JP2009095981A - インクタンクおよび記録装置 - Google Patents

インクタンクおよび記録装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009095981A
JP2009095981A JP2007266701A JP2007266701A JP2009095981A JP 2009095981 A JP2009095981 A JP 2009095981A JP 2007266701 A JP2007266701 A JP 2007266701A JP 2007266701 A JP2007266701 A JP 2007266701A JP 2009095981 A JP2009095981 A JP 2009095981A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
negative pressure
ink tank
holding force
recording head
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007266701A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5031506B2 (ja
JP2009095981A5 (ja
Inventor
Hidemiki Ogura
英幹 小倉
Yasuo Kotaki
小瀧  靖夫
Tetsuya Ohashi
哲也 大橋
Hitoshi Takada
均 高田
Koichi Kubo
浩一 久保
Ryoji Inoue
良二 井上
Tatsuo Kusushiro
達雄 楠城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2007266701A priority Critical patent/JP5031506B2/ja
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to RU2010108163/12A priority patent/RU2406613C1/ru
Priority to AT08838146T priority patent/ATE537001T1/de
Priority to PCT/JP2008/068913 priority patent/WO2009048174A1/en
Priority to KR1020107004842A priority patent/KR101154677B1/ko
Priority to CN2008801057584A priority patent/CN101795868B/zh
Priority to US12/672,505 priority patent/US8205974B2/en
Priority to EP08838146A priority patent/EP2207682B1/en
Publication of JP2009095981A publication Critical patent/JP2009095981A/ja
Publication of JP2009095981A5 publication Critical patent/JP2009095981A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5031506B2 publication Critical patent/JP5031506B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/175Ink supply systems ; Circuit parts therefor
    • B41J2/17503Ink cartridges
    • B41J2/17556Means for regulating the pressure in the cartridge
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/175Ink supply systems ; Circuit parts therefor
    • B41J2/17503Ink cartridges
    • B41J2/17513Inner structure
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/175Ink supply systems ; Circuit parts therefor
    • B41J2/17503Ink cartridges
    • B41J2/1752Mounting within the printer
    • B41J2/17523Ink connection

Abstract

【課題】インクタンク内のインクを使い切ることができ、容積効率がよいインクタンクおよび記録装置を提供すること。
【解決手段】インク誘導部材22の非圧縮部22bのメニスカス保持力Pm1を初期インク収容部負圧P1よりも高く、使い切りインク収容部負圧P2よりも低くする。さらに、圧縮時のメニスカス保持力Pm2を使い切りインク収容部負圧P2よりも強くして、ヘッドフィルタ50のメニスカス保持力Phfよりも弱くする。
【選択図】図3

Description

本発明は、インクタンクおよびそのインクタンクを使用する記録装置に関するものである。なお、本発明は、一般的なインクジェット記録装置のほか、複写機、通信システムを有するファクシミリ、記録部を有するワードプロセッサ等の装置、さらには、各種処理装置と複合的に組み合わされた産業用記録装置に適用することができる。
記録ヘッドから記録媒体にインクを吐出して画像を形成するインクジェット記録装置には、記録媒体にそって記録ヘッドを移動させつつ、その過程でインク吐出を行うことにより画像形成を行うものが知られている。また、固定した記録ヘッドに対して記録媒体を移動させつつ、その過程で記録ヘッドからインク吐出を行うことにより画像形成を行うものもある。
このようなインクジェット記録装置に適用される記録ヘッドへのインク供給方式としては、次のものがある。一つは、キャリッジなどに搭載されて往復移動する記録ヘッドに一体または分離可能にインクタンクを取り付けて、そのインクタンクからインクを供給する、いわゆる「オンキャリッジ方式」と称されるものである。また、キャリッジ上に搭載される記録ヘッドとは別に、インクタンクを記録装置の他の部位に固定的に据え付け、可撓性チューブなどを介してインクタンクと記録ヘッドを連結してインクを供給する、いわゆる「チューブ供給方式」と称されるものもある。この「チューブ供給方式」場合には、インクタンクと記録ヘッドの中間に、第2のインクタンクとしてインクを保持するためのタンクが記録ヘッドまたはキャリッジ上に搭載される形態のものもある。
以上のようなインクジェット記録装置では、一般に記録ヘッドのノズルからのインク漏れを防止するため、インクタンク内に負圧を発生する機構が設けられる。その形態としては、インクタンク内にインクを保持するための多孔質体を備え、その多孔質体にインクを含浸させ多孔質体のインク保持力により負圧を発生させる形態がある。また、ゴムなどの弾性力を有する材料で形成された袋にインクを充填し、この袋に対して外部方向への張力を作用させることにより、タンク内部に負圧を発生させる方法もある。
さらには、可撓性のシートで形成されたインク収容部の内部または外部に設けられたバネなどによってシート部材を拡張する方向に付勢することによって負圧を発生させる形態も知られている。このシート部材を用いたインクタンクは、シート部材の一部を凸形状に成形して、収容するインク量を多くできるものが知られている。この形態のインクタンクによれば、インクジェット記録装置における記録の高速、高画質化に伴い、安定した流速、流量によるインク供給が可能であり、顔料を始めとして多種多様な物性を有するインクの使いこなしが可能である。
このようなインクタンクを用いて記録ヘッドにインクを供給する場合、特許文献1、2に記載されているような、タンク連通口に毛管部材を用いた構成を採るものがある。
以下、特許文献1に開示されている構成について説明する。
特許文献1に記載のインクタンクは、インク収容部、インク収容部の下部から側方に延在する中間室を備え、そのインク収容部には毛管部材が配置されている。インクタンクの負圧発生機構は、この毛管部材の毛管力によりインクを保持している。そして、インク収容部内のインクをインクタンク外部へと供給するインク供給部には、多数の微細孔が設けられたメニスカス形成部材とインクタンクの着脱によりその体積が変化する多孔質体とが設けられている。多孔質体は、押圧力で体積が変化し、インクの吸収力にすぐれた材料が用いられ、形状は先細りの形で、頭部は平坦に構成されている。
また、特許文献1に記載の記録ヘッドは、インク導入部において、インクタンクのインク供給部と接続される。インク導入部には、インクタンクのインク供給部の外周が接触する部分に対応してシール部材が配置されている。そして、インク導入部から、吐出口に至るインク流路端部にフィルタが備えられている。インク供給部に内蔵されている多孔質体は、インクタンクが取り外される際にインクタンクの離脱とほぼ同時に圧縮状態を解かれ、それ自体の体積が増加するとともに、気孔率を高める。これによって、インクタンク取り外し時に流出しようとするインクを吸収して、流出を防止している。
特許文献2に記載されているインクタンクの基本的な構成は、特許文献1のインクタンクの構成と略同じであり、インク供給部に多孔質部材ではなく、結合部毛管部材を備えている点で異なる。インクタンクを記録ヘッドに装着する際は、記録ヘッドのフィルタがインクタンクの結合部毛管部材と当接しており、その結合部毛管部材の密度は、タンク内の負圧を発生しているインク収容部内の毛管部材の密度よりも高いものが用いられている。
特開平08―132633号公報 特開平09―300646号公報 特開2007―090873号公報
しかし特許文献1に記載のインクタンクでは、記録ヘッドとインクタンクとの結合部に存在する多孔質体は、体積変化が大きく多孔質体全体のメニスカス保持力が小さい。さらに、多孔質体は均一的な圧縮状態でジョイント部とインク導入部の結合部に収容されている。そのため、インクタンク使用時にタンク内部の負圧が高まると、使用途中で多孔質体内部のメニスカスが破壊されて、多孔質体を介してヘッド側にエアを引き込むおそれがある。記録ヘッド側にエアを引き込んだ場合、インクを使い切ることが出来ず、インク使用量が低下してしまう。
また特許文献2のインクタンクは、記録ヘッドのフィルタとの当接面積が結合部毛管部材の面積に対して小さい場合、インク使用後においても結合部毛管部材内にインクが残存してインクを最後まで使い切ることができずインクの使用効率が低下するおそれがある。
よって本発明は、インクタンク内のインクを使い切ることができ、容積効率がよいインクタンクおよび記録装置を提供することを目的とする。
そのため本発明のインクタンクは、インクを吐出する記録ヘッドに着脱可能なインクタンクであって、インクを収容するインク収容室と、前記インク収容室に設けられ前記インク収容室内の負圧を調整する負圧発生手段と、前記インクを前記記録ヘッドに供給するために前記記録ヘッドの接続部に接続し、伸縮可能なインク誘導部材を備えたインク供給部を有し、前記インク誘導部材は、前記接続時に前記接続部が接続する圧縮部と、前記接続部が接続しない非圧縮部からなり、前記接続部と前記インク誘導部材の接続時に、前記インク誘導部材の各部のメニスカス保持力が、インク収容室の初期負圧<非圧縮部のメニスカス保持力、かつ、圧縮部のメニスカス保持力<記録ヘッドの接続部のメニスカス保持力、かつ、非圧縮部のメニスカス保持力<圧縮部のメニスカス保持力、の関係を満たし、前記非圧縮部のメニスカス保持力が、前記負圧発生手段による前記インク収容室内の負圧の調整可能領域と、該調整可能領域よりも負圧が高い領域との境界部の負圧よりも小さいメニスカス保持力であることを特徴とする。
また、本発明の記録装置は、前記インクタンクを着脱自在に搭載可能であり、搭載した際に、前記インクタンクの前記インク誘導部材を、圧縮部と非圧縮部とに分け、前記インクタンクから供給されるインクを吐出して記録を行うことが可能であることを特徴とする。
本発明によれば、インク誘導部材は、記録ヘッドへのインク供給時に、圧縮部と非圧縮部とに分けられる。そしてインク誘導部材の非圧縮部のメニスカス保持力は、負圧発生手段による負圧制御可能領域内とし、インク誘導部材の圧縮部のメニスカス保持力は、インク誘導部材の非圧縮部のメニスカス保持力より強く、負圧発生手段が制御可能な最大負圧力より強くする。これによって、インクタンク内のインクを使い切ることができ、容積効率がよいインクタンクおよび記録装置を提供することができた。
(第1の実施形態)
以下、図面を参照して本発明の第1の実施形態を説明する。
(インクジェット記録装置の構成)
図10は、本発明を適用可能なインクジェット記録装置の構成例を説明するための図である。記録装置150はシリアルスキャン方式のインクジェット記録装置であり、ガイド軸151、152によって、キャリッジ153が主走査方向αに移動自在にガイドされている。キャリッジ153は、キャリッジモータおよびその駆動力を伝達するベルト等の駆動力伝達機構により、主走査方向αに往復動される。キャリッジ153には、インクジェット記録ヘッド(不図示)と、この記録ヘッドにインクを供給するためのインクタンク1とが着脱可能に搭載できる。本実施形態においては、4つのインクタンク1が装着される。しかし、インクタンク1の装着数は1つ以上であればいくつでもよい。
記録媒体Pは、装置の前端部に設けられた挿入口155から挿入された後、その搬送方向が反転されてから、送りローラ156によって矢印βの副走査方向に搬送される。記録装置150は、記録動作と搬送動作とを繰り返すことによって、記録媒体P上に順次画像を記録する。記録動作は、キャリッジ153と共に記録ヘッドを主走査方向に移動させつつ、プラテン157上の記録媒体Pの記録領域に向かってインクを吐出させる動作である。また搬送動作は、記録ヘッドの1回の記録走査によって記録される領域の幅に対応する距離だけ、記録媒体Pを副走査方向に搬送する動作である。
記録ヘッドは、インクを吐出するためのエネルギとして、電気熱変換体から発生する熱エネルギを利用するものであってもよい。その場合には、電気熱変換体の発熱によってインクに膜沸騰を生じさせ、そのときの発泡エネルギによって、インク吐出口からインクを吐出することができる。また、記録ヘッドにおけるインクの吐出方式は、このような電気熱変換体を用いた方式のみに限定されず、例えば、圧電素子を用いてインクを吐出する方式等であってもよい。
キャリッジ153の移動領域には、キャリッジ153に搭載された記録ヘッドのインク吐出口の形成面と対向する回復系ユニット(回復処理手段)158が設けられている。回復系ユニット158には、記録ヘッドのインク吐出口のキャッピングが可能なキャップと、そのキャップ内に負圧を導入可能な吸引ポンプなどが備えられている。そして、インク吐出口を覆ったキャップ内に負圧を導入することにより、インク吐出口からインクを吸引排出させて、記録ヘッドの良好なインク吐出状態を維持するための回復処理を行うことができる。また、キャップ内に向かって、画像の記録に寄与しないインクをインク吐出口から吐出させることによって、記録ヘッドの良好なインク吐出状態を維持する回復処理(予備吐出処理)を行うこともできる。
図1は、本実施形態のインクタンク1の分解斜視図であり、図2は、図1のインクタンク1を組立てた際のZ−Z部における断面図である。以下、図1および図2を参照しながら説明する。
インクタンク1は、タンクケース10と、負圧発生手段はバネ部材11、圧力板12、可撓性部材13、および蓋部材14と、を備えており、タンクケース10と蓋部材14とによってインクタンク1の筐体が構成されている。そしてインク収容部は、圧力板12、可撓性部材13、および蓋部材14を備えて形成されている。インク収容室内にはインクが収容されている。負圧発生手段は、これに限定するものではなく、多孔質体であってもよい。負圧発生手段に備えられたバネ部材は、インク収容室を外方向へと付勢している。インクタンク1は、タンクケース10と可撓性部材13によって構成されるインク収容部R内に、インクを収納する容器であり、図1のようにインク供給部20を下方に向けた姿勢でインクジェット記録装置に着脱自在に装着される。インク供給部20は、後述するインクジェット記録ヘッド(以下、単に記録ヘッドともいう)のインク供給路に接続される。インクタンク1は、記録ヘッドと分離可能になっている。タンクケース10には、記録ヘッドに接続可能なインク供給部20が形成されている。インク供給部20には、メニスカス形成部材21と伸縮可能なインク誘導部材22とが備えられている。
図3は、インクタンク1のインク供給部20を拡大して示した図である。メニスカス形成部材21は、その一方の面をインク収容部Rと接し、他方の面をインク誘導部材22と接している。メニスカス形成部材21は、インクを負圧状態で保持するインク収容部Rに対して、インク供給部20からの空気の侵入を防止するために、インク収容部Rの負圧よりも強いメニスカス保持力を有している。メニスカス形成部材21は、例えば、250〜350mmAq程度のメニスカス保持力を有しているため、内部負圧が100〜200mmAq程度のインク収容部Rの負圧によってメニスカスが破れることはない。メニスカス形成部材21としては、メッシュフィルタに限定されるものではなく、例えば樹脂繊維や金属繊維など、メッシュフィルタと同等の効果を発揮する材質のものであれば良い。
また、本発明の特徴であるインク誘導部材22は、インク供給部20の外側開口部に設けられたインク誘導部材22を押さえる部材15と、メニスカス形成部材21に挟まれて保持され、インク収容部の底面に固定されている。また、インク誘導部材22は、インク供給部20に、後述する記録ヘッドを接続しインク供給状態になったときに、記録ヘッドのフィルタ50との当接力を高めるため、鉛直方向(図1中の上下方向)に圧縮可能な材料により構成されている。例えば、本実施形態においては、材質がポリプロピレンの繊維体で、繊維密度が0.01〜0.1g/cm3の繊維体を採用している。その他の材料として適当なものは、主にポリエステル、ナイロン、ポリエチレン、セルロース、ポリウレタン等があり、インクに対して化学的に安定であってぬれ性の良いものが望ましい。そして、当接深さとしては、例えば、0.1〜0.9mmであり、インク誘導部材22の厚みとしては、例えば、1〜3mmとしている。
図4(a)は、記録ヘッド5の接続部とインクタンク1との接続の状態を示す断面図であり、(b)は、記録ヘッド5接続時におけるタンク単体をインク供給部20側から見た断面図である。
記録ヘッド5は、インク流路52の端部にヘッドフィルタ50を備え、インクタンク1は、インク供給部20と記録ヘッド5のインク流路52が連通するように接続される。また、インクタンク1と記録ヘッド5のインク流路52との連通は、記録ヘッド5のヘッドフィルタ50に対して、インクタンク1のインク誘導部材22が当接することによって行われる。
インク誘導部材22の第1の目的としては、記録ヘッド5とインクタンク1とのインク流路接続部に介在し、記録ヘッド5側にインクを誘導することである。そのため、インク誘導部材22に用いる材質には低密度の繊維体で流抵抗の低いものが望ましい。
インクタンク1が記録ヘッド5に装着された時、図4(b)に示されるように、インク誘導部材22は、ヘッドフィルタ50と当接した部分が圧縮される。つまり、記録ヘッド5の装着時には、インク誘導体22に圧縮によって初期の繊維密度よりも高くなった圧縮部22aと、圧縮されていない初期の繊維密度とほぼ同等の非圧縮部22bが存在する。この、圧縮部22aと非圧縮部22bとは、互いに密度差の異なるエリアとなっている。
また、インク供給部20にメニスカス形成部材21とインク誘導部材22との2つの部品を用いることで、機能の分離を行っている。つまり、メニスカス形成部材21は、物流時の落下や衝撃によるインク収納部内への空気導入を防止するための役割を果たしている。よって、インク誘導部材22は、記録ヘッド5への装着によるメニスカス形成部材21平面に対して、鉛直方向の当接力を高め、記録ヘッド5装着後に記録ヘッド側にインクを誘導する役割を果たしている。
図5は、インクタンク1を記録ヘッド5に装着した際の初期状態から、インクを使い切るまでのインクタンク1内の負圧をグラフに表したものである。また図6は、図5における負圧曲線上の(a)から(c)までのポイントに対応するインク誘導部材22の断面状態を表している。
記録ヘッド5を装着する前のインク誘導部材22の非圧縮時のメニスカス保持力Pm1は、初期のインク収容部負圧P1よりも高いメニスカス保持力を有する。これを式で表わすと以下の式になる。
P1<Pm1 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(E)
また、メニスカス保持力Pm1はメニスカス形成部材21のメニスカス保持力よりも高いメニスカス保持力を有する。
そのため、インク誘導部材22内部には空気ではなくインクが存在し、記録ヘッド5の装着時には、このインク誘導部材22の表面と記録ヘッド5のヘッドフィルタ50とが当接するため、記録ヘッド5を空気(泡)を引き込むことなく装着することができる。
図6(a)は、インクタンク1を記録ヘッド5に装着した初期の状態を示す図である。インクタンク1が記録ヘッド5に装着されると、インクタンク1内部のインクはヘッドフィルタ50側へと引かれてインクが連通する。この時、インク誘導部材22はヘッドフィルタ50と当接する部分が圧縮され、インク誘導部材22には、圧縮部22aと非圧縮部22bができる。圧縮部22aは、非圧縮部22bに比べ部材密度が高まるため、高いインク保持力を有する。インクタンク1が記録ヘッド5に装着されると、インク収容部内の負圧や、インク誘導部材22よりもヘッドフィルタ50のメニスカス保持力が高いために、インクタンク1内に収容されているインクを記録ヘッド5側に導く事になる。インク誘導部材の圧縮時のメニスカス保持力Pm2とヘッドフィルタ50のメニスカス保持力Phfの関係を式で表わすと以下のようになる。
Pm2<Phf ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(F)
図6(b)は、インクタンク1を一定期間使用した後で、インクタンク1内のインクが減った状態の供給部を示した拡大図である。本実施形態のインクタンク1では、図5の負圧曲線に見られるように、インクタンク初期の状態からインクを使い切るまで、連続的にインクタンク内部の負圧が高まっていく。これは、インク導出に伴いインクタンク1内部の可撓性部材13が変形し、負圧発生部材であるバネ11が連続的に圧縮されるためである。ここで、(インク誘導部材22の非圧縮時のメニスカス保持力Pm1)=(図5に示す(b)ポイント)であった場合、タンク内部の負圧が図5の(b)ポイントよりも高くなった場合、非圧縮部22bのインクがヘッド内部に引き込まれる事になる。つまり、本発明では、(非圧縮部22bのメニスカス保持力:Pm1)を、初期負圧(P1)と使い切り負圧(P2)との領域A内にする。これによって、インク使用時或いは使い切り時に、非圧縮部22bが含んでいるインクをインクタンク内部へ導き、使い切ることが可能になる。
インク誘導部材の非圧縮部のメニスカス保持力Pm1と、タンク内部インク使い切り時のインク収容部負圧P2との関係を式に表わすと以下のようになる。
なおここで述べる使い切り時のインク収容部負圧P2は、負圧領域Aと負圧領域Bとの境界と定義する。その負圧領域Aとは負圧発生手段であるバネ部材11により制御されている負圧調整可能領域であり、負圧領域Bとは負圧領域Aよりも負圧が高く負圧発生手段による負圧制御が行われない領域のことである。
Pm1<P2 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(G)
このように、各負圧の関係を規定することによって、インク誘導部材22内の非圧縮部22bのインクが使用可能となり、インク使い切りが向上する。
記録における近年の高流量対応や、顔料等の高粘度インクを使いこなす場合には、インクの流抵抗が高まるためヘッドフィルタ50の面積が大きくなる傾向にある。その場合には、大面積のインク誘導部材22が必要となるため、インク誘導部材22における非圧縮部22bも多くなる。非圧縮部22bに残っているインクが使用可能になるとインクの使い切りが向上して容積効率も高まる。
図6(c)はインクを使い切った状態の供給部を示した拡大図である。
非圧縮部22bに含まれるインクを使い切った後、泡を記録ヘッド5に引き込んで記録ヘッド5の機能を低下させない用にする必要がある。そのために、インク誘導部材22の圧縮部22aは、使いきりの収容部負圧:P2よりも高くして、インクを使い切った後もヘッドとタンク間のインク連通可能状態を確保している。これを式に表わすと以下のようになる。
P2<Pm2 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(H)
インクタンクと記録ヘッドの接続時、インクタンクのインク誘導部材を上記の関係式(E)〜(H)を満たすインク誘導部材とすることによって、インク誘導部材の非圧縮部122bに含まれたインクをインクタンク内部へ導き、使い切りが向上してインクタンクの容積効率を高めることができた。
また、本発明におけるインク供給部20の構成であれば、インクタンク1を取り外した際に、インク流路の接続部に残留するインクを速やかにインクタンク1のインク収容部Rに収容し、インク垂れを防止することができる。また、ユーザが誤ってインクタンクを落下させてしまった場合のインク飛散をも減らすこともできる。
以下に、本実施形態の構成を検証するための一手段として、インクタンクの負圧測定方法を示す。インクタンクの負圧とその負圧でのインク誘導部材の状態とを対応つけることができる。
図9は、負圧測定方法の一つの手法を示した図である。記録ヘッド5を模した負圧測定治具に、測定するタンクを装着することが可能で、フィルタ50が固定されたヘッドホルダ55と、そのヘッドホルダ55からインクを導出することが可能に接続されたチューブ60からなる。さらに、そのチューブに取り付けられたインク導出を行うためのチューブポンプ70、ポンプ70とヘッドホルダ55との間に分岐されたチューブ65によって構成される。本構成は、U字管マノメータを使って差圧を求める方法と同様の構成を用いている。
まず、チューブ内に空気が入らないように2つのチューブ60,65をインクで充填する。空気が入るとエアの緩衝効果のため正確な圧力が測れない可能性がある。
この状態で、測定するインクタンクを装着し、図中X側のチューブの液面が停止するまで待ち、その液面の位置(B)とヘッドのインク吐出口面(A)との差分を読む。これが初期の負圧値である。
その後、チューブポンプにより適宜インク導出を行い、測定したいインク導出量のポイントでチューブポンプを停止する。前回と同様に、X側のチューブの液面が停止するまで待ち、その液面の位置(B)とヘッドのインク吐出口面(A)との差分を読む。本動作を繰り返し行うことによって、各インク導出量に対するポイントを複数点プロットすると、そのインクタンクにおける負圧曲線を得ることが出来る。
このように測定した各ポイントでのタンク負圧と、インク誘導部材の非圧縮部と圧縮部の状態を観察する。タンク内のインクを使い切ったポイントでチューブ60内に泡が入り込んでいないことを確認した。かつタンクとヘッド間のインク連通が可能な状態が確保され、かつヘッドフィルタ52に当接していない非圧縮部22(b)のインクが使用されていることを確認することができた。
(第2の実施形態)
以下、図面を参照して本発明の第2の実施形態を説明する。
図7は、本発明の第2の実施形態におけるインクタンクを記録ヘッド5に装着した際の初期状態からインクを使い切るまでのインクタンク内の負圧をグラフに表わしたものである。また図8は、図7における負圧曲線上の(e)から(g)までの各ポイントに対応するインク誘導部材の断面状態を表している。図8(a)は図7ポイント(e)に対応し、「タンク装着初期状態」を示している。図8(b)は図7ポイント(f)に対応し、「インク誘導部材22の非圧縮領域のメニスカス保持力がタンク内の負圧よりも小さくなり、インク誘導部材内のインクが消費された状態」を示す。図8(c)は図7ポイント(g)に対応し、「インク使い切り状態のインクタンク」の断面を示している。以下、図7および図8を用いて説明する。
本実施形態のインクタンク101は、負圧調整手段として外部からインクタンク101内への気体の導入を許容し、かつインクタンク101外部への液体および気体の導出を阻止するための一方向バルブ30を備えている。その一方向バルブ30は、板部材34、可撓性部材35、バネ部材36により構成されるバルブ室38を備えている。負圧調整室であるバルブ室38に、外部から空気を導入するため、板部材34に空気導入口33が設けられ、その空気導入口33の外周部にシール部材32を持ち、その板部材34は、バネ部材36によりシール部材32に付勢されている。また、バルブ室38は、インク収容部Qと連通しており、インク収容部Qに空気を導入するための圧力は、バネ部材36と板部材34により決められている。その空気導入圧力よりもインク収容部Q内の負圧が高まった時に、板部材34が変位してバルブ室38内に空気を取り込み、その空気を空気導入口37からインク収容部Qへ導入することによりインク収容部Q内部負圧を一定に保持している。また、インクタンク101使用開始初期にインク収容部Qに負圧を発生させる手段には、バネ部材11と可撓性部材13によって構成される、インクタンク容積を維持または拡張させる機能を用いる。
インク供給部120の構成は第1の実施形態と同様であり、メニスカス形成部材121の物流時の落下等によるインク収納部内への空気導入防止機能と、インク誘導部材22の記録ヘッド5装着後に記録ヘッド側にインクを誘導する機能とに機能分離されている。
本実施形態のインクタンク101は、気体導入による圧力調整を行っているため、第1の実施形態とは異なった負圧曲線を示す。第1の実施形態では、バネの変位に伴い連続的に負圧上昇を行うが、本実施形態では、初期負圧発生部の圧力変動領域(C)と一方向バルブ30による負圧一定領域(D)とに分けられる。
本実施形態も第1の実施形態と同様に、インク誘導部材122の非圧縮部122bのメニスカス保持力Pm11を、初期インク収容部負圧P11よりも高く、使い切りインク収容部負圧P12よりも低くする。
つまり、メニスカス保持力を、図7における初期負圧ポイント(e)から使い切りポイント(g)の領域M内にする。これによって、インク使い切り時に非圧縮部122bに含まれたインクをインクタンク内部へ導き、使い切ることが可能になる。
また、圧縮時のメニスカス保持力Pm12と、使い切りインク収容部負圧P12、ヘッドフィルタ150のメニスカス保持力Phfとの関係は第1の実施形態と同じであり、
P12<Pm12<Phf・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(I)
となる。このような条件に規定することで、インクを使い切った後も泡をヘッドに引き込みヘッド機能を低下させないために、ヘッドとインク間のインク連通可能状態を確保している。なお、ここで述べる使い切りインク収容部負圧P12は、負圧発生手段であるバルブ室30により制御されている負圧領域Mと、負圧領域よりも高く、負圧発生手段による負圧制御が行われない負圧領域Nとの境界部の負圧と定義する。
タンクとヘッドとの装着力を低減させるためにまた、インク誘導部材122の非圧縮部122bのメニスカス保持力Pm11と、圧縮部122aのメニスカス保持力Pm12との差を小さくすることが可能である。2つのメニスカス力差を小さくするために使い切り負圧P12の近傍に、インク誘導部材非圧縮部122bのメニスカス保持力Pm11を設定することができる。このようにメニスカス保持力を設定することで、インク誘導部材圧縮部122aのメニスカス保持力Pm12は、小さい変位で使い切り負圧P12を越えることができる。
このように、負圧調整手段を備えたインクタンク101においても、インク誘導部材122の非圧縮部122bのメニスカス保持力Pm11を初期インク収容部負圧P11よりも高く、使い切りインク収容部負圧P12よりも低くする。さらに、圧縮時のメニスカス保持力Pm12を使い切りインク収容部負圧P12よりも強くして、ヘッドフィルタ150のメニスカス保持力Phfよりも弱くする。これによって、インク誘導部材の非圧縮部122bに含まれたインクをインクタンク内部へ導き、使い切りが向上してインクタンク101の容積効率を高めることができた。
本実施形態のインクタンクの分解斜視図である。 図1のインクタンクを組立てた際のZ−Z部における断面図である。 インクタンクのインク供給部を拡大して示した図である。 (a)は記録ヘッドの接続部とインクタンクとの接続の状態を示す断面図であり、(b)は記録ヘッド接続時におけるタンク単体をインクタンク側から見た断面図である。 インクタンクを記録ヘッドに装着した際の初期状態から、インクを使い切るまでのインクタンク内の負圧をグラフに表したものである。 (a)は、インクタンクを記録ヘッドに装着した初期の状態を示す図であり、(b)は、インクタンクを一定期間使用した後で、インクタンク内のインクが減った状態の供給部を示した拡大図である。 第2の実施形態における初期状態からインクを使い切るまでのインクタンク内の負圧をグラフに表わしたものである。 (a)は、インクタンク装着初期状態を示し、(b)はインク誘導部材内のインクが消費された状態を示しており、(c)は、インク使い切り状態のインクタンクの断面を示している。 負圧測定方法の一つの手法を示した図である。 本発明を適用可能なインクジェット記録装置の構成例を説明するための図である。
符号の説明
1 インクタンク
5 記録ヘッド
10 タンクケース
11 バネ部材
12 圧力板
13 可撓性部材
14 蓋部材
20 インク供給部
21 メニスカス形成部材
22 インク誘導部材
22a インク誘導部材圧縮部
22b インク誘導部材非圧縮部
50 ヘッドフィルタ
52 インク流路
101 インクタンク
120 インク供給部
121 メニスカス形成部材
122 インク誘導部材
150 記録装置
153 キャリッジ
156 送りローラ
157 プラテン
158 回復系ユニット
R インク収容部
Q インク収容部

Claims (9)

  1. インクを吐出する記録ヘッドに着脱可能なインクタンクであって、
    インクを収容するインク収容室と、
    前記インク収容室に設けられ前記インク収容室内の負圧を調整する負圧発生手段と、
    前記インクを前記記録ヘッドに供給するために前記記録ヘッドの接続部に接続し、伸縮可能なインク誘導部材を備えたインク供給部を有し、
    前記インク誘導部材は、
    前記接続時に前記接続部が接続する圧縮部と、前記接続部が接続しない非圧縮部からなり、
    前記接続部と前記インク誘導部材の接続時に、前記インク誘導部材の各部のメニスカス保持力が、
    インク収容室の初期負圧<非圧縮部のメニスカス保持力、
    かつ、圧縮部のメニスカス保持力<記録ヘッドの接続部のメニスカス保持力、
    かつ、非圧縮部のメニスカス保持力<圧縮部のメニスカス保持力、
    の関係を満たし、
    前記非圧縮部のメニスカス保持力が、前記負圧発生手段による前記インク収容室内の負圧の調整可能領域と、該調整可能領域よりも負圧が高い領域との境界部の負圧よりも小さいメニスカス保持力であることを特徴とするインクタンク。
  2. 前記記録ヘッドの接続部にフィルタが設けられたことを特徴とする請求項1に記載のインクタンク。
  3. 前記インク誘導部材は、樹脂繊維または金属繊維によって形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のインクタンク。
  4. 前記インク供給部に、前記インク誘導部材のメニスカス保持力よりも弱いメニスカス保持力を有した、樹脂繊維または金属繊維で形成されたメニスカス形成部材を備えていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のインクタンク。
  5. 前記インク供給部の開口部に設けた前記インク誘導部材を押さえる部材と、前記インク収容部の底面に固定された前記メニスカス形成部材とにより、前記インク誘導部材を挟み込んだ構成であることを特徴とする請求項4に記載のインクタンク。
  6. 前記負圧発生手段は、多孔質体であることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のインクタンク。
  7. 外部から前記インク収容部への気体の導入を許容し、かつ前記インク収容部から外部への液体および気体の導出を阻止するための一方向のバルブを備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載のインクタンク。
  8. 前記負圧発生手段は、少なくとも一部が可撓性の材料で形成されたインク収容部と、前記インク収容部を外方向に付勢するバネ部材とを備えていることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに記載のインクタンク。
  9. 請求項1ないし請求項8のいずれかの前記インクタンクを着脱自在に搭載するキャリッジと、前記キャリッジが備える記録ヘッドを備え、
    前記インクタンクと前記記録ヘッドの接続部が接続する際に、前記接続部が
    前記インクタンクの前記インク誘導部材を、圧縮部と非圧縮部とに分け、前記インクタンクから供給されるインクを吐出して記録を行うことが可能であることを特徴とする記録装置。
JP2007266701A 2007-10-12 2007-10-12 インクタンクおよび記録装置 Active JP5031506B2 (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007266701A JP5031506B2 (ja) 2007-10-12 2007-10-12 インクタンクおよび記録装置
AT08838146T ATE537001T1 (de) 2007-10-12 2008-10-10 Tintenbehälter und druckvorrichtung
PCT/JP2008/068913 WO2009048174A1 (en) 2007-10-12 2008-10-10 Ink tank and printing apparatus
KR1020107004842A KR101154677B1 (ko) 2007-10-12 2008-10-10 잉크 탱크 및 인쇄 장치
RU2010108163/12A RU2406613C1 (ru) 2007-10-12 2008-10-10 Резервуар для чернил и печатающее устройство
CN2008801057584A CN101795868B (zh) 2007-10-12 2008-10-10 墨盒和打印设备
US12/672,505 US8205974B2 (en) 2007-10-12 2008-10-10 Ink tank and printing apparatus
EP08838146A EP2207682B1 (en) 2007-10-12 2008-10-10 Ink tank and printing apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007266701A JP5031506B2 (ja) 2007-10-12 2007-10-12 インクタンクおよび記録装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2009095981A true JP2009095981A (ja) 2009-05-07
JP2009095981A5 JP2009095981A5 (ja) 2010-12-02
JP5031506B2 JP5031506B2 (ja) 2012-09-19

Family

ID=40193529

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007266701A Active JP5031506B2 (ja) 2007-10-12 2007-10-12 インクタンクおよび記録装置

Country Status (8)

Country Link
US (1) US8205974B2 (ja)
EP (1) EP2207682B1 (ja)
JP (1) JP5031506B2 (ja)
KR (1) KR101154677B1 (ja)
CN (1) CN101795868B (ja)
AT (1) ATE537001T1 (ja)
RU (1) RU2406613C1 (ja)
WO (1) WO2009048174A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8662634B2 (en) 2012-03-13 2014-03-04 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus including liquid ejection head for ejecting liquid droplets
US8733911B2 (en) 2010-03-29 2014-05-27 Seiko Epson Corporation Liquid container ink jet printer having the liquid container

Families Citing this family (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6075527B2 (ja) * 2012-07-04 2017-02-08 セイコーエプソン株式会社 流路部材、液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
JP6008102B2 (ja) * 2012-08-17 2016-10-19 セイコーエプソン株式会社 液体噴射装置
KR101951528B1 (ko) 2013-09-18 2019-05-09 캐논 가부시끼가이샤 잉크 카트리지 및 잉크젯 프린터
DE112014004272T5 (de) 2013-09-18 2016-06-16 Canon Kabushiki Kaisha Tintenkartusche und Tintenstrahldrucker
JP6415114B2 (ja) * 2014-05-30 2018-10-31 キヤノン株式会社 液体貯留ユニットとそれを用いた液体吐出装置及び液体貯留ユニットからの気泡の除去方法
JP6355442B2 (ja) 2014-06-10 2018-07-11 キヤノン株式会社 液体収容容器の液体充填方法
JP6385163B2 (ja) 2014-06-27 2018-09-05 キヤノン株式会社 液体収納容器及び液体吐出装置
JP6395471B2 (ja) 2014-06-27 2018-09-26 キヤノン株式会社 液体収納容器及び液体吐出装置
US9375938B2 (en) 2014-06-27 2016-06-28 Canon Kabushiki Kaisha Ink cartridge and ink jet printing apparatus
CN106393983B (zh) * 2015-07-29 2018-09-14 中国科学院理化技术研究所 一种液态金属打印墨盒
JP6308989B2 (ja) 2015-09-30 2018-04-11 キヤノン株式会社 液体収納容器及び液体吐出装置
JP2017081083A (ja) 2015-10-30 2017-05-18 キヤノン株式会社 液体吐出装置、ヘッド及び液体充填方法
JP6602160B2 (ja) 2015-10-30 2019-11-06 キヤノン株式会社 液体吐出装置及びヘッド
JP6700719B2 (ja) 2015-10-30 2020-05-27 キヤノン株式会社 液体吐出装置及びヘッド
JP6611564B2 (ja) 2015-10-30 2019-11-27 キヤノン株式会社 液体収納ボトルおよび液体収納ボトルのパッケージ
JP6498098B2 (ja) 2015-10-30 2019-04-10 キヤノン株式会社 記録装置および液体収容部材
JP6641927B2 (ja) * 2015-11-27 2020-02-05 セイコーエプソン株式会社 液体噴射装置
JP7267708B2 (ja) 2017-10-13 2023-05-02 キヤノン株式会社 パッド電極を有する部材、インクカートリッジ、記録装置
CN111194266B (zh) 2017-10-13 2021-12-24 佳能株式会社 包括焊盘电极的构件、墨盒、记录设备
JP7110038B2 (ja) 2018-09-06 2022-08-01 キヤノン株式会社 液体貯留容器および液体吐出装置
JP7154919B2 (ja) 2018-09-28 2022-10-18 キヤノン株式会社 インクカートリッジ
JP7224830B2 (ja) 2018-09-28 2023-02-20 キヤノン株式会社 パッド電極を有する部材、インクカートリッジ、記録装置
JP7242231B2 (ja) 2018-09-28 2023-03-20 キヤノン株式会社 パッド電極を有する部材、記録装置
JP2021183400A (ja) 2020-05-22 2021-12-02 キヤノン株式会社 液体カートリッジおよび液体吐出装置
JP2022018869A (ja) 2020-07-16 2022-01-27 キヤノン株式会社 液体収容容器
JP2022018712A (ja) 2020-07-16 2022-01-27 キヤノン株式会社 液体収容容器
JP2022018851A (ja) 2020-07-16 2022-01-27 キヤノン株式会社 液体収容容器
WO2022216282A1 (en) * 2021-04-07 2022-10-13 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Valves for print material reservoirs
CN113879010B (zh) * 2021-11-08 2023-01-10 湖南景呈包装有限公司 一种多彩油墨盒及其运行方法

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04232069A (ja) * 1990-12-28 1992-08-20 Seikosha Co Ltd インクジェットプリンタ
JPH0671898A (ja) * 1992-08-31 1994-03-15 Canon Inc インク容器
JPH07148938A (ja) * 1993-11-29 1995-06-13 Canon Inc インクジェットタンク用インク供給部材、それを有するインクカートリッジ、インクジェットユニットおよびインクジェット記録装置
JPH08192518A (ja) * 1995-01-18 1996-07-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd インクタンクおよびインクジェット記録装置
JPH0920014A (ja) * 1995-07-07 1997-01-21 Olympus Optical Co Ltd インクジェット記録装置用インク容器及びインク補給装置
JPH09286114A (ja) * 1996-04-23 1997-11-04 Fuji Xerox Co Ltd 記録装置およびインクタンク
JPH09300646A (ja) * 1996-05-15 1997-11-25 Fuji Xerox Co Ltd プリンタおよびインクタンク
JP2006116861A (ja) * 2004-10-22 2006-05-11 Canon Inc インクカートリッジ
JP2007090873A (ja) * 2005-09-02 2007-04-12 Canon Inc 液体収納容器

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3317050B2 (ja) * 1994-11-07 2002-08-19 富士ゼロックス株式会社 プリンタおよびインクタンク
US6082852A (en) * 1996-04-23 2000-07-04 Fuji Xerox Co., Ltd Recording apparatus, printer, and an ink tank therein
JP3733266B2 (ja) * 1999-10-04 2006-01-11 キヤノン株式会社 液体収納容器
US6422692B2 (en) * 2000-03-16 2002-07-23 Seiko Epson Corporation Ink cartridge
JP3667295B2 (ja) * 2001-05-10 2005-07-06 キヤノン株式会社 インクタンク
US7134747B2 (en) * 2002-09-30 2006-11-14 Canon Kabushiki Kaisha Ink container, recording head and recording device using same
JP2006110959A (ja) * 2004-10-18 2006-04-27 Canon Inc インク容器
US7762654B2 (en) * 2005-09-02 2010-07-27 Canon Kabushiki Kaisha Liquid container
US7950790B2 (en) * 2006-09-11 2011-05-31 Canon Kabushiki Kaisha Ink container and ink jet recording apparatus
JP5550220B2 (ja) * 2008-08-29 2014-07-16 キヤノン株式会社 インクタンク

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04232069A (ja) * 1990-12-28 1992-08-20 Seikosha Co Ltd インクジェットプリンタ
JPH0671898A (ja) * 1992-08-31 1994-03-15 Canon Inc インク容器
JPH07148938A (ja) * 1993-11-29 1995-06-13 Canon Inc インクジェットタンク用インク供給部材、それを有するインクカートリッジ、インクジェットユニットおよびインクジェット記録装置
JPH08192518A (ja) * 1995-01-18 1996-07-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd インクタンクおよびインクジェット記録装置
JPH0920014A (ja) * 1995-07-07 1997-01-21 Olympus Optical Co Ltd インクジェット記録装置用インク容器及びインク補給装置
JPH09286114A (ja) * 1996-04-23 1997-11-04 Fuji Xerox Co Ltd 記録装置およびインクタンク
JPH09300646A (ja) * 1996-05-15 1997-11-25 Fuji Xerox Co Ltd プリンタおよびインクタンク
JP2006116861A (ja) * 2004-10-22 2006-05-11 Canon Inc インクカートリッジ
JP2007090873A (ja) * 2005-09-02 2007-04-12 Canon Inc 液体収納容器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8733911B2 (en) 2010-03-29 2014-05-27 Seiko Epson Corporation Liquid container ink jet printer having the liquid container
US8662634B2 (en) 2012-03-13 2014-03-04 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus including liquid ejection head for ejecting liquid droplets

Also Published As

Publication number Publication date
KR20100049632A (ko) 2010-05-12
JP5031506B2 (ja) 2012-09-19
WO2009048174A1 (en) 2009-04-16
KR101154677B1 (ko) 2012-06-08
US20110096128A1 (en) 2011-04-28
CN101795868B (zh) 2012-01-04
ATE537001T1 (de) 2011-12-15
CN101795868A (zh) 2010-08-04
EP2207682B1 (en) 2011-12-14
US8205974B2 (en) 2012-06-26
RU2406613C1 (ru) 2010-12-20
EP2207682A1 (en) 2010-07-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5031506B2 (ja) インクタンクおよび記録装置
KR0135399B1 (ko) 잉크 유도 요소를 구비한 잉크 카트리지를 갖는 기록 유니트를 사용하는 잉크 제트 기록 장치
US5757406A (en) Negative pressure ink delivery system
KR100723563B1 (ko) 액체 공급 시스템, 잉크 탱크, 잉크 공급 시스템, 및 잉크젯 기록 장치
JP4018513B2 (ja) 液体貯留装置
JP4642562B2 (ja) インクタンク製造方法及びインク充填方法
JP2007050666A (ja) インクジェット記録システム、インクカートリッジ及びインクジェット記録装置
US20070052775A1 (en) Gas purging unit and inkjet head having the same
JP2004188720A (ja) 液体収納容器
WO2006068313A1 (ja) インクタンクおよびインクジェット記録装置
JP2004338383A (ja) インクカートリッジ、該インクカートリッジを搭載する記録装置および該インクタンクの製造方法
JPH07125232A (ja) インクジェット用カートリッジ及びインクジェットヘッドとプリンタ及びインクジェット用カートリッジの製造方法
US6471346B2 (en) Liquid container for ink jet head
US7331662B2 (en) Ink cartridge and image forming apparatus
JP2003159811A (ja) インクジェット式記録装置
JP4047256B2 (ja) インク供給システムおよびインクタンク
JP4638085B2 (ja) インク供給装置及びインクジェット記録装置
JP3416520B2 (ja) 液体供給システム、インクジェットカートリッジ、ヘッドカートリッジ、および液体供給容器
JP2004122499A (ja) 液体タンク、液体連通構造、液体供給システムおよびインクジェット記録装置
AU744996B2 (en) Liquid container for ink jet head
JP2005161640A (ja) 液体供給機構、液体収納容器、液体吐出ヘッド、液体吐出ヘッドカートリッジおよび記録装置
JPH0768771A (ja) インクジェットカートリッジ
JP2010000627A (ja) 液体供給装置及び印刷装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101012

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101012

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20101106

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120522

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120529

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120627

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5031506

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150706

Year of fee payment: 3