上の自車両を示すイラスト画像9における後輪の車軸に対応する位置に仮定された車幅方向に平行な第1の仮想直線L1(1)上の一点を始端部とし、この始端部から後退方向に向かって延びている。なお、図2においては、左後輪側走行補助線20の始端部が、イラスト画像9における左後輪に相当する位置に対する車幅方向の外側近傍(図2における左近傍)に位置されている。
また、右後輪側走行補助線21も、図2に示すように、第1の仮想直線L1(1)上の一点を始端部とし、この始端部から後退方向に向かって延びている。ただし、図2において、右後輪側走行補助線21の始端部は、イラスト画像9における右後輪に相当する位置に対する車幅方向の外側近傍(図2における右近傍)に位置されている。
これら2本の走行補助線20,21の形状は、舵角の変化にともなって変化するようになっている。ただし、左後輪側走行補助線20は、常に、軌跡算出部14によって算出された現在の自車両の左後輪のタイヤ軌跡における一部の形状に対応した形状(例えば、前記左後輪のタイヤ軌跡における一部の形状に対する相似形状)を有するようになっている。また、右後輪側走行補助線21は、常に、軌跡算出部14によって算出された現在の自車両の右後輪のタイヤ軌跡における一部の形状に対応した形状(例えば、前記右後輪のタイヤ軌跡における一部の形状に対する相似形状)を有するようになっている。
そして、本実施形態において、これらの左後輪側走行補助線20および右後輪側走行補助線21は、図2に示すように、第1の仮想直線L1(1)上における両走行補助線20,21間の離間距離dが、駐車スペースの俯瞰画像11上における間口寸法sに一致するようになっている。
このような左右の2本の走行補助線20,21が表示されることによって、ユーザは、左右の走行補助線20,21を、図2に示すように俯瞰画像11中の駐車スペースにおける間口方向の両端部にそれぞれ位置合わせした状態の後退走行を行うことが可能となる。これにより、自車両を駐車スペースの中央に迅速かつ適切に駐車させ易くすることができる。
ここで、図2に示す走行補助線20,21は、この走行補助線20,21にしたがって後退走行を開始すれば、自車両が駐車スペースの前端部における中央を通ることができることを示しているので、自車両を駐車スペースの中央に駐車させるための当初の目安としては最適なものである。
ただし、この図2の状態の走行補助線20,21にしたがったままでは、自車両を、駐車スペースの奧(後端部側)に至るまで駐車スペースの中央に位置させ続けることは不可能であり、左隣の駐車スペースに駐車されている他車両との衝突の危険性を孕んでいる。
したがって、ユーザは、適当な位置で図2の状態からハンドルを完全に戻す(直線走行状態とする)、あるいは、後退走行の進行にともなってハンドルを徐々に戻す(切れ角を徐々に小さくする)等によって、最終的に、駐車スペースの中央において自車両の姿勢が駐車スペースの奥行きに平行な状態として駐車を完了させる必要がある。
しかし、本実施形態においては、舵角の変化にともなって、その都度走行補助線20,21の形状を変化させることができ、常に、自車両が駐車スペースの中央を通るための目安を継続的に提供することができるので、自車両を駐車スペースの中央に迅速かつ適切に駐車させるために極めて有効であると言える。
なお、図2においては、2本の走行補助線20,21が、それぞれ俯瞰画像11中の駐車スペースにおける間口方向の両端部に位置合わせされた理想の状態として表示されているが、各走行補助線20,21は、あくまでも、軌跡算出部14の算出結果を反映した形状を有しているものであり、俯瞰画像11上への表示の当初から、図2のような位置合わせがなされているものに限定されないことは勿論である。
また、本実施形態において、走行補助線表示処理部17は、このような2本の走行補助線20,21の生成の際に、図3(a)に示すように、実物の自車両の後輪の車軸を通る車幅方向に平行な第2の仮想直線L2(1)を仮定するようになっている。この第2の仮想直線L2(1)は、例えば、自車両の後輪の車軸の位置を示す予め取得された車両情報に基づいて仮定することができる。
なお、図3(a)には、前述した軌跡算出部14によって算出された左後輪のタイヤ軌跡LL(1)および右後輪のタイヤ軌跡LR(1)が図示されている。
次いで、走行補助線表示処理部17は、図3(b)に示すように、軌跡算出部14によって算出された左後輪のタイヤ軌跡LL(1)および右後輪のタイヤ軌跡LR(1)を、第2の仮想直線L2(1)上における両タイヤ軌跡LL(1),LR(1)の間の離間距離Dが、間口寸法取得部15によって取得された取得結果(間口寸法S)に一致する位置に至るまで、車幅方向における互いに抗する方向に互いに同じ距離ずつ移動させるようになっている。なお、図3(b)においては、両タイヤ軌跡LL(1),LR(1)が、ともに、車幅方向における互いに離間する方向に移動しているが、このことは、駐車スペースの間口寸法Sが車幅よりも広いことを意味している。また、図3(b)においては、移動後の左後輪のタイヤ軌跡LL(1)’が直近の駐車スペースの間口方向における左端部に合致し、移動後の右後輪のタイヤ軌跡LR(1)’が同じ駐車スペースの間口方向における右端部に合致しているが、これは、図2に示したような理想的な走行補助線20,21が当初から生成されるケースである。
次いで、走行補助線表示処理部17は、図3(c)に示すように、左側の線分として、移動後の左後輪のタイヤ軌跡LL(1)’の一部をなし、当該タイヤ軌跡LL(1)’と第2の仮想直線L2(1)との交点(以下、左後輪側交点PL(1)と称する)から後退方向に向かって所定の位置まで延びる左後輪側線分SL(1)を規定するようになっている。
これと同時に、走行補助線表示処理部17は、右側の線分として、移動後の右後輪側のタイヤ軌跡LR(1)’の一部をなし、当該タイヤ軌跡LR(1)’と第2の仮想直線L2(1)との交点(以下、右後輪側交点PR(1)と称する)から後退方向に向かって所定の位置まで延びる右後輪側線分SR(1)を規定するようになっている。
なお、これら各線分SL(1)、SR(1)の延出位置は、コンセプトに応じて種々変更すればよい。
そして、走行補助線表示処理部17は、これら左後輪側線分SL(1)および右後輪側線分SR(1)に対する俯瞰画像11(ディスプレイ座標系)上への座標変換によって、2本の走行補助線20,21を生成するようになっている。
図1に戻って、走行補助線表示処理部17には、駐車不可警告出力手段としての駐車不可警告出力部22が接続されており、この駐車不可警告出力部22には、スピーカ23が接続されている。
駐車不可警告出力部22は、軌跡算出部14によって算出された左後輪のタイヤ軌跡LL(1)と右後輪のタイヤ軌跡LR(1)との間の第2の仮想直線L2(1)上における離間距離D0(1)(図3(a)参照)が、間口寸法取得部15の取得結果Sよりも大きくなった場合には、駐車スペースへの駐車が不可能である旨の警告を、スピーカ23を介して音声出力するようになっている。なお、駐車不可警告出力部22は、駐車スペースへの駐車が不可能である旨の警告を、ディスプレイ10上への警告メッセージの表示によって出力するようにしてもよい。
上記構成に加えて、さらに、走行補助線表示処理部17とスピーカ23との間には、ミラー折り畳み案内手段としてのミラー折り畳み案内部24が接続されている。ミラー折り畳み案内部24は、軌跡算出部14によって算出された両タイヤ軌跡LL(1),LR(1)の間の第2の仮想直線L2(1)上における離間距離D0(1)に対する間口寸法取得部15の取得結果Sの超過量が閾値未満となった場合に、駐車スペースが狭いためにドアミラーを折り畳む必要がある旨を、スピーカ23を介して音声案内するようになっている。なお、ミラー折り畳み案内部24は、ドアミラーの折り畳みの案内を、ディスプレイ10上への案内メッセージの表示によって行うようにしてもよい。
次に、本実施形態の作用について、図4および図5を新たに参照して説明する。
なお、便宜上、初期状態において、自車両は、駐車場内における白線によって区画された1つの駐車スペースの近傍に位置されており、この駐車スペースに自車両を駐車させようとしていることとする。
そして、初期状態から、ユーザが、俯瞰画像11を表示するための入力操作とともに、ギアをリバースに入れて駐車スペースへの駐車のための後退走行の準備を行うと、車両周辺監視画像表示処理部8は、カメラ映像取得部7によって取得された各車載カメラ2,3,4,5の撮影映像を用いることによって俯瞰画像11を生成する。具体的には、フロントカメラ2の撮影映像を用いることによって前方俯瞰画像11aを、左サイドカメラ3の撮影映像を用いることによって左側方俯瞰画像11bを、右サイドカメラ4の撮影映像を用いることによって右側方俯瞰画像11cを、バックカメラ5の撮影映像を用いることによって後方俯瞰画像11dをそれぞれ生成し、さらに、これら監視画像と自車両のイラスト画像9とを合成することによって俯瞰画像11を生成する。
そして、車両周辺監視画像表示処理部8は、図4に示すように、生成された俯瞰画像11をディスプレイ10に表示する。
このとき、軌跡算出部14は、自車両のギア位置に基づいて自車両の駐車スペースへの駐車のための運転操作が行われることを検知し、舵角情報取得部12から舵角情報を取得する。次いで、軌跡算出部14は、舵角情報取得部12から取得された舵角情報に基づいて、自車両の左右の後輪の予想されるタイヤ軌跡を算出する。
また、このとき、画像認識部16は、カメラ映像取得部7から車載カメラ2,3,4,5の撮影映像を取得し、取得された撮影映像に対する画像認識によって駐車スペースを区画する白線を認識し、認識された白線に基づいて、駐車スペースの間口寸法を算出する。
この算出された駐車スペースの開口寸法は、間口寸法取得部15によって取得される。
次いで、走行補助線表示処理部17は、軌跡算出部14の算出結果と、間口寸法取得部15の取得結果とを用いて、図3に示した手法によって、左後輪側走行補助線20と右後輪側走行補助線21との2本の走行補助線20,21を生成する。
これら走行補助線20,21の生成の過程において、軌跡算出部14によって算出された左後輪のタイヤ軌跡LL(1)と右後輪のタイヤ軌跡LR(1)との間の第2の仮想直線L2(1)上における離間距離D0(1)(図3(a)参照)が、間口寸法取得部15の取得結果Sよりも大きくなった場合には、駐車不可警告出力部22は、駐車スペースへの駐車が不可能である旨の警告をスピーカ23を介して音声出力する。この警告の出力は、走行補助線20,21の表示とともに行うようにすればよい。これにより、ユーザは、駐車スペースが狭いため、自車両が駐車スペースに駐車することが不可能であることを確実に把握することができるので、無理な駐車のための運転操作を未然に回避することができる。
あるいは、走行補助線20,21の生成の過程において、軌跡算出部14によって算出された両タイヤ軌跡LL(1),LR(1)の間の第2の仮想直線L2(1)上における離間距離D0(1)(図3(a)参照)に対する間口寸法取得部15の取得結果Sの超過量が閾値未満となった場合には、ミラー折り畳み案内部24は、駐車スペースが狭いためにドアミラーを折り畳む必要がある旨を、スピーカ23を介して音声案内する。この音声案内は、走行補助線20,21の表示とともに行うようにすればよい。これにより、ユーザは、狭い駐車スペースであっても安全に駐車することができる。
次いで、走行補助線表示処理部17は、図4に示すように、生成された左後輪側走行補助線20と右後輪側走行補助線21とを俯瞰画像1上に重畳表示する。
なお、図4に示す2本の走行補助線20,21は、駐車スペースが十分に広く、駐車不可警告出力部22による警告またはミラー折り畳み案内部24による案内をともなわない状態として表示されたものとする。
この図4の状態においては、図2に示したものと同様の第1の仮想直線L1(1)上における2本の走行補助線20,21の間の離間距離dが、駐車スペースの俯瞰画像11上における間口寸法sに一致しているものの、両走行補助線20,21は、駐車スペースにおける間口方向の両端部から間口方向における右方にずれている。このことは、現在の自車両のハンドルの左への切り方が少ないため、現状の舵角のままでは、自車両が、駐車スペースに適切に進入することができないことを示している。
そこで、ユーザが、図4の状態から、ハンドルを少し左に切ると、舵角の変化によって軌跡算出部14の算出結果が変更されることにともなって、走行補助線表示処理部17は、図5(a)に示すような2本の走行補助線20,21を生成して表示する。
この図5(a)の状態は、図2と同じ状態であり、2本の走行補助線20,21のそれぞれが、俯瞰画像11上の駐車スペースにおける間口方向の両端部に位置合わせされている。
このような図5(a)に示す走行補助線20,21が表示されることによって、ユーザは、現在の舵角のまま後退走行を開始すれば、自車両が駐車スペースの中央に向かうことができることを把握することができる。
なお、図5(a)の状態では、走行補助線20,21の後端側が、自車両が駐車しようとしている駐車スペースをはみ出して左隣の他の駐車スペースに駐車されている他車両に重なっているので、ユーザは、図5(a)に示す走行補助線20,21を当初の目安としながらも、いずれ適当な位置でハンドルを完全に戻すか、あるいは、後退走行の進行にともなってハンドルを徐々に戻すことを意識して後退走行を行うことになる。
次いで、ユーザは、図5(a)に示す走行補助線20,21にしたがって後退走行を開始して、例えば、後退走行の進行にともなってハンドルを徐々に戻していく。
このとき、舵角の変化による軌跡算出部14の算出結果の変更にともなって、走行補助線表示処理部17は、走行補助線20,21の形状を徐々に変化させていく。そして、図5(a)の状態から後退走行が進行した図5(b)の状態においては、図5(a)に比べて直線形状に近い走行補助線20,21が表示される。なお、図5(b)の状態においては、図5(a)と同様に、2本の走行補助線20,21のそれぞれが、俯瞰画像11上の駐車スペースにおける間口方向の両端部に位置合わせされており、ユーザは、このような状態の走行補助線20,21を、駐車スペースの中央に駐車させるための目安とすることができる。なお、この図5(b)に示す走行補助線20,21は、図5(a)の場合よりも形状が直線に近く、自車両が駐車しようとしている駐車スペースからの逸脱の度合が図5(a)の場合よりも小さいため、駐車スペースを中央に駐車させるための信頼性がより高い目安となる。
なお、このように走行補助線20,21の形状を変化させていく際に、図4に示したように、走行補助線20,21と駐車スペースにおける間口方向の両端部との間に再び位置ずれが生じた場合には、ユーザは、その都度舵角を調整することによって位置合わせを行うようにすればよい。
さらに、図5(b)の状態から、さらに後退走行を進行させ、図5(c)の位置においてハンドルを完全に戻す。
この図5(c)に示す走行補助線20,21は、完全な直線形状となり、駐車スペースの左右を区画する白線に重なっている。なお、図5(c)においては、自車両の後端部が駐車スペースの前端部の直前に位置されている。
そして、ユーザは、この図5(c)に示す走行補助線20,21に沿って走行を行うことによって、自車両を駐車スペースの中央に完全に駐車させることができる。
以上述べたように、本実施形態によれば、駐車スペースの俯瞰画像11上における間口寸法sと、2本の走行補助線20,21の間の第1の仮想直線L上における離間距離dとを一致させることができるので、2本の走行補助線20,21を俯瞰画像11上の駐車スペースにおける間口方向の両端部にそれぞれ位置合わせした状態として後退走行を行うことが可能となり、自車両を駐車スペースの中央に迅速かつ適切に駐車させ易くすることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明に係る駐車支援装置の第2実施形態について、図6および図7を新たに参照して説明する。
なお、第1実施形態と基本的構成が同一もしくはこれに類する箇所については、同一の符号を用いて説明する。
本実施形態における駐車支援装置の基本構成は、図1に示したものと同様であるので、以下の説明においては、本実施形態における駐車支援装置の構成を図1を援用して説明するものとする。
本実施形態における駐車支援装置1は、第1実施形態と同様に、走行補助線表示処理部17によって左側および右側の2本の走行補助線を生成し、生成された走行補助線を車両周辺監視画像上に表示するようになっている。
ただし、本実施形態においては、走行補助線の形状および生成方法が第1実施形態とは若干異なっている。
すなわち、本実施形態において、軌跡算出部14は、駐車スペースへの自車両の駐車のための運転操作が行われることを検知すると、舵角情報取得部12から
取得された舵角情報に基づいて、自車両の左後方側部位の予想軌跡として、自車両における実際または仮想上の左後方側角部についての予想される移動軌跡を算出するとともに、自車両の右後方側部位の予想軌跡として、自車両における実際または仮想上の右後方側角部についての予想される移動軌跡を算出するようになっている。
ここで、自車両における実際の左後方側角部とは、自車両の実際の平面形状が角張っていることにより、自車両における左後端部に実際に形成されている角部(より正確には角部の頂点)をいうものとする。
同様に、自車両における実際の右後方側角部とは、自車両の実際の平面形状が角張っていることにより、自車両における右後端部に実際に形成されている角部(より正確には角部の頂点)をいうものとする。
一方、自車両における仮想上の左後方側角部とは、図6(a)において符号Cによって示されるような角部(以下、必要に応じて仮想左後方側角部Cと称する)をいうものとする。すなわち、図6(a)に示すように、仮想左後方側角部Cは、自車両の実際の平面形状が丸みを帯びていることにより、自車両における左後端部に実際には角部が形成されていない場合であっても、自車両の左端部(例えば、左ドアミラーを除いたボディの左端部)に接する車両全長方向に延びる接線と、自車両の後端部に接する車幅方向に延びる接線(後述する第2の仮想直線L2(2)に相当)とを交わらせることによって仮想的に形成することができる角部(より正確には角部の頂点)Cとなっている。
同様に、自車両における仮想上の右後方側角部とは、図6(a)において符号Cによって示されるような角部(以下、必要に応じて仮想右後方側角部Cと称する)をいうものとする。すなわち、図6(a)に示すように、仮想右後方側角部Cは、自車両の実際の平面形状が丸みを帯びていることにより、自車両における右後端部に実際には角部が形成されていない場合であっても、自車両の右端部(例えば、右ドアミラーを除いたボディの右端部)に接する車両全長方向に延びる接線と、自車両の後端部に接する車幅方向に延びる接線とを交わらせることによって仮想的に形成することができる角部(より正確には角部の頂点)Cとなっている。
これらの実際または仮想上の左後方側角部または右後方側角部についての予想される移動軌跡は、車両情報に基づいて各角部の位置を把握または仮定した上で、前記タイヤ軌跡と同様に舵角に応じた軌跡として算出することができる。なお、実際の角部を算出するかまたは仮想上の角部を算出するかは、実際の車両の形状等のコンセプトに応じていずれが選択されるようにしてもよい。
そして、走行補助線表示処理部17は、本実施形態における軌跡算出部14の算出結果と、間口寸法取得部15の取得結果とを用いて、自車両を所望の駐車スペースに駐車させるための自車両の後退走行を補助する走行補助線を生成し、生成された走行補助線を、駐車スペースが含まれる車両周辺監視画像上に重畳表示するようになっている。
より具体的には、走行補助線表示処理部17は、俯瞰画像11上に走行補助線を表示する場合には、図7に示すように、左後方側走行補助線30と右後方側走行補助線31との左右の2本の走行補助線30,31を生成して表示するようになっている。
ここで、左後方側走行補助線30は、図7に示すように、俯瞰画像11上のイラスト画像9における自車両の後端部に対応する位置に仮定された車幅方向に平行な第1の仮想直線L1(2)上の一点を始端部とし、この始端部から後退方向に向かって延びている。なお、図7においては、左後方側走行補助線30の始端部が、イラスト画像9の後端部(図7における下端部)に対する車幅方向の外側近傍(図7における左近傍)に位置されている。
また、右後方側走行補助線31も、図7に示すように、第1の仮想直線L1(2)上の一点を始端部とし、この始端部から後退方向に向かって延びている。ただし、図7において、右後方側走行補助線31の始端部は、イラスト画像9の後端部に対する車幅方向の外側近傍(図7における右近傍)に位置されている。
そして、本実施形態において、左後方側走行補助線30は、常に、軌跡算出部14によって算出された仮想左後方側角部Cについての予想される移動軌跡における一部の形状に対応した形状(例えば、当該移動軌跡における一部の形状に対する相似形状)を有するようになっている。
また、本実施形態において、右後方側走行補助線31は、常に、軌跡算出部14によって算出された仮想右後方側角部Cについての予想される移動軌跡における一部の形状に対応した形状(例えば、当該移動軌跡における一部の形状に対する相似形状)を有するようになっている。
さらに、本実施形態において、これらの左後方側走行補助線30および右後方側走行補助線31は、図7に示すように、第1の仮想直線L1(2)上における両走行補助線30,31間の離間距離dが、駐車スペースの俯瞰画像11上における間口寸法sに一致するようになっている。
そして、本実施形態においても、このような左右の2本の走行補助線30,31が表示されることによって、ユーザは、左右の走行補助線30,31を、図7に示すように俯瞰画像11中の駐車スペースにおける間口方向の両端部にそれぞれ位置合わせした状態の後退走行を行うことができ、自車両を駐車スペースの中央に迅速かつ適切に駐車させ易くすることができる。
なお、本実施形態においても、走行補助線表示処理部17は、これら2本の走行補助線30,31の形状を、舵角の変化にともなって変化させることが可能とされている。
また、本実施形態において、走行補助線表示処理部17は、このような2本の走行補助線30,31の生成の際に、図6(a)に示すように、実物の自車両の後端部を通る車幅方向に平行な第2の仮想直線L2(2)を仮定するようになっている。この第2の仮想直線L2(2)は、仮想左後方側角部Cと仮想右後方側角部C との双方を通る直線とされており、この第2の仮想直線L2(2)は、自車両の後端部の位置を示す車両情報に基づいて仮定することができる。
なお、図6(a)には、前述した軌跡算出部14によって算出された仮想左後方側角部Cについての予想される移動軌跡LL(2)および仮想右後方側角部Cについての予想される移動軌跡LR(2)が図示されている。
次いで、走行補助線表示処理部17は、図6(b)に示すように、軌跡算出部14によって算出された仮想左後方側角部Cについての予想される移動軌跡LL(2)および仮想右後方側角部Cについての予想される移動軌跡LR(2)を、第2の仮想直線L2(2)上における両移動軌跡LL(2),LR(2)の間の離間距離Dが、間口寸法取得部15によって取得された取得結果(間口寸法S)に一致する位置に至るまで、車幅方向における互いに抗する方向に互いに同じ距離ずつ移動させるようになっている。
なお、図6(b)においては、符号LL(2)’によって示される移動後の前記仮想左後方側角部Cについての予想される移動軌跡が、直近の駐車スペースの間口方向における左端部に合致し、また、符号LR(2)’によって示される移動後の前記仮想右後方側角部Cについての予想される移動軌跡が、当該駐車スペースの間口方向における右端部に合致している。
次いで、走行補助線表示処理部17は、図6(c)に示すように、左側の線分として、移動後の前記仮想左後方側角部Cについての予想される移動軌跡LL(2)’の一部をなし、当該軌跡LL(2)’と第2の仮想直線L2(2)との交点である左後輪側交点PL(2)から、後退方向に向かって所定の位置まで延びる左後方側線分SL(2)を規定するようになっている。
これと同時に、走行補助線表示処理部17は、右側の線分として、移動後の前記仮想右後方側角部Cについての予想される移動軌跡LR(2)’の一部をなし、当該軌跡LR(2)’と第2の仮想直線L2(2)との交点である右後方側交点PR(2)から、後退方向に向かって所定の位置まで延びる右後方側線分SR(2)を規定するようになっている。
そして、走行補助線表示処理部17は、これら左後方側線分SL(2)および右後方側線分SR(2)に対する俯瞰画像11(ディスプレイ座標系)上への座標変換によって、2本の走行補助線30,31を生成するようになっている。
このように、本実施形態においては、走行補助線の形状および生成方法が第1実施形態とは若干異なるが、本実施形態における走行補助線30,31も、第1実施形態と同様に、駐車スペースの中央への円滑な駐車を支援する上で有効であることに代りはない。
また、本実施形態における駐車不可警告出力部22は、軌跡算出部14によって算出された仮想左後方側角部Cについての予想される移動軌跡LL(2)と仮想右後方側角部Cについての予想される移動軌跡LR(2)との間の第2の仮想直線L2(2)上における離間距離D0(2)(図6(a)参照)が、間口寸法取得部15の取得結果Sよりも大きくなった場合には、駐車スペースへの駐車が不可能である旨の警告を、スピーカ23を介して音声出力するようになっている。
これにより、本実施形態においても、ユーザは、駐車スペースが狭いため、自車両が駐車スペースに駐車することが不可能であることを確実に把握することができるので、無理な駐車のための運転操作を未然に回避することができる。
さらに、本実施形態におけるミラー折り畳み案内部24は、軌跡算出部14によって算出された仮想左後方側角部Cについての予想される移動軌跡LL(2)と仮想右後方側角部Cについての予想される移動軌跡LR(2)との間の第2の仮想直線L2(2)上における離間距離D0(2)に対する間口寸法取得部15の取得結果Sの超過量が閾値未満となった場合に、駐車スペースが狭いためにドアミラーを折り畳む必要がある旨を、スピーカ23を介して音声案内するようになっている。
これにより、本実施形態においても、ユーザは、狭い駐車スペースであっても安全に駐車することができる。
なお、本発明は、前述した実施の形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
例えば、間口寸法取得部15は、駐車場におけるDSRC(Dedicated Short-Range Communication:狭域通信)、駐車場に存在する看板等を見ることによって間口寸法を知得したユーザによる間口寸法の手入力操作、またはインターネットによる通信等によって間口寸法を取得するようにしてもよい。
本発明に係る駐車支援装置の第1実施形態を示すブロック図 本発明に係る駐車支援装置の第1実施形態において、俯瞰画像上への走行補助線の表示状態を説明するための説明図 本発明に係る駐車支援装置の第1実施形態において、走行補助線の生成工程を(a)、(b)および(c)の三段階に分けて説明するための説明図 本発明に係る駐車支援装置の第1実施形態において、駐車スペースにおける間口方向の両端部に対する位置合わせが行われる前の走行補助線の表示状態を説明するための説明図 本発明に係る駐車支援装置の第1実施形態において、(a)は、図4の状態から駐車スペースにおける間口方向の両端部に対する位置合わせが行われた後の走行補助線の表示状態を説明するための説明図であり、(b)は、(a)よりも後退走行が進行した後の走行補助線の表示状態を説明するための説明図であり、(c)は、(b)よりも後退走行が進行した後の走行補助線の表示状態を説明するための説明図である。 本発明に係る駐車支援装置の第2実施形態において、走行補助線の生成工程を(a)、(b)および(c)の三段階に分けて説明するための説明図 本発明に係る駐車支援装置の第2実施形態において、俯瞰画像上への走行補助線の表示状態を説明するための説明図
符号の説明
1 駐車支援装置
2 フロントカメラ
3 左サイドカメラ
4 右サイドカメラ
5 バックカメラ
8 車両周辺監視画像表示処理部
10 ディスプレイ
11 俯瞰画像
14 タイヤ軌跡算出部
15 開口寸法取得部
17 走行補助線表示処理部
20 左後輪側走行補助線
21 右後輪側走行補助線

Claims (9)

  1. 自車両の周辺の所定の撮影領域を撮影する撮影手段と、
    この撮影手段による撮影映像を用いて前記自車両の周辺の所定の監視領域を監視するための車両周辺監視画像を生成し、生成された前記車両周辺監視画像を表示部に表示する車両周辺監視画像表示処理手段と、
    前記自車両を所望の駐車スペースに駐車させる際に、前記自車両のハンドルの舵角に基づいて、前記自車両の左後方側部位の予想軌跡として、前記自車両の左後輪の予想されるタイヤ軌跡を算出するとともに、前記自車両の右後方側部位の予想軌跡として、前記自車両の右後輪の予想されるタイヤ軌跡を算出する軌跡算出手段と、
    前記駐車スペースの間口寸法を取得する間口寸法取得手段と、
    前記軌跡算出手段の算出結果と前記間口寸法取得手段の取得結果とを用いて、前記自車両を前記駐車スペースに駐車させるための前記自車両の後退走行を補助する走行補助線を生成し、生成された前記走行補助線を前記駐車スペースが含まれる前記車両周辺監視画像上に重畳表示する走行補助線表示処理手段と
    を備え、
    前記走行補助線表示処理手段は、前記左後方側部位の予想軌跡における一部の形状に対応した形状を有する左側の前記走行補助線と、前記右後方側部位の予想軌跡における一部の形状に対応した形状を有する右側の前記走行補助線との2本の前記走行補助線であって、前記車両周辺監視画像上における前記自車両の後輪の車軸に対応する位置に仮定された車幅方向に平行な第1の仮想直線上における2本の前記走行補助線の間の離間距離が、前記駐車スペースの前記車両周辺監視画像上における間口寸法に一致するような2本の前記走行補助線を生成するように形成されていること
    を特徴とする駐車支援装置。
  2. 前記走行補助線表示処理手段は、実物の前記自車両の後輪の車軸を通る車幅方向に平行な第2の仮想直線を仮定した上で、前記左右の後輪の前記タイヤ軌跡を、これら両タイヤ軌跡の間の前記第2の仮想直線上における離間距離が、前記間口寸法取得手段の取得結果に一致する位置に至るまで車幅方向における互いに抗する方向に移動させ、移動後の前記左後輪の前記タイヤ軌跡の一部をなし、前記移動後の前記左後輪の前記タイヤ軌跡と前記第2の仮想直線との交点から後退方向に向かって延びる左側の線分を規定するとともに、移動後の前記右後輪の前記タイヤ軌跡の一部をなし、前記移動後の前記右後輪の前記タイヤ軌跡と前記第2の仮想直線との交点から後退方向に向かって延びる右側の線分を規定し、前記左側の線分に対する前記車両周辺監視画像上への座標変換によって前記左側の前記走行補助線を生成するとともに、前記右側の線分に対する前記車両周辺監視画像上への座標変換によって前記右側の前記走行補助線を生成するように形成されていること
    を特徴とする請求項1に記載の駐車支援装置。
  3. 自車両の周辺の所定の撮影領域を撮影する撮影手段と、
    この撮影手段による撮影映像を用いて前記自車両の周辺の所定の監視領域を監視するための車両周辺監視画像を生成し、生成された前記車両周辺監視画像を表示部に表示する車両周辺監視画像表示処理手段と、
    前記自車両を所望の駐車スペースに駐車させる際に、前記自車両のハンドルの舵角に基づいて、前記自車両の左後方側部位の予想軌跡として、前記自車両における実際または仮想上の左後方側角部についての予想される移動軌跡を算出するとともに、前記自車両の右後方側部位の予想軌跡として、前記自車両における実際または仮想上の右後方側角部についての予想される移動軌跡を算出する軌跡算出手段と、
    前記駐車スペースの間口寸法を取得する間口寸法取得手段と、
    前記軌跡算出手段の算出結果と前記間口寸法取得手段の取得結果とを用いて、前記自車両を前記駐車スペースに駐車させるための前記自車両の後退走行を補助する走行補助線を生成し、生成された前記走行補助線を前記駐車スペースが含まれる前記車両周辺監視画像上に重畳表示する走行補助線表示処理手段と
    を備え、
    前記走行補助線表示処理手段は、前記左後方側部位の予想軌跡における一部の形状に対応した形状を有する左側の前記走行補助線と、前記右後方側部位の予想軌跡における一部の形状に対応した形状を有する右側の前記走行補助線との2本の前記走行補助線であって、前記車両周辺監視画像上における前記自車両の後端部に対応する位置に仮定された車幅方向に平行な第1の仮想直線上における2本の前記走行補助線の間の離間距離が、前記駐車スペースの前記車両周辺監視画像上における間口寸法に一致するような2本の前記走行補助線を生成するように形成されていること
    を特徴とする駐車支援装置。
  4. 前記走行補助線表示処理手段は、実物の前記自車両の後端部を通る車幅方向に平行な第2の仮想直線を仮定した上で、前記左後方側角部の前記移動軌跡および前記右後方側角部の前記移動軌跡を、これら両移動軌跡の間の前記第2の仮想直線上における離間距離が、前記間口寸法取得手段の取得結果に一致する位置に至るまで車幅方向における互いに抗する方向に移動させ、移動後の前記左後方側角部の前記移動軌跡の一部をなし、前記移動後の前記左後方側角部の前記移動軌跡と前記第2の仮想直線との交点から後退方向に向かって延びる左側の線分を規定するとともに、移動後の前記右後方側角部の前記移動軌跡の一部をなし、前記移動後の前記右後方側角部の前記移動軌跡と前記第2の仮想直線との交点から後退方向に向かって延びる右側の線分を規定し、前記左側の線分に対する前記車両周辺監視画像上への座標変換によって前記左側の前記走行補助線を生成するとともに、前記右側の線分に対する前記車両周辺監視画像上への座標変換によって前記右側の前記走行補助線を生成するように形成されていること
    を特徴とする請求項3に記載の駐車支援装置。
  5. 前記軌跡算出手段によって算出された前記左後方側部位の予想軌跡と前記右後方側部位の予想軌跡との間の前記第2の仮想直線上における離間距離が、前記間口寸法取得手段の取得結果よりも大きくなった場合に、前記駐車スペースへの駐車が不可能である旨の警告を出力する駐車不可警告出力手段を備えたこと
    を特徴とする請求項2または請求項4に記載の駐車支援装置。
  6. 前記軌跡算出手段によって算出された前記左後方側部位の予想軌跡と前記右後方側部位の予想軌跡との間の前記第2の仮想直線上における離間距離に対して、前記間口寸法取得手段の取得結果の超過量が閾値未満となった場合に、前記駐車スペースが狭いためにドアミラーを折り畳む必要がある旨を案内するミラー折り畳み案内手段を備えたこと
    を特徴とする請求項2、請求項4または請求項5のいずれか1項に記載の駐車支援装置。
  7. 前記軌跡算出手段は、前記舵角の変化にともなって、前記予想軌跡の算出結果を変更可能に形成され、
    前記走行補助線表示処理手段は、前記軌跡算出手段の算出結果の変更にともなって、前記走行補助線を変更可能に形成されていること
    を特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の駐車支援装置。
  8. 前記間口寸法取得手段は、前記撮影手段によって撮影された前記駐車スペースを区画する白線、パレットまたは縁石の撮影映像に基づいて前記間口寸法を取得するように形成されていること
    を特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の駐車支援装置。
  9. 前記車両周辺監視画像は、前記自車両およびその周辺を前記自車両の上方から見下ろした俯瞰画像とされていること
    を特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の駐車支援装置。
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