JP2009094865A - テレビジョンおよび液晶テレビジョン - Google Patents

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信生 中嶋
Koichi Gyoda
弘一 行田
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Takehiro Onomatsu
丈洋 小野松
Hideto Yoshimura
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Abstract

【課題】アンテナ機能を一体的に備えたテレビジョンにおける受信性能が低かった。
【解決手段】放送信号を受信するためのアンテナ機能を一体的に備え、当該アンテナ機能によって受信した放送信号から所定の周波信号を抽出し、当該周波信号から映像信号を生成し、当該映像信号に基づく映像表示を行うテレビジョンにおいて、上記テレビジョンのキャビネットを構成する壁の内外面および又は当該キャビネットに内蔵された部品の非金属性の表面における複数の位置において、対応する面に沿った形状でそれぞれ形成された複数のアンテナ素子からなる、複数の可変な指向性を有するアンテナ素子群と、上記アンテナ素子群による指向性を限定してアンテナ素子群に放送信号を受信させる切替制御部とを備える構成とした。
【選択図】図2

Description

本発明は、アンテナ機能を一体的に備えたテレビジョンに関する。
従来から、左右2本のループ状アンテナからなる受信部を、前面キャビネットの外周部分、CRTのフェース面、またはCRTのファンネル部分に貼り付け、或いは、インサート成形によって前面キャビネットと一体に形成した、テレビジョン受像機が知られている(特許文献1参照。)。
また、2つの電子的に同調可能な開口導波管アンテナが受像機に内蔵もしくは装着され、当該2つのアンテナは位相合成ダイバーシティ受信を行う、デジタルテレビジョン放送受像機が知られている(特許文献2参照。)。
また、筺体の周面を廻る環状の放送受信用アンテナ素子を備えた携帯電話機が知られている(特許文献3参照。)。
また、ディスプレイ端末上に配置されて無線周波信号を受信機に結合するアンテナを備えた電子装置が知られている(特許文献4参照。)。
また、ケース内部の各回路基板にアンテナおよびアンテナ用のグランドパターンを設けた携帯型情報端末(PDA)が知られている(特許文献5参照。)。
特開平11‐308554号公報 特開2005‐102142号公報 特開2006‐13629号公報 特開平5‐335826号公報 特開2003‐143030号公報
テレビジョン本体と一体的にアンテナが備えられている場合、その受信能力が問題となる。つまりテレビジョン本体は、室内においてユーザの所望する場所に自由な方向で設置されるものであるから、テレビジョン本体と一体的なアンテナが向く方向も、あらゆる方向が想定される。かかる状況において、室内に設置されたテレビジョン本体の向き次第で、アンテナによる放送信号の受信感度が大きく変ってしまうようでは、製品としての品質や信頼性は著しく低いものとなる。つまり、アンテナを一体的に備えるテレビジョンにおいては、テレビジョン本体の設置方向がどのような方向であったとしても、そのとき所望されている(選局されている)チャンネルの放送信号を良好な感度で受信し、かつ不要な信号は拾わないという、高度な受信性能が求められる。
ここで、上記文献1に開示されたテレビジョン受像機は、左右2本のループ状アンテナでテレビを受信するだけであるため、テレビジョン受像機の設置向き次第で受信感度は大きく落ち込んでしまい、到底、ユーザが求める上記受信性能を満足するものでは無かった。
また、上記文献2においては、その図1,6などからも明らかなように、左右2つの開口導波管アンテナは、デジタルテレビジョンの筺体内において、広くかつ筺体の厚み方向においてかなりの高さを有するものである。従って、当該開口導波管アンテナを筺体に内蔵すると、筺体の厚みに大きく響いてしまい、今日求められるテレビジョン製品の薄型化という要請に十分に応えることは難しかった。さらに、開口導波管アンテナが高さ等を有して巨大である分、筺体内における他の部品の設計や取り付け位置の自由度を低下させてしまうという課題もあった。
また、上記文献3〜5も、テレビジョンに求められる上記受信性能の課題を解決するものではなかった。
本発明は上記課題にかんがみてなされたもので、テレビジョンの設置方向によることなく、そのとき所望されている放送信号を良好な感度で受信し且つ不要な信号は拾わない高度な受信性能を実現し、同時に、テレビジョンの薄型化、筺体内部の各種部品の設計や取り付け位置の自由度の向上、等を実現することの可能なテレビジョンおよび液晶テレビジョンを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のテレビジョンは、放送信号を受信するためのアンテナ機能を一体的に備え、当該アンテナ機能によって受信した放送信号から所定の周波信号を抽出し、当該周波信号から映像信号を生成し、当該映像信号に基づく映像表示を行う。ここで、テレビジョンは、キャビネットを構成する壁の内外面および又は当該キャビネットに内蔵された部品の非金属性の表面における複数の位置において、対応する面に沿った形状でそれぞれ形成された複数のアンテナ素子からなる、複数の可変な指向性を有するアンテナ素子群を有する。そして、切替制御部が、アンテナ素子群による指向性を限定してアンテナ素子群に放送信号を受信させる。
すなわち本発明によれば、キャビネットを構成する壁の内外面および又は当該キャビネットに内蔵された部品の非金属性の表面における複数の位置に、面に沿った形状で複数のアンテナ素子を形成するという態様にてテレビジョンとアンテナとを一体化した。かかる複数のアンテナ素子はそれぞれ異なる位置に存在するため指向性もそれぞれ異なり、その結果、アンテナ素子群としては、様々な方向に指向性を切り替えることが可能となる。従って、切替制御部がアンテナ素子群による指向性をそのとき選局されているチャンネルの放送を受信するために最適な指向性に限定することにより、テレビジョン自体の設置態様によらず常に良好な感度にて目的の放送信号を受信することができる。また、各アンテナ素子は、面に沿って形成されているため、キャビネット内の他の部品の邪魔になることも無い。
複数のアンテナ素子の少なくとも一部は、上記キャビネットの後壁の内面に形成するとしてもよい。アンテナ素子は、その面積をできるだけ広くかつ多数の位置に配置することが、あらゆる方向に対して受信感度を良好にする上で望ましい。キャビネットの後壁はキャビネットを構成する壁面の中でも最も広く、かつキャビネット内において他の部品の邪魔にならないスペースも多く有しているため、かかる後壁の内面にアンテナ素子を形成すれば、受信性能の向上とテレビジョン内部の設計との両方の面で好ましい。
複数のアンテナ素子の少なくとも一部は、略水平に配向して形成されているとしてもよい。テレビジョン放送信号は、水平偏波であることが多いため、複数のアンテナ素子を略水平に配向しておけば、テレビジョン放送信号を良好に受信することができる。ただし、垂直偏波に対しても受信性能を良好なものとするために、略水平に配向するアンテナ素子を有しつつ、他のアンテナ素子の少なくとも一部は、略垂直に配向して形成するとしてもよい。
各アンテナ素子は、それぞれ双極子(ダイポール)状の金属素材を対応する面に付着させることにより形成されているとしてもよい。かかる構成とすれば、アンテナ素子はキャビネット内において殆ど体積を要しないため、他の部品の邪魔になることも無く、キャビネットの薄型化に大きく貢献する。また、各アンテナ素子はダイポール状であるため、的確に放送信号を受信することができる。
上記切替制御部は、各アンテナ素子から入力される各放送信号の位相を調整し、当該調整後の各信号を合成して合成信号を生成し、当該合成信号から抽出される周波信号におけるエラーレートを検出する処理を、各アンテナ素子からの放送信号に対する位相の調整量を夫々変更して複数回実行するとともに、最小のエラーレートが検出された回の位相の調整量を採用して各アンテナ素子からの各放送信号の位相を調整することによりアンテナ素子群による指向性を限定するとしてもよい。当該構成によれば、アンテナ素子群を、いわゆるスマートアンテナと同等のものとして扱うことができ、アンテナ素子群における指向性を順次切り替えて信号中のエラーレートを検出し、エラーレートが最も小さかったときの指向性を採用して、放送信号を受信する。
本発明にかかる技術的思想は、より具体的な液晶テレビジョンという製品に対しても適用可能である。そこで、上述したテレビジョンの各特徴を含みさらに具体的な発明として、放送信号を受信するためのアンテナ機能を一体的に備え、当該アンテナ機能によって受信した放送信号から所定の周波信号を抽出し、当該周波信号から映像信号を生成し、当該映像信号に基づく映像表示を行う液晶テレビジョンにおいて、上記液晶テレビジョンのリアキャビネットを構成する後壁と上壁と左右側壁との各内面からなる連続する面領域上で略左右対称に点在する6つ以上の位置において、対応する面に沿って双極子状の金属箔を貼り付けることによりそれぞれ形成された6つ以上のアンテナ素子からなる、複数の可変な指向性を有するアンテナ素子群と、上記アンテナ素子群による指向性を限定してアンテナ素子群に放送信号を受信させる切替制御部とを備え、各アンテナ素子のうち位置が略左右対称な関係にある少なくとも1組のアンテナ素子は、リアキャビネットの後壁の内面において、略水平に配向して形成され、上記切替制御部は、各アンテナ素子から入力される各放送信号の位相を調整し、当該調整後の各信号を合成して合成信号を生成し、当該合成信号から抽出される周波信号におけるエラーレートを検出する処理を、各アンテナ素子からの放送信号に対する位相の調整量を夫々変更して複数回実行するとともに、最小のエラーレートが検出された回の位相の調整量を採用して各アンテナ素子からの各放送信号の位相を調整することによりアンテナ素子群による指向性を限定する、構成を把握することができる。
このような、より具体的な構成においても、上述したテレビジョンと同様の作用および効果を発揮する。
以下の順序に従って、各図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。
(1)テレビジョンにおけるアンテナ素子の配置
(2)放送信号の受信処理
(3)まとめ
(1)テレビジョンにおけるアンテナ素子の配置
図1は、本実施形態にかかるテレビジョン10の外観を、前側から斜視図により例示している。テレビジョン(以下、TVと略す)10の外観は、概略、TV10のキャビネット(筺体)20と、キャビネット20内に収容されつつ表示面を外部に露出させた表示パネル30とからなる。キャビネット20は、表示パネル30の上下左右の縁部を前側から覆うフロントキャビネット40と、表示パネル30およびその他のTV10内部の各種部品を後側から覆うリアキャビネット50とからなる。
本実施形態では、表示パネル30は薄型の液晶パネルとしている。液晶パネルを採用する点で、TV10は液晶TVであると言える。ただし、TV10が内部に収容する薄型の表示パネル(ディスプレイ)は、液晶パネルに限られず、プラズマディスプレイパネルや、有機ELディスプレイ等、種々の表示パネルを採用可能である。
TV10は、テレビジョン放送信号を受信するための複数のアンテナ素子を一体的に備えている。TV10がアンテナ素子を形成する位置は、キャビネット20を構成する壁の内面や外面、さらにはキャビネット20に内蔵された部品の非金属性の表面など様々である。以下では、TV10におけるアンテナ素子の配置の好ましい幾つかの例を説明する。
図2は、リアキャビネット50を前側から示している。
リアキャビネット50は、概略、後壁51と、後壁51の左右の端部からそれぞれ前側に延出する左側壁52および右側壁53と、後壁51の上下の端部からそれぞれ前側に延出する上壁54および下壁55と、からなる。後壁51は、キャビネット20の後壁とも言える。
図2では、リアキャビネット50の内面(TV10の内部に向く面)に、複数のアンテナ素子60を略左右対称に点在させて形成した場合を示している。
具体的には、後壁51の内面上において略左右対称に点在する6箇所にそれぞれアンテナ素子60を形成している。この場合、アンテナ素子60は、後壁51の内面上の左側領域において3つの異なる高さ位置にそれぞれ形成され、かつ、後壁51の内面上の右側領域において3つの異なる高さ位置にそれぞれ形成される。
図3は、アンテナ素子60の一例を示している。アンテナ素子60は、所定の金属素材をアンテナ素子60の形成位置となる面(例えば、後壁51の内面)に沿わせて双極子状に貼り付け、あるいは塗り付ける等して形成された素子部61,61と、各素子部61,61と接続する導線62,62とから構成される。つまり各アンテナ素子60は、それぞれがダイポールアンテナとして機能すると言える。対応する面へのアンテナ素子60(素子部61)の形成方法は様々であり、例えば、銅箔などの金属箔を対応面に貼り付けたり、導線の集合体を対応面に貼り付けたり、金属素子を対応面にプリントしたり、導電ペイントを対応面に塗り付ける等して、実現される。従って、アンテナ素子60の形成位置となる面が曲面状であれば、それに合わせて素子部61も曲面状となる
各アンテナ素子60から延出する導線62は、それぞれ出力調整部70に接続している。出力調整部70の配設位置は、図2において二点鎖線で示すように後壁51の内面上の所定位置(例えば、略中心位置)であってもよいし、キャビネット20内に搭載される図示しない基板上であってもよい。出力調整部70は、切替制御部の一部を構成する。また、TV10に配置される複数のアンテナ素子60の集合(アンテナ素子群65)と出力調整部70とを併せて、アンテナユニットと呼ぶこともできる。出力調整部70等の機能については、後述する。
図4および図5は、アンテナ素子の他の例を示している。
図4では、T字状とした金属箔からなる2つの素子部61a,61aを、互いにT字の軸の先端が向き合う状態で配置することにより形成されたアンテナ素子60aを示している。つまり、上記図3に示したアンテナ素子60の代わりに、図4に示した形状のアンテナ素子60aを、後壁51の内面等の所定位置に形成するとしてもよい。素子部61a,61aからは導線62a,62aがそれぞれ延出している。
図5では、略矩形の金属箔61bの中央付近の領域を略8の字状に切り抜くことにより形成したアンテナ素子60bを示している。つまり、上記図3,4に示したアンテナ素子60,60aの代わりに、図5に示した形状のアンテナ素子60bを、後壁51の内面等の所定位置に形成するとしてもよい。アンテナ素子60bにおいては、略8の字のくびれ部分に対応して互いに向かい合う金属箔の先端部分から、導線62b,62bがそれぞれ延出している。
なお本明細書においてアンテナ素子60と記述した部分は、アンテナ素子60aまたはアンテナ素子60bと自由に読み替え可能であるものとする。
各アンテナ素子60を形成する位置は、図2においてアンテナ素子60を示した位置に限られない。例えば、図6のリアキャビネット50に示すように、図2で示したアンテナ素子60の配置位置に加え或いは替えて、左側壁52や右側壁53の内面にアンテナ素子60を配置してもよいし、上壁54の内面にアンテナ素子60を配置してもよい。また、アンテナ素子60の数も限られず、どの壁面にどれだけの数のアンテナ素子60を形成するかは、基本的に自由である。ただし、下壁55にアンテナ素子60を形成することは、必ずしも適切とは言えない。これは、TV10のアンテナは、放送信号を良好に受信するためにできるだけ高い位置に存在することが望ましいが、下壁55はTV10において床面に最も近い部位であり、放送信号を受信するためのアンテナの位置として相応しいとは言い難いからである。この意味で、リアキャビネット50の後壁51と、上壁54と、左右側壁52,53と、の各内面からなる連続する面領域上に略左右対称に複数のアンテナ素子60を点在させる形態は、本発明にかかるTV10を実現する上で一つの好ましい例と言える。
また本実施形態では、リアキャビネット50の内面に複数のアンテナ素子60を形成する場合、略左右対称な位置関係にある少なくとも1組のアンテナ素子60については後壁51に形成するものとする。これは、薄型のTV10においては、キャビネット20を構成する各壁面のうち、後壁51の内面が、アンテナ素子60を形成するためのスペースを最も多く確保しやすい壁面だからである。また、アンテナ素子60の素子部61の面積をより広くしたほうがアンテナ素子60による受信感度が向上しやすいが、広い後壁51の内面においては、素子部61の面積を大きく確保したアンテナ素子60を形成しやすいからである。
各アンテナ素子60の方向についても様々な方向を向かせて配置可能であるが、一例として、複数のアンテナ素子60の少なくとも一部(例えば、略左右対称な位置関係にある少なくとも1組のアンテナ素子60)については、略水平に配向させて形成する。具体的には、素子部61の長手方向を、水平方向(左右方向)に配向させてアンテナ素子60を形成する。つまり、テレビジョン放送信号は、水平偏波であることが多いため、アンテナ素子60を略水平に配向しておけば、テレビジョン放送信号を良好に受信することができるからである。
図7は、リアキャビネット50の内面にアンテナ素子60を形成した例であって、図2,6とは異なる例を示している。図7では、水平方向を向くアンテナ素子60を形成しつつも、複数のアンテナ素子60の少なくとも一部を略垂直(上下方向)に配向させて形成している。つまり、TV10として水平偏波だけでなく垂直偏波に対しても受信性能を良好なものとするために、略水平に配向するアンテナ素子60を有しつつ、略垂直に配向するアンテナ素子60をも有するとしている。
なお、アンテナ素子60を形成する位置はリアキャビネット50の内面に限定されるものではない。例えば、リアキャビネット50の内面以外にも、リアキャビネット50の外面、フロントキャビネット40の内面や外面、さらには表示パネル30の表示面上など、TV10を構成する部品の面であって非金属の部分であれば、あらゆる所に形成可能である。
(2)放送信号の受信処理
次に、上記アンテナ素子群65を用いた受信処理などについて説明する。
本実施形態においては、各アンテナ素子60はそれぞれ独立して放送信号を受信することが可能であり、それぞれの位置および配向方向に応じてそれぞれ異なる指向性を有している。従って、上述したように複数のアンテナ素子60を様々な位置や方向で配置することにより、様々な方向に対して受信感度が良好なアンテナ機能を構築することができる。ただし、常時、全方向から放送信号を受信可能とすると、所望の放送局から発信される放送信号以外の方向から発信されるノイズ電波も受信してしまう。そのため、本実施形態では、受像するチャンネルに応じて受信可能とする指向方向を限定するような制御を行うものとしている。
図8は、TV10の内部構成の一例をブロック図によって概略的に示している。
TV10は、アンテナ素子群65と出力調整部70とからなるアンテナユニット80を備える。出力調整部70は、各アンテナ素子60と接続する複数の位相器71と、各位相器71と接続する合成器72と、合成器72と接続するブースター回路73、とを含む。また、TV10は、アンテナコントロール部11と、チューナ部12と、信号再生部13と、パネル駆動回路14と、上記表示パネル30と、を備える。アンテナコントロール部11や、チューナ部12や、信号再生部13等はそれぞれマイクロコンピュータ19と接続している。なお図8では、図面を簡易化するためにアンテナ素子60を3つのみ示しているが、これはアンテナ素子群65を構成するアンテナ素子60の数が3つのみであるという意味ではない。
マイクロコンピュータ19においては、CPU19a、ROM19b、RAM19c、書き換え可能な不揮発性メモリであるEEPROM19dなどがバス19eを介して接続されており、CPU19aがRAM19cをワークエリアとしながらTV10の機能を実現するための制御処理を実行する。この制御処理を実行するプログラムは、予めROM19bに格納されており、CPU19aは、適宜ROM19bから所定のプログラムをRAM19cに読み込みつつ制御処理を実行する。またCPU19aは、EEPROM19dに記憶された各種データを使用して制御処理を実行する。
このような構成において、ユーザが所望のチャンネルの選局指示を行った際のTV10による処理を説明する。ユーザは、リモートコントロール(リモコン)信号送信機90を操作することにより、TV10に対して所望のチャンネルの選局指示をTV10に対して送信する。バス19eにはリモートコントロールインターフェース(I/F)19fが接続されており、リモコン90から出力される赤外線明滅信号を入力可能になっている。この赤外線明滅信号はバス19eを介してCPU19aに送出され、CPU19aは対応する制御処理を実行する。
チャンネルの選局指示を受けたCPU19aは、アンテナコントロール部11、チューナ部12、信号再生部13、を制御することにより、アンテナ素子群65における指向性を、選局指示にかかるチャンネルの放送信号を受信するために最適な指向性に限定する処理を実行させる。図9は、かかる処理の一例をフローチャートにより示している。
ステップS(以下、ステップの表記を省略)200では、CPU19aは、各アンテナ素子60から入力される各放送信号の位相を調整した結果得られる周波信号におけるエラーレートの検出処理を、各アンテナ素子60からの放送信号に対する位相の調整量を夫々変更して複数回実行する。
この場合、アンテナコントロール部11は、各位相器71における位相の調整量を制御する。各位相器71は、対応するアンテナ素子60から入力される信号の位相をそれぞれ変更することができる回路であり、アンテナコントロール部11から出力されるバイアス電圧に応じて位相を遅らすことが可能となっている。アンテナコントロール部11は、各アンテナ素子60と一対一で対応する各位相器71に対する位相の調整量の組み合わせを予め規定したテーブル(位相調整量規定テーブル)Tを参照することにより、各位相器71に対してどれだけ位相を調整させるかを決定するとともに、当該決定した位相の調整量に応じたバイアス電圧を、各位相器71に対して出力する。
図10は、位相調整量規定テーブルTの一例を示している。当該テーブルTは、例えば、EEPROM19dに予め記憶されている。ここでは説明を簡易にするために、アンテナ素子群65を構成するアンテナ素子60の数は4つである場合を想定し、テーブルTでは4つのアンテナ素子60に対応する4つの位相器71をそれぞれ、A,B,C,Dと表記している。また、位相器A〜Dに対する位相の調整量は90度刻みで規定されているものとする。このようなテーブルTによれば、一つの位相器に対する位相の調整量は4種類(0度、90度、180度、270度)存在するため、位相器A〜Dに対する位相の調整量の組み合わせは、4の4乗で計256通り存在することになる。つまり図10では、組合わせ番号1〜256に対応させて、位相器A〜Dの位相の調整量の組み合わせをそれぞれ規定した様子を示している。むろん、位相の調整は90度よりも細かい単位で行うとしてもよい。
アンテナコントロール部11は、位相器A〜Dに対する位相の調整量の組み合わせを一つずつテーブルTから順次読み出すとともに、読み出した一つの組み合わせにおける位相器A〜Dそれぞれに対する位相の調整量に応じたバイアス電圧を、位相器A〜Dに対して出力する。この結果、位相器A〜Dにて位相量がそれぞれ変更された各信号は合成器72に入力され、合成器72にて合成される。合成器72にて合成された信号はブースター回路73に入力され、増幅される。ブースター回路73(アンテナユニット80)からの出力は、チューナ部12に入力される。
このように、複数のアンテナ素子60から入力された信号の位相を可変させつつ合成させることにより、アンテナ素子群65が、各アンテナ素子60に応じた指向性のみならず任意の方向に指向性を持つようにすることができ、かつ指向性を自由に切り替えることができる。この意味で、アンテナ素子群65は、複数の可変な指向性を有するアンテナ素子群であると言える。
また、チューナ部12には、CPU19aから、上記選局指示にかかるチャンネルの周波数帯域を指示する選局制御信号が入力され、チューナ部12は、アンテナユニット80から入力された周波信号から、選局制御信号が指示する周波数帯域の周波信号を抽出することにより、複数のチャンネルの中から一つのチャンネルを選択する。
チューナ部12の出力は、信号再生部13に供給される。信号再生部13においては、デジタルI/F13aがチューナ部12から入力される周波信号をデジタル信号に変換する。次に、復調回路13bが、変換されたデジタル信号に対していわゆるゴーストキャンセルの処理や、伝送路上で発生したビット誤りの訂正を行い、トランスポートストリーム(TS)出力を得る。また、復調回路13bは、全体のデータに対する上記ビット誤りの割合をエラーレートとして検出する。
上記S200においては、このようなエラーレートの検出処理を、上記テーブルTに規定された位相の調整量の組み合わせ毎に得られる信号毎に行う。
S400では、CPU19aは、上記S200において検出された各エラーレートのうち最小のエラーレートが得られた信号に対応する、各位相器に対する位相の調整量の組み合わせを特定する。なお、S200,400では、上記テーブルTに規定された全ての位相の調整量の組み合わせ毎にエラーレートを検出するのではなく、ある所定値以下のエラーレートが検出された時点でエラーレートの検出処理を終え、その時点で最小のエラーレートに対応する位相の調整量の組み合わせを、特定するとしてもよい。
S600では、CPU19aは、上記S400において特定した各位相器に対する位相の調整量の組み合わせに基づいて各位相器の位相を調整させることを、アンテナコントロール部11に指示し、アンテナコントロール部11は、当該指示にかかる各位相器に対する位相の調整量に基づいて、各位相器に対するバイアス電圧を生成し、出力する。
この結果、アンテナ素子群65における指向性が、ユーザが選局したチャンネルにかかる放送信号を受信するために最適な指向性に限定され、その結果、当該放送信号が良好な受信感度にて受信されるとともに、不要なノイズ電波を受信することが極力抑制される。なお、少なくとも出力調整部70とアンテナコントロール部11と信号再生部13の復調回路13bとCPU19a(マイクロコンピュータ19)とを含む構成を、本発明における切替制御部と呼ぶことができる。
S600の処理の後は、TV10において通常の映像再生処理が行なわれる。つまり、信号再生部13においては、復調回路13bがチューナ部12から入力された周波信号に基づいてTSを取得し、次に、デスクランブル部13cがTSに対してデ・スクランブル処理を行って、TSを再生可能なデータ配列に復元する。デ・スクランブル処理が行われたTSは、映像信号や音声信号や文字情報等が多重化された形式となっており、デマルチプレックス部13dに供給される。デマルチプレックス部13dでは入力されたデータに対してデ・マルチプレックス処理を行い、多重化を解除する。多重化が解除されると、映像信号および音声信号が所定の方式により圧縮されたMPEGデータが得られ、MPEGデータはMPEGデコーダ13eに供給され、MPEGデコーダ13eにて圧縮解凍処理、つまりMPEGデコード処理が行われる。MPEGデータをMPEGデコード処理することにより、デジタル映像信号とデジタル音声信号とが生成され、生成されたデジタル映像信号はさらにアナログの映像信号に変換される。圧縮解凍・アナログ変換された映像信号は、信号再生部13からパネル駆動回路14に供給され、パネル駆動回路14によって映像信号が表示パネル30出力される。MPEGデコード処理により生成された音声信号は、D/A変換されるとともに、図示しない音声出力回路およびスピーカを介して出力される。
上記では、ユーザが所望のチャンネルを選局する度にS200〜600の処理が実行されるとした。一方、チャンネルをプリセットする段階で、チャンネル毎に上記S200〜600の処理を実行して、各チャンネルそれぞれについて、各位相器に対する位相の調整量の最適な組み合わせを予め特定しておき、以後の各チャンネルの視聴の際には、かかる予め特定された組み合わせの情報に基づいて、各位相器を調整するとしてもよい。ただし、かかる組み合わせの情報を予め特定しておく処理は、TV10の設置位置を変更する度に行う必要がある。
また、出力調整部70がチューナ部12に出力する信号は、上述した処理以外の手法によって生成するとしてもよい。例えば、出力調整部70では、各アンテナ素子60から入力された信号を、各位相器71を用いて同位相化するとともに、各信号の強度に応じて決定した重み付けの係数を用いて各信号を合成し、当該合成後の信号をチューナ部12に出力するとしてもよい。或いは、より簡単に、出力調整部70は各アンテナ素子60から入力された信号のうち、最も信号強度が高い信号を選択し、当該選択した信号をチューナ部12に出力するとしてもよい。
(3)まとめ
このように本実施形態によれば、液晶パネルなどの薄型の表示パネルをキャビネット20に収容するTV10において、リアキャビネット50の内面上などTV10構成する部品の面上の複数箇所に、金属箔などの金属素材を面に沿わせて貼り付け或いは塗り付けて、複数のアンテナ素子60を形成することにより、複数の可変な指向性を有するアンテナ素子群65を構築するとした。そして、ユーザが所望するチャンネルが選局されたときには、アンテナ素子群65による指向性を、当該チャンネルにかかる放送信号を受信するために最適な指向性に限定する。従って、キャビネット20の表面からの突起物としてのアンテナを備える必要がなく、TV10をユーザがどの向きに設置した場合であっても、TV10に対して様々な方向から発信されるいずれの放送信号も受信することができ、かつ、そのときユーザによって所望されている放送局からの放送信号だけに限定して感度良く受信することが可能なTV10提供することができる。
また、各アンテナ素子60は、リアキャビネット50の内面上などにおいて、対応する面の形状に沿って金属箔などで形成されているため、その体積は極めて小さく、TV10内部において他の部品(例えば、表示パネル30や、電源回路や、各種信号処理のための回路や、スピーカや、液晶パネルのバックライトを駆動させるためのインバータ回路等)の邪魔になることが無い。従って、各アンテナ素子60をTV10内部に複数形成することによって、キャビネット20の薄型化が阻害されてしまうことは一切なく、キャビネット20の薄型化に大きく貢献する。また、TV10内部において各アンテナ素子60の存在を殆ど無視できるため、従来のように巨大なアンテナをテレビの筺体内部に収容していた場合と比較して、他の部品についての、取り付け位置や設計変更などの自由度が、格段に向上する。
テレビジョン(TV)の外観の一例を示した斜視図。 リアキャビネットにおけるアンテナ素子の配置の一例を示した正面図。 アンテナ素子の一例を示した図。 アンテナ素子の他の一例を示した図。 アンテナ素子の他の一例を示した図。 リアキャビネットにおけるアンテナ素子の配置の他の一例を示した斜視図。 リアキャビネットにおけるアンテナ素子の配置の他の一例を示した正面図。 TVの内部構成の一例を概略的に示したブロック図。 指向性を限定する処理の一例を示したフローチャート。 位相調整量規定テーブルの一例を示した図。
符号の説明
10…テレビジョン
11…アンテナコントロール部
12…チューナ部
13…信号再生部
19…マイクロコンピュータ
20…キャビネット
30…表示パネル
40…フロントキャビネット
50…リアキャビネット
51…後壁
52…左側壁
53…右側壁
54…上壁
55…下壁
60,60a,60b…アンテナ素子
61,61a…素子部
61b…金属箔
62,62a,62b…導線
65…アンテナ素子群
70…出力調整部
80…アンテナユニット
90…リモートコントロール信号送信機

Claims (7)

  1. 放送信号を受信するためのアンテナ機能を一体的に備え、当該アンテナ機能によって受信した放送信号から所定の周波信号を抽出し、当該周波信号から映像信号を生成し、当該映像信号に基づく映像表示を行うテレビジョンにおいて、
    上記テレビジョンのキャビネットを構成する壁の内外面および又は当該キャビネットに内蔵された部品の非金属性の表面における複数の位置において、対応する面に沿った形状でそれぞれ形成された複数のアンテナ素子からなる、複数の可変な指向性を有するアンテナ素子群と、
    上記アンテナ素子群による指向性を限定してアンテナ素子群に放送信号を受信させる切替制御部とを備えることを特徴とするテレビジョン。
  2. 複数のアンテナ素子の少なくとも一部を、上記キャビネットの後壁の内面に形成したことを特徴とする請求項1に記載のテレビジョン。
  3. 複数のアンテナ素子の少なくとも一部は、略水平に配向して形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載のテレビジョン。
  4. 複数のアンテナ素子の少なくとも一部は、略垂直に配向して形成されていることを特徴とする請求項3に記載のテレビジョン。
  5. 各アンテナ素子はそれぞれ双極子状の金属素材を対応する面に付着させることにより形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載のテレビジョン。
  6. 上記切替制御部は、各アンテナ素子から入力される各放送信号の位相を調整し、当該調整後の各信号を合成して合成信号を生成し、当該合成信号から抽出される周波信号におけるエラーレートを検出する処理を、各アンテナ素子からの放送信号に対する位相の調整量を夫々変更して複数回実行するとともに、最小のエラーレートが検出された回の位相の調整量を採用して各アンテナ素子からの各放送信号の位相を調整することによりアンテナ素子群による指向性を限定することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載のテレビジョン。
  7. 放送信号を受信するためのアンテナ機能を一体的に備え、当該アンテナ機能によって受信した放送信号から所定の周波信号を抽出し、当該周波信号から映像信号を生成し、当該映像信号に基づく映像表示を行う液晶テレビジョンにおいて、
    上記液晶テレビジョンのリアキャビネットを構成する後壁と上壁と左右側壁との各内面からなる連続する面領域上で略左右対称に点在する6つ以上の位置において、対応する面に沿って双極子状の金属箔を貼り付けることによりそれぞれ形成された6つ以上のアンテナ素子からなる、複数の可変な指向性を有するアンテナ素子群と、
    上記アンテナ素子群による指向性を限定してアンテナ素子群に放送信号を受信させる切替制御部とを備え、
    各アンテナ素子のうち位置が略左右対称な関係にある少なくとも1組のアンテナ素子は、リアキャビネットの後壁の内面において、略水平に配向して形成され、
    上記切替制御部は、各アンテナ素子から入力される各放送信号の位相を調整し、当該調整後の各信号を合成して合成信号を生成し、当該合成信号から抽出される周波信号におけるエラーレートを検出する処理を、各アンテナ素子からの放送信号に対する位相の調整量を夫々変更して複数回実行するとともに、最小のエラーレートが検出された回の位相の調整量を採用して各アンテナ素子からの各放送信号の位相を調整することによりアンテナ素子群による指向性を限定することを特徴とする液晶テレビジョン。
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