JP2005335444A - 補助情報提示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 スーパーインポーズされる各種ラインによるモニタの視認性の低下を軽減する。
【解決手段】 車両後方を撮影するカメラと、撮影された映像が表示されるモニタと、ステアリングホイールの角度に基づいて車両の予想軌跡を算出する予想軌跡算出手段と、駐車スペースを画像認識する駐車スペース認識手段と、認識された駐車スペースと車両との位置関係が所定の条件を満たすか否かを判定する位置関係判定手段とを備えた補助情報提示装置に、該位置関係が該所定の条件を満たすと判定されたときに車体の向きを示した車体向き情報を該映像にさらに重ねて表示させる機能を付与する。
【選択図】 図5

Description

この発明は、車両の運転操作を補助する情報を提示する補助情報提示装置に関するものであり、特に車両を後退させて駐車させる際の運転操作を補助する情報を提示する補助情報提示装置に関する。
近年、車両を後退させるときにその運転操作を補助する情報(以下、運転補助情報と略記)を運転手に提示することができる補助情報提示装置が知られ実用に供されている。このような補助情報提示装置は、車両後方に設置されたカメラや運転手が視認可能なモニタ等を有しており、そのカメラによって撮影された車両後方の映像に例えば後輪近傍の予想軌跡を重ね合わせてモニタに表示させることによって運転操作の補助を行っている(例えば特許文献1)。
特開2003−104149号公報
上記特許文献1に示されたような補助情報提示装置では、その図面に示されたように、現在のステアリング角を保って後退した場合の予想軌跡や、誘導エリアに誘導する為のライン等の様々な種類のラインがモニタに表示されている。上記装置では、予想軌跡を後者のラインに一致させるようステアリングを操作すると駐車スペースに車両を的確に駐車させることができる。
しかしながら上述の如き運転補助情報がモニタに表示されていると、画面内にスーパーインポーズされているラインが多く、カメラで撮影された映像が広い領域に渡って隠れてしまう為、その視認性が低い。加えて、これらの軌跡の画像は、カメラで撮影された映像に合成されたものである為、運転手にとって非常に視認し難いものである。
そこで、本発明は上記の事情に鑑み、上述の如きラインによるモニタの視認性の低下を軽減した補助情報提示装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決する本発明の一態様に係る補助情報提示装置は、車両後方を撮影するカメラと、撮影された映像が表示されるモニタと、ステアリングホイールの角度に基づいて車両の予想軌跡を算出する予想軌跡算出手段とを備え、算出された予想軌跡を該映像に重ねて表示させるものであり、駐車スペースを画像認識する駐車スペース認識手段と、認識された駐車スペースと車両との位置関係が所定の条件を満たすか否かを判定する位置関係判定手段とを備え、該位置関係が該所定の条件を満たすと判定されたとき、車体の向きを示した車体向き情報を該映像にさらに重ねて表示させるものである。
また、上記補助情報提示装置は、駐車スペース認識手段が車両幅方向の駐車スペースを規定する境界線を認識するものであっても良い。この場合、上記所定の条件は、境界線と車体の向きとが成す角度が所定の角度以下であることであっても良い。さらに、駐車スペース認識手段は、傾きがaで切片がbとなる
y=ax+b
を満たす直線を画像認識したとき、その傾きaに基づいて当該直線が前記境界線であるか否か判定することができる。
また、上記補助情報提示装置はステアリングの角度に基づいて車両がカーブする方向を判定するカーブ方向判定手段さらに備えたものであっても良い。この場合、駐車スペース認識手段は、判定された方向に応じて前記直線が前記境界線であるか否かを判定することができる。車両がカーブする方向が左であると判定したときにa<0であれば、この駐車スペース認識手段は、上記直線を境界線でないと判定することができる。また、車両がカーブする方向が右であると判定したときにa>0であれば、上記直線を境界線でないと判定することができる。さらに、bの値が所定の範囲外の値であるとき、上記記直線を境界線でないと判定することができる。
また、上記補助情報提示装置は、駐車スペース認識手段がモニタの下側の表示領域において画像認識を行うものであっても良い。
また、上記の課題を解決する本発明の一態様に係る補助情報提示装置は、車両後方を撮影するカメラと、撮影された映像が表示されるモニタと、ステアリングホイールの角度に基づいて車両の予想軌跡を算出する予想軌跡算出手段とを備え、算出された予想軌跡を該映像に重ねて表示させるものであり、車両と駐車スペースとの接近を検知する接近検知手段と、接近が検知された駐車スペースと車両との位置関係が所定の条件を満たすか否かを判定する位置関係判定手段と、を備え、該位置関係が該所定の条件を満たすと判定されたとき、車体の向きを示した車体向き情報を該映像にさらに重ねて表示させるものである。
本発明の補助情報提示装置を採用すると、車両が駐車スペースから離れているときには表示させる必要性の低い車両の向きを示した情報を積極的に表示せず、互いが接近して位置関係を微調整する際に必要性の高い前記の情報を表示する為、モニタに表示される運転補助情報を成すライン数が低減する傾向にある。この為、前記の如きラインによるモニタの視認性の低下が軽減し、運転手はモニタの映像を快適に視認することができる。
図1は、本発明の実施形態の補助情報提示装置を備えた車両100の構成を示したブロック図である。以下に、図1を参照して、本実施形態の補助情報提示装置の構成及び作用について説明する。
本実施形態の補助情報提示装置は、車両100をバックさせるとき(特に駐車時)に運転補助情報を運転手に提示するものであり、装置全体の制御を統括的に行う制御部10と、車両100の後方に設置されたカメラ12と、カメラ12から出力された画像信号を処理してモニタに出力する画像処理回路14と、運転手がその画面を視認できる位置に設置されたモニタ16と、ステアリングホイールの角度を検出するステアリング角度検出センサ18と、図示しないシフトレバーがいずれのギアにセットされているかを検出するシフトレバーセンサ20と、車両100右側の車輪の回転速度を検出する右側車輪速度センサ22と、車両100左側の車輪の回転速度を検出する左側車輪速度センサ24と、制御部10から出力される運転補助情報を、カメラ12によって撮影された映像に重畳させるスーパーインポーズ回路26と、各構成要素に電源電圧を供給する電源部28を備えている。
カメラ12は、焦点距離の固定された光学系を有したものであり、例えば車両100後方数mに及ぶ範囲の歪み補正された広角な動画を撮影することができる。カメラ12によって取得された画像信号は、画像処理回路14に入力され、この回路によって所定の処理が施されて映像信号に変換され、モニタ16に出力される。これにより、車両100後方の映像がモニタ16に表示される。
ステアリング角度検出センサ18は、例えばロータリエンコーダであり、図示しないステアリングホイールの操作量及びその回転方向に応じて変化する車両100の直進状態に対する回転角度を検出して制御部10に出力するものである。なお、この直進状態とは、前輪の向きが車両100の全長方向と平行であり、当該車両100が直進可能な状態である。本実施形態では、例えば右側車輪速度センサ22や左側車輪速度センサ24等が検出した回転速度が所定の速度以上であるとき、車両100は直進状態にあるとみなされる。
車両100が直進状態にあるとき、制御部10は所定のカウント値を取得する。ここで、ステアリングホイールを右回りに回転させた場合、ステアリング角度検出センサ18は、カウント値をプラスさせるパルス信号を制御部10に出力する。また、ステアリングホイールを左回りに回転させた場合、ステアリング角度検出センサ18は、カウント値をマイナスさせるパルス信号を制御部10に出力する。ステアリングホイールが直進状態より右に回転されたとき(すなわち車両100が右にカーブしていく状態にあるとき)、制御部10は、その回転角度に応じたカウント値であって、上記所定のカウント値より大きいカウント値を取得する。また、ステアリングホイールが直進状態より左に回転されたとき(すなわち車両100が左にカーブしていく状態にあるとき)、制御部10は、その回転角度に応じたカウント値であって、上記所定のカウント値より小さいカウント値を取得する。このように制御部10は、所定のカウント値に対する、取得したカウント値の大小により、直進状態に対するステアリングホイールの回転方向を検知し、取得したカウント値そのものによってステアリングホイールの回転角度を検知する。
右側車輪速度センサ22は車両100右側の従動輪(ここでは後輪)の回転速度をパルス信号で検出して制御部10に出力し、左側車輪速度センサ24は車両100左側の従動輪の回転速度をパルス信号で検出して制御部10に出力する。
図2は、本実施形態で実施される処理であって、運転補助情報である予想軌跡をモニタ16に表示する予想軌跡表示処理を示したフローチャートである。また、図3及び図4は、図2のフローチャートを説明する為の図である。図3は、図2のフローチャートの処理が実施される際の車両100周辺の状況を示した図であって、車両100と、車両100を駐車する駐車スペース200及び駐車時の障害物と成り得る車両110並びに車両120との位置関係を概略的に示した図である。なお、駐車スペース200は、駐車場に描かれた白線W、W、W、Wによって規定された領域である。白線W及びWは車幅方向の駐車スペースを規定するものであり、白線W及びWは車両全長方向の駐車スペースを規定するものである。また、図4は、図2のフローチャートの処理が実施された際にモニタ16に表示される内容を示した図である。以下に、図2から図4を参照して、本実施形態の予想軌跡表示処理について説明する。
なお、図2のフローチャートに示した予想軌跡表示処理は、補助情報提示装置の電源部28がオフ、若しくはシフトレバーがリア以外のギアにセットされると終了する。
本実施形態の補助情報提示装置の電源部28がオンされると、制御部10は、シフトレバーがリアにセットされているか否かを判定する(ステップ1、以下、ステップを「S」と略記)。シフトレバーがリアにセットされていると判定した場合(S1:YES)、制御部10は、右側車輪速度センサ22及び左側車輪速度センサ24の出力を監視して車両100の速度が所定の速度以下か否かを判定する(S2)。車両100の速度が所定の速度以下と判定した場合(S2:YES)、車両100がバックで駐車されると判断できる為、制御部10は、カメラ12を起動させ(S3)、モニタ16に電源電圧が供給されているか否かを判定する(S4)。また、シフトレバーがリアにセットされていないと判定した場合(S1:NO)、制御部10は、所定のタイミング後に再びS1の判定処理を行う。また、車両100の速度が所定の速度より速いと判定した場合(S2:NO)、車両100が駐車されると判断できない為、制御部10は、所定のタイミング後に再びS1の判定処理を行う。
モニタ16に電源電圧が供給されていると判定した場合(S4:YES)、モニタ16には周知のカーナビゲーションシステムによる経路案内情報やテレビジョン放送などの他の映像が表示されている為、制御部10は、これらの表示を切り替え(S5)、カメラ12によって撮影された映像をモニタ16に表示させる(S7)。また、モニタ16に電源電圧が供給されていないと判定した場合(S4:NO)、制御部10は、電源部28によってモニタ16に電源電圧を供給し(S6)、カメラ12によって撮影された映像をモニタ16に表示させる(S7)。
カメラ12による映像がモニタ16に表示されると、制御部10は、次に、車両100の左右の予想後輪軌跡を演算する(S8)。この予想後輪軌跡は、ステアリングホイール角度検出センサ18によって検出されたステアリング角度(別の言い方をすると前輪の回転角度)、車両100のホイールベース長などのパラメータを用いて算出される。また、S7の処理でカメラ12による映像がモニタ16に表示されると、制御部10は、次に説明するS8からS12の処理と並行して車幅延長線表示処理(後述)を行う。
実際に必要とされる予想軌跡は、車両100の後端部を成す部分のボディ(例えばバンパーの角部)の軌跡である。ここで、設計値の予想軌跡は、所定の値を加算することによって予想後輪軌跡をリアバンパーの角部の軌跡に変換したものであればよい。しかしながらボディ形状やタイヤの空気圧などは、設計値に対して誤差を含んでいる為、後輪軌跡を変動させる要因となる。また、搭乗者数によって車両100の重心が変位する為、これも後輪軌跡を変動させる要因となる。また、カメラ12の取付角度によってモニタ16に表示される車両100後方の映像と予想後輪軌跡との位置関係が変化する。すなわちカメラ12の取付角度は、車両100後方の映像に対する予想後輪軌跡の表示位置を変動させる要因となる。
本実施形態では、他の車両などの障害物との接触を回避するように上述の変動要因を加味した予想軌跡を生成する必要がある。ここでは、上述した変動が実際に発生した場合であっても車両100が障害物と接触しないように、マージンとして、上記加算値よりもさらに大きい加算値を予想後輪軌跡に加算する(S9)。例えば前記のS12の処理では、図3に示したように、車両100のリアバンパーの右側角部から外側に僅かに離れた点102の軌跡を、車両100右側の予想軌跡として算出している。また、車両100のリアバンパーの左側角部から外側に僅かに離れた点104の軌跡を、車両100左側の予想軌跡として算出している。なお、点102及び点104は、例えば車両100のリアバンパーの左右の角部から外側に0cmから30cm程度離れて位置したものである。また、より好ましくは、点102及び点104は、前記の角部から外側に5cmから20cm程度離れて位置したものである。
算出された予想軌跡にマージンが加味されると、制御部10は、予想軌跡に目盛りを付加する(S10)。この目盛りは、例えば車両100の後端から50cm、1m、2m、3m離れた位置に付けられる。
目盛りが付加されると、運転補助情報である予想軌跡は、制御部10からスーパーインポーズ回路26に出力され、この回路によってカメラ12によって撮影された映像に重畳されて図4の如くモニタ16に表示される(S11)。図4では運転補助情報として、車両100リアバンパーの右側角部近傍の予想軌跡L及び左側角部近傍の予想軌跡L、車両100後端から50cm離れた位置を示した目盛りM1、1m離れた位置を示した目盛りM2、2m離れた位置を示した目盛りM3、3m離れた位置を示した目盛りM4がモニタ16に表示されている。
運転補助情報がモニタ16に表示されると、制御部10は、ステアリング角度検出センサ18からパルス信号が出力されたか、すなわちステアリングホイールの角度が変化したか否かを判定する(S12)。ステアリングホイールの角度が変化したと判定した場合(S12:YES)、予想軌跡が変化する為、制御部10は、S8の処理に戻って予想軌跡を再計算する。また、ステアリングホイールの角度が変化していないと判定した場合(S12:NO)、制御部10は、所定のタイミング後に再びS12の判定処理を行う。
次に、上述した予想軌跡表示処理と並行して実施される処理であって、本実施形態の車幅延長線表示処理について説明する。
図5は、本実施形態の車幅延長線表示処理を示したフローチャートである。この車幅延長線表示処理は、車両100が駐車スペースに接近したときに、運転補助情報として、車幅延長線を、カメラで撮影された映像に重ね合わせてモニタ16に表示させる処理である。なお、ここでいう車幅延長線は、車体の向きを示す固定線であり、車両全長方向に沿って車両幅方向の両端部近傍から車両後方に向けて延長して引かれた線である。図3では、点102及び104から車両後方に向けて延長して引かれた点線が、車幅延長線に該当する。
車両100が駐車スペースに収まったときに上述の予想軌跡が車幅延長線と重なり合って一致するよう運転操作を行うと、運転手は、前輪の向きが車両全長方向と平行になった状態で当該車両100を駐車させることができる。また、車幅方向の駐車スペースを規定する境界線(例えば白線)と車幅延長線とを比較することによって駐車スペースに対して車両100が傾かずに真っ直ぐに駐車できているかを判断することができる。車幅延長線は、駐車スペース200に対する車両100の位置を微調整する際に必要性が高い情報であり、互いが離れているとき(すなわち前記の位置を微調整する段階でないとき)には必要性が低い情報であるといえる。
本実施形態の車幅延長線表示処理を実施した場合、車両100が駐車スペースから離れているときには表示させる必要性の低い車幅延長線を意図的に表示しない為、画面内に表示される運転補助情報を成すライン数が低減する。この為、カメラで撮影された映像の中で上述の如きラインに隠れてしまう領域が減少し、その視認性が向上する。
なお、図5のフローチャートに示した車幅延長線表示処理も、上述の予想軌跡表示処理と同様に、補助情報提示装置の電源部28がオフ、若しくはシフトレバーがリア以外のギアにセットされると終了する。
S7の処理でカメラ12による映像がモニタ16に表示されると、制御部10は、S8からS12の処理を行う一方で本実施形態の車幅延長線表示処理を開始する。制御部10は、先ず、所定のカウント値に対する、取得したカウント値の大小によって直進状態に対するステアリングホイールの回転方向を判定する(S21)。
ここで、モニタ16の画面を図4において一点鎖線で示された水平方向(X方向)及び垂直方向(Y方向)の中心線で4つの領域に便宜上分割し、当該画面左下の領域をAとし、右下の領域をAとする。
ステアリングホイールが直進状態より左に回転していると判定した場合(すなわち車両100が左にカーブする状態にある場合)(S21:左)、制御部10は、領域A内の各画素の出力値を二値化してその領域内に車幅方向の駐車スペースを規定し得る直線が少なくとも1本撮影されているか否かを判定する(S22)。具体的には、制御部10は、領域A内の各画素の輝度を参照し、各々についてその輝度が所定の輝度以上か否かを判定する。そして画面横方向をX軸としてその縦方向をY軸としたとき、所定の輝度以上と判定された複数の画素の配列が、
y=ax+b
(なお、図4の画面中央の点Oを便宜上原点とする)
で表される直線に近似できるものである場合、それを、車幅方向の駐車スペースを規定し得る直線として認識する(S22:YES)。上述の直線が認識できなかった場合(S22:NO)、制御部10は、所定のタイミング後に再びS21の処理を行う。なお、S22の直線認識処理は、画面下側の画素について行われる為、画面の上側(すなわち車両100から離れた場所)に表示される直線は、S22の処理では認識されない。従って本実施形態の車幅延長線表示処理は、車両100が駐車スペースに接近しない限り進行しない。
S22の処理において少なくとも1本の直線が認識されると、制御部10は、認識された直線の中でその傾きaが0より大きいものがあるか否かを判定する(S23)。認識された直線の中でその傾きaが0より大きいものがあると判定した場合(S23:YES)、制御部10は、その傾きaが0より大きい直線を、車幅方向の駐車スペースを規定し得るものであるとみなしてS26の処理に進む。また、認識された直線の中でその傾きaが0より大きいものがないと判定した場合(S23:NO)、制御部10は、車幅方向の駐車スペースを規定する直線がないとみなしてS21の処理に戻る。ここで、後述の図6を例として挙げると、この図では領域A内に白線w及びwが表示されている。ここで、白線wの傾きaはプラスの傾きである為、当該白線wは車幅方向の駐車スペースを規定し得るものとみなされる。また、白線wの傾きaはマイナスの傾きである為、当該白線wは車幅方向の駐車スペースを規定するものでないとみなされる。
また、ステアリングホイールが直進状態より右に回転していると判定した場合(すなわち車両100が右にカーブする状態にある場合)(S21:右)、制御部10は、領域A内の各画素の出力値を二値化してその領域内に車幅方向の駐車スペースを規定し得る直線が少なくとも1本撮影されているか否かを判定する(S24)。領域A内において前記の如き直線が少なくとも1本認識された場合(S24:YES)、制御部10は、認識された直線の中でその傾きaが0より小さいものがあるか否かを判定する(S25)。また、前記の如き直線が認識できなかった場合(S24:NO)、制御部10は、所定のタイミング後に再びS21の処理を行う。
S25の処理において、認識された直線の中でその傾きaが0より小さいものがあると判定した場合(S25:YES)、制御部10は、その傾きaが0より小さい直線を、車幅方向の駐車スペースを規定し得るものであるとみなしてS26の処理に進む。また、認識された直線の中でその傾きaが0より小さいものがないと判定した場合(S25:NO)、制御部10は、車幅方向の駐車スペースを規定する直線がないとみなしてS21の処理に戻る。
S26の処理において、制御部10は、認識された直線の車幅方向における位置が所望の駐車スペースとして適正な位置であるかを判断する為に、切片bが所定の範囲内に収まる値であるか否かを判定する。なお、ここでは、認識された直線が例えば車両100の車幅方向の後端部近傍を横切るとき、当該直線が適正な位置にあるとする。切片bが所定の範囲内に収まらない値の場合(その直線が例えば車幅方向における後端部の中心付近を横切るものである場合)(S26:NO)、制御部10は、当該直線を所望の駐車スペースを規定するものでないとみなしてS21の処理に戻る。また、切片bが所定の範囲内に収まる値の場合(S26:YES)、その直線が所望の駐車スペースを規定するものである可能性が高い為、制御部10は、当該直線を所望の駐車スペースを規定するものとみなしてS27の処理に進む。
S27の処理において、制御部10は、車幅方向の駐車スペースを規定する境界線として認識された直線と、車体の向きを示した線とが成す角βがα以下であるかを判定する。図6に、S27の処理を説明する為の図を示す。ここでは、車両100は左にカーブする状態にある為、上述したように領域A内の白線wが幅方向の駐車スペースを規定する境界線として認識されている。この図に示されたfは白線wの延長線であり、fはY軸と平行な線であり、fは車体の向きと平行な線(ここでは車幅延長線と実質的に同一の線)である。また、線fと線fとが成す角をθとし、線fと線fとが成す角をθとし、線fと線fとが成す角をβ(=|θ−θ|)とする。βの値がα以下の場合(S27:YES)、車両100が駐車スペース200に接近し且つ車体の向きが白線wの向きに近い状態である為、制御部10は、図7に示したようにカメラで撮影された画像に、予想軌跡L及び予想軌跡Lに加えて車幅延長線L及びLをスーパーインポーズする(S28)。また、βの値がαより大きい場合(S27:NO)、制御部10は、S21の処理に戻る。なお、αは例えば30度であるが、運転手によって最適な角度は異なるためこれに限定されることはない。
車幅延長線L及びLを表示させると、制御部10は、認識されている直線のa及びb並びにβの値が認識条件を満たしているか否かを判定する(S29)。a及びb並びにβの値が認識条件を満たしていると判定した場合(S29:YES)、制御部10は、所定のタイミング後に再びS29の判定処理を行う。また、a及びb並びにβの値が認識条件を満たしていないと判定した場合(S29:NO)、画面下側に白線が写っていない、若しくはβの値がαより大きくなった可能性がある為、制御部10は、車幅延長線L及びLを一旦消去して(S30)、S21の処理に戻り、再び上述した一連の処理を行う。
以上が本発明の実施形態である。本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく様々な範囲で変形が可能である。
なお、本実施形態では車両100が駐車スペース200にある程度接近した段階で車幅延長線を表示しているが、別の実施形態では最初の段階で目に付き難い(例えば細線や透明色)車幅延長線を表示して接近した段階で目に付き易い(例えば太線や濃い色)車幅延長線に切り替えて表示するようにしても良い。
また、予想軌跡は、本実施形態では表示され続けているが、別の実施形態では車幅延長線が表示された時点で消去されても良い。
また、この予想軌跡は、本実施形態では車両幅方向の両端部付近の軌跡であるが、別の実施形態では車両100がカーブする方向と逆方向に位置する端部付近のみの軌跡であっても良い。
本発明の実施形態の補助情報提示装置を備えた車両の構成を示したブロック図である。 運転補助情報である予想軌跡をモニタに表示する予想軌跡表示処理を示したフローチャートである。 図2のフローチャートの処理が実施される際の車両周辺の状況を示した図であって、車両と、駐車スペース及び駐車時の障害物と成り得る車両との位置関係を概略的に示した図である。 図2のフローチャートの処理が実施される際にモニタに表示される内容を示した図である。 本発明の実施形態の車幅延長線表示処理を示したフローチャートである。 図5のフローチャートのS27の処理を説明する為の図である。 図5のフローチャートの処理が実施された際にモニタに表示される内容を示した図である。
符号の説明
10 制御部
12 カメラ
14 画像処理回路
16 モニタ
18 前輪角度検出センサ
20 シフトレバーセンサ
22 右側車輪速度センサ
24 左側車輪速度センサ
26 スーパーインポーズ回路
28 電源部
100 車両

Claims (10)

  1. 車両後方を撮影するカメラと、撮影された映像が表示されるモニタと、ステアリングホイールの角度に基づいて車両の予想軌跡を算出する予想軌跡算出手段とを備え、算出された予想軌跡を該映像に重ねて表示させる補助情報提示装置において、
    駐車スペースを画像認識する駐車スペース認識手段と、
    認識された駐車スペースと車両との位置関係が所定の条件を満たすか否かを判定する位置関係判定手段と、を備え、
    該位置関係が該所定の条件を満たすと判定されたとき、車体の向きを示した車体向き情報を該映像にさらに重ねて表示させること、を特徴とする補助情報提示装置。
  2. 前記駐車スペース認識手段は、車両幅方向の駐車スペースを規定する境界線を認識すること、を特徴とする請求項1に記載の補助情報提示装置。
  3. 前記所定の条件は、前記境界線と車体の向きとが成す角度が所定の角度以下であること、を特徴とする請求項2に記載の補助情報提示装置。
  4. 前記駐車スペース認識手段は、傾きがaで切片がbとなる
    y=ax+b
    を満たす直線を画像認識したとき、その傾きaに基づいて当該直線が前記境界線であるか否か判定すること、を特徴とする請求項2または請求項3のいずれかに記載の補助情報提示装置。
  5. ステアリングの角度に基づいて車両がカーブする方向を判定するカーブ方向判定手段をさらに備え、
    前記駐車スペース認識手段は、判定された方向に応じて前記直線が前記境界線であるか否かを判定すること、を特徴とする請求項4に記載の補助情報提示装置。
  6. 車両がカーブする方向が左であると判定したときにa<0であれば、
    前記駐車スペース認識手段は、前記直線を前記境界線でないと判定すること、を特徴とする請求項5に記載の補助情報提示装置。
  7. 車両がカーブする方向が右であると判定したときにa>0であれば、
    前記駐車スペース認識手段は、前記直線を前記境界線でないと判定すること、を特徴とする請求項5または請求項6のいずれかに記載の補助情報提示装置。
  8. 前記bの値が所定の範囲外の値であるとき、前記駐車スペース認識手段は、前記直線を前記境界線でないと判定すること、を特徴とする請求項5から請求項7のいずれかに記載の補助情報提示装置。
  9. 前記駐車スペース認識手段は、前記モニタの下側の表示領域において画像認識を行うこと、を特徴とする請求項1から請求項8のいずれかに記載の補助情報提示装置。
  10. 車両後方を撮影するカメラと、撮影された映像が表示されるモニタと、ステアリングホイールの角度に基づいて車両の予想軌跡を算出する予想軌跡算出手段とを備え、算出された予想軌跡を該映像に重ねて表示させる補助情報提示装置において、
    車両と駐車スペースとの接近を検知する接近検知手段と、
    接近が検知された駐車スペースと車両との位置関係が所定の条件を満たすか否かを判定する位置関係判定手段と、を備え、
    該位置関係が該所定の条件を満たすと判定されたとき、車体の向きを示した車体向き情報を該映像にさらに重ねて表示させること、を特徴とする補助情報提示装置。
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