JP2009094692A - 無線通信システム、通信制御装置、無線通信端末 - Google Patents

無線通信システム、通信制御装置、無線通信端末 Download PDF

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Abstract

【課題】各端末の位置に応じて適切な中継処理を行う。
【解決手段】無線通信システム1は、中継装置30と、複数の無線通信端末41〜45と、スピーカ50a〜50dと、前記スピーカから放音された音声信号を受信した前記複数の無線通信端末から、音声信号の受信状態に関する情報をそれぞれ受信する受信手段と、前記受信手段にて受信した情報に基づいて各無線通信端末の位置を特定する位置特定手段と、前記位置特定手段にて特定した位置に基づいて、他の無線通信端末45と中継装置の間の通信を中継する一の無線通信端末42を決定し、当該一の無線通信端末に対し前記中継装置を介して中継の指示を送信する中継制御手段とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、無線通信システムに関する。
アクセスポイント(AP)との通信に加え、端末同士で通信を行う機能を有する無線通信端末がある。このような無線通信端末(以下、単に端末という場合がある)は、典型的には、アクセスポイントとの通信を行うモード(インフラストラクチャモード)と、端末同士で通信を行うモード(アドホックモード)とを備えており、このモードを自発的にまたは他の装置からの指示に応じて切り替えることができるようになっている。このような端末を用いた無線通信システムにおいては、端末とAPとの距離が遠いために電波が届かず、その結果APとの通信ができない場合であっても、他の端末を中継してAPとの通信を行うといったことが可能となる(特許文献1を参照)。
特許第3636695号公報
ところで、無線通信端末は、典型的にはノート型PC、携帯電話機、PDA等の携帯型端末であり、ユーザの移動に伴ってその位置が変化する可能性がある。しかしながら、従来の無線通信システムにおいては、端末の位置が変化した場合に、どの端末が中継処理を必要としているのか、およびどの端末が中継処理を行うべきかを特定することができなくなる場合があった。
また、中継処理が必要な端末および中継処理を担う端末を特定できたとしても、例えば複数の中継経路が存在する場合に、その中から最も効率のよい中継経路を決定することはできなかった。
本発明は、上述した背景に鑑みてなされたものであり、各端末の位置に応じて適切な中継処理を行うことのできる無線通信システムおよび通信制御装置を提供することを目的とする。
本発明は、一の態様において、スピーカと、前記スピーカから放音された音声信号を受信した複数の無線通信端末から音声の受信状態に関する音声受信情報をそれぞれ受信する受信手段と、前記受信手段にて受信した音声受信情報に基づいて各無線通信端末の位置を特定する位置特定手段と、前記位置特定手段にて特定した位置に基づいて、他の無線通信端末に係る通信を中継する一の無線通信端末を決定し、該決定した一の無線通信端末に対して中継の指示を送信する中継制御手段とを有する通信制御装置を提供する。
好ましい態様において、前記スピーカは複数設けられ、それぞれ異なる特徴パターンを有する音波を放射する。
他の好ましい態様において、前記中継制御手段は、無線通信端末から中継の要求を受信する要求受信手段を更に備え、前記要求受信手段により前記要求を受信した場合に、前記一の無線通信端末の決定および前記指示の送信を行う。
他の好ましい態様において、前記音声は非可聴域の音波である
他の好ましい態様において、前記位置特定手段は、一の端末に係る通信に関し、中継を担う複数の無線通信端末を決定する。
他の好ましい態様において、前記位置特定手段は、更に前記複数の端末の通信状況に関する通信状況情報を取得する手段を備え、前記位置特定手段は、前記音声受信情報と前記通信状況情報とに基づいて、他の無線通信端末に係る通信を中継する無線通信端末を決定する。
本発明は、他の観点において、無線通信手段と、収音手段と、前記収音手段にて受信した音声の受信状態を表す情報を生成し、前記無線通信手段を用いて当該情報を送信する手段と、前記無線通信手段により所定の信号を受信すると、他の端末に係る通信の中継処理を実行する制御手段とを有する無線通信端末を提供する。
本発明は、更に他の観点において、中継装置と、複数の無線通信端末と、スピーカと、前記スピーカから放音された音声を受信した前記複数の無線通信端末から、音声信号の受信状態に関する情報をそれぞれ受信する受信手段と、前記受信手段にて受信した情報に基づいて各無線通信端末の位置を特定する位置特定手段と、前記位置特定手段にて特定した位置に基づいて、他の無線通信端末と中継装置の間の通信を中継する一の無線通信端末を決定し、当該一の無線通信端末に対し前記中継装置を介して中継の指示を送信する中継制御手段とを有する無線通信システムを提供する。
本発明に係る通信制御装置を用いた無線通信システムによれば、端末の位置に応じて適切な中継処理を行うことができる。
<実施例>
1.構成
図1は、無線通信システム1の概要を示す模式図である。同図に示すように、無線通信システム1は、制御装置10、PA(Public Address)20、AP(Access Point)30、端末41〜45、およびスピーカ50a〜50dから構成される。なお、図1では1つのAPと5つの端末で構成される例が示されているが、これは説明の便宜上であり、本発明においてAPの数や端末の数はこれに限定されるものではない。
スピーカ50a〜50dは、PA20の制御の下で音波を放射する。制御装置10が管理する対象とする端末41〜45の移動範囲をカバーするような位置に設けられることが好ましい。例えば、無線通信システム1がイベントホール等の閉じた空間内で移動しうる端末41〜45の中継処理を目的とする場合、例えばスピーカ50a〜50dをイベントホールの四隅の壁にそれぞれ設置することが考えられる。
PA20は、各スピーカ50a〜50dと電気的に接続されており、各スピーカを制御する。PA20は更に制御装置10と電気的に接続される。PA20は、制御装置10から指令を受信すると、各スピーカ50a〜50d対し、所定のパターンの音波(以下、特徴パターンという)を放射するように命令信号を出力する。各スピーカ50a〜50dから放射される音波の特徴パターンはそれぞれ異なっている。
具体的には、特徴パターンは、音高、音量、長さ(放射時間)、波形、周波数特性といったパラメータで特徴付けられる。また、各スピーカから放射される音波は、それぞれこれらのパラメータのうち少なくともいずれか1つが異なっている。なお、以下において音波(音声)とは可聴域、非可聴域(超音波)を含む弾性波を意味する。
AP30は、AP30からの電波の届く範囲であるエリアR内にいる端末41〜43と無線通信を行い、各端末41〜45と無線通信システム1の外部に設けられるルータ100との間の通信を中継する、例えばIEEE802.11の諸規格に適合した無線アクセスポイントの機能を有する。すなわち、端末41〜45は、エリアR内にいれば、AP30を介してインターネット200へ接続することができる。具体的には、AP30はエリアR内にある端末を検出し、検出した端末に対して所定の認証処理や通信設定に関するネゴシエーションを行って当該端末とAP30との間で通信コネクションを確立する。通信コネクションの確立後、端末からデータパケットを受信すると、所定のアドレス変換処理や復号処理を行ってルータ100へ転送するとともに、ルータ100から受信した各端末宛のデータパケットに対しては所定のアドレス変換や暗号化処理を行って無線送信する。
AP30が一般的なアクセスポイントと異なるのは、制御装置10と有線又は無線により接続されており、制御装置10の制御の下で動作する点である。具体的には、AP30は一般的なアクセスポイントとしてのデータパケットの転送機能に加えて、各端末から位置登録信号および中継依頼信号を受信した場合、それを制御装置10に転送するとともに、制御装置10から中継指示信号を受信すると、所定のメッセージを無線送信する機能を有する点である。これらの動作の詳細および信号の内容については後述する。
端末41〜45は、無線通信機能を有する携帯型端末であって、端末同士で通信を行う機能(アドホックモードという)と、AP30のみと通信を行う通信機能(インフラストラクチャモードという)を有している。更に、他の端末とAP30との間の通信を中継するために、AP30との通信と他の端末との通信を平行して行う機能(ブリッジモードという)を備えている。すなわち、端末41〜45は、状況に応じてAP30のみと通信を行う場合、他の端末のみと通信を行う場合、他の端末およびAP30と通信を行う場合がある。なお、インフラストラクチャモード、アドホックモード、ブリッジモードにおける通信方式(データフォーマット、アドレス変換方法、データパケットの暗号/復号方式など)については、周知の技術を採用することができる。また、便宜上、端末41〜45はデフォルトではインフラストラクチャモードに設定されるものとする。
5つの端末41〜45は同じ機能を有しているため、以下、端末41を例にとって説明する。なお、各端末の区別をする必要がない場合、各端末に共通する機能・要素を説明する場合、または説明の便宜上必要な場合、符号を付さず単に「端末」という語を使用する場合がある。
図2は端末41の機能ブロック図である。同図に示すように、端末41は、大別して、本体部41Aと、本体部41Aに着脱自在に設けられる無線LANアダプタ41Bとで構成される。本体部41Aは、制御部102、記憶部103、計時部104、出力部106、入力部105、本体側I/F110、バス109から構成される。
制御部102は、CPU等の制御用プロセッサであり、バス109を介して各部を制御する。記憶部103は、RAM、ROM、EEPROM、ハードディスク等の記憶手段である。具体的には、記憶部103には、OSや端末41で通信機能を実現させるための各種プログラムが格納される他、全スピーカ51a〜51dから放射される音波の特徴パターンが記憶されている。また、無線LANアダプタ41Bに提供すべき、インフラストラクチャモード、アドホックモード、ブリッジモードのそれぞれに係る通信の設定情報(使用チャネル、電波出力、通信プロトコルなど)が記憶される。
計時部104はタイマであり、所定の時刻の到来や一定期間の経過を制御部に報告する機能を有する。出力部106は液晶ディスプレイの表示装置やスピーカ等で構成され、各種情報を提示・報知する。入力部105はキーボードやマウス等の入力装置であって、ユーザによって操作されるものである。本体側I/F110は、カード側I/F111を介して本体部41Aと無線LANアダプタ41Bとの間で信号の授受を行う。
無線LANアダプタ41Bは、通信部101、音声解析部108、音声受信部107、カード側I/F111で構成される。
通信部101は、変調/復調回路や送受信アンテナから構成される。制御部102の制御の下、各通信モードに応じた無線通信を行い、AP30および他の端末の少なくともいずれかとの間で情報の授受を行う。
音声受信部107は、コンデンサマイク等の収音装置である、取得した音声信号は音声解析部108へ出力される。音声解析部108は、A/D変換回路や信号処理専用プロセッサであって、音声受信部107から受信した音声信号に対し所定の信号処理を行う。そして、記憶部103を参照し、その信号が所定の特徴パターンに合致するか否かを判定する。合致した場合、その音波の受信状態を表す音波受信情報を生成する。具体的には、受信した音声信号の中にスピーカ50a、50b、50cからそれぞれ放射された特徴パターンが含まれていることを検知した場合、音声解析部108は各音波の受信レベルを決定し、各音波パターンを識別する情報と対応付けて音波受信情報とする。
音波は空気中を伝播する際に減衰していくから、端末と各スピーカまでの距離に応じて受信音量レベルは異なることになる。よって、端末が同じ位置にいない限り、同時刻に異なる端末で同じ音波受信情報が生成されることはない。すなわち、音波受信情報は端末の現在位置を表現するものとなる。例えば、スピーカ50a、50b、50c、50dから放射された特徴パターンの音波の受信レベルがそれぞれL1、L2、L3、L4ならば、音波受信情報には、音波パターンを識別する情報(PA、PB、PC、PD)と受信レベルの値{(PA、L1)、(PB、L2)、(PC、L3)、(PD,L4)}の組が含まれる。
以上の構成を有する端末41〜45において、(a)位置登録機能、(b)中継依頼・中継依頼転送機能、(c)通信モード切り替え機能が実現される。
(a)位置登録機能
インフラストラクチャモードで動作している端末の制御部102は、生成した音波受信情報に端末を識別する識別子を付加して位置登録信号を生成し、通信部101を介して無線送信する。位置登録信号のフォマーットおよび送信方式(送信タイミング、使用チャネル、電界強度など)は予め所定の方法で全端末とAP30との間で合意がなされており、受信した端末はそれが位置登録信号であることが認識できるようになっている。一例としては、所定の時間間隔で、通常のAP30−端末間の通信で用いられる電界強度よりも大きな電界強度を有するビーコン信号を送出する。このようにすれば、端末がエリアRの外にいる場合であっても、AP30はその端末から位置情報を取得することができる。
(b)中継依頼・中継依頼転送機能
インフラストラクチャモードで動作している端末において、計時部104が所定期間、AP30からの信号を受信しない場合、端末はAP30のエリアRの外にいると推定される。この場合、制御部10は、他の端末を中継してAP30にアクセスしたい旨の信号である中継依頼信号を生成し、宛先を指定せずに無線送信する。この中継依頼信号には、中継を依頼している端末を識別する識別子が内包される。
図1に示す端末の配置例においては、エリアRの外にいる端末44および45において中継依頼機能が実現される。中継依頼信号のフォマーットおよび送信方式(送信タイミング、使用チャネル、電界強度など)は予め所定の方法で全端末の間で合意がなされており、この信号を受取った端末はそれが中継依頼信号であることが認識できるようになっている。この信号がAP30のエリア内にいる他の端末(例えば図1の例における端末42)で受信されると、当該他の端末は、当該中継依頼信号に自端末の識別子を付加してAP30へ転送する。
(c)通信モード切り替え機能
AP30のエリアR内にいる端末が、AP30から中継指示信号を受信すると、当該端末は、当該信号を当該信号で指示された他の端末へ転送する。そして、中継指示信号に含まれる通信モード切り替え指示に従ってインフラストラクチャモードからブリッジモードに切り替えるとともに、中継指示信号に含まれた通信設定情報を記憶部103に書き込む。
一方、AP30のエリア外にいる当該他の端末は、中継依頼信号を受信すると、中継指示信号に含まれる通信モード切り替え指示に従ってインフラストラクチャモードからアドホックモードに切り替える。そして、中継指示信号に含まれる通信設定情報を記憶部103に書き込む。
制御装置10は、PA20およびAP30を制御する装置である。図3は、制御装置10の機能ブロック図である。同図に示すように、制御装置10は、制御部240、通信部210、記憶部220、入出力部230、および各部を接続するバス250から大略構成される。
通信部210は、更にAP30と通信を行う対AP通信部211とPA20と通信を行う対PA通信部212から構成される。対AP通信部211は、AP30から位置登録信号および中継依頼信号を受信する。対PA通信部212は、スピーカ50a〜50dから出力すべき特徴パターンの情報と出力の開始ないし終了を指示する信号をPA20へ出力する。
記憶部220は、RAM、ROM、ハードディスク等の記憶装置であって、OSや各種制御プログラムを記憶するほか、制御部240にて特定された各端末の位置情報を記憶する。この位置情報は、制御部102の指示の下、適宜更新される。加えて、記憶部220は、予めスピーカが設置されている位置と、PA20に提供され、各スピーカから放射される音波の特徴パターンに関する情報(音波の波形や出力レベルなど)とを記憶する。
入出力部230は、制御装置10のユーザ(無線通信システム1の管理者)が各種設定情報の入力や書き換えを行うための入力デバイスと、当該ユーザに各種情報を表示するためのディスプレイ等から構成される。制御部240は、更に、AP30を制御するAP制御部241とPA20とを制御するPA制御部242とから機能構成される。
以上の構成を有する制御装置10において、(a)位置登録機能および(b)中継処理機能が実現される。
(a)位置登録処理機能
AP制御部241は、AP30を介して端末41〜45から位置登録信号を受信すると、位置登録信号に含まれる音波受信情報とスピーカの設置位置の情報に基づき当該端末の位置を特定する。具体的には、既存の基準位置(すなわち各スピーカの設置位置)と、端末が受信した各音量レベルと各スピーカの出力レベルとの差とに基づいて、当該端末から各スピーカまでの距離を各々計算し、それらの距離に基づいて端末の位置を特定する。複数の既知位置とそこから対象までの距離に基づいて当該対象の位置を決定する方法については、既知のアルゴリズムを適用することができる。特定した端末の位置情報は、誤差丸め処理や所定の位置表現形式への変換等がなされた後、記憶部220に書き込まれる。
(b)中継処理機能
位置登録処理後、AP制御部241は、AP30を介して端末から中継依頼信号を受信すると、記憶部220に格納されている位置情報に基づき当該端末に係る通信を中継する他の端末を決定する。一例としては、AP30と通信を行うことができる位置にいる端末のうち当該端末の最も近傍に位置する端末を特定し、当該特定した端末に中継処理を行わせることを決定する。こうして決定された中継の内容は、記憶部220に書き込まれる。
図4に位置情報の記憶例を示す。同図に示すように、端末を特定する識別情報(端末No.)と、端末の位置座標とが対応付けて記憶される。加えて、端末の通信状況として、接続あるいは中継先(中継経路)が記憶される。同図に示す例においては、41〜43はAP30と通信できる位置にいるが、端末45についてはAP30と直接通信ができない位置に居り、端末42を中継してAP30と通信を行うことが決定されたことが記憶されている。なお、端末44については、制御装置10は端末44からの位置登録信号を受信したためその位置を把握しているが、端末44から中継依頼信号を受信していないため、中継が必要な状態か否かが不明であることを表している。
中継先の端末が特定されると、当該中継先の端末に対しAP30を介して中継指示信号を送信する。
2.動作
以下、無線通信システム1の動作例および信号の内容について説明する。
図5は、端末41〜45が図1に示すような位置にある場合における無線通信システム1における中継処理を表すフロー図である。
また、上述した端末41〜45の位置登録機能と制御装置10の位置登録処理機能とを用いて、全ての端末41〜45の位置を制御装置10の記憶部に記憶する作業が完了しているものとする。以下、一例として端末45に注目して説明する。
現在、端末45はエリアRの外にいるため、AP30から信号が受信できない。所定の時間この状態が継続すると、端末45は中継依頼信号Shを生成して無線送信する。この中継依頼信号Shには、端末45の識別子「TID=45」と端末45が中継の要求者であることを示すフラグが含まれる。この中継依頼信号は、近傍の端末42によって受信されたとする。すると端末42は、中継依頼信号に自己の端末の識別子「TID=42」を付加して中継依頼信号Stを生成し、すでにコネクションが確立されているAP30へ送信する。中継依頼信号Stを受信したAP30は、制御装置10へ転送する。
制御装置10は、中継依頼信号Stに含まれる情報から端末45が中継を要求していると判定し、記憶部220に記憶されている端末41〜45の位置情報に基づいて、端末45に係る通信の中継を行うべき端末を決定する。この結果、端末45と最も近い位置にいるのは端末42であり、端末42が中継を行うべき端末であると決定される。そして、制御装置10は、端末42と端末45との位置関係や空チャネル等の無線通信環境の状況を考慮して、端末45−端末42に係る通信設定情報、すなわち、端末42のブリッジモードで適用すべき通信設定情報と端末45のアドホックモードで適用すべき通信設定情報の内容を決定する。
制御装置10は、決定した中継処理に係る内容を記憶部220に書き込むとともに、中継指示信号SmをAP30に送信する。中継指示信号Smには、当該信号の宛先である端末42の識別子である「TID=42」に加え、中継を行う端末の識別子「TID=42」と、中継を要求している端末の識別子「TID=45」と、決定した端末45用の通信設定情報および通信モードの切り替え指示と、端末42用の通信設定情報および通信モードの切り替え指示を含む、通信モードの切り替え指示とが内包される。
AP30は中継依頼信号Smを受信すると、それを無線送信する。エリアR内にいる端末42は当該信号Smを受信すると、端末42用の切り替え指示を確認し、端末42用の通信設定情報(すなわち、これから切り替えるべきブリッジモードに係る通信設定情報)を端末42の記憶部103に書き込む。そして、中継依頼信号Smに含まれる自端末以外の識別子「TID=45」で表される端末を宛先として無線送信する。続いて、受信した切り替え指示に従って、通信モードをインフラストラクチャモードからブリッジモードに切り替える。なお、中継指示信号Smの宛先となっていない端末41、43が当該信号を受信しても、自端末宛の信号でないと判定し、当該信号は破棄される。
中継依頼信号Smを受信した端末45は、端末45用の通信設定情報を端末45の記憶部103に書き込み、通信モードの切り替え指示に従い、通信モードをインフラストラクチャモードからアドホックモードに切り替える。
アドホックモードに切り替わった端末45は、端末45の記憶部103に記憶された通信設定情報に従った設定情報に基づいて要求信号Srを、端末42を宛先として無線送信する。ブリッジモードに切り替わっている端末42が要求信号Srを受信すると、端末45の中継先として機能する状態にあることを報知するために、端末42およびAP30に応答信号SrACKを送信する。
端末45およびAP30は、SrACKを受信した事実により、端末42を介して端末45とAP30との間で通信コネクションが確立されたことを認識する。以降、端末45は端末42およびAP30を介してインターネット200とデータパケットの授受を行うことができるようになる。
<変形例>
本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、例えば以下のような変形を行うことができる。
図6は、図1に示す端末の配置とは異なる配置の無線通信システム1Aを示したものである。同図に示すように、図1と図6の無線通信システム1Aが異なるのは、端末41〜45に加えて端末46が存在する点である。
図6に示す無線通信システム1における動作例を、一例として端末46に注目し、図7を用いて説明する。なお、端末41〜46についての位置登録処理は完了しているものとする。
端末46は、所定時間、AP30からの信号を受信しないと、「TID=46」を含む中継依頼信号Sh1を、宛先を指定せずに無線送信する。ここで、中継依頼信号Sh1はエリアR内のいずれの端末にも受信されず近傍の端末45に受信されたとする。端末45はAP30と直接通信を行うことができないため、宛先を指定せずに中継依頼信号Sh1を無線送信する。中継依頼信号Sh1は、端末45の近傍にいる端末42に受信されたとする。すなわち、端末45は、端末46から送信された中継依頼信号Sh1をAP30に受信させるべく、中継依頼信号Sh1を転送するのである。この際、自端末45の識別子は付与しない。
AP30を介して中継依頼信号Sh1が制御装置10に送信されると、制御装置10は、記憶部220を参照し、AP30のエリアR内にいる端末のうち、中継依頼者である端末46に最も近い位置にいるのは端末43であると決定する。
制御装置10は、端末43と端末46との位置関係や空チャネル等の無線通信環境の状況を考慮して、端末45−端末42間に係る通信設定情報、すなわち、端末43のブリッジモードに設定すべき通信設定情報と端末46に設定すべき通信設定情報の内容を決定する。制御装置10は、決定した中継処理に係る内容を記憶部220に書き込むとともに、中継指示信号Sm1をAP30に送信する。中継指示信号Sm1には、当該信号の宛先である端末43の識別子である「TID=43」に加え、中継を行う端末の識別子「TID=43」と、中継を許可する端末の識別子「TID=46」と、決定した端末46用の通信設定情報および通信モードの切り替え指示と、端末43用の通信設定情報および通信モードの切り替え指示を含む、通信モードの切り替え指示とが内包される。
以後の、端末43と端末46における通信モードの切り替え処理は、上記実施例における端末42と端末45の処理と同様のため、説明を省略する。
この方法によれば、AP30のエリアR内の端末がエリアR外の端末から送信された中継依頼信号を直接受信できない場合であっても、AP30のエリアR外にいる他の端末を中継させることにより、最終的に中継依頼信号を制御装置10に届けることができる。
上記実施例においては、AP30からの信号を受信できない端末が自ら中継依頼信号を送信し、これをAP30のエリアR内の端末に受信されることにより、中継が必要な端末が存在することを制御装置10に知らしめる構成を採用している。しかし、AP30のエリア内にいる端末が、自発的に中継が必要な端末を発見する構成であってもよい。具体的には、AP30のエリア内にいる端末は宛先を指定せずに所定の信号を無線送信し、エリアRの外にいる端末から応答が帰ってきた場合に、エリアR内の端末が中継依頼信号を生成してAP30へ送信する。
上記実施例においては、エリアRの外にいる端末とAP30の間の通信は、エリアR内にいる1つの端末のみによって中継されたが、エリアRの内外いる複数の端末によって中継されてもよい。例えば、図6に示した端末の配置において、端末46とAP30との間の通信を、端末45と端末42とを中継装置として機能させる。具体的には、例えば端末43が何らかの原因で利用できなくなったと判定した場合、制御装置10は残りの全端末の位置関係から、最適な中継経路はAP30−端末42−端末45−端末46であると決定する。そして、端末42、端末45、端末46のそれぞれに対する切り替え指示および通信設定情報を内包した中継指示信号を生成および送信する。各端末は、中継指示信号の内容に従って通信モードの切り替えや通信設定情報を書き換える。
このように、本発明においては、制御装置10が全端末の位置を把握しているので、複数の端末を用いた多段的な中継を行う場合であっても、効率的な中継方法を決定することが可能である。
上記実施例においては、端末の機能は通信モードを切り替えることで変化した。しかし、本発明に係る端末においては、機能と通信モードとが一対一に対応づけられている必要は必ずしもない。端末が有する複数の機能のなかから、中継処理を実現させるために、制御装置10からの信号に基づいて所望の機能を選択もしくは有効化/無効化できる構成であればよい。
上記実施例においては、中継指示信号を受信したAP30のエリアR内の端末は強制的に中継処理を行わなければならない構成であったが、中継依頼を受けた端末に中継を拒否する権限ないし選択肢を与える構成であってもよい。
例えば、当該端末がハードウェアリソースに余裕がない、あるいは通信環境が悪化していると判断した場合、中継の指示を拒否する旨の信号を、AP30を介して制御装置10に送信する。制御装置10はこの信号を受取ると、記憶部220を参照し、端末の位置情報に基づき、中継を担わせるべき他の端末を決定し直す。なお、制御装置10は、逐次、AP30から各端末の通信状況を収集して記憶するようにし、端末から中継を拒否する旨の信号を受信した場合、通信状況に照らし合わせて、その端末に対し拒否を認めるか否かを判定してもよい。
あるいは、端末側に中継の選択肢を与えない代わりに、制御装置10で各端末のリソース等を把握しておき、位置の観点からは中継に最適な端末であってもリソースの観点からは適さない端末については中継を担わせないようにしてもよい。すなわち、位置情報のみではなく、位置情報と他の要素とに基づいて中継すべき端末あるいは中継経路を決定してもよい。
上記実施例においては、制御装置10から通信モードの切り替え指示とともに通信設定情報を送信する構成としたが、切り替え指示のみを送信し、通信の具体的な設定内容は端末に決定させる構成でもよい。要は、端末において、制御装置10からの指示に基づいて他の端末に関する中継処理を行うことができる構成であればよい。
また、AP30のエリア内の端末がエリアR外にいる複数の端末から中継依頼信号を受信した場合、その依頼信号全てをAP30に送信してもよいし、一部の依頼信号についてはAP30に送信せずに破棄してもよい。
同様に、制御装置10から複数の中継指示信号を受信した場合、それら全ての中継指示を引き受けてもよいし、一部のみを引き受けて、他の指示を無視するもしくは拒否信号を返信してもよい。
本発明に係る無線システムにおいて端末位置の登録が実行されるタイミングは任意である。例えば、制御装置10は、所定の時間間隔で特徴パターンの音波を放射し、各端末の音波受信情報を収集してもよい。時間間隔を短くすれば、時々刻々変化する端末の位置を精度よく追跡することができ、その結果、常に最適な中継経路を決定することができる。
また、スピーカ50a〜50dから放射される音波のパターンについては特に限定されないが、端末ユーザの会話の妨げにならない程度の音量や耳障りになりにくい音域であるのが好ましい。あるいは、BGM(バックグラウンドミュージック)の楽音データと特徴パターンの信号とを合成し、特徴パターンの信号がBGMに埋め込まれるようにしてもよい。要は、受信した音波が音波受信情報を生成するためのものであることを各端末が認識できる構成であればよい。
また、音波受信情報に含まれるのは、受信した音波の音量レベルではなく、位相情報であってもよい。具体的には、4つのスピーカからそれぞれ特徴音波を同時に放射し、それらの音波を受信したタイミングを記録し、これを音波受信情報に内包させる。端末の位置によって放射された音波が端末に到達するまでの時間が異なるから、音波の受信タイミングを用いても端末の位置を特定しうるからである。
また、音波受信情報は無線によってAP30を介して制御装置10に送信するのではなく、別途設けられる音波受信情報を報知するための有線または無線回線やサーバ装置を用いて音波受信情報を送信してもよい。あるいは、音声情報を電波ではなく、音波や超音波などの弾性波を用いて制御装置10に送信するようにしてもよい。この場合、例えば各端末にはスピーカなどの弾性波発生装置を設けるとともに、制御装置10に弾性波を受信するためのマイクを設ければよい。
各端末が中継依頼信号を生成するのは、AP30から所定期間信号を受信しなかった場合に限られず、例えば、AP30から受信した電波の電界強度が所定値を下回った場合など、無線通信状況が悪化したと判断される場合であってもよい。
スピーカの数および設置位置は、端末の移動範囲やアクセスポイントの位置との関係および数などに応じて適宜変更することができる。また、端末の位置を計算する際に、必ずしも設置されている全てのスピーカに関する音波受信情報を用いる必要はない。好適にはスピーカの設置数は3であるが、例えばおおよその位置が把握できれば構わないのであれば、例えばスピーカの数は2または1でもよい。
上記実施例では、端末から提供された音波受信情報に基づいて制御装置10が端末の位置を計算する構成であったが、端末において音波受信情報に基づき当該端末の位置座標を計算し、これを制御装置10へ送信してもよい。
上記実施例においては、AP30と制御装置10とPA20とを別体の装置として構成したが、これに変えて、AP30これらの装置の機能が一体となった装置を用いてもよいことはいうまでもない。
また、本発明に係る端末は、マイク機能を有する無線LANアダプタ41Bと本体部41Aとで構成されなくてもよい。例えば、端末41〜46に係る無線通信機能、収音機能等が一体となった携帯情報端末、携帯電話機・ノート型コンピュータ、携帯型オーディオ装置、等のデバイスを用いてもよい。無線通信機能、音性信号解析機能などの各機能は、専用のハードウェアまたはソフトウェアのいずれによって実装されてもよい。
無線通信システム1の模式図である。 端末41の機能ブロック図である。 制御装置10の機能ブロック図である。 制御装置10の記憶部220に記憶される情報を表した図である。 無線通信システム1における中継処理を表すフロー図である。 無線通信システム1Aの模式図である。 無線通信システム1Aにおける中継処理を表すフロー図である。
符号の説明
1、1A・・・無線通信システム、10・・・制御装置、20・・・PA、30・・・AP、41〜46・・・端末、41A・・・本体部、41B・・・無線LANアダプタ、50a〜50d・・・スピーカ、100・・・ルータ、200・・・インターネット、102・・・制御部、101、210・・・通信部、103、220・・・記憶部、104・・・計時部、105・・・入力部、106・・・出力部、107・・・音声受信部、108・・・音声解析部、109、250・・・バス、110・・・本体側I/F、111・・・カード側I/F、241・・・AP制御部、242・・・PA制御部、230・・・入出力部。

Claims (8)

  1. スピーカと、
    前記スピーカから放音された音声信号を受信した複数の無線通信端末から音声の受信状態に関する音声受信情報をそれぞれ受信する受信手段と、
    前記受信手段にて受信した音声受信情報に基づいて各無線通信端末の位置を特定する位置特定手段と、
    前記位置特定手段にて特定した位置に基づいて、他の無線通信端末に係る通信を中継する一の無線通信端末を決定し、該決定した一の無線通信端末に対して中継の指示を送信する中継制御手段と
    を有する通信制御装置。
  2. 前記スピーカは複数設けられ、それぞれ異なる特徴パターンを有する音波を放射する
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信制御装置。
  3. 前記中継制御手段は、無線通信端末から中継の要求を受信する要求受信手段を更に備え、
    前記要求受信手段により前記要求を受信した場合に、前記一の無線通信端末の決定および前記指示の送信を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信制御装置。
  4. 前記音声は非可聴域の音波である
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信制御装置。
  5. 前記位置特定手段は、一の端末に係る通信に関し、中継を担う複数の無線通信端末を決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信制御装置。
  6. 前記位置特定手段は、更に前記複数の端末の通信状況に関する通信状況情報を取得する手段を備え、
    前記位置特定手段は、前記音声受信情報と前記通信状況情報とに基づいて、他の無線通信端末に係る通信を中継する無線通信端末を決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信制御装置。
  7. 無線通信手段と、
    収音手段と、
    前記収音手段にて受信した音声の受信状態を表す情報を生成し、前記無線通信手段を用いて当該情報を送信する手段と、
    前記無線通信手段により所定の信号を受信すると、他の端末に係る通信の中継処理を実行する制御手段と
    を有する無線通信端末。
  8. 中継装置と、
    複数の無線通信端末と、
    スピーカと、
    前記スピーカから放音された音声を受信した前記複数の無線通信端末から、音声信号の受信状態に関する情報をそれぞれ受信する受信手段と、
    前記受信手段にて受信した情報に基づいて各無線通信端末の位置を特定する位置特定手段と、
    前記位置特定手段にて特定した位置に基づいて、他の無線通信端末と中継装置の間の通信を中継する一の無線通信端末を決定し、当該一の無線通信端末に対し前記中継装置を介して中継の指示を送信する中継制御手段と
    を有する無線通信システム。
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